「クレオパトラ」を編集中
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| 地域 = エジプト | | 地域 = エジプト | ||
| 属性 = 秩序・中庸 | | 属性 = 秩序・中庸 | ||
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| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
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| イメージカラー = | | イメージカラー = | ||
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− | | 天敵 = | + | | 天敵 = |
| デザイン = 小松崎類 | | デザイン = 小松崎類 | ||
| 設定作成 = 桜井光<br>奈須きのこ | | 設定作成 = 桜井光<br>奈須きのこ | ||
| レア度 = ☆5 | | レア度 = ☆5 | ||
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==概要== | ==概要== | ||
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:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、[[マタ・ハリ]]、[[タマモキャット]]と共にⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する他のサーヴァント達を鼓舞する。 | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、[[マタ・ハリ]]、[[タマモキャット]]と共にⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する他のサーヴァント達を鼓舞する。 | ||
;人物 | ;人物 | ||
− | : | + | : 魔性の美貌を有する妖艶な美女。一人称は「妾(わらわ)」、「私(わたし)」。 |
: 高飛車・ドS・親切。言動、行動ともに破天荒な人物。思い切りのいい性格と、それをさらに誇張する言動から、お馬鹿に見えることもある。 | : 高飛車・ドS・親切。言動、行動ともに破天荒な人物。思い切りのいい性格と、それをさらに誇張する言動から、お馬鹿に見えることもある。 | ||
: 自らの美、己の美貌と体型にかなりの自信を持っており、大抵のものを“私以下”と切り捨てており、『ハロウィン・カムバック!』でもエリザベートに対して非モデル体型(ちんちくりん)と切って捨てた。また「夜更かしは美容の大敵」と述べたり、戦闘不能になっても「太るのよりはマシ」と言っていることからそれが伺える。他にも、今の自分に飽きたらず日々研鑽する努力家でもある。 | : 自らの美、己の美貌と体型にかなりの自信を持っており、大抵のものを“私以下”と切り捨てており、『ハロウィン・カムバック!』でもエリザベートに対して非モデル体型(ちんちくりん)と切って捨てた。また「夜更かしは美容の大敵」と述べたり、戦闘不能になっても「太るのよりはマシ」と言っていることからそれが伺える。他にも、今の自分に飽きたらず日々研鑽する努力家でもある。 | ||
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: 彼女の人物像を総評すると「天上の美のみを認め、それ以外をコキ下ろすが、相手の健康や将来を案じて忠告や心配する」と言ったほうがいいのだろう。 | : 彼女の人物像を総評すると「天上の美のみを認め、それ以外をコキ下ろすが、相手の健康や将来を案じて忠告や心配する」と言ったほうがいいのだろう。 | ||
: また、観察眼もかなりのものであり、トリスタンやランスロットを「出撃したら街の女性を口説く」事を知って待機させている場面もある。 | : また、観察眼もかなりのものであり、トリスタンやランスロットを「出撃したら街の女性を口説く」事を知って待機させている場面もある。 | ||
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;能力 | ;能力 | ||
:偉そうにすればするほど敵に衝撃を与え、『口』『鼻』『頭』の位があり、その部位が高い者ほど強力な王とされる魔技、ファラオ闘方の継承者。 | :偉そうにすればするほど敵に衝撃を与え、『口』『鼻』『頭』の位があり、その部位が高い者ほど強力な王とされる魔技、ファラオ闘方の継承者。 | ||
:皇帝特権スキルを駆使することで、アサシンでありながら真正面から槍による近接戦闘を行う。 | :皇帝特権スキルを駆使することで、アサシンでありながら真正面から槍による近接戦闘を行う。 | ||
: 生前で見せた采配は健在であり、エリザベートたちを足止めするために主人公が(生命以外において)最も恐れている[[清姫|三]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|人]][[源頼光|組]]を抜擢・配置している。 | : 生前で見せた采配は健在であり、エリザベートたちを足止めするために主人公が(生命以外において)最も恐れている[[清姫|三]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|人]][[源頼光|組]]を抜擢・配置している。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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; 暁の時を終える蛇よ、此処に(ウラエウス・アストラペ) | ; 暁の時を終える蛇よ、此処に(ウラエウス・アストラペ) | ||
: ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~50<br />最大捕捉:50人 | : ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~50<br />最大捕捉:50人 | ||
− | : | + | :黄金と青の縞模様の全身に炎を纏った巨大な蛇の怪物を召喚する。騎乗スキルを持っていないためクレオパトラが操ることはできない。故に周囲をただ破壊しクレオパトラもダメージを受ける。神性スキルを有していればランクの高低に比例してダメージが減衰される。 |
− | : | + | :この蛇をクレオパトラは神獣と称するが厳密には幻想種ではなく古代エジプト終焉の概念が具現化したもの。自ら命を絶つことで数千年に渡るエジプトの歴史を閉ざすことを選ぶしかなかった生前の彼女の無念と苦悩が、ファラオの神性を象徴する蛇「ウラエウス」と結びつくことで宝具と化した。 |
− | : | + | :ウラエウスはコブラであり、クレオパトラが自殺の手段で選んだのもコブラであったのは偶然か意図か、それとも運命によるものか。 |
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==真名:クレオパトラ== | ==真名:クレオパトラ== | ||
:クレオパトラ七世・フィロパトル。歴史にその美しさを残した悲劇の女王。紀元前一世紀の人物。 | :クレオパトラ七世・フィロパトル。歴史にその美しさを残した悲劇の女王。紀元前一世紀の人物。 | ||
107行目: | 92行目: | ||
==人間関係== | ==人間関係== | ||
===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
+ | ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] | ||
+ | :第一に寄り添った人物。生前と会った時は「眉目秀麗、痩けた頬骨すら妖美で、誠実さの塊」と述べている。 | ||
+ | :故に愛を育んだ彼と再会することが願いとなっているが、後に彼女が記憶しているモノとは程遠いふくよかな姿を目の当たりにした時はショックで卒倒した。 | ||
+ | :ただ、マイルームでのカエサル所持時の台詞では動揺しつつも「どんなにふくよかでも素敵に見える」と満更でもない様子を見せている。 | ||
+ | :以降は彼を減量させるべく奮闘している模様。 | ||
+ | |||
;[[イスカンダル]] | ;[[イスカンダル]] | ||
:征服王であり、プトレマイオス朝エジプトの祖。 | :征服王であり、プトレマイオス朝エジプトの祖。 | ||
114行目: | 105行目: | ||
:最後のファラオとなってしまった身であるため、ファラオの先達である彼らの前では肩身が狭く感じている。 | :最後のファラオとなってしまった身であるため、ファラオの先達である彼らの前では肩身が狭く感じている。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ランスロット]]、[[トリスタン]] |
:期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』での部下。女性関係その他に対するフリーダムすぎる態度に頭を痛めている。 | :期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』での部下。女性関係その他に対するフリーダムすぎる態度に頭を痛めている。 | ||
;[[エリザベート・バートリー]] | ;[[エリザベート・バートリー]] | ||
126行目: | 117行目: | ||
:期間限定イベント『ハロウィン・ストライク!』でチェイテピラミッド姫路城を守る為に組んだ女帝トリオの相方。 | :期間限定イベント『ハロウィン・ストライク!』でチェイテピラミッド姫路城を守る為に組んだ女帝トリオの相方。 | ||
:成り行きで組む事になったせいか、拷問トークに入っていけない事などを気にしており疎外感を覚えている。 | :成り行きで組む事になったせいか、拷問トークに入っていけない事などを気にしており疎外感を覚えている。 | ||
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===生前=== | ===生前=== | ||
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;カエサリオン | ;カエサリオン | ||
:カエサルとの間にできた子。 | :カエサルとの間にできた子。 | ||
156行目: | 124行目: | ||
;アントニウス | ;アントニウス | ||
:カエサル亡き後に結婚したローマの将軍で、カエサルの元部下。彼の事も愛していたとのこと。 | :カエサル亡き後に結婚したローマの将軍で、カエサルの元部下。彼の事も愛していたとのこと。 | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
;[[アレクサンドル・デュマ]] | ;[[アレクサンドル・デュマ]] | ||
− | : | + | :向こうの作中での言葉が真実なら、楊貴妃と共に英霊の座で彼女を抱いたことがあるとのこと。 |
− | :…まあ、十中八九向こうの与太話なのだろうが。 | + | :…まあ、十中八九向こうの与太話なのだろうが。 |
==名台詞== | ==名台詞== | ||
175行目: | 139行目: | ||
;「これは、リフォームです!」 | ;「これは、リフォームです!」 | ||
:2016年のハロウィンイベントで、変わり果てたチェイテ城について抗議するエリザベート達に対して。台詞だけならマトモだが、そのリフォームとは'''[[オジマンディアス|チェイテ城にピラミッドを逆さまにして落っことす]]'''という荒業で、どう考えても物理的な宝具封印が近い。 | :2016年のハロウィンイベントで、変わり果てたチェイテ城について抗議するエリザベート達に対して。台詞だけならマトモだが、そのリフォームとは'''[[オジマンディアス|チェイテ城にピラミッドを逆さまにして落っことす]]'''という荒業で、どう考えても物理的な宝具封印が近い。 | ||
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==メモ== | ==メモ== | ||
*絶世の美女として有名であるが、ローマ帝国時代の伝記では彼女の女王としての教養や才覚、品性などの素晴らしさに触れてはいるものの、容貌の美しさについて言及したものはない。歴史家のプルタルコスには「魅力的な女性と伝わるが、それは比類なき美貌というようなものではなく、身に具えた知性や気品に由来するものであった」と評されている。 | *絶世の美女として有名であるが、ローマ帝国時代の伝記では彼女の女王としての教養や才覚、品性などの素晴らしさに触れてはいるものの、容貌の美しさについて言及したものはない。歴史家のプルタルコスには「魅力的な女性と伝わるが、それは比類なき美貌というようなものではなく、身に具えた知性や気品に由来するものであった」と評されている。 | ||
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*「クレオパトラの鼻がもう少し短かったら歴史は変わっていた」というよく聞くフレーズは17世紀フランスの哲学者パスカルの例え話だが、この時代のヨーロッパでは既に、クレオパトラが色香によってカエサルやアントニウスを誘惑し堕落させたという、いわゆる「傾国の美女」イメージが広く流布していた。 | *「クレオパトラの鼻がもう少し短かったら歴史は変わっていた」というよく聞くフレーズは17世紀フランスの哲学者パスカルの例え話だが、この時代のヨーロッパでは既に、クレオパトラが色香によってカエサルやアントニウスを誘惑し堕落させたという、いわゆる「傾国の美女」イメージが広く流布していた。 | ||
**しかし『Grand Order』での彼女は愛する故国エジプトとアレクサンドロスの都を守るために尽力し、同時に、自分と国を守ると誓ってくれた男たちに燃えるような恋に身を捧げたのみであって、決して傾国などを目的とはしていなかった。なので本人にそのつもりはなく、面と向かって「傾国の美女」と言われると本気で怒り、本気で落ち込むのである。 | **しかし『Grand Order』での彼女は愛する故国エジプトとアレクサンドロスの都を守るために尽力し、同時に、自分と国を守ると誓ってくれた男たちに燃えるような恋に身を捧げたのみであって、決して傾国などを目的とはしていなかった。なので本人にそのつもりはなく、面と向かって「傾国の美女」と言われると本気で怒り、本気で落ち込むのである。 | ||
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*クレオパトラという名もギリシャ系の女性名であり、有名なところで言えば[[イスカンダル]]の同母妹もクレオパトラという名である。 | *クレオパトラという名もギリシャ系の女性名であり、有名なところで言えば[[イスカンダル]]の同母妹もクレオパトラという名である。 | ||
*クレオパトラ7世がいる以上、当然だが1世から6世も存在した。クレオパトラ1世はシリア王アンティオコス3世の娘で、ローマの仲介でエジプトとシリアが和解した際にプトレマイオス5世の后としてエジプトに嫁いできた。 | *クレオパトラ7世がいる以上、当然だが1世から6世も存在した。クレオパトラ1世はシリア王アンティオコス3世の娘で、ローマの仲介でエジプトとシリアが和解した際にプトレマイオス5世の后としてエジプトに嫁いできた。 | ||
− | *クレオパトラをテーマにした映画はいくつかあるが、1963年にエリザベス・テイラーが主演した作品が良くも悪くも有名である<ref | + | *クレオパトラをテーマにした映画はいくつかあるが、1963年にエリザベス・テイラーが主演した作品が良くも悪くも有名である<ref>監督の我儘のお陰で製作費が際限無く膨らみ続けて配給元が潰れかける、撮影中にテイラーとアントニウス役の俳優が不倫関係になって大スキャンダルになる、事務方のポカミスが原因でオクタウィアヌス役の俳優がアカデミー賞にノミネートされなかった等々、ハリウッド史に残るトラブルか多発した。</ref>。 |
*カエサルの項目にある通りカエサリオンは9歳で殺害されるが、アントニウスとの間に産まれた3人の子供達はオクタウィアヌスの庇護下に置かれる……が、3人の養育を行ったのは、なんとアントニウスの前妻でオクタウィアヌスの姉であるオクタウィアであった。 | *カエサルの項目にある通りカエサリオンは9歳で殺害されるが、アントニウスとの間に産まれた3人の子供達はオクタウィアヌスの庇護下に置かれる……が、3人の養育を行ったのは、なんとアントニウスの前妻でオクタウィアヌスの姉であるオクタウィアであった。 | ||
**'''自分を捨てた男と、自分から夫を奪った女との間に産まれた子供達'''を養育する事になった彼女の心境はどのようなものだったか、歴史は黙して語らない。 | **'''自分を捨てた男と、自分から夫を奪った女との間に産まれた子供達'''を養育する事になった彼女の心境はどのようなものだったか、歴史は黙して語らない。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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− | <references | ||
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== リンク == | == リンク == | ||
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