「ジャンヌ・ダルク」を編集中
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:罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救い続ける―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いであると。 | :罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救い続ける―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いであると。 | ||
− | ; | + | ;「彼は生を渇望し、それを獲得しました。あれは、凝縮された人間そのもの。愛し、慈しむべき善性。彼は人を知り、善性と悪性を知り、悩んでいる。」 |
− | : | + | :全てを救うという天草四郎の考えに加担したかも知れなかったと聖女は語る。それでも天草四郎と決裂したのは、とある少年との出会いがあったから。 |
− | : | + | :人間を愛する聖女を支えたのは、人間の凝縮とも呼ぶべき少年だった。 |
;「いいえ、約束します。私は、貴方に会いに行きます」 | ;「いいえ、約束します。私は、貴方に会いに行きます」 | ||
:別れの時、ジークからの「もう会えないのか」という問いへの答え。 | :別れの時、ジークからの「もう会えないのか」という問いへの答え。 | ||
− | : | + | :聖杯大戦のルーラー・ジャンヌはここで終焉し、サーヴァントの記憶は記録となり、ジークとは二度と会えないのが必定である。生者であるジークに相応しいのはレティシアであり、サーヴァントであるるジャンヌはここで別れることが必然である。それでも彼女は会えないという言葉を飲み込み、また会いたいという希望と我欲を持って再会の約束を紡ぐ。 |
;「諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。<br> 昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。<br> 我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる。<br> 我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に。<br> 残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え。<br> 主よ、この身を委ねます」 | ;「諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。<br> 昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。<br> 我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる。<br> 我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に。<br> 残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え。<br> 主よ、この身を委ねます」 |