「ジーク」を編集中

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:同胞を殺されたこともあって、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|アサシン]]の討伐にも積極的に参加し、ルーラーと共に探索を行う。だが一般人の被害者を装った[[六導玲霞]]の奇襲により心臓に銃撃を受けてしまう。瀕死の傷を負いながらも、未知の再生力により復活、一命を取り留めた。
 
:同胞を殺されたこともあって、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|アサシン]]の討伐にも積極的に参加し、ルーラーと共に探索を行う。だが一般人の被害者を装った[[六導玲霞]]の奇襲により心臓に銃撃を受けてしまう。瀕死の傷を負いながらも、未知の再生力により復活、一命を取り留めた。
 
:最終決戦では黒のライダーと共に空中庭園に接近、赤のランサーと対峙する。赤陣営のマスター5人の救助を彼から依頼され、その交換条件として「3分以内にジークを倒せなければ見逃す」という約束をフィオレとカウレスが取り付けたことで、赤のランサーと3分限りの対決を行うことになる。残された竜告令呪を全て注ぎ込み、赤のライダーの宝具を譲り受けた黒のライダーのアシストもあって辛うじてこれに勝利した。庭園中枢部ではシロウと対面、最後の戦いを開始する。ルーラーの宝具により満身創痍のシロウだが、それでも竜告令呪を使えないジークとの実力差は大きく、劣勢に追い込まれる。しかし黒のバーサーカーから得ていた第二種永久機関を活用し、捨て身の「磔刑の雷樹」によって勝利を掴んだ。
 
:最終決戦では黒のライダーと共に空中庭園に接近、赤のランサーと対峙する。赤陣営のマスター5人の救助を彼から依頼され、その交換条件として「3分以内にジークを倒せなければ見逃す」という約束をフィオレとカウレスが取り付けたことで、赤のランサーと3分限りの対決を行うことになる。残された竜告令呪を全て注ぎ込み、赤のライダーの宝具を譲り受けた黒のライダーのアシストもあって辛うじてこれに勝利した。庭園中枢部ではシロウと対面、最後の戦いを開始する。ルーラーの宝具により満身創痍のシロウだが、それでも竜告令呪を使えないジークとの実力差は大きく、劣勢に追い込まれる。しかし黒のバーサーカーから得ていた第二種永久機関を活用し、捨て身の「磔刑の雷樹」によって勝利を掴んだ。
:その後、既に起動してしまった大聖杯を止めるため、竜告令呪の代償により竜となりかけている自身の体と聖杯の残存機能を用いて完全な邪竜に変化、大聖杯と共に幻獣が住む世界の裏側へと消えた。竜種に変身したジークは既に肉体が消滅しており、聖杯への願いによって変化した、ジークの魂の形そのもの。それからは異界で静かに長い時を過ごしていたが、ジークを探し続けていたルーラーと再会を果たしている。
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:その後、既に起動してしまった大聖杯を止めるため、竜告令呪の代償により竜となりかけている自身の体と聖杯の残存機能を用いて完全な邪竜に変化、大聖杯と共に幻獣が住む世界の裏側へと消えた。竜種に変身したジークは既に肉体が消滅しており、聖杯への願いによって変化した、ジークの魂の形そのもの。
 
 
 
;人物
 
;人物
: その中性的な容姿とは裏腹に、一人称は「俺」。
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: その中性的な容姿とは裏腹に、一人称は「俺」。<br>完全な魔力供給用として設計されたため肉体は非常に脆く、当初は少し歩いただけでも体力を使い果たし、発声器官を使用すれば苦痛が伴いまともに喋れず、[[ケイローン|黒のアーチャー]]の診療を受けた時点では、あと三年ほどしか生きられないと判断されていた。<br>元より魔術回路を基盤として鋳造されたがゆえに情報を理解する能力には秀でており、この聖杯大戦や魔術についての知識も完璧に把握している。それでも、我を持った生命として生きていること自体が奇跡に近いこともあり、「どうやって生きていくのか」という問いに明確な答えを出せず煩悶する事となる。<br>黒のセイバーの心臓を与えられて蘇生した後は身長が大きく伸び、声を出すことに苦痛を感じなくなるなど身体能力も大幅に向上し、ただの人としてならば充分に長生きできるだろう生命力を得た。しかし『自由』を得ても自らの願いが分からずに思い悩んでいた中、ルーラーとの邂逅を経て、黒のサーヴァント達が自分を助けてくれたように、自分の捜索を命じられながら見逃してくれた同胞たちを救う事を決心する。<br>肉体が逞しく成長しても論理的、理知的な性格は全く変わっていないが、余りにも無垢なため、人間の感情の機微や男女の関係には酷く疎く、かなり天然な発言やルーラーを混乱させるような行動をつい意図せず行ってしまう。また一旦物事を決めたら、『とことんまでやりきる』性格をしていて、ルーラーからは「頑固者」と評されている。<br>精神的に飛躍的な速度で成長しており、語彙や立振る舞いだけでなく、他人を思いやる気持ち、誰かと過ごすことを「楽しい」と感じられる気持ちなど健全な人間性を獲得しつつある。その一方で、戦いの中で善性だけでは語れない人の悪の面も垣間見ることになり、何が正しいのか悩み迷いながらも前に進むことを決意する。
:完全な魔力供給用として設計されたため肉体は非常に脆く、当初は少し歩いただけでも体力を使い果たし、発声器官を使用すれば苦痛が伴いまともに喋れず、[[ケイローン|黒のアーチャー]]の診療を受けた時点では、あと三年ほどしか生きられないと判断されていた。
 
:元より魔術回路を基盤として鋳造されたがゆえに情報を理解する能力には秀でており、この聖杯大戦や魔術についての知識も完璧に把握している。それでも、我を持った生命として生きていること自体が奇跡に近いこともあり、「どうやって生きていくのか」という問いに明確な答えを出せず煩悶する事となる。
 
:黒のセイバーの心臓を与えられて蘇生した後は身長が大きく伸び、声を出すことに苦痛を感じなくなるなど身体能力も大幅に向上し、ただの人としてならば充分に長生きできるだろう生命力を得た。しかし『自由』を得ても自らの願いが分からずに思い悩んでいた中、ルーラーとの邂逅を経て、黒のサーヴァント達が自分を助けてくれたように、自分の捜索を命じられながら見逃してくれた同胞たちを救う事を決心する。
 
:肉体が逞しく成長しても論理的、理知的な性格は全く変わっていないが、余りにも無垢なため、人間の感情の機微や男女の関係には酷く疎く、かなり天然な発言やルーラーを混乱させるような行動をつい意図せず行ってしまう。非常に責任感が強く、自分がすべきだと考えたことには『とことんまでやりきる』性格をしていて、ルーラーからは「頑固者」と評されている。
 
:精神的に飛躍的な速度で成長しており、語彙や立振る舞いだけでなく、他人を思いやる気持ち、誰かと過ごすことを「楽しい」と感じられる気持ちなど健全な人間性を獲得しつつある。その一方で、戦いの中で善性だけでは語れない人の悪の面も垣間見ることになり、何が正しいのか悩み迷いながらも前に進むことを決意する。
 
  
 
;能力
 
;能力
: 生まれた時から、一流と呼ばれる魔術師ですら及ばない一級品の魔術回路を持ち、手で触れた物体の組成を瞬時に解析し、魔力を変質・同調させ、最適な破壊を行う「理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)」と呼ばれるアインツベルンの錬金術を元にした強力な攻撃魔術を行使する。当初は肉体が虚弱だったため、この魔術を行使すれば大きな反動が発生し死の危険さえも伴っていたが、ジークフリートの心臓によって竜種の血が混じったこともあり、実戦での使用に耐えられるまでに肉体が成長した。
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: 生まれた時から、一流と呼ばれる魔術師ですら及ばない一級品の魔術回路を持ち、手で触れた物体の組成を瞬時に解析し、魔力を変質・同調させ、最適な破壊を行う「理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)」と呼ばれるアインツベルンの錬金術を元にした強力な攻撃魔術を行使する。当初は肉体が虚弱だったため、この魔術を行使すれば大きな反動が発生し死の危険さえも伴っていたが、ジークフリートの心臓によって竜種の血が混じったこともあり、実戦での使用に耐えられるまでに肉体が成長した。<br>黒のライダーから譲渡された細身の剣を主武装とする。剣自体は宝具でもないただの武器にすぎないが、曲りなりにもサーヴァントの武装であり神秘を帯びているため、サーヴァントを傷つけることも可能。<br>赤のセイバーに討たれた後に[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]]の宝具の余波により再度蘇生した際、黒のセイバーの心臓が触媒となり、悪竜の呪いから通常の令呪とは完全に異なる黒き紋様「竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)」を発現させた。また、その時に黒のバーサーカーの雷撃により彼女の第二種永久機関も引き継いでおり、膨大な魔力を獲得している。<br>最終決戦では黒のセイバーの心臓による肉体強化、ルーラーから与えられた聖骸布による再生、黒のバーサーカーの永久機関からの魔力を用いて捨て身の戦いを行い、相手が満身創痍だったとはいえ、サーヴァントである[[シロウ・コトミネ|天草四郎時貞]]相手に竜告令呪を使わずに打ち勝っている。
:黒のライダーから譲渡された細身の剣を主武装とする。剣自体は宝具でもないただの武器にすぎないが、曲りなりにもサーヴァントの武装であり神秘を帯びているため、サーヴァントを傷つけることも可能。
 
:赤のセイバーに討たれた後に[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]]の宝具の余波により再度蘇生した際、黒のセイバーの心臓が触媒となり、悪竜の呪いから通常の令呪とは完全に異なる黒き紋様「竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)」を発現させた。また、その時に黒のバーサーカーの雷撃により彼女の第二種永久機関も引き継いでおり、膨大な魔力を獲得している。
 
:最終決戦では黒のセイバーの心臓による肉体強化、ルーラーから与えられた聖骸布による再生、黒のバーサーカーの永久機関からの魔力を用いて捨て身の戦いを行い、相手が満身創痍だったとはいえ、サーヴァントである[[シロウ・コトミネ|天草四郎時貞]]相手に竜告令呪を使わずに打ち勝っている。
 
  
 
:;竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)
 
:;竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)
::彼の左手に発現した、全く前例の無い[[令呪]]。一画につき3分間限定で自らの体に「英霊ジークフリートそのもの」を憑依させ、その身体能力、戦闘経験値、宝具を含む保存能力を完全具現化することができる。
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::彼の左手に発現した、全く前例の無い令呪。一画につき3分間限定で自らの体に「英霊ジークフリートそのもの」を憑依させ、その身体能力、戦闘経験値、宝具を含む保存能力を完全具現化することができる。<br>また、通常の令呪と同じく聖杯戦争のマスター資格として認められ、サーヴァントとの契約や命令、消費分の補填が可能。変身だけでなく自己強化に用いることもできる。<br>通常の令呪は使用する度に消えていくが、この「竜告令呪」は使用後も聖痕のような黒い痣が残り、使用者を肉体的、精神的に蝕んでいく。黒い痣の正体は竜鱗であり、最終的には竜の血に肉体が耐え切れなくなって死亡する。<br>彼がこのような荒業を身に着ける事ができたのは、彼の魂が純粋で何物にも染まっておらず、ホムンクルスとして生まれた事で肉体にも年月の蓄積がなく、憑依の際の急激な変化にも適応することが可能だったためである。
::また、通常の令呪と同じく聖杯戦争のマスター資格として認められ、サーヴァントとの契約や命令、消費分の補填が可能。変身だけでなく自己強化に用いることもできる。
 
::通常の令呪は使用する度に消えていくが、この「竜告令呪」は使用後も聖痕のような黒い痣が残り、使用者を肉体的、精神的に蝕んでいく。黒い痣の正体は竜鱗であり、最終的には竜の血に肉体が耐え切れなくなって死亡する。
 
::彼がこのような荒業を身に着ける事ができたのは、彼の魂が純粋で何物にも染まっておらず、ホムンクルスとして生まれた事で肉体にも年月の蓄積がなく、憑依の際の急激な変化にも適応することが可能だったためである。
 
 
 
==バリエーション==
 
=== ジーク (Grand Order) ===
 
邪竜[[ファヴニール]]と化し、大聖杯を世界の裏側へと運んだ……その後のジークが端末として作ったサーヴァント。
 
 
 
詳細は「[[ジーク (Grand Order)]]」を参照。
 
 
 
===魔術師ジーク===
 
ジークそっくりの外見の青年[[魔術師]]。実際には主人公たちにはそう見えているだけで、本来の姿は全く違う。
 
 
 
詳細は「[[魔術師ジーク]]」を参照。
 
  
 
==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
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:ゲスト出演。次元を超えた世界の裏側で静かに佇んでいる。
 
:ゲスト出演。次元を超えた世界の裏側で静かに佇んでいる。
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: 期間限定イベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』開催に伴い実装。イベント報酬。
+
:名前のみ登場。
 
===その他===
 
===その他===
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
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===Fate/Apocrypha===
 
===Fate/Apocrypha===
 
;[[アストルフォ|黒のライダー]]
 
;[[アストルフォ|黒のライダー]]
:最初の友人であり、全ての始まりの切っ掛けを作った最大の恩人。別れ際に彼の佩剣をもらっている。
+
:最初の友人であり、全ての始まりの切っ掛けを作った最大の恩人。別れ際に彼の佩剣をもらっている。<br>理性では迷惑でしかないと分かっているのに、「ただ会いたいから」と戦場で彼の姿を探してしまうほどに大切な友人。後に正式に契約を交わし、彼のマスターとなる。
:理性では迷惑でしかないと分かっているのに、「ただ会いたいから」と戦場で彼の姿を探してしまうほどに大切な友人。後に正式に契約を交わし、彼のマスターとなる。
 
 
;[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]
 
;[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]
:同行者。アニメ版では黒陣営から庇ってくれた恩人の1人。
+
:恩人の一人。「ジーク君」と呼ばれ先輩風、というよりお姉さん風を吹かされている。<br>知り合って間もないが、互いに誠実な性格をしているため非常に相性が良く、目的が違っても信頼し合っている。
:ルーラーは未知数の存在であるジークを管理すると言いつつ、「ジーク君」と呼んで先輩風、というよりお姉さん風を吹かそうとしている。
 
:知り合って間もないが、互いに誠実な性格をしているため非常に相性が良く信頼し合っている。自分でも気付かない内に惹かれ合い、終盤では只「会いたかった」という理由で彼女の元へ駆けつけた。
 
  
 
;[[ケイローン|黒のアーチャー]]
 
;[[ケイローン|黒のアーチャー]]
:恩人の一人。匿って治療してくれた事に深く感謝している。また短い間ながら彼から教えを授かり、彼の「どうやって、生きていくのか」という問いはジークの人生の楔として命題にもなっている。
+
:恩人の一人。匿って治療してくれた事に深く感謝している。<br>また短い間ながら彼から教えを授かり、彼の「どうやって、生きていくのか」という問いはジークの命題にもなっている。
 
:アニメ版では「竜告令呪」を得る際、自身の精神世界の中で戦う意義について問いを受けた。
 
:アニメ版では「竜告令呪」を得る際、自身の精神世界の中で戦う意義について問いを受けた。
  
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;[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]]
 
;[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]]
:間接的な恩人。彼女の自爆宝具発動による末期の雷撃を受けたことで、再蘇生とセイバーの憑依能力を発現させることができた。そして最終決戦の時にもまた、彼女の雷撃は最後の切り札となった。
+
:直接の関わりは持たなかったが、彼女の自爆宝具発動による末期の雷撃を受けたことで、再蘇生とセイバーの憑依能力を発現させることができた。間接的な恩人。そして最終決戦の時にもまた、彼女の雷撃は最後の切り札となった。
  
 
;[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア]]
 
;[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア]]
:自分を追ってきた魔術師。ゴルドは彼の無機質な瞳を嫌悪しており、内心、恐怖を抱いている。<br>能力的にも相性が悪く、彼の「理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)」は錬金術を会得しているゴルドには非常に効果が薄い。
+
:自分を追ってきた魔術師。ゴルドは彼の無機質な瞳を嫌悪しており、内心、恐怖を抱いている。<br>能力的にも相性が悪く、彼の「理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)」は錬金術を会得しているゴルドには非常に効果が薄い。<br>後に、ゴルドは自らの非を認めて考えを改め、解放したホムンクルス達の治療を行ってくれた事もあり、二人の仲は以前より大分改善されている。
:後に、ゴルドは自らの非を認めて考えを改め、解放したホムンクルス達の治療を行ってくれた事もあり、二人の仲は以前より大分改善されている。
 
  
 
;[[モードレッド|赤のセイバー]]
 
;[[モードレッド|赤のセイバー]]
:戦場で相まみえた因縁の相手。<br>ジークから見れば一度殺された相手であり、彼女の方も「父の名を冠する宝具」を真名開放したにもかかわらずジークを殺しきれなかった事に怒りと屈辱を感じ、必ず自らの手で討ち果たすことを誓っていた。
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:戦場でまみえた因縁の相手。<br>ジークから見れば一度殺された相手であり、彼女の方も「父の名を冠する宝具」を真名開放したにもかかわらずジークを殺しきれなかった事に怒りと屈辱を感じ、必ず自らの手で討ち果たすことを誓った。<br>後に彼女はジークの事情を知ってしまったためやり辛くなり、状況が切迫している事もあって彼をからかったりする事はあっても以前のように敵愾心を剥き出しにすることは無くなった。ジークも結果論とはいえ、彼女がセレニケから自分とライダーを救ってくれたのは紛れもない事実であるため、蟠りは無くなった。
:後に彼女はジークの事情を知ってしまったためやり辛くなり、状況が切迫している事もあって彼をからかったりする事はあっても以前のように敵愾心を剥き出しにすることは無くなった。ジークも結果論とはいえ、彼女がセレニケから自分とライダーを救ってくれたのは紛れもない事実であるため、蟠りを消し去っている。
 
  
 
;[[トゥール]]
 
;[[トゥール]]
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;[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
 
;[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
:戦う前に彼のことをユグドミレニアにあった書物などで調べた結果、弱者のために戦った彼に尊敬に近い気持ちを抱いた。
+
:聖杯大戦に参加した全ての存在は己の掌の上にあると思っていた彼は、頭では短命なホムンクルスなど脅威ではないと分かっているのに、突然現れたイレギュラーな存在であるジークに言いようのない不快感と悪寒を感じている。
:しかしジャンヌ・ダルクを失った怒りと憎しみの前にはそのような気持ちなど些細なことであり、シロウもジークに複雑な嫌悪を抱いていたこともあって殺し合った。
 
:最終的に大聖杯を裏に運び彼の計画を阻止することを選んだが、それはジャンヌの力になりたいと思った個人的な欲求の結果であるため、シロウのことは「何もかも正しいのにほんの少しだけ何かを間違えた」と否定しきれず、裏側でも共感や理解の入り混じった複雑な思いを抱いている。
 
  
 
;[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア]]
 
;[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア]]
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;[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]
 
;[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]
:彼女がホムンクルスの一人を殺害していることから、激しい憎悪・敵対心を抱いている。
+
:彼女がホムンクルスの一人を殺害し、激しい憎悪を抱いている。
:後に彼女を通して人類の側面の一端を見てしまい、大きなショックを受けてしまう。
 
 
 
;[[セルジュ]]
 
:お腹のすいたルーラーを連れていた時、食事だけでなく一泊までさせてくれた農村の老人。<br>彼とルーラーが恋人同士と誤解しており、'''ベッドも一人分しか用意しない'''など、気が利くんだか気が利かないんだか良く分からない人物。因みに、ジークは彼の思惑に全く気付いていないがルーラーは……。
 
  
===Fate/Grand Order===
+
;セルジュ
;[[主人公 (Grand Order)]]
+
:お腹のすいたルーラーを連れていた時、食事だけでなく一泊までさせてくれた農村の老人。
:『Fate/Apocrypha』の事件後、異常な動作を始めた大聖杯の問題を解決するべく呼び出した存在。
 
:当初は邪竜らしい振る舞いをしようと決めていたものの、あっという間にボロが出て、以降は友人同士と言ってもいい仲になった。
 
  
 
===その他===
 
===その他===
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: 選択肢を与えるだけでジークはそれ以上の事は言わない。彼らの命は、彼らの物なのだから。
 
: 選択肢を与えるだけでジークはそれ以上の事は言わない。彼らの命は、彼らの物なのだから。
  
; 「これは……俺が選んだ道だ!」
+
; 「これは、俺が選んだ道だ!」
 
: アニメ版で追加されたオリジナルシーンにて、精神世界でジークフリートと対話しながら、「誰かの力になりたい」と地面に刺さった剣を引き抜いて。
 
: アニメ版で追加されたオリジナルシーンにて、精神世界でジークフリートと対話しながら、「誰かの力になりたい」と地面に刺さった剣を引き抜いて。
 
: かくして、己の心で進むべき道を選定したことで剣は抜かれ、'''地上に伝説の英雄――“竜殺し”が帰還した'''。
 
: かくして、己の心で進むべき道を選定したことで剣は抜かれ、'''地上に伝説の英雄――“竜殺し”が帰還した'''。
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;「……俺は、貴女の祈りを美しいと思った。<br> 貴女の微笑みを美しいと思った。<br> 魅力、という言葉が心を奪われる様を意味するならば、まちがいなくジャンヌは魅力的だと思う」
 
;「……俺は、貴女の祈りを美しいと思った。<br> 貴女の微笑みを美しいと思った。<br> 魅力、という言葉が心を奪われる様を意味するならば、まちがいなくジャンヌは魅力的だと思う」
 
:ルーラー(というよりレティシアさん?)が聞いた「自分をどう思うか」という質問に対する答え。<br>余りに気障なセリフだがジーク自身に疚しい気持ちはなく、率直な意見を素直に話しているだけ。その上彼自身成長した事で、こんなセリフを言っても誰にも笑う事すら出来ない位の風格を既に身に着けているため、何の違和感もない。<br>因みにこの返答を聞いたルーラーの口からは「'''ひゃぁぁぁぁぁぁぁ'''」というヘンな声が漏れていた。
 
:ルーラー(というよりレティシアさん?)が聞いた「自分をどう思うか」という質問に対する答え。<br>余りに気障なセリフだがジーク自身に疚しい気持ちはなく、率直な意見を素直に話しているだけ。その上彼自身成長した事で、こんなセリフを言っても誰にも笑う事すら出来ない位の風格を既に身に着けているため、何の違和感もない。<br>因みにこの返答を聞いたルーラーの口からは「'''ひゃぁぁぁぁぁぁぁ'''」というヘンな声が漏れていた。
 
;「貴女は、まだ諦めていないのか」
 
:人間の邪悪さを知りながら、それでも人間を愛し信じる聖女に、少年は問う。
 
:聖女の答えを聞いて、少年は人間についてより悩み考え、答えを見つけようとする。
 
  
 
; 「起きるが良い、ダメサーヴァント」
 
; 「起きるが良い、ダメサーヴァント」
:いつまでたっても起きないライダーに対しての辛辣な一言。
+
: いつまでたっても起きないライダーに対しての辛辣な一言。
 
 
;「俺は、自分の名をジークと名付けた。俺に命を与えて、『生きろ』と無言で伝えてくれた男の名だ。<br>だから、貴方にもその名で呼んで欲しい。そして―――」
 
:"赤"のランサーと戦う前に乞うた頼み。そして、その対価として自分でも愚かと思う選択を提示する。
 
 
 
;「その見返りとして俺も全力で戦おう。たった三分だが、本来貴方と戦うはずだった男のように」
 
:"赤"のランサーすら微かに目を見開く全く愚かな選択。そう思うのに何故だか少年の胸には涼しい風が流れ込んでいた。
 
  
 
;「邪悪なる竜は失墜する」<br>「全てが果つる光と影に」<br>「世界は今、落陽に至る」<br>「撃ち落とす――『<RUBY><RB>幻想大剣・天魔失墜</RB><RT>バルムンク</RT></RUBY>』!!」
 
;「邪悪なる竜は失墜する」<br>「全てが果つる光と影に」<br>「世界は今、落陽に至る」<br>「撃ち落とす――『<RUBY><RB>幻想大剣・天魔失墜</RB><RT>バルムンク</RT></RUBY>』!!」
:最強の敵が放つ神殺しの槍に対抗するため、最大威力の幻想大剣を解放する。太陽の英雄に向けて放たれたのは、落陽を象徴する黄昏の剣気であった。
+
:神殺しの槍に対抗するため、最大威力の幻想大剣を解放する。
 
 
;「ジークフリートの力はこんなものじゃない!押されている理由は…俺だ。<br>これでランサーを倒さなければ、ルーラーが死にライダーも死ぬ!当たり前の事実から目を逸らすな!<br>令呪を以て我が肉体に命ずる―――俺に自由なる勝利の輝きを!」
 
:アニメ版において。神殺しの槍に押される事実に目を逸らさず、最後の令呪を使用。英雄から『自由』を与えられ、自らを『<RUBY><RB>勝利</RB><RT>ジーク</RT></RUBY>』と名付けた少年は高らかに叫ぶ。
 
  
 
;「君に、会いたかった。」
 
;「君に、会いたかった。」
 
:赤のランサーとの戦いを終えた後、ルーラーの後を追ってきたジークの偽らざる想い。既に黒のセイバーとしての力を失い、足手まといなのも分かっていたが、只純粋に彼女を想いそこまでやって来た。この時のジークは機械的に動くホムンクルスなどではなく、不安定な感情のままに動く一人の人間であった。
 
:赤のランサーとの戦いを終えた後、ルーラーの後を追ってきたジークの偽らざる想い。既に黒のセイバーとしての力を失い、足手まといなのも分かっていたが、只純粋に彼女を想いそこまでやって来た。この時のジークは機械的に動くホムンクルスなどではなく、不安定な感情のままに動く一人の人間であった。
 
;「無論だ。……俺は知らないことだらけだからな。<br>もしかすると、これは一生掛かっても解き明かせない難問かもしれないけれど、それでも考えたい。<br>少しだけ、少しだけ<RUBY><RB>理解</RB><RT>わか</RT></RUBY>ってきたから」
 
:ルーラーからまだ人の善性と悪性を。人間そのものについて考えているかと問われて、生まれたてだった少年は、答えが未だ見つからずとも真正面から受け止め考えている。この答えにルーラーは天草四郎時貞は明白に誤っていることを悟る。
 
 
;「それは違う。<br>短い間だったが色々な物を見た。<RUBY><RB>機構</RB><RT>システム</RT></RUBY>としての悪、人一人の力ではどうしようもない存在も確かにあった。善が悪に裏返ることさえも…それは事実だ。<br>でも大抵の人間は善き者で在ろうとしている。在り方を間違えることは罪じゃない、悲しいだけだ。<br>俺も弱い。いつか間違えるかも知れない。だけどそれでも、救ってくれた皆が誇りに思ってくれるような自分で在りたい。<br>善性などないとそんな悲しいことを言わないでくれ!」
 
:アニメ版24話でジルが「この世に善性など存在しない」と吐き捨てる中、名も無き少年は否と答える。短く拙い生の中で少年は答えを模索し希望を信じた。その事実にルーラーは落涙し己を取り戻す。
 
 
;「此処に至るまで、様々なサーヴァントが、マスターが敗れて散ってきた。敵対していた者も、味方だった者も、誰も彼もが戦い果てた。<br>だから……俺も、戦いから逃げないことだけは決めていたんだ」
 
:宿敵との最終決戦を前にして。<br>黒のライダーへの恩返し。フィオレとの契約。ジークが聖杯大戦に身を投じる理由は確かにあった。しかし彼自身の意志で戦い続けた理由も、それらとは別にあった。<br>ルーラーから戦場から離れるように言われても、最強の敵である赤のランサーとの一騎打ちを前にしてもジークが逃げなかった理由。それは、彼の中に彼自身の誇りが芽生えていたからだった。
 
 
;「ああ……!俺はお前が許せない!必ず殺す!!」
 
:アニメ版の最終決戦の最中での叫び。完全な存在であったホムンクルスは愛する女性を奪われた憎悪という人間の中でも最も単純で俗悪な感情に墜ち、完全な存在を目指して憎悪を捨てた人間はそれを許せず、互いの存在を否定する為に激突する。
 
 
;「天草四郎……俺は…お前をどこにも行かせは…しない!」
 
:最後の力で黒のバーサーカーの宝具を発動したジークの怒り。救済を否定し、それがなった後の世界へ行かせまいとした。<br>ただし、聖人の救済と未来を奪ったとしてもジークとふれ合ったルーラーは戻ってこない。ならばこの行為に意味は無いのかもしれない。それでも[[ゲーティア|己が夢見た存在を奪った者を決して許すことが出来ない故に、その勝利を完膚無きまでに砕く]]という究極の悪の完遂をジークは今この時だけ望んだ。
 
 
;「なら行こう。だって、待つ必要はもうないんだろう?」
 
:アニメ版における最後のジークの台詞。<br>ジャンヌが約束を果たし、世界の裏側に辿りついたということは、人類から不死を奪うという竜の役割は終わったということを意味していた。<br>遠い昔、笑顔を求められても上手く笑えなかった少年は今度こそ晴れやかな笑みを見せ、そして二人は星を巡る旅へと歩き出す。
 
 
===Fate/Grand Order===
 
;「――――定命の者、あるいは運命を切り開く者よ。我が呼びかけに応じよ。」
 
:期間限定イベント「Apocrypha/Inheritance of Glory」冒頭にて。
 
:世界の裏側に召喚した主人公への呼びかけ。かつてのジークからは考えられない様子だが……。
 
 
;「こちらでどうにかしようと思う。お騒がせして申し訳なかった。」
 
:あっという間に素の彼の口調と態度に戻ってしまう。かつてないほどの丁寧で謙虚な態度を前に、主人公も積極的に話を聞こうとする。
 
 
;「なんか、何もしてないのに、壊れた。」
 
:大聖杯の中のシミュレーション空間がおかしくなりつつある事について、主人公を召喚して事情説明している際、原因を尋ねられて。
 
:PCスキルが皆無な人がパソコンを壊した時に言うテンプレート説明そのまんま。のっけから邪竜っぽい喋りが演技で地が見えていたのだが、中身までボロが早速出てしまう。
 
:とは言えこの時に生じていた異変は[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|彼が大聖杯を手にするより以前に混入していた異物]]が原因だったので、本当に何もしてないのにバグってしまったのだが。
 
 
;「大体なんだ、定命の者って。思い出せば出すほど恥ずかしいぞ……!」<br>「忘れて欲しい。忘れてください、うん。」
 
:邪竜の姿の時と端末体の時の口調の違いを指摘されて。
 
:邪竜の姿に相応しい言動でと考えた末のことだったが、本人曰く血迷ってしまったとのこと。なお、邪竜の姿の時から既に口調と態度はブレブレであった。
 
 
;「この大聖杯は、あの聖杯大戦を戦ったサーヴァントが命懸けで求めた大切なもの。横紙破りをする者に、渡すわけにはいかないんだ。」
 
:イベントシナリオ中で、ジークの大聖杯に向ける想いは何度も語られている。この聖杯へ向けられた願いを全て否定せず尊きものとして、彼はそれを奪った責任を己に課している。
 
 
;「思い出は沢山ある方が、面白そうだろう?」<br>「あればあるほどいいんだ、特に俺は、忘れるほどの量がないからな。」
 
:少年はあまりに短かった人としての生涯に悲嘆することなく、今新たに英雄たちと駆けることに屈託なく笑う。
 
 
;「何度も助けられたよ。俺の、誇りのサーヴァントだ。」
 
:イベントシナリオ終盤の別れの時、アストルフォとの会話。
 
:かつての相棒であり、一度別れた相手である彼を照れ臭さから避けていたが、最後には彼への気持ちを隠すことなく伝える。
 
 
;「あなたは竜の血を浴びていなくとも、幻想大剣を帯びていなくとも――――英雄になったと思う。」
 
:かつて命を捨ててまで自分を救ってくれた英雄への敬意。
 
 
;「それは……秘密だ。」
 
:世界の裏側で待つ相手は誰なのかという問いへの答え。誠実なジークにしては珍しい言葉であり、それ故に特別な想いがあることが伺える
 
 
;「百年でも、千年でも、一万年でも。待つのは辛くないんだ。」<br>「だって、いつか必ず訪れるとわかっているからな。」<br>「そう信じられるだけの、人だったから――――」
 
:永久にも等しい時間をただ独りで過ごすということも彼には辛くない。短くも誇り高い思い出と、いつか約束の人が訪れるという確信があるから。
 
 
;「さよなら、そうしてありがとう。友と呼んでくれた人。」<br>「短くとも、宝石のような記憶だった。これから先、ずっと大切にするよ。」<br>「さよなら、我が友人。そして、新しきマスター。」
 
:聖杯という宝を守り続ける邪竜は、友との思い出という宝を新たに手に入れ、再び眠りにつく。
 
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*1巻では儚げな美少年といった感じだったが、2巻では短期間で[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]と[[アストルフォ]]のダブルヒロインと親密な関係となるなど、'''TYPE-MOON作品の主人公らしさ'''を存分に発揮した。<br>片方のヒロインの性別がオカシイ? '''細かいことである'''。
 
*1巻では儚げな美少年といった感じだったが、2巻では短期間で[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]と[[アストルフォ]]のダブルヒロインと親密な関係となるなど、'''TYPE-MOON作品の主人公らしさ'''を存分に発揮した。<br>片方のヒロインの性別がオカシイ? '''細かいことである'''。
 
**また「常人では理解できないほどの信念や理屈で動く」、「何故か同性にもモテる」、「『本物と偽物』という問題に関わりがある」など、見事に伝統を順守している。
 
**また「常人では理解できないほどの信念や理屈で動く」、「何故か同性にもモテる」、「『本物と偽物』という問題に関わりがある」など、見事に伝統を順守している。
*新刊が出るたびに、'''必ず一回は死ぬ'''という非常に不運な主人公。しかも死亡時期は非常に短い期間の中で、死にかけた回数はもっと多い。<br>だが主人公としてのサガか、天運には確実に恵まれており、「短命かつ貧弱な何のバックも持たないホムンクルス」という圧倒的不利なスタート地点から、多くのサーヴァント達との幸運な出会いと経験によって、一人のマスターとして認められるところまで辿り着いた。また可愛い相棒と一緒に寝たりイチャイチャする、世話焼きな聖女に起こされたりデートまでするなど'''両手に花な生活'''を謳歌しているので、何も知らない人から見ると全然不幸そうじゃない。<br>'''もげろ'''と言われるかもしれないが、その不死身っぷりから、もげても生えてきそうである……。
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*新刊が出るたびに、'''必ず一回は死ぬ'''という非常に不運な主人公。しかも死亡時期は非常に短い期間の中で、死にかけた回数はもっと多い。<br>だが主人公としてのサガか、天運には確実に恵まれており、「短命かつ貧弱な何のバックも持たないホムンクルス」という圧倒的不利なスタート地点から、多くのサーヴァント達との幸運な出会いと経験によって、一人のマスターとして認められるところまで辿り着いた。また可愛い相棒と一緒に寝たりイチャイチャする、世話焼きな聖女に起こされたりデートまでするなど'''両手に花な生活'''を謳歌しているので、何も知らない人から見ると全然不幸そうじゃない。<br>'''もげろ'''と言いたいが、その不死身っぷりから、もげても生えてきそうである……。
*どことなく初代Fate主人公[[衛宮士郎]]を彷彿とさせる。前述の型月作品主人公の伝統含め、類似点はかなり多い。
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**「よく死ぬ主人公」の大先輩として[[衛宮士郎]]がいる。彼も[[藤村大河|美人女教師]]と[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|ロリブルマ]]の道場に通い詰めていたが、アレはメタとネタとギャグが混じりあったカオス空間での出来事であり、実際に士郎が何回も死と蘇生を繰り返している訳ではない。
**まず士郎は「よく死ぬ主人公」の大先輩。最も彼も[[藤村大河|美人女教師]]と[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|ロリブルマ]]の道場に通い詰めていたが、アレはメタとネタとギャグが混じりあったカオス空間での出来事であり、実際に士郎が何回も死と蘇生を繰り返している訳ではないのだが。
 
 
**また士郎もHFルートで、未来の自分が持つ「英霊の力」を手に入れたが、使う度に寿命が縮んでいた。
 
**また士郎もHFルートで、未来の自分が持つ「英霊の力」を手に入れたが、使う度に寿命が縮んでいた。
**[[アルトリア・ペンドラゴン|人ならざる英霊の少女]]と出会い、惹かれ合い、一度は分かたれるも悠久の時を経て再会するという点も同様。最も士郎は彼を待ち続ける想い人を「追い続けた」のに対し、ジークの場合は想い人の方が彼を「探し続けた」という違いがある。士郎らは別れ際のやり取りで互いの想いを既に確認済である所も相違点。
 
*自我の希薄なはずのホムンクルスが生存欲求に目覚め、その後も人々の善意と奇跡に恵まれ続けた彼ではあるが、実際に「何者か」がジークの存在を後押ししていたことが作中で何度も示唆されている。それは彼を死地に向かわせることを意味しており、「啓示」でそれを知ってしまったルーラーを悩ますことになる。
 
**ジーク自身も己の死の宿命を察していたが、それでも成し遂げるべきことのために、歩みを止めることはなかった。
 
 
*「ジーク」の名は、ジークフリートの名をそのまま貰うことを躊躇い、一部のみを拝借するに止めたため。
 
*「ジーク」の名は、ジークフリートの名をそのまま貰うことを躊躇い、一部のみを拝借するに止めたため。
*生まれたばかりの存在である彼が同胞を救いたいと願うようになり、目的を果たしてなおも戦い続けたのは、自分を救ってくれた黒のライダーと黒のセイバー、そして聖杯大戦を戦い抜いた者たちの影響によるもの。自分1人が救われて逃げ延びるのは、彼に芽生えた責任感と誇りが許さなかった。
 
 
*生まれた時から知識は完成しているため、高等数学位はあっという間に解ける。その速さは余り勉強が得意ではないルーラーが感嘆する程。
 
*生まれた時から知識は完成しているため、高等数学位はあっという間に解ける。その速さは余り勉強が得意ではないルーラーが感嘆する程。
 
*サーヴァントの心臓を取り込んだことが原因で変質した存在としては、『stay night』の[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]という前例がある。
 
*サーヴァントの心臓を取り込んだことが原因で変質した存在としては、『stay night』の[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]という前例がある。
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**ファンの間でも囁かれてはいたが、コミケで付録として配布されたApocharypha Materialでは「こいつの胸がピカピカ光るんすよ! 三分過ぎると!」とまんますぎる初期案があったことが明かされる。最終的にはその光景が間抜けなので却下されたらしい。実際、掌に収まる程度の結晶体ならいざ知らず、ピンチに'''胸の入れ墨が点滅する'''のは流石に悪目立ちするか。
 
**ファンの間でも囁かれてはいたが、コミケで付録として配布されたApocharypha Materialでは「こいつの胸がピカピカ光るんすよ! 三分過ぎると!」とまんますぎる初期案があったことが明かされる。最終的にはその光景が間抜けなので却下されたらしい。実際、掌に収まる程度の結晶体ならいざ知らず、ピンチに'''胸の入れ墨が点滅する'''のは流石に悪目立ちするか。
 
*マスターとサーヴァントを超えた恋は『stay night』と『hollow atalaxia』で確認されたが、彼とルーラーの場合は他のサーヴァントのマスターであるホムンクルスとマスター不要のサーヴァントの恋という極めて特殊な例。特に、最終巻のタイトル『邪竜と聖女』とはジークとルーラーのあり方を的確に表現している。
 
*マスターとサーヴァントを超えた恋は『stay night』と『hollow atalaxia』で確認されたが、彼とルーラーの場合は他のサーヴァントのマスターであるホムンクルスとマスター不要のサーヴァントの恋という極めて特殊な例。特に、最終巻のタイトル『邪竜と聖女』とはジークとルーラーのあり方を的確に表現している。
**ジークは初対面の時点でルーラーの美しさに見惚れ、彼女の祈りと在り方にも心惹かれるが、世界の裏側で告白を受けてから初めて彼女への想いを自覚するに至った。一方のジャンヌも、ジークへの恋心を確認するために永劫に等しい時間を彷徨い続けたわけで……「お互い鈍いにも程があるな!」とは東出氏のコメント。
 
 
*ジークのCVが決まったのは2017年時点で2年ぐらい前である。担当する花江氏も「そんな先なのにもう決まってるんだ!」とコメントしている。
 
*ジークのCVが決まったのは2017年時点で2年ぐらい前である。担当する花江氏も「そんな先なのにもう決まってるんだ!」とコメントしている。
 
== 脚注 ==
 
===注釈===
 
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===出典===
 
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== リンク ==
 
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*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
*[[魔術師]]
 
  
 
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[[category:マスター]]
 
 
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[[Category:Fate/Labyrinth]]
 
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[[Category:主人公]]
 
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