「モルガン」を編集中
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| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ガウェイン]]、[[アグラヴェイン]]、[[ガレス]]、[[モードレッド]]の母であり、[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]の姉。 | + | [[ガウェイン]]、[[アグラヴェイン]]、[[ガレス]]、[[モードレッド]]の母であり、[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]の姉。 |
;略歴 | ;略歴 | ||
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:その結果は── | :その結果は── | ||
;人物 | ;人物 | ||
− | : | + | :父王の愛も期待も一身に受けたアルトリアを憎み、その生涯をかけて彼女へと復讐をする妖妃。 |
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:ケイ卿曰く「妖精のように無垢かと思えば戦乙女のように壮麗、かと思えば魔女のように残忍」。 | :ケイ卿曰く「妖精のように無垢かと思えば戦乙女のように壮麗、かと思えば魔女のように残忍」。 | ||
:ただ昔からそうだったわけではなく、アーサー王を憎むようになったのはキャメロットができてかららしい。 | :ただ昔からそうだったわけではなく、アーサー王を憎むようになったのはキャメロットができてかららしい。 | ||
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:ブリテンの落とし子。ブリテン島に潜む原始の呪力である黒く染まった魔力を受け継いでいる。 | :ブリテンの落とし子。ブリテン島に潜む原始の呪力である黒く染まった魔力を受け継いでいる。 | ||
:ウーサーからブリテンの王に選ばれた者に与えられる神秘の力(ブリテン島の加護)を受け継いでおり、島そのものを所有物とする。 | :ウーサーからブリテンの王に選ばれた者に与えられる神秘の力(ブリテン島の加護)を受け継いでおり、島そのものを所有物とする。 | ||
− | : | + | :“島の主”としてならばアルトリアを上回るという。 |
:また魔術にも長けており、「[[フワワ|数千のもの子供の魂をこね合わせて完全な人間を作る]]」という悍ましい術と似たようなことをやっていたとのこと。 | :また魔術にも長けており、「[[フワワ|数千のもの子供の魂をこね合わせて完全な人間を作る]]」という悍ましい術と似たようなことをやっていたとのこと。 | ||
+ | == バリエーション == | ||
+ | ;異聞帯のモルガン | ||
+ | :『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』にて登場した異聞帯のモルガンで、クラスは[[バーサーカー]]。 | ||
+ | :詳細は[[モルガン (Grand Order)]]を参照。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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;[[Fate/Apocrypha]] | ;[[Fate/Apocrypha]] | ||
:アニメ版において、モードレッドの回想シーンにて登場。上記のコミカライズ版『Fate/stay night』とは異なる容姿。 | :アニメ版において、モードレッドの回想シーンにて登場。上記のコミカライズ版『Fate/stay night』とは異なる容姿。 | ||
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;[[Fate/Grand Order]] | ;[[Fate/Grand Order]] | ||
− | : | + | :明言されていないが、トリスタンの幕間の物語にて、精神世界で彼を堕落させてギフトを与えていた事が示唆されている。 |
− | : | + | :そして、第2部6章共に満を持して実装されるが、クラスはまさかの[[バーサーカー]]。ただし、凡人類史のモルガンとは別人とのこと。 |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[モードレッド]] | ;[[モードレッド]] | ||
− | : | + | :「Character material」では息子と呼んでいる。「Fate/Apocrypha」では娘。 |
:国を崩壊させるためキャメロットへ送り込む。 | :国を崩壊させるためキャメロットへ送り込む。 | ||
:あまり好かれていなかったらしく、彼女は同じ雰囲気だと言う[[セミラミス]]は徹底的に嫌っている。 | :あまり好かれていなかったらしく、彼女は同じ雰囲気だと言う[[セミラミス]]は徹底的に嫌っている。 | ||
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;[[ガウェイン]]、ガヘリス、[[ガレス]] | ;[[ガウェイン]]、ガヘリス、[[ガレス]] | ||
− | : | + | :息子と娘。 |
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;[[アグラヴェイン]] | ;[[アグラヴェイン]] | ||
− | : | + | :キャメロットへ差し向けた刺客で息子。 |
:王の秘書官を勤めていたが、裏では王の正体を利用し、ギネヴィアを脅していた。当人からは女性嫌いの一因として嫌悪されていた。 | :王の秘書官を勤めていたが、裏では王の正体を利用し、ギネヴィアを脅していた。当人からは女性嫌いの一因として嫌悪されていた。 | ||
;[[トリスタン]] | ;[[トリスタン]] | ||
:円卓の一員。 | :円卓の一員。 | ||
− | :『Fate/Grand | + | :『Fate/Grand Order』では彼の幕間の物語にて、囁きかけてギフトを与えていたことが示唆されている。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「私の息子である貴方には王位を継承する資格があります。今はその身分を隠し、王に仕えなさい。<br> そして――いずれ王を倒し、その身が王になるのです」 | ;「私の息子である貴方には王位を継承する資格があります。今はその身分を隠し、王に仕えなさい。<br> そして――いずれ王を倒し、その身が王になるのです」 | ||
:未だ自分が王の息子であると知らなかった頃のモードレッドに吹き込んだ言葉。 | :未だ自分が王の息子であると知らなかった頃のモードレッドに吹き込んだ言葉。 | ||
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*『[[Fate/stay night]]』におけるセイバーのステータス画面の「詳細」において、「アーサー王の終生の敵であった妖姫モルガンは、アーサー王の守護者ヴィヴィアンと対極の存在だが、モルガン自身も王を守護する湖の妖精の一人なのである」という記述が存在する。<br>ここに記された「モルガン」が王の姉であるかは判然としない。伝承の上でも、アーサー王の姉とこの妖精は別人であるとも同一であるとも言われている。 | *『[[Fate/stay night]]』におけるセイバーのステータス画面の「詳細」において、「アーサー王の終生の敵であった妖姫モルガンは、アーサー王の守護者ヴィヴィアンと対極の存在だが、モルガン自身も王を守護する湖の妖精の一人なのである」という記述が存在する。<br>ここに記された「モルガン」が王の姉であるかは判然としない。伝承の上でも、アーサー王の姉とこの妖精は別人であるとも同一であるとも言われている。 | ||
**『Garden of Avalon』で語られた設定によれば島の加護を受ける超人的な存在ではあるが、あくまでも人間であると思われる。 | **『Garden of Avalon』で語られた設定によれば島の加護を受ける超人的な存在ではあるが、あくまでも人間であると思われる。 | ||
− | * | + | *アーサー王の伝承の初期においては医学や薬学に通じた美しい女性であったりドルイド信仰における女神と同一視されたりと神性を帯びた存在としても描かれている。<br>後に悪の魔女としての属性を追加されたが、アーサー王の最期を看取り、アヴァロンへと連れて行く「アヴァロンへの導き手」としての役割だけは貶められた後も伝承においては彼女の変わらぬ役割である。 |
− | + | **それ故にこれまで悪の魔女として散々アーサーを苦しめたのに今際の際でアーサーを献身的に治療するというよく分からない存在となった。<del>「[[バルバトス|苦しめたかっただけで死んで欲しくはなかった]]」という理屈なのだろうか…?</del> | |
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*断片的な情報からうかがえる人物像としては、数あるアーサー王伝説の筋書きの中でも最も有名なマロリーの著した『アーサー王の死』に始まる「邪悪な黒魔術を行使する魔女」としてのイメージを下敷きとしたキャラ付けのように見える。 | *断片的な情報からうかがえる人物像としては、数あるアーサー王伝説の筋書きの中でも最も有名なマロリーの著した『アーサー王の死』に始まる「邪悪な黒魔術を行使する魔女」としてのイメージを下敷きとしたキャラ付けのように見える。 | ||
− | ** | + | **『アーサー王の死』の筋書きだと[[ベディヴィエール]]が湖にエクスカリバーを返している間に、重傷を負ったアーサー王はアヴァロン島へと婦人達に看取られながら船で連れて行かれるが、モルガンがその筆頭でアーサー王の治療に当たる事になる。『Fate/stay night』でのアーサー王の最期はFateルートのエンディングで描かれた通り、ベディヴィエールに見とられて眠る。モルガンはアーサー王ことアルトリアの最期には一切登場しない。 |
− | *前述通り『Character | + | *前述通り『Character material』では「擬似的に男性となったアルトリアをモルガンが魔術で幻惑し、精子を採って自分の卵巣で育てた」とある。遠回しな表現ではあるがようするに、一時的に男性になったアルトリアを魔術を使って手籠めにしたと思われる。 |
**伝承では、幻術もしくは変身術でギネヴィアに化けて関係を持ったとされており、この時にもうけた子供がモードレッドである。 | **伝承では、幻術もしくは変身術でギネヴィアに化けて関係を持ったとされており、この時にもうけた子供がモードレッドである。 | ||
**[[マーリン]]もまた王としての体裁を整えさせるためにアルトリアを一時的に男性にし、ギネヴィアとの夫婦生活を成立させている。 | **[[マーリン]]もまた王としての体裁を整えさせるためにアルトリアを一時的に男性にし、ギネヴィアとの夫婦生活を成立させている。 | ||
*また、意外なことではあるが[[円卓の騎士|円卓]]13名中の約半数近くの5名が彼女の子である。 | *また、意外なことではあるが[[円卓の騎士|円卓]]13名中の約半数近くの5名が彼女の子である。 | ||
− | *容姿の初出はコミカライズ版『Fate/stay | + | *容姿の初出はコミカライズ版『Fate/stay night』で、黒目が大きく不気味な顔つきの女性として描かれていた。後、アニメ版『[[Fate/Apocrypha]]』では「モードレッドの母」と名前が伏せられている形でコミカライズ版『Fate/stay night』と異なる容姿で登場している。 |
− | ** | + | **モードレッドの細部やロンゴミニアドのデザイン、[[ベディヴィエール]]やマーリンの声優等、アーサー王関係の設定はしょっちゅう変わってきた前例があり、実際にモルガンの容姿も変更されているため、現在最新の容姿である「Apocryphaアニメ版で出てきたモルガンと思しき者」が最終的な型月での決定になるのかは少々怪しいかもしれないが。 |
− | ** | + | **アニメ版Apocryphamのモルガンはフードやベールで覆われている為表情の全貌は不明だが、ファンアートでは[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]をベースとして描かれる傾向が見られる。 |
− | + | *『Fate/Grand Order』ではトリスタンの幕間で、トリスタンに囁きかけ、ギフトを与えていたことが示唆されており、ランサーのアルトリアの口から「どこぞに顕れているというのか」と疑われている。 | |
− | *『Fate/Grand | ||
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− | ==話題まとめ== | + | == 話題まとめ == |
;「Character material」の誤植 | ;「Character material」の誤植 | ||
:初版では「モルガン」の名前が「ギネヴィア」となっていたが、後に誤植であるとして「モルガン」と修正された。 | :初版では「モルガン」の名前が「ギネヴィア」となっていたが、後に誤植であるとして「モルガン」と修正された。 | ||
− | ==脚注== | + | == 脚注 == |
===注釈=== | ===注釈=== | ||
− | <references group="注" /> | + | <references group = "注"/> |
===出典=== | ===出典=== | ||
− | <references group="出" /> | + | <references group = "出"/> |
− | ==リンク== | + | == リンク == |
*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
− | *[[魔術師]] | + | * [[魔術師]] |
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