「女神ロンゴミニアド」を編集中
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; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : | + | : 「獅子王」と呼ばれる[[サーヴァント]]は姿こそ[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]とほぼ同じだが、[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]卿が聖剣の返還を躊躇った結果、死する運命の時に死ぬ事ができず、アヴァロンに辿り着けないまま彷徨う亡霊となってしまったイフである、別の可能性の[[アルトリア・ペンドラゴン]]。その結果として聖槍を超長期にわたって持ち続けた結果、人の英霊ではなく天の神霊「女神ロンゴミニアド」と化してしまった。 |
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: 彼女は[[ゲーティア]]が起こした人理焼却の後も人間を残し続け、永遠の存在とするために『聖槍による救済』を達成すべく、第六特異点に到達して自らの力で円卓の騎士たちを召喚。聖地を占領した遠征軍を壊滅させ、聖地の上に一夜で聖都を作り上げた。 | : 彼女は[[ゲーティア]]が起こした人理焼却の後も人間を残し続け、永遠の存在とするために『聖槍による救済』を達成すべく、第六特異点に到達して自らの力で円卓の騎士たちを召喚。聖地を占領した遠征軍を壊滅させ、聖地の上に一夜で聖都を作り上げた。 | ||
: 『聖槍による救済』とは、『世界の果て』へ突き立つ聖槍そのものである聖都へ、「理想の人間」…清く正しい人間ではなく何があっても正しい行動しかしない人間を運び入れ、保護という名目で逃がさないように閉じ込め保管するというもの。閉じ込められた人間は生命としての活動はできずに永遠に「善良な人間の要素」として獅子王の下に管理されることとなる。 | : 『聖槍による救済』とは、『世界の果て』へ突き立つ聖槍そのものである聖都へ、「理想の人間」…清く正しい人間ではなく何があっても正しい行動しかしない人間を運び入れ、保護という名目で逃がさないように閉じ込め保管するというもの。閉じ込められた人間は生命としての活動はできずに永遠に「善良な人間の要素」として獅子王の下に管理されることとなる。 | ||
− | : 『世界の果て』となれば聖都は人理焼却を免れるが、それは同時に聖都の外に生き残っている世界と人間を切り捨てることを意味している。それらの行いを第六特異点にやってきた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]や[[マシュ・キリエライト]] | + | : 『世界の果て』となれば聖都は人理焼却を免れるが、それは同時に聖都の外に生き残っている世界と人間を切り捨てることを意味している。それらの行いを第六特異点にやってきた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]や[[マシュ・キリエライト]]に真っ向から否定され、「聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」を辿った[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]によって改めて聖剣返還が成された事で聖槍は消滅。 |
− | : | + | : 彼女もまた、女神となり[[ゲーティア]]と同じ視点を得た事で知り得た情報を主人公たちに助言した後、最後まで忠臣としてあり続けた[[アグラヴェイン]]を労いつつ、消滅する特異点と運命をともにした。 |
; 人物 | ; 人物 | ||
− | : | + | : 相手の理念を尊重するところはあるものの、聖槍を持ち続けた事で完全に神霊化していた為その内面は「人としてのアルトリア」よ大きく変異してしまった。[[ベディヴィエール#セイバー (Grand Order)|ベディヴィエール]]のことも覚えていない。 |
: とはいえ、エクスカリバーの返還を経てもなお戦い続けようとする所に、生前の負けず嫌いな性格が垣間見える。 | : とはいえ、エクスカリバーの返還を経てもなお戦い続けようとする所に、生前の負けず嫌いな性格が垣間見える。 | ||
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; 能力 | ; 能力 | ||
− | : 神霊化によって[[権能]]の力を有しており、自他ともに認める天才である[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]] | + | : 神霊化によって[[権能]]の力を有しており、自他ともに認める天才である[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]をして「万能を上回る神域」「並の[[サーヴァント]]ではどうにかできる相手ではない」と認めている。 |
: 特異点からカルデアまで届き、シバを数枚吹き飛ばすほどの膨大な魔力を有している。 | : 特異点からカルデアまで届き、シバを数枚吹き飛ばすほどの膨大な魔力を有している。 | ||
: Aランクの「魔力放出」やBランクの「カリスマ」、EXランクの「最果ての加護」などの[[スキル (サーヴァント)|スキル]]はサーヴァント時のものと変わりない。 | : Aランクの「魔力放出」やBランクの「カリスマ」、EXランクの「最果ての加護」などの[[スキル (サーヴァント)|スキル]]はサーヴァント時のものと変わりない。 | ||
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:彼女が絶大な力を持つ「聖槍」を手にしているのは、神代と幻想の最後に立った「王」である為。 | :彼女が絶大な力を持つ「聖槍」を手にしているのは、神代と幻想の最後に立った「王」である為。 | ||
: また、ヘルメスの計算によると500人分の魂を収納することが可能。 | : また、ヘルメスの計算によると500人分の魂を収納することが可能。 | ||
− | : | + | : 実際の戦闘時の通常攻撃ではビームを放つ他、宝具使用時には雲上まで高く飛翔し、聖槍を構えて敵に突撃を仕掛ける。 |
− | : [[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]と[[ | + | : [[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]と[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ・ランサー〕]]と[[グレイ]]もこの槍を使用している。 |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
:第六特異点における最後の敵として登場。 | :第六特異点における最後の敵として登場。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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: 第六特異点にて聖剣を獅子王に返し、消滅した。 | : 第六特異点にて聖剣を獅子王に返し、消滅した。 | ||
− | ; [[ランスロット]]、[[ガウェイン]]、[[トリスタン]]、[[モードレッド]] | + | ; [[ランスロット]]、[[ガウェイン]]、[[トリスタン]]、[[モードレッド]]、ガレス |
: 円卓の騎士。 | : 円卓の騎士。 | ||
: 第六特異点で獅子王に召喚され、その方針に賛同した者たち。 | : 第六特異点で獅子王に召喚され、その方針に賛同した者たち。 | ||
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: 獅子王の騎士の中で彼のみ祝福は必要ないと宣言したため、ギフトを与えられていない。 | : 獅子王の騎士の中で彼のみ祝福は必要ないと宣言したため、ギフトを与えられていない。 | ||
− | ; [[ケイ]] | + | ; [[ケイ]]、パーシヴァル、ガヘリス、パロミデス、ペリノア王、ボールス |
: 円卓の騎士。 | : 円卓の騎士。 | ||
: 第六特異点で獅子王に召喚されたが、その方針に従えず、争った者たち。 | : 第六特異点で獅子王に召喚されたが、その方針に従えず、争った者たち。 | ||
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: 死する運命の時に死ぬ事ができず、聖槍を持ったまま彷徨う亡霊となってしまった獅子王とは違い、カムランの丘にて自ら聖槍を返還し死亡することで英霊となった存在。 | : 死する運命の時に死ぬ事ができず、聖槍を持ったまま彷徨う亡霊となってしまった獅子王とは違い、カムランの丘にて自ら聖槍を返還し死亡することで英霊となった存在。 | ||
− | ; [[ | + | ; [[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ・ランサー〕]] |
: 獅子王へと転じる直前に「嵐の王」としてあることを選んだ存在。 | : 獅子王へと転じる直前に「嵐の王」としてあることを選んだ存在。 | ||
: 聖杯の呪いさえ利用したためか本来のアルトリアからはかけ離れた荒ぶる性質を有する存在とはなっているものの、獅子王とは違いヒトのまま聖槍の英霊となったもの。 | : 聖杯の呪いさえ利用したためか本来のアルトリアからはかけ離れた荒ぶる性質を有する存在とはなっているものの、獅子王とは違いヒトのまま聖槍の英霊となったもの。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「我が加護を受け入れよ。ここがお前達の最果ての地だ」 | ;「我が加護を受け入れよ。ここがお前達の最果ての地だ」 | ||
:1戦目の戦闘開始時の台詞。最果ての槍を携えた女神の宣告。 | :1戦目の戦闘開始時の台詞。最果ての槍を携えた女神の宣告。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *彼女が人類を残そうとしたのは、人類の幸福のためではなく、次に地球を訪れるものにとっての幸福のため。何もかもがなくなった後で地球にやってくる存在に未来を託し、そして叶うのなら、人類というかつていた輝かしいものたちをその存在に知ってほしいと考えていた。 |
− | **「避けられぬ滅びに対して、人類の記録を未来に遺す」という点で、獅子王の思想は[[オシリスの砂]]に共通する部分がある。一方で、獅子王の計画では保護されなかった人類は結果的に世界から排除され滅ぶ消極的な絶滅であるが、オシリスの砂の場合は賢者の石のために全人類をリソースとして消費する積極的な絶滅であり、この手段と目的の逆転はオシリスの砂と対峙した人物たちにことごとく否定されている。 | + | **「避けられぬ滅びに対して、人類の記録を未来に遺す」という点で、獅子王の思想は[[シオン・エルトナム・アトラシア|オシリスの砂]]に共通する部分がある。一方で、獅子王の計画では保護されなかった人類は結果的に世界から排除され滅ぶ消極的な絶滅であるが、オシリスの砂の場合は賢者の石のために全人類をリソースとして消費する積極的な絶滅であり、この手段と目的の逆転はオシリスの砂と対峙した人物たちにことごとく否定されている。 |
***またオシリスの砂の方法(願い)は「限界まで生存しその果てに滅びを受け入れた者のみが選ぶ最後の光であって、自ら滅びを早めるなど霊長への冒涜に他ならない」、というダメ出しも行われており、その点でも「既に人類の滅びが確定している」獅子王とは状況が違う。 | ***またオシリスの砂の方法(願い)は「限界まで生存しその果てに滅びを受け入れた者のみが選ぶ最後の光であって、自ら滅びを早めるなど霊長への冒涜に他ならない」、というダメ出しも行われており、その点でも「既に人類の滅びが確定している」獅子王とは状況が違う。 | ||
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