「Fate/Apocrypha」を編集中
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| イラスト = 近衛乙嗣 | | イラスト = 近衛乙嗣 | ||
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==概要== | ==概要== | ||
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− | + | 2016年6月、月刊コンプエースにてコミカライズ版の連載が開始。著者は石田あきら氏。コミカライズにあたり、小説では殆ど描かれなかった赤のマスター達について東出氏による設定追加の上で描写が加えられている。 | |
2017年7月から同年12月までTVアニメが放送された。全25話。話数と尺の関係から小説版から変更された点や省略された場面が数多く存在する。 | 2017年7月から同年12月までTVアニメが放送された。全25話。話数と尺の関係から小説版から変更された点や省略された場面が数多く存在する。 | ||
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===黒の陣営=== | ===黒の陣営=== | ||
;[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]] | ;[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]] | ||
− | :様々な技術系統の魔術を吸収して発展してきた[[ユグドミレニア]]一族の長。ランサーのマスター。<br>"八枚舌"のダーニックと呼ばれ、その政治的手腕によって、かつて時計塔最高峰の階位にまで上り詰めた。<br> | + | :様々な技術系統の魔術を吸収して発展してきた[[ユグドミレニア]]一族の長。ランサーのマスター。<br>"八枚舌"のダーニックと呼ばれ、その政治的手腕によって、かつて時計塔最高峰の階位にまで上り詰めた。<br>第三次聖杯戦争にてナチスドイツ側の魔術師として参戦した彼は、軍の力すらも利用して御三家から大聖杯を奪い、約70年後に聖杯大戦を引き起こした。 |
;[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ;[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ||
− | :ダーニックの後継者とされる魔術師。アーチャーのマスター。可憐な車椅子の少女。<br>外見通り穏やかな人物だが、降霊術と人体工学において類稀な才能を見せ、独自のアレンジを加えて作り出した数々の接続強化型魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)は三流の魔術師でも一流を仕留めると言われる程の剣呑な代物。<br> | + | :ダーニックの後継者とされる魔術師。アーチャーのマスター。可憐な車椅子の少女。<br>外見通り穏やかな人物だが、降霊術と人体工学において類稀な才能を見せ、独自のアレンジを加えて作り出した数々の接続強化型魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)は三流の魔術師でも一流を仕留めると言われる程の剣呑な代物。<br>一族の中でも有望視されているが、魔術回路の変質によって両足が動かず、時に耐えがたい苦痛に襲われ、車椅子による生活を強いられている |
;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ||
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;[[六導玲霞]] | ;[[六導玲霞]] | ||
− | :黒の陣営でただ一人ユグドミレニアの人間ではない女性。アサシンのマスター。飛び入り参戦の一般人で、年齢は23歳。<br>ユグドミレニア一族に連なる日本人の魔術師、相良豹馬から偶然奪い取る形でアサシンのマスターとなった彼女は聖杯戦争についてさしたる興味も持たず、ただ可愛い「娘」であるアサシンの望むままに獲物の物色を手伝い、残虐な「食事」を傍観する。<br> | + | :黒の陣営でただ一人ユグドミレニアの人間ではない女性。アサシンのマスター。飛び入り参戦の一般人で、年齢は23歳。<br>ユグドミレニア一族に連なる日本人の魔術師、相良豹馬から偶然奪い取る形でアサシンのマスターとなった彼女は聖杯戦争についてさしたる興味も持たず、ただ可愛い「娘」であるアサシンの望むままに獲物の物色を手伝い、残虐な「食事」を傍観する。<br>その立場上、ユグドミレニアとも赤の陣営ともジーク・ジャンヌ達とも敵対して聖杯大戦の勝利を目指す。 |
===黒のサーヴァント=== | ===黒のサーヴァント=== | ||
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:聖堂教会から派遣された監督役にして、アサシンのマスター。シギショアラの山上教会を拠点とする。獅子劫以外の協会から派遣されてきた魔術師達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを奪取。自らの理想と野望を叶えるため暗躍する。 | :聖堂教会から派遣された監督役にして、アサシンのマスター。シギショアラの山上教会を拠点とする。獅子劫以外の協会から派遣されてきた魔術師達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを奪取。自らの理想と野望を叶えるため暗躍する。 | ||
− | ; | + | ;ジーン・ラム |
:キャスターを召喚したマスター。『疾風車輪』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。眼鏡を掛けた女性。 | :キャスターを召喚したマスター。『疾風車輪』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。眼鏡を掛けた女性。 | ||
− | : | + | :属性は風で、チャクラムを武器として使用する。ビブリオマニアで、イヴァン雷帝の書庫を探していた。なお、本来はマクベスを召喚したがっていた模様。 |
:魔術協会の要請で聖杯大戦に参加したが、シロウの奸計によって精神を侵され、サーヴァントを奪われてしまう。 | :魔術協会の要請で聖杯大戦に参加したが、シロウの奸計によって精神を侵され、サーヴァントを奪われてしまう。 | ||
− | ; | + | ;フィーンド・ヴォル・センベルン |
:ランサーを召喚したマスター。時計塔の一級講師。スーツ姿にパイプを持った三白眼の男性。ケイネスの旧友。 | :ランサーを召喚したマスター。時計塔の一級講師。スーツ姿にパイプを持った三白眼の男性。ケイネスの旧友。 | ||
:魔術協会の要請で聖杯大戦に参加したが、シロウの奸計によって精神を侵され、サーヴァントを奪われてしまう。 | :魔術協会の要請で聖杯大戦に参加したが、シロウの奸計によって精神を侵され、サーヴァントを奪われてしまう。 | ||
− | ; | + | ;ロットウェル・ベルジンスキー |
:アーチャーを召喚したマスター。『<ruby><rb>銀蜥蜴</rb><rt>シルバーリザード</rt></ruby>』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。丸いサングラスの男性。 | :アーチャーを召喚したマスター。『<ruby><rb>銀蜥蜴</rb><rt>シルバーリザード</rt></ruby>』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。丸いサングラスの男性。 | ||
:顔以外の急所の大半を銀の鱗で覆っている。過去に亜種聖杯戦争に参加した際は「気に食わない」という理由で自身の依頼人を含めた参加者全員を皆殺しにした残虐な男。 | :顔以外の急所の大半を銀の鱗で覆っている。過去に亜種聖杯戦争に参加した際は「気に食わない」という理由で自身の依頼人を含めた参加者全員を皆殺しにした残虐な男。 | ||
:魔術協会の要請で聖杯大戦に参加したが、シロウの奸計によって精神を侵され、サーヴァントを奪われてしまう。 | :魔術協会の要請で聖杯大戦に参加したが、シロウの奸計によって精神を侵され、サーヴァントを奪われてしまう。 | ||
− | ; | + | ;デムライト・ペンテル&キャビィク・ペンテル(ペンテル兄弟) |
:兄がバーサーカー、弟がライダーを召喚したマスター。『<ruby><rb>結合した双子</rb><rt>ガムブラザーズ</rt></ruby>』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。褐色の肌をした中年男性の兄弟。 | :兄がバーサーカー、弟がライダーを召喚したマスター。『<ruby><rb>結合した双子</rb><rt>ガムブラザーズ</rt></ruby>』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。褐色の肌をした中年男性の兄弟。 | ||
:魔術刻印を分割継承しており、互いが側にいることで力を最大限に発揮できる。 | :魔術刻印を分割継承しており、互いが側にいることで力を最大限に発揮できる。 | ||
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:ロード・エルメロイII世の弟子。世界が変わっても相変わらず能天気で、月霊髄液に映画を見せたりデートの約束をするなどの奇行の数々によって、彼女に変な影響を与えている。 | :ロード・エルメロイII世の弟子。世界が変わっても相変わらず能天気で、月霊髄液に映画を見せたりデートの約束をするなどの奇行の数々によって、彼女に変な影響を与えている。 | ||
− | ; | + | ;ペメトレキス |
:協会が監視と獅子劫のバックアップとして派遣した魔術師の一人で、フィオレの元同門。<br>諜報に特化した魔術師で、使役する使い魔たちの戦闘能力を含めれば並の魔術師では敵わない程の力を持った一流魔術師だったが、黒のアサシンによって心臓を抉りだされ、喰い殺された。 | :協会が監視と獅子劫のバックアップとして派遣した魔術師の一人で、フィオレの元同門。<br>諜報に特化した魔術師で、使役する使い魔たちの戦闘能力を含めれば並の魔術師では敵わない程の力を持った一流魔術師だったが、黒のアサシンによって心臓を抉りだされ、喰い殺された。 | ||
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:ルーラーの依代になった少女。基本的には表層には出てこないが、時折彼女の心情が描写される。エピローグでは彼女自身も登場した。 | :ルーラーの依代になった少女。基本的には表層には出てこないが、時折彼女の心情が描写される。エピローグでは彼女自身も登場した。 | ||
− | ; | + | ;アルマ・ペトレシア |
:ルーラーが下宿した教会のシスター。純朴で神の愛以外に必要なものは存在しないようなおっとりとした女性。実は[[聖堂教会]]がユグドミレニア一族を監視するために派遣した人員で、二十年以上もの歳月を潜入任務に費やしていた。 | :ルーラーが下宿した教会のシスター。純朴で神の愛以外に必要なものは存在しないようなおっとりとした女性。実は[[聖堂教会]]がユグドミレニア一族を監視するために派遣した人員で、二十年以上もの歳月を潜入任務に費やしていた。 | ||
− | ; | + | ;セルジュ |
:ジークとルーラーが出会ったミレニア城塞麓の農村に住む老人。見ず知らずの二人を温かく持て成し、食事だけでなく一泊もさせてくれたが、ジークとルーラーの仲を勘違いし、要らない気まで回す困った老人。 | :ジークとルーラーが出会ったミレニア城塞麓の農村に住む老人。見ず知らずの二人を温かく持て成し、食事だけでなく一泊もさせてくれたが、ジークとルーラーの仲を勘違いし、要らない気まで回す困った老人。 | ||
216行目: | 194行目: | ||
;[[モルガン]] | ;[[モルガン]] | ||
− | : | + | :赤のセイバーの母。アルトリアを蹴落とす事に必死な姿は、"赤"のセイバーから嫌悪されていた。 |
;[[マーリン]] | ;[[マーリン]] | ||
222行目: | 200行目: | ||
;[[イスカンダル]] | ;[[イスカンダル]] | ||
− | : | + | :かつてウェイバーのサーヴァントであった「征服王」。冬木市ではない別の聖杯戦争で召喚されたが、ウェイバーとの関係は平行世界とも変わらず、決して揺らがぬ絆を築いていた。 |
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;[[フィン・マックール]] | ;[[フィン・マックール]] | ||
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;[[ヴィクター・フランケンシュタイン]] | ;[[ヴィクター・フランケンシュタイン]] | ||
− | :「フランケンシュタインの怪物」こと、黒のバーサーカーの創造者。 | + | :「フランケンシュタインの怪物」こと、黒のバーサーカーの創造者。<br>後に赤のキャスターによって幻影として召喚され、黒のバーサーカーを惑わせる。 |
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;[[ヘクトール]] | ;[[ヘクトール]] | ||
− | :トロイア戦争においてトロイア防衛の総大将を務めた大英雄。 | + | :トロイア戦争においてトロイア防衛の総大将を務めた大英雄。<br>赤のライダーと生前因縁があり彼の回想に登場する。赤のライダーからは「オッサン」と呼ばれていた。 |
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;[[ジル・ド・レェ]] | ;[[ジル・ド・レェ]] | ||
− | :かつて百年戦争において聖女と共にオルレアンを奪回した英雄。 | + | :かつて百年戦争において聖女と共にオルレアンを奪回した英雄。<br>後にルーラーの前に立ちはだかる赤のキャスターによって「クラスのない英霊」として召喚される。 |
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;[[ハーゲン]] | ;[[ハーゲン]] | ||
− | :黒のセイバーの生前の親友。 | + | :黒のセイバーの生前の親友。<br>アニメ版で黒のセイバーの生前のシーンに登場し、彼の最期に至った経緯がざっと語られた。 |
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;[[イザベル・ヴトン]] | ;[[イザベル・ヴトン]] | ||
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;外典の聖杯戦争 | ;外典の聖杯戦争 | ||
:正史から外れた、この世界の聖杯戦争に付けられた名称。歴史が変わった理由は全て第三次聖杯戦争で起こった出来事に起因し、ダーニックが御三家から大聖杯を奪い持ち帰った事と、アインツベルンが参加者として「ルーラー」のサーヴァントを召喚した事が最大の原因である。 | :正史から外れた、この世界の聖杯戦争に付けられた名称。歴史が変わった理由は全て第三次聖杯戦争で起こった出来事に起因し、ダーニックが御三家から大聖杯を奪い持ち帰った事と、アインツベルンが参加者として「ルーラー」のサーヴァントを召喚した事が最大の原因である。 | ||
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コミックス<br> | コミックス<br> | ||
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資料集<br> | 資料集<br> | ||
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