「ありす」を編集中
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;略歴 | ;略歴 | ||
− | + | :聖杯戦争の予選にて『さまよう少女』という学校の怪談として噂になっている所を、新聞部所属の男子生徒(ゲーム中でプレイヤーが最初に操作するキャラクター)が取材。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]とは本戦開始直後に遭遇。本戦では、主人公の第三回戦の対戦相手。<br>アリスと行動を共にし、怪物「ジャバウォック」を召喚。その怪物の凶暴性から、バーサーカーを従えた双子のマスターであることを疑われる。<br>[[概念武装]]「ヴォーパルの剣」によってジャバウォックは退けられるが、次には[[固有結界]]「名無しの森」をアリーナ第二層全体に展開。その内に取り込まれた者は、自身の名前を皮切りに、自我とともに存在自体が薄れていき、最終的に消滅するという強力な効果でもって主人公を追いつめる。<br>バーサーカーと固有結界の取り合わせには無理がある。また、ムーンセルのシステム上、二人一組のマスターは存在し得ない。それらを手がかりに、主人公は、ありすとアリスの正体に迫る。<br>ありす自身の断片的な言葉によれば、地上でのありすは戦争によって負傷し、病院と思しき施設で長い間不自由な生活をしていたらしい。<br>[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]では[[BB]]によって、キャスターと共に彼女の手駒として蘇生されたが、彼女達の命令を遵守する気はさらさら無く、自由奔放に行動する。<br>だが[[メルトリリス]]によって……… | |
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− | :聖杯戦争の予選にて『さまよう少女』という学校の怪談として噂になっている所を、新聞部所属の男子生徒(ゲーム中でプレイヤーが最初に操作するキャラクター)が取材。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]とは本戦開始直後に遭遇。本戦では、主人公の第三回戦の対戦相手。 | ||
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− | : | + | :儚げな印象の人形のような少女。8歳ほどの可愛らしい姿をしており、主人公の見立てでは「おそらくは10に満たない」という幼女。<br>見た目と違って実年齢はかなり高く、生前の国籍は第二次世界大戦末期のイギリス。ナチスドイツの空爆によって瀕死の重傷を負い余命幾ばくも無い状態に陥ったが、魔術回路が確認されたために強制的に延命させられ、数年間に及び研究用実験に使われた後に肉体は絶命した。だが精神は繋げられたネットに残り続け、電脳魔として生き続けることになる。<br>基本的に遊びたい盛りの無邪気な子供。先述の事情で訳も分からぬうちに長らく苦痛と孤独を味わった反動から、寂しがり屋で人見知り。<br>ありす自身は何故か迷い込んでしまった知らない場所として電脳世界を渡り歩き、ムーンセルにて待望のお友達である「あたし([[ナーサリー・ライム|アリス]])」を見つけた。その後はSE.RA.PHを眺めるだけだったが、自分と同類である主人公を見つけて、遊びたいからと自分も本選会場まで移動してしまう。当人は遊んでいるだけのつもりであり、聖杯戦争に参加してしまったという自覚はない。<br>やっと見つけた同類である主人公のことを「あたし(ありす)と同じ」と言って、比較的懐いている。<br>自分のことを「あたし」と呼ぶのと同様、キャスターのことも「あたし」と呼ぶ。二人が交互にしゃべると、どちらがどちらかを把握するのが困難になるほど。<br>[[玉藻の前|キャスター (EXTRA・青)]]いわく、「見た感じは電波なロリ」。 |
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− | :常識外れのマスター。セラフの中を易々と瞬間移動して遊び回り、ただでさえ巨大な魔力を消費する固有結界を広範囲に長時間展開するという離れ業を苦も無くやってのける。 | + | :常識外れのマスター。セラフの中を易々と瞬間移動して遊び回り、ただでさえ巨大な魔力を消費する固有結界を広範囲に長時間展開するという離れ業を苦も無くやってのける。<br>例えサーヴァントが「異界を作り出す機能」に特化していたとしても、そのサーヴァントに魔力を供給するのはマスターである。負荷はきっちりとマスターにかかる。ありすが行っていることは、通常の人間の脳や魔術回路では到底成しえられるものではない。<br>――その正体は、サイバーゴースト。肉体を持たない精神体であるがゆえに、身体的な制約を受けずに、巨大な魔力を扱うことが可能。脳が焼き切れることがないがゆえに、リミッターがない。ただし、それは魂が燃え尽きるまでの話。いずれは壊れるが定め。<br>なお本来、セラフではマスターが死んでもゴーストにはならない。管理の怪物であるムーンセルは、敗者の魂が聖杯に残ったままであることを決して許さない。もしムーンセルが容認するとすれば、それは聖杯戦争の過程で生まれた死者ではなく、セラフに来た時点で既に死者だった場合である。<br>また、主人公の正体に真っ先に気付いており、自分と同じ存在と称した。<br>[[ウィザード]]として扱うコードキャストは、炎の魔力ダメージを与える『火吹きトカゲのフライパン』とサーヴァントの体力を回復させる『紅茶のマーチ』。 |
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=== Fate/EXTRA Last Encore === | === Fate/EXTRA Last Encore === | ||
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;能力 | ;能力 | ||
:「名無しの森」を取り込んだ事でアリスの[[宝具]]「永久機関・少女帝国」を無意識のままに扱い、第三階層の「1日」をひたすら巻き戻していた。<br>戦闘では背中に生やした翼から大量のハサミを機関銃のように乱射し、対象を瞬時に殲滅して自身のリソースとして取り込む。<br>この能力と致命傷を与えられそうになっても「1日」を巻き戻されてしまう為に、並みのマスターでは戦闘にすらならなかった。<br>その反面、基本的な肉体構造は元の幼女のままなので痛みに非常に弱く、「永久機関・少女帝国」を発動できない状況でひとたび攻撃が命中すれば容易く倒されてしまうほど脆い。 | :「名無しの森」を取り込んだ事でアリスの[[宝具]]「永久機関・少女帝国」を無意識のままに扱い、第三階層の「1日」をひたすら巻き戻していた。<br>戦闘では背中に生やした翼から大量のハサミを機関銃のように乱射し、対象を瞬時に殲滅して自身のリソースとして取り込む。<br>この能力と致命傷を与えられそうになっても「1日」を巻き戻されてしまう為に、並みのマスターでは戦闘にすらならなかった。<br>その反面、基本的な肉体構造は元の幼女のままなので痛みに非常に弱く、「永久機関・少女帝国」を発動できない状況でひとたび攻撃が命中すれば容易く倒されてしまうほど脆い。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:サイバーゴーストのありすを見つけてくれたお兄ちゃん<ref group = "注">彼がサイバーゴーストのありすを見つけられたのは魔術師としての霊感の強さがあったことと、岸波白野やトワイスの状態とはまた違った形で予選突破時に地上で記憶を一部ロストした為。</ref>。 | :サイバーゴーストのありすを見つけてくれたお兄ちゃん<ref group = "注">彼がサイバーゴーストのありすを見つけられたのは魔術師としての霊感の強さがあったことと、岸波白野やトワイスの状態とはまた違った形で予選突破時に地上で記憶を一部ロストした為。</ref>。 | ||
:岸浪ハクノではなく、まったく関係のない別のマスター。視聴者にミスリードを誘うために演出としてハクノと同じ姿になっている。 | :岸浪ハクノではなく、まったく関係のない別のマスター。視聴者にミスリードを誘うために演出としてハクノと同じ姿になっている。 | ||
− | ; | + | ;岸浪ハクノ |
:同じサイバーゴーストである『[[主人公 (EXTRA)|岸波白野]]』と違って救いを与えてはくれなかったが、『善き人間』として触れてくれたことで夢の終わりを迎えることができた。 | :同じサイバーゴーストである『[[主人公 (EXTRA)|岸波白野]]』と違って救いを与えてはくれなかったが、『善き人間』として触れてくれたことで夢の終わりを迎えることができた。 | ||
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*Fate/EXTRAサウンドドラマCDブックレットのキャラクター紹介覧にありすの令呪デザインが載っている。ハート型の上に王冠を象った図柄であり、これはゲーム内の宝具発動時にも似たような図柄を見ることができる。 | *Fate/EXTRAサウンドドラマCDブックレットのキャラクター紹介覧にありすの令呪デザインが載っている。ハート型の上に王冠を象った図柄であり、これはゲーム内の宝具発動時にも似たような図柄を見ることができる。 | ||
*『Last Encore』で「怪物」となった展開と演出は、シャフトが制作したアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の「魔女」に酷似していると話題になっている。 | *『Last Encore』で「怪物」となった展開と演出は、シャフトが制作したアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の「魔女」に酷似していると話題になっている。 | ||
− | ** | + | **彼女の登場した第6話・第7話自体が、童話のエッセンスに加えて『魔法少女まどか☆マギカ』を思わせる恐ろしくも幻想的な演出が強く押し出されたものだった。なお、第3階層の階層デザインを担当した「劇団イヌカレー」は、同作品にて魔女空間設計を担当している。 |
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