「アルジュナ〔オルタ〕」を編集中

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| 出典 = マハーバーラタ
 
| 出典 = マハーバーラタ
 
| 地域 = インド
 
| 地域 = インド
| 属性 = 秩序・善/悪<ref group = "注">善悪両方の属性を持ち、[善]属性限定効果のスキル・[悪]属性限定効果のスキルが無条件で適用される。</ref>
+
| 属性 = 秩序・善 / 悪<ref group = "注">善悪両方の属性を持ち、[善]属性限定効果のスキル・[悪]属性限定効果のスキルが無条件で適用される。</ref>
| 副属性 = 天
+
| 隠し属性 = 天
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| 二人称 = 貴方/貴女/おまえ、貴様
 
| 二人称 = 貴方/貴女/おまえ、貴様
 
| 三人称 = 彼/彼女
 
| 三人称 = 彼/彼女
| 異名 = 黒き最後の神
+
| 異名 =  
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
 
| イメージカラー =   
 
| イメージカラー =   
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| 好きな物 = 無し
 
| 好きな物 = 無し
 
| 苦手な物 = 邪悪
 
| 苦手な物 = 邪悪
| 天敵 = [[主人公 (Grand Order)|マスター]]を害するもの
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| 天敵 =  
 
| デザイン = pako
 
| デザイン = pako
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
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: 正しき世界への到達を目指してユガを廻すことに専念するため、傍らに蔓延っていた[[蘆屋道満|アルターエゴ・リンボ]]の口添えを受けて[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]から[[アシュヴァッターマン]]を剥奪・クリシュナの呪いを付与して屈服させ制御下に置いたほか、[[哪吒〔バーサーカー〕|哪吒]]、[[アスクレピオス]]、[[ウィリアム・テル]]といったサーヴァントを召喚したうえで神性の一部を付与し、「<ruby><rb>神将</rb><rt>ローカパーラ</rt></ruby>」として動かしている。またリンボらによってもたらされた[[空想樹]]の力を利用し、それまでは数百年周期だったユガの周期を僅か十日にまで短縮させており、初期は緩やかだったユガの循環が次第に短い間隔で発生するようになっていった。
 
: 正しき世界への到達を目指してユガを廻すことに専念するため、傍らに蔓延っていた[[蘆屋道満|アルターエゴ・リンボ]]の口添えを受けて[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]から[[アシュヴァッターマン]]を剥奪・クリシュナの呪いを付与して屈服させ制御下に置いたほか、[[哪吒〔バーサーカー〕|哪吒]]、[[アスクレピオス]]、[[ウィリアム・テル]]といったサーヴァントを召喚したうえで神性の一部を付与し、「<ruby><rb>神将</rb><rt>ローカパーラ</rt></ruby>」として動かしている。またリンボらによってもたらされた[[空想樹]]の力を利用し、それまでは数百年周期だったユガの周期を僅か十日にまで短縮させており、初期は緩やかだったユガの循環が次第に短い間隔で発生するようになっていった。
 
: 主人公一行が異聞帯に到着して最初のカリ・ユガを迎えた際、ヴィマーナに乗って姿を現すも特に興味を示さず、因縁の宿敵であるはずの[[カルナ]]にすらも碌に視線を合わせる事はなく「不出来で無価値、不要な邪悪」と見なしたのみだった。ユガが廻り、次に主人公らの前に姿を見せた際も最初こそ興味を見せていたものの、やがて失望し立ち去っている。
 
: 主人公一行が異聞帯に到着して最初のカリ・ユガを迎えた際、ヴィマーナに乗って姿を現すも特に興味を示さず、因縁の宿敵であるはずの[[カルナ]]にすらも碌に視線を合わせる事はなく「不出来で無価値、不要な邪悪」と見なしたのみだった。ユガが廻り、次に主人公らの前に姿を見せた際も最初こそ興味を見せていたものの、やがて失望し立ち去っている。
: しかしながらその後カルデア側の決死の作戦決行によって少しずつ完全性が揺らいでいったこと、そして最終盤に復活したカルナから自身の正体・自らに残る人間性について指摘され、己の完全性を疑ったことで、ついにその神性は零落。空想樹スパイラルからの莫大な魔力供給を受け、カルナに対する執心を剥き出しにしながら全力で戦いを挑むも惜敗。
+
: しかしながらその後カルデア側の決死の作戦決行によって少しずつ完全性が揺らいでいったこと、そして最終盤に復活したカルナから自身の正体・自らに残る人間性について指摘され、己の完全性を疑ったことで、ついにその神性は零落。空想樹スパイラルからの莫大な魔力供給を受け、カルナに対する執心を剥き出しにしながら全力で戦いを挑むも一歩及ばなかった。
 
: 最期は己の不完全さとその身に宿していた矛盾を認め、一人ごちて微笑みながら静かに消滅した。
 
: 最期は己の不完全さとその身に宿していた矛盾を認め、一人ごちて微笑みながら静かに消滅した。
  
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: このアルジュナはあらゆる神性を統合した弊害により少しの不出来も容赦しない概念として暴走状態にあったが、滅業の刃では自身を裁くことはできず、その結果、図らずも彼の内側で僅かに残った「[[クリシュナ (黒)|エゴイズムを司る人格]]」がギリギリのところで完全な機構と成り果てる事を阻止していた。<br/> そしてそのアルジュナのエゴイズム(誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のものであったが)を司る人格、その「今度こそカルナに勝ちたい」という願いと欲望が主人公たちとともに訪れたカルナにより呼び起こされたことで、彼は人間性を取り戻したのである。
 
: このアルジュナはあらゆる神性を統合した弊害により少しの不出来も容赦しない概念として暴走状態にあったが、滅業の刃では自身を裁くことはできず、その結果、図らずも彼の内側で僅かに残った「[[クリシュナ (黒)|エゴイズムを司る人格]]」がギリギリのところで完全な機構と成り果てる事を阻止していた。<br/> そしてそのアルジュナのエゴイズム(誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のものであったが)を司る人格、その「今度こそカルナに勝ちたい」という願いと欲望が主人公たちとともに訪れたカルナにより呼び起こされたことで、彼は人間性を取り戻したのである。
 
:
 
:
: サーヴァント「アルジュナ・オルタ」として召喚されてからは神々との繋がりが断たれており、再臨が進むごとに狂化ランクの変動・肉体性能の退行・人間性の再獲得が起こる。姿も髪色の変化を始め、次第に本来のアルジュナにより近いものへと変化していくが、最終段階まで進めても角や尻尾は残っており、やはり完全には戻らない。人間だった頃のかつての記憶は朧気になっているほか、味覚も非常に鈍く、甘さや辛さといった刺激が強いものであればどうにか感じ取れる程度と、人間性に関わる部分は大半が欠落したままである。
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: サーヴァント「アルジュナ・オルタ」として召喚されてからは神々との繋がりが断たれており、再臨が進むごとに狂化ランクの変動・肉体性能の退行・人間性の再獲得が起こる。姿も髪色の変化を始め、次第に本来のアルジュナにより近いものへと変化していくが、最終段階まで進めても角や尻尾は残っており、やはり完全には戻らない。
: マスターに対しても当初はほぼ無言で仕えるのみだが、再臨が進むと徐々に言葉を発するようになる。サーヴァントとして召喚された彼が許さないのはマスターに敵対する邪悪なもののみであるが、マスターが邪悪であると分かれば当然これも容赦なく断罪しようとする。この点については本人も直接忠告している。
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: マスターに対しても当初はほぼ無言で仕えるのみだが、再臨が進むと徐々に言葉を発するようになる。サーヴァントとして召喚された彼が許さないのはマスターに敵対する邪悪なもののみであるが、マスターが邪悪であると分かれば当然これも容赦なく断罪しようとする。これについては本人も忠告している。
 
: 辛うじて人間性を取り戻した彼は汎人類史のアルジュナよりやや素朴な印象の青年となるが、これはアーチャー・アルジュナが「マスターに相応しい存在であろうと気を張っている」一方でアルジュナ・オルタにはそれが欠けているためである。すなわち、彼から垣間見えるものは、「気を張っていない状態の」アルジュナが本来持ち合わせている穏やかな性格、純朴性であると言える。
 
: 辛うじて人間性を取り戻した彼は汎人類史のアルジュナよりやや素朴な印象の青年となるが、これはアーチャー・アルジュナが「マスターに相応しい存在であろうと気を張っている」一方でアルジュナ・オルタにはそれが欠けているためである。すなわち、彼から垣間見えるものは、「気を張っていない状態の」アルジュナが本来持ち合わせている穏やかな性格、純朴性であると言える。
: また、アーチャーのアルジュナはアルジュナ・オルタに対して「英雄としての理想像」を見ているが、アルジュナ・オルタはアーチャーのアルジュナに対して「誇り高き英雄」としての憧憬を抱いており、言わば互いが互いに欠けているものを見出しているような、比較的良好な関係にある。
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:: また、アーチャーのアルジュナはアルジュナ・オルタに対して「英雄としての理想像」を見ているが、アルジュナ・オルタはアーチャーのアルジュナに対して「誇り高き英雄」としての憧憬を抱いており、言わば互いが互いに欠けているものを見出しているような、比較的良好な関係にある。
 
: 彼自身は自覚していないものの、天から授かったものでなく自ら勝ち得たものこそを尊び、その喜びこそを慈しむような人間味がある。美しいものを美しいと感じるのではなく、「美しくあろうとするもの」を素晴らしいと思う感性の持ち主。
 
: 彼自身は自覚していないものの、天から授かったものでなく自ら勝ち得たものこそを尊び、その喜びこそを慈しむような人間味がある。美しいものを美しいと感じるのではなく、「美しくあろうとするもの」を素晴らしいと思う感性の持ち主。
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: されど、彼は異聞帯という特殊な環境下だからこそ発生し得た可能性(ありえざるifの存在)である。汎人類史においてはアルジュナがこのような選択・結末を辿ることは終ぞなく、故にアルジュナ・オルタも誕生することはない。
 
: されど、彼は異聞帯という特殊な環境下だからこそ発生し得た可能性(ありえざるifの存在)である。汎人類史においてはアルジュナがこのような選択・結末を辿ることは終ぞなく、故にアルジュナ・オルタも誕生することはない。
  
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: 流石に天下無双のアルジュナといえども、サーヴァントとして召喚された状態では、この剣の力を完全に発揮して振るう事はできない。
 
: 流石に天下無双のアルジュナといえども、サーヴァントとして召喚された状態では、この剣の力を完全に発揮して振るう事はできない。
 
: だが凝縮・限定された破壊を発生させるという点では『破壊神の手翳』と同じであり、アルジュナは使い心地をそれほど悪くないと考えているようだ。
 
: だが凝縮・限定された破壊を発生させるという点では『破壊神の手翳』と同じであり、アルジュナは使い心地をそれほど悪くないと考えているようだ。
: この廻剣は通常時にアルジュナ・オルタの背後の肩あたりで浮いている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1144896936438374401 pako Twitter 2019年6月29日 18:14]</ref>。弓にも変形して矢を放つこともできる。
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: この廻剣は通常時にアルジュナ・オルタの背後の肩あたりで浮いている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1144896936438374401 pakoTwitte2019年6月29日18:14]</ref>。弓にも変形して矢を放つこともできる。
: 『Grand Order』では「敵全体のBuster攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&強力な攻撃[Lv]」という効果のBuster宝具。
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: 『Grand Order』では「敵全体のBuster攻撃耐性をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体に強力な攻撃」という効果のBuster宝具。
  
 
== 真名:アルジュナ〔オルタ〕 ==
 
== 真名:アルジュナ〔オルタ〕 ==
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: カルキはインド三大神の一柱・ヴィシュヌ神の第十化身であり、遠い将来に訪れるカリ・ユガの最後において、全ての悪を滅するために姿を現すとされている神性である。
 
: カルキはインド三大神の一柱・ヴィシュヌ神の第十化身であり、遠い将来に訪れるカリ・ユガの最後において、全ての悪を滅するために姿を現すとされている神性である。
 
: またアルジュナの親友「クリシュナ」もカルキと同じくヴィシュヌ神の化身であり、何らかの関係性を推測することも出来るが、現状は詳細不明。
 
: またアルジュナの親友「クリシュナ」もカルキと同じくヴィシュヌ神の化身であり、何らかの関係性を推測することも出来るが、現状は詳細不明。
: いずれにせよアルジュナはこの「終末をもたらす者」から「対邪悪」スキルと神性、『帰滅を裁定せし廻剣』を譲り受け、その代償として人間性をほぼ失うこととなった。
+
: いずれにせよアルジュナはこの「終末をもたらす者」から「対邪悪」スキルと神性、『帰滅を裁定せし廻剣』を譲り受け、その代償として人間性をほぼ失った。
  
 
; ローカパーラ
 
; ローカパーラ
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; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』配信後、期間限定で実装されたインド異聞帯の絶対神。
 
: Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』配信後、期間限定で実装されたインド異聞帯の絶対神。
: 期間限定イベント『15人の理知的なメガネたち』開催に伴い、学生服を着用した生徒会長姿の「生徒会長たるアルジュナ」とそのメガネバージョン「生徒会長たるアルジュナ(メガネ)」という2種の霊衣が実装された。
 
 
===Fate関連作品===
 
;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 
:11話のメインとして登場。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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: 異父兄であり宿敵。インド異聞帯においては、終ぞ消すことの出来なかった彼への執心が「神たるアルジュナ」の完全性を崩す最後の決定打となる。
 
: 異父兄であり宿敵。インド異聞帯においては、終ぞ消すことの出来なかった彼への執心が「神たるアルジュナ」の完全性を崩す最後の決定打となる。
 
: 彼の威光を美しく思うと同時に脅威にも感じてしまっており、これは自身に僅かながらも残っていた人間性の部分が彼を無視することを許さなかった結果であった。
 
: 彼の威光を美しく思うと同時に脅威にも感じてしまっており、これは自身に僅かながらも残っていた人間性の部分が彼を無視することを許さなかった結果であった。
: サーヴァントとしてカルデアに召喚された後もなお、彼に対してどこか掻き立てられるものをほんの僅かに感じているが、それとは別にあちらが「スーパーカルナ」なので、自分も対抗して「スーパーアルジュナ」と名乗るべきだったか……と考えることもあるらしい。
+
: サーヴァント・アルジュナ〔オルタ〕として召喚された後もなお、彼に対してどこか掻き立てられるものをほんの僅かに感じている。
:ホワイトデー2022ではメガネ型魔術礼装の影響もあり共闘場面が見られる傍ら、最終決戦での自分を当て擦っている様な台詞<ref group="注">「黒き最後の神」は言わずもがなアルジュナ・オルタの異名、同時に「ザ・ファイナル・ダーク・ゴッド」は北米版における第2部4章の英語版表記そのもの。</ref>にはなにか言いたげであり、例えカルナに悪気は無いにしても礼装がなければガチ切れ待ったなし状態であった。
+
: それとは別にあちらが「スーパーカルナ」なので、自分も対抗して「スーパーアルジュナ」と名乗るべきだったか……と考えることもあるらしい。
  
 
; [[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]
 
; [[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]
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: うさみみのセイバー。耳(実際は角)があるとはいえ特に似ている訳ではないが、彼からは妙に仲間意識を持たれている。
 
: うさみみのセイバー。耳(実際は角)があるとはいえ特に似ている訳ではないが、彼からは妙に仲間意識を持たれている。
 
: そんな彼を通して他サーヴァントとの交流が広がったらしく、アルジュナ自身はこれを面白いと感じている。
 
: そんな彼を通して他サーヴァントとの交流が広がったらしく、アルジュナ自身はこれを面白いと感じている。
 
; [[カルナ〔サンタ〕]]
 
: クリスマス2020で共闘。人間時代の記憶はほとんど曖昧な状態だが、それでも言葉では言い表せない「何か」を確かに感じている。
 
: 拳同士を軽くぶつけ合う挨拶を交わした際は「未知の情報、未知の感覚」であるとして、自身の記憶領域にしっかりと刻み込んだ。
 
 
; [[ジーク (Grand Order)|ジーク]]
 
: クリスマス2020で共闘。彼とは味覚が鈍いという共通点がある。
 
: 元は目的のために生み出された存在であるという点から「彼と俺たちは似ているのかもしれない」と内心で感じており、熱い料理を吹き冷ましてから食べるように教えたりしている。
 
 
; [[エリザベート=バートリー]]
 
: ヴリトラにトレースされた彼女の歌を聞いて、欲を切り捨てた自らの心にも届く音があることに新鮮さと心地好さを見出す。
 
: 至極真面目に褒められてたいそう喜んだ彼女からは、大量のファンクラブグッズを授かることとなった。
 
 
; [[ヴリトラ]]
 
: クリスマス2020にて騒動を引き起こした邪竜。あちらからは「(アルジュナと)同じ顔の神っぽいヤツ」と認識されている。
 
: 彼女の本質を見定めるべくしてアルジュナより派遣されたアルジュナ・オルタだったが、かくして超越の視点を以て、彼女が「先に進むための必要悪」という一側面を司っていると看破し、「邪悪にあらず」との裁定を下した。
 
  
 
; [[アルジュナ]]
 
; [[アルジュナ]]
 
: 汎人類史における自分自身。「誇り高き英雄」としての憧憬を抱いている。
 
: 汎人類史における自分自身。「誇り高き英雄」としての憧憬を抱いている。
: 「人として足掻き、苦しみながらも立ち上がる英雄」である彼を「真のアルジュナ」とまで呼び、主人公には彼を導いてくれるよう頼んでいる一方で、彼からはその姿に「英雄としての理想像」を見出されている。
+
: 「人として足掻き、苦しみながらも立ち上がる英雄」である彼を「真のアルジュナ」とまで呼び、主人公には彼を導いてくれるよう頼んでいる。
 +
: 一方で彼からはその姿に「英雄としての理想像」を見出されている。
 
: ややこしくなるのを避けるためにあまり遭遇しないようにはしているが、両者の関係は比較的良好なものとなっている。
 
: ややこしくなるのを避けるためにあまり遭遇しないようにはしているが、両者の関係は比較的良好なものとなっている。
: クリスマス2020では「超越の視点で善悪を見抜く眼力」を信頼されていると同時に「失った記憶を呼び起こさせるような刺激をもう一人の自分に与えてやりたい」というアルジュナ自身の思惑もあって、彼からヴリトラ対策の代役を任される。
 
 
; [[ビーマ]]
 
: 汎人類史におけるアルジュナの兄。怪力無双の英雄で、風神ヴァーユを父に持つ。
 
: 『マハーバーラタ』においては宿敵[[ドゥリーヨダナ]]を打ち倒している。
 
: カルデアに召喚された際にアルジュナ・オルタを目の当たりにした際には、生前のアルジュナの生真面目さと責任感の強さを理解していたものの、それを極限にまで突き詰めたと言える成れの果ての姿に「どうしてそこまで背負い込んだ……」と慨嘆している。
 
  
 
; [[クリシュナ (黒)]]
 
; [[クリシュナ (黒)]]
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: すなわち「蟻の一穴」であり、そしてアルジュナの中で輝き続ける「魂の灯火」である。
 
: すなわち「蟻の一穴」であり、そしてアルジュナの中で輝き続ける「魂の灯火」である。
  
; [[アーシャ]]
+
; カルキ
: インド異聞帯の住人の一人であり、自分が「消して」しまったとある家族の最後の一人。
+
: 維持神ヴィシュヌの第十化身にして最後のアヴァターラ。「汚物を破壊するもの」。
: ゲーム本編では交流はなかったが、『フロムロストベルト』では異聞帯崩壊の最期に彼女と少しだけ会話し、長い長い時間の果てで忘れていた「祈る」という行為を思い出すこととなった。
+
: 厳密には神ではないが、カリ・ユガの時代に現れて世に満ちるあらゆる邪悪を灼き滅ぼしこれを終焉させ、新たなる善の時代クリタ・ユガに導く絶大なる存在。
 +
: アルジュナ〔オルタ〕の人格や能力に密接な関わりがあり、アルジュナは彼の強大すぎる権能を「譲り受けた」代償として人としての自我を失ったと思われる。
  
 
===生前===
 
===生前===
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: 維持神ヴィシュヌの第八化身にして、アルジュナの友人。神性を統合する過程でアルジュナが最初に取り込んだ神性が彼ではないかと推測されている。
 
: 維持神ヴィシュヌの第八化身にして、アルジュナの友人。神性を統合する過程でアルジュナが最初に取り込んだ神性が彼ではないかと推測されている。
 
: 『マハーバーラタ』ではクリシュナがアシュヴァッターマンに呪いを掛ける場面があり、異聞帯でアシュヴァッターマンに付与されていた呪いもこれが由来。
 
: 『マハーバーラタ』ではクリシュナがアシュヴァッターマンに呪いを掛ける場面があり、異聞帯でアシュヴァッターマンに付与されていた呪いもこれが由来。
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 +
; ビーマ
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: アルジュナの兄。怪力無双の英雄で、風神ヴァーユを父に持つ。
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: 『マハーバーラタ』においては宿敵ドゥリーヨダナを打ち倒している。
  
 
; イーラーヴァット、アビマニュ
 
; イーラーヴァット、アビマニュ
 
: アルジュナの息子たち。クルクシェートラ戦争にて戦死した。
 
: アルジュナの息子たち。クルクシェートラ戦争にて戦死した。
: そのうちアビマニュはカルナ、アシュヴァッターマンを含めた7人の英雄に取り囲まれて攻撃されるという凄惨死を迎えており、この逸話がインドスポーツ『カバディ』の元になったとされている。
 
 
; カルキ
 
: 維持神ヴィシュヌの第十化身にして最後のアヴァターラ。「汚物を破壊するもの」。
 
: 厳密には神ではないが、カリ・ユガの時代に現れて世に満ちるあらゆる邪悪を灼き滅ぼしこれを終焉させ、新たなる善の時代クリタ・ユガに導く絶大なる存在。
 
: アルジュナ・オルタの人格や能力に密接な関わりがあり、アルジュナは彼の強大すぎる権能を「譲り受けた」代償として人としての自我を失ったと思われる。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
227行目: 201行目:
 
; 「星の灯火は消え、諸人は運命を裁かれる。我は神の力を継ぎ、その役割を果たす。世界は廻り、悪は滅する!『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───還るべき場所に、還るがいい……。」<br/> 「滅亡と創世は是、表裏一体。万物は流転し、死は生へと裏返る。されど人の世に邪悪なるもの、不要なり。『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───人よ、生きるべし……。」
 
; 「星の灯火は消え、諸人は運命を裁かれる。我は神の力を継ぎ、その役割を果たす。世界は廻り、悪は滅する!『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───還るべき場所に、還るがいい……。」<br/> 「滅亡と創世は是、表裏一体。万物は流転し、死は生へと裏返る。されど人の世に邪悪なるもの、不要なり。『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───人よ、生きるべし……。」
 
: 宝具解放(第三再臨後)。マスターに敵対する「邪悪なもの」に対して一切の容赦はない。必滅の剣はこのとき、人が生きる世界を救うために廻る。
 
: 宝具解放(第三再臨後)。マスターに敵対する「邪悪なもの」に対して一切の容赦はない。必滅の剣はこのとき、人が生きる世界を救うために廻る。
 
; 「万物を学ぶことで真に大切なものを知る。人は死ぬまで学び続けるもの。育み、分け合い、授かり、施せ……!『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ──人よ、学ぶべし……。」
 
: 霊衣「生徒会長たるアルジュナ」時の宝具解放。眼鏡装着時には眼鏡を光らせながらなどネタ満載だが、一度悪を滅ぼそうとして失敗し、その果てに「万物を学び続け、善悪を考え続ける」という真理に到達したと考えると感慨深いものがある。
 
  
 
====マイルーム====
 
====マイルーム====
313行目: 284行目:
 
: そして───彼は、そうなるための力に手を伸ばし、壮絶な艱難辛苦を飲み込むことを選んだ。
 
: そして───彼は、そうなるための力に手を伸ばし、壮絶な艱難辛苦を飲み込むことを選んだ。
  
; 「……何故……だ。何故……邪魔を、する……?<br/> おまえも……視た、はず。あの、愚かな、戦争を……。<br/> 世から悪を……滅する。不出来で、不要なものを、排する……。<br/> それが……正義の、刃、である……。<br/> その刃にて、管理される……我が、世界は……絶対的に、正しい……。」
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; 「……カルナ……知っている。おまえは、カルナ、だ……。」<br/> 「……何故……だ。何故……邪魔を、する……?<br/> おまえも……視た、はず。あの、愚かな、戦争を……。<br/> 世から悪を……滅する。不出来で、不要なものを、排する……。<br/> それが……正義の、刃、である……。<br/> その刃にて、管理される……我が、世界は……絶対的に、正しい……。」
 
: 再び己の前に立ち塞がったカルナに対し、同じ地獄を視た者として問い掛けるアルジュナ。自我と記憶がどんなに薄れようとも、カルナのことはやはり覚えていた。
 
: 再び己の前に立ち塞がったカルナに対し、同じ地獄を視た者として問い掛けるアルジュナ。自我と記憶がどんなに薄れようとも、カルナのことはやはり覚えていた。
 
: 望むのは邪悪なき完璧な世界。彼にとってはそれだけが正義である。創世と滅亡を繰り返しているのも、彼の考える正義を貫くための行為に過ぎない。
 
: 望むのは邪悪なき完璧な世界。彼にとってはそれだけが正義である。創世と滅亡を繰り返しているのも、彼の考える正義を貫くための行為に過ぎない。
346行目: 317行目:
 
==== イベント ====
 
==== イベント ====
 
; 「理解は至らず。けれど、そうする事を求められているのであれば───。」
 
; 「理解は至らず。けれど、そうする事を求められているのであれば───。」
: 「救え!アマゾネス・ドットコム」にて。配達業務の合間、ふわりとサウナにやってきたものの、そこにいた先客たちが我慢勝負を繰り広げている状況を判断して立ち去ろうとするが、アシュヴァッターマンに引き留められ勝負を吹っ掛けられたことに対しての応答。この直前で一瞬無言かつ瞳の色が変化しており、「カルナ」という単語に対して反応を示していた模様。
+
: 「救え!アマゾネス・ドットコム」にて。配達業務の合間、ふわりとサウナにやってきたものの、そこにいた先客たちが我慢勝負を繰り広げている状況を判断して立ち去ろうとするが、アシュヴァッターマンに引き留められ勝負を吹っ掛けられたことに対しての応答。この直前で一瞬無言かつ瞳の色が変化しており、咄嗟に善悪の判定をするため思考を走らせていたのかもしれない。
 
: 第三再臨後の姿なので幾分流暢に話しているが、やはりどこか機械的で非人間さを残す言動をしており、何より「勝負」という概念をあまり理解できていないなど、オリジナルとは本質的には同一でも決定的に異なる存在であることを感じさせる。
 
: 第三再臨後の姿なので幾分流暢に話しているが、やはりどこか機械的で非人間さを残す言動をしており、何より「勝負」という概念をあまり理解できていないなど、オリジナルとは本質的には同一でも決定的に異なる存在であることを感じさせる。
  
364行目: 335行目:
 
; 「ええ、とても。<br/> ……サーヴァントとなった身の上ですが……。味は分かります。<br/> ……否。わからずとも───私は美味しいと、形容したでしょう。<br/> あなたが心を籠めて作られたもの。その感情を戴いたのですから。」
 
; 「ええ、とても。<br/> ……サーヴァントとなった身の上ですが……。味は分かります。<br/> ……否。わからずとも───私は美味しいと、形容したでしょう。<br/> あなたが心を籠めて作られたもの。その感情を戴いたのですから。」
 
: こちらは「美味しかったか」と尋ねた場合に聞ける返答。
 
: こちらは「美味しかったか」と尋ねた場合に聞ける返答。
: 一度は神に成り果てた彼も味覚はどうにか機能を残していたようだ。もっとも仮にそれが失われていたのだとしても、そこに籠めた想いはきっと伝わったことだろう。
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: 一度は神に成り果てた彼も味覚は機能を残していたようだ。尤も、仮にそれが失われていたのだとしても、そこに籠めた想いはきっと伝わったことだろう。
  
 
; 「マスターと共にある限り、私は常に幸福ですが……。<br/> そういうことではなく? ふむ、なるほど。」
 
; 「マスターと共にある限り、私は常に幸福ですが……。<br/> そういうことではなく? ふむ、なるほど。」
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: 主人公より贈られたチョコレートを早速口にして「心持ち、気分が軽やかです」と形容したあと、そのような結論に至った理由を分析するアルジュナ。
 
: 主人公より贈られたチョコレートを早速口にして「心持ち、気分が軽やかです」と形容したあと、そのような結論に至った理由を分析するアルジュナ。
 
: 人体の機能も無論影響しているのだろうが、それ以上に「マスターから贈られたものだから」との考えに至り、笑みを深くする。
 
: 人体の機能も無論影響しているのだろうが、それ以上に「マスターから贈られたものだから」との考えに至り、笑みを深くする。
: このように落ち着いた様子のオルタとは対照的に、オリジナルが終始どれだけ動揺していたかも一層よく分かることだろう。
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: このように落ち着いた様子のオルタとは対照的に、オリジナルが終始どれだけ動揺していたかも一層よく分かるだろう。
  
 
; 「……いえ。こちらは半貴石、あるいは準宝石と呼ぶべきもの。<br/> 石は人の手で仕分けられ、価値を決められる……。<br/> ですが、その前段階として、<ruby><rb>ただ輝こうとしただけで価値がある</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br/> ……私はどうやら……そう認識しているようです。」/<br/> 「いいえ、これは厳密には宝石ではなく、半貴石、または準宝石と呼称されるものです。<br/> 価値こそ異なりますが、美しさは決して劣りません。<br/> そして何より、この石は美しく輝くことを選んだ。<br/> 美しく輝いているから美しいのではなく、輝こうとするからこその美しさ。<br/> あなたがいつまでも、この準宝石のような心を抱けるよう……。<br/> 私は心から祈るのです。」
 
; 「……いえ。こちらは半貴石、あるいは準宝石と呼ぶべきもの。<br/> 石は人の手で仕分けられ、価値を決められる……。<br/> ですが、その前段階として、<ruby><rb>ただ輝こうとしただけで価値がある</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br/> ……私はどうやら……そう認識しているようです。」/<br/> 「いいえ、これは厳密には宝石ではなく、半貴石、または準宝石と呼称されるものです。<br/> 価値こそ異なりますが、美しさは決して劣りません。<br/> そして何より、この石は美しく輝くことを選んだ。<br/> 美しく輝いているから美しいのではなく、輝こうとするからこその美しさ。<br/> あなたがいつまでも、この準宝石のような心を抱けるよう……。<br/> 私は心から祈るのです。」
 
: こちらのアルジュナからの返礼品は「ただ美しいだけの価値なき鉱石」。
 
: こちらのアルジュナからの返礼品は「ただ美しいだけの価値なき鉱石」。
 
: 魔術的にも金銭的にも本物の宝石とは比べるべくもない。それでも本物に劣らず輝こうとする様子こそが美しいのであり、そこにこそ真価を見出すことができるというもの。この贈答は神に近い方も、人に近い方であっても、彼がアルジュナである以上は変わらない。
 
: 魔術的にも金銭的にも本物の宝石とは比べるべくもない。それでも本物に劣らず輝こうとする様子こそが美しいのであり、そこにこそ真価を見出すことができるというもの。この贈答は神に近い方も、人に近い方であっても、彼がアルジュナである以上は変わらない。
: かつて自らの手で不出来を仕分けていた神は、人と共に過ごす中で何を思ったのか。何かと考えさせられる言葉である。
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: かつて自らの手で不出来を仕分けていた神は、人と共に過ごすなかで何を思ったのか……何かと深く考えさせられる言葉である。
 
 
; 「正直なところ、私には。<br/> 味というものは、よくわかりません。刺激の強い辛さや甘さであればなんとか、というところです。<br/> この料理も、おそらく皆さんのようには味の詳細を感じられてはいないでしょう。ですが……<br/> これは、温かい。それは分かります。」
 
: 「栄光のサンタクロース・ロード」にて。
 
: [[ゲオルギウス]]の手料理で食事を摂りながら、味覚が鈍く繊細な味はうまく感じ取れないと零すアルジュナ。それでも作り手の思いも同時に感じ取っているのだろう、温かみを感じることはできるのだと微笑みながら料理を口に運ぶ。
 
 
 
; 「……ふーふー。」
 
: 上述の流れを受けて「そんなにひょいぱくひょいぱく食べていたら口の中を火傷しないか?」と心配したジークに、一旦吹き冷ましてからゆっくりと食べるよう促されて。
 
: 世話を焼いているのが人生経験の浅いジークということもあり、教えられたことを素直に実行する様子からはどこか幼さを感じさせる。
 
 
 
; 「不思議なことに。先程のあなたの声には、何かを、感じました。<br/> あの抑揚の揺らぎ。言葉のリズム。あれが……曲、というものなのですね。<br/> 使命に必要でない欲を切り捨て、戒めた私にも、届く音があるとは。<br/> 新鮮で、心地好いと言えます───」
 
: 複製エリザベートの歌を聞いたアルジュナは、心を揺さぶる何かを見出せたことに驚きと喜びを見せる。
 
: 素直に褒められたエリちゃんは感激し、カルナからは「[[ネロ・クラウディウス|ローマの皇帝]]の歌声もおまえには届く気がするな」と声を掛けられた。
 
 
 
; 「マスター。この光景は……普通ですか?」
 
: 閉塞状態が解除され、取り戻せた目の前の美しい景観について。特定への好悪による評価の基準を持たないアルジュナは主人公に尋ねる。
 
: その後のマスターの反応で多少受け答えの内容が変化するが、これが普通/善いものであると学び取りながら、彼は少しずつ人間として成長していく。
 
 
 
; 「私が邪悪でないと判じたのは、これも理由です。<br/> ヴリトラの堰界化、何かを堰き止め閉じ込める行為には、ある性質が付随していると感じます。<br/> 人としての多くを失った、神の子である私には……なかなか言い表せないものですが。」
 
: 強大な試練を乗り越え、黄昏のヒマラヤ山頂を包む絶景を目にしながら、ヴリトラを「邪悪にあらず」と見定めた理由を説明する。
 
: 人の視点とは異なる超越の瞳は、うまく言語化できないものではあったが「乗り越えた先に成長をもたらす障害であり必要悪」というヴリトラの司る性質を鋭く見抜き、それはもう一人の自分から託された使命と期待に正しく応えてみせた瞬間でもあった。
 
  
 
==== マテリアル ====
 
==== マテリアル ====
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**強い影響を受けていると思われるカルキは「黒い肌をしていて白馬に乗った姿」で末法の世に現れるとされているのでアルジュナの使役するヴィマーナも白いのかもしれない。
 
**強い影響を受けていると思われるカルキは「黒い肌をしていて白馬に乗った姿」で末法の世に現れるとされているのでアルジュナの使役するヴィマーナも白いのかもしれない。
 
**絆礼装の背景にはこのヴィマーナが映り込んでいるほか、イベント「救え!アマゾネス・ドットコム」では「<ruby><rb>神の乗り物</rb><rt>ヴィマーナ</rt></ruby>で配達代行を行っているサーヴァントがいる」との情報が[[ペンテシレイア|アマゾネスCEO]]の発言から得られるため、サーヴァントとして召喚された後も使用できている可能性がある。
 
**絆礼装の背景にはこのヴィマーナが映り込んでいるほか、イベント「救え!アマゾネス・ドットコム」では「<ruby><rb>神の乗り物</rb><rt>ヴィマーナ</rt></ruby>で配達代行を行っているサーヴァントがいる」との情報が[[ペンテシレイア|アマゾネスCEO]]の発言から得られるため、サーヴァントとして召喚された後も使用できている可能性がある。
**ちなみに原典の空飛ぶ乗り物「ヴィマーナ(ヴィマナ)」は、船以外に宮殿や寺院など元々は大勢の人間を乗せる事を前提にしているためか様々な形状があり、アルジュナ・オルタの騎乗していたものはこの宮殿などに近い大きさと外観をしている。
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*メインシナリオの戦闘においては超統合神性という完全性の再現、および一切の邪悪を裁くものとして「弱体無効・攻撃耐性・攻撃バフ」が常時付与されており、いずれも解除不可能という状態で出現する。<br/>初戦は無敵貫通まで引っ提げてきており、こちらからは([[アンリマユ|例外に等しいある手段]]を除いて)ダメージすら一切与えられないという無敵要塞ぶりを発揮するが、実際には一度しか攻撃してこないだけまだ大人しい方である。<br/>問題はそれ以降であり、'''アルジュナの攻撃バフの数値が高すぎてダメージカットも防御力アップも大した効果がない'''、'''相性有利なはずの[[フォーリナー]]ですらクリティカルで即死する'''といった事が頻発するようなものになっており、そこに2戦目ではリンボからの連戦、3戦目は固定NPCかつHP3本分という長期戦を強いられる上に'''HPゲージを2本割るとフルチャージと同時に無敵貫通が付与され、避けようのない全体宝具が確定で飛んでくる'''などといった設定もあり、ストーリークエスト最難関の座を英霊剣豪や前章から奪い去るほどの極めて高い難易度になっている。<br/>弱体効果による妨害も一切通用しないため、延命策は回避・無敵・ガッツとターゲット集中を駆使する以外になく、身を削るような試行錯誤をしたプレイヤーも多かったことだろう。
*メインシナリオの戦闘においては超統合神性という完全性の再現、および一切の邪悪を裁くものとして「弱体無効・攻撃耐性・攻撃バフ」が常時付与されており、いずれも解除不可能という状態で出現する。<br/>初戦は無敵貫通まで引っ提げてきており、こちらからは([[アンリマユ|例外に等しいある手段]]を除いて)ダメージすら一切与えられないという無敵要塞ぶりを発揮するが、実際には一度しか攻撃してこないだけまだ大人しい方である。<br/>問題はそれ以降であり、'''アルジュナの攻撃バフの数値が高すぎてダメージカットも防御力アップも大した効果がない'''、'''相性有利なはずの[[フォーリナー]]ですらクリティカルで即死する'''といった事が頻発するようなものになっており、そこに2戦目ではリンボからの連戦、3戦目は固定NPCかつHP3本分という長期戦を強いられる上に'''HPゲージを2本割るとフルチャージと同時に無敵貫通が付与され、避けようのない全体宝具が確定で飛んでくる'''<ref group = "注">当時、無敵貫通を無効化できない状況でその攻撃を防御できる[[アルトリア・キャスター]]は未実装だった。</ref>などといった設定もあり、ストーリークエスト最難関の座を英霊剣豪や前章から奪い去るほどの極めて高い難易度になっている。<br/>弱体効果による妨害も一切通用しないため、延命策は回避・無敵・ガッツとターゲット集中を駆使する以外になく、身を削るような試行錯誤をしたプレイヤーも多かったことだろう。
 
 
**第2部4章19節におけるアルジュナとの最後の戦闘ではボイスが全て差し替えられており、ここでしか聴くことの出来ない専用ボイスが多数収録されている。また、エネミー名もそれまでの「神たるアルジュナ」ではなく「アルジュナ」名義になっている。
 
**第2部4章19節におけるアルジュナとの最後の戦闘ではボイスが全て差し替えられており、ここでしか聴くことの出来ない専用ボイスが多数収録されている。また、エネミー名もそれまでの「神たるアルジュナ」ではなく「アルジュナ」名義になっている。
**[[カイニス]]の幕間の物語では彼のおぼろげな発言を元にパンを作ることになるのだが、そのあまりの難易度に[[ゴルドルフ・ムジーク]]は'''「スーパーカルナなしでアルジュナと戦うようなもの」'''ととんでもない比喩をしていたが、その直後に'''比喩ではなく本当にスーパーカルナ抜きで彼と戦わされる。'''さすがに上記の無茶苦茶なバフや無敵貫通はなくなっているため<del>非常に拍子抜けするほど</del>楽に戦えるのだが、トラウマを刺激されたプレイヤー達は悲鳴を上げることになった。
 
 
*[[カルナ]]は彼の正体を「何らかの原因でアルジュナの性質が『反転』した結果、表出した裏人格『“黒”』が主体となり、理想の世界を創るための力を得るために神性を貪欲なまでに獲得し続けた存在」と見ているが、これは「本来のアルジュナは『正義のための非道』は実行できない」と考えているためである。しかしながらアルジュナの幕間「問い掛け続けることにこそ」での出来事で、アルジュナが「あの矢を放ったのは俺だ」と悪性を認めている描写があるほか、バレンタインイベントでも「卑怯な矢」と言及するなど、他ならぬアルジュナ自身が成した事を「悪」だと認識している描写があるため、必ずしもカルナが考えている通りであるとは限らない。このため今のところ「本当に反転していた(=“黒”が主体)」のか、「そうでなかった(=“アルジュナ”が主体)」のかは読み手ごとに解釈が分かれる部分がある。
 
*[[カルナ]]は彼の正体を「何らかの原因でアルジュナの性質が『反転』した結果、表出した裏人格『“黒”』が主体となり、理想の世界を創るための力を得るために神性を貪欲なまでに獲得し続けた存在」と見ているが、これは「本来のアルジュナは『正義のための非道』は実行できない」と考えているためである。しかしながらアルジュナの幕間「問い掛け続けることにこそ」での出来事で、アルジュナが「あの矢を放ったのは俺だ」と悪性を認めている描写があるほか、バレンタインイベントでも「卑怯な矢」と言及するなど、他ならぬアルジュナ自身が成した事を「悪」だと認識している描写があるため、必ずしもカルナが考えている通りであるとは限らない。このため今のところ「本当に反転していた(=“黒”が主体)」のか、「そうでなかった(=“アルジュナ”が主体)」のかは読み手ごとに解釈が分かれる部分がある。
**ただいずれにせよ、この「アルジュナ」という青年は『Grand Order』第5特異点で[[ナイチンゲール]]が指摘していた通り「他者が思うほど誠実ではないが、自分が思うほど邪悪でもない」人物であることは言うまでもない。カルナのマイルーム会話では「元々潔癖性の男だったがそれをさらに磨き上げた結果か」と評されている。
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**ただいずれにせよ、この「アルジュナ」という青年は『Grand Order』第1部5章で[[ナイチンゲール]]が指摘していた通り「他者が思うほど誠実ではないが、自分が思うほど邪悪でもない」人物であることは言うまでもない。カルナのマイルーム会話では「元々潔癖性の男だったがそれをさらに磨き上げた結果か」と評されている。
 
**“黒”についても、オリジナル側のマテリアルでは「心に抱え込んでいるもう一つの人格(誰かを憎み、嘲り、奸計を謀る邪悪)」とされているが、オルタ側のマテリアルでは「アルジュナのエゴイズム(誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のもの)を司る人格」すなわち「人間性を司る灯火」となっており、違う視点からの解釈に基づくものとなっている。アルジュナの思考回路がどのようなものかをよく表している部分とも言える。
 
**“黒”についても、オリジナル側のマテリアルでは「心に抱え込んでいるもう一つの人格(誰かを憎み、嘲り、奸計を謀る邪悪)」とされているが、オルタ側のマテリアルでは「アルジュナのエゴイズム(誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のもの)を司る人格」すなわち「人間性を司る灯火」となっており、違う視点からの解釈に基づくものとなっている。アルジュナの思考回路がどのようなものかをよく表している部分とも言える。
 
*イラストを担当したpako氏は「(第2部の)4章はあんな幸せそうなアルジュナを俺は初めて見たのでもう十分燃え尽きました。尽きてねぇ」とコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142406470765465600 pakoTwitter2019年6月22日21:18]</ref>。
 
*イラストを担当したpako氏は「(第2部の)4章はあんな幸せそうなアルジュナを俺は初めて見たのでもう十分燃え尽きました。尽きてねぇ」とコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142406470765465600 pakoTwitter2019年6月22日21:18]</ref>。
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