「エミヤ」を編集中
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{{サーヴァント概要 | {{サーヴァント概要 | ||
| タイトル = アーチャー | | タイトル = アーチャー | ||
− | | 真名 = エミヤ | + | | 真名 = エミヤ |
| 外国語表記 = Emiya | | 外国語表記 = Emiya | ||
− | |||
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]] | | 初登場作品 = [[Fate/stay night]] | ||
| 声優 = 諏訪部順一 | | 声優 = 諏訪部順一 | ||
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| 地域 = 日本 | | 地域 = 日本 | ||
| 属性 = 中立・中庸 | | 属性 = 中立・中庸 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 人 |
| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
− | | 一人称 = 私/オレ<ref group = "注"> | + | | 一人称 = 私/オレ<ref group = "注">「ある重要な場面」等といった条件次第で発する</ref> |
| 二人称 = お前/貴様/○○(呼び捨て) | | 二人称 = お前/貴様/○○(呼び捨て) | ||
| 三人称 = 奴/奴等/○○(呼び捨て) | | 三人称 = 奴/奴等/○○(呼び捨て) | ||
| イメージカラー = 赤 | | イメージカラー = 赤 | ||
− | | 特技 = ガラクタいじり、家事全般 | + | | 特技 = ガラクタいじり、家事全般 |
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = 家事全般(本人は否定) |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = 正義の味方 |
− | | 天敵 = [[遠坂凛]]、[[間桐桜]]、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤ]] | + | | 天敵 = [[遠坂凛]]、[[間桐桜]]、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤ]] |
| デザイン = 武内崇 | | デザイン = 武内崇 | ||
| 設定作成 = 奈須きのこ | | 設定作成 = 奈須きのこ | ||
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; 略歴 | ; 略歴 | ||
: 『[[Fate/stay night]]』では[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、[[遠坂凛]]によって召喚される。 | : 『[[Fate/stay night]]』では[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、[[遠坂凛]]によって召喚される。 | ||
− | : 『[[Fate/Grand Order]] | + | : 『[[Fate/Grand Order]]』特異点F『炎上汚染都市 冬木』においては既に黒化しており、西暦2004年の冬木で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]を守り続けていた。主人公一行と敵対するも、敗北。消滅する間際に、マシュの宝具を見たことで裏に[[マーリン]]が絡んでいることに勘付いた。 |
: | : | ||
; 人物 | ; 人物 | ||
: 浅黒い肌に赤い外套を纏った白髪の男。辿ってきた数奇な人生を語るかのような、その背中が印象的な人物。 | : 浅黒い肌に赤い外套を纏った白髪の男。辿ってきた数奇な人生を語るかのような、その背中が印象的な人物。 | ||
: 気障で皮肉屋で悲観的。淡々と仕事をこなす現実主義者だが、仕事人間という訳でもなく、慇懃無礼ながら相手を気遣うなど根本的にはお人好し<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" >『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ「エミヤ」より。</ref>。また、キザで意地っ張りな子供らしいところもある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ">『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ「アーチャー」より。</ref>。 | : 気障で皮肉屋で悲観的。淡々と仕事をこなす現実主義者だが、仕事人間という訳でもなく、慇懃無礼ながら相手を気遣うなど根本的にはお人好し<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" >『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ「エミヤ」より。</ref>。また、キザで意地っ張りな子供らしいところもある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ">『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ「アーチャー」より。</ref>。 | ||
− | : | + | : だが対象となる人間を殲滅することで滅びを回避する役目を持つ“守護者”という立場である以上、基本的には冷徹な仕事人であり、私情を挟めない方の執行官のようなもの。常に厳めしい顔をしているのはそのあたりの不自由さ故である<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。 |
: 「万人を救いたい」という理想を貫こうと奮闘するも、その果てに望まない殺人の繰り返しと見せ付けられる人間の醜さに辟易して現在の性格に至った<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。世界に裏切られてしまったが故の絶望とかつての理想を憎悪するが故に、その理想を追っていた頃の自分に対しては時には殺意を含めるほどに刺々しく接するが、生来のお人好し故か、士郎に対し主に魔術面でのアドバイスをする場面も。今でも本心では「正義の味方」の理想を諦めきれていない事はUBWルートの彼の結末だけでなくFateルートでの凛との会話で「世界平和」を語った事からも仄めかされている。 | : 「万人を救いたい」という理想を貫こうと奮闘するも、その果てに望まない殺人の繰り返しと見せ付けられる人間の醜さに辟易して現在の性格に至った<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。世界に裏切られてしまったが故の絶望とかつての理想を憎悪するが故に、その理想を追っていた頃の自分に対しては時には殺意を含めるほどに刺々しく接するが、生来のお人好し故か、士郎に対し主に魔術面でのアドバイスをする場面も。今でも本心では「正義の味方」の理想を諦めきれていない事はUBWルートの彼の結末だけでなくFateルートでの凛との会話で「世界平和」を語った事からも仄めかされている。 | ||
: 家事の達人であり、生活能力の低いマスターに召喚されると、文句を言いつつも手馴れた様子で家事を取り仕切る。 | : 家事の達人であり、生活能力の低いマスターに召喚されると、文句を言いつつも手馴れた様子で家事を取り仕切る。 | ||
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: | : | ||
; 能力 | ; 能力 | ||
− | : 「弓兵」クラスでありながらも、主戦法は干将・莫耶を用いた白兵戦。これは、奥の手を隠すことと接近戦を好んでいた事が一因<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ">『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ「アーチャー」より。</ref> | + | : 「弓兵」クラスでありながらも、主戦法は干将・莫耶を用いた白兵戦。これは、奥の手を隠すことと接近戦を好んでいた事が一因<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ">『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ「アーチャー」より。</ref>。遠距離を見通す鷹の目と百発百中の腕前を持つが、弓を射るシーンは少ない。 |
− | : | + | : 未来の存在であるため知名度の恩恵は受けられない、宝具を持たないため基本的な能力ではサーヴァントに一歩劣る<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ"/>。それでもstay night作中で[[ヘラクレス|バーサーカー]]を6回殺した実力は本物。<ref group ="注">[[ヘラクレス|バーサーカー]]自身も、アーチャーは得難い難敵だったと評価している。もし狂化されていなければ、心ゆくまで剣技を競い合う充実な時を過ごせただろうと惜しむほどに。</ref>その武技は天性のものではなく、弛まぬ努力で磨き上げた。 |
− | : | + | : 「剣」に特化した[[魔術師]]であり、士郎の[[魔術]]の完成形。特定の[[宝具]]は持たないが、[[固有結界]]「無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)」の術者。宝具を含めた多数の武具を投影して戦っている。 |
− | + | : 「複製武具は替えが利く」というその魔術の特性から、宝具を黒い洋弓につがえて矢として放ち、相手にぶつけて爆発させる技「壊れた幻想(ブロークンファンタズム)」を得意とする。 | |
− | |||
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− | : | ||
: FGOコミカライズ版『-turas rèalta-』では「[[衛宮士郎|<ruby><rb>全投影連続層写</rb><rt>ソードバレルフルオープン</RT></RUBY>]]」を使用している。 | : FGOコミカライズ版『-turas rèalta-』では「[[衛宮士郎|<ruby><rb>全投影連続層写</rb><rt>ソードバレルフルオープン</RT></RUBY>]]」を使用している。 | ||
==バリエーション== | ==バリエーション== | ||
=== アーチャー(クラスカード) === | === アーチャー(クラスカード) === | ||
− | 『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。 | + | :『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。 |
+ | :詳細は「[[クラスカード]]」を参照。 | ||
− | 詳細は「[[ | + | === アーチャー (EXTRA・赤) === |
+ | 『[[Fate/EXTRA]]』『[[Fate/EXTRA CCC]]』『[[Fate/EXTELLA]]』に登場するサーヴァント。<br>『stay night』のアーチャーを彷彿とさせる様々な共通点があるが、真名は「エミヤ」ではなく「無銘」となっている。 | ||
+ | |||
+ | 詳細は「[[無銘]]」を参照。 | ||
− | === エミヤ〔オルタ〕=== | + | ===エミヤ〔オルタ〕=== |
− | + | 反転しオルタ化したエミヤ。厳密には異なる歴史を歩んだ並行世界の存在。 | |
詳細は「[[エミヤ〔オルタ〕]]」を参照。 | 詳細は「[[エミヤ〔オルタ〕]]」を参照。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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| rowspan="2"|[[アーチャー]] || [[遠坂凛]] || D || C || C || B || E || ? || rowspan="2"|対魔力:D<br />単独行動:B || 千里眼:C<br />魔術:C-<br />心眼(真):B || style="text-align:left"| | | rowspan="2"|[[アーチャー]] || [[遠坂凛]] || D || C || C || B || E || ? || rowspan="2"|対魔力:D<br />単独行動:B || 千里眼:C<br />魔術:C-<br />心眼(真):B || style="text-align:left"| | ||
|- | |- | ||
− | | [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || C || B || E || ? || 心眼(真):B<br />千里眼:C<br /> | + | | [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || C || B || E || ? || 心眼(真):B<br />千里眼:C<br />鷹の瞳:B+<br />魔術:C-<br />投影魔術:A(マテリアルではC、条件付きでA+) ||style="text-align:left"|強化クエストクリアで魔術→投影魔術、千里眼→鷹の瞳に変化。 |
|} | |} | ||
== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
; 無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス) | ; 無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス) | ||
− | : ランク:E~A++ | + | : ランク:E~A++<br />種別:????<br />レンジ:????<br />最大捕捉:???? |
− | : 錬鉄の[[固有結界]]。本来は[[魔術]] | + | : 錬鉄の[[固有結界]]。本来は[[魔術]]であり宝具ではないが、アーチャーの象徴ということで宝具扱いになっている。 |
: 心象風景は、燃えさかる炎と、無数の剣が大地に突き立つ一面の荒野が広がり、空には回転する巨大な歯車が存在する。もとが同一の存在である士郎も同じ固有結界を使うが、心象風景は異なる。 | : 心象風景は、燃えさかる炎と、無数の剣が大地に突き立つ一面の荒野が広がり、空には回転する巨大な歯車が存在する。もとが同一の存在である士郎も同じ固有結界を使うが、心象風景は異なる。 | ||
: 結界内には、あらゆる「剣を形成する要素」が満たされており、目視した刀剣を結界内に登録し複製、荒野に突き立つ無数の剣の一振りとして貯蔵する。ただし、複製品の能力は本来のものよりランクが一つ落ちる。一度この心象世界に複製され記録された武器は、固有結界を起動せずとも投影魔術で作り出すことが可能で<ref group = "出" name="『Fate/side materiale』76ページ">Fate/side materiale』76ページ「無限の剣製」より。</ref>、彼の投影は一般的な魔術のそれとは異なり、この固有結界から零れたもの。Heaven's Feelルート(以下HFルート)で士郎が受け継いだ「アーチャーの腕」に残された記録によると、結界内に記憶されている武具の数は千を越えているとされる。 | : 結界内には、あらゆる「剣を形成する要素」が満たされており、目視した刀剣を結界内に登録し複製、荒野に突き立つ無数の剣の一振りとして貯蔵する。ただし、複製品の能力は本来のものよりランクが一つ落ちる。一度この心象世界に複製され記録された武器は、固有結界を起動せずとも投影魔術で作り出すことが可能で<ref group = "出" name="『Fate/side materiale』76ページ">Fate/side materiale』76ページ「無限の剣製」より。</ref>、彼の投影は一般的な魔術のそれとは異なり、この固有結界から零れたもの。Heaven's Feelルート(以下HFルート)で士郎が受け継いだ「アーチャーの腕」に残された記録によると、結界内に記憶されている武具の数は千を越えているとされる。 | ||
− | : | + | : 「剣」に特化した能力ではあるが、剣であっても神造兵装の類は複製不可とされる(後述)。盾や鎧といった防具も投影可能だが、剣投影の二~三倍の魔力を必要とする。つまり基本的には白兵戦に用いられる武器又は防具に限定される。ただしきちんと切嗣から魔術指導を受け実物を見ていた場合、起源弾も複製可能であったらしいこと、又本編では士郎が気晴らしと雑貨品を作ったり、『hollow』では高性能なや釣り竿やリールを全て自分で作っていたりとまったく不可能ということではない。さらにただ複製するだけでなく、自分好みにアレンジを加えたり、形状を変えるなどいった独自の改造を加えることも可能。 |
− | : | + | : 物品としての刀剣を魔術で作り出しているのに止まらず、長年使用された刀剣には意思が宿り、その意思と共に刀剣に宿る「使い手の経験・記憶」ごと解析・複製している。このため、仮に初見の武器の複製であっても、オリジナルの英霊ほどではないがある程度扱いこなすことが可能。本来の使い手の剣技を必要であれば再現し、「真名解放」や「壊れた幻想」といった技能もアーチャーの力が及ぶ範囲内なら使いこなせる。また、複数の剣を投影(場合によっては攻撃対象の全方位を取り囲むように投影)し、一斉射撃を行うという使い方も可能。アーチャー自身は特に言及していないが、士郎が同様の技(一斉射撃はできず単発を順次発射ではあるが)を使った際には『全投影連続層写(ソードバレルフルオープン)』と呼んだ。 |
− | : | + | : 基本的には「武具と能力を模倣する能力」といえるが、単純に目の前の敵の宝具や技量を複製した場合は、それを極限まで使いこなす本来の担い手には遠く及ばない。そのため、複数の英霊の宝具をいくつも記憶した上で、それらを効果的に運用し、相手の弱点を衝くことで初めて他のサーヴァントに対抗し得る能力となる。また、「所有はしていても極限まで使いこなすことはできない」とされる[[ギルガメッシュ]]の「王の財宝」に対しては、ギルガメッシュが蔵から取り出す必要があるのに対し、こちらは空間内に刺さっている武装なら即座に使用できるために常に先手を取れるため、非常に有利に戦える。 |
− | |||
: 固有結界を何のペナルティもなく使いこなす、とされるが免れているペナルティについては詳細不明。 | : 固有結界を何のペナルティもなく使いこなす、とされるが免れているペナルティについては詳細不明。 | ||
− | + | :『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃&敵全体の攻撃力ダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。 | |
− | :『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃 | ||
− | |||
=== 投影宝具 === | === 投影宝具 === | ||
ここで述べられている性能は、あくまで彼が投影したものである。「無限の剣製」の性質上、性能がワンランク下がり、また、彼独自のアレンジが入っているものもある。 | ここで述べられている性能は、あくまで彼が投影したものである。「無限の剣製」の性質上、性能がワンランク下がり、また、彼独自のアレンジが入っているものもある。 | ||
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: ランク:C-<br />由来:古代中国・呉の刀匠干将と妻の莫耶、及び二人が作った夫婦剣。 | : ランク:C-<br />由来:古代中国・呉の刀匠干将と妻の莫耶、及び二人が作った夫婦剣。 | ||
: 陰陽二振りの短剣。アーチャーを象徴する宝具。黒い方が陽剣・干将、白い方が陰剣・莫耶。互いに引き合う性質を持つ夫婦剣。 | : 陰陽二振りの短剣。アーチャーを象徴する宝具。黒い方が陽剣・干将、白い方が陰剣・莫耶。互いに引き合う性質を持つ夫婦剣。 | ||
− | : | + | : 二つ揃いで装備すると、対魔力、対物理が上昇する。宝具としてのランクは高くないが、投影の負担が軽いことと、先の特質から愛用している。アーチャーの手によって刀身に魔除けの文句が刻まれており、巫術器具として使うこともできる。 |
: 真名解放されたことはないが、この剣を投擲した上でさらに別の干将・莫邪を投影、前述の引き合う性質で最初の剣が戻ってきたところに斬撃を加え、計三回の投影による三重の刃の重ね当てを行う必殺技「鶴翼三連」が存在する。 | : 真名解放されたことはないが、この剣を投擲した上でさらに別の干将・莫邪を投影、前述の引き合う性質で最初の剣が戻ってきたところに斬撃を加え、計三回の投影による三重の刃の重ね当てを行う必殺技「鶴翼三連」が存在する。 | ||
: 更に切り札とも言える、干将・莫邪を巨大な剣「オーバーエッジ」へと強化することも可能。これを使用して「鶴翼三連」を行う場合もある。 | : 更に切り札とも言える、干将・莫邪を巨大な剣「オーバーエッジ」へと強化することも可能。これを使用して「鶴翼三連」を行う場合もある。 | ||
: なお、投影品ではないオリジナルの干将・莫耶は、怪異に対し絶大な威力を発揮する「退魔の剣」であり、[[ジル・ド・レェ|大海魔]]や[[ゴルゴーン|ゴルゴンの怪物]]をも正面から真っ二つにできるという。 | : なお、投影品ではないオリジナルの干将・莫耶は、怪異に対し絶大な威力を発揮する「退魔の剣」であり、[[ジル・ド・レェ|大海魔]]や[[ゴルゴーン|ゴルゴンの怪物]]をも正面から真っ二つにできるという。 | ||
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: FGOコミカライズ版『-turas rèalta-』の特異点Fで登場する黒化してる状態では[[エミヤ〔オルタ〕|別側面]]と似たような武器を使用している。(双剣に戻し、柄の部分を連結させた物) | : FGOコミカライズ版『-turas rèalta-』の特異点Fで登場する黒化してる状態では[[エミヤ〔オルタ〕|別側面]]と似たような武器を使用している。(双剣に戻し、柄の部分を連結させた物) | ||
: | : | ||
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; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス) | ; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス) | ||
: ランク:不明(B+の投擲武器をほぼ防ぐ)<BR />種別:結界宝具<br />由来:ギリシャの英雄アイアスの盾。 | : ランク:不明(B+の投擲武器をほぼ防ぐ)<BR />種別:結界宝具<br />由来:ギリシャの英雄アイアスの盾。 | ||
− | : | + | : アーチャーが唯一得意とする防御用装備。彼の用いる投影の中でも最高の防御力を持つ。投擲武器や、使い手から離れた武器に対して無敵という概念を持つ概念武装。光で出来た七枚の花弁が展開し、一枚一枚が古の城壁と同等の防御力を持つ。また花弁に魔力を注ぎ込むことによって防御力の底上げもできる模様。 |
− | + | : UBWルートでは[[クー・フーリン|ランサー]]との対決に用いられ、ランサーの投擲宝具「突き穿つ死翔の槍」を防ぐために真名解放も伴って投影される。だが次々に突破され最後の一枚になった所で全魔力を注ぎ込み、それでも盾は完全破壊されたが槍の威力の殆どを削ぎ、アーチャーは余波で腕が千切れ懸けるも耐え抜いた。 | |
− | : UBWルートでは[[クー・フーリン|ランサー]] | ||
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: | : | ||
; 赤原猟犬(フルンディング) | ; 赤原猟犬(フルンディング) | ||
129行目: | 116行目: | ||
: 追尾型魔剣。射手が健在かつ狙い続ける限り、標的を襲い続ける効果を持つ。 | : 追尾型魔剣。射手が健在かつ狙い続ける限り、標的を襲い続ける効果を持つ。 | ||
: 『[[Fate/hollow ataraxia]]』において冬木新都のセンタービルから冬木大橋へ、弓につがえて放ち、魔弾として使用した剣。 | : 『[[Fate/hollow ataraxia]]』において冬木新都のセンタービルから冬木大橋へ、弓につがえて放ち、魔弾として使用した剣。 | ||
− | : | + | : 一度射出されると射手が健在な限り弾かれようとも標的を追尾し続けるため、作中では40秒かけてチャージして放たれた弾はセイバーでさえその状況では射手を仕留めるしか対抗手段はなく、士郎は令呪を使用してセイバーをセンタービルへと跳躍させた。 |
− | : | + | : 矢を放ってからアーチャーがセイバーに致命傷を負わせられてしまうまでにかかったのが「2秒弱」とされ、その間にセンタービルから大橋までが約4キロの距離であり、そこにいる標的に到達して再び襲いかかろうする所までいっていたことと、コンマテの小節の詠唱時間1秒との設定から、魔弾の速度は音速の6倍程になる。 |
− | : | + | : 剣として使用した場合の能力は描写されていない。 |
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===宝具以外の投影品=== | ===宝具以外の投影品=== | ||
− | + | *黒い洋弓 | |
− | + | *釣具203,000円相当(99%カーボンのロッド、フ○セスーパーオートメーション、その他高級オプション) | |
− | + | *赤いコート | |
− | + | *ステーキ用の超高熱鉄板 | |
− | + | *わたあめの製造器 | |
− | + | など | |
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=== 神造兵装の投影について === | === 神造兵装の投影について === | ||
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さらに、[[無銘|ほぼ同一の存在]]は「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」という、聖剣の複製品を「無限の剣製」の展開中のみの限定で投影している(設定上展開せずとも作ること自体は可能だろうが)。こちらでは本編よりも錬鉄可能条件が向上したため可能となったらしい。 | さらに、[[無銘|ほぼ同一の存在]]は「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」という、聖剣の複製品を「無限の剣製」の展開中のみの限定で投影している(設定上展開せずとも作ること自体は可能だろうが)。こちらでは本編よりも錬鉄可能条件が向上したため可能となったらしい。 | ||
− | + | なお同作品中、隠しボスとして登場するアーチャー(エミヤ)本人も「無限の剣製」展開最終ターンで同じく「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」を投影し、使用するが、こちらもムーンセルの中、もしくは本編と違い名が広まっている未来の世界能力が多少上がっている可能性もあるか、あくまで本筋とは別のサブクエストであり、本来耐魔力持ちの赤セイバーなどには効かないはずの凛の一工程ガンドが効いたりなど設定として反映されているなどあるが無銘と違い詳しくは不明である。 | |
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『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』ではアーチャーの[[クラスカード]]を使う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]が「約束された勝利の剣」を投影して使っているが、両者は「願望器」ということもあって別の原理が働いている可能性がある。また、作者は「あくまでスピンオフで、原作とは別の設定(ルール)で成り立っている」という主旨の発言をしている。 | 『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』ではアーチャーの[[クラスカード]]を使う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]が「約束された勝利の剣」を投影して使っているが、両者は「願望器」ということもあって別の原理が働いている可能性がある。また、作者は「あくまでスピンオフで、原作とは別の設定(ルール)で成り立っている」という主旨の発言をしている。 | ||
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== 真名:エミヤ== | == 真名:エミヤ== | ||
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===Fateシリーズ=== | ===Fateシリーズ=== | ||
; [[Fate/stay night]] | ; [[Fate/stay night]] | ||
− | : | + | : 第五次聖杯戦争にて召喚されたサーヴァントの一人。マスターは遠坂凛。 |
; [[Fate/hollow ataraxia]] | ; [[Fate/hollow ataraxia]] | ||
: 事態の真実を探る一人。その一方で最新釣り竿を投影して釣りに興じる一面も。 | : 事態の真実を探る一人。その一方で最新釣り竿を投影して釣りに興じる一面も。 | ||
221行目: | 174行目: | ||
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] | ; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] | ||
: [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英雄として登場。 | : [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英雄として登場。 | ||
− | : | + | : ただ[[衛宮士郎 (美遊世界)|「美遊世界」の衛宮士郎]]による過去編にて、'''夢幻召喚時に士郎が視たエミヤ'''として後ろ姿のみ登場。一時的にエミヤと同調していた際に彼の心象世界を知ったようで『伽藍洞』と評した。 |
− | + | ; [[Fate/Grand Order]] | |
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− | ;[[Fate/Grand Order]] | ||
: 初期実装のサーヴァントの一人。 | : 初期実装のサーヴァントの一人。 | ||
− | : | + | : 『Fate/EXTELLA発売記念キャンペーン』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。 |
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===Fate関連作品=== | ===Fate関連作品=== | ||
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; [[衛宮さんちの今日のごはん]] | ; [[衛宮さんちの今日のごはん]] | ||
: 基本的には衛宮士郎が料理担当なので出番は無いが、番外編では料理の腕を振るう事が多い。 | : 基本的には衛宮士郎が料理担当なので出番は無いが、番外編では料理の腕を振るう事が多い。 | ||
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; [[カプセルさーばんと]] | ; [[カプセルさーばんと]] | ||
− | : | + | : さーばんとの一匹。 |
===その他=== | ===その他=== | ||
285行目: | 200行目: | ||
: 脱税および横領で告発された凛の逃走を手引きするも、凛逮捕のニュースが流れるとあっさり見限りパトロールに戻った。 | : 脱税および横領で告発された凛の逃走を手引きするも、凛逮捕のニュースが流れるとあっさり見限りパトロールに戻った。 | ||
; [[ちびちゅき!]] | ; [[ちびちゅき!]] | ||
− | : | + | : 弓道部所属。もしくは食事当番。性格と人間関係は『stay night』と[[無銘|『EXTRA』]]を統合したものとなっている。 |
: その為か、『stay night』のマスターである凛と『EXTRA』のマスターである白野(女)が同時に出くわした時は気まずい思いをしていたそうな。 | : その為か、『stay night』のマスターである凛と『EXTRA』のマスターである白野(女)が同時に出くわした時は気まずい思いをしていたそうな。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
294行目: | 209行目: | ||
;[[衛宮士郎]] | ;[[衛宮士郎]] | ||
− | : | + | :過去の自分。お互い嫌い合っているために顔を合わせば皮肉や嫌味を口にするが、一方で適切なアドバイスを送ることも。 |
;[[藤村大河]] | ;[[藤村大河]] | ||
308行目: | 223行目: | ||
;[[クー・フーリン|ランサー]] | ;[[クー・フーリン|ランサー]] | ||
:犬猿の仲。アーチャーにとっては生前殺された経験から苦手意識のある相手。 | :犬猿の仲。アーチャーにとっては生前殺された経験から苦手意識のある相手。 | ||
− | : | + | :…とはいうものの、根本から価値観や考えが相容入れない点もあり、現在の性格上として相性が悪いとも言える。 |
− | : | + | :冬木の聖杯戦争で因縁ができたため、守護者になって以降何度か顔を合わせており、もはや腐れ縁や好敵手になっている。 |
;[[ギルガメッシュ]] | ;[[ギルガメッシュ]] | ||
− | : | + | :ギルガメッシュにとって天敵であると共に魔術が気に入らないことから、『贋作屋(フェイカー)』と蔑まれている。 |
− | : | + | :しかし歪んだものであっても理想を追い続け、ついには英霊に達したアーチャーの有り様には一定の評価はされているらしい。 |
===Fate/EXTRA CCC=== | ===Fate/EXTRA CCC=== | ||
330行目: | 245行目: | ||
:;[[ジャガーマン]] | :;[[ジャガーマン]] | ||
::自身のオリジンと、相手の中の人が生前の知り合いという、意外に複雑な関係。 | ::自身のオリジンと、相手の中の人が生前の知り合いという、意外に複雑な関係。 | ||
− | :: | + | :: マイルーム会話では「虎っぽいご婦人」と正体には気づいていない、もしくはその振りをしているような素振りをみせている。食堂の食材の減りが激しい原因と解っているもののどうにも対処しきれず頭を痛めている他、彼女のキャラクエにおいて不良少年一号として連れまわされた際は辟易しつつもどこか嬉しそうな反応を見せた。 |
− | |||
:;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)]] | :;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)]] | ||
::自身のオリジンが生前に縁のあった少女の、並行世界における別人。 | ::自身のオリジンが生前に縁のあった少女の、並行世界における別人。 | ||
::当初は直接声をかけられずに影から見守るに留めていたが、後々お菓子の作り方を教えるくらいには打ち解けた模様。 | ::当初は直接声をかけられずに影から見守るに留めていたが、後々お菓子の作り方を教えるくらいには打ち解けた模様。 | ||
::彼女に作ってあげた麻婆茄子が「お兄ちゃん」のそれと同じ味だったことから正体にも気づかれている。 | ::彼女に作ってあげた麻婆茄子が「お兄ちゃん」のそれと同じ味だったことから正体にも気づかれている。 | ||
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:;[[パールヴァティー]] | :;[[パールヴァティー]] | ||
::自身のオリジンが生前に縁のあった少女が素体になった疑似サーヴァント。 | ::自身のオリジンが生前に縁のあった少女が素体になった疑似サーヴァント。 | ||
− | :: | + | ::カルデアでも和食の作り方を教えている模様。 |
− | + | ;[[無銘]] | |
− | : | + | :これまでは「辿った世界が別々のため、能力、容姿や大元の存在などは同一ながら別人」という扱いだったが、本作においては特にどこか区別されているわけでもなく、事実上の統合がなされている。 |
− | + | :基本的にカルデア内では"エミヤ"名義だが、ネロや玉藻と一緒にいる時(『Fate/EXTRA』シリーズが関連するイベント)に限り"無銘"表記となる。 | |
− | + | :一応容姿も通常のエミヤと違い第三再臨の姿が主に用いられているのだが、実際のところは……。 | |
− | + | :ちなみに、後述するエミヤ〔オルタ〕の拳銃に嫉妬する台詞は此方の名義で吐いたもの。 | |
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;[[エミヤ〔オルタ〕]] | ;[[エミヤ〔オルタ〕]] | ||
− | : | + | :自身のオルタ。だがあちらと此方では生前経験した事柄も違う様子であり、そのためベースとなる存在が変転して誕生した他の多くのオルタ系サーヴァント達とは関係性が根本から異なる。 |
− | : | + | :いうなれば、無銘に続く「三人目のエミヤ」、[[エミヤ〔アサシン〕|抑止力のアサシン]]に続く「4人目の守護者」とでも言うべき立ち位置。 |
− | : | + | :あちらは「向こう(通常のエミヤ)からも殺したくなるほどのおぞましい代物だろう」と<del>思い込んでいる</del>分析しているが、当の本人は彼の二丁拳銃を「'''私も使ってみたかった…!'''」と非常に羨ましがっている……。 |
− | ;[[ | + | ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] |
− | : | + | :イベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』で共演。 |
− | : | + | :あまりの不摂生ぶりに怒り、文字通りの「冬木炎上マラソン」に駆り立てる。 |
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;[[ナイチンゲール]] | ;[[ナイチンゲール]] | ||
:キャラクエストにて、人属性の英霊として名前を挙げる。 | :キャラクエストにて、人属性の英霊として名前を挙げる。 | ||
:その苛烈な人生に自分と重ねて思う所があるのか、「女史」と尊称を付けて呼んでいる。 | :その苛烈な人生に自分と重ねて思う所があるのか、「女史」と尊称を付けて呼んでいる。 | ||
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;[[トーマス・エジソン]] | ;[[トーマス・エジソン]] | ||
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:期間限定イベント『ネロ祭再び』で食堂担当として組んだ相手。 | :期間限定イベント『ネロ祭再び』で食堂担当として組んだ相手。 | ||
:どちらも料理上手であり、オカン体質という事で気はあっていた模様。 | :どちらも料理上手であり、オカン体質という事で気はあっていた模様。 | ||
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;[[坂田金時]] | ;[[坂田金時]] | ||
:同郷の英霊。子供っぽい面が強いからか、「坂田くん」と意外とフランクに呼ぶ関係。 | :同郷の英霊。子供っぽい面が強いからか、「坂田くん」と意外とフランクに呼ぶ関係。 | ||
− | ; | + | ;真田幸村 |
− | : | + | :期間限定イベント『ぐだぐだ明治維新』で融合して「真田エミ村」になった英霊。 |
− | : | + | :彼の生き様には共感するところが多かったらしく、テンションの低い大阪五人衆の中で一人だけノリノリであった。 |
− | |||
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===その他=== | ===その他=== | ||
402行目: | 294行目: | ||
:ドラマCD『バタフライエフェクト』にて彼女のサーヴァントとなるが、下着を装備スロットごと抹消されるという悲惨な目に遭わされる。 | :ドラマCD『バタフライエフェクト』にて彼女のサーヴァントとなるが、下着を装備スロットごと抹消されるという悲惨な目に遭わされる。 | ||
;[[衛宮士郎 (美遊世界)]] | ;[[衛宮士郎 (美遊世界)]] | ||
− | :『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! | + | :『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』にて登場するもうひとりの過去の自分。エミヤ自身が彼のことをどう思っているのかは不明だが、カードを通しての形で見た彼の心象風景を士郎は「誰かを救うたびに何かを失いついには伽藍洞になった」と評した。 |
− | |||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
=== Fate/stay night === | === Fate/stay night === | ||
;「了解した。地獄に落ちろ、マスター」 | ;「了解した。地獄に落ちろ、マスター」 | ||
− | : | + | :召喚されて初の命令に。 |
− | : | + | :従順と悪態との並列。まぁ、貴重な令呪で無茶な命令を聞くハメになってしまったんだから、仕方なくもあるか。 |
− | |||
;「それでは凛と。……ああ、この響きは実に君に似合っている」 | ;「それでは凛と。……ああ、この響きは実に君に似合っている」 | ||
:彼女の名前を教えられ、好きなように呼ぶよう言われた際に「遠坂凛」とその名を噛みしめるように呟いた後の台詞。 | :彼女の名前を教えられ、好きなように呼ぶよう言われた際に「遠坂凛」とその名を噛みしめるように呟いた後の台詞。 | ||
:この言葉には狂おしいほどの親愛の情がこもっている。 | :この言葉には狂おしいほどの親愛の情がこもっている。 | ||
− | |||
− | |||
;「ああ。時間を稼ぐのはいいが───<br> 別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」 | ;「ああ。時間を稼ぐのはいいが───<br> 別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」 | ||
424行目: | 312行目: | ||
;「衛宮士郎」<br>「───いいか。お前は戦う者ではなく、生み出す者にすぎん」<br>「余分な事など考えるな。お前に出来る事は一つだけだろう。ならば、その一つを極めてみろ」<br>「───忘れるな、イメージするものは常に最強の自分だ。外敵など要らぬ。お前にとって戦う相手とは、自身のイメージに他ならない」 | ;「衛宮士郎」<br>「───いいか。お前は戦う者ではなく、生み出す者にすぎん」<br>「余分な事など考えるな。お前に出来る事は一つだけだろう。ならば、その一つを極めてみろ」<br>「───忘れるな、イメージするものは常に最強の自分だ。外敵など要らぬ。お前にとって戦う相手とは、自身のイメージに他ならない」 | ||
:Fateルートで、士郎に向けた最後のアドバイス。この言葉を糧に士郎は『勝利すべき黄金の剣』を投影する。 | :Fateルートで、士郎に向けた最後のアドバイス。この言葉を糧に士郎は『勝利すべき黄金の剣』を投影する。 | ||
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;「────さらばだ。理想を抱いて溺死しろ」 | ;「────さらばだ。理想を抱いて溺死しろ」 | ||
:柳洞寺にて衛宮士郎殺害を決めたとき。 | :柳洞寺にて衛宮士郎殺害を決めたとき。 | ||
:かつて自らが選んだ理想の途轍もない「重さ」を知るが故の一言とも言える。 | :かつて自らが選んだ理想の途轍もない「重さ」を知るが故の一言とも言える。 | ||
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;「オレは人間の後始末などまっぴらだ。だが守護者となった以上、この輪から抜け出す術はない。<br> ───そう、ただ一つの例外を除いて」 | ;「オレは人間の後始末などまっぴらだ。だが守護者となった以上、この輪から抜け出す術はない。<br> ───そう、ただ一つの例外を除いて」 | ||
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:テレビアニメ第2作では最期の台詞の前に以下の台詞が追加されている。 | :テレビアニメ第2作では最期の台詞の前に以下の台詞が追加されている。 | ||
− | ; | + | ; 「見ろ!その結果がこれだ!始めから救う術を知らず、救う者を持たず、醜悪な正義の体現者がお前のなれの果てと知れ!」 |
− | :かつての切嗣にすら[[シャーレイ| | + | :かつての切嗣にすら[[シャーレイ|救いたいと願った人]]が、[[ナタリア・カミンスキー|救いたいと願いながら切り捨てた人]]がいた。だが、士郎には明確に救いたい一人すらいなかった。それ故にアーチャーはかつての自分のあり方がいかに歪で醜悪であったのかを知っている。奇しくもそのあり方は、かつて[[イスカンダル|征服王]]が否定した[[アルトリア・ペンドラゴン|「人のための王という偶像」]]という考え方と通じるものであり、彼女の心にも突き刺さっていた。 |
− | |||
;(酷い話だ…。古い鏡を見せられている。───こういう男が居たのだったな。) | ;(酷い話だ…。古い鏡を見せられている。───こういう男が居たのだったな。) | ||
458行目: | 332行目: | ||
;「私を頼む。知っての通り頼りないヤツだからな。───君が、支えてやってくれ。」<br>「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから。」 | ;「私を頼む。知っての通り頼りないヤツだからな。───君が、支えてやってくれ。」<br>「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから。」 | ||
:彼が[[衛宮士郎|かつての自分]]を彼女に託した瞬間。昔の彼を思わせる穏やかな笑みを浮かばせながら、静かに消えていった。 | :彼が[[衛宮士郎|かつての自分]]を彼女に託した瞬間。昔の彼を思わせる穏やかな笑みを浮かばせながら、静かに消えていった。 | ||
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;「それでも───俺は、間違えてなどいなかった───」 | ;「それでも───俺は、間違えてなどいなかった───」 | ||
:たとえ、その先に続く物が無くとも。何一つとして報われる事が無くとも。それは彼が得た、たった一つの『答え』。 | :たとえ、その先に続く物が無くとも。何一つとして報われる事が無くとも。それは彼が得た、たった一つの『答え』。 | ||
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; “────ついて来れるか” | ; “────ついて来れるか” | ||
:イリヤと共に生き残るため左腕の封印を解いたが逆に左腕に食い潰されそうになった士郎の前に現れた幻影の一言。 | :イリヤと共に生き残るため左腕の封印を解いたが逆に左腕に食い潰されそうになった士郎の前に現れた幻影の一言。 | ||
:信じるように、蔑むようにかつての自分がしなかった選択をした自分をその背中は待っていた。 | :信じるように、蔑むようにかつての自分がしなかった選択をした自分をその背中は待っていた。 | ||
+ | |||
+ | ;「ご覧の通り、貴様が挑むのは無限の剣。剣戟の極地!恐れずしてかかってこい! 」 | ||
+ | :アニメ版第14話より。すでに敗北が決定的となるも「無限の剣製」を発動させ、バーサーカーに告げる最後の反撃。 | ||
=== Fate/hollow ataraxia === | === Fate/hollow ataraxia === | ||
479行目: | 349行目: | ||
;「ふ。腕のなさを他人の所為にするとは落ちたなランサー。<br> 近場の魚が逃げるのならリール釣りに切り替えればいいだろう。<br> もっとも、石器人であるおまえにリール釣りのなんたるかが理解できるとは思えないが、<br> おっとすまないね、十八匹目フィィィィイッシュ!」 | ;「ふ。腕のなさを他人の所為にするとは落ちたなランサー。<br> 近場の魚が逃げるのならリール釣りに切り替えればいいだろう。<br> もっとも、石器人であるおまえにリール釣りのなんたるかが理解できるとは思えないが、<br> おっとすまないね、十八匹目フィィィィイッシュ!」 | ||
− | : | + | :ヒャッホーと歓声をあげるほど楽しんでいた。リールは最新型でその他オプションも最先端の高級品。値段が一括で二十万とんで三千円もするらしいが、アーチャーが使っているのは投影品。 |
− | |||
;「はっはっは。この分では夜明けを待たずして勝負がつくな!<br> 軽い準備運動で始めたのだが様子を見るまでもない。<br> なあランサー、別にこの港の魚を釣りつくしても構わんのだろう?」 | ;「はっはっは。この分では夜明けを待たずして勝負がつくな!<br> 軽い準備運動で始めたのだが様子を見るまでもない。<br> なあランサー、別にこの港の魚を釣りつくしても構わんのだろう?」 | ||
509行目: | 378行目: | ||
;「……む。そんな気はしていたんだが、どうにもこちらの方がてっとり早くてな。日頃のストレスからか、つい双剣にも力が入ってしまい───<br> ───いや私は正しい聖杯は壊す。扇動された愚か者も一掃する。平和を乱す者には分け隔てなく鉄槌を下す!」 | ;「……む。そんな気はしていたんだが、どうにもこちらの方がてっとり早くてな。日頃のストレスからか、つい双剣にも力が入ってしまい───<br> ───いや私は正しい聖杯は壊す。扇動された愚か者も一掃する。平和を乱す者には分け隔てなく鉄槌を下す!」 | ||
:同上。騒動を静めるため各地で争う者を一掃するが、士郎から「手段と目的がこんがらなってないか?」と指摘される。もはやただのストレス発散になっている。 | :同上。騒動を静めるため各地で争う者を一掃するが、士郎から「手段と目的がこんがらなってないか?」と指摘される。もはやただのストレス発散になっている。 | ||
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;「安心してくれ無辜の民、善良なる人々よ!冬木市の平和は、頼まれなくても私が守る!」 | ;「安心してくれ無辜の民、善良なる人々よ!冬木市の平和は、頼まれなくても私が守る!」 | ||
525行目: | 391行目: | ||
:さすがに演出時間の問題があるので、詠唱は省略されている。 | :さすがに演出時間の問題があるので、詠唱は省略されている。 | ||
− | ==== | + | ====マイルーム会話==== |
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;「信じられん……。以前から災難体質だと思っていたが……まさか、女神に取り憑かれるとは。<br/> よほど波長が合っていたんだな……。素直じゃない系女性の原点というやつか」 | ;「信じられん……。以前から災難体質だと思っていたが……まさか、女神に取り憑かれるとは。<br/> よほど波長が合っていたんだな……。素直じゃない系女性の原点というやつか」 | ||
− | : | + | : マイルーム会話「イシュタル」。女神召喚の依代になっちゃった[[遠坂凛|元マスター]]に対して。 |
− | : | + | : 上記の台詞とは違い彼女の置かれている状況を知った上での発言の模様だが………"災難体質"って人のこと言えるのだろうか。 |
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====幕間の物語==== | ====幕間の物語==== | ||
562行目: | 408行目: | ||
:そして、「何故これほどまでに親身になってくれるのか」とマシュに問われての返答がコレ。だがしかし、サーヴァントの特性やマスターの心構えを説くだけならまだしも、健康状態や生活リズムまで気にかけてくる姿は紛うことなきおかん属性である。 | :そして、「何故これほどまでに親身になってくれるのか」とマシュに問われての返答がコレ。だがしかし、サーヴァントの特性やマスターの心構えを説くだけならまだしも、健康状態や生活リズムまで気にかけてくる姿は紛うことなきおかん属性である。 | ||
− | ;「頼むぞ[マスターの名前] | + | ;「頼むぞ[マスターの名前]。かつてのオレでは果たせなかった<br> 大英雄越えを、おまえの手で果たさせてくれ」 |
:幕間の物語「無限の剣製」より。「半人前卒業」を認めたマスターへの協力要請。 | :幕間の物語「無限の剣製」より。「半人前卒業」を認めたマスターへの協力要請。 | ||
:このセリフの直前に宝具を封印した状態で[[ヘラクレス|シャドウ・バーサーカー]]を倒した彼は、次なる目標として[[Fate/stay night|かつて]]は倒すことが出来なかった、シャドウではない本物のバーサーカーを越えることを掲げる。 | :このセリフの直前に宝具を封印した状態で[[ヘラクレス|シャドウ・バーサーカー]]を倒した彼は、次なる目標として[[Fate/stay night|かつて]]は倒すことが出来なかった、シャドウではない本物のバーサーカーを越えることを掲げる。 | ||
:なお、女性の場合だと「おまえ」が「君」になる。 | :なお、女性の場合だと「おまえ」が「君」になる。 | ||
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====イベント==== | ====イベント==== | ||
;「その弓いつ使うんですかだと? それが今だ、フィィィッッシュ!!」 | ;「その弓いつ使うんですかだと? それが今だ、フィィィッッシュ!!」 | ||
− | : | + | :イベント「ぐだぐだ本能寺」にて。本人的にもやっぱり気にしていたらしい。なお、本当に珍しい'''「弓兵として」'''エミヤが活躍するシーンである。 |
:さらに言うなら「相手をまんまと'''釣り野伏'''にハメた瞬間」なので、いつものアングラーネタも状況にマッチしている。 | :さらに言うなら「相手をまんまと'''釣り野伏'''にハメた瞬間」なので、いつものアングラーネタも状況にマッチしている。 | ||
− | : | + | :なお後述するが、後に通常戦闘でも弓を用いるモーションが追加されたため今では過去のネタである。 |
;「─────(曖昧な表情で沈黙している)」 | ;「─────(曖昧な表情で沈黙している)」 | ||
− | : | + | :イベント「ほぼ週間 サンタオルタさん」にて。[[ロビンフッド]]に[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サンタオルタ]]のことを知ってるのかと振られて。 |
:黒化し、かつミニスカサンタになった騎士王など本当に知っていると言っていいかも分からないし、どういう顔で迎えればいいかも分からない。 | :黒化し、かつミニスカサンタになった騎士王など本当に知っていると言っていいかも分からないし、どういう顔で迎えればいいかも分からない。 | ||
592行目: | 428行目: | ||
;「マスター、おまえにチョコを贈ろうとしているのはただの人間ではない」<br/>「そう───サーヴァント。過去の英雄たちなんだぞ?<br/> 常人と比べて、あらゆる点がブッチギリの連中だ。<br/> 能力、精神、スキル、そして暴走力、すべてにおいて無駄に超一流だ」<br/>「そんな彼女たちがチョコを作って贈る、それだけで済むはずがあるまい」<br/>「断言しよう。お前は酷い目に遭う、と。ほぼ間違いなく、14行きになると!」<br/>「地雷原へのこのこ呑気に出かけていく主を止めるのは、サーヴァントとして当然────<br/> いや、人の心を持つ友人として当然のこと。私には分かるんだ。だって女難の相持ってるしネ!」 | ;「マスター、おまえにチョコを贈ろうとしているのはただの人間ではない」<br/>「そう───サーヴァント。過去の英雄たちなんだぞ?<br/> 常人と比べて、あらゆる点がブッチギリの連中だ。<br/> 能力、精神、スキル、そして暴走力、すべてにおいて無駄に超一流だ」<br/>「そんな彼女たちがチョコを作って贈る、それだけで済むはずがあるまい」<br/>「断言しよう。お前は酷い目に遭う、と。ほぼ間違いなく、14行きになると!」<br/>「地雷原へのこのこ呑気に出かけていく主を止めるのは、サーヴァントとして当然────<br/> いや、人の心を持つ友人として当然のこと。私には分かるんだ。だって女難の相持ってるしネ!」 | ||
− | : | + | :「チョコレートレディの空騒ぎ」にて。チョコサーヴァントを匿った罪を主人公に問われて説いた、カルデアでバレンタインというイベントを行うことへの危惧。 |
:シェイクスピアが称するように「過保護サーヴァント」であるが、生前似たような事象を経験済みと思えばこの心配もやむなしか……? | :シェイクスピアが称するように「過保護サーヴァント」であるが、生前似たような事象を経験済みと思えばこの心配もやむなしか……? | ||
:なお、「14行き」というワードに疑問符を浮かべるマスターも多かった様子だが、これは『ドラゴン・ファンタジー』(新版では『グレイルクエスト』)と呼ばれるゲームブックシリーズにおいて、死亡時に飛ばされる文章番号がどの巻でも14番で固定されているネタをバレンタインデー(2/'''14''')と掛けたジョークである。因みに、「14行き」自体は[[Fate/hollow ataraxia|既出]]のネタである。 | :なお、「14行き」というワードに疑問符を浮かべるマスターも多かった様子だが、これは『ドラゴン・ファンタジー』(新版では『グレイルクエスト』)と呼ばれるゲームブックシリーズにおいて、死亡時に飛ばされる文章番号がどの巻でも14番で固定されているネタをバレンタインデー(2/'''14''')と掛けたジョークである。因みに、「14行き」自体は[[Fate/hollow ataraxia|既出]]のネタである。 | ||
600行目: | 436行目: | ||
:話を聞く限りでは生前は女子に恵まれなかった様子に聞こえるが、[[衛宮士郎|若い頃]]の[[間桐桜|周囲の]][[藤村大河|環境を]][[遠坂凛|考えれば]]一度もチョコを貰えなかったとは考えにくいのだが………。 | :話を聞く限りでは生前は女子に恵まれなかった様子に聞こえるが、[[衛宮士郎|若い頃]]の[[間桐桜|周囲の]][[藤村大河|環境を]][[遠坂凛|考えれば]]一度もチョコを貰えなかったとは考えにくいのだが………。 | ||
:なお、後者の台詞はエミヤからのチョコを喜ぶ選択肢を返した場合のみ見れる。 | :なお、後者の台詞はエミヤからのチョコを喜ぶ選択肢を返した場合のみ見れる。 | ||
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====FGO material==== | ====FGO material==== | ||
653行目: | 450行目: | ||
=== カーニバル・ファンタズム === | === カーニバル・ファンタズム === | ||
;「凛。君は一つ思い違いをしている。ブルーレイレコーダーは録画するのにディスクを入れる必要がないんだ。データを録画するのは中にあるハードディスク。そこからブルーレイにデータを落とすんだ。衛宮士郎も言っていただろう?録画ボタンを押すだけでいうぉわあああああ!!!」 | ;「凛。君は一つ思い違いをしている。ブルーレイレコーダーは録画するのにディスクを入れる必要がないんだ。データを録画するのは中にあるハードディスク。そこからブルーレイにデータを落とすんだ。衛宮士郎も言っていただろう?録画ボタンを押すだけでいうぉわあああああ!!!」 | ||
− | : | + | :士郎に頼まれた番組の録画を機械音痴の凛に出来るはずもなく、パニックを起こした彼女に説明をする。流石は現代日本人である。しかし、逆ギレした彼女によってぶっ飛ばされてしまった。最もアーチャーは彼女の機械音痴を承知で当初は傍観に徹し、彼女が四苦八苦し発狂するのをイイ笑顔で見ていたのである意味自業自得である。 |
− | : なお、録画ボタンを押すだけで良いと言われたのでその通りにした結果は……。 | + | :なお、録画ボタンを押すだけで良いと言われたのでその通りにした結果は……。 |
;「女性マスターはどこも一筋縄ではいかないようだ」 | ;「女性マスターはどこも一筋縄ではいかないようだ」 | ||
689行目: | 486行目: | ||
*「背中で語るキャラ」という事で、本編では純粋に背面のみという普通あり得ない立ち絵が2種類もある。 | *「背中で語るキャラ」という事で、本編では純粋に背面のみという普通あり得ない立ち絵が2種類もある。 | ||
*象徴ともいうべき赤い外套「赤原礼装」はある聖人の聖骸布。外界に対する一級の概念武装でもある。尚、聖骸布の入手先だが、奈須氏によると「とあるカレー好きのシスターから受け取った……としたら、ロマンがあるな~」との事<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ">『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ「奈須きのこ・一問一答」より。</ref>。 | *象徴ともいうべき赤い外套「赤原礼装」はある聖人の聖骸布。外界に対する一級の概念武装でもある。尚、聖骸布の入手先だが、奈須氏によると「とあるカレー好きのシスターから受け取った……としたら、ロマンがあるな~」との事<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ">『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ「奈須きのこ・一問一答」より。</ref>。 | ||
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*生前の彼は20代後半から30代前半の時に守護者として世界と契約した<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。 | *生前の彼は20代後半から30代前半の時に守護者として世界と契約した<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。 | ||
*データ状のステータスは低い方であるが、それを補うほどの芸達者。状況次第ではセイバーを破るほどの剣技や狙撃、宝具の一斉掃射、英霊の武技模倣、多彩な宝具・改造宝具の使用が可能など、遠・中・近距離戦や援護全てに対応できる。<br />突出した能力や武装こそ無いものの、運用次第で十分聖杯戦争を勝ち抜ける強力で汎用性の高いサーヴァントである。 | *データ状のステータスは低い方であるが、それを補うほどの芸達者。状況次第ではセイバーを破るほどの剣技や狙撃、宝具の一斉掃射、英霊の武技模倣、多彩な宝具・改造宝具の使用が可能など、遠・中・近距離戦や援護全てに対応できる。<br />突出した能力や武装こそ無いものの、運用次第で十分聖杯戦争を勝ち抜ける強力で汎用性の高いサーヴァントである。 | ||
**特に『hollow』にて弓矢での狙撃に徹していた際はバーサーカー、ギルガメッシュ以外の全てのサーヴァントを撃退したとされている。 | **特に『hollow』にて弓矢での狙撃に徹していた際はバーサーカー、ギルガメッシュ以外の全てのサーヴァントを撃退したとされている。 | ||
− | *作中から、「自分の生死は度外視で、無欲な凛もしくは士郎を最終的な勝者にする」「たとえ敵でも身内(凛、イリヤなど)は直接傷つけない」「士郎殺しの必殺の機会まで戦法や言動などでエミヤシロウとは悟らせない」などといった、行動に自主的な縛りが見える。<br> | + | *作中から、「自分の生死は度外視で、無欲な凛もしくは士郎を最終的な勝者にする」「たとえ敵でも身内(凛、イリヤなど)は直接傷つけない」「士郎殺しの必殺の機会まで戦法や言動などでエミヤシロウとは悟らせない」などといった、行動に自主的な縛りが見える。<br>聖杯戦争においてこれらをクリアして勝利するのは非常にシビアであり、更に彼が唯一目的を達成できる第五次聖杯戦争が最もハンデを背負う聖杯戦争であるという皮肉な状況となっている。更に、上述されているがそれらの悪条件に加えて未来の英霊なので知名度の恩恵を全く受けられず必然的に戦力が最低レベルに劣化している。 |
*彼が『hollow』で投影し使用した「赤原猟犬」には、「標的を襲い続ける」などと言う伝承は存在しない(そもそも剣であり、矢として使う事など想定されていないので当たり前だが)。ファンの間では、「それを使って失敗する事がなかった」と言う伝承の拡大解釈であると言うのが通説。 | *彼が『hollow』で投影し使用した「赤原猟犬」には、「標的を襲い続ける」などと言う伝承は存在しない(そもそも剣であり、矢として使う事など想定されていないので当たり前だが)。ファンの間では、「それを使って失敗する事がなかった」と言う伝承の拡大解釈であると言うのが通説。 | ||
**後に「赤原猟犬」の本来の使い手のベオウルフがFGOに登場した際、この剣の効果は敵を追跡しただ振り回すだけで最適解の斬撃を打ち込むものだと説明された。 | **後に「赤原猟犬」の本来の使い手のベオウルフがFGOに登場した際、この剣の効果は敵を追跡しただ振り回すだけで最適解の斬撃を打ち込むものだと説明された。 | ||
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*彼が生前経験した第五次聖杯戦争は、「聖杯戦争開始時の条件がほぼ同じではあるものの、何かが欠けていた世界」において、セイバーの心を救えないまでもセイバーのことを理解し、共に聖杯を破壊して別れたといったもの。武内氏曰く「ゲーム版では作らなかったFateルートのグッドみたいなもの」「同じ物語を繰り返すというゲームならでは設定」らしい。 | *彼が生前経験した第五次聖杯戦争は、「聖杯戦争開始時の条件がほぼ同じではあるものの、何かが欠けていた世界」において、セイバーの心を救えないまでもセイバーのことを理解し、共に聖杯を破壊して別れたといったもの。武内氏曰く「ゲーム版では作らなかったFateルートのグッドみたいなもの」「同じ物語を繰り返すというゲームならでは設定」らしい。 | ||
*Fateシリーズを通してもなかなかにマッシブな体格を持つが、パラメータの筋力はDと低い。 | *Fateシリーズを通してもなかなかにマッシブな体格を持つが、パラメータの筋力はDと低い。 | ||
− | ** | + | **これはエミヤという英霊の格やアーチャーのクラス補正、更には知名度補正を受けられない事も影響しているとは予想されるが、特段の武勇がない文化人や魔術師由来の英霊にも多数同ランクが存在するというのは寂しいものがある。 |
− | **そのためしばしば見かけ倒しの筋肉とファンにいじられ'''見せ筋'''と呼ばれることがある。また、「'''筋力D'''」を代名詞として使っている場合は基本的にエミヤのことを指す。そして「見せ筋」や「筋力D」などとアーチャーを呼んだ者に「おっと、心は硝子だぞ」と返すのが一部ファンの間での定番のやり取りだったりするようだ。ちなみにこれの元となったのは当然UBWの詠唱からだが、この言い回しでネタにしたのは公式ではなく『Fate/stay night[UBW]コミックアラカルト~無限の章~』というコミックアラカルトに収録されている、スーイチ氏作の「バッティング三騎士」という話の1コマである。あまりにも有名になったためか何故かコンプティーク&コンプエースによく問い合わせが来ているらしい。 | + | **そのためしばしば見かけ倒しの筋肉とファンにいじられ'''見せ筋'''と呼ばれることがある。また、「'''筋力D'''」を代名詞として使っている場合は基本的にエミヤのことを指す。そして「見せ筋」や「筋力D」などとアーチャーを呼んだ者に「おっと、心は硝子だぞ」と返すのが一部ファンの間での定番のやり取りだったりするようだ。ちなみにこれの元となったのは当然UBWの詠唱からだが、この言い回しでネタにしたのは公式ではなく『Fate/stay night[UBW]コミックアラカルト~無限の章~』というコミックアラカルトに収録されている、スーイチ氏作の「バッティング三騎士」という話の1コマである。あまりにも有名になったためか何故かコンプティーク&コンプエースによく問い合わせが来ているらしい。(2017年2月2日のコンプティーク&コンプエースツイッターより[https://twitter.com/comptiq/status/827116333502390275]) |
− | **後に『Grand Order』において[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|平行次元における]][[クロエ・フォン・アインツベルン|妹たち]] | + | **後に『Grand Order』において[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|平行次元における]][[クロエ・フォン・アインツベルン|妹たち]]がサーヴァント扱いで参戦した……が、片割れのクロエにサーヴァントとしてのステータスでほぼ完全に並ばれ(敏捷に至っては負けている)、更にゲーム上のスキル性能を含めた攻撃力でも(当時の)総合性能でも負けているという点で'''「妹(幼女)より非力な兄」「劣化クロエ」'''と、その見せ筋度合いも含めて更にネタにされた。彼女の出自を考えればある程度しょうがなくはあるのだが、一応こっちが本家だというのに。 |
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;衛宮士郎と英霊エミヤ | ;衛宮士郎と英霊エミヤ | ||
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**“守護者”となったことについて後悔を口にしつつも、彼の選ぶ選択肢は常に他人を守るための戦いであり、いざ世界の危機に直面すると自身の思惑や利害を捨てて“守護者”としての仕事を優先するあたり、筋金が入っている<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。 | **“守護者”となったことについて後悔を口にしつつも、彼の選ぶ選択肢は常に他人を守るための戦いであり、いざ世界の危機に直面すると自身の思惑や利害を捨てて“守護者”としての仕事を優先するあたり、筋金が入っている<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。 | ||
*士郎との共通点は眉毛の形、士郎のシャツとアーチャーの礼装のシルエット。それ以外は身長も髪も肌の色も(アニメ以後は声も)全く異なる。にもかかわらず殆どヒントが無いFateルートの時点で正体を見抜いたプレイヤーも存在したらしく、それを耳にした武内氏と奈須氏も驚いた<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。 | *士郎との共通点は眉毛の形、士郎のシャツとアーチャーの礼装のシルエット。それ以外は身長も髪も肌の色も(アニメ以後は声も)全く異なる。にもかかわらず殆どヒントが無いFateルートの時点で正体を見抜いたプレイヤーも存在したらしく、それを耳にした武内氏と奈須氏も驚いた<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。 | ||
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**ちなみに作中のキャラでは、本編外ではあるものの大河とルヴィアが直感的に彼の正体に気付いているかのような描写がある。 | **ちなみに作中のキャラでは、本編外ではあるものの大河とルヴィアが直感的に彼の正体に気付いているかのような描写がある。 | ||
**肌と髪の色が変わったのは投影魔術の反動によるもの。士郎が「勝利すべき黄金の剣」を投影した際に、皮膚の一部が変色したのが伏線になっている。身長は鍛錬のたびに魔術回路を開き直す、という無茶をやめてから伸び始めたらしい。 | **肌と髪の色が変わったのは投影魔術の反動によるもの。士郎が「勝利すべき黄金の剣」を投影した際に、皮膚の一部が変色したのが伏線になっている。身長は鍛錬のたびに魔術回路を開き直す、という無茶をやめてから伸び始めたらしい。 | ||
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*士郎が和弓のスタイルであるのに対し、アーチャーのスタイルは洋弓である(矢を手の平側に番えるのが和弓、手の甲側に番えるのが洋弓)。<br>ただし、弓の引き方そのものはアーチャーも和弓式のままである(和弓は弓の弦を顔の後ろまで引くが、洋弓では顎までしか引かない)。さらに、アーチャーが使う弓は洋弓としては有り得ないほど大きい。 | *士郎が和弓のスタイルであるのに対し、アーチャーのスタイルは洋弓である(矢を手の平側に番えるのが和弓、手の甲側に番えるのが洋弓)。<br>ただし、弓の引き方そのものはアーチャーも和弓式のままである(和弓は弓の弦を顔の後ろまで引くが、洋弓では顎までしか引かない)。さらに、アーチャーが使う弓は洋弓としては有り得ないほど大きい。 | ||
*彼の詠唱は「トレース・オン」という言葉は士郎と同じである。だが、その後に続く詠唱は英霊エミヤとなった今でも必要となるかどうかは定かではない。<br>魔術そのものが特殊であることや、詠唱は魔術師として成長することで短縮可能であるため、英霊エミヤとなった今でならこの一文のみでよい可能性がある。 | *彼の詠唱は「トレース・オン」という言葉は士郎と同じである。だが、その後に続く詠唱は英霊エミヤとなった今でも必要となるかどうかは定かではない。<br>魔術そのものが特殊であることや、詠唱は魔術師として成長することで短縮可能であるため、英霊エミヤとなった今でならこの一文のみでよい可能性がある。 | ||
− | * | + | *召喚時に触媒となったのは凛が用意したペンダント。セイバー召喚には失敗したものの、実は触媒として縁のある英霊の特定という機能は成立している。 |
− | ** | + | **本編冒頭で士郎が殺害された際に、凛はこのペンダントで士郎の治療を行う。これを士郎は死ぬまで持ち続けていたため。 |
− | + | *余談だが、『stay night』のプロローグで描かれる衛宮士郎とセイバーの出会いのシーンは、アーチャーが衛宮士郎であった頃の回想シーンである事を奈須氏が明かしている。 | |
− | *余談だが、『stay night』のプロローグで描かれる衛宮士郎とセイバーの出会いのシーンは、アーチャーが衛宮士郎であった頃の回想シーンである事を奈須氏が明かしている。 | ||
*エミヤとなった士郎は、生前に「凛とともに渡英し、真冬のテムズ川に突き落とされた」とのこと。士郎にとって「橋」は何かと鬼門であるらしい。 | *エミヤとなった士郎は、生前に「凛とともに渡英し、真冬のテムズ川に突き落とされた」とのこと。士郎にとって「橋」は何かと鬼門であるらしい。 | ||
*どのルートでも士郎がエミヤになることはないし、可能性はあるとしても「基本」は限りなくゼロ<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。そして士郎は凛が側にいる限り、彼女と一緒に生きていく限りエミヤとなることはない<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ「遠坂凛」より。</ref>。またこれは、アーチャーにとって凛に召喚されたことが、遠回りではあるが救済となった事を意味する。 | *どのルートでも士郎がエミヤになることはないし、可能性はあるとしても「基本」は限りなくゼロ<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。そして士郎は凛が側にいる限り、彼女と一緒に生きていく限りエミヤとなることはない<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ「遠坂凛」より。</ref>。またこれは、アーチャーにとって凛に召喚されたことが、遠回りではあるが救済となった事を意味する。 | ||
*アーチャーが衛宮士郎であった頃に経験した聖杯戦争で凛が契約したサーヴァントが誰であったのかは明言されていない。英霊の座がそもそも時間や平行世界という概念の外側にある存在のためこのアーチャーの聖杯戦争時も凛のサーヴァントはアーチャーではあった可能性も否定出来ない。ただ、ランサーに殺された経験などから少なくともアーチャー以外は本編と同じサーヴァントと思われる。 | *アーチャーが衛宮士郎であった頃に経験した聖杯戦争で凛が契約したサーヴァントが誰であったのかは明言されていない。英霊の座がそもそも時間や平行世界という概念の外側にある存在のためこのアーチャーの聖杯戦争時も凛のサーヴァントはアーチャーではあった可能性も否定出来ない。ただ、ランサーに殺された経験などから少なくともアーチャー以外は本編と同じサーヴァントと思われる。 | ||
− | * | + | *衛宮士郎だった頃の記憶は殆ど失っているが、「冬木の大火災で自分を見つけた時の切嗣の顔」、「切嗣の夢を受け継ぐと誓った夜」、「そしてセイバーとの出会い」、この三つだけは守護者となった今でも鮮明に覚えており、セイバーと出会った時には思わず手が緩んでしまった。 |
− | **また、遠坂凛という名称さえも摩耗していたようであり、自分を召喚した少女が“遠坂凛”なのだと確信したのは、凛が自己紹介した瞬間であり、その時に雷光の速度で思い出したのだ<ref group = "出" name="『Fate/side materiale』54ページ">Fate/side materiale』54ページ「アーチャー」より。</ref> | + | **また、遠坂凛という名称さえも摩耗していたようであり、自分を召喚した少女が“遠坂凛”なのだと確信したのは、凛が自己紹介した瞬間であり、その時に雷光の速度で思い出したのだ<ref group = "出" name="『Fate/side materiale』54ページ">Fate/side materiale』54ページ「アーチャー」より。</ref>。 |
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*『Fate』では『月姫』でやり残したことの一つとして理想の自分との戦いを描く“自分との戦い”をやりたいと考え<ref group ="注">もう一つは“犠牲者からの視点で戦うルート”であり、『月姫』におけるさつきルートがそれに該当し、HFルートでその辺を補完した。</ref>、理想の自分と戦わせる方法の候補として全く違った結論を持つ人間との戦い、ライバルとの戦いが挙げられた<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。 | *『Fate』では『月姫』でやり残したことの一つとして理想の自分との戦いを描く“自分との戦い”をやりたいと考え<ref group ="注">もう一つは“犠牲者からの視点で戦うルート”であり、『月姫』におけるさつきルートがそれに該当し、HFルートでその辺を補完した。</ref>、理想の自分と戦わせる方法の候補として全く違った結論を持つ人間との戦い、ライバルとの戦いが挙げられた<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。 | ||
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==エミヤの詠唱== | ==エミヤの詠唱== | ||
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
;VS[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] | ;VS[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] | ||
− | :「無限の剣製」を以ってしてもセイバーを抑えきれるかどうか……勝敗を決するのは彼らではなくマスターの機転によるとコメントされている。<br>尚、『hollow』にて直接対決が行われたが、上記のコメント通り勝敗を決めたのは士郎の[[令呪]] | + | :「無限の剣製」を以ってしてもセイバーを抑えきれるかどうか……勝敗を決するのは彼らではなくマスターの機転によるとコメントされている。<br>尚、『hollow』にて直接対決が行われたが、上記のコメント通り勝敗を決めたのは士郎の[[令呪]]を使った奇策だった。 |
;VS[[メドゥーサ|ライダー]] | ;VS[[メドゥーサ|ライダー]] | ||
− | : | + | :一見するとアーチャー有利だがロングレンジでは「騎英の手綱」を持つライダーには相性が悪いため、互いにローリスクハイリターンな戦法を選ぶのは必至であろう。仮にアーチャーがセイバークラスの聖剣を持ち出したとしても、アーチャーには全性能を引き出す魔力がないので「騎英の手綱」を迎撃するのは難しいという。「熾天覆う七つの円環」単体で「騎英の手綱」を防ぎきれるかどうかが勝敗の分かれ目との事。 |
;VS[[佐々木小次郎|アサシン]] | ;VS[[佐々木小次郎|アサシン]] | ||
− | : | + | :ルール無用の殺し合いならばアーチャーが有利。だがアサシンは山門に近づかない限り姿を現さないうえ、その柳洞寺というサーヴァント殺しの地形に加えてキャスターが作り上げた対魔術の防御結界に守られているため、魔術、宝具の威力を大幅に削減される。それによって戦いは剣技に比重が傾くが、やはり地形効果によって狙撃を封じられるアーチャーがやや不利な展開となる。 |
+ | ;『Fate/Grand Order』でのエミヤ | ||
+ | : ゲーム内の性能面では、3枚のArtsカードを持っている点が最大の利点。本作においてArtsカード三枚の構成はキャスタークラスの特徴であるため、彼の本質が「魔術師」であることを表現していると思われる。 | ||
+ | : 素の状態では、相応の長所はあるものの特に火力面での物足りなさが目立ち、一言で言って器用貧乏というある意味彼らしい総合性能。 | ||
+ | : だが、計三回に及ぶ強化クエストをすべて消化することで火力面が見違えるほどに補強され、かなり優秀なサーヴァントに生まれ変わる。 | ||
+ | : 元々は多少の特徴はあれどほぼ汎用モーションであったため(ある意味いつも通りの)双剣ばかり使うアーチャーだったが、一新後は種類も内容も充実し、赤原猟犬や偽・螺旋剣(壊れた幻想)、鶴翼三連(オーバーエッジ版)といった代表的な攻撃手段が粗方見られる。一方で宝具演出では、雨霰とぶち込む投影剣の中に元々はさりげなく偽・螺旋剣も混ざってたりしたのだが、モーション一新後は全く同じ剣のみを無数に放つものに変更されている。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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[[Category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] | [[Category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] | ||
[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
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[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | [[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | ||
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[[Category:Fate/Ace Royal]] | [[Category:Fate/Ace Royal]] | ||
[[Category:氷室の天地 Fate/school life]] | [[Category:氷室の天地 Fate/school life]] | ||
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[[Category:フェイト/タイガーころしあむ アッパー]] | [[Category:フェイト/タイガーころしあむ アッパー]] | ||
[[category:カーニバル・ファンタズム]] | [[category:カーニバル・ファンタズム]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:アーネンエルベの一日]] |
[[category:トラぶる花札道中記]] | [[category:トラぶる花札道中記]] | ||
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