「オベロン」を編集中

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{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
 
| タイトル = プリテンダー
 
| タイトル = プリテンダー
| 真名 = 冬の王子、ロビン・グットフェロー<ref group="注">「妖精王オベロン」として、真名を騙っている際。</ref><br>オベロン・ヴォーティガーン
+
| 真名 = オベロン・ヴォーティガーン
 
| 外国語表記 = Oberon Vortigern
 
| 外国語表記 = Oberon Vortigern
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 豊永利行  
 
| 声優 = 豊永利行  
| 身長 = 174cm(人間時)<br>17cm(妖精時)<br>全長1440km(虫竜体)<ref group="注">ブリテン島の北から南までのおおよその距離。</ref>
+
| 身長 = 174cm(人間時)<br>17cm(妖精時)<br>全長1440km(虫竜体)
 
| 体重 = 56kg(人間時)<br>6kg(妖精時)<br>-kg(虫竜体)
 
| 体重 = 56kg(人間時)<br>6kg(妖精時)<br>-kg(虫竜体)
 
| 誕生日 =  
 
| 誕生日 =  
 
| 血液型 =  
 
| 血液型 =  
 
| 出典 = ゲルマン民間伝承、中世ヨーロッパ文学、Fate/Grand Order
 
| 出典 = ゲルマン民間伝承、中世ヨーロッパ文学、Fate/Grand Order
| 地域 = 妖精國ブリテン
+
| 地域 = 『夏の夜の夢』、妖精國ブリテン
 
| 属性 = 混沌・悪
 
| 属性 = 混沌・悪
| 副属性 = 地
+
| 隠し属性 = 地
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
| 一人称 = 僕(第一再臨および本音を隠している際)<br>俺(第三再臨時)
+
| 一人称 = <ref group="注">第一再臨および本音を隠している時に使用。</ref>俺<ref group="注">第三再臨以降</ref>
| 二人称 = 君/○○(名前呼び捨て)<br>あんた(第三再臨以降)<br>きみ(ティターニアにのみ)
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| 二人称 = 君、あんた(第三再臨以降)
| 三人称 = 彼/彼女/あいつ
+
| 三人称 = 彼、彼女
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
 
| 異名 = 妖精王<ref group="注">「オベロン」としての異名</ref><br>卑王、奈落の虫<ref group="注">「ヴォーティガーン」としての異名</ref>
 
| 異名 = 妖精王<ref group="注">「オベロン」としての異名</ref><br>卑王、奈落の虫<ref group="注">「ヴォーティガーン」としての異名</ref>
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| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 = 多すぎて一言では言えない(第一、第二霊基時)<br>主人公<ref group="注" name="聞いてわかるくらいには棒読みである">聞いてわかるくらいに'''棒読みである'''。</ref>(第三霊基時)<br>ティターニア
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| 好きな物 = 多すぎて一言では言えない(第一、第二霊基時)<br>主人公<ref group="注" name="聞いてわかるくらいには棒読みである">聞いてわかるくらいに'''棒読みである'''。</ref>(第三霊基時)
 
| 苦手な物 = 借りたものの取り立て(第一、第二霊基時)<br>世界のなにもかも(第三霊基時)
 
| 苦手な物 = 借りたものの取り立て(第一、第二霊基時)<br>世界のなにもかも(第三霊基時)
| 天敵 = [[マーリン (Grand Order)|マーリン]]
+
| 天敵 = [[マーリン]]
 
| デザイン = 羽海野チカ
 
| デザイン = 羽海野チカ
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
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:マントと王冠を身に着けた王子様のような姿の青年。
 
:マントと王冠を身に着けた王子様のような姿の青年。
 
:いつもヘラヘラ笑っており軽薄で享楽的。自分が直接的に何かすることはあまりなく、周囲を振り回しがち。
 
:いつもヘラヘラ笑っており軽薄で享楽的。自分が直接的に何かすることはあまりなく、周囲を振り回しがち。
:その一方で自分が思い入れを持つ人物に対しては情が深く、達成したい物事に対して準備を怠らずに手間を苦にしない用心深い性格。その心には「恐れ」がない。
+
:その一方で自分が思い入れを持つ人物に対しては情が深く、達成したい物事に対して準備を怠らずに手間を苦にしない用心深い性格。
 
:……そして、さらなる深奥では虚飾に塗れたこの世のすべてに対して吐き気と嫌悪感を催し、消滅させたいと願っている虚無主義者。上記の性格とは矛盾しないものの、人前ではほぼ全く見せない第三再臨においてはそれまで隠していたこの本性がより強く表に出てくる。通称「''闇の王子様''」。
 
:……そして、さらなる深奥では虚飾に塗れたこの世のすべてに対して吐き気と嫌悪感を催し、消滅させたいと願っている虚無主義者。上記の性格とは矛盾しないものの、人前ではほぼ全く見せない第三再臨においてはそれまで隠していたこの本性がより強く表に出てくる。通称「''闇の王子様''」。
:妖精眼に映る真実(知性体の持つ悪意・短所・性質)によってあらゆるものを見下しており、たえずこみ上げる不快感を隠して爽やかに笑っている。他者への愛はなく、自己愛もない(実際にはティターニアへの愛、執着があるがそれを後述の理由によりオベロンは決して口に出さない)。
+
:ただしどちらの姿であっても、彼が背負っている特性により、彼の発言は基本的に信用できない。全部が全部嘘というわけではないが、'''どのような意図で発せられた言葉だとしても最終的に・強制的にねじ曲がってしまう'''ためだ。これには彼本人も呆れ返っており、直しようが無いので開き直っている面もあるのだが、『''過去のことは既に確定しており、ねじ曲がりようが無いのでそのまま口にする''』のに対し、『本当に大事なことに関しては過去か否かに関わらず口には出さずはぐらかす』など、彼なりに誠実にその特性と向き合っている節も見られる。後の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でもう少し詳しく解説された内容では『'''本音で喋れば喋るほど相手には逆の意味にとられる'''』という呪いじみたものであると判明。結果、物凄く嫌がった'''「闇の精霊王」'''という綽名が広まってしまうことに……
:ただしどちらの姿であっても、彼が背負っている特性により、彼の発言は基本的に信用できない。全部が全部嘘というわけではないが、'''どのような意図で発せられた言葉だとしても最終的に・強制的にねじ曲がってしまう'''ためである。これには彼本人も呆れ返っており、直しようが無いので開き直っている面もあるのだが、『''過去のことは既に確定しており、ねじ曲がりようが無いのでそのまま口にする''』のに対し、『本当に大事なことに関しては過去か否かに関わらず口には出さずはぐらかす』など、彼なりに誠実にその特性と向き合っている節も見られる。後の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でもう少し詳しく解説された内容では『'''本音で喋れば喋るほど相手には逆の意味にとられる'''』という呪いじみたものであると判明。結果、物凄く嫌がった'''「闇の精霊王」'''という綽名が広まってしまうことに……
 
:表の顔はすべて演技だが、彼の嘘は完璧なので「作り物」というわけではない。その気になればそういう風に生きていけるという「本物の顔」だが、「何をやっても嘘」という呪いを受けているので本当の事には何も意味はない。
 
  
 
;能力
 
;能力
 
:ゲーム中のパッシブスキルに現れてはいないものの、(アルトリア・キャスターと同じく)嘘と真実を見抜く妖精眼を持つ。
 
:ゲーム中のパッシブスキルに現れてはいないものの、(アルトリア・キャスターと同じく)嘘と真実を見抜く妖精眼を持つ。
:さらに上記で述べた通り、サーヴァントとして成立する際に「自身が言った事もやる事も何であれ最終的に捻じ曲がる」という特性を獲得している(例:愛している→愛していない、愛していない→好きでもない)。
 
:戦闘に関しては白兵戦はいくらかこなせるようで、軽やかな動きで敵を翻弄し罠に嵌めたり、虫たちの死骸が集まってできる様々な武器を駆使する。
 
:翅は偽物なので飛ぶことはできないが、小さくなって[[ブランカ]]の背に乗り飛び回ることが可能。翅の種類は霊基再臨が進むごとに本性が現れ攻撃的なものへと変わっていく。
 
:ヴォーティガーンとして戦う際は主に虫を使役して攻撃する。
 
:また、こちらでも軽やかな動きは健在だが暗い青色の靄を纏うようになっており、自身の爪を使って接近戦を行う。
 
  
 
==ステータス==
 
==ステータス==
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!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
|-   
 
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|[[プリテンダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||D||D||A+||A||EX||E→EX||対人理:D <br />陣地作成:E-<br />道具作成:A+<br />騎乗:A<br />夏の夜の夢:EX<br />神性:-<br>妖精眼:-||夜のとばり:EX<br />朝のひばり:EX<br />夢のおわり:EX|| style="text-align:left" |
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|[[プリテンダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||D||D||A+||A||EX||EX||対人理:D <br />陣地作成:E-<br />道具作成:A +<br />騎乗:A<br />夏の夜の夢:EX <br />||夜のとばり:EX<br />朝のひばり:EX<br />夢のおわり:EX|| style="text-align:left" |
 
|}
 
|}
  
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;彼方にかざす夢の噺(ライ・ライム・グッドフェロー)
 
;彼方にかざす夢の噺(ライ・ライム・グッドフェロー)
 
:ランク:E<br>種別:対人宝具<br />レンジ:5〜40人<br />最大捕捉:7人
 
:ランク:E<br>種別:対人宝具<br />レンジ:5〜40人<br />最大捕捉:7人
:固有結界と似て非なる大魔術にして、彼自身が騙る見果てぬ(ありもしない)楽園の数え歌。
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:固有結界と異なる大魔術にして、彼自身が語る見果てぬ楽園の数え歌。<br>自身の背の羽根から発生した鱗粉で対象の肉体を強制的に夢の世界の精神体に変化させる宝具。この夢の世界へと落ちた対象は、無敵性を与えられる代わりに現実世界での実行力を停止させられ、干渉が不可能になる。
:自身の背の羽根から発生した鱗粉で対象の肉体(霊基)を強制的に夢の世界の精神体に変化させる宝具。この夢の世界へと落ちた対象は、無敵性を与えられる代わりに現実世界での実行力を停止させられ、干渉が不可能になる。
+
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔秩序〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&攻撃強化解除&睡眠を付与(1ターン)&無敵を付与(1ターン)」という効果のBuster宝具。追撃でダメージを与えるには無敵貫通が必要になるが、そうした場合は睡眠による行動阻害が不可能となる。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔秩序〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&攻撃強化状態を解除&睡眠状態を付与(1ターン)&無敵状態を付与(1ターン)【デメリット】」という効果のBuster宝具。
 
:追撃でダメージを与えるには無敵貫通が必要になるが、そうした場合は睡眠による行動阻害が不可能となる。
 
  
 
;彼方とおちる夢の瞳(ライ・ライク・ヴォーティガーン)
 
;彼方とおちる夢の瞳(ライ・ライク・ヴォーティガーン)
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===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
 
;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 
;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
:ブリテン異聞帯関連の話でたびたび登場しており、22話でメインキャラクターとなった。
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:ブリテン異聞帯関連の話でたびたび登場しており、22話でメインキャストとなった。
  
 
==人間関係==
 
==人間関係==
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: マーリンは読者として『物語』を傍観し、ひたすら<ruby><rb>大団円</rb><rt>ハッピーエンド</rt></ruby>を望む存在。一方オベロンは『物語』が存在する事も、それらを娯楽として消費する読者の在り方も嫌悪するが、<ruby><rb>救いのない終わり</rb><rt>バッドエンド</rt></ruby>が無意味ではないと[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|知っている]]。
 
: マーリンは読者として『物語』を傍観し、ひたすら<ruby><rb>大団円</rb><rt>ハッピーエンド</rt></ruby>を望む存在。一方オベロンは『物語』が存在する事も、それらを娯楽として消費する読者の在り方も嫌悪するが、<ruby><rb>救いのない終わり</rb><rt>バッドエンド</rt></ruby>が無意味ではないと[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|知っている]]。
 
: オベロンはマーリンを拒絶する事に全偽装能力を振り分けており、マーリンは千里眼ではオベロンの姿も声も認識する事ができないばかりか、実際のバトル上でも同時に出場しているマーリンの強化成功率を減少させるパッシブスキル「対人理」を持つに至っている。
 
: オベロンはマーリンを拒絶する事に全偽装能力を振り分けており、マーリンは千里眼ではオベロンの姿も声も認識する事ができないばかりか、実際のバトル上でも同時に出場しているマーリンの強化成功率を減少させるパッシブスキル「対人理」を持つに至っている。
: 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』でも彼の事を露骨なまでに物理的に避けていた(なお本人は彼を嫌っているか聞かれた際「全然?」と否定している)。
+
: 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』でも彼の事を露骨なまでに物理的に避けていた。(なお本人は「全然?」と否定している)
  
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]
 
: 妖精王オベロンが登場する物語『夏の夜の夢』の作者であり、ある意味で"妖精王"としての生みの親。ただしオベロン自身はシェイクスピアに敬意を払っている訳ではなく、ファンレターを装った手紙に毒を仕込んで送りつけようとする程。
 
: 妖精王オベロンが登場する物語『夏の夜の夢』の作者であり、ある意味で"妖精王"としての生みの親。ただしオベロン自身はシェイクスピアに敬意を払っている訳ではなく、ファンレターを装った手紙に毒を仕込んで送りつけようとする程。
: 『夏の夜の夢』が「'''ここで起きた出来事は全てはまぼろし、真実に値しない'''」と締めくくられているが故に、彼は'''「オベロンの言動は全て真実に値しない」と言う呪いに等しい性質を与えられてしまっている'''。
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: 『夏の夜の夢』が「'''ここで起きた出来事は全てはまぼろし、真実に値しない'''」と締めくくられているが故に、彼は'''「オベロンの言動は全て真実に値しない」と言う呪いに等しい性質を与えられてしまっている'''。<br/>そればかりかオベロンの妻・ティターニアも同様にシェイクスピアの創作というだけでなく''存在自体が真実ではない''事になってしまっており、それらについて怨恨を抱いている。
:そればかりかオベロンの妻・ティターニアも同様にシェイクスピアの創作というだけでなく''存在自体が真実ではない''事になってしまっている。
 
:前者の呪いが何に起因するものかを異聞帯のオベロンは知らないが、ティターニアが存在しないことに対しては怨恨を抱いている。
 
  
 
;[[女王メイヴ]]
 
;[[女王メイヴ]]
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;[[ナーサリー・ライム]]
 
;[[ナーサリー・ライム]]
 
:同じ「物語」に由来する存在。
 
:同じ「物語」に由来する存在。
:そのためか、カルデアでは「すべての読み手(人間)がいなくなったらお茶会をしよう」とかなりギリギリなお誘いをするが、笑顔かつ即答で丁寧に断られてしまった。
+
:そのためか、カルデアでは「すべての読み手がいなくなったらお茶会をしよう」とかなりギリギリなお誘いをするが、丁寧に断られてしまった。
:その際彼女が発した「わたしたちがあるかぎりそんな事にはならないもの」という言葉に対しては、物語はそうでなければと語っている。
 
  
 
;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]
 
;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]
:伝承によっては、オベロンはカエサルが妖精との間に作った息子とされている。あちこちで借金をした上で返済を有耶無耶にし、そのくせ人々から愛されたままでいるコミュ力に父親の面影が見える。ちなみに母親には諸説あるがその一つが何を隠そうモルガン・ル・フェである。
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:伝承によっては、オベロンはカエサルが妖精との間に作った息子とされている。あちこちで借金をした上で返済を有耶無耶にし、そのくせ人々から愛されたままでいるコミュ力に父親の面影が見える。
 
:バレンタインイベントでは彼に<ruby><rb>資金</rb><rt>リソース</rt></ruby>をせびりに行こうと画策していた。
 
:バレンタインイベントでは彼に<ruby><rb>資金</rb><rt>リソース</rt></ruby>をせびりに行こうと画策していた。
  
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;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]
:LB6クリア後に開放されるマイルームセリフで、自身の気配が妖精のそれではなく竜のものであることに感づいている。
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:Lb6クリア後に開放されるマイルームセリフで、気配が妖精ではなく竜のものであることに感づいている。
 
:卑王ヴォーティガーンの名を戦いにて背負うが故の言及だろうか。
 
:卑王ヴォーティガーンの名を戦いにて背負うが故の言及だろうか。
  
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;[[紅閻魔]]、[[ヴラド三世 (Grand Order)]]、[[イシュタル]]、[[エウロペ]]、[[ミス・クレーン]]、[[ナイチンゲール]]、[[カーマ]]、[[ジングル・アベル・ムニエル]]、[[カルナ]]
 
;[[紅閻魔]]、[[ヴラド三世 (Grand Order)]]、[[イシュタル]]、[[エウロペ]]、[[ミス・クレーン]]、[[ナイチンゲール]]、[[カーマ]]、[[ジングル・アベル・ムニエル]]、[[カルナ]]
:シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて明らかになった、自分が借金をしていた面々。
+
:シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて明らかになった借金していた面々。
 
:断らないであろうカルナはともかく、実際に上記のように「五体差し押さえ」に賛同しかねない明らかにまずいメンバーもちらほらいる。
 
:断らないであろうカルナはともかく、実際に上記のように「五体差し押さえ」に賛同しかねない明らかにまずいメンバーもちらほらいる。
 
:本人は「みんな人が良くて簡単に」とコメントしているが……
 
:本人は「みんな人が良くて簡単に」とコメントしているが……
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:[[レディ・アヴァロン]]のバレンタインシナリオから、共に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の精神世界の守護を担っている事が示唆されている。
 
:[[レディ・アヴァロン]]のバレンタインシナリオから、共に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の精神世界の守護を担っている事が示唆されている。
  
;ハワトリアの古精霊
+
;現地の古精霊
:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、ハワトリアの森に住んでいたトンボのような精霊。
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:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて共演したオーストラリア在住のトンボのような精霊。
 
:自分の特性をうっかり忘れて本気で嫌がったリアクションをしてしまった結果'''「闇の精霊王」'''の名前を広められてしまったうえに、島に現れる[[ケルヌンノス|厄災]][[ケット・クー・ミコケル|の姿]]にも影響してしまった。
 
:自分の特性をうっかり忘れて本気で嫌がったリアクションをしてしまった結果'''「闇の精霊王」'''の名前を広められてしまったうえに、島に現れる[[ケルヌンノス|厄災]][[ケット・クー・ミコケル|の姿]]にも影響してしまった。
:なお霊衣「不機嫌サマー・オベロン」のセイントグラフでは彼の姿も映っている。
+
:なおサマー霊衣の最終再臨のイラストでは経緯は不明だがカルデアに連れて帰ったようである。
  
 
;[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]]
 
;[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]]
 
:ブリテン異聞帯から深い因縁のあった相手の水着霊基。
 
:ブリテン異聞帯から深い因縁のあった相手の水着霊基。
 
:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では時折遭遇する度にいろいろと皮肉交じりのアドバイスを送っていた。
 
:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では時折遭遇する度にいろいろと皮肉交じりのアドバイスを送っていた。
:なお、自身の霊衣「爽やかサマー・プリンス」は彼女がカルデアの食堂に置き忘れた水着を勝手に拝借した代物である。
+
:なお、オベロンの霊衣「爽やかサマー・プリンス」は彼女がカルデアの食堂に置き忘れた水着を勝手に拝借した代物である。
 
 
;[[ヘラクレス]]、[[テセウス]]
 
:自身の攻撃時に名前を言及するサーヴァントたち。
 
:虫たちの死骸が集まってできた武器に彼らの武具の名前(二本の短刀にヘラクレスの腰布、槍にテセウスの鎧)を付け、使用する。
 
:他にも『[[Fate/strange Fake]]』に登場する[[ヒッポリュテ]]の槍(形状は弓)も使用する。
 
  
 
=== ブリテン異聞帯 ===
 
=== ブリテン異聞帯 ===
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: 彼女が選定の杖を取り上げられてから会話することはなくなったものの、オベロンとして出会ってからは巡礼の旅にもずっと付き合っていた。
 
: 彼女が選定の杖を取り上げられてから会話することはなくなったものの、オベロンとして出会ってからは巡礼の旅にもずっと付き合っていた。
 
: 「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」、「妖精眼によって強制的に真実が見えてしまう」という共通点がある。
 
: 「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」、「妖精眼によって強制的に真実が見えてしまう」という共通点がある。
:オベロンとしては、彼女を妖精國を救う「予言の子」とは真逆と捉えている。
 
  
 
; [[モルガン (Grand Order)]]
 
; [[モルガン (Grand Order)]]
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: 「オベロン」という妖精の皮を被った存在として出力された三度目では、カルデアとコヤンスカヤ、そして各氏族すべてを上手く動かした事によりブリテンの崩壊を成し遂げたが、全存在を費やしてまで殺そうとした彼女の死に際には立ち会う事ができなかった。
 
: 「オベロン」という妖精の皮を被った存在として出力された三度目では、カルデアとコヤンスカヤ、そして各氏族すべてを上手く動かした事によりブリテンの崩壊を成し遂げたが、全存在を費やしてまで殺そうとした彼女の死に際には立ち会う事ができなかった。
 
: カルデアで同じサーヴァントとして再会した時はケジメとして「あんたの描いた<ruby><rb>妖精國</rb><rt>絵本</rt></ruby>は嫌いじゃなかった」と語っている。モルガンの妖精國について、蘇ったブリテンそのものとは異なる想いを抱いていることが推察されるが、真相は定かではない。
 
: カルデアで同じサーヴァントとして再会した時はケジメとして「あんたの描いた<ruby><rb>妖精國</rb><rt>絵本</rt></ruby>は嫌いじゃなかった」と語っている。モルガンの妖精國について、蘇ったブリテンそのものとは異なる想いを抱いていることが推察されるが、真相は定かではない。
:なお彼女のせいで混入してしまった汎人類史の影響により、本来ならアルビオン級の竜として生まれていたかもしれないところを『妖精王オベロン』としての霊基を被ってしまったため、基本彼女には辛辣な態度を取っている。
 
  
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
: ブリテン異聞帯に訪れたカルデアのマスター。自身を汎人類史のサーヴァントと<ruby><rb>名乗</rb><rt>かた</rt></ruby>り、彼/彼女を全力でサポートしながら旅を共にするが、実際には目的を達成するための駒と見做していた。ただし、「どうでもいい駒の中でもいちばんどうでもいい駒」であり、「<ruby><rb>異邦の魔術師</rb><rt>カルデアのマスター</rt></ruby>を担う<ruby><rb>彼/彼女</rb><rt>本物のバカ</rt></ruby>なら<ruby><rb>妖精國</rb><rt>この舞台</rt></ruby>を終わらせてくれる」と信を置き、自身の真意を隠さずに接していた。
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: ブリテン異聞帯に訪れたカルデアのマスター。自身をカルデアのサーヴァントと<ruby><rb>名乗</rb><rt>かた</rt></ruby>り、彼/彼女を全力でサポートしながら旅を共にするが、実際には目的を達成するための駒と見做していた。ただし、「どうでもいい駒の中でもいちばんどうでもいい駒」であり、「<ruby><rb>異邦の魔術師</rb><rt>カルデアのマスター</rt></ruby>を担う<ruby><rb>彼/彼女</rb><rt>本物のバカ</rt></ruby>なら<ruby><rb>妖精國</rb><rt>この舞台</rt></ruby>を終わらせてくれる」と信を置き、自身の真意を隠さずに接していた。
 
: カルデアに召喚されてからは「好きなもの」にマスターを挙げているが、あからさまな口調から信憑性が無い。しかし彼/彼女からは友人と認識されており、互いに皮肉を投げ合い冗談を交わす関係に落ち着いている。
 
: カルデアに召喚されてからは「好きなもの」にマスターを挙げているが、あからさまな口調から信憑性が無い。しかし彼/彼女からは友人と認識されており、互いに皮肉を投げ合い冗談を交わす関係に落ち着いている。
: 「傍観者でありながら重大な役目を背負わされた矛盾者」に加えアルトリア・キャスター同様「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」という共通点があり、この3人は奇妙な関係で結ばれている。
+
: 「傍観者でありながら重大な役目を背負わされた矛盾者」に加えアルトリア・キャスター同様「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」という共通点があり、この3人は奇妙な関係で結ばれている。
 
 
;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]]
 
:カルデアのサーヴァント。
 
:理論派であったため幾度も冷や汗をかかされたらしく、彼女はひとりきりになる瞬間が無かったので自身は何もできなかった。
 
:しかし、やりやすい相手でもあったとのこと。
 
 
 
;[[千子村正]]
 
:主人公らと共にブリテン異聞帯を旅した、異星の使徒の一人であるサーヴァント。
 
:オベロン本人としては持っていた刀を見て、彼にねだり刀を作ってもらう約束を取り付けた。
 
:しかし結局、村正は自分の刀を作らずに消滅。
 
:そのためカルデアに召喚された村正に声をかけるも、<ruby><rb>異星の使徒</rb><rt>アルターエゴ</rt></ruby>ではなく<ruby><rb>剣士</rb><rt>セイバー</rt></ruby>…つまるところ自分の知る彼とは別人であったため、約束はご破算として残念だと口にした。
 
:後に「Spotlight Lostbelt No.6」にて奈須きのこ氏から明かされたところによると、オベロンが刀を欲しがったのは「かっこいいから」という理由であった。
 
:これについて奈須氏はオベロンを「根はわんぱくな男の子」であるとしており、先の約束がご破算になった際の反応も本心であった可能性が浮上した。
 
 
 
;[[ガレス #ガレス〔ブリテン異聞帯〕|ガレス (ブリテン異聞帯)]]
 
:共にブリテン異聞帯で旅をした妖精の一人。
 
:その素直で優しい性格を見かねてか、彼女がロンディニウムにて息絶える際には、守ろうとしていた少年のセムが感謝を口にする幻を見せてその最期を幸福に彩った。
 
:しかしその正体であった鏡の氏族の長「エインセル」に対しては、彼女が遺した予言が引っ掛けや比喩表現ばかりであったために「実に意地が悪い」と評している。
 
:一方、カルデアに召喚された汎人類史の存在であるガレスに対しては「誰だっけそれ?」と非常にそっけない反応をしているが、異聞帯の彼女に優しい嘘を見せていたことから意図して触れないようにしていると思われる。
 
:『Grand Order material ⅩⅢ』では役割は充分にこなしたとしており、本音では彼女が運命を変えることまでは望んでいなかったらしい。
 
 
 
;[[パーシヴァル]]
 
:彼には中盤で退場してもらう予定だったが、予想に反し最後まで残っていた。
 
:オベロン本人としては彼の苦痛を長引かせる気は無かったようだが、「本人がいいならいいでしょ」としている。
 
  
 
; [[ムリアン]]
 
; [[ムリアン]]
 
: ブリテン異聞帯の真実にいち早く気が付いた彼女を暗殺した。
 
: ブリテン異聞帯の真実にいち早く気が付いた彼女を暗殺した。
: なお、彼女の復讐の発端になった牙の氏族による翅の氏族の虐殺については「当時ムシャクシャしていた自分がけしかけた」と言っている。
+
: なお、彼女の復讐の発端になった牙の氏族による翅の氏族の虐殺については「当時ムシャクシャしていた自分がけしかけた」と言っているが、当時の「ヴォーティガーン」は「モースの王」のはずであるため、真相は不明である。
: 当時の「ヴォーティガーン」は「モースの王」だったが、『Grand Order material ⅩⅢ』の「モースの王の次はこれ?」という台詞からヴォーティガーンはすべて同一存在のようで、記憶を引き継いでいる様子。
 
  
 
; [[オーロラ]]
 
; [[オーロラ]]
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:表向きこそモルガン打倒のため彼女と秘密裏に連絡を取り合っていたが、実際はブリテン崩壊のために利用していた。とはいえオーロラの本質も把握しており、気まぐれで自分の計画を崩されないよう慎重に接し、常に警戒心を崩さない文字通り紙一重の関係で、人間牧場の件では彼女曰く「妬けてしまいそうなほど見たことのない顔」でアルトリア・キャスターと主人公に手を出さないように言い含めている。
 
:表向きこそモルガン打倒のため彼女と秘密裏に連絡を取り合っていたが、実際はブリテン崩壊のために利用していた。とはいえオーロラの本質も把握しており、気まぐれで自分の計画を崩されないよう慎重に接し、常に警戒心を崩さない文字通り紙一重の関係で、人間牧場の件では彼女曰く「妬けてしまいそうなほど見たことのない顔」でアルトリア・キャスターと主人公に手を出さないように言い含めている。
 
: また、オベロンが「言った事を全て嘘に変える」のに対し、オーロラは「言った事を全て真実にしてしまう」対極の特性を持っており、互いにそこから来る一種の嫌悪感もあった模様。
 
: また、オベロンが「言った事を全て嘘に変える」のに対し、オーロラは「言った事を全て真実にしてしまう」対極の特性を持っており、互いにそこから来る一種の嫌悪感もあった模様。
:オベロン曰く「対処に困るので対処しない」ことが得策とのこと。本音では中身が無い彼女との会話を楽しんでいた、と語っている。
 
 
;[[スプリガン]]、[[ウッドワス]]
 
:倒すべき妖精氏族の長たち。その弱点は把握していた。
 
:本音では「ありがとう」と皮肉を言っているが、ウッドワス相手には本気で詰んだかと思ったらしい。
 
 
;[[ノクナレア]]
 
:王の氏族の長である彼女とも通じていた。
 
:彼女を「予言の子」第2候補としており、モルガンの打倒と目的が共通していたため関係は良好だった。
 
:本音では夢を叶えたもののそれを1秒と味わうことができなかった彼女に対し、機会があれば手を緩めると語っている。
 
  
 
; [[妖精騎士ガウェイン]]
 
; [[妖精騎士ガウェイン]]
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:妖精國では彼女と行動を共にすることが多く、小さくなった彼は彼女の背に騎乗してあちこちを飛び回っていた。飛行速度は時速130kmに達するらしい。(現実のスズメガもトンボと並んで昆虫で最速の飛翔能力を持つ)
 
:妖精國では彼女と行動を共にすることが多く、小さくなった彼は彼女の背に騎乗してあちこちを飛び回っていた。飛行速度は時速130kmに達するらしい。(現実のスズメガもトンボと並んで昆虫で最速の飛翔能力を持つ)
 
:終盤でオベロンへ向けられていた呪いを肩代わりした彼女が亡くなり、本性を現した際にはその遺体をあっさり捨てた<ref group="注">これについては、「奈落の底に彼女の遺体を落とすのが嫌だったから」と一部のプレイヤーからは解釈されている。</ref>。彼女の献身を「どうでもいい」と口にしたオベロンの真意は、最終再臨を経て絆を深めたマスターであれば自ずと察するであろう。
 
:終盤でオベロンへ向けられていた呪いを肩代わりした彼女が亡くなり、本性を現した際にはその遺体をあっさり捨てた<ref group="注">これについては、「奈落の底に彼女の遺体を落とすのが嫌だったから」と一部のプレイヤーからは解釈されている。</ref>。彼女の献身を「どうでもいい」と口にしたオベロンの真意は、最終再臨を経て絆を深めたマスターであれば自ずと察するであろう。
 
===その他===
 
;オベロン
 
:ヴォーティガーンでない本来のオベロン。自身が霊基に被っている存在。
 
:彼に対しては「嘘しか吐けない下級妖精」と<del>その能力に振り回されたからか</del>辛辣な評価を下している。
 
 
;ティターニア
 
:存在しない運命の相手。手の届かない星。
 
:“この世界に存在できなかった”彼女の在り方に憤っており、「クソども。いずれ全部ブチ壊してやる」という攻撃性は彼女への愛からくるもの。
 
:2部6章ラストでは幻の彼女に手を伸ばすが、これは彼女が存在しないことに対する希望と悲しみからである。
 
:サーヴァントとして現界してからも彼女の事を探し続けてはいるが、同時に彼女を「その場だけの、都合のいい舞台装置である端役」ともしており、御伽噺の余分なものとして生まれた彼女が存在するという、夢のような話は本当に在ってはいけないと語っている。
 
  
 
==名台詞==
 
==名台詞==
 
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 +
 
====本編====
 
====本編====
 +
 
;「ワガママを言うんじゃありません!そんなコトを言う子は『予言の子』じゃありませんよ!」<br>「世の中には舞踏会に行きたくても行けない<ruby>鮮血魔嬢<rb></rb><rt>はいかぶり</rt>もいるの!我慢なさいな!」
 
;「ワガママを言うんじゃありません!そんなコトを言う子は『予言の子』じゃありませんよ!」<br>「世の中には舞踏会に行きたくても行けない<ruby>鮮血魔嬢<rb></rb><rt>はいかぶり</rt>もいるの!我慢なさいな!」
 
:Lostbelt No.6「妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ」にて。主人公曰くオベロンの継母マネ。ハロウィンイベントの3ヶ月も前に[[エリザベート=バートリー〔シンデレラ〕]]の話をしていたネタバレ妖精。
 
:Lostbelt No.6「妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ」にて。主人公曰くオベロンの継母マネ。ハロウィンイベントの3ヶ月も前に[[エリザベート=バートリー〔シンデレラ〕]]の話をしていたネタバレ妖精。
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;「ああ。君のそういうところ、僕は本当に嫌いだなあ。」
 
;「ああ。君のそういうところ、僕は本当に嫌いだなあ。」
 
:同上。カルデアとの最後の戦いを始める直前に主人公から「<ruby>輝ける星<rb></rb><rt>ティターニア</rt></ruby>の話も嘘だったのか」と問われた際の返答。自分の目的や真意を察していながら向き合ってきた<ruby>友人<rb></rb><rt>彼/彼女</rt></ruby>に対し、翳がある笑顔を浮かべて心の底からの<ruby>嫌悪<rb></rb><rt>ほんね</rt></ruby>を吐き出す。
 
:同上。カルデアとの最後の戦いを始める直前に主人公から「<ruby>輝ける星<rb></rb><rt>ティターニア</rt></ruby>の話も嘘だったのか」と問われた際の返答。自分の目的や真意を察していながら向き合ってきた<ruby>友人<rb></rb><rt>彼/彼女</rt></ruby>に対し、翳がある笑顔を浮かべて心の底からの<ruby>嫌悪<rb></rb><rt>ほんね</rt></ruby>を吐き出す。
:最終的に質問に肯定も否定も返さなかったことから、<ruby>輝ける星<rb></rb><rt>ティターニア</rt></ruby>の話は嘘ではないと伺える。
+
:最終的に質問に肯定も否定もしなかったことから、<ruby>輝ける星<rb></rb><rt>ティターニア</rt></ruby>の話は嘘ではないと伺える。
  
 
;「ああ。どれほど陳腐な王国でも、語られなかった脇役にも、意味はある。」<br>「最後のページと共に忘れられ、<ruby>現実<rb></rb><rt>おまえたち</rt></ruby>の速度に置いていかれた物語にも───」<br>「その後に残り続ける、権利はあったはずだ。」
 
;「ああ。どれほど陳腐な王国でも、語られなかった脇役にも、意味はある。」<br>「最後のページと共に忘れられ、<ruby>現実<rb></rb><rt>おまえたち</rt></ruby>の速度に置いていかれた物語にも───」<br>「その後に残り続ける、権利はあったはずだ。」
290行目: 227行目:
 
: サーヴァントとしてカルデアに来た以上は嘘とはいえ嫌々ながらもその責務を果たそうとするあたり、やはり根は真面目である。その上妖精國の一件のあとは燃え尽き症候群のようなものでいい意味でも悪い意味でもやる気が鎮火しているらしく、表立って反抗する事は無くとりあえずは従ってくれる。
 
: サーヴァントとしてカルデアに来た以上は嘘とはいえ嫌々ながらもその責務を果たそうとするあたり、やはり根は真面目である。その上妖精國の一件のあとは燃え尽き症候群のようなものでいい意味でも悪い意味でもやる気が鎮火しているらしく、表立って反抗する事は無くとりあえずは従ってくれる。
 
;「底なしの空、空っぽの命。喜びは明日には値が下がり、苦しみは昨日のうちに忘れられる。美しいものはその前提が醜く、醜いものはその前提が美しい……はっ、お笑い種だ。人生に中身があるだなんて、本当に信じているのかい?なあ、聞かせてくれよブランカ。君の物語は、満足のいくものだったのかい?」
 
;「底なしの空、空っぽの命。喜びは明日には値が下がり、苦しみは昨日のうちに忘れられる。美しいものはその前提が醜く、醜いものはその前提が美しい……はっ、お笑い種だ。人生に中身があるだなんて、本当に信じているのかい?なあ、聞かせてくれよブランカ。君の物語は、満足のいくものだったのかい?」
:霊基再臨4。
+
:霊基再臨「第四段階」。
 
:人理の果てまでついてきてしまったブランカに対して、どこか悲しそうに問いかける彼。なぜ彼女はついてきたのか。それはオベロンとの絆を深めることができれば、知ることができるだろう。
 
:人理の果てまでついてきてしまったブランカに対して、どこか悲しそうに問いかける彼。なぜ彼女はついてきたのか。それはオベロンとの絆を深めることができれば、知ることができるだろう。
  
 
=====第一・第二再臨=====
 
=====第一・第二再臨=====
 +
 
;「『拝啓、ウィリアム・シェイクスピア。この度は素敵な脚本をありがとうございます。私にとって一生の宝物です。墓まで持っていきたいと思います』っと。この手紙、あのクソ野郎に届けてくれる?あぁ、気をつけて。押しどめの蝋にたっぷり毒を混ぜたから。君は触っちゃダメだよ?」
 
;「『拝啓、ウィリアム・シェイクスピア。この度は素敵な脚本をありがとうございます。私にとって一生の宝物です。墓まで持っていきたいと思います』っと。この手紙、あのクソ野郎に届けてくれる?あぁ、気をつけて。押しどめの蝋にたっぷり毒を混ぜたから。君は触っちゃダメだよ?」
 
:マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。
 
:マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。
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=====第三再臨=====
 
=====第三再臨=====
 +
 
;「ごめ~ん、休んでいるところなんだ。……話しかけないでくれる?」
 
;「ごめ~ん、休んでいるところなんだ。……話しかけないでくれる?」
 
:マイルーム会話の一つ。
 
:マイルーム会話の一つ。
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:その後、夢から覚めた主人公が手にした彼からのお返しは'''虚影の塵の入った箱'''である。まさかのおなじみの素材に主人公は怒り、プレイヤー達は笑ったという。しかし、塵を収めた箱の方はウェールズの森の虫妖精らしきデザイン、中でも特に目を引く[[ブランカ|見覚えのある細工]]が施された、明らかに彼が用意した(恐らく完全な自作の)ものであり、プレイヤーからは主人公がバレンタインで自分の所にやってくる事を見越して用意していたのではと推察されている。
 
:その後、夢から覚めた主人公が手にした彼からのお返しは'''虚影の塵の入った箱'''である。まさかのおなじみの素材に主人公は怒り、プレイヤー達は笑ったという。しかし、塵を収めた箱の方はウェールズの森の虫妖精らしきデザイン、中でも特に目を引く[[ブランカ|見覚えのある細工]]が施された、明らかに彼が用意した(恐らく完全な自作の)ものであり、プレイヤーからは主人公がバレンタインで自分の所にやってくる事を見越して用意していたのではと推察されている。
 
:なお、この発言より「たとえ世界中の誰も味方してくれなくなっても、彼だけはカルデアのマスターの味方でいてくれる」ということが少し話題になったりした。
 
:なお、この発言より「たとえ世界中の誰も味方してくれなくなっても、彼だけはカルデアのマスターの味方でいてくれる」ということが少し話題になったりした。
:『Grand Order material ⅩⅢ』によると「最後の切り札として呼べ」という意味ではなく、「最後の局面で戦力がすべて途絶え、あとは死ぬしかない状況になったら呼べ。付き合ってやる」という意味だったらしい。
 
  
 
;「いや、違うんで。王とか本気でないんで。」<br>「恨みが深そうな場所だから様子を見に来て、そろそろ帰るんで。」
 
;「いや、違うんで。王とか本気でないんで。」<br>「恨みが深そうな場所だから様子を見に来て、そろそろ帰るんで。」
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;「やっば。やっちまった」
 
;「やっば。やっちまった」
:同上。「[[ワンジナ]]に『世界』を明確に提示できる企画、人間たちに降りかかる警告の姿を提示してくれ」と古精霊に言われ、かつて妖精國ブリテンを滅ぼした『三つの厄災』や『ケルヌンノス』を口に出してしまった彼。そのせいで今回の事件の元凶に'''その気がなかった'''のになってしまった。もっとも[[BB (Grand Order)|BB]]や[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕|AAA]]ほどではないが。
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:同上。「[[ワンジナ]]に『世界』を明確に提示できる企画、人間たちに降りかかる警告の姿を提示してくれ」と古精霊に言われ、かつて妖精國ブリテンを滅ぼした『三つの厄災』や『ケルヌンノス』を口に出してしまった彼。そのせいで今回の事件の元凶に'''その気がなかった'''のになってしまった。もっとも[[BB (Grand Order)|BB]]や[[アルトリア・キャスター(バーサーカー)|AAA]]ほどではないが。
 
:ちょくちょく主人公に解決のためのヒントを提示したりしていたのは、このことを少しは反省していたためか。
 
:ちょくちょく主人公に解決のためのヒントを提示したりしていたのは、このことを少しは反省していたためか。
  
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:『サバフェス2023』内の同人作品「犬世説美少年録」にて。安保箭五郎直行演じるダイカクのセリフ(のアフレコ)なのだが、往年の作品「スーパーロボット大戦」シリーズのキャラクター、「ユーゼス・ゴッツォ」のパロディでもある。
 
:『サバフェス2023』内の同人作品「犬世説美少年録」にて。安保箭五郎直行演じるダイカクのセリフ(のアフレコ)なのだが、往年の作品「スーパーロボット大戦」シリーズのキャラクター、「ユーゼス・ゴッツォ」のパロディでもある。
 
:ユーゼスとオベロンは、互いに物語の裏で権謀術数を巡らせた真の黒幕という点が共通するのだが、皮肉にも'''大人の事情で黒幕という役をあてがわれている'''のはなんの因果か。
 
:ユーゼスとオベロンは、互いに物語の裏で権謀術数を巡らせた真の黒幕という点が共通するのだが、皮肉にも'''大人の事情で黒幕という役をあてがわれている'''のはなんの因果か。
:余談になるが実は上述のパロディはこれが初出ではなく、「[[MELTY BLOOD]]」シリーズの一つである「MBAC」のPC版における[[ネコアルク・カオス|新種かつ突然変異の黒いナマモノ]]のシナリオパートにて、[[琥珀|黒幕を気取りはっちゃけた人物]]がほぼ同様のセリフを口にしている。
 
  
 
===Fate/Grand Order フロム ロストベルト===
 
===Fate/Grand Order フロム ロストベルト===
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==メモ==
 
==メモ==
 
*第二再臨までは「妖精王オベロン」の姿だが、第三再臨になると外見ががらっと変化し「オベロン・ヴォーティガーン」の姿になる。これに伴い、マイルーム・戦闘などのボイスが全て変わる他、宝具名およびその演出も変わる。
 
*第二再臨までは「妖精王オベロン」の姿だが、第三再臨になると外見ががらっと変化し「オベロン・ヴォーティガーン」の姿になる。これに伴い、マイルーム・戦闘などのボイスが全て変わる他、宝具名およびその演出も変わる。
**ただし「霊基解放クエスト」をクリアするまでは、レベルを上げて霊基再臨をすることはできる(レベル90まで上げられる)が、セイントグラフのイラストおよびバトルキャラグラフィックが第二再臨のものまでしか解放されない。霊基解放クエストをクリアして初めて第三再臨になることができる([[蘆屋道満]]と同じ仕様)。霊基解放クエストはLB6クリアかつ'''オベロンを第三段階まで霊基再臨する'''ことで解放されるという条件のため、自力で召喚していない場合は第三再臨以降をパーティーキャラクターとして見ることはできない。
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**ただし「霊基解放クエスト」をクリアするまでは、レベルを上げて霊基再臨をすることはできる(レベル90まで上げられる)が、セイントグラフのイラストおよびバトルキャラグラフィックが第二再臨のものまでしか解放されない。霊基解放クエストをクリアして初めて第三再臨になることができる([[蘆屋道満]]と同じ仕様)。霊基解放クエストはLB6クリア・かつ'''オベロンを第三段階まで霊基再臨する'''ことで解放されるという条件のため、自力で召喚していない場合は第三再臨以降をパーティーキャラクターとして見ることはできない。
 
**マテリアルはオベロンの状態でマテリアル6まで存在し絆レベルだけで6まで解放できるが、霊基解放クエストまでのクリア+'''絆レベル6'''以上でオベロン・ヴォーティガーンとしてのマテリアル全項目分が入れ替わりに出現する。こちらは蘆屋道満には無い仕様で、[[アルトリア・キャスター]]にも同様にマテリアル文の全項目更新が行われる(解放条件は異なる)。アルトリア・キャスターともども、セイントグラフのイラストを第一・第二再臨にしていると初期プロフィールになり、第三・最終再臨のイラストにしていると差し換え後のプロフィールを見ることができる。
 
**マテリアルはオベロンの状態でマテリアル6まで存在し絆レベルだけで6まで解放できるが、霊基解放クエストまでのクリア+'''絆レベル6'''以上でオベロン・ヴォーティガーンとしてのマテリアル全項目分が入れ替わりに出現する。こちらは蘆屋道満には無い仕様で、[[アルトリア・キャスター]]にも同様にマテリアル文の全項目更新が行われる(解放条件は異なる)。アルトリア・キャスターともども、セイントグラフのイラストを第一・第二再臨にしていると初期プロフィールになり、第三・最終再臨のイラストにしていると差し換え後のプロフィールを見ることができる。
 
**なおセイントグラフ上では、ヴォーティガーンの姿になる第三再臨以降でも真名は「オベロン」のまま。「オベロン・ヴォーティガーン」の名は現在のところ本編ストーリー上、バレンタインの個別シナリオでのみ語られる。
 
**なおセイントグラフ上では、ヴォーティガーンの姿になる第三再臨以降でも真名は「オベロン」のまま。「オベロン・ヴォーティガーン」の名は現在のところ本編ストーリー上、バレンタインの個別シナリオでのみ語られる。
 
**第三再臨以降の姿に関する隠匿仕様は徹底されており、LB6完走前では'''バレンタインイベントにおいても選択肢が現れず、お返し礼装を受け取ることができない。'''
 
**第三再臨以降の姿に関する隠匿仕様は徹底されており、LB6完走前では'''バレンタインイベントにおいても選択肢が現れず、お返し礼装を受け取ることができない。'''
**「妖精王オベロン」の姿では霊基第一ではアゲハ蝶、霊基第二では蛾のような羽根を背中に生やしているが、「オベロン・ヴォーティガーン」の姿に変わるとトンボかカゲロウのような四枚の羽根に変わる。前者のトンボは英語で「'''ドラゴンフライ(Dragonfly)'''」と呼称されるため、妖精王としてのオベロンと魔竜であるヴォーティガーンの両者の特性が表れたものとしても捉える事が出来る。
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**「妖精王オベロン」の姿ではアゲハ蝶のような羽根を背中に生やしているが、「オベロン・ヴォーティガーン」の姿に変わるとトンボかカゲロウのような四枚の羽根に変わる。前者のトンボは英語で「'''ドラゴンフライ(Dragonfly)'''」と呼称されるため、妖精王としてのオベロンと魔竜であるヴォーティガーンの両者の特性が表れたものとしても捉える事が出来る。
***そこからの連想か、「'''もし蜻蛉切を持つ本多忠勝が実装されたら秒殺必至'''」との声もちらほら。
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***そこからの連想か、「'''もし本多忠勝が実装されたら秒殺必至'''」との声もちらほら。
 
***北米版では「奈落の虫」は'''「The Abyssal Wyrm」'''と訳されている。最後の単語は「ワーム」「ワイアーム」と読まれることの多い、「手足がなくて這うもの」という意味の古英語で、「竜」と「虫」の双方の意味で使用されることがある。
 
***北米版では「奈落の虫」は'''「The Abyssal Wyrm」'''と訳されている。最後の単語は「ワーム」「ワイアーム」と読まれることの多い、「手足がなくて這うもの」という意味の古英語で、「竜」と「虫」の双方の意味で使用されることがある。
*2部6章後編では彼をゲストサーヴァントとして戦闘に駆り出すことができるが、最初はアーチャー、次はキャスターとクラスが変わるため、オベロン実装前の当時は果たして実装時はどのクラスになるのかと期待を持たれていた。
 
**また、真名が明らかになる真名溶解の演出では、ルーラーのクラスカードが溶けて中からプリテンダーのクラスカードが現れる、という演出になっている。
 
**『Grand Order material ⅩⅢ』において妖精王オベロンのクラスは「セイバー。あるいはライダー、あるいはキャスター。あるいは、」とされている。
 
***オベロン・ヴォーティガーン時はもちろんプリテンダーと記載。ストーリーで登場する度にクラスが変わっていたのは「もともと全部嘘だよ」という証左とのこと。
 
 
*担当イラストレーターの羽海野チカ女史は「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」等で著名な漫画家だが、本作に携わる以前の執筆環境は完全なアナログであり、FGOの仕事に際して初めてデジタル作画環境を整えたという。CGイラスト特有の文化である「イラストの表情差分」を描くにあたり、どうしてもペイントソフトのレイヤー機能が必要だったとのこと。
 
*担当イラストレーターの羽海野チカ女史は「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」等で著名な漫画家だが、本作に携わる以前の執筆環境は完全なアナログであり、FGOの仕事に際して初めてデジタル作画環境を整えたという。CGイラスト特有の文化である「イラストの表情差分」を描くにあたり、どうしてもペイントソフトのレイヤー機能が必要だったとのこと。
 
**しかし全行程をいきなりデジタルにすると今までアナログで培ってきた作風が失われるため、アナログをメインにしつつも部分的にデジタルの機能を取り入れる形で描かれている。
 
**しかし全行程をいきなりデジタルにすると今までアナログで培ってきた作風が失われるため、アナログをメインにしつつも部分的にデジタルの機能を取り入れる形で描かれている。
**また、氏は虫が苦手で、オベロンおよびヴォーティガーンのデザインや、ブリテン異聞帯における「とある一枚絵」を描くのはかなり大変だったとのこと。
+
**また、彼女は虫が苦手で、オベロンおよびウォーティガーンのデザインや、ブリテン異聞帯における「とある一枚絵」を描くのはかなり大変だったとのこと。
***奈落の虫についても羽海野チカ氏のデザインであり、クリーチャーデザイン経験は無かったものの奈須きのこ氏から受け取った資料を元に完成させた。
 
****また、奈落の虫には羽海野チカ氏のトラウマである「密猟され、頭部を切られた象」の姿もデザインに落とし込まれている。かなりショッキングな画像なので、調べる際は注意されたし。
 
*第三再臨の宝具演出で流れる奈落の虫の声は、オベロンを演じる豊永氏自身の声を加工したもの。氏曰く、息を吸った時の声らしい。<ref group = "出">[https://www.youtube.com/live/jtLGCsFyKrU?si=Ne-krt5Hev3uw2Uc Spotlight Lostbelt No.6]</ref>
 
 
*「妖精王オベロン」がシェイクスピア執筆の作品に由来することは上述しているが、加えてシェイクスピア本人執筆の可能性が薄い作品群を指す「シェイクスピア外典(Shakespeare '''Apocrypha''')」の中には、シェイクスピア戯曲の贋作者であったサミュエル・ウィリアム・ヘンリー・アイアランドの戯曲『ヴォーティガンとロウィーナ』がある。
 
*「妖精王オベロン」がシェイクスピア執筆の作品に由来することは上述しているが、加えてシェイクスピア本人執筆の可能性が薄い作品群を指す「シェイクスピア外典(Shakespeare '''Apocrypha''')」の中には、シェイクスピア戯曲の贋作者であったサミュエル・ウィリアム・ヘンリー・アイアランドの戯曲『ヴォーティガンとロウィーナ』がある。
 
**『夏の夜の夢』以外の登場作品としてはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの『[[ゲオルク・ファウスト|ファウスト]]』が知られているが、同作においてはオベロンとティターニアの'''銀婚式'''の描写がある。これを利用してゲーテ召喚による'''因縁の上書き'''を画策…という展開も考えられなくないが、本作ではその場合[[メフィストフェレス|例の爆弾魔]]が干渉してくる危険性があるので痛し痒しだったりする。
 
**『夏の夜の夢』以外の登場作品としてはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの『[[ゲオルク・ファウスト|ファウスト]]』が知られているが、同作においてはオベロンとティターニアの'''銀婚式'''の描写がある。これを利用してゲーテ召喚による'''因縁の上書き'''を画策…という展開も考えられなくないが、本作ではその場合[[メフィストフェレス|例の爆弾魔]]が干渉してくる危険性があるので痛し痒しだったりする。
 
*ブリテン異聞帯ではあちらこちらから借金をしていたようだが結局返さなかったようで、プレイヤーからは'''「ブリテン異聞帯を滅ぼして自分の借金を有耶無耶にした」'''等と言われてしまっていた。
 
*ブリテン異聞帯ではあちらこちらから借金をしていたようだが結局返さなかったようで、プレイヤーからは'''「ブリテン異聞帯を滅ぼして自分の借金を有耶無耶にした」'''等と言われてしまっていた。
 
**カルデアに来てからも相変わらずのようで、シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』では逸話のあるカエサルやダメ人間の以蔵を差し置いて'''「カルデアの借金王」'''扱いされてしまっていた。
 
**カルデアに来てからも相変わらずのようで、シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』では逸話のあるカエサルやダメ人間の以蔵を差し置いて'''「カルデアの借金王」'''扱いされてしまっていた。
*第三再臨の絆3ボイスや『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』の第43話などではメロンを食べようとしているが、描写は少ないもののいつも食堂のメロンを食べている様子。
 
**しかし、『Material Ⅹ』の[[アルトリア・キャスター]]の項にて、別にメロンが好きなわけではなく「一番希少で高級そうなものだから」と嫌がらせのつもりでメロンを食べていることが発覚。この行為について、アルトリア・キャスターからは「器ちっさ!」と評されていた。
 
**『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でもメロンソーダを好んでいたようだが、「実はメロンは入っていない」と知って本気でショックを受けていた。
 
***北米版では「melon bun(メロンパン)」を好んで食べている模様。こちらもメロンが入っていないと知ったらショックを受けるのであろうか。
 
*小さくなった状態は、羽海野チカ氏の設定資料や公式物販では「チビオベロン」と呼ばれている。衣装は霊基第二と同じものだが、こちらにもヴォーティガーン時の姿があるのかは不明。
 
**その可愛らしさからか、後に「チビオベロン ミニぬいチャーム」としてグッズ化が決定。『FGO Fes.2022』の開催に際して受注生産が開始された(2024年現在では販売期間は終了している)。
 
  
 
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
*2024年現在では唯一の宝具威力ブースト効果持ちのサーヴァントであり、また1騎のサーヴァントにNPを70%もチャージできる(他サーヴァントに付与するNPチャージではトップの量)ため、フリークエストでも高難易度でも出番がある優秀なサーヴァント。
 
**フリークエストにも高難易度にも引っ張りだこというのは、彼の[[アルトリア・キャスター|弟子]]にも言えることである。<del>師弟揃って酷使されようとは…</del>
 
 
;プリテンダー触媒
 
;プリテンダー触媒
 
:初実装時はクラス名にちなんでOfficial髭男dismの『[https://m.youtube.com/watch?v=TQ8WlA2GXbk Pretender]』が触媒に使えるとSNSを中心に話題になった。しかもよくよく聞くと歌詞までもオベロンの性格や心情に'''絶妙なバランスでマッチングしているのだから'''凄いとまで言われている。
 
:初実装時はクラス名にちなんでOfficial髭男dismの『[https://m.youtube.com/watch?v=TQ8WlA2GXbk Pretender]』が触媒に使えるとSNSを中心に話題になった。しかもよくよく聞くと歌詞までもオベロンの性格や心情に'''絶妙なバランスでマッチングしているのだから'''凄いとまで言われている。
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===出典===
 
===出典===
<references group="出" />
 
  
 
==リンク==
 
==リンク==

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