「キリシュタリア・ヴォーダイム」を編集中
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| デザイン = こやまひろかず[https://twitter.com/k_hiroriro/status/981875214773501952] | | デザイン = こやまひろかず[https://twitter.com/k_hiroriro/status/981875214773501952] | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
『[[Fate/Grand Order]]』に登場するイギリス出身の[[魔術師]]。Aチーム、後の[[クリプター]]の一人。 | 『[[Fate/Grand Order]]』に登場するイギリス出身の[[魔術師]]。Aチーム、後の[[クリプター]]の一人。 | ||
;略歴 | ;略歴 | ||
− | :Aチームのリーダーとして[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]] | + | :Aチームのリーダーとして[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]から選抜され、ランサーを召喚予定だったが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。 |
− | : | + | :その後、異星の神の干渉により、人理修復後の救出を待たずして蘇生。異星の神が欲していたのは彼一人だったが、キリシュタリアは他6名にも機会が与えられることを要求。必要な対価を全員分支払い、Aチーム改めクリプターとして7人での蘇生を果たす。 |
:第二部序章ではクリプターの代表としてカルデア残党に対して勝利宣言を行っていた。 | :第二部序章ではクリプターの代表としてカルデア残党に対して勝利宣言を行っていた。 | ||
− | : | + | :『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではカルデアがロシアを攻略し、近接した異聞帯の北欧に到達していると予想し、[[スカサハ=スカディ]]とカルデアに対する記録映像を伝言として[[カイニス]]に預けている。 |
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;人物 | ;人物 | ||
− | : | + | :家柄も魔術回路も1000年続く魔術師の名家、ヴォーダイム家の若き当主。天体科の首席にして、Aチームのリーダー。[[クリプター]]の統率者。 |
− | + | :マリスビリーの一番弟子であり、オルガマリーよりアニムスフィアの後継に相応しいと言われていた。周囲からも一目も二目も置かれており、マリスビリーに傾倒してカルデアに来ずに時計塔に残っていたら現代魔術科に次ぐ十三番目の新しい学科を創設していただろうと語られるほど。 | |
− | :大概な綺麗事を思考するが、その根底にあるのは紛れもなく人類愛。人間の基本原則である<ruby><rb>野生</rb><rt>本質</RT></RUBY> | + | :大概な綺麗事を思考するが、その根底にあるのは紛れもなく人類愛。人間の基本原則である<ruby><rb>野生</rb><rt>本質</RT></RUBY>が助け合い、認め合い、殺し合う事だとしっかり受け止めている。[[クリプター]]一人一人の価値を信じる揺るぎの無い人間性の光を持ち、人が持ちうる最も誇るべき強さを持っている。 |
− | : | + | :「うまく神を扱う」という野望を持ち、[[カイニス]]は人間らしい浅はかさと傲慢さと言い、ゼウスと気が合うとしている。カイニスからその野望は、キリシュタリアに負けた自分の方がマシに思える程度には人の身には過ぎたものとされる。 |
:[[魔術]]によって人による人理焼却を目論んだ[[ゲーティア|魔術王]]とは違い、神による人理編纂を選択した。人の意識がどれほど沸騰しようと覆らない世界、一部の欠損も欠片もない生存圏、弱い人間を廃する完全なる神代を作り上げようとしており、それを阻む者に容赦はしない。自身の異聞帯が他の[[異聞帯]]に呑まれても構わないと言い、必ずしもギリシャの異聞帯が最善とは限らないと考えている。また人が神を使いこなすための用意をしている。 | :[[魔術]]によって人による人理焼却を目論んだ[[ゲーティア|魔術王]]とは違い、神による人理編纂を選択した。人の意識がどれほど沸騰しようと覆らない世界、一部の欠損も欠片もない生存圏、弱い人間を廃する完全なる神代を作り上げようとしており、それを阻む者に容赦はしない。自身の異聞帯が他の[[異聞帯]]に呑まれても構わないと言い、必ずしもギリシャの異聞帯が最善とは限らないと考えている。また人が神を使いこなすための用意をしている。 | ||
:対価を払ってAチームに機会を与えたにも関わらず、それを重要な事とせず、これから先の段取りに不要なものとする。感謝されるのが原因で能力が十全に発揮されないのを良しとせず、その事実を一切誇らず、クリプター達に一言も口にしていない<ref group = "注">オフェリアは魔眼により経緯を把握。少なくともカドックとヒナコは気づいていない模様。</ref>。そして自分の為にした事とし、上手くいった時点で報酬は得ているとした。 | :対価を払ってAチームに機会を与えたにも関わらず、それを重要な事とせず、これから先の段取りに不要なものとする。感謝されるのが原因で能力が十全に発揮されないのを良しとせず、その事実を一切誇らず、クリプター達に一言も口にしていない<ref group = "注">オフェリアは魔眼により経緯を把握。少なくともカドックとヒナコは気づいていない模様。</ref>。そして自分の為にした事とし、上手くいった時点で報酬は得ているとした。 | ||
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::アニムスフィアに連なる魔術で、神代魔術よりもさらに遡ったルーツを持つ魔術。 | ::アニムスフィアに連なる魔術で、神代魔術よりもさらに遡ったルーツを持つ魔術。 | ||
::現在の地球では理論が語られるのみで発動できない魔術であるが、神代が続いているギリシャ異聞帯では'''異聞帯そのものが丸ごと魔術回路'''という特性により発動が可能になっており、文字通り天文学的なスペックを叩き出している。 | ::現在の地球では理論が語られるのみで発動できない魔術であるが、神代が続いているギリシャ異聞帯では'''異聞帯そのものが丸ごと魔術回路'''という特性により発動が可能になっており、文字通り天文学的なスペックを叩き出している。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]] | ;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]] | ||
:クリプターの一員として登場。 | :クリプターの一員として登場。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[マリスビリー・アニムスフィア]] | ;[[マリスビリー・アニムスフィア]] | ||
:魔術の師。彼の「机上の空論」を証明する事を目的としている。 | :魔術の師。彼の「机上の空論」を証明する事を目的としている。 | ||
− | : | + | :人理を守るためにクリプターメンバーに大令呪を与え、その用途をキリシュタリアだけに話した。 |
;[[異星の神]] | ;[[異星の神]] | ||
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;[[ディオスクロイ]] | ;[[ディオスクロイ]] | ||
− | : | + | :従えている3騎の神霊サーヴァントのうちの1騎。異聞帯において神として健在している彼らを殺してそのままサーヴァントとして召喚した。 |
:ゼウスへの盲信と同じくらいキリシュタリアを認めているが、それは人間としてではなく『ゼウスが認めたもの』としてである。また、汎人類史における自分達の歴史を見たことで人間への憎悪が強くなりすぎてしまい、良好な関係に見えていても相互理解には程遠かった。 | :ゼウスへの盲信と同じくらいキリシュタリアを認めているが、それは人間としてではなく『ゼウスが認めたもの』としてである。また、汎人類史における自分達の歴史を見たことで人間への憎悪が強くなりすぎてしまい、良好な関係に見えていても相互理解には程遠かった。 | ||
:上記のカイニスに対しては見下しており、「キリシュタリア様の真意を理解できていない愚か者」等と言うような発言もしていたが、3騎の中で唯一キリシュタリアの本当の目的を知らされていないのはディオスクロイであった。 | :上記のカイニスに対しては見下しており、「キリシュタリア様の真意を理解できていない愚か者」等と言うような発言もしていたが、3騎の中で唯一キリシュタリアの本当の目的を知らされていないのはディオスクロイであった。 | ||
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:彼のコンプレックスとは裏腹に、その反骨心と向上心を高く買っていた。 | :彼のコンプレックスとは裏腹に、その反骨心と向上心を高く買っていた。 | ||
:シミュレーションでは彼の趣味に合わせようと音楽ジャンルを混ぜた言い回しをしていたが、本人に釘を刺されてしまい拗ねてしまう。 | :シミュレーションでは彼の趣味に合わせようと音楽ジャンルを混ぜた言い回しをしていたが、本人に釘を刺されてしまい拗ねてしまう。 | ||
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;[[オフェリア・ファムルソローネ]] | ;[[オフェリア・ファムルソローネ]] | ||
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:シミュレーションでは何がしかがあったようで、「彼とはすれ違えた」と若干不穏なニュアンスで言及している。 | :シミュレーションでは何がしかがあったようで、「彼とはすれ違えた」と若干不穏なニュアンスで言及している。 | ||
:彼からも「自分なんかを信用するな」と釘を刺されており、結果として彼の裏切りを受けることになってしまったが、その後も彼を恨んでいるような素振りはなかった。 | :彼からも「自分なんかを信用するな」と釘を刺されており、結果として彼の裏切りを受けることになってしまったが、その後も彼を恨んでいるような素振りはなかった。 | ||
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;[[デイビット・ゼム・ヴォイド]] | ;[[デイビット・ゼム・ヴォイド]] | ||
− | : | + | :かなり親しかったようで、神話談義を交わしたり、自分が失敗した際にはそれを正すものとして彼の名を挙げる程信頼していた模様。 |
− | : | + | :ただ、オリュンポスでの人理修復シミュレーションでも彼との旅については一切語られておらず、育んだ絆についてはどうなっているのかは不明。 |
;[[スカサハ=スカディ]] | ;[[スカサハ=スカディ]] | ||
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:善き神性であり、自分たちの目指す新世界を肯定して欲しいと考え、神としての在り方に期待している。 | :善き神性であり、自分たちの目指す新世界を肯定して欲しいと考え、神としての在り方に期待している。 | ||
:自らの運命を否定し、生存の道を選んだ上で自らの[[異聞帯]]の空想樹と対決して欲しいと思っている。 | :自らの運命を否定し、生存の道を選んだ上で自らの[[異聞帯]]の空想樹と対決して欲しいと思っている。 | ||
;[[ゼウス]] | ;[[ゼウス]] | ||
− | : | + | :地中海の古き神。「冠位指定/人理保障天球」によって正面から打ち倒したのち、盟友となっている。 |
;ハドリアヌス | ;ハドリアヌス | ||
:第14代ローマ皇帝。五賢帝の一人。 | :第14代ローマ皇帝。五賢帝の一人。 | ||
:実は隠れファンだったらしい。 | :実は隠れファンだったらしい。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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:オフェリア亡き後一人寂しげなりながら口にした、彼女への問いかけ。そして彼女が向けていた期待に応えようと己の意志をより固める。 | :オフェリア亡き後一人寂しげなりながら口にした、彼女への問いかけ。そして彼女が向けていた期待に応えようと己の意志をより固める。 | ||
− | ;「虚空の神よ、今人智の敗北を宣言する。眼は古く、手足は脆く、知識は淀んだ。<br />最後の人間として、数多の決断、幾多の挫折、全ての繁栄をここに無と断じよう。<br />この一撃をもって、神は撃ち落とされる。変革の鐘を鳴らせ!<br />『<ruby><rb>冠位指定/ | + | ;「虚空の神よ、今人智の敗北を宣言する。眼は古く、手足は脆く、知識は淀んだ。<br />最後の人間として、数多の決断、幾多の挫折、全ての繁栄をここに無と断じよう。<br />この一撃をもって、神は撃ち落とされる。変革の鐘を鳴らせ!<br />『<ruby><rb>冠位指定/人理保証天球</rb><rt>グランドオーダー/アニマ・アニムスフィア</rt></ruby>』!」 |
− | : | + | :神代巨神海洋 アトランティスでの理想魔術の詠唱。<br />言葉通り”星を落とす”一撃によって複数のサーヴァントを含むカルデア一行を瞬く間に壊滅させた。<br/>さらに、間髪入れる間もなく第二射を放つことも可能であり、「カルデアの者」の介入が無ければ一行は間違いなく全滅していた。 |
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== メモ == | == メモ == | ||
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**キリシュタリア自身は古典的な魔術師たちと違ってパソコンなど多少の機械類は扱えるが、そこまで詳しくはなく、使える物なら使うスタンス。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p111</ref> | **キリシュタリア自身は古典的な魔術師たちと違ってパソコンなど多少の機械類は扱えるが、そこまで詳しくはなく、使える物なら使うスタンス。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p111</ref> | ||
*当初は宝具演出を[[ソロモン]]の時のようにストーリー演出の一部として表現する案が出ていたが、課題が多かったため断念。絵コンテではカメラが星空へ移動する際に、地上から成層圏を通って星空まで上がるなど描かれていたが、尺が長くなりすぎて没になった。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 安生真氏インタビュー p121</ref> | *当初は宝具演出を[[ソロモン]]の時のようにストーリー演出の一部として表現する案が出ていたが、課題が多かったため断念。絵コンテではカメラが星空へ移動する際に、地上から成層圏を通って星空まで上がるなど描かれていたが、尺が長くなりすぎて没になった。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 安生真氏インタビュー p121</ref> | ||
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
;林檎農家キリシュタリア | ;林檎農家キリシュタリア | ||
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[[category:マスター]] | [[category:マスター]] | ||
[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
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