「ケツァル・コアトル」を編集中
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| 読み = | | 読み = | ||
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| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
| 声優 = 遠藤綾 | | 声優 = 遠藤綾 | ||
− | | 演者 = | + | | 演者 = |
| 身長 = 181cm | | 身長 = 181cm | ||
| 体重 = 64kg | | 体重 = 64kg | ||
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| 地域 = 中南米 | | 地域 = 中南米 | ||
| 属性 = 秩序・善 | | 属性 = 秩序・善 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 天 |
| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
| 一人称 = ワタシ/私 | | 一人称 = ワタシ/私 | ||
− | | 二人称 = | + | | 二人称 = アナタ/貴女/ニーニャ、ニーニョ/○○(呼び捨て)/マスター、○○君、○○ちゃん |
− | | 三人称 = | + | | 三人称 = 彼/彼女/○○(呼び捨て) |
| イメージカラー = | | イメージカラー = | ||
| サーヴァント階位 = | | サーヴァント階位 = | ||
| 特技 = | | 特技 = | ||
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = |
− | | 天敵 = | + | | 天敵 = |
| デザイン = 広江礼威 | | デザイン = 広江礼威 | ||
| 設定作成 = 奈須きのこ<br>桜井光 | | 設定作成 = 奈須きのこ<br>桜井光 | ||
| レア度 = ☆5 | | レア度 = ☆5 | ||
}} | }} | ||
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==概要== | ==概要== | ||
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;略歴 | ;略歴 | ||
− | :『[[Fate/Grand Order]] | + | :『[[Fate/Grand Order]]』第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』で、[[ゴルゴーン]]が召喚された際に連鎖召喚された。以降は三女神同盟の一柱として行動した。 |
:その後ウルクに単身で攻め入り、100人をぶち倒し、即死級の一撃を与えた後、即死級の蘇生(リバイブ)をかけ、自身の本拠地へ連れ帰っていた。 | :その後ウルクに単身で攻め入り、100人をぶち倒し、即死級の一撃を与えた後、即死級の蘇生(リバイブ)をかけ、自身の本拠地へ連れ帰っていた。 | ||
− | : | + | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅦの座を統括する[[魔神柱|生命院サブナック]]と交戦する。 |
; 人物 | ; 人物 | ||
:アステカの衣装を身にまとった女性。 | :アステカの衣装を身にまとった女性。 | ||
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:また、女神として現界した場合、彼女は善神すなわち善性の頂点にあるため、逆説的に“善なるものでは敵わない”という特性を持つ。そのため、彼女に有効打を与えられる存在は悪性のもののみとなる。 | :また、女神として現界した場合、彼女は善神すなわち善性の頂点にあるため、逆説的に“善なるものでは敵わない”という特性を持つ。そのため、彼女に有効打を与えられる存在は悪性のもののみとなる。 | ||
:第七特異点で敵として登場した際は「翼ある蛇」という名のスキルとして上記の能力が設定されており、善属性のサーヴァントの攻撃はほぼ100%ダメージをカットされてしまい歯が立たないため、プロフィールをよく見て中庸または悪属性のサーヴァントを連れていく必要があり、しかも中庸・悪属性の攻撃であっても半減はされてしまうという難関。主力にしていたアサシンが揃って善属性だったりすると非常に辛い。だが、善でも中庸でも悪でもない属性(狂とか夏とか花嫁とか)を持つサーヴァントのダメージは素通りするという抜け穴がある。 | :第七特異点で敵として登場した際は「翼ある蛇」という名のスキルとして上記の能力が設定されており、善属性のサーヴァントの攻撃はほぼ100%ダメージをカットされてしまい歯が立たないため、プロフィールをよく見て中庸または悪属性のサーヴァントを連れていく必要があり、しかも中庸・悪属性の攻撃であっても半減はされてしまうという難関。主力にしていたアサシンが揃って善属性だったりすると非常に辛い。だが、善でも中庸でも悪でもない属性(狂とか夏とか花嫁とか)を持つサーヴァントのダメージは素通りするという抜け穴がある。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
|- | |- | ||
− | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || B+ || EX || A+ || EX ||対魔力:A<br>騎乗:EX<br>女神の神核:EX || カリスマ:A+ | + | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || B+ || EX || A+ || EX ||対魔力:A<br>騎乗:EX<br>女神の神核:EX || カリスマ:A+<br>善神の智慧:A+<br>自由なる闘争:EX|| style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
; 炎、神をも灼き尽くせ(シウ・コアトル) | ; 炎、神をも灼き尽くせ(シウ・コアトル) | ||
− | : ランク:A<br /> | + | : ランク:A<br />種別:対人・対城宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1人 |
:かつてケツァル・コアトルがアステカを去った折、数々の財宝が悪神テスカトリポカに渡らぬように自らの宮殿を灼き尽くしたという炎の再臨。 | :かつてケツァル・コアトルがアステカを去った折、数々の財宝が悪神テスカトリポカに渡らぬように自らの宮殿を灼き尽くしたという炎の再臨。 | ||
:周囲を炎が包み、敵対者の宝具の真名解放を一時的に阻む効果を持つ宝具だが、本人がルチャにハマってしまったので極めておかしな宝具になってしまった。 | :周囲を炎が包み、敵対者の宝具の真名解放を一時的に阻む効果を持つ宝具だが、本人がルチャにハマってしまったので極めておかしな宝具になってしまった。 | ||
:基本的には相手を空中に舞上げてからの脳天落としだが、状況によっては高度1000メートルから相手にめがけてキックをかます、という流星の如き打撃技にもするとか。 | :基本的には相手を空中に舞上げてからの脳天落としだが、状況によっては高度1000メートルから相手にめがけてキックをかます、という流星の如き打撃技にもするとか。 | ||
:本人はコレをウルティモ・トペ・パターダと名付けている。 | :本人はコレをウルティモ・トペ・パターダと名付けている。 | ||
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; 翼ある蛇(ケツァル・コアトル) | ; 翼ある蛇(ケツァル・コアトル) | ||
: ランク:A<br />種別:対人・対軍宝具<br />レンジ:2~80<br />最大捕捉:1~200人 | : ランク:A<br />種別:対人・対軍宝具<br />レンジ:2~80<br />最大捕捉:1~200人 | ||
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:実際に白亜紀に棲息したケツアルコアトルスよりも遥かに強化された、幻獣~神獣クラスの[[幻想種]]である。 | :実際に白亜紀に棲息したケツアルコアトルスよりも遥かに強化された、幻獣~神獣クラスの[[幻想種]]である。 | ||
:真名解放時には、これに騎乗したケツァル・コアトルが風雨と雷の大規模操作を行うが、この効果は本作に於いて基本的に使用されず、EXアタックで召喚して突撃を行っている。 | :真名解放時には、これに騎乗したケツァル・コアトルが風雨と雷の大規模操作を行うが、この効果は本作に於いて基本的に使用されず、EXアタックで召喚して突撃を行っている。 | ||
− | ; | + | ;太陽遍歴(ピエドラ・デル・ソル) |
: ランク:EX<br />種別:対軍・対城宝具<br />レンジ:10~99<br />最大捕捉:900人 | : ランク:EX<br />種別:対軍・対城宝具<br />レンジ:10~99<br />最大捕捉:900人 | ||
: ケツァル・コアトルの奥の手。古代アステカの巨石。 | : ケツァル・コアトルの奥の手。古代アステカの巨石。 | ||
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:過去にはテノチティトランの神殿に、現代ではメキシコ・シティにて保管されている、太陽(世界)が五つ刻まれた"太陽の石"。 | :過去にはテノチティトランの神殿に、現代ではメキシコ・シティにて保管されている、太陽(世界)が五つ刻まれた"太陽の石"。 | ||
:[[イシュタル]]によると、ウルクに落とされていたら一瞬で灰燼になっていたという。 | :[[イシュタル]]によると、ウルクに落とされていたら一瞬で灰燼になっていたという。 | ||
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==真名:ケツァル・コアトル== | ==真名:ケツァル・コアトル== | ||
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:本来は男性神であるが、サーヴァントとして現界するにあたっては、分霊のひとつにサーヴァントとしての形を与えて女性神として存在を得ている。<br />長らく同一視されてきた金星の存在が影響し、金星=美神ヴィーナス(アフロディーテ)のイメージに引っ張られてしまったのではないか、と本人は語る。 | :本来は男性神であるが、サーヴァントとして現界するにあたっては、分霊のひとつにサーヴァントとしての形を与えて女性神として存在を得ている。<br />長らく同一視されてきた金星の存在が影響し、金星=美神ヴィーナス(アフロディーテ)のイメージに引っ張られてしまったのではないか、と本人は語る。 | ||
− | :南米の神は他の神話体系とは大きく異なり、この星で生まれたものではなく、空から降ってきたモノ。<br> | + | :南米の神は他の神話体系とは大きく異なり、この星で生まれたものではなく、空から降ってきたモノ。<br>小惑星が地表に衝突した際についていた微生物が植物に寄生して生き延び、あの土地で文明が生まれた。 |
:南米の神は『人間に乗り移って』活動したとされる。 | :南米の神は『人間に乗り移って』活動したとされる。 | ||
:ケツァル・コアトル神も地域によって複数確認されているように、いつかの時代では女性体がケツァル・コアトルになっていたのかもしれない。 | :ケツァル・コアトル神も地域によって複数確認されているように、いつかの時代では女性体がケツァル・コアトルになっていたのかもしれない。 | ||
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===関連=== | ===関連=== | ||
;ケツアルコアトルス | ;ケツアルコアトルス | ||
− | : | + | :白亜紀に生息していた翼竜。史上最大の飛翔動物として知られている。 |
:また、ケツァル・コアトルに由来する名前を与えられた古代生物であり、ケツァル・コアトルがライダーのクラス適性を有する理由となっている。 | :また、ケツァル・コアトルに由来する名前を与えられた古代生物であり、ケツァル・コアトルがライダーのクラス適性を有する理由となっている。 | ||
;アステカ神話の世界観 | ;アステカ神話の世界観 | ||
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;[[主人公 (Grand Order)]] | ;[[主人公 (Grand Order)]] | ||
:初対面で目を付けたお気に入りの度胸と正義溢れる人間。 | :初対面で目を付けたお気に入りの度胸と正義溢れる人間。 | ||
− | : | + | :己を奮い立たせるためにある場面では彼(彼女)とのキスを望む等、とても入れ込んでいる。 |
:カルデアではルチャ・リブレの受け身初級を教えている。 | :カルデアではルチャ・リブレの受け身初級を教えている。 | ||
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:他人から遠ざかって一人になろうとする上、咎めても年上ぶって言う事を聞かないため頭を痛めている。 | :他人から遠ざかって一人になろうとする上、咎めても年上ぶって言う事を聞かないため頭を痛めている。 | ||
;[[イシュタル]] | ;[[イシュタル]] | ||
− | : | + | :同じ神霊同士で割とツーカーな関係。 |
− | ;[[ | + | ;[[マーリン]] |
− | : | + | :気に食わない軟弱魔術師。ゴルゴーン討伐時は「キングゥを足止めして、合図が出たらマルドゥークの手斧を担いて鮮血神殿付近の森まで投げる」という役割だが、マーリンがビーコン代わりの杖を鮮血神殿に投げた事で、マルドゥークの手斧がそのまま鮮血神殿にぶつかり、女神の誓いを破った天罰として神性が半分以下に落ちてしまうという、 とんでもないとばっちりを食らわせられた。 |
− | : | + | :すべての戦いが終わった時に、思いっきりコブラツイストをぶちかまして鬱憤を晴らした。 |
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;[[燕青]] | ;[[燕青]] | ||
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:自身の幕間の物語で、三番勝負の三番目に「マスク・ド・バリツ」として戦った相手。 | :自身の幕間の物語で、三番勝負の三番目に「マスク・ド・バリツ」として戦った相手。 | ||
:打・投・極の全方面の護身術であるバリツを高く評価しているが、効率を追い求める姿勢には苦言を呈していた。 | :打・投・極の全方面の護身術であるバリツを高く評価しているが、効率を追い求める姿勢には苦言を呈していた。 | ||
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===生前=== | ===生前=== | ||
− | ; | + | ;テスカトリポカ |
− | : | + | :敵対した神。最終的には敗れて追放されてしまった。 |
:『FGO material』でも「最低最悪の神霊」「クソ蜘蛛野郎」「例のごとく最低な姿で召喚された」「叩き潰したい程に汚らわしい」と嫌悪感を顕にしている。 | :『FGO material』でも「最低最悪の神霊」「クソ蜘蛛野郎」「例のごとく最低な姿で召喚された」「叩き潰したい程に汚らわしい」と嫌悪感を顕にしている。 | ||
− | : | + | :しかし一方で、ケツァル・コアトル同様近代文化に染まっていることを匂わせているが……? |
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===その他=== | ===その他=== | ||
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==名台詞== | ==名台詞== | ||
===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
− | |||
;「あなたには高さが足りまセーン! 私は蛇! 私は炎!『<ruby><rb>炎、神をも灼き尽くせ</rb><rt>シウ・コアトル・チャレアーダ</RT></RUBY>』! フゥ〜、adiós rudo!」 | ;「あなたには高さが足りまセーン! 私は蛇! 私は炎!『<ruby><rb>炎、神をも灼き尽くせ</rb><rt>シウ・コアトル・チャレアーダ</RT></RUBY>』! フゥ〜、adiós rudo!」 | ||
− | : | + | :宝具発動。 |
− | |||
;「そう、肉体! 殺し合いの時に武器を使うとか、極力避けるべきだったのデスネ!<br> 話し合いの時もルチャるのが最適デース!」 | ;「そう、肉体! 殺し合いの時に武器を使うとか、極力避けるべきだったのデスネ!<br> 話し合いの時もルチャるのが最適デース!」 | ||
:絆レベル5到達時に開放されるマテリアルより。彼女がルチャにハマった理由が明らかになる。 | :絆レベル5到達時に開放されるマテリアルより。彼女がルチャにハマった理由が明らかになる。 | ||
203行目: | 167行目: | ||
:……それはそれとして、話し合いの場にまでルチャを持ち出そうとするのはいかがなものか。 | :……それはそれとして、話し合いの場にまでルチャを持ち出そうとするのはいかがなものか。 | ||
− | ;「嫌いなもの? 蜘蛛は嫌いですね。ジャガーも嫌いです。<br> マスター、間違っても蜘蛛の被り物とか、してはダメよ?<br> | + | ;「嫌いなもの? 蜘蛛は嫌いですね。ジャガーも嫌いです。<br> マスター、間違っても蜘蛛の被り物とか、してはダメよ?<br> そんないたずらをしたら……フフッ、捕まえて、一口で食べてしまうから」 |
:マイルーム会話「嫌いなもの」。これは敵対した神であるテスカトリポカに由来するもの。 | :マイルーム会話「嫌いなもの」。これは敵対した神であるテスカトリポカに由来するもの。 | ||
− | : | + | :「ジャガー」はテスカトリポカのナワル(霊的存在)であり、「蜘蛛」は蜘蛛に化けたテスカトリポカに騙された結果、自ら治めた都から立ち退かざるを得なかった話からか。 |
:あるいは南米に飛来して周囲を異星風景に変化させつつ居座っている[[ORT]]のことかもしれない。 | :あるいは南米に飛来して周囲を異星風景に変化させつつ居座っている[[ORT]]のことかもしれない。 | ||
:なお、この時に見事なまでのゲス顔を見せてくれる。 | :なお、この時に見事なまでのゲス顔を見せてくれる。 | ||
211行目: | 175行目: | ||
;「イシュタルちゃ~ん、チャオー! ねえ、アレやって、あの金星投げるやつ! <br> 一度打ち返してみたかったのよね、私の自慢のこのマカナで!」 | ;「イシュタルちゃ~ん、チャオー! ねえ、アレやって、あの金星投げるやつ! <br> 一度打ち返してみたかったのよね、私の自慢のこのマカナで!」 | ||
:マイルーム会話「[[イシュタル]]」。そんな物騒な野球だかクリケットだかはみんな知らない。 | :マイルーム会話「[[イシュタル]]」。そんな物騒な野球だかクリケットだかはみんな知らない。 | ||
− | :なお、期間限定イベント『デスジェイル・サマーエスケイプ | + | :なお、期間限定イベント『デスジェイル・サマーエスケイプ ~罪と絶望のメイヴ大監獄2017~』ではイシュタルが金星落とし(宝具)をうかつにしなくて良かったと本気で警戒していたため、この台詞は'''冗談でも何でもない'''模様。 |
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;「…………ティアマト神。私たち<ruby><rb>人間</rb><rt>・・</RT></RUBY>の基底を編んだ原初の海。」<br>「そのアナタが人間を否定し、世界をやり直そうとする事に、私は悲しみを覚えます。」<br>「ですが───ここはもう人間の世界! 理性もなく、意思もなく、心もなく!」<br>「ただ“憎しみ”だけで我が子を食いつぶそうとするアナタを、私は認める事はできません!」<br>「南米の神は森と獣と共に生きる! 太陽の恵みは滅びではなく生存の為!」<br>「過去は此処に───!」<br>「現在もまた等しく。未来もまた此処にあり。風よ来たれ、雷よ来たれ!」<br>「明けの明星輝く時も! 太陽もまた、彼方にて輝くと知るがいい!」<br>「───『<ruby><rb>太陽の石</rb><rt>ピエドラ・デル・ソル</RT></RUBY>』───!」 | ;「…………ティアマト神。私たち<ruby><rb>人間</rb><rt>・・</RT></RUBY>の基底を編んだ原初の海。」<br>「そのアナタが人間を否定し、世界をやり直そうとする事に、私は悲しみを覚えます。」<br>「ですが───ここはもう人間の世界! 理性もなく、意思もなく、心もなく!」<br>「ただ“憎しみ”だけで我が子を食いつぶそうとするアナタを、私は認める事はできません!」<br>「南米の神は森と獣と共に生きる! 太陽の恵みは滅びではなく生存の為!」<br>「過去は此処に───!」<br>「現在もまた等しく。未来もまた此処にあり。風よ来たれ、雷よ来たれ!」<br>「明けの明星輝く時も! 太陽もまた、彼方にて輝くと知るがいい!」<br>「───『<ruby><rb>太陽の石</rb><rt>ピエドラ・デル・ソル</RT></RUBY>』───!」 | ||
:第七特異点で[[ティアマト]]に「太陽の石」を使用する時の台詞。陽光の善神が、黒き絶望に挑む。 | :第七特異点で[[ティアマト]]に「太陽の石」を使用する時の台詞。陽光の善神が、黒き絶望に挑む。 | ||
;「……メソポタミアの武器では傷一つ付けられない……そういったのは私でしたね。」<br>「だが! 我が身はこの<ruby><rb>大地</rb><rt>せかい</RT></RUBY>の武器にあらず、遠い魔境の神性なれば!」<br>「メソポタミアの神、何するものぞ!」<br>「我ら南米の<ruby><rb>地下冥界</rb><rt>シバルバー</RT></RUBY>、多くの生命を絶滅させた大衝突の力を見せてくれる!」<br>「我が身を燃える石と成し、彗星となって大地を殺す!」<br>「いくわよ───ウルティモ・トペ・パターダ! 燃えろ闘魂、<ruby><rb>炎、神をも灼き尽くせ</rb><rt>シウ・コアトル</RT></RUBY>────!」 | ;「……メソポタミアの武器では傷一つ付けられない……そういったのは私でしたね。」<br>「だが! 我が身はこの<ruby><rb>大地</rb><rt>せかい</RT></RUBY>の武器にあらず、遠い魔境の神性なれば!」<br>「メソポタミアの神、何するものぞ!」<br>「我ら南米の<ruby><rb>地下冥界</rb><rt>シバルバー</RT></RUBY>、多くの生命を絶滅させた大衝突の力を見せてくれる!」<br>「我が身を燃える石と成し、彗星となって大地を殺す!」<br>「いくわよ───ウルティモ・トペ・パターダ! 燃えろ闘魂、<ruby><rb>炎、神をも灼き尽くせ</rb><rt>シウ・コアトル</RT></RUBY>────!」 | ||
− | :第七特異点で[[ティアマト]] | + | :第七特異点で[[ティアマト]]が翼を展開して飛ぼうとしたことで、『太陽の石』による時間稼ぎが失敗し、時間稼ぎのために放った宝具。 |
− | |||
;「知っての通り、私は神霊。それもとびきり古い類。あれこれあって霊基は最古のソレではないけれど、」<br />「カルデアのシステムを以てしても、私を実際に召喚する事の困難は想像して余りあります。」<br />「それに、契約も。容易なものではありません。アナタはとても多くの壁を乗り越えて私を選んだ。」<br />「……その事実に、私はとても感謝しています。」<br />「心から。<br /> ありがとう、若く素敵なマスターさん。」 | ;「知っての通り、私は神霊。それもとびきり古い類。あれこれあって霊基は最古のソレではないけれど、」<br />「カルデアのシステムを以てしても、私を実際に召喚する事の困難は想像して余りあります。」<br />「それに、契約も。容易なものではありません。アナタはとても多くの壁を乗り越えて私を選んだ。」<br />「……その事実に、私はとても感謝しています。」<br />「心から。<br /> ありがとう、若く素敵なマスターさん。」 | ||
: 『チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』にて。 | : 『チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』にて。 | ||
− | : | + | : メタな発言ではないものの、現実に彼女を召喚することの困難さは語るまでもなく、その真摯で暖かい感謝の言葉は、チョコレートと同じくらい素敵な贈り物であった。 |
==メモ== | ==メモ== | ||
*生贄否定派ではあるが、本人の台詞によると伝承保菌の際にはなんらかの犠牲が必要となるようだ。 | *生贄否定派ではあるが、本人の台詞によると伝承保菌の際にはなんらかの犠牲が必要となるようだ。 | ||
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*記憶はほとんど残っていないが第一世代は白亜紀だという。白亜紀の隕石で中南米に落下したとなると、6500万年前の大量絶滅の原因とされるチクシュルーブ・クレーターを形成した巨大隕石に付着してきた可能性が高い。 | *記憶はほとんど残っていないが第一世代は白亜紀だという。白亜紀の隕石で中南米に落下したとなると、6500万年前の大量絶滅の原因とされるチクシュルーブ・クレーターを形成した巨大隕石に付着してきた可能性が高い。 | ||
**上述の通り、南米の神は宇宙から来た微生物のような外来種を起源としているが、この設定は巻来功士氏のオカルトヒーロー漫画『ミキストリ』のそれとかなり似ており、元ネタになった可能性は十分有り得る。 | **上述の通り、南米の神は宇宙から来た微生物のような外来種を起源としているが、この設定は巻来功士氏のオカルトヒーロー漫画『ミキストリ』のそれとかなり似ており、元ネタになった可能性は十分有り得る。 | ||
**いくら人理の危機とはいえ、マジ物の神、それも一つの神話における最高存在の一柱でありながらさほど力を落とさずにサーヴァントへとなれたことからも、地球在来の神々とはあり方がかなり異なっていることが伺える。 | **いくら人理の危機とはいえ、マジ物の神、それも一つの神話における最高存在の一柱でありながらさほど力を落とさずにサーヴァントへとなれたことからも、地球在来の神々とはあり方がかなり異なっていることが伺える。 | ||
− | *** | + | ***7章時点とカルデアに来たあとでは明らかに基本スペックが違う(7章では一つの都市に匹敵する巨大な斧を近接戦闘でぶん回したり数十㎞の遠投をしているなどサーヴァント枠としてはまず不可能なことをしている上、サーヴァントのマテリアルには分霊としての現界と記述されている)ため、実際には相当力を落としている可能性が高い。 |
*神として非常に多くの側面を持つのは、最初は自分しかいなかったから全部自分でやる必要があった、とのこと。従属神が育ってきてからはそちらに役割を振るようになる。 | *神として非常に多くの側面を持つのは、最初は自分しかいなかったから全部自分でやる必要があった、とのこと。従属神が育ってきてからはそちらに役割を振るようになる。 | ||
*表情差分の中に悪役じみた、所謂「ゲス顔」を見せることがあり、第七特異点のCMでも一瞬確認できる。 | *表情差分の中に悪役じみた、所謂「ゲス顔」を見せることがあり、第七特異点のCMでも一瞬確認できる。 | ||
− | ** | + | **ちなみに当初は原作者である奈須きのこから「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほど'''もっと酷かった'''らしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ'''担当絵師が元々、マフィアの裏社会や抗争を描いた漫画『BLACKLAGOON』<ref>登場人物ゲスキャラだらけ</ref>を代表作に持っているような人物'''である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。 |
− | ** | + | **イラスト担当の広江礼威氏はククルカン(=ケツァル・コアトル)の化身の少女をヒロインとした漫画『翡翠峡奇譚』で商業デビューしているという、ケツァル・コアトルとの古い縁がある。奈須氏と広江氏の上記のやり取りを記したTwitter発言では『Fate』のケツァル・コアトルと『翡翠峡奇譚』のククルカンのコラボイラストが掲載されている<ref>[https://twitter.com/hiroerei/status/808927102401703945 広江礼威Twitter]</ref>。 |
− | + | **後に2017年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]でリヨ氏によって描かれたデフォルメイラストでも元以上のゲス顔を披露しており、上記の広江氏もTwitterで「怖い」とドン引きした。 | |
− | **後に2017年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]] | + | **[[ゴルゴーン]]曰く、[[アヴェンジャー|復讐者]]の素質があるとのことなので、心の内には暗黒面がきっちりあるのかもしれない。 |
− | **[[ゴルゴーン]] | + | ***自らを信望する者たちとその文化を丸ごとスペイン征服者に滅ぼされているため、復讐者の素質はあってもまったくおかしくないが、復讐者クラスでなかったのはそれ以上に人類に対する愛が強かったと思われる。 というか、主神クラスの復讐者など考えただけで恐ろしい。 |
− | *** | + | *かなりの高身長であり、その数値は'''181cm'''と女性陣のサーヴァントの中ではトップクラスの部類に入る。アルターエゴの一体である[[ヴァイオレット]]より1cm低いが、それでも男性と比較しても遜色しなかったりする。余談だがゲーム実装当初は168㎝と表記されており、ゲーム中の印象とは合わないと感じるプレイヤーも多かったのだが、その後修正され現在の値となった。 |
− | *かなりの高身長であり、その数値は'''181cm''' | + | **むしろ大柄でグラマラスな体躯に見惚れたプレイヤーも少なくなかった様子。普段のあーぱー……もとい底抜けに陽気な人柄もあってか、プレイヤー達からの愛称はほぼ'''「ケツ姉さん」'''一択である。 |
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*手に持っているオールのような武器「マカナ」は南米では一般的な武器。棍棒に黒曜石の刃を埋め込んだもので、一言で言うと石オノである。このような武器を用いたのは、中南米の文明では鉄器を持たなかったためである。 | *手に持っているオールのような武器「マカナ」は南米では一般的な武器。棍棒に黒曜石の刃を埋め込んだもので、一言で言うと石オノである。このような武器を用いたのは、中南米の文明では鉄器を持たなかったためである。 | ||
**とはいえ、黒曜石は非常に薄く剥がれやすい代わりに、剥がし方によっては断面が単分子の厚さになることすらある。さらに多少欠けても断面が新たな刃になるという特性もあり、鉄器がなかったことを差し引いても南米ではよく使われていた。……威力を疑うなら、カミソリの刃を一面に埋め込んだバットをフルスイングすることを想像してみるとよい。 | **とはいえ、黒曜石は非常に薄く剥がれやすい代わりに、剥がし方によっては断面が単分子の厚さになることすらある。さらに多少欠けても断面が新たな刃になるという特性もあり、鉄器がなかったことを差し引いても南米ではよく使われていた。……威力を疑うなら、カミソリの刃を一面に埋め込んだバットをフルスイングすることを想像してみるとよい。 | ||
**因みにこの武器、本来ならば[[ジャガーマン|ジャガーの戦士]]が使うものであるが、当の本人には全くその気が無かったりする。 | **因みにこの武器、本来ならば[[ジャガーマン|ジャガーの戦士]]が使うものであるが、当の本人には全くその気が無かったりする。 | ||
− | *第七章実装当初、苦戦の最中主人公の姿を思い浮かべる彼女のシーンがあるのだが、どういうわけかゲーム中で''' | + | *第七章実装当初、苦戦の最中主人公の姿を思い浮かべる彼女のシーンがあるのだが、どういうわけかゲーム中で'''プレイヤーが設定している主人公の性別と違う方が表示される'''バグが発生(特に女性主人公で設定しているのに男性版が表示された被害多発)。現在は修正されたが、直面したユーザーにとっては色々台無しとなってしまった。 |
− | *彼女の“善なるものでは敵わない”という特性は『Grand Order』におけるゲームシステム上、善属性のサーヴァントによる攻撃の無効化という形で表現されている。中庸、悪属性のサーヴァントの攻撃も半減するが、[[ヘラクレス]]と[[ランスロット]]の狂属性や[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の花嫁、[[玉藻の前〔ランサー〕]]の夏属性のみ素通りする。 | + | *彼女の“善なるものでは敵わない”という特性は『Grand Order』におけるゲームシステム上、善属性のサーヴァントによる攻撃の無効化という形で表現されている。中庸、悪属性のサーヴァントの攻撃も半減するが、[[ヘラクレス]]と[[ランスロット]]の狂属性や[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の花嫁、[[玉藻の前|玉藻の前〔ランサー〕]]の夏属性のみ素通りする。 |
*地域こそアステカ(メキシコ)であるが、広い範囲に渡り中南米が絡んでいることもある為に、一応は南太平洋側初(?)のサーヴァントとも言えないこともない。 | *地域こそアステカ(メキシコ)であるが、広い範囲に渡り中南米が絡んでいることもある為に、一応は南太平洋側初(?)のサーヴァントとも言えないこともない。 | ||
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*中・軽量の選手が多い事もあり華麗な空中戦の印象が強いルチャ・リブレだが、実際は「ジャベ」と称される関節技のバリエーションも豊富。もしも疑似サーヴァントの形で召喚されていたならば、[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|依代次第では]]そちらの側面が強調された闘い方になっていたのかも知れない。 | *中・軽量の選手が多い事もあり華麗な空中戦の印象が強いルチャ・リブレだが、実際は「ジャベ」と称される関節技のバリエーションも豊富。もしも疑似サーヴァントの形で召喚されていたならば、[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|依代次第では]]そちらの側面が強調された闘い方になっていたのかも知れない。 | ||
− | ** | + | **後に公開された彼女の幕間の物語では関節技も使用しているが、普段は魅せる戦いをするためにあえて封印しているとのこと。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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