「ニコラ・テスラ」を編集中
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | ==アーチャー== | |
− | + | * 真名:ニコラ・テスラ | |
− | + | * 身長:190cm / 体重:80kg | |
− | + | * 出典:史実 | |
− | + | * 地域:欧州 | |
− | + | * 属性:混沌・善 / 隠し属性:星 | |
− | + | * 性別:男性 | |
− | + | * CV:稲田徹 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。 | 「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。 | ||
;略歴 | ;略歴 | ||
− | :『[[Fate/Grand Order]] | + | :『[[Fate/Grand Order]]』第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』で「魔霧計画」最後の一手として[[間桐臓硯|マキリ・ゾォルケン]]によって西暦1888年のロンドン召喚された。 |
− | : | + | : 本来は人類史の焼却に加担するような人物ではないのだが、狂化に似たスキルが付与されており、マキリの意図したままに行動を開始。魔霧の集積地帯に向かい、自身の放つ雷電でその魔霧を活性化させることでブリテン島の壊滅、ひいては人理の破壊を起こそうとした。 |
: サーヴァントですら寄せ付けない活性魔霧を纏うことで悠々と歩を進めるも、[[玉藻の前]]の援護を受けた[[坂田金時]]との激突により魔霧を剥がされ、追いついた主人公一行により撃破されて消滅した。 | : サーヴァントですら寄せ付けない活性魔霧を纏うことで悠々と歩を進めるも、[[玉藻の前]]の援護を受けた[[坂田金時]]との激突により魔霧を剥がされ、追いついた主人公一行により撃破されて消滅した。 | ||
− | : 自らの意志に反してロンドンを壊滅させかけた自分を止めたことを主人公らへの借りとして考えており、その借りを返すために西暦1783年のアメリカで密かに[[マーリン]] | + | : 自らの意志に反してロンドンを壊滅させかけた自分を止めたことを主人公らへの借りとして考えており、その借りを返すために西暦1783年のアメリカで密かに[[マーリン]]の手引きに応じて再度現界、第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』最終盤で絶体絶命の窮地に追い込まれたアメリカ軍の前に救援として駆けつけ、不本意ながらも犬猿の仲のエジソンと協力して魔神柱の猛攻を食い止めて見せた。 |
− | : | + | : 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅣの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]と交戦する。 |
− | + | ||
;人物 | ;人物 | ||
− | : | + | : 雷電を操る叡智にして絶世の美男子。一人称は「私」。 |
: 自信家であり、非常に尊大な性格。自分を「天才」と公言して憚らず、それに見合うだけの知性を有している。 | : 自信家であり、非常に尊大な性格。自分を「天才」と公言して憚らず、それに見合うだけの知性を有している。 | ||
− | : | + | : 言動は常に舞台じみて大仰。いつも大言壮語を吐いているように見えるが、実は「本当に自分ならできる」と確信していることしか口にしていない。 |
− | : | + | : 詩人や芸術家、科学者、人智を超えた技を振るう要観察、要実験対象の武人などについては観察を開始することもあるが、マスターに対してはあまり興味をわかない。 |
− | : | + | : ただし、マスターが「毒耐性持ち」等のイレギュラーであると分かった途端、すぐさま要観察、要実験対象となる。 |
+ | : 自身を雷電に準え、ゼウス・トール・ペルクナス等の雷神さえ凌駕すると言い放つほどの傲岸不遜さである。 | ||
+ | : その一方で良き師・紳士たろうとしており、未来へと目を向けるものを導こうと心がけている。 | ||
;能力 | ;能力 | ||
:宝具『人類神話・雷電降臨』の電磁操作能力により、電磁気を発生させ、基本的に電磁投射で攻撃を行う。 | :宝具『人類神話・雷電降臨』の電磁操作能力により、電磁気を発生させ、基本的に電磁投射で攻撃を行う。 | ||
− | : | + | :宝具は魔力の燃費が良くないため、スキル「ガルバニズム」によって蓄電し、それを魔力に変換し補給を行いながら戦うのが、アーチャーとしての戦闘スタイルとなる。 |
:シナリオ上では自身の雷電によって魔霧を活性化させ、常人なら触れると即死、サーヴァントであっても魔力を奪われて行動不能に陥る領域を展開するという大技も見せた。 | :シナリオ上では自身の雷電によって魔霧を活性化させ、常人なら触れると即死、サーヴァントであっても魔力を奪われて行動不能に陥る領域を展開するという大技も見せた。 | ||
− | : | + | :「星の開拓者」のスキルを持つサーヴァントとしてはこれで三人目。神のみが持つ権能だった雷電を地上へ引きずり下ろし今日に至る電気文明の礎を作り上げた彼の宝具は文句なしのEXランク。 |
+ | |||
+ | === キャプテン☆ニコラ === | ||
+ | :『Fate/Grand Order』のイベント「セイバーウォーズ」のフリークエストに登場するニコラ・テスラ。 | ||
+ | :サーヴァントたちがサーヴァントらしく活躍する宇宙的な世界観、未来のサーヴァント界、ユニヴァース界からやってきたサーヴァント。 | ||
+ | :ユニヴァース界では[[ジル・ド・レェ|暗黒触師サニティ・ジル]]がライバルとなっているらしい。 | ||
+ | :なお、イベントシナリオに現れた(サーヴァント界ではない方の)テスラとしては呼ばれるなら「ドクター・ライトニング」の方が良かった模様。 | ||
+ | :発明家な上、雷電に拘りがある彼としてはむべなるかな。 | ||
== ステータス == | == ステータス == | ||
60行目: | 44行目: | ||
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
|- | |- | ||
− | | [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || C || B || D || EX || 対魔力:C<br/>単独行動:B || ガルバニズム:A<br /> | + | | [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || C || B || D || EX || 対魔力:C<br/>単独行動:B || ガルバニズム:A<br />天賦の叡智:A<br/>星の開拓者:EX || style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
− | |||
== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
;人類神話・雷電降臨(システム・ケラウノス) | ;人類神話・雷電降臨(システム・ケラウノス) | ||
71行目: | 54行目: | ||
:真名解放を行えば「限定的・擬似的な時空断層の発生」によって周囲一帯を破壊する。 | :真名解放を行えば「限定的・擬似的な時空断層の発生」によって周囲一帯を破壊する。 | ||
:攻防一体の宝具だが燃費の悪さが欠点であり、真名解放による魔力消費はあまりに膨大。使用すればあっという間にガス欠になるため、魔力残量には注意が必要。 | :攻防一体の宝具だが燃費の悪さが欠点であり、真名解放による魔力消費はあまりに膨大。使用すればあっという間にガス欠になるため、魔力残量には注意が必要。 | ||
− | :『Grand | + | :『Grand Order』では、強力な雷電で敵全体を薙ぎ払う。低確率でスタンを付与し、「天」か「地」の属性を持つ敵に対してはダメージが増加されるが、自身もダメージを負ってしまう。 |
− | |||
== 真名:ニコラ・テスラ == | == 真名:ニコラ・テスラ == | ||
− | : | + | :ニコラ・テスラ。十九世紀〜二十世紀にかけて活躍した発明家。<br>比類無き天才。現代のプロメテウス。絶世の美男子。発明王エジソンの好敵手。ゼウスの雷霆を地上に顕した男。壮絶にして華麗なる叡智の魔人こそ、彼である。 |
− | : | + | :現在の主な電力システムたる交流電流技術を実用化に導き世界に光をもたらした星の開拓者。<br>作家マーク・トウェインは彼を指して「雷電博士」と呼び、この電気の魔術師が現れなければ我々が享受している電気文明は今よりもっと遅れたものになっていただろう。 |
:8ヵ国以上の言語を事も無げに操り、世界が驚嘆するような発見をいとも容易く創造し、それを実用するための装置の設計図すら空想の中で組み立てきってしまうテスラは紛れもなく人類史上最高峰の知性を持った魔人だった。 | :8ヵ国以上の言語を事も無げに操り、世界が驚嘆するような発見をいとも容易く創造し、それを実用するための装置の設計図すら空想の中で組み立てきってしまうテスラは紛れもなく人類史上最高峰の知性を持った魔人だった。 | ||
− | : | + | :1882年に回転磁界の原理を発見した彼はそこから技術を発展させ多相交流システムを開発。<br>出資者を得たテスラは交流配電の輪を広げようとして直流電流を推すエジソンと激しく対立する。<br>「電流戦争」と呼ばれるこのエジソンとの戦いをナイアガラ瀑布発電所に交流陣営側のシステムを採用させることで制し、これより世界中に交流電流の配電網が張り巡らされていくことになる。 |
− | |||
− | |||
− | :テスラの叡智は留まることを知らない。高周波変圧器、水力発電、無線通信、X線、蛍光灯やネオン照明、ラジオ、リモートコントロール。挙げれば切りがないほどに現代の技術のあちこちにテスラの技術は生きている。<br> | + | :テスラの叡智は留まることを知らない。高周波変圧器、水力発電、無線通信、X線、蛍光灯やネオン照明、ラジオ、リモートコントロール。挙げれば切りがないほどに現代の技術のあちこちにテスラの技術は生きている。<br>電気エネルギーによって稼働する現代社会の根幹を構築したこの男の名は今日に至るまで科学史上に眩く輝いている。彼が地上に降ろした雷電の燦然たる瞬きのように。<br>かつては天上の神々のものでしかなかった力によって稼働する巨大機械の数々で人類が得た発展と繁栄は、今や地上を超えて宇宙(ソラ)にまで手に伸ばさんとする文明を築いた。 |
::'''現在は彼らのものかもしれないが、未来は私のものだ。''' | ::'''現在は彼らのものかもしれないが、未来は私のものだ。''' | ||
97行目: | 77行目: | ||
;ニコラ・テスラ世界システム | ;ニコラ・テスラ世界システム | ||
:交流電流が空間そのものを行き交う世界。 | :交流電流が空間そのものを行き交う世界。 | ||
− | |||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | === | + | ===Fate=== |
;[[Fate/Grand Order]] | ;[[Fate/Grand Order]] | ||
+ | * 〔アーチャー〕キャラクターデザイン:なまにくATK / 設定作成:桜井光 / レア度:☆5 | ||
:ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』クリア後ガチャに追加される。 | :ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』クリア後ガチャに追加される。 | ||
− | |||
===その他=== | ===その他=== | ||
;[[ちびちゅき!]] | ;[[ちびちゅき!]] | ||
110行目: | 89行目: | ||
=== Fate/Grand Order === | === Fate/Grand Order === | ||
;[[坂田金時]] | ;[[坂田金時]] | ||
− | : | + | :第四章にて敵対した相手。 |
:自身と同じ「人の英霊」であり、「Mr.ゴールデン」と大絶賛した。 | :自身と同じ「人の英霊」であり、「Mr.ゴールデン」と大絶賛した。 | ||
;[[玉藻の前]] | ;[[玉藻の前]] | ||
− | : | + | :第四章にて敵対した相手。 |
:彼が不要と断じる「天の英霊」であることは見ぬいたものの、麗しきレディだということで礼を尽くした対応を取る。 | :彼が不要と断じる「天の英霊」であることは見ぬいたものの、麗しきレディだということで礼を尽くした対応を取る。 | ||
:彼女からはその魂を「素敵なイケ魂」と評されたが、狂化スキルに似た効果が付与されている状態であったためその心は「イケてない」とされた。 | :彼女からはその魂を「素敵なイケ魂」と評されたが、狂化スキルに似た効果が付与されている状態であったためその心は「イケてない」とされた。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[チャールズ・バベッジ]] | ;[[チャールズ・バベッジ]] | ||
:イベント「セイバーウォーズ」にて上記の金時と連れ立って登場。偉大な科学者同士として敬意を持って接しており「貴方ともあろう方」と呼ぶ場面がある。 | :イベント「セイバーウォーズ」にて上記の金時と連れ立って登場。偉大な科学者同士として敬意を持って接しており「貴方ともあろう方」と呼ぶ場面がある。 | ||
− | |||
;[[トーマス・エジソン]] | ;[[トーマス・エジソン]] | ||
:生前の元上司であり、発明家としてのライバル。 | :生前の元上司であり、発明家としてのライバル。 | ||
− | : | + | :史実での人間関係は最悪の一言であるが、こちらでも似たようなものらしく、'''「凡骨」「悪鬼」'''とまで罵倒する。 |
− | : | + | :とはいえ自分を本気にさせることができるのはこの男しかいないと考えているが、絶対口にはしない。 |
− | : | + | :向こうとしても感情はだいたい同じようで、マイルームでは名指しで嫌われている。 |
− | |||
− | |||
;[[エレナ・ブラヴァツキー]] | ;[[エレナ・ブラヴァツキー]] | ||
143行目: | 110行目: | ||
:エジソンと喧嘩になっては彼女に仲裁&お説教されることが生前から多かった為か、頭が上がらない。 | :エジソンと喧嘩になっては彼女に仲裁&お説教されることが生前から多かった為か、頭が上がらない。 | ||
:彼女も天才だと認識しており、宝具の円盤から電気の気配がするらしい。 | :彼女も天才だと認識しており、宝具の円盤から電気の気配がするらしい。 | ||
− | |||
;[[フランケンシュタイン]] | ;[[フランケンシュタイン]] | ||
:人体に対して電気を使用するという行為を「実現」させている[[ヴィクター・フランケンシュタイン|フランケンシュタイン博士]]の偉業には賞賛を惜しむつもりはなく、その結果である[[フランケンシュタイン|レディ]]も素晴らしいと思っている。 | :人体に対して電気を使用するという行為を「実現」させている[[ヴィクター・フランケンシュタイン|フランケンシュタイン博士]]の偉業には賞賛を惜しむつもりはなく、その結果である[[フランケンシュタイン|レディ]]も素晴らしいと思っている。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサーオルタ〕]] |
− | : | + | :第四章では彼の雷電とモードレッドの存在が彼女を呼び出すことになった。 |
:終章で共闘した際には恭しく「クイーン」と呼び、天も地も気に食わないと前置きしつつ、ロンゴミニアドを「直流も交流も越えた星の極光」と大絶賛した。 | :終章で共闘した際には恭しく「クイーン」と呼び、天も地も気に食わないと前置きしつつ、ロンゴミニアドを「直流も交流も越えた星の極光」と大絶賛した。 | ||
:……あるいは、[[玉藻の前]]同様、「体の一部」のサイズが琴線に触れたのかもしれないが。 | :……あるいは、[[玉藻の前]]同様、「体の一部」のサイズが琴線に触れたのかもしれないが。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== サーヴァントユニヴァース === | === サーヴァントユニヴァース === | ||
184行目: | 134行目: | ||
:電話の発明者。 | :電話の発明者。 | ||
:『Fate/Grand Order』のイベント『セイバーウォーズ』では彼に手伝ってもらい、10km先から主人公達の会話を傍受していたとか。 | :『Fate/Grand Order』のイベント『セイバーウォーズ』では彼に手伝ってもらい、10km先から主人公達の会話を傍受していたとか。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;「私は、ニコラ・テスラ。天才だ」 | ;「私は、ニコラ・テスラ。天才だ」 | ||
: 召喚時。第一声からこの調子である。 | : 召喚時。第一声からこの調子である。 | ||
;「ゼウス、インドラ、トール、ペルクナス、サンダーバード。古くより、人は雷電を畏敬した」 | ;「ゼウス、インドラ、トール、ペルクナス、サンダーバード。古くより、人は雷電を畏敬した」 | ||
− | : | + | : マイルーム会話の一つ。数多の神話で語られる雷電神たちの名を口にする。 |
;「我が雷電を阻むことは出来ない。あの男、悪鬼エジソンを除いては」 | ;「我が雷電を阻むことは出来ない。あの男、悪鬼エジソンを除いては」 | ||
: マイルーム会話「絆Lv5」。 | : マイルーム会話「絆Lv5」。 | ||
− | : | + | : 比類無き天才、雷電博士の歩みを止めるものは存在しない。ただ一人の男を除いて。 |
+ | |||
+ | ;「神の雷霆は此処にある……さぁ、御覧に入れよう!『<ruby><rb>人類神話・雷電降臨</rb><rt>システム・ケラウノス</RT></RUBY>』!」 | ||
+ | : 宝具発動。円環を成す雷電が巡り、新たなる人類の神話がゼウスの雷霆の如く時空間を引き裂く。 | ||
− | |||
;「曰く、これが魔霧の活性というものだ。サーヴァントの魔力さえ際限なく吸い込もう!<br/> 無論、私は例外だ! 接近すれば、活性魔霧は君たちの魔力をも吸収する!<br/> 霊核ごと取り込まれることも有り得るだろうが、さて、それでも近づくかね?<br/> 私を倒そうとするなら、まずはこの活性魔霧を完全に排除するしかなかろうなァ――――」 | ;「曰く、これが魔霧の活性というものだ。サーヴァントの魔力さえ際限なく吸い込もう!<br/> 無論、私は例外だ! 接近すれば、活性魔霧は君たちの魔力をも吸収する!<br/> 霊核ごと取り込まれることも有り得るだろうが、さて、それでも近づくかね?<br/> 私を倒そうとするなら、まずはこの活性魔霧を完全に排除するしかなかろうなァ――――」 | ||
− | : | + | : 第四章にて、雷電で魔霧を活性化させ、サーヴァントさえまともに行動できない領域を作り出しておいての講釈。 |
: 「一度試してみたかった」らしいが、その理論は正しかったようでご満悦。そして能力の概要から対処方法まで懇切丁寧に教えてくれる。 | : 「一度試してみたかった」らしいが、その理論は正しかったようでご満悦。そして能力の概要から対処方法まで懇切丁寧に教えてくれる。 | ||
: 自身の意志とは裏腹に人理を滅ぼすべく暴走するのを止めて欲しがっているのか、単なる自己顕示欲故か。何となく、両方のような気もするが。 | : 自身の意志とは裏腹に人理を滅ぼすべく暴走するのを止めて欲しがっているのか、単なる自己顕示欲故か。何となく、両方のような気もするが。 | ||
232行目: | 172行目: | ||
; ???「―――――――――ハハハハハ! 無様なり、無様なりエジソン!!!<br/> 所詮は凡骨、この私の前に立ちはだかる資格などない! 疾く、項垂れ消え失せるがいい!」<br/> エジソン「……この……この忌まわしい声と……無駄な高笑いは……。<br/> ま、まさか……おまえは……。」<br/> ???「そのまさか、だ!この真の天才、星を拓く使命を帯びたる我が名は―――――――」<br/> エジソン「すっとんきょう! ミスター・すっとんきょうかぁ―――――――!!!」<br/> テスラ「ニコラ・テスラ! である!」 | ; ???「―――――――――ハハハハハ! 無様なり、無様なりエジソン!!!<br/> 所詮は凡骨、この私の前に立ちはだかる資格などない! 疾く、項垂れ消え失せるがいい!」<br/> エジソン「……この……この忌まわしい声と……無駄な高笑いは……。<br/> ま、まさか……おまえは……。」<br/> ???「そのまさか、だ!この真の天才、星を拓く使命を帯びたる我が名は―――――――」<br/> エジソン「すっとんきょう! ミスター・すっとんきょうかぁ―――――――!!!」<br/> テスラ「ニコラ・テスラ! である!」 | ||
− | : | + | : 第五章クライマックス、北部戦線において。魔神柱総計28柱という絶望的な敵の前に自爆を覚悟したエジソンの前で、その悲壮な有様を笑い飛ばす。 |
− | : | + | : まさか第四章に引き続き終盤に来て登場と誰が予想しただろうか、と言いたいところだがエジソンがいるのにテスラが現れないわけもなかった。 |
; テスラ「エジソン。貴様はただ、この大雷電の美しさに臥せるがいい……!<br/> ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」<br/> エジソン「むう、この日のために発声練習をしてきたとしか思えぬ高笑い! その周到さ、さすが天才である!」 | ; テスラ「エジソン。貴様はただ、この大雷電の美しさに臥せるがいい……!<br/> ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」<br/> エジソン「むう、この日のために発声練習をしてきたとしか思えぬ高笑い! その周到さ、さすが天才である!」 | ||
: ……一応本編シナリオで、エジソンが大真面目に死を覚悟したというのにこの有様である。 | : ……一応本編シナリオで、エジソンが大真面目に死を覚悟したというのにこの有様である。 | ||
− | : | + | : 四章でかけた迷惑。その借りを返すため、決してエジソンを救うためではなく、天才ニコラ・テスラは神から奪った権能を振るう。 |
; 「おっと、電気が滑った。」 | ; 「おっと、電気が滑った。」 | ||
− | : | + | : エジソンの挑発を歯牙にもかけぬ―――ように振舞った直後、エジソンが「手を滑らせた」その報復。 |
− | : | + | : 電気が滑るだなんてTYPE-MOON作品群でも前代未聞である。もはやこのおっさん、登場するたびに名言と迷言を生み出しているような。 |
: このあと勿論殴り合いが始まった。 | : このあと勿論殴り合いが始まった。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;「はは、ははははははははははははは!素晴らしい!交流も直流も超える光の奔流、星の……!」<br>「天の英霊も地の英霊も実際気に入らんが、いいや、いいや、貴女は別だ嵐の王、ワイルドハント!」<br>「共に参りましょう、クィーン!雑兵どもはこの私が蹴散らしてご覧に入れよう!」 | ;「はは、ははははははははははははは!素晴らしい!交流も直流も超える光の奔流、星の……!」<br>「天の英霊も地の英霊も実際気に入らんが、いいや、いいや、貴女は別だ嵐の王、ワイルドハント!」<br>「共に参りましょう、クィーン!雑兵どもはこの私が蹴散らしてご覧に入れよう!」 | ||
− | : | + | : 終章、管制塔、瓦解において。モードレッドと主人公の存在により呼び出された[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサーオルタ〕|嵐の王]]に対して。<br>世を救わんとする英霊ではなく、魔神柱を粉砕するためにその[[聖槍]]を解放する彼女の傍らで彼もまた英霊としてその権能を振るう。 |
− | |||
;「なによりアレは電気を必要としていない! そのようなテクノロジーなどあってはならない!<br/> そもそもノー・リスク、ノー・公害、ノー・テスラの夢のエネルギーだとぅ……?<br/> そこはニコラコイルと名付けたまえ! アルトリウムとか巫山戯ているのかぁああ!!!!」 | ;「なによりアレは電気を必要としていない! そのようなテクノロジーなどあってはならない!<br/> そもそもノー・リスク、ノー・公害、ノー・テスラの夢のエネルギーだとぅ……?<br/> そこはニコラコイルと名付けたまえ! アルトリウムとか巫山戯ているのかぁああ!!!!」 | ||
:『セイバーウォーズ』にてドゥ・スタリオンⅡ号やアルトリウムを評して。 | :『セイバーウォーズ』にてドゥ・スタリオンⅡ号やアルトリウムを評して。 | ||
265行目: | 201行目: | ||
:そして出奔したフランを連れ帰った主人公らに叱られた模様。 | :そして出奔したフランを連れ帰った主人公らに叱られた模様。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;「は。ついに頭だけでなく心臓にまで毛が生えたと見えるな凡骨。確かに私は菜食主義だがそれは信条であって絶対ではない。<br/> 肉を美味く食べるには野菜を定期的に摂るべきなのだ。<br/> 肉と野菜の組み合わせこそ旨味がまし、また効率よく栄養を摂取できる。栄養学的に。<br/> ところで私はかねてからニホンの黒毛和牛が持つ脳細胞活性化成分に興味があってだね。<br/> そこでブラヴァツキー女史、どうだろう。キミの不思議な円盤でニホンまで買い出しに行く、というのは?」 | ;「は。ついに頭だけでなく心臓にまで毛が生えたと見えるな凡骨。確かに私は菜食主義だがそれは信条であって絶対ではない。<br/> 肉を美味く食べるには野菜を定期的に摂るべきなのだ。<br/> 肉と野菜の組み合わせこそ旨味がまし、また効率よく栄養を摂取できる。栄養学的に。<br/> ところで私はかねてからニホンの黒毛和牛が持つ脳細胞活性化成分に興味があってだね。<br/> そこでブラヴァツキー女史、どうだろう。キミの不思議な円盤でニホンまで買い出しに行く、というのは?」 | ||
:概念礼装『ミートウォーズ』での一コマ。場面はエジソンとBBQのピットマスターの立場を争う姿をエレナに呆れられているというもの。 | :概念礼装『ミートウォーズ』での一コマ。場面はエジソンとBBQのピットマスターの立場を争う姿をエレナに呆れられているというもの。 | ||
282行目: | 208行目: | ||
== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *彼以前にも弓ではない遠距離攻撃を用いたり、弓よりも接近戦が主体となるアーチャーはいたが、「矢どころか実体のある物を何も飛ばさないアーチャー」というのは初。彼以降には弓から音の刃を発する[[トリスタン]]も登場する。 |
**宝具について「遠距離攻撃の存在が弓や射撃武器を用いない彼をアーチャーたらしめている」と解説されているため、遠距離攻撃さえ可能であればそれがなんであろうと問題ないらしい。 | **宝具について「遠距離攻撃の存在が弓や射撃武器を用いない彼をアーチャーたらしめている」と解説されているため、遠距離攻撃さえ可能であればそれがなんであろうと問題ないらしい。 | ||
− | *神々の領域とされてきた雷電を地上に降ろした英霊ゆえに、雷電神の名を口にすることが多い。以下は作中で話された神々の簡単な説明。<br>ゼウス:ギリシャ神話の主神。雷霆(ケラウノス)は彼の持つ武器の名前である。<br>インドラ:ヒンドゥー教の軍神にして、デーヴァ神族に属する雷を操る雷霆神。[[アルジュナ]]の父でもある。<br>トール:北欧神話の軍神。彼の持つ巨槌ミョルニルはあらゆるものを文字通り打ち砕く。[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]では[[ベアトリス・フラワーチャイルド]] | + | *神々の領域とされてきた雷電を地上に降ろした英霊ゆえに、雷電神の名を口にすることが多い。以下は作中で話された神々の簡単な説明。<br>ゼウス:ギリシャ神話の主神。雷霆(ケラウノス)は彼の持つ武器の名前である。<br>インドラ:ヒンドゥー教の軍神にして、デーヴァ神族に属する雷を操る雷霆神。[[アルジュナ]]の父でもある。<br>トール:北欧神話の軍神。彼の持つ巨槌ミョルニルはあらゆるものを文字通り打ち砕く。[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]では[[ベアトリス・フラワーチャイルド]]が彼の力を元に作られたバーサーカーのクラスカードを所持している。<br>ペルクナス:リトアニア神話の雷神。最高神ディエヴァスに次ぐ主要な神。<br>サンダーバード:北米のインディアン部族の間に伝わる神鳥。雷の精霊とされる。 |
*歴代サーヴァントで3つ目となる「対城宝具」の担い手。[[呂布奉先]]の「軍神五兵」の種別は正確には「対人・対軍・対城宝具」のため、純粋な対城宝具としては[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」以来2つ目となる。 | *歴代サーヴァントで3つ目となる「対城宝具」の担い手。[[呂布奉先]]の「軍神五兵」の種別は正確には「対人・対軍・対城宝具」のため、純粋な対城宝具としては[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」以来2つ目となる。 | ||
**さらに言えば、'''「EXランク」'''の対城宝具はテスラが初である。他サーヴァントと比較せずとも、20世紀という近代を生きた人物が得た宝具として見ても規格外のランクを持つ。ただし人類文明に電気という「光」を授けた彼の偉業や、雷電という神秘を昇華した宝具ということを考えれば、EXランクという破格の評価もあながち不思議でもないだろう。 | **さらに言えば、'''「EXランク」'''の対城宝具はテスラが初である。他サーヴァントと比較せずとも、20世紀という近代を生きた人物が得た宝具として見ても規格外のランクを持つ。ただし人類文明に電気という「光」を授けた彼の偉業や、雷電という神秘を昇華した宝具ということを考えれば、EXランクという破格の評価もあながち不思議でもないだろう。 | ||
**そのランクと種別に違わず、極めて高い出力を誇る宝具。最大出力時には限定的な時空断層の発生という、[[ギルガメッシュ]]の「天地乖離す開闢の星」と同規模の現象を起こしうる。奇しくも両者は同じ[[アーチャー|弓兵]]クラスのEXランク宝具持ちという共通点がある。 | **そのランクと種別に違わず、極めて高い出力を誇る宝具。最大出力時には限定的な時空断層の発生という、[[ギルガメッシュ]]の「天地乖離す開闢の星」と同規模の現象を起こしうる。奇しくも両者は同じ[[アーチャー|弓兵]]クラスのEXランク宝具持ちという共通点がある。 | ||
*1856年生~1943年没と満86歳まで生きており、[[李書文]]を抜いて最も近代まで活躍した英霊である。 | *1856年生~1943年没と満86歳まで生きており、[[李書文]]を抜いて最も近代まで活躍した英霊である。 | ||
− | ** | + | **このため、本人と断定できる写真が残された初の英霊。上記の通り190cmの長身でハンサムと言える外見だが、流石にFateの彼ほどがっしりとした体格ではない。 |
**Fateシリーズでアメリカ合衆国出身初のサーヴァント。なお厳密に言うと両親はセルビア人で1884年までオーストリア帝国に住んでいた。その後アメリカ・ニューヨーク市に移住し、1891年にアメリカ市民権を取得。 | **Fateシリーズでアメリカ合衆国出身初のサーヴァント。なお厳密に言うと両親はセルビア人で1884年までオーストリア帝国に住んでいた。その後アメリカ・ニューヨーク市に移住し、1891年にアメリカ市民権を取得。 | ||
− | |||
**経歴上は特にイギリスと関係はないはずだが、彼本人は英国紳士を志している。 | **経歴上は特にイギリスと関係はないはずだが、彼本人は英国紳士を志している。 | ||
− | *聖杯にかける願いは、「生前に提唱していた『世界システム』の完成」。一言でいうと、'''「電磁波で無線送電するシステム」''' | + | *聖杯にかける願いは、「生前に提唱していた『世界システム』の完成」。一言でいうと、'''「電磁波で無線送電するシステム」'''である。もしも実現されるなら、「家庭からコンセントがなくなり電子機器に直接送電できるようになる」「宇宙空間で大量発電して地表にエネルギーを送る」など、それこそ神の雷霆を地上に降ろした時以来のブレイクスルーになることであろう。 |
**なお、この「完成」の方法についてだが、理論に存在する欠陥を聖杯で埋めるつもりなのか、聖杯で受肉して自力で研究を完成させるつもりなのかは不明である。 | **なお、この「完成」の方法についてだが、理論に存在する欠陥を聖杯で埋めるつもりなのか、聖杯で受肉して自力で研究を完成させるつもりなのかは不明である。 | ||
− | *竹箒日記では[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチちゃん]]から「'''巨乳好き''' | + | *竹箒日記では[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチちゃん]]から「'''巨乳好き'''」だと言われており、「セイバーウォーズ」では[[謎のヒロインX]]に対して'''体型的には魅力的ではない'''レディと評している。 |
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
;直流・交流論争 | ;直流・交流論争 | ||
− | : | + | :上記のように彼とエジソンの関係性は最悪であるが、その端的な例が「電気は直流・交流のどちらが良いか」という論争である。 |
− | : | + | :テスラは交流を支持し、エジソンは直流を支持していたが、交流のほうが電圧を変更しやすいために長距離送電に適しており、交流から直流への変更も容易であるという利点もあった。 |
− | : | + | :エジソンとしては直流のほうが白熱電球(エジソンの発明品で特許料の源泉)に向いていたために交流の存在を認可するわけにはいかず、悪質な嫌がらせを続けたとされる。 |
− | : | + | :一例として、電気椅子の動力に交流の使用を提案し、それを論拠に「交流は危険である」というネガティブキャンペーンを行った(勿論、直流交流どちらでも人間は感電するのだが、当時は専門の人以外分からなかったのだろう)。この際、ウェスチングハウスの名を「交流電気で処刑する」という動詞として普及させようとしていたが、流石に定着しなかった。同じようなことをしたのならば、「悪鬼」と呼びたくもなるであろう。 |
− | : | + | :1893年、ナイアガラ瀑布の発電設備にニコラの二相交流システムの採用が決定。これを切っ掛けにアメリカ合衆国、延いては世界の送電システムは交流が主流になった。 |
− | : | + | :これら一連の流れはFGOで両者が登場する以前から『ジョジョの奇妙な冒険』等で知られる荒木飛呂彦氏の実在するマイナーな偉人や奇人を取り扱った漫画『変人偏屈列伝』でも取り上げられておりサブカルチャー方面ではそこそこ知られていた。そこでは荒木氏の作風によりFGOさながらに殴り合いまでして争っているエジソンとテスラがおり、「ほざくかッ!テスラーッ」「殴られたってやめないぞエジソン!」という同作のやり取りをFGOのテスラとエジソンにやらせる二作も定番というレベルで普及している。 |
− | : | + | :直流・交流論争に勝利したニコラだが、彼が設立に関わったウェスチングハウス社は2017年に乱脈経営が祟って破綻してしまう。一方、エジソンが設立したゼネラルエレクトリック社は堅実な経営で存続しているので、今後のネタになるかもしれない。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;オカルトサイエンス | ;オカルトサイエンス | ||
− | : | + | :かくも偉大な発明を人類に齎した彼ではあるがエキセントリックな言動や晩年は己の研究によって利潤を全てつぎ込んで研究に没頭し続けたこと等から、世間的な知名度は非常に低い。 |
− | : | + | :しかし、一部ではオカルト科学者の第一人者のような扱いを受けてしまっておりそちらの方面でのほうが名前が上がることが多いのが実情である。 |
− | + | :そうなった理由としてかの<b>世界的に有名なデマ</b>であるフィラデルフィア実験の責任者だったという噂や、(理論上)「地球を分断出来る」といった言動、晩年の霊界通信機といった研究内容によってマッドサイエンティストの烙印を押されてしまっている。 | |
;生涯孤独の天才 | ;生涯孤独の天才 | ||
:作中でエジソンから「結婚もできなかった生涯独身」と誹られており、対してテスラは「私についていける女がいなかっただけのこと」とにべもなく返している。 | :作中でエジソンから「結婚もできなかった生涯独身」と誹られており、対してテスラは「私についていける女がいなかっただけのこと」とにべもなく返している。 | ||
− | : | + | :これは史実におけるテスラも同じであり、上記した通りの言動やオカルティックな研究に走った結果、あまり理解者に恵まれることがなかったという。 |
− | : | + | :長身かつ端正な顔立ちのテスラは社交界の女性たちからもてたというが、その気難しい性格ゆえかあまり色恋話に熱を上げなかった。当時世界一の女優といわれたサラ・ベルナールの誘いすら無視したという逸話も残っている。数少ない恋仲の関係にあった、アメリカの大富豪J・P・モルガンの令嬢とも最終的には破局で終わっている。 |
:そんなに恋愛に無縁のテスラだが、晩年には公園で出会った一匹の鳩を深く愛していたという話を、彼自身の口から語られている。 | :そんなに恋愛に無縁のテスラだが、晩年には公園で出会った一匹の鳩を深く愛していたという話を、彼自身の口から語られている。 | ||
328行目: | 246行目: | ||
:ファンから時々通称として用いられる二つ名。この名は、テスラがメインで登場する四章を担当した桜井氏の代表作である『スチームパンクシリーズ』で同名のキャラクターが主役として登場しており、そちらでの二つ名である《雷電王》に掛けたものである。 | :ファンから時々通称として用いられる二つ名。この名は、テスラがメインで登場する四章を担当した桜井氏の代表作である『スチームパンクシリーズ』で同名のキャラクターが主役として登場しており、そちらでの二つ名である《雷電王》に掛けたものである。 | ||
:外見は青年然としたあちらと違うが、雷電を操る能力や、装着した機械式グローブの造形は非常に似ている。また作中でテスラが発言した雷電の神々の名も、あちらの作品で名が挙がったものと大体一致している。英国紳士を志している点も同様。 | :外見は青年然としたあちらと違うが、雷電を操る能力や、装着した機械式グローブの造形は非常に似ている。また作中でテスラが発言した雷電の神々の名も、あちらの作品で名が挙がったものと大体一致している。英国紳士を志している点も同様。 | ||
− | : | + | :もっとも、蒸気王のチャールズ・バベッジに比べるとそこまでパロディといえるものではなく、あくまでキャラクター造形におけるエッセンス程度の要素である。 |
:玉藻の前を好みだと四章で口説くのは、あちらのテスラの主役作である『黄雷のガクトゥーン』のヒロインにして語り部であるネオン・スカラ・スミリヤが玉藻と容姿(赤よりのピンク髪、金眼、巨乳)が似ているところもあるかもしれない。 | :玉藻の前を好みだと四章で口説くのは、あちらのテスラの主役作である『黄雷のガクトゥーン』のヒロインにして語り部であるネオン・スカラ・スミリヤが玉藻と容姿(赤よりのピンク髪、金眼、巨乳)が似ているところもあるかもしれない。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== リンク == | == リンク == | ||
343行目: | 254行目: | ||
{{DEFAULTSORT:にこら てすら}} | {{DEFAULTSORT:にこら てすら}} | ||
− | |||
[[Category:登場人物な行]] | [[Category:登場人物な行]] | ||
+ | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
+ | [[Category:アーチャー]] | ||
[[Category:サーヴァント]] | [[Category:サーヴァント]] | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− |