「ファヴニール」を編集中
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==概要== | ==概要== | ||
− | [[ | + | 『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[竜種]]。 |
; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : [[ジークフリート]]と[[シグルド]] | + | : [[ジークフリート]]と[[シグルド]]の双方の伝承に登場し、どちらでも彼らによって打ち倒されたとされている。 |
− | + | :『[[Fate/Grand Order]]』では第一特異点に[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]に[[聖杯]]の力で召喚された。最終的に[[ジークフリート]]に倒された。 | |
− | :『[[Fate/Grand Order]] | + | :[[ジークフリート]]の[[幕間の物語]]「ドラゴンスレイヤー」ではジークフリートの存在がファヴニールに実在を指し示すことになり、一度召喚されたフランスに蘇った。その後、共感によって復活を察知したジークフリートの手によって完全に倒された。 |
− | :[[ジークフリート]]の[[幕間の物語]] | ||
; 人物 | ; 人物 | ||
: 原則としてドラゴンとしての形態しか出てこないため性格の程は不明だが、[[竜種]]によくあるように自らの財宝に対する執着は強かった模様。 | : 原則としてドラゴンとしての形態しか出てこないため性格の程は不明だが、[[竜種]]によくあるように自らの財宝に対する執着は強かった模様。 | ||
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; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
: 第一特異点に登場。シナリオ中の最大の敵として立ちはだかる。 | : 第一特異点に登場。シナリオ中の最大の敵として立ちはだかる。 | ||
− | : | + | : 以降もジークフリートやチャールズ・バベッジのキャラクエに登場している。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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: 第一特異点ではファヴニールを打ち倒す為の最大の戦力とされていた。 | : 第一特異点ではファヴニールを打ち倒す為の最大の戦力とされていた。 | ||
: そのため、コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では生前の因縁もあって主人公陣営の中では一番警戒していた描写が成されている。 | : そのため、コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では生前の因縁もあって主人公陣営の中では一番警戒していた描写が成されている。 | ||
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; [[チャールズ・バベッジ]] | ; [[チャールズ・バベッジ]] | ||
− | : | + | : 彼のキャラクエストに登場。こちらでは当初は人の姿ではっきりと人語を喋り、物語の悪役のように[[マシュ・キリエライト|マシュ姫]]を追い詰めている。 |
: 物語が夢オチだったことを考えると、どこまで真面目に受け取っていいかわかったものではないが。 | : 物語が夢オチだったことを考えると、どこまで真面目に受け取っていいかわかったものではないが。 | ||
; [[スルト]] | ; [[スルト]] | ||
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=== Fate/Apocrypha === | === Fate/Apocrypha === | ||
; [[ジーク]] | ; [[ジーク]] | ||
− | : | + | : ジークフリートの心臓を移植された事で、将来的にファヴニールになってしまうことが確約されていた。 |
== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *強大な存在としてたびたび語られていた竜種であるが、実際に登場したケースは無く、彼が記念すべき初出演となった。 |
+ | *伝承では、もともとは人間(ドヴェルグ)であった。父フレイドマルや弟レギンと共にオーディン・トール・ロキを捕えた際に彼らから莫大な黄金をせしめるものの、黄金を独り占めした父を兄弟で謀殺した後、弟を追放して財宝を手に納め、誰にも渡さないように竜に変じて巣籠りしたとされている。 | ||
**後に追放されたレギンが養子として迎え、ファヴニールを打ち倒すことになるのがシグルドである。 | **後に追放されたレギンが養子として迎え、ファヴニールを打ち倒すことになるのがシグルドである。 | ||
− | *上記のように竜種として圧倒的な強さを持つためか、『Fate/Grand | + | *上記のように竜種として圧倒的な強さを持つためか、『Fate/Grand Order』シナリオ中では、「ファヴニール級」「ファヴニールに匹敵する」「ファヴニール以上」など、一種の強さの指標としても使われることも多い。 |
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
;悪竜現象 | ;悪竜現象 | ||
− | : | + | :上記のように「ファヴニールを倒した」とされている勇者がジークフリートとシグルドの2通りのパターンが存在している。 |
− | : | + | :この二人は「伝承は近いが別人」と明言されており、[[並行世界]]で倒した人物が異なると考えないと矛盾しているが、「悪竜現象」という言葉を考えると違った仮説も出てくる。 |
− | :それの裏付けとして、2018年4月25日で『Fate/Grand | + | :ファヴニールとジークフリートの胸元にまったく同じ文様が浮き上がっている事、ジークフリートの霊気再臨を繰り返すと次第に姿が竜のそれに近づいていく事、ジークフリートのキャラクエで登場した[[ハーゲン]]がゲーム上ではジークフリートのシャドウサーヴァントだった事、ジークフリートの心臓を移植されたジークが次第にファヴニールに変じてしまう事などを考え合わせると、「悪竜現象」とは、'''「ファヴニールを殺す、ないしは因子を受け継いだ者が最終的にファヴニールに変じてしまう」'''ことと推測する事ができる。これならば、異なる二人以上の人物がファヴニールを倒した伝承があっても矛盾していない事になる。 |
+ | :それの裏付けとして、2018年4月25日で『Fate/Grand Order』のアップデートで追加されたジークフリートのボイス「~(中略)時々思うんだ。'''もし全身余すところなく血を浴びていれば、邪竜に堕ちたのではないかとね'''」と述べている。 | ||
+ | :また、悪竜現象を発生させる原因として「身に余る欲望を持つ」というものもあるようで、ジークフリートやシグルドの伝承にあるラインの黄金にまつわる存在は言わずもがな、『Fate/Grand Order』の北欧異聞帯では住民は過度な欲望を持っていないため悪竜現象が発生する筈が無いと述べられているが、シグルドの体を乗っ取っていた[[スルト]]が[[オフェリア・ファムルソローネ]]に対する度を超えた執着から悪竜現象を発現させていた。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |