「ラウム」を編集中
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| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
| 声優 = 杉田智和 | | 声優 = 杉田智和 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 天 |
| 序列 = 四十位 | | 序列 = 四十位 | ||
| 所属 = 兵装舎 | | 所属 = 兵装舎 | ||
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; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : | + | : 最初の登場は『冠位時間神伝 ソロモン』で、Ⅴの座においてアメリカに登場したサーヴァント達と決戦を繰り広げた。 |
− | : | + | : 戦闘の中では英霊達の一斉反攻という予想外の事態に対して宙域からの離脱を進言し、特使五柱の一員としてゲーティアに第三宝具の使用を促すも一蹴される。 |
− | : | + | : 時間神殿崩壊時には当初の目的である「人類救済」という目的を貫くべく時間神殿から逃亡。その後「人類を救済するのはこの宇宙の存在では不可能である。ならばこの宇宙の外の存在の力を借りる」という考えに至り、中世と近代が入り交じった異端の町として亜種特異点Ⅳ「禁忌降臨庭園セイレム」を形成し、外なる神の降臨を目論んだ。 |
− | + | : だが、舞台に集められた住民達は自分の想定通りには動かず、計画の要である[[アビゲイル・ウィリアムズ]]の覚醒に至らぬままループを繰り返した結果、自身の魔力もついに底を尽きかけることとなってしまう。<br>そして何より共同生活する中で、強く感情移入してしまったアビゲイルを「救済する(セイレムから解放する)」という目的をも抱いてしまう結果となった。 | |
− | : | + | : そこで最後の賭けとして、魔女裁判を加速させるであろう「魔女狩り将軍」[[マシュー・ホプキンス]]と、数多の特異点を解決してきた存在であるカルデアを招いた。彼らならアビゲイルを覚醒に至らしめ、最悪の場合でも彼女を助けて解放してくれるだろうと。 |
− | + | : 最終的には物語の中で[[ラヴィニア・ウェイトリー]]の手によって魔神としての正体を暴かれ、主人公達と交戦。敗北したものの、自身の望みは叶った事を確信しながら肉体から離れ、滅びを受け入れた。 | |
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; 人物 | ; 人物 | ||
− | : | + | : 基本的には「独立稼働する受肉した魔術式」という存在のため、独立した人格は持たない。 |
− | : | + | : セイレムでは[[ランドルフ・カーター]]の肉体を乗っ取って行動していたが、本性を現すと頭部が赤眼のカラスの姿になる。 |
− | : | + | : また、魔神柱状態でもカラスの羽が舞っているような演出がなされる。 |
− | : | + | : 魔神柱の中では[[ゼパル]]と並んで「人類救済」という本来の目的の為に行動している。が、アビゲイルとの共同生活の中で「特定の一人に感情移入し、その救済を望む」という魔神柱としては特異な在り方に目覚めている。 |
: 魔神としては都市に依存する性質を持つ為か、人間の姿をして人の中で行動する事に忌避感は持っておらず、むしろ快適でさえある様子。 | : 魔神としては都市に依存する性質を持つ為か、人間の姿をして人の中で行動する事に忌避感は持っておらず、むしろ快適でさえある様子。 | ||
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; 能力 | ; 能力 | ||
: 魔神柱として非常に強力な(サーヴァント数騎に匹敵する)実力を持つ。 | : 魔神柱として非常に強力な(サーヴァント数騎に匹敵する)実力を持つ。 | ||
− | : | + | : |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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: 自分達魔神柱を統括する存在。 | : 自分達魔神柱を統括する存在。 | ||
: 終局特異点での決戦時には英霊達からの反撃という予想外の事態に宙域からの離脱を進言していた。 | : 終局特異点での決戦時には英霊達からの反撃という予想外の事態に宙域からの離脱を進言していた。 | ||
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;[[ランドルフ・カーター]] | ;[[ランドルフ・カーター]] | ||
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;[[アビゲイル・ウィリアムズ]] | ;[[アビゲイル・ウィリアムズ]] | ||
− | : | + | :亜種特異点Ⅳにおいて、「外なる神」を顕現させる為の要としての共犯相手。 |
− | : | + | :だが、計画が予想通りに進まない事と、彼女に対して強く感情移入してしまった事から、計画は大きく形を変えていくこととなった。 |
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; [[ゼパル]] | ; [[ゼパル]] | ||
: 特使五柱を構成する魔神達の中で、唯一同じ「人類救済」を命題としていた同胞。 | : 特使五柱を構成する魔神達の中で、唯一同じ「人類救済」を命題としていた同胞。 | ||
− | : | + | : 時間神殿崩壊後は、「外なる神」を顕現させる事で人類救済を成すと話したが、酷評された。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
=== Fate/Grand Order=== | === Fate/Grand Order=== | ||
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;「ああ……おい!」<br>「その生き物を、ち、近づけないでくれ!ああ近寄るんじゃない!」 | ;「ああ……おい!」<br>「その生き物を、ち、近づけないでくれ!ああ近寄るんじゃない!」 | ||
− | : | + | :猫が近づいてきた際のセリフ。クトゥルフ神話を知っているプレイヤーであれば、このセリフでカーターが偽物であることに気づくはず。 |
+ | ;「croak……croak……!」<br>「報いを求めよ」<br>「祈りを捧げよう」 | ||
+ | :攻撃時の台詞。 | ||
+ | ;「さらば、与えられん!」 | ||
+ | :クリティカル攻撃時の台詞。 | ||
+ | ;「これでよい……。これで……よいのだ」 | ||
+ | :ラウム撃破時のセリフ。自身が果てることは既に織り込み済みであった。その真意は、最後に残った役者に……。 | ||
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+ | ;「兵装、最大保持。外なる理を以て、惑星を再定義する。異端創世式 ラウム」 | ||
+ | :異端創世式 ラウム発動。自らの炎ではなく、外なる理に救いを求める。 | ||
;「……左右基底骨郭、損壊。<br/> 我、この宙域からの離脱を提唱する。」 | ;「……左右基底骨郭、損壊。<br/> 我、この宙域からの離脱を提唱する。」 | ||
:終局特異点にて、やってきた英霊達に反撃を受けた際のセリフ。 | :終局特異点にて、やってきた英霊達に反撃を受けた際のセリフ。 | ||
:実は一番最初に逃亡を提案した魔神柱である。 | :実は一番最初に逃亡を提案した魔神柱である。 | ||
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;「誰もがアビゲイルを救おうとはした。<br> だが、まだ一度も彼女を救えた者はいない。<br> 私自身でも出来なかった。<br> だから再びカルデアを招いたのだ……。」<br>「彼女を連れ出すのだ。セイレムではない何処かへ」 | ;「誰もがアビゲイルを救おうとはした。<br> だが、まだ一度も彼女を救えた者はいない。<br> 私自身でも出来なかった。<br> だから再びカルデアを招いたのだ……。」<br>「彼女を連れ出すのだ。セイレムではない何処かへ」 | ||
:全世界をセイレム化しようとしてしまうアビゲイルを、セイレムから開放することはラウム自身にも出来なかった。 | :全世界をセイレム化しようとしてしまうアビゲイルを、セイレムから開放することはラウム自身にも出来なかった。 | ||
− | : | + | :彼が最後に頼ったのは、かつての仇敵だったカルデアのマスター…。 |
;「そうだ……そんなアビゲイルだからこそ<br> 私を、このラウムを、信じて……くれた……」 | ;「そうだ……そんなアビゲイルだからこそ<br> 私を、このラウムを、信じて……くれた……」 | ||
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;「人類の救済こそ我らが存在意義。 だが。<br> 信仰も、不老も、永続も、希望も人類を救う事はできなかった。<br> きみも理解している頃だろう、[[ゼパル]]。<br> 『真実』では、人間は救えないと。」 | ;「人類の救済こそ我らが存在意義。 だが。<br> 信仰も、不老も、永続も、希望も人類を救う事はできなかった。<br> きみも理解している頃だろう、[[ゼパル]]。<br> 『真実』では、人間は救えないと。」 | ||
− | : | + | :彼が滅びた後に明かされた時間神殿逃亡後の場面。生き残った[[バアル|他の]][[フェニクス|同胞]]たちはそれぞれの命題の為に去り、残る魔神にして同じ『人類救済』を掲げるゼパルとの会話。 |
− | : | + | :時間神殿での結末で、早々に本来の有り方では人類救済はなし得ないと諦観しており、ゼパルの早計過ぎるという忠告にも「'''懲りもせず敗北を続ける同胞どもめ……!'''」と罵声まで浴びせてしまう。 |
− | + | :別の宇宙に方法を見出そうとするラウムと人間に可能性と有効性を見出したゼパルとでは、同じ命題でも考え方とアプローチが根本的に異なっており、完全に仲違いを迎える。彼からは「妄想に滅びあれ」「その方法は[[捕食遊星ヴェルバー|一万四千年前に失敗している]]」と酷評を返されていた。 | |
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== メモ == | == メモ == | ||
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*他の魔神柱とは違い、亜種特異点において完全に人間に化け直した個体である。柱の形態や人型の形態だけでなく、伝承通りのカラスのような形態もある珍しい魔神。<br>これは他の人間の体を乗っ取っていただけでなく、他の魔神柱より潜伏期間が長かったことにより魔神としての自己をより強く確立したこともあると考えられる。実際、他の魔神柱たちも潜伏期間が長くなるごとに[[バアル|人型になり]]、[[ゼパル|魔神として伝承された能力や]][[フェニクス|特徴が表れる]]などの変化をしている。 | *他の魔神柱とは違い、亜種特異点において完全に人間に化け直した個体である。柱の形態や人型の形態だけでなく、伝承通りのカラスのような形態もある珍しい魔神。<br>これは他の人間の体を乗っ取っていただけでなく、他の魔神柱より潜伏期間が長かったことにより魔神としての自己をより強く確立したこともあると考えられる。実際、他の魔神柱たちも潜伏期間が長くなるごとに[[バアル|人型になり]]、[[ゼパル|魔神として伝承された能力や]][[フェニクス|特徴が表れる]]などの変化をしている。 | ||
**魔神柱という存在自体が「本来の魔神たちから改造された存在」であることは劇中でも何度か指摘されているため、ゲーティアから解放されたことで「本来の魔神」の彼らの特性が戻ってきているのかもしれない。 | **魔神柱という存在自体が「本来の魔神たちから改造された存在」であることは劇中でも何度か指摘されているため、ゲーティアから解放されたことで「本来の魔神」の彼らの特性が戻ってきているのかもしれない。 | ||
− | + | *ユーザーからは「'''セイレムという地で繰り返したTRPGセッションがぐだぐだになり過ぎて発狂したKP(ゲームキーパー)'''」「'''アビゲイルに癒されてるロリコン'''」等と冗談交じりにも言われる事に。 | |
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− | *ユーザーからは「'''セイレムという地で繰り返したTRPGセッションがぐだぐだになり過ぎて発狂したKP(ゲームキーパー)'''」「'''アビゲイルに癒されてるロリコン''' | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
− | + | <references/> | |
− | <references | ||
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==リンク== | ==リンク== | ||
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