「ロッコ・ベルフェバン」を編集中
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | === | + | ===Fate=== |
;[[Fate/Apocrypha]] | ;[[Fate/Apocrypha]] | ||
:時計塔の代表者として登場。 | :時計塔の代表者として登場。 | ||
;[[Fate/strange Fake]] | ;[[Fate/strange Fake]] | ||
:『スノーフィールドでの聖杯戦争』問題における、時計塔の顧問として登場。 | :『スノーフィールドでの聖杯戦争』問題における、時計塔の顧問として登場。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:共に聖杯大戦や偽りの聖杯戦争の対策に当たる時計塔幹部。彼の時計塔での立ち位置など政治的な下心はあるが、その能力は高く評価しており、提案された意見もすんなり受け入れる柔軟性を見せる。 | :共に聖杯大戦や偽りの聖杯戦争の対策に当たる時計塔幹部。彼の時計塔での立ち位置など政治的な下心はあるが、その能力は高く評価しており、提案された意見もすんなり受け入れる柔軟性を見せる。 | ||
:『strange Fake』では、降霊科のロード代理となった事で彼と立場が近くなり、それゆえに同情的になっている。 | :『strange Fake』では、降霊科のロード代理となった事で彼と立場が近くなり、それゆえに同情的になっている。 | ||
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;[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]] | ;[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]] | ||
:同じく時計塔幹部。彼のプライドの高さを熟知しているのか、ベルフェバンはかなり神経を使っている。 | :同じく時計塔幹部。彼のプライドの高さを熟知しているのか、ベルフェバンはかなり神経を使っている。 | ||
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;[[フラット・エスカルドス]] | ;[[フラット・エスカルドス]] | ||
:エルメロイⅡ世に押し付けた生徒。人格的に問題がある彼を抱え続けるエルメロイⅡ世に対して、「賞賛を通り越して呆れる」とまで言っている一方、その天才性は評価している。 | :エルメロイⅡ世に押し付けた生徒。人格的に問題がある彼を抱え続けるエルメロイⅡ世に対して、「賞賛を通り越して呆れる」とまで言っている一方、その天才性は評価している。 | ||
:また、歴代の講師陣の中では辛抱強く彼の性格面の矯正を試みてきていたが、「性格とは別の魔術的な面」の不可解さで手放す事を決めるなど、彼の本質的な異常性に気がついていた節がある。 | :また、歴代の講師陣の中では辛抱強く彼の性格面の矯正を試みてきていたが、「性格とは別の魔術的な面」の不可解さで手放す事を決めるなど、彼の本質的な異常性に気がついていた節がある。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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==メモ== | ==メモ== | ||
*奈須氏はインタビューで「『Apocrypha』で組織としての魔術協会を掘り下げる」と語っており、ベルフェバンの登場は、今まで名前の無かった「権力抗争に拘る魔術協会の老人」を具体的な形にするという意味合いもあった。<br>また東出氏は「やっていることは結構非道なんだけど、読者としてはユグドミレニアの方に共感できるかもしれません。『'''老害は死ねよ'''』というノリなので」と語り、奈須氏も「''本当に老害だものね、魔術協会。千年とか生きているし。いい加減、若い奴らに譲ってやれよ!って''」とコメントしている。<br>設定段階においての彼は、このように語られた「老害」の代表格として作者達に扱われていた。 | *奈須氏はインタビューで「『Apocrypha』で組織としての魔術協会を掘り下げる」と語っており、ベルフェバンの登場は、今まで名前の無かった「権力抗争に拘る魔術協会の老人」を具体的な形にするという意味合いもあった。<br>また東出氏は「やっていることは結構非道なんだけど、読者としてはユグドミレニアの方に共感できるかもしれません。『'''老害は死ねよ'''』というノリなので」と語り、奈須氏も「''本当に老害だものね、魔術協会。千年とか生きているし。いい加減、若い奴らに譲ってやれよ!って''」とコメントしている。<br>設定段階においての彼は、このように語られた「老害」の代表格として作者達に扱われていた。 | ||
− | ** | + | **だが、『Apocrypha』における彼が老害らしい描写をされるのは、せいぜいエルメロイⅡ世の密かな酷評程度のもので、むしろ派閥の利益よりも事態の解決を優先するなど「優秀で物分かりも良い苦労人」としての面が強く描かれている。そして『strange Fake』では「ロード代行として肩身の狭い思いをしている、機械音痴なおじいちゃん」であり、もはや老害ぶりはほとんど見当たらない。 |
− | ** | + | **一応、『strange Fake』でも「ロードの中では守旧派の代表格」と看做されており、実力は評価されているものの革新派やリベラル派からはあまりよく思われていない。また、「本来ならばエルメロイⅡ世のような仮初のロードは頭から見下しそうなもの」と書かれるなど、保守派である事は確かな様子。今の所、彼が登場しているのは大問題の発生時など特殊な状況ばかりなので、平時はもう少し頑迷なのかもしれない。 |
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*彼が学部長を務める召喚科は本来は降霊科の下位組織。ただし『Apocrypha』の世界においては世界各地で行われている亜種聖杯戦争の対策を行うためサーヴァントに関連する召喚技術等を全て集約した学科となっており、極めて重要視されている。 | *彼が学部長を務める召喚科は本来は降霊科の下位組織。ただし『Apocrypha』の世界においては世界各地で行われている亜種聖杯戦争の対策を行うためサーヴァントに関連する召喚技術等を全て集約した学科となっており、極めて重要視されている。 | ||
− | *『strange | + | *『strange Fake』2巻で「本来のロードが不在ゆえのロード代理」である事が明かされたが、1巻の時点では「(エルメロイⅡ世と)同じくロードの地位にある」としか書かれていない。また、代理でありながら、元々のロード達を差し置いて「守旧派の『代表格』」とまで評されるのはやや不自然。これらを鑑みると、ロード代理の設定は後付である可能性もある。 |
**『2015年の時計塔』において示されている「時計塔の十二学部はロードによって支配されている」という設定及び「十二学部は『全体基礎』『個体基礎』『降霊』『鉱石』『動物』『伝承』『植物』『天体』『創造』『呪詛』『考古学』『現代魔術論』であり、彼が学部長を務める『召喚』は存在していない」という矛盾を解消するために、ロード代理設定が付されたのかもしれない。 | **『2015年の時計塔』において示されている「時計塔の十二学部はロードによって支配されている」という設定及び「十二学部は『全体基礎』『個体基礎』『降霊』『鉱石』『動物』『伝承』『植物』『天体』『創造』『呪詛』『考古学』『現代魔術論』であり、彼が学部長を務める『召喚』は存在していない」という矛盾を解消するために、ロード代理設定が付されたのかもしれない。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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