「ヴラド三世 (Apocrypha)」を編集中
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:かの有名な「ドラキュラ」の作家。ヴラド三世からすれば、吸血鬼の汚名を被せた上でその知名度を広めた人物といってもいい。 | :かの有名な「ドラキュラ」の作家。ヴラド三世からすれば、吸血鬼の汚名を被せた上でその知名度を広めた人物といってもいい。 | ||
+ | ===史実=== | ||
+ | ;メフメト2世(マホメッド2世) | ||
+ | :オスマン帝国の第7代スルタン。1453年にビザンツ帝国(東ローマ帝国)の首都コンスタンティノープルを陥落させ、同帝国を滅亡させたことで有名。ヴラド3世の生涯の宿敵。 | ||
+ | :コンスタンティノープル攻略以降も彼の征服欲はとどまるところを知らず、セルビア王国やトレビゾンド帝国(小アジア北岸を拠点とする、東ローマ系の国家)、アルバニア、レスボス島(当時はジェノヴァ共和国の領土)、ネグロポンテ(エウボエア島。当時はヴェネツィア共和国領)などを次々と征服し、オスマン帝国の領土を大きく広げた。その一環として、ヴラド3世統治下のワラキア公国にも侵略の手を伸ばす。 | ||
+ | :トルコ兵の串刺しの山などの恐怖戦術は、圧倒的な軍事力を持つメフメト2世相手に必死に防戦したヴラド3世の、苦肉の策でもあった。 | ||
==名台詞== | ==名台詞== | ||
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;「分かるとも、神とは穢れなき絶対だ。そうでなくては誰が信じる? 誰が縋れるというのだ? <br /> 人と交わり、人と媾う神など、ただの醜悪な<ruby><rb>怪物</rb><rt>モンスター</rt></ruby>に過ぎん」 | ;「分かるとも、神とは穢れなき絶対だ。そうでなくては誰が信じる? 誰が縋れるというのだ? <br /> 人と交わり、人と媾う神など、ただの醜悪な<ruby><rb>怪物</rb><rt>モンスター</rt></ruby>に過ぎん」 | ||
:赤のランサーとの戦闘時。 | :赤のランサーとの戦闘時。 | ||
− | :彼の武練を称えるが、人と神が交わり子を為す東洋の宗教観は、敬虔なキリスト教徒である彼にとっては耐えがたいものらしく、彼らの神を紛い物の怪物と蔑む<ref group="注"> | + | :彼の武練を称えるが、人と神が交わり子を為す東洋の宗教観は、敬虔なキリスト教徒である彼にとっては耐えがたいものらしく、彼らの神を紛い物の怪物と蔑む<ref group="注">ただし、ヨーロッパでもキリスト教以前のギリシャ神話では「神が人と交わり子を成す」ことは珍しくない(代表例は[[ヘラクレス|Fate/stay night版バーサーカー]])。Apocryphaに限れば赤のランサーだけでなく、[[アキレウス|赤のライダー]]と[[セミラミス|赤のアサシン]]も「人と神の間に産まれた子」である。<br />ただし黒の陣営では「神と人との間に産まれた子」はいない([[ケイローン|黒のアーチャー]]は神同士の間に産まれた子)。</ref>。 |
:カルナにとっては父・スーリヤを侮辱されたに等しい暴言だが、激昂などせず、「信仰とは土地によって変わる物。自分達の神が怪物とするならば、お前の神も『絶対である事』を押し付けられた怪物に過ぎない」と冷静に反論されてしまう。 | :カルナにとっては父・スーリヤを侮辱されたに等しい暴言だが、激昂などせず、「信仰とは土地によって変わる物。自分達の神が怪物とするならば、お前の神も『絶対である事』を押し付けられた怪物に過ぎない」と冷静に反論されてしまう。 | ||