「主人公 (Grand Order)」を編集中

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; 略歴
 
; 略歴
: [[人理継続保障機関フィニス・カルデア|人理継続保障機関カルデア]]のマスター候補の中から、数合わせとして呼ばれた「素人」である[[東京]]出身の日本人。そのためサーヴァントや聖杯に関する知識はほとんど無いが、強い意志を内に秘めている。
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: [[人理継続保障機関フィニス・カルデア|人理継続保障機関カルデア]]のマスター候補の中から、数合わせとして呼ばれた「素人」の日本人。そのためサーヴァントや聖杯に関する知識はほとんど無いが、強い意志を内に秘めている。
 
: カルデアの最後の来館者として入館しており、それより以前の経歴は不明。しかし二十一世紀の日本都市部の光景に馴染みがあることから、それに近い水準環境で生活していた模様。
 
: カルデアの最後の来館者として入館しており、それより以前の経歴は不明。しかし二十一世紀の日本都市部の光景に馴染みがあることから、それに近い水準環境で生活していた模様。
 
: 狂った人類史を正すため、英霊召喚システム「フェイト」を使って[[サーヴァント]]達を召喚し、時空を超えて7つの聖杯探索に挑む事になる。
 
: 狂った人類史を正すため、英霊召喚システム「フェイト」を使って[[サーヴァント]]達を召喚し、時空を超えて7つの聖杯探索に挑む事になる。
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:カルデアのデータ上では、塩基配列はヒトゲノム、霊器属性は善性・中立、と登録されている。各所で酒を勧められるシーンがあるが、未成年なので飲酒は不可<ref group = "注">[[佐々木小次郎]]のマイルーム会話等より。ただし第2部の途中からは体感時間の経過を考慮してか「西暦がわからないから」等を理由に断っている</ref><ref group = "注">コミカライズ版「-turas réalta-」では未成年ということで飲酒を断っていたが、[[フランシス・ドレイク|ドレイク]]に強制的に飲まされて吐いていた。<s>アルハラなんぞ海賊には通用しない。</s></ref>。一人称はほとんどの場面で「自分」となっているが、「オレ(男主人公)」「わたし(女主人公)」が使われることがたまにある<ref group = "注">初めて使われた1部5章などは多用されているが、以降の大半の章・イベントでは全然使われないことが多い。ライターの裁量に委ねられているのだろうか。</ref>。なお、ドラマCD・アニメの男主人公は「俺(音声なので表記は不明)」、『マンガで分かる!』の女主人公は「私」。
 
:カルデアのデータ上では、塩基配列はヒトゲノム、霊器属性は善性・中立、と登録されている。各所で酒を勧められるシーンがあるが、未成年なので飲酒は不可<ref group = "注">[[佐々木小次郎]]のマイルーム会話等より。ただし第2部の途中からは体感時間の経過を考慮してか「西暦がわからないから」等を理由に断っている</ref><ref group = "注">コミカライズ版「-turas réalta-」では未成年ということで飲酒を断っていたが、[[フランシス・ドレイク|ドレイク]]に強制的に飲まされて吐いていた。<s>アルハラなんぞ海賊には通用しない。</s></ref>。一人称はほとんどの場面で「自分」となっているが、「オレ(男主人公)」「わたし(女主人公)」が使われることがたまにある<ref group = "注">初めて使われた1部5章などは多用されているが、以降の大半の章・イベントでは全然使われないことが多い。ライターの裁量に委ねられているのだろうか。</ref>。なお、ドラマCD・アニメの男主人公は「俺(音声なので表記は不明)」、『マンガで分かる!』の女主人公は「私」。
 
: 原則的に選択肢によってのみ発言するため、シナリオによって真面目な選択肢とギャグ選択肢の比率が違う事から、異なる印象を受ける。中にはツッコミに回る一面もあるが、天然なのか意図的なのかボケることが多い。
 
: 原則的に選択肢によってのみ発言するため、シナリオによって真面目な選択肢とギャグ選択肢の比率が違う事から、異なる印象を受ける。中にはツッコミに回る一面もあるが、天然なのか意図的なのかボケることが多い。
: 敵、どころかサーヴァントクラスの相手にも基本的に臆しないなど一般人らしからぬ大胆不敵さの持ち主であり、サーヴァント相手にキレて煽ったり皮肉を言ったり、シリアスな場面で「怖くないのか?」と思いたくなるような相手や場面でも堂々とした態度ではっきりと言い返す。一方で歯に衣着せぬ物言いや空気の読めない事を言ったり、マイルームでコミュニケーションにボディタッチをする事なども多いため、周りから突っ込まれたり怒られたりする事もしばしば。マシュからも、「相手を信頼している時にかぎって、玄妙な感想を口にしてしまう」とされている。
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: 敵、どころかサーヴァントクラスの相手にも基本的に臆しないなど一般人らしからぬ大胆不敵さの持ち主であり、サーヴァント相手にキレて煽ったり皮肉を言ったり、シリアスな場面で「怖くないのか?」と思いたくなるような相手や場面でも堂々とした態度ではっきりと言い返す。一方で歯に衣着せぬ物言いや空気の読めない事を言ったり、マイルームでコミュニケーションにボディタッチをする事なども多いため、周りから突っ込まれたり怒られたりする事もしばしば。
 
: ただし、彼我の力の差の理解や死への感情など、状況判断や'''精神にこれといった欠陥・欠落や突出点があるわけではなく'''(歴代TYPE-MOON主人公としては異例なまでに)、[[ヘラクレス]]に追われたときや、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]を守るために[[モードレッド]]の前に立った時など、他人に見抜かれる程に恐怖心が露わになる時もある。時折挫けそうになり怯む事もあるがそれも一瞬で、己の弱さを言い訳にせず前に出る決断力、そして自分が一番苦しい状況であっても他者の恩義や想いなどに応えようとする強い気持ちを以って再び立ち向かう。そして自分に出来る事を出来る範囲で努力し、出来ない事は出来る範囲に収めようと最善を尽くし、人の敬遠する役割も進んで請け負い、何度酷い目に遭っても立ち上がり続けながら、どれほど過酷で絶望的な状況を前にしても諦めずに足掻き続ける。
 
: ただし、彼我の力の差の理解や死への感情など、状況判断や'''精神にこれといった欠陥・欠落や突出点があるわけではなく'''(歴代TYPE-MOON主人公としては異例なまでに)、[[ヘラクレス]]に追われたときや、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]を守るために[[モードレッド]]の前に立った時など、他人に見抜かれる程に恐怖心が露わになる時もある。時折挫けそうになり怯む事もあるがそれも一瞬で、己の弱さを言い訳にせず前に出る決断力、そして自分が一番苦しい状況であっても他者の恩義や想いなどに応えようとする強い気持ちを以って再び立ち向かう。そして自分に出来る事を出来る範囲で努力し、出来ない事は出来る範囲に収めようと最善を尽くし、人の敬遠する役割も進んで請け負い、何度酷い目に遭っても立ち上がり続けながら、どれほど過酷で絶望的な状況を前にしても諦めずに足掻き続ける。
 
:強いて言うならば、かなり良心的で心の広く柔軟性のある性格。<ref group = "注">作中では『善を知りながら悪を成し、善にありながら悪を許す』『善でありながら悪を憎まない。悪に苛まれようとも、善を貫こうとする』『どんな冒険を過ごしても、他人に染まらず、自分の感じた正しさを信じられる』とも評されている。その一方で柔軟なる性根故に『貴人と見れば貴人として』『変人と見れば変人として』遇するとも言われており、変人奇人に対してはわりと容赦のない返答をすることも多い。</ref>善悪で他人を差別したり、おおよその「魔術師」のように目的のためならあらゆる非道や犠牲を許容するような人物では決してない。作中でも敵対者の非道や方針に憤りを見せて反論する事はあっても、その大元にあるものや価値観、出自などにまで侮辱や偏見を向けたり軽々しく否定したりする事は無く、また召喚に応じたサーヴァントに対してもその在り方や過去に関係なく慈しんで尊重する。
 
:強いて言うならば、かなり良心的で心の広く柔軟性のある性格。<ref group = "注">作中では『善を知りながら悪を成し、善にありながら悪を許す』『善でありながら悪を憎まない。悪に苛まれようとも、善を貫こうとする』『どんな冒険を過ごしても、他人に染まらず、自分の感じた正しさを信じられる』とも評されている。その一方で柔軟なる性根故に『貴人と見れば貴人として』『変人と見れば変人として』遇するとも言われており、変人奇人に対してはわりと容赦のない返答をすることも多い。</ref>善悪で他人を差別したり、おおよその「魔術師」のように目的のためならあらゆる非道や犠牲を許容するような人物では決してない。作中でも敵対者の非道や方針に憤りを見せて反論する事はあっても、その大元にあるものや価値観、出自などにまで侮辱や偏見を向けたり軽々しく否定したりする事は無く、また召喚に応じたサーヴァントに対してもその在り方や過去に関係なく慈しんで尊重する。
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:その後もいずれは滅ぼす異聞帯の住民との関わりを欠かさないが、主人公にとっては彼らを見なかったフリをする方が辛かったため。異聞帯の人々を忘れないために知ろうとするのは、思考放棄と自己防衛の末に『顔も知らない相手だから殺せる』という卑劣な行為に走ることを避けるためであると言われている。
 
:その後もいずれは滅ぼす異聞帯の住民との関わりを欠かさないが、主人公にとっては彼らを見なかったフリをする方が辛かったため。異聞帯の人々を忘れないために知ろうとするのは、思考放棄と自己防衛の末に『顔も知らない相手だから殺せる』という卑劣な行為に走ることを避けるためであると言われている。
 
:2部6章にて[[失意の庭]]に閉じ込められ、自身を取り巻く状況や未来に対する絶望をまざまざと突きつけられ、一時は精神崩壊寸前まで追い込まれるも、それでも背負ったもの、託してくれたものの為に奮起し立ち上がる姿はプレイヤーをして「立派な型月主人公になった(成ってしまった)」。と評されている。
 
:2部6章にて[[失意の庭]]に閉じ込められ、自身を取り巻く状況や未来に対する絶望をまざまざと突きつけられ、一時は精神崩壊寸前まで追い込まれるも、それでも背負ったもの、託してくれたものの為に奮起し立ち上がる姿はプレイヤーをして「立派な型月主人公になった(成ってしまった)」。と評されている。
:奏章Ⅱでは疑似東京における母と妹、そして隣人の真白キリエを殺されたことで復讐心が芽生え、必要以上に前に出たり冷静さを欠く場面が見られた。尤も疑似東京に精神が引っ張られていた可能性も示唆されていたが、最終的には天塚先輩の言葉で思い直し、平常心を取り戻した。
 
 
; 能力
 
; 能力
 
: マスター候補ではあるが、数合わせの一般枠であるため訓練らしい訓練は全く受けておらず、強いて言ってもカルデア入館時に模擬戦闘を一回行ったのみである。
 
: マスター候補ではあるが、数合わせの一般枠であるため訓練らしい訓練は全く受けておらず、強いて言ってもカルデア入館時に模擬戦闘を一回行ったのみである。
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: さらにここぞという時の運の巡りは考えられうる限り相当に強く、しばしば苦境を切り開く武器のひとつとなっている。序章で出会う[[クー・フーリン]]から、運命を掴む天運(およびそれを前にした時の決断力)を持っていると評され、彼以外にも[[新宿のアーチャー|新宿のアーチャー(悪)]]は「強運を持っている」、[[鈴鹿御前]]は「天運持ってる系?」と言い、[[坂田金時]]は「このマスターは神も鬼も人間とも繋がっちまう傑物だ」とも語っている。実際、今後の見通しや現在の状況すら分からない孤立無援の絶望的な状況でも偶然の出会いや予想外の支援などに助けられて道が開ける事はかなり多く、また自分が善意や好意でした人助けや寄り道などが思わぬ形で返ってくる事も少なくないなど、他人との縁に関する幸運は並外れた高さを秘めている。
 
: さらにここぞという時の運の巡りは考えられうる限り相当に強く、しばしば苦境を切り開く武器のひとつとなっている。序章で出会う[[クー・フーリン]]から、運命を掴む天運(およびそれを前にした時の決断力)を持っていると評され、彼以外にも[[新宿のアーチャー|新宿のアーチャー(悪)]]は「強運を持っている」、[[鈴鹿御前]]は「天運持ってる系?」と言い、[[坂田金時]]は「このマスターは神も鬼も人間とも繋がっちまう傑物だ」とも語っている。実際、今後の見通しや現在の状況すら分からない孤立無援の絶望的な状況でも偶然の出会いや予想外の支援などに助けられて道が開ける事はかなり多く、また自分が善意や好意でした人助けや寄り道などが思わぬ形で返ってくる事も少なくないなど、他人との縁に関する幸運は並外れた高さを秘めている。
 
:[[呪腕のハサン]]から「危険感知は一流」と言われており勝ち目のない戦いであれば"少し"躊躇するとされるが、躊躇するだけで結局は誰かのために戦う。感知能力の専門ともいえる一流のアサシンから認められるのは相当なものであるが、それが生まれ持っての先天的なものか、数多の死地を乗り越えた故に身についた後天的なものかは不明。
 
:[[呪腕のハサン]]から「危険感知は一流」と言われており勝ち目のない戦いであれば"少し"躊躇するとされるが、躊躇するだけで結局は誰かのために戦う。感知能力の専門ともいえる一流のアサシンから認められるのは相当なものであるが、それが生まれ持っての先天的なものか、数多の死地を乗り越えた故に身についた後天的なものかは不明。
:ただし魔術礼装による身体能力の強化は本物であるのか、ランスロットを援護するために丸太の運搬と投げ渡しを数回行っている他、第三特異点では味方側サーヴァント達の援護があったとはいえヘラクレスから逃れるために[[エウリュアレ (Grand Order)|エウリュアレ]]を、「二代目はオルタちゃん」では援護なしに人形から逃走する為にナーサリーやジャック、サンタ・リリィを抱えながら走るなど、土壇場になると火事場の馬鹿力を発揮して人並み以上の体力や身体能力を発揮する事もあるが、それでも戦闘には参加できない程度のもの。とはいえ[[イシュタル]]と協力してケツァル・コアトルに超高度からの捨て身のフライングボディアタックを掛ける、[[謎の蘭丸X]]の超速攻撃を全て回避してみせるなど胆力も発揮する。
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:ただし魔術礼装による身体能力の強化は本物であるのか、ランスロットを援護するために丸太の運搬と投げ渡しを数回行っている他、第三特異点では味方側サーヴァント達の援護があったとはいえヘラクレスから逃れるために[[エウリュアレ]]を、「二代目はオルタちゃん」では援護なしに人形から逃走する為にナーサリーやジャック、サンタ・リリィを抱えながら走るなど、土壇場になると火事場の馬鹿力を発揮して人並み以上の体力や身体能力を発揮する事もあるが、それでも戦闘には参加できない程度のもの。とはいえ[[イシュタル]]と協力してケツァル・コアトルに超高度からの捨て身のフライングボディアタックを掛ける、[[謎の蘭丸X]]の超速攻撃を全て回避してみせるなど胆力も発揮する。
 
:さらに、如何なる理由か猛毒に対する高い耐性「'''対毒スキル(仮)'''」を持ち合わせており、第四特異点では普通の人間なら無事では済まない魔霧の中でも問題無く活動し、第六特異点では通常なら即死する静謐のハサンの猛毒でも「ちょっと痺れた程度」で平然としている、「アーサー体験クエスト」では猛毒の大気に包まれた剪定事象の世界でも生きている。作中では『マシュとの契約の影響で彼女の盾の恩恵を受けて耐毒スキルの類が付加されているためだろう』とされていたが、マシュが傍にいなくともこの耐性を得ているため詳細は不明。「鬼哭酔夢魔京~羅生門~」では、周囲に酒気が漂う中、主人公が無事であるのに対し、マシュが酔っ払うという状況も生じている。なお、第三特異点では、ドレイクから差し出された、聖杯により生成されたラム酒を飲み、マシュが二人に見えるといった酩酊状態となった。また、「葛飾北斎体験クエスト」において、"黄金のハチミツ風味の飲み物"を一口飲んだ事で、直後の記憶を失い、目覚めると江戸に居た、という例もある。[[セミラミス]]の見立てでは食べ物に関しては完全に無効化するのではなく、美味と毒の端境まで毒を劣化させる程度の効果であるらしく、実際にフグ毒として知られるテトロドトキシンやベニテングダケの毒成分が含まれたチョコを食した際は舌が痺れる程度で済んでいた。
 
:さらに、如何なる理由か猛毒に対する高い耐性「'''対毒スキル(仮)'''」を持ち合わせており、第四特異点では普通の人間なら無事では済まない魔霧の中でも問題無く活動し、第六特異点では通常なら即死する静謐のハサンの猛毒でも「ちょっと痺れた程度」で平然としている、「アーサー体験クエスト」では猛毒の大気に包まれた剪定事象の世界でも生きている。作中では『マシュとの契約の影響で彼女の盾の恩恵を受けて耐毒スキルの類が付加されているためだろう』とされていたが、マシュが傍にいなくともこの耐性を得ているため詳細は不明。「鬼哭酔夢魔京~羅生門~」では、周囲に酒気が漂う中、主人公が無事であるのに対し、マシュが酔っ払うという状況も生じている。なお、第三特異点では、ドレイクから差し出された、聖杯により生成されたラム酒を飲み、マシュが二人に見えるといった酩酊状態となった。また、「葛飾北斎体験クエスト」において、"黄金のハチミツ風味の飲み物"を一口飲んだ事で、直後の記憶を失い、目覚めると江戸に居た、という例もある。[[セミラミス]]の見立てでは食べ物に関しては完全に無効化するのではなく、美味と毒の端境まで毒を劣化させる程度の効果であるらしく、実際にフグ毒として知られるテトロドトキシンやベニテングダケの毒成分が含まれたチョコを食した際は舌が痺れる程度で済んでいた。
 
:また、手先も中々に器用であるらしく、目が潰れた[[宮本武蔵]]の手当てを行ったり風魔小太郎の手ほどきで会得した概念礼装による'''礼装身代わりの術'''でマシュ達を欺いたなどの場面もある。ルチャ・リブレの受け身初級もクリアしている。
 
:また、手先も中々に器用であるらしく、目が潰れた[[宮本武蔵]]の手当てを行ったり風魔小太郎の手ほどきで会得した概念礼装による'''礼装身代わりの術'''でマシュ達を欺いたなどの場面もある。ルチャ・リブレの受け身初級もクリアしている。
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: 戦闘ではサーヴァントのサポート役に徹しており、装備した礼装に応じたサポートスキルや、令呪を用いた回復などで自身のサーヴァント達を支援する。実際の戦闘ではマスターの有無の差が度々サーヴァントから語られ、令呪や魔力供給の関係上マスターがいなければ正規サーヴァントとシャドウサーヴァントに差は殆どないらしい。そして主人公の魔力供給はサーヴァントとの距離が近いほどに万全になるらしい<ref group = "注">これも彼/彼女が未熟であるが故の事で、[[カドック・ゼムルプス|カドック]]からは「魔力のパスは哀れなほど短い」と酷評されている。</ref>。故に、戦いの要・力の中心、勝つも負けるもマスター次第と言われ、重要な役割を担うことになっている。
 
: 戦闘ではサーヴァントのサポート役に徹しており、装備した礼装に応じたサポートスキルや、令呪を用いた回復などで自身のサーヴァント達を支援する。実際の戦闘ではマスターの有無の差が度々サーヴァントから語られ、令呪や魔力供給の関係上マスターがいなければ正規サーヴァントとシャドウサーヴァントに差は殆どないらしい。そして主人公の魔力供給はサーヴァントとの距離が近いほどに万全になるらしい<ref group = "注">これも彼/彼女が未熟であるが故の事で、[[カドック・ゼムルプス|カドック]]からは「魔力のパスは哀れなほど短い」と酷評されている。</ref>。故に、戦いの要・力の中心、勝つも負けるもマスター次第と言われ、重要な役割を担うことになっている。
 
: なお、戦闘時召喚しているサーヴァント達(戦闘画面で実際に使用するパーティー)は、カルデアに待機している霊基の影を一時的に借りて召喚するという形を採っているらしい。
 
: なお、戦闘時召喚しているサーヴァント達(戦闘画面で実際に使用するパーティー)は、カルデアに待機している霊基の影を一時的に借りて召喚するという形を採っているらしい。
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では[[UDK-バーゲスト]]のために大型車両免許を取得しており、彼女の宝具演出では消防車を運転している。
 
:また後の『激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51』では[[武田信玄]]から、彼のスポーツカーの運転を任されていた。
 
 
: ゲーム内で装備する魔術礼装はプレイヤー自身が選択可能。礼装が切り替え可能なことはサービス開始初期から明言されていたものの、長らく基本であるカルデア礼装以外の礼装が実装されていなかったが、第四章の実装と同時に三種の礼装が追加され、以降もイベントによる期間限定で追加する機会が与えられている。追加礼装は、特定のクエストのクリアによって解放される。
 
: ゲーム内で装備する魔術礼装はプレイヤー自身が選択可能。礼装が切り替え可能なことはサービス開始初期から明言されていたものの、長らく基本であるカルデア礼装以外の礼装が実装されていなかったが、第四章の実装と同時に三種の礼装が追加され、以降もイベントによる期間限定で追加する機会が与えられている。追加礼装は、特定のクエストのクリアによって解放される。
  
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:スキルは、味方全体のクイック性能をアップする『ランブル・パーティー』、味方単体に無敵貫通状態を付与する『必殺トライデント』、味方単体のHPとNPを回復する『シーハウス・シャワー』。
 
:スキルは、味方全体のクイック性能をアップする『ランブル・パーティー』、味方単体に無敵貫通状態を付与する『必殺トライデント』、味方単体のHPとNPを回復する『シーハウス・シャワー』。
 
;月の海の記憶
 
;月の海の記憶
:[[Fate/EXTRA|とある並行世界]]にあるという、[[月海原学園]]の制服を模した魔術礼装。
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:[[Fate/EXTRA|とある並行世界]]にあるという、ある学園の制服を模した魔術礼装。
 
:スキルは、味方単体のアーツカード性能をアップする『霊子向上』、味方単体のスター発生率をアップする『完勝への布石』、敵単体に1回の強化無効状態を付与する『パニッシュメント』。スキル名はいずれもEXTRAに由来するものではあるが、3番目だけは何故かCCCが元である。
 
:スキルは、味方単体のアーツカード性能をアップする『霊子向上』、味方単体のスター発生率をアップする『完勝への布石』、敵単体に1回の強化無効状態を付与する『パニッシュメント』。スキル名はいずれもEXTRAに由来するものではあるが、3番目だけは何故かCCCが元である。
 
;月の裏側の記憶
 
;月の裏側の記憶
:[[Fate/EXTRA CCC|とある並行世界]]にあるという、[[月海原学園]]の旧制服を模した魔術礼装。
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:[[Fate/EXTRA CCC|とある並行世界]]にあるという、ある学園の旧制服を模した魔術礼装。
 
:スキルは、味方全体のアーツカード性能をアップする『霊子向上・全』、味方単体に弱体無効状態を付与する『生存への布石』、敵単体のチャージを1減らす『ダウン・スライド』。
 
:スキルは、味方全体のアーツカード性能をアップする『霊子向上・全』、味方単体に弱体無効状態を付与する『生存への布石』、敵単体のチャージを1減らす『ダウン・スライド』。
 
:高難易度ステージとして扱われているEXTRA CCCコラボイベントに伴った実装であるためか、前提条件もそれと同じく「終局特異点クリア」と異例の厳しさとなっている。
 
:高難易度ステージとして扱われているEXTRA CCCコラボイベントに伴った実装であるためか、前提条件もそれと同じく「終局特異点クリア」と異例の厳しさとなっている。
 
;2004年の断片
 
;2004年の断片
:[[冬木市|日本の地方都市]]にある[[穂群原学園]]の制服を模した魔術礼装。[[Fate/stay night|聖杯をめぐる戦い]]において、幾人かのマスターが纏っていた。
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:[[冬木市|日本の地方都市]]にある学園の制服を模した魔術礼装。[[Fate/stay night|聖杯をめぐる戦い]]において、幾人かのマスターが纏っていた。
 
:スキルは、味方単体の宝具威力をアップする『コード:F』、味方単体のBusterカードへのスター集中度をアップする『コード:U』、味方単体のNP獲得量をアップする『コード:H』。スキル名のアルファベットは『Fate/stay night』の各ルート名の頭文字から来ている。
 
:スキルは、味方単体の宝具威力をアップする『コード:F』、味方単体のBusterカードへのスター集中度をアップする『コード:U』、味方単体のNP獲得量をアップする『コード:H』。スキル名のアルファベットは『Fate/stay night』の各ルート名の頭文字から来ている。
 
;極地用カルデア制服
 
;極地用カルデア制服
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;晴れの新年
 
;晴れの新年
 
:日本文化における晴れ着姿。ダ・ヴィンチとシオンの初コラボ。拠点を彷徨海に移した後の時間軸としては初のイベントで実装された正月衣装である。
 
:日本文化における晴れ着姿。ダ・ヴィンチとシオンの初コラボ。拠点を彷徨海に移した後の時間軸としては初のイベントで実装された正月衣装である。
:男性verはスタンダードな黒の袴にマフラー、女性verは水色を基調とした振袖に椿に似た赤い花が描かれている。
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:男性ver.はスタンダードな黒の袴にマフラー、女性ver.は水色を基調とした振袖に椿に似た赤い花が描かれている。
 
:スキルは味方全体の宝具威力をアップする『ファースト・シャイン』、味方単体のNPを増やしスターを獲得する『リトル・ギフト』、味方単体の最大HPをアップする『オセチ・パッケージ』。
 
:スキルは味方全体の宝具威力をアップする『ファースト・シャイン』、味方単体のNPを増やしスターを獲得する『リトル・ギフト』、味方単体の最大HPをアップする『オセチ・パッケージ』。
 
:サーヴァントのカード種別を選ばない効果が揃っていることが特徴で、特に『ファースト・シャイン』は全体を対象とした宝具威力アップの中でも高い上昇率を持っている。
 
:サーヴァントのカード種別を選ばない効果が揃っていることが特徴で、特に『ファースト・シャイン』は全体を対象とした宝具威力アップの中でも高い上昇率を持っている。
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:スキルは味方全体の攻撃力と宝具威力をアップする『決戦強化』、味方単体のHPを回復&攻撃弱体を解除する『前線回復』バトル中のメンバーをサブメンバーと入れ替える『オーダーチェンジ』。
 
:スキルは味方全体の攻撃力と宝具威力をアップする『決戦強化』、味方単体のHPを回復&攻撃弱体を解除する『前線回復』バトル中のメンバーをサブメンバーと入れ替える『オーダーチェンジ』。
 
;総耶高校学生服
 
;総耶高校学生服
:『Fate/Grand Order』7周年記念限定ミッションのクリア報酬として登場した、[[月姫 -A piece of blue glass moon-|リメイク版月姫]]の[[遠野志貴]]と[[シエル]]が着用していた[[総耶高校]]の制服を模した魔術礼装。
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:『Fate/Grand Order』7周年記念限定ミッションのクリア報酬として登場した、[[月姫 -A piece of blue glass moon-|リメイク版月姫]]の[[遠野志貴]]と[[シエル]]が着用していた制服を模した魔術礼装。
 
:スキルは味方単体のBusterカード性能をアップ&HPを回復する『高級カレーパン』、敵単体の即死耐性をダウン&スターを獲得する『境界を視る』、味方単体の状態異常解除&NPを増やす『夕焼けの教室』。
 
:スキルは味方単体のBusterカード性能をアップ&HPを回復する『高級カレーパン』、敵単体の即死耐性をダウン&スターを獲得する『境界を視る』、味方単体の状態異常解除&NPを増やす『夕焼けの教室』。
 
;新春の装い
 
;新春の装い
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: 男性verはベーシックなサンタ服、女性verは白いリボンが着いたダッフルコート仕立ての上着にショートパンツとニーハイブーツ。<del>寒くないのかと聞くのは野暮</del>
 
: 男性verはベーシックなサンタ服、女性verは白いリボンが着いたダッフルコート仕立ての上着にショートパンツとニーハイブーツ。<del>寒くないのかと聞くのは野暮</del>
 
:スキルは味方単体の宝具威力をアップ&NP獲得量をアップする『ホーリーシャイン』、味方単体のHPを回復&毒・呪い・やけど状態を解除する『パウダースノー』、スターを獲得&味方全体のNPを少し増やす『リトルプレゼント』。
 
:スキルは味方単体の宝具威力をアップ&NP獲得量をアップする『ホーリーシャイン』、味方単体のHPを回復&毒・呪い・やけど状態を解除する『パウダースノー』、スターを獲得&味方全体のNPを少し増やす『リトルプレゼント』。
; 三咲高校学生服
 
: 『[[魔法使いの夜]]』とのコラボイベント記念に登場した、[[静希草十郎]]と[[蒼崎青子]]が通う[[三咲町|三咲高校]]の制服を模した魔術礼装。
 
:スキルは味方全体のアーツ性能アップ&バスター性能アップする『アッセンブル』、味方単体のスター集中度アップ&スター獲得する『ゴーフォーイット』、味方単体にガッツ付与&NPチャージする『ネバーギブアップ』。
 
  
 
== バリエーション ==
 
== バリエーション ==
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; [[レフ・ライノール]]
 
; [[レフ・ライノール]]
: 彼が本性を現す前は好意的に接されていた。
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: 本性を現す前は好意的に接されていた。
  
 
; [[ゲーティア]]
 
; [[ゲーティア]]
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: ゲーティアに放り込まれた監獄塔にて自身を導き、脱獄を助けてくれた「共犯者」。
 
: ゲーティアに放り込まれた監獄塔にて自身を導き、脱獄を助けてくれた「共犯者」。
 
: 最終章でも窮地に陥った主人公を助けに真っ先に現れ、それ以降も何だかんだ言いながら救援の手が届かない所まで駆け付けては決定的なサポートをしていくなど、マシュとは違う「もう一人/陰の相棒」のようなポジションの筆頭格に。
 
: 最終章でも窮地に陥った主人公を助けに真っ先に現れ、それ以降も何だかんだ言いながら救援の手が届かない所まで駆け付けては決定的なサポートをしていくなど、マシュとは違う「もう一人/陰の相棒」のようなポジションの筆頭格に。
: 主人公自身の廃棄孔においては、監獄塔で現界した巌窟王が残滓となって残っており、旅の中で積もっていく悪性情報を灼いて主人公の無意識領域を守っている。
 
:奏章Ⅱではカルデアから退去してしまうも、その絆と縁は[[巌窟王 モンテ・クリスト|別側面の召喚]]という形で再び結ばれ、廃棄孔の管理はアビゲイル・ウィリアムズへ引き継がれた。
 
  
 
;[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]、[[宮本武蔵]]
 
;[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]、[[宮本武蔵]]
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:「発熱神殿キガル・メスラムタエアを持つエレシュキガル」の霊基は主人公と関わった経緯を持つ世界のエレシュキガルのみであり、今の所サーヴァントとして召喚可能な、英霊の座に登録があるエレシュキガルはこの1人のみである。
 
:「発熱神殿キガル・メスラムタエアを持つエレシュキガル」の霊基は主人公と関わった経緯を持つ世界のエレシュキガルのみであり、今の所サーヴァントとして召喚可能な、英霊の座に登録があるエレシュキガルはこの1人のみである。
  
;[[ジェームズ・モリアーティ]]
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;[[ジェームズ・モリアーティ|新宿のアーチャー]]
 
:亜種特異点Iにて共闘した。
 
:亜種特異点Iにて共闘した。
 
:共闘した本来の理由は「ホームズを出し抜くため」および「魔弾の標的にするため」でしかなく、そのためには主人公を「本当に心から大切な人」にする必要があった。だが、最後の最後には『正義の味方』として主人公との共闘を心から楽しんでしまっていたと気がついた。
 
:共闘した本来の理由は「ホームズを出し抜くため」および「魔弾の標的にするため」でしかなく、そのためには主人公を「本当に心から大切な人」にする必要があった。だが、最後の最後には『正義の味方』として主人公との共闘を心から楽しんでしまっていたと気がついた。
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; [[清姫]]、[[源頼光]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐のハサン]]
 
; [[清姫]]、[[源頼光]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐のハサン]]
 
: 『'''マイルームの寝床に勝手に入り込んでくる三人組'''』。またの名を『'''溶岩水泳部'''』。愛が重たい者たちに惚れ込まれてしまい、命以外の危機を感じてしまうくらい恐怖している。<del>しかも[[ヴァン・ゴッホ|予]][[妖精騎士ガウェイン|備]][[モルガン (Grand Order)|軍]][[妖精騎士ランスロット|まで]]増えた…</del>
 
: 『'''マイルームの寝床に勝手に入り込んでくる三人組'''』。またの名を『'''溶岩水泳部'''』。愛が重たい者たちに惚れ込まれてしまい、命以外の危機を感じてしまうくらい恐怖している。<del>しかも[[ヴァン・ゴッホ|予]][[妖精騎士ガウェイン|備]][[モルガン (Grand Order)|軍]][[妖精騎士ランスロット|まで]]増えた…</del>
 
; [[アビゲイル・ウィリアムズ]]
 
: 亜種特異点Ⅳにて共に時間を過ごし、最終的には彼女と戦闘を行って邪神の手から彼女を守った。
 
: 巌窟王の幕間の物語2「夢の終わり、或いは恩讐の果て」では主人公自身と共に主人公の廃棄孔へと出向き、強敵相手に苦戦する巌窟王を援護した。
 
: なお、彼女は主人公の無意識領域を守っているらしいことが[[レディ・アヴァロン]]の口から語られている。
 
:奏章Ⅱでは巌窟王から自身の廃棄孔の管理を任されている。
 
  
 
; [[哪吒]]
 
; [[哪吒]]
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; [[アルトリア・キャスター]]、[[オベロン]]
 
; [[アルトリア・キャスター]]、[[オベロン]]
:ブリテン異聞帯で共闘した。なお、オベロンに関しては敵対もする。
+
:ブリテン異聞帯で共闘した。
 
:荷が重すぎる使命を半ば拒絶出来ぬまま押し付けられるも、ただ一つの『揺るぎない思い』のために過酷な道を歩み続けた同類という共通点があり、互いが互いの本音を知っている理解者という関係。
 
:荷が重すぎる使命を半ば拒絶出来ぬまま押し付けられるも、ただ一つの『揺るぎない思い』のために過酷な道を歩み続けた同類という共通点があり、互いが互いの本音を知っている理解者という関係。
 
: その有り様が第2部テーマソングの「躍動」<ref group = "注">奈須きのこ氏のコメントから「躍動」はブリテン異聞帯のある人物を現すイメージソングでもある事が語られている。</ref>に当てはまることから、主人公を含めた三人を『躍動トリオ』と呼ぶこともある。
 
: その有り様が第2部テーマソングの「躍動」<ref group = "注">奈須きのこ氏のコメントから「躍動」はブリテン異聞帯のある人物を現すイメージソングでもある事が語られている。</ref>に当てはまることから、主人公を含めた三人を『躍動トリオ』と呼ぶこともある。
:オベロンは巌窟王やアビゲイルと同じく、主人公の夢などといった無意識領域を守っているらしいことが[[レディ・アヴァロン]]から言及されている。
 
  
 
;[[ジャック・ド・モレー〔フォーリナー〕]]
 
;[[ジャック・ド・モレー〔フォーリナー〕]]
 
:2021年のハロウィンイベントで邂逅し、'''イベントのラスボスにされてしまう'''。
 
:2021年のハロウィンイベントで邂逅し、'''イベントのラスボスにされてしまう'''。
 
;[[アレッサンドロ・ディ・カリオストロ]]
 
:平安京では[[蘆屋道満]]により、そしてギリシャ異聞帯の跡地では彼自らの手により悪性情報として自身の精神に潜り込まれる。
 
:自身の廃棄孔に溜まっていく他の悪性情報を取り込んで成長し、「最終使徒・カリオストロ絶望伯」とまで成り果て、自身の精神世界や魔術回路を支配下に置かれた。
 
:しかし主人公自らが廃棄孔へと赴いたことでその絶対性を崩し、逆転の一手とする。
 
  
 
==== その他 ====
 
==== その他 ====
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;[[ORT〔亜種〕]]
 
;[[ORT〔亜種〕]]
 
:南米異聞帯で戦った型月最強存在の亜種。汎人類史のORTより弱いが、それでも[[ノウム・カルデア]]の全てを投入し、さらに[[U-オルガマリー|この異聞帯で出会った]][[ククルカン|イレギュラー]][[カマソッソ|たち]]すべての助力がなければ対抗出来なかった'''正真正銘の化け物'''であり、苛烈極まる死闘の果てに辛くも勝利した。<ref group="注">その過酷さを物語る様に、ORT総力戦では立ち絵の表情が一戦ごとに段々と険しくなっていく差分が設けられている。</ref>
 
:南米異聞帯で戦った型月最強存在の亜種。汎人類史のORTより弱いが、それでも[[ノウム・カルデア]]の全てを投入し、さらに[[U-オルガマリー|この異聞帯で出会った]][[ククルカン|イレギュラー]][[カマソッソ|たち]]すべての助力がなければ対抗出来なかった'''正真正銘の化け物'''であり、苛烈極まる死闘の果てに辛くも勝利した。<ref group="注">その過酷さを物語る様に、ORT総力戦では立ち絵の表情が一戦ごとに段々と険しくなっていく差分が設けられている。</ref>
 
;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ #母|母]]、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕 #妹|妹]]
 
:疑似東京における自身の家族。
 
:隣人であった[[マシュ・キリエライト #真白キリエ|真白キリエ]]と共に本当の家族のような温かな団欒を過ごすも、その日々はすぐに終わりを告げる。
 
:精神が疑似東京に引っ張られていたためか、彼女らが殺害された際は激しい復讐心が芽生えてしまった。
 
 
;[[スカサハ #叔母|叔母]]
 
:疑似東京にて、上記の母と妹が殺害された後にやってきた新たな家族。
 
:精神的に追い詰められた様子を心配され、甲斐甲斐しく面倒を見てもらった。
 
  
 
==== クリプター陣営 ====
 
==== クリプター陣営 ====
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;[[主人公 (EXTRA)]]
 
;[[主人公 (EXTRA)]]
 
:いずれ開催されるであろうコラボイベントに先駆けて夢の主人公対決が実現。……内容はアメ食い競争であったが。
 
:いずれ開催されるであろうコラボイベントに先駆けて夢の主人公対決が実現。……内容はアメ食い競争であったが。
:後に『Grand Order』でも『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』にて邂逅することとなり「フランシスコ・ザビエル」と名乗られかけたが、自身がそれを信じてしまいそうだと彼/彼女に判断されて取りやめられた。
 
 
;[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]
 
;[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]
 
:合唱コンクールで男女共に彼とチームを組んでオペラを行うが、長すぎる上演時間にヘロヘロになってしまう<ref group = "注">上演時間が3時間~4時間近い長丁場になるのが普通であり、ワーグナーの代表作である『ニーベルングの指輪』に至っては、全4幕を終えるまでに20時間近く(!)掛かってしまう。勿論、通しでやるのは不可能なので、丸4日かけて上演する事になる。</ref>。
 
:合唱コンクールで男女共に彼とチームを組んでオペラを行うが、長すぎる上演時間にヘロヘロになってしまう<ref group = "注">上演時間が3時間~4時間近い長丁場になるのが普通であり、ワーグナーの代表作である『ニーベルングの指輪』に至っては、全4幕を終えるまでに20時間近く(!)掛かってしまう。勿論、通しでやるのは不可能なので、丸4日かけて上演する事になる。</ref>。
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;「......Fate......Zero......」
 
;「......Fate......Zero......」
 
:バレンタインイベントにおける、[[ハベトロット]]とのチョコイベント。ハベトロットから「チョコは幾つ貰った?」という質問に対し、1個、10個、ゼロの3択でこれを選んだマスターが最多だった模様。
 
:バレンタインイベントにおける、[[ハベトロット]]とのチョコイベント。ハベトロットから「チョコは幾つ貰った?」という質問に対し、1個、10個、ゼロの3択でこれを選んだマスターが最多だった模様。
 
;「オレ/わたしの願いは、好きな人とパン屋を開くことです!」 / 「オレ/わたしの願いは、いつか南極に行くコトです!」
 
:『隈乃温泉殺人事件』クライマックスにて、自分の願いを言いたがらない[[木乃美芳助]]に発破をかけるために自分の願いを告白する。
 
:あまり具体的な願望を言わない主人公には珍しい発言。前者の場合、カルデアの数名はパン焼きの勉強を始めそうである。
 
:そして第一部でも第二部でも台詞は変わらないため、後者の場合、第一部なら「カルデアが南極にあるため実はもう願いが叶っていると知らない」となるが、第二部なら「逃避行せざるを得なかった南極のカルデアにいつか帰りたい」という重い話になってしまう。
 
:しかし奏章においては旅の目的が「南極にあるカルデアへ行く」と定まっているため、人理漂白を解決して平穏な日々を取り戻したいという解釈であれば奏章以前の状況と比べて腑に落ちやすい。
 
  
 
====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
 
; 「だ、脱皮したぁ!?」
 
; 「だ、脱皮したぁ!?」
:[[ステンノ (Grand Order)|ステンノ]]の幕間の物語『本当に、無理難題ではないのよ?』での台詞。
+
:[[ステンノ]]の幕間の物語『本当に、無理難題ではないのよ?』での台詞。
 
: <RUBY><RB>分身の術</RB><RT>スネイク・マジック</RT></RUBY>を披露した[[メドゥーサ]]に対しての選択肢の一つ。蛇に縁があるとはいえ、女性にはあまりに酷い爬虫類扱いである。
 
: <RUBY><RB>分身の術</RB><RT>スネイク・マジック</RT></RUBY>を披露した[[メドゥーサ]]に対しての選択肢の一つ。蛇に縁があるとはいえ、女性にはあまりに酷い爬虫類扱いである。
 
:こちらの選択肢を選ぶと、当然だがメドゥーサの台詞が怒ったものになる。
 
:こちらの選択肢を選ぶと、当然だがメドゥーサの台詞が怒ったものになる。
  
 
; 「それを、聞いて、どうする、つもり」
 
; 「それを、聞いて、どうする、つもり」
: [[清姫]]の幕間の物語『虚ろな唇を重ねて』にて。清姫からの質問攻めに対しての動揺。
+
: [[清姫]]のキャラクエ『虚ろな唇を重ねて』にて。清姫からの質問攻めに対しての動揺。
 
: 1日のスケジュール、身長・体重・視力・握力・速力・持久力・肺活量、'''贔屓にしている寺'''等々……。あらゆるサーヴァントと向き合うマスターも <RUBY><RB>清姫</RB><RT>ストーカー</RT></RUBY>の重い愛は持て余し気味。
 
: 1日のスケジュール、身長・体重・視力・握力・速力・持久力・肺活量、'''贔屓にしている寺'''等々……。あらゆるサーヴァントと向き合うマスターも <RUBY><RB>清姫</RB><RT>ストーカー</RT></RUBY>の重い愛は持て余し気味。
  
 
; 「はい、女神様」/「……。」
 
; 「はい、女神様」/「……。」
: エウリュアレの幕間の物語『私から姉妹へ』にて。
+
: エウリュアレの幕間の物語にて。
 
: 「誰からも愛されるべき存在」として存在する女神であるエウリュアレの魅了にあてられてしまった主人公は、エウリュアレが面倒くさい洞窟突入を提案しようとしているのに、どちらを選んでも一切拒否の言葉を発する事ができない。マシュの言葉もろくに届かず、マシュの指示でフォウが噛み付くまでこの状態は続いた。
 
: 「誰からも愛されるべき存在」として存在する女神であるエウリュアレの魅了にあてられてしまった主人公は、エウリュアレが面倒くさい洞窟突入を提案しようとしているのに、どちらを選んでも一切拒否の言葉を発する事ができない。マシュの言葉もろくに届かず、マシュの指示でフォウが噛み付くまでこの状態は続いた。
  
 
; 「同感だ」
 
; 「同感だ」
: [[フランケンシュタイン]]の幕間の物語『11月の物寂しい夜の出来事』にて、自分を慕うイヴを利用するだけ利用した挙げ句肉体を乗っ取った[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]に対して心底の嫌悪を見せたマシュに対する返答。
+
: [[フランケンシュタイン]]のキャラクエ『11月の物寂しい夜の出来事』にて、自分を慕うイヴを利用するだけ利用した挙げ句肉体を乗っ取った[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]に対して心底の嫌悪を見せたマシュに対する返答。
 
: 他の質問同様選択肢が出てくるが、ここでは選択肢は一つきりで他には選べない。マシュ同様、彼/彼女も心底腹が立ったのだろう。
 
: 他の質問同様選択肢が出てくるが、ここでは選択肢は一つきりで他には選べない。マシュ同様、彼/彼女も心底腹が立ったのだろう。
  
 
; 「マシュはいつだってオンリーワンだよ」
 
; 「マシュはいつだってオンリーワンだよ」
: [[トーマス・エジソン]]の幕間の物語『できるかな?』にて。
+
: [[トーマス・エジソン]]のキャラクエにて。[[エミヤ]]であっても、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の盾は模倣が不可能な領域の代物であり、それに安堵するマシュへの言葉。
:[[エミヤ]]であっても、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の盾は模倣が不可能な領域の代物であり、それに安堵するマシュへの言葉。
 
 
: マシュの心情を理解した上で、彼女への信愛が感じられるやりとりであり、横で見ていた[[メディア]]は「肌が潤うわ」と若い青春に顔を綻ばせた。
 
: マシュの心情を理解した上で、彼女への信愛が感じられるやりとりであり、横で見ていた[[メディア]]は「肌が潤うわ」と若い青春に顔を綻ばせた。
  
 
; 「未来が欲しい」/「平和が欲しい」
 
; 「未来が欲しい」/「平和が欲しい」
: [[アン・ボニー&メアリー・リード]]の幕間の物語『テンプル騎士団の秘宝を追え!』にて「聖杯が欲しい?」というメアリーの質問に対して。
+
: [[アン・ボニー&メアリー・リード|アン&メアリー]]のキャラクエにて「聖杯が欲しい?」というメアリーの質問に対して。
 
: 一見欲が無い言葉だが、メアリーはその逆だと感じており、未来や平和を望むのはもの凄い欲張りであり、小さい願い事など考える余裕がないと言う。
 
: 一見欲が無い言葉だが、メアリーはその逆だと感じており、未来や平和を望むのはもの凄い欲張りであり、小さい願い事など考える余裕がないと言う。
 
: すなわち、人類の未来を背負ったマスターの大きな願いを受けるには、聖杯は小さな器であり、通過点でしかないのだ。
 
: すなわち、人類の未来を背負ったマスターの大きな願いを受けるには、聖杯は小さな器であり、通過点でしかないのだ。
  
 
; 「よしきた。跡形も残さない」/「やろう。生まれてきた事を後悔させてやる」
 
; 「よしきた。跡形も残さない」/「やろう。生まれてきた事を後悔させてやる」
: [[アストルフォ]]の幕間の物語『ローランを待ちながら』にて、追いかけていた[[ローラン]]が残留思念であった事が判明し、どうするのかで一言。
+
: [[アストルフォ]]のキャラクエにて、追いかけていた[[ローラン]]が残留思念であった事が判明し、どうするのかで一言。
 
: 彼を追跡する道中で被害者達から仲間と間違われて襲われ続け、彼の奇行の痕跡に辟易し続け、挙げ句にマシュを口説きにかかり、そこまでやって「本人ではないから座には迎えられないので無駄骨でした」というオチなので、堪忍袋の緒も切れるというものであろう。
 
: 彼を追跡する道中で被害者達から仲間と間違われて襲われ続け、彼の奇行の痕跡に辟易し続け、挙げ句にマシュを口説きにかかり、そこまでやって「本人ではないから座には迎えられないので無駄骨でした」というオチなので、堪忍袋の緒も切れるというものであろう。
 
: なお、同行していたアストルフォも殺気立ったマスターを一切止めず、ノリノリでヒポグリフを呼び出していた。
 
: なお、同行していたアストルフォも殺気立ったマスターを一切止めず、ノリノリでヒポグリフを呼び出していた。
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;「……オレ(私)にも、会いたい人はいる」<br />「もし会えるなら、すぐに駆け出して会いに行きたいんだ」<br />「でも……オレ(私)は……カルデアのマスターだから」<br />「いつか、胸を張って、あの人に伝えたいから……」
 
;「……オレ(私)にも、会いたい人はいる」<br />「もし会えるなら、すぐに駆け出して会いに行きたいんだ」<br />「でも……オレ(私)は……カルデアのマスターだから」<br />「いつか、胸を張って、あの人に伝えたいから……」
: [[アビゲイル・ウィリアムズ|アビゲイル]]の幕間『千の星と百の夜の夢』にて。[[ラヴィニア・ウェイトリー|ラヴィニア]]に会いたいと嘆く彼女を慰めるシーン。
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: [[アビゲイル・ウィリアムズ|アビゲイル]]の幕間にて。[[ラヴィニア・ウェイトリー|ラヴィニア]]に会いたいと嘆く彼女を慰めるシーン。
 
: 泣いてもいいと言われた主人公は彼女と共に、他の誰にも見られない空間で慰め合い、泣き疲れるように眠りについた。
 
: 泣いてもいいと言われた主人公は彼女と共に、他の誰にも見られない空間で慰め合い、泣き疲れるように眠りについた。
 
: 主人公はアビゲイルを他のサーヴァントとは少し違う『未完成な存在』とし『苦悩してくじけそうなこともある』『独りでは解決できず、不器用に弱音を吐くこともある』と語っており、自分を見失いそうな彼女に共感していることがわかる。
 
: 主人公はアビゲイルを他のサーヴァントとは少し違う『未完成な存在』とし『苦悩してくじけそうなこともある』『独りでは解決できず、不器用に弱音を吐くこともある』と語っており、自分を見失いそうな彼女に共感していることがわかる。
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**ゲーム中ではいつでも性別を変更可能で、イラスト以外の実用面での差異はなく、シナリオについても「彼/彼女」のような性別を示す言葉及び一部の会話、選択肢として現れる主人公の言葉遣いを除いて大きな変化はない。
 
**ゲーム中ではいつでも性別を変更可能で、イラスト以外の実用面での差異はなく、シナリオについても「彼/彼女」のような性別を示す言葉及び一部の会話、選択肢として現れる主人公の言葉遣いを除いて大きな変化はない。
 
**なお、亜種特異点Ⅰでは[[燕青]]のアジトを突き止めるためにモリアーティの発案として変装する事になるが、女主人公は男装、男主人公は女装をする羽目となる。
 
**なお、亜種特異点Ⅰでは[[燕青]]のアジトを突き止めるためにモリアーティの発案として変装する事になるが、女主人公は男装、男主人公は女装をする羽目となる。
***残念ながらテキスト上で述べられているだけで、具体的にどうなったのかは長らく不明であったが、コミラカイズ版の亜種特異点Ⅰにて男主人公の女装の姿が登場。非常に高い完成度に読者からも賞賛が寄せられる結果となった。
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***残念ながらテキスト上で述べられているだけで具体的にどうなったのかは長らく不明であったが、コミカライズ版の亜種特異点Ⅰにて男主人公の女装の姿が登場。非常に高い完成度に読者からも賞賛が寄せられる結果となった。
****次話では女装に慣れさせる過程を含めて6ページほど藤丸の女装ファッションショー状態<ref group="注">佐々木少年曰く、本来は12ページ分ほどあったそうな。<del>もうやだこの人</del></ref>で、次第に女性らしい仕草になっていく有様が克明に描写された。なお写真は現地のセレブではなくダ・ヴィンチが全部保存して直接マシュに手渡した模様。
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****次話では女装に慣れさせる過程を含めて6ページほど藤丸の女装ファッションショー状態<ref group="注">佐々木少年曰く、本来は12ページ分ほどあったそうな。<del>もうやだこの人。</del></ref>で、次第に女性らしい仕草になっていく有様が克明に描写された。なお写真は現地のセレブではなくダ・ヴィンチが全部保存して直接マシュに手渡した模様。
***男主人公は、2024年ホワイトデーイベントでも選択肢によっては女装を披露。しかもこちらはイベント終了後貰える[[概念礼装]]で、その姿を確認することが出来る。
 
 
*スマホ用ゲームである『Grand Order』は主人公=プレイヤーとしての設計がより徹底されているため、『EXTRA』を含むこれまでの作品の主人公のように「実は○○」などの背景設定が全く存在しない、'''正真正銘ただの一般人'''。「たまたま駅前でマスター募集しているのを知って、軽い気持ちで受けてみたら「合格です」と採用され、いつの間にかカルデアまで連れて行かれた人が主人公」、といった認識でいいとのこと。
 
*スマホ用ゲームである『Grand Order』は主人公=プレイヤーとしての設計がより徹底されているため、『EXTRA』を含むこれまでの作品の主人公のように「実は○○」などの背景設定が全く存在しない、'''正真正銘ただの一般人'''。「たまたま駅前でマスター募集しているのを知って、軽い気持ちで受けてみたら「合格です」と採用され、いつの間にかカルデアまで連れて行かれた人が主人公」、といった認識でいいとのこと。
 
**先達の主人公達とは違い、[[衛宮士郎|人間のふりをしているロボット]]でもなければ、[[遠野志貴|殺人衝動を持っている]][[両儀式|殺人鬼]]でもなく、[[主人公 (EXTRA)|不屈の意志を持つNPC]]とも違う。特殊な能力も不屈の意志も持たないどころか、むしろその能力はとてつもなく低い。強いて言うなら、何も持たないにもかかわらず、一般人なら腰が抜ける戦場に突っ込める胆力くらい。<br>だが、'''それ故に数多くの英霊たちからその在り方を高く評価されている'''。
 
**先達の主人公達とは違い、[[衛宮士郎|人間のふりをしているロボット]]でもなければ、[[遠野志貴|殺人衝動を持っている]][[両儀式|殺人鬼]]でもなく、[[主人公 (EXTRA)|不屈の意志を持つNPC]]とも違う。特殊な能力も不屈の意志も持たないどころか、むしろその能力はとてつもなく低い。強いて言うなら、何も持たないにもかかわらず、一般人なら腰が抜ける戦場に突っ込める胆力くらい。<br>だが、'''それ故に数多くの英霊たちからその在り方を高く評価されている'''。
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**主人公=プレイヤーが徹底されていると前述したが、主人公とプレイヤーの認知に差異がある場面が存在しない訳ではない。イベントの話ではあるが、主人公不在のシーンや過去イベントの経験の有無を除外した上でも、である。
 
**主人公=プレイヤーが徹底されていると前述したが、主人公とプレイヤーの認知に差異がある場面が存在しない訳ではない。イベントの話ではあるが、主人公不在のシーンや過去イベントの経験の有無を除外した上でも、である。
 
***分かりやすいのは『二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~』で、ストーリーの最終盤を迎えて初めて、実は主人公が一連の騒動を計画していたことが判明する。
 
***分かりやすいのは『二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~』で、ストーリーの最終盤を迎えて初めて、実は主人公が一連の騒動を計画していたことが判明する。
***Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』では一連のストーリー…特に後編から終編にかけての'''詳細な内事情という『裏側の物語』'''についてはプレイヤーにしか明かされず、主人公達は最終盤で核心に迫る真実を告げられる以外の事はほとんど知らない状態で<ref group="注">分かりやすく例えるなら、主人公達はお話の登場人物で、プレイヤーはそれを本に書かれた文章として見ている読者と言った所。</ref>、双方の認識に差異が生じたまま進める事になる<ref group="注">プレイヤー側からすればシナリオとシステムの進行上どうしても必須だったからというメタ視点ならではの理由であると思われるが、それに対しカルデア一行側は、人理定理のためとはいえ『異聞帯をなんの罪も無い住民ごと消滅させる』という残酷な苦渋の選択を続けている以上'''「その決断が今回だけは一番正しかった」'''と思わせたくなかったという不文律と、「その在り方がたとえ歪んでいても『美しいままの妖精國ブリテン』という世界だけを目に焼き付けて終わらせて欲しかった」という[[オベロン|真の黒幕]]による裏からの配慮があり、仲間の1人であったアルトリア・キャスターもそれを把握していた為、あえて黙っていた可能性が考案されている。<br>もっともシナリオ分岐で登場する選択用の台詞によっては、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]だけはこの異聞帯における妖精の実態に薄々勘づいているという可能性が示唆されている。</ref>。
 
 
*アニメ『First Order』で名付けられた名前は上記の通り'''藤丸立香'''。奈須氏曰く、「基本的に主人公の名前はないほうが好ましいが、アニメ版である以上付けなければならないし、男性主人公にも、女性主人公にも合う名前として、男性の場合は名字で、女性の場合は名前で呼ばれるとそれっぽく感じるように名付けた」とのこと。
 
*アニメ『First Order』で名付けられた名前は上記の通り'''藤丸立香'''。奈須氏曰く、「基本的に主人公の名前はないほうが好ましいが、アニメ版である以上付けなければならないし、男性主人公にも、女性主人公にも合う名前として、男性の場合は名字で、女性の場合は名前で呼ばれるとそれっぽく感じるように名付けた」とのこと。
 
**ネットなどで検索すると(主に女性主人公に)「藤丸立'''花'''」等の名前が付いたイラストや二次小説などが表示されることがあるが'''アニメ版主人公を表す名前・ゲーム版のデフォルトネームとしては'''誤記。ただし、その辺を解った上で敢えて「立花」としている場合もあるので、ロクに確認もせずみだりに批判はしないよう要注意。
 
**ネットなどで検索すると(主に女性主人公に)「藤丸立'''花'''」等の名前が付いたイラストや二次小説などが表示されることがあるが'''アニメ版主人公を表す名前・ゲーム版のデフォルトネームとしては'''誤記。ただし、その辺を解った上で敢えて「立花」としている場合もあるので、ロクに確認もせずみだりに批判はしないよう要注意。
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*ゲーティアを倒し人理修復を果たした功績から、時計塔から「開位」の称号を与えられた。しかし、主人公が果たした功績はあまりに[[サーヴァント|絶大すぎる]]という他なく、カルデアもろとも政治的抗争に巻き込まれ暗殺か行方不明という結末を迎えかねない。
 
*ゲーティアを倒し人理修復を果たした功績から、時計塔から「開位」の称号を与えられた。しかし、主人公が果たした功績はあまりに[[サーヴァント|絶大すぎる]]という他なく、カルデアもろとも政治的抗争に巻き込まれ暗殺か行方不明という結末を迎えかねない。
 
**そこで、カルデアスタッフは、『カルデアのバックアップは人理焼却事件の後も万全で、素人のマスターはあくまでサーヴァントをつなぎ止める楔にすぎず、英雄との交渉など、複雑な問題は全てロマニが解決した』という形に修正することで対応した。
 
**そこで、カルデアスタッフは、『カルデアのバックアップは人理焼却事件の後も万全で、素人のマスターはあくまでサーヴァントをつなぎ止める楔にすぎず、英雄との交渉など、複雑な問題は全てロマニが解決した』という形に修正することで対応した。
*アニメ『First Order』の終盤、多くの視聴者から「[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]の攻撃を受けて瀕死のマシュの元にやって来る藤丸はどうやって攻撃を避けて来たのか」という質問がスタッフにかなり寄せられた模様。アニメ担当監督のTwitterによると、尺の都合で[[オルガマリー・アニムスフィア]]が魔力を込めた石を使って一瞬裂け目を作る流れをカットしたらしい<ref group = "出">[https://twitter.com/namimi_sanjyo/status/848170403591737344 難波日登志Twitter2017年4月1日22:49]</ref><ref group = "出">[https://twitter.com/namimi_sanjyo/status/848171683554877440 難波日登志Twitter2017年4月1日22:54]</ref>。
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*アニメ『First Order』の終盤、多くの視聴者から「[[セイバーオルタ]]の攻撃を受けて瀕死のマシュの元にやって来る藤丸はどうやって攻撃を避けて来たのか」という質問がスタッフにかなり寄せられた模様。アニメ担当監督のTwitterによると、尺の都合で[[オルガマリー・アニムスフィア]]が魔力を込めた石を使って一瞬裂け目を作る流れをカットしたらしい<ref group = "出">[https://twitter.com/namimi_sanjyo/status/848170403591737344 難波日登志Twitter2017年4月1日22:49]</ref><ref group = "出">[https://twitter.com/namimi_sanjyo/status/848171683554877440 難波日登志Twitter2017年4月1日22:54]</ref>。
 
*ゲーム内ではマナプリズムやQPが通貨としての役割を果たしているためあまり言及がないが、一応金銭による給料も支給されている模様。『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』での牛若丸の発言によると日本円で支払われているらしい。
 
*ゲーム内ではマナプリズムやQPが通貨としての役割を果たしているためあまり言及がないが、一応金銭による給料も支給されている模様。『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』での牛若丸の発言によると日本円で支払われているらしい。
 
*主人公に与えられた部屋『マイルーム』はゲームシステム的に、お気に入りに設定したサーヴァントが待機しているのだが、そのような仕様のためかやたらセキュリティが甘く、寝床に入られやすかったり、気軽に出入りされている節がある。
 
*主人公に与えられた部屋『マイルーム』はゲームシステム的に、お気に入りに設定したサーヴァントが待機しているのだが、そのような仕様のためかやたらセキュリティが甘く、寝床に入られやすかったり、気軽に出入りされている節がある。
 
**イベント『旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ』では、お洒落なBAR風の自室を見た主人公が「マイルームがまた勝手に改造されてる……」と呟くシーンがあり、割と頻繁に模様替えをされているらしく、誰かがイベントのたびに替えているのかもしれない。替えた本人は「自分は初めてだがそんなにしょっちゅう?」と意外そうにしており、サーヴァント間で取り決めているわけではなく、各々が勝手にやっている様子。
 
**イベント『旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ』では、お洒落なBAR風の自室を見た主人公が「マイルームがまた勝手に改造されてる……」と呟くシーンがあり、割と頻繁に模様替えをされているらしく、誰かがイベントのたびに替えているのかもしれない。替えた本人は「自分は初めてだがそんなにしょっちゅう?」と意外そうにしており、サーヴァント間で取り決めているわけではなく、各々が勝手にやっている様子。
**他にもイベントで部屋を変えたのは[[両儀式〔セイバー〕]]や[[刑部姫]](変えやすかったと発言)など。サーヴァント達にとって出入りのしやすいセカンドルーム、主人公との共有部屋という扱いに近いのかもしれない。
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**他にもイベントで部屋を変えたのは[[両儀式|両儀式〔セイバー〕]]や[[刑部姫]](変えやすかったと発言)など。サーヴァント達にとって出入りのしやすいセカンドルーム、主人公との共有部屋という扱いに近いのかもしれない。
 
*奈須きのこ氏は主人公とサーヴァントの会話シーンではできるだけフラットに、かつ、現代人の価値観で対話するように気を付けている。価値観の違いを反発せず受け入れつつ、「でも、それはどういうことなんだろう」と考えることをやめない、といったことも大切にしている。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p110</ref>
 
*奈須きのこ氏は主人公とサーヴァントの会話シーンではできるだけフラットに、かつ、現代人の価値観で対話するように気を付けている。価値観の違いを反発せず受け入れつつ、「でも、それはどういうことなんだろう」と考えることをやめない、といったことも大切にしている。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p110</ref>
*主人公の精神内には、「廃棄孔」という機構が備わっている。
 
** 廃棄孔とは、TYPE-MOON作品では「全ての行動につきまとう悪性情報の廃棄先」を指す単語であり、悪性情報とは「人間が善き行いをする時、持っていては都合の悪いもの」とされている。<br>社会に無くてはならない機構であり、簡潔に言うならば「邪魔な情報専用のゴミ箱」である。
 
** 主人公の廃棄孔は、主人公がこれまでに斃してきた敵の未練、怨み、想いといった悪性情報が捨てられるものである。
 
*** 『監獄塔に復讐鬼は哭く』からは、監獄塔で現界した巌窟王が残滓として主人公の精神の奥底に残り、廃棄孔に捨てられる悪性情報を灼き続けている。
 
*** しかし、巌窟王の幕間の物語2「夢の終わり、或いは恩讐の果て」では[[伊吹童子]]や[[ケルヌンノス]]などといった強敵相手に巌窟王は疲弊し、限界が近いような様子を見せていた。
 
***奏章Ⅱで明かされたことによると、巌窟王が疲弊していたのは『不可逆廃棄孔 イド』を作成すると共に[[巌窟王 モンテ・クリスト|新たな霊基]]を構築するためだった。だが同じく奏章Ⅱで巌窟王はカルデアから退去することになったため、廃棄孔の管理は[[アビゲイル・ウィリアムズ]]へと任されることとなった。
 
  
 
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;サーヴァントの夢
 
;サーヴァントの夢
:マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っているため、互いの過去を夢という形で記憶を共有して見る事があるが、主人公の場合はマスターの精神が夢を通してサーヴァントの精神世界に迷い込んでしまっており、精神と肉体を自由に動かせる(ただしその間現実の体は眠ってしまう。通称レムレム状態)。しかも記憶の持ち主であるサーヴァントも自由に活動している。
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:マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っているため、互いの過去を夢という形で記憶を共有して見る事があるが、主人公の場合はマスターの精神が夢を通してサーヴァントの精神世界に迷い込んでしまっており、精神と肉体を自由に動かせる。しかも記憶の持ち主であるサーヴァントも自由に活動している。
 
:魔力は精神と肉体に結びつくものであるため、夢の中で魔力を使用すれば実際に消費される。召喚システムも機能し、霊基の影を一時的に借りて召喚することが出来る。
 
:魔力は精神と肉体に結びつくものであるため、夢の中で魔力を使用すれば実際に消費される。召喚システムも機能し、霊基の影を一時的に借りて召喚することが出来る。
 
:夢の中には怪物なども存在しており、度々戦闘が発生する。この戦闘により主人公が夢の中で死亡すれば、現実世界の主人公も死ぬ。
 
:夢の中には怪物なども存在しており、度々戦闘が発生する。この戦闘により主人公が夢の中で死亡すれば、現実世界の主人公も死ぬ。

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