「李書文」を編集中
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− | + | == アサシン (EXTRA) == | |
− | + | *真名:李書文 | |
− | + | *身長:166cm / 体重:60kg | |
− | + | *属性:中立・悪 | |
− | + | *イメージカラー:橙 | |
− | + | *特技:とくになし | |
− | + | *好きなもの:鍛錬、試合、家族 / 嫌いなもの:写真、タタリ | |
− | + | *天敵:ヴラド三世 | |
− | + | *CV:安井邦彦 | |
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− | + | 「[[クラス (アサシン)|暗殺者]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]によって召喚される。<br>中華の武術家然とした服装の男。なぜか常時姿が見えない。 | |
− | 「[[アサシン|暗殺者]] | ||
;略歴 | ;略歴 | ||
− | : | + | :二回戦終了直後に初登場。ユリウスの展開した封鎖空間で[[主人公 (EXTRA)|主人公]]を襲撃するも、決着のつく前に時間切れとなる。 |
− | |||
:その後、主人公の第五回戦の対戦相手となる。アリーナでの会合時、姿の見えない状態で主人公のサーヴァントを不意打ちし、消滅する寸前まで追いつめる。 | :その後、主人公の第五回戦の対戦相手となる。アリーナでの会合時、姿の見えない状態で主人公のサーヴァントを不意打ちし、消滅する寸前まで追いつめる。 | ||
:主人公のサーヴァントが回復した後、再びアリーナにて激突するもやはり姿を捉えられることはなく、その圧倒的な実力で主人公を追い込む。そこで主人公はヒロインと協力し、彼の透明化を破るべく策を講じる。 | :主人公のサーヴァントが回復した後、再びアリーナにて激突するもやはり姿を捉えられることはなく、その圧倒的な実力で主人公を追い込む。そこで主人公はヒロインと協力し、彼の透明化を破るべく策を講じる。 | ||
− | :五回戦終了後にも生き残り、第七回戦にて、アサシンの姿に[[バーサーカー]]の特性が加わったマルチクラス(二属性持ち)の姿で再び主人公の前に立ちはだかる。 | + | :五回戦終了後にも生き残り、第七回戦にて、アサシンの姿に[[クラス (バーサーカー)|バーサーカー]]の特性が加わったマルチクラス(二属性持ち)の姿で再び主人公の前に立ちはだかる。 |
;人物 | ;人物 | ||
− | : | + | :饒舌で猛々しい性格。武の真髄として暗殺拳を習得した武芸者。 |
− | |||
:同じ暗殺者ではあるが、ユリウスが暗殺を仕事として捉え、そこに何の感慨も抱いてはいないのに対し、彼は強敵との死闘、その後に相手を殺すことに悦楽を感じている。基本は義理を通す善性を持った人物だが、悪もまた良しと考えており、ユリウスの、手段を選ばず冷酷なまでにただ目的を遂行するだけの戦闘方針や、「放課後の殺人鬼」の実行犯としてその凶拳を振るうことにも、何ら不満はない。 | :同じ暗殺者ではあるが、ユリウスが暗殺を仕事として捉え、そこに何の感慨も抱いてはいないのに対し、彼は強敵との死闘、その後に相手を殺すことに悦楽を感じている。基本は義理を通す善性を持った人物だが、悪もまた良しと考えており、ユリウスの、手段を選ばず冷酷なまでにただ目的を遂行するだけの戦闘方針や、「放課後の殺人鬼」の実行犯としてその凶拳を振るうことにも、何ら不満はない。 | ||
:自身を拳法家というより殺し屋の類いと自認しているが、それを卑下する事も、誇る事もない。生前は善く学び、善く戦い、善く殺めたので、無念や怨念はまったく持っていない。サーヴァントとして召喚されてからは、強者との戦いを楽しんでいる。 | :自身を拳法家というより殺し屋の類いと自認しているが、それを卑下する事も、誇る事もない。生前は善く学び、善く戦い、善く殺めたので、無念や怨念はまったく持っていない。サーヴァントとして召喚されてからは、強者との戦いを楽しんでいる。 | ||
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;能力 | ;能力 | ||
:気を使い、周囲の気を感知し、自己の気配を消す[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「圏境」により、姿を存在ごと消失している。これは魔術理論ではなく瞑想の極意・体術による透明化なので、魔術理論に生きるものには絶対に感知することができない。第五次聖杯戦争のアサシンの燕返し同様、人の域とは呼べない魔技である。 | :気を使い、周囲の気を感知し、自己の気配を消す[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「圏境」により、姿を存在ごと消失している。これは魔術理論ではなく瞑想の極意・体術による透明化なので、魔術理論に生きるものには絶対に感知することができない。第五次聖杯戦争のアサシンの燕返し同様、人の域とは呼べない魔技である。 | ||
− | : | + | :これによりアサシンはほぼ確実に先手を取れるアドバンテージを有し、常日頃暗殺者の脅威に晒されていた[[セイバー (EXTRA・赤)|セイバー]]、歴戦の兵である[[アーチャー (EXTRA・赤)|アーチャー]]、動物的な気配察知能力を持つ[[キャスター (EXTRA・青)|キャスター]]でさえ彼の奇襲からは即死を免れるのが精一杯だった。 |
− | + | :また最高ランクの「中国武術」によって、素手で三騎士クラスのサーヴァントと互角に戦える程の卓越した戦闘能力を持ち、その強さは主人公のサーヴァントに宝具の使用を決断させるほど。 | |
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
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− | + | | [[クラス (アサシン)|アサシン]] || [[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|ユリウス・ベルキスク・<br>ハーウェイ]] || B || C || A || E || E || なし || style="text-align:left"|気配遮断:-||中国武術:A+++<br>圏境:A|| style="text-align:left"| | |
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|} | |} | ||
== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
− | ; | + | ;无二打 |
:ランク:なし | :ランク:なし | ||
:種別:対人宝具 | :種別:対人宝具 | ||
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:最大捕捉:一人 | :最大捕捉:一人 | ||
:由来:牽制やフェイントの為に放ったはずの一撃ですら敵の命を奪うに足りるものであったという逸話。 | :由来:牽制やフェイントの為に放ったはずの一撃ですら敵の命を奪うに足りるものであったという逸話。 | ||
− | : | + | :生前の異名である「二の打ち要らず=无二打」がカタチとなったもの。正確には、「李書文(神槍)に二の打ち要らず=神槍无二打」。厳密には英霊の象徴であるアイテムとしての宝具ではなく、武術の真髄。彼の修めた八極拳の絶招(奥技)。 |
− | : | + | :達人としての優れた勁力から放たれる単純な破壊力だけでなく、自身の気で周囲の空間を満たすことで形成したテリトリーで相手の「気を呑む」ことで相手の感覚の一部を眩惑させ、緊張状態となった相手の神経に直接衝撃を打ち込むことで迷走神経反射(ショック死)を引き起こし心臓を停止させる。「気を呑む」という中華の武術の技法は、むしろ仙道に近い。 |
:西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。「毒手」とも言い表された。 | :西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。「毒手」とも言い表された。 | ||
− | : | + | :ゲーム的には、防御を無視して相手の現在のHPに対し9割のダメージを与える。これはモラトリアム中に頚脈を乱され、威力が低下しているからである。つまり乱さなければ真の必殺となるが、そもそも乱さなければ圏境すら防げない。 |
− | ; | + | |
+ | ;猛虎硬爬山 | ||
:種別:対門宝具 | :種別:対門宝具 | ||
:由来:李書文が最も得意だったとされる絶招。 | :由来:李書文が最も得意だったとされる絶招。 | ||
− | : | + | :八極拳の秘門、奥義の一つであり、李氏八極のオリジナルではないが生前の彼が生涯を通じて頼りとした必殺の套路。无二打はあくまで対人において相手の心臓を停止させるための一撃だが、こちらは物理ダメージに特化した攻撃である。 |
:流れるような連続攻撃で、初撃の動作が虎が山を掻きむしるように見えるためについた技であり、その一撃一撃が“李書文という武人を出力先にした大地からのエネルギー”である。人間はおろか壁や扉、はては堅固な道場の門すら容易く粉砕する。 | :流れるような連続攻撃で、初撃の動作が虎が山を掻きむしるように見えるためについた技であり、その一撃一撃が“李書文という武人を出力先にした大地からのエネルギー”である。人間はおろか壁や扉、はては堅固な道場の門すら容易く粉砕する。 | ||
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== 真名:李書文 == | == 真名:李書文 == | ||
− | : | + | :李書文。魔拳士とも言われた伝説的な八極拳士。河北省滄州市塩山県出身。1864〜1934年。 |
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:「二の打ち要らず、一つあれば事足りる」と謳われる中国拳法史史上、最強の拳法家の一人にして、李氏八極門の祖。また、李書文は「神槍」とあだ名されるほど槍に長けた人物である。彼の使った六合大槍は八極門の基本的な武器であり、極論して良いならば、八極拳のほとんどはこの六合大槍の技法を学ぶための前段階に過ぎないとさえ言える。 | :「二の打ち要らず、一つあれば事足りる」と謳われる中国拳法史史上、最強の拳法家の一人にして、李氏八極門の祖。また、李書文は「神槍」とあだ名されるほど槍に長けた人物である。彼の使った六合大槍は八極門の基本的な武器であり、極論して良いならば、八極拳のほとんどはこの六合大槍の技法を学ぶための前段階に過ぎないとさえ言える。 | ||
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:それはつまり、善悪や殺人にこだわらないという道徳性こそ一般常識から逸脱していたが、人間性そのものは「良識人」であったということである。 | :それはつまり、善悪や殺人にこだわらないという道徳性こそ一般常識から逸脱していたが、人間性そのものは「良識人」であったということである。 | ||
− | : | + | :最後には毒を盛られてその命を終えた。あまりに多くの対手を殺めた事で多くの憎しみを買ったためだと言われている。 |
=== 関連 === | === 関連 === | ||
;八極拳 | ;八極拳 | ||
− | : | + | :彼が得意とし誰よりも極めたとされる中国武術。人体破壊術に特化した[[言峰綺礼]]のものや色々なものが混じってる[[有間都古]]のそれとは違い、正統派でありながら実戦向け、応用力のある武術となっている。 |
− | :彼がドラマCDにてくりだした技には套路、頂肘、川掌、冲捶、鉄槌、大纏、梱鎖歩、鉄山靠、閻王三点手、暗勁、寸勁、翔勁、圏境、猛虎硬爬山などがあり[[ | + | :彼がドラマCDにてくりだした技には套路、頂肘、川掌、冲捶、鉄槌、大纏、梱鎖歩、鉄山靠、閻王三点手、暗勁、寸勁、翔勁、圏境、猛虎硬爬山などがあり[[セイバー (EXTRA・赤)]]が皇帝特権を用いて圏境を使った時にも即座に対策するなど、実力の高さを見せつけた。 |
;神槍 | ;神槍 | ||
− | : | + | :李書文の別名。本来のクラスは「槍兵」に該当し、晩年の姿で現れる。しかし今作ではマスターとの相性により、若く猛々しい姿の「暗殺者」として召喚された。ただし、基本的な性格は老年期のものである。 |
+ | :なお彼より前にも姫際可と言われる同じ「神槍」と呼ばれる達人が居たとされている。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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;[[Fate/EXTRA]] | ;[[Fate/EXTRA]] | ||
:第五回戦の対戦相手。 | :第五回戦の対戦相手。 | ||
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;[[コハエース]] | ;[[コハエース]] | ||
:マンガ本編では槍を持って若い姿のままで登場。[[琥珀]]が猛プッシュしており、『CCC』の1周目は李老師で決まり!との事。 | :マンガ本編では槍を持って若い姿のままで登場。[[琥珀]]が猛プッシュしており、『CCC』の1周目は李老師で決まり!との事。 | ||
:…残念ながらそもそも出番無しでした。 | :…残念ながらそもそも出番無しでした。 | ||
+ | :帝都聖杯綺譚ではランサーのサーヴァントとしてまさかの登場。設定通りコートを着た老人の姿をしている。 | ||
+ | :中盤、アサシンに人質を取られ、槍を捨てさせられて窮地に陥る。卑劣なアサシンは彼を甚振ろうとするが、素手で反撃してフルボッコにしてしまう、というランサーに有るまじき活躍を見せるらしい。その強さは桜セイバーから「'''むしろ槍捨てた方が強くないですか'''?」と言われるほど。 | ||
;[[ちびちゅき!]] | ;[[ちびちゅき!]] | ||
− | : | + | :偶然出会った都古を気に入り、弟子にする。その後、八極拳同好会を立ち上げ精力的に活動しているらしい。 |
+ | ;[[カプセルさーばんと]] | ||
+ | :さーばんとの一匹。 | ||
+ | :吹っ飛ばす力が強く、前線に穴をこじ開ける役に立つが、コストがやや高め。しかしその分破壊力は凄まじく、敵拠点前に召喚した際の連続攻撃は圧巻。近接戦闘最強のさーばんと。 | ||
+ | :コスト600 戦闘力B 突破力A+ 移動力D 体力A 忍耐力A リキャストC | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
===Fate/EXTRA=== | ===Fate/EXTRA=== | ||
;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] | ;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] | ||
− | :マスター。堅物なため相性はそれほど良くはないが、仲はそれなりに良好。 | + | :マスター。堅物なため相性はそれほど良くはないが、仲はそれなりに良好。 |
− | ;[[ | + | ;[[セイバー (EXTRA・赤)]] |
− | : | + | :「暗殺は余の専売特許だ!」と暗殺経験がないのに若干理不尽な敵意を向けられることに。 |
− | ;[[ | + | ;[[アーチャー (EXTRA・赤)]] |
:出身が中華であることから、彼の双剣の正体を干将莫耶と見抜く。 | :出身が中華であることから、彼の双剣の正体を干将莫耶と見抜く。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[キャスター (EXTRA・青)]] |
:彼女を中華で悪名高い妖狐と同一視したため怒りを買う。 | :彼女を中華で悪名高い妖狐と同一視したため怒りを買う。 | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
;[[琥珀]] | ;[[琥珀]] | ||
:作者がかなりの『拳児』フリークである『コハエース』において、ほぼ作者の代理として熱いリスペクトを投げかけてくる。 | :作者がかなりの『拳児』フリークである『コハエース』において、ほぼ作者の代理として熱いリスペクトを投げかけてくる。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[有間都古]] |
:『[[ちびちゅき!]]』で出会った、幼い拳士。幼いのに稽古に励む彼女の姿勢に感心し、弟子にとる。 | :『[[ちびちゅき!]]』で出会った、幼い拳士。幼いのに稽古に励む彼女の姿勢に感心し、弟子にとる。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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:決戦にて。強敵との殺し合いを愉しむ魔拳士としての本性を見せた瞬間。 | :決戦にて。強敵との殺し合いを愉しむ魔拳士としての本性を見せた瞬間。 | ||
− | ; | + | ;'''「我が八極に二の打ち要らず! フンッ! ハァッ!<br> 七孔噴血……撒き死ねい!!」''' |
:宝具解放。「无二打」。剛打、毒手、二の打ち要らず。 | :宝具解放。「无二打」。剛打、毒手、二の打ち要らず。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
*ファンからの愛称は「アサシン先生」。 | *ファンからの愛称は「アサシン先生」。 | ||
− | **『[[TYPE-MOONエース]]VOL.6付録DVD「フェイト/エクストラ」劇場』第二話『きかせて!! | + | **『[[TYPE-MOONエース]]VOL.6付録DVD「フェイト/エクストラ」劇場』第二話『きかせて!! ブロッサム先生 メリクリ編』では、[[セイバー (EXTRA・赤)|赤セイバー]]もこの通称で呼んでいる。 |
*プロデューサーの新納一哉氏の強い要望で選ばれたキャラクター。 | *プロデューサーの新納一哉氏の強い要望で選ばれたキャラクター。 | ||
*ぶっちゃけた話、今の日本で李書文or八極拳といったらほぼ確実にマンガ『拳児』が元ネタである。アサシン先生の後ろでまとめた髪型や「中国武術の目的は宇宙と一体になる事」という設定もこのマンガが原典と思われる。 | *ぶっちゃけた話、今の日本で李書文or八極拳といったらほぼ確実にマンガ『拳児』が元ネタである。アサシン先生の後ろでまとめた髪型や「中国武術の目的は宇宙と一体になる事」という設定もこのマンガが原典と思われる。 | ||
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*当たり前だが、武術の腕前は[[有間都古|型月作品に]][[言峰綺礼|並み居る]][[言峰璃正|八極拳使い]]の中でも最強であり、『[[コハエース]]』や『ちびちゅき!』のような型月オールラウンド系作品ではしばしば都古から弟子入り志願を受けている。 | *当たり前だが、武術の腕前は[[有間都古|型月作品に]][[言峰綺礼|並み居る]][[言峰璃正|八極拳使い]]の中でも最強であり、『[[コハエース]]』や『ちびちゅき!』のような型月オールラウンド系作品ではしばしば都古から弟子入り志願を受けている。 | ||
− | * | + | *八極拳の印象が大きすぎる為あまり目に届かながちだが、彼は劈掛掌といわれる拳法も身に付けていたとされており、ある所の話では「晩年には独自の劈掛掌を有していたのではないか。」<br>という一説さえも残っている。また八極拳と劈掛掌とは相性の良い拳法ともされており、互いの弱点を補う面もある為、もしかすれば本人が使っていたとされる八極拳も双方の拳法を組み合わしたものではないかと思われる。 |
− | * | + | *当初の企画ではアサシンを老年期、バーサーカーを青年期の姿で出す予定だったが、諸々の事情でボツとなった。 |
− | + | *[[アーチャー (EXTRA・赤)]]はアサシンがスキル「圏境」によって透明化している状態で剣を交えた時、曰く「見えざる拳(インビジブル・エア)」と表現し、同じ読みの「風王結界」と比べてこちらが上と評した。<br>「武器が見えなくて厄介な剣」と「見えないから必殺の一撃」の二者で危険なのは後者であり、その評価も当然と言えるだろう。 | |
− | *[[ | ||
*「圏境」は透明化した上に気配すら皆無という反則的能力だが、ドラマCDによって明かされた内容によると、流石に攻撃体勢に移ると気を攻撃に回す分、幾分か効果が薄れるという。<br>初対面時にパートナーサーヴァントが不可視の攻撃に対応出来たのもコレが理由のようで全く対処出来ないという訳ではない模様。<br>とはいえ攻撃体勢に移らなければ、'''例え彼に触れたとしても認識出来ない'''という反則ぶりも判明した。 | *「圏境」は透明化した上に気配すら皆無という反則的能力だが、ドラマCDによって明かされた内容によると、流石に攻撃体勢に移ると気を攻撃に回す分、幾分か効果が薄れるという。<br>初対面時にパートナーサーヴァントが不可視の攻撃に対応出来たのもコレが理由のようで全く対処出来ないという訳ではない模様。<br>とはいえ攻撃体勢に移らなければ、'''例え彼に触れたとしても認識出来ない'''という反則ぶりも判明した。 | ||
− | **透明化した際の戦闘力は凄まじく、凛をして「透明化を何とかしなければ[[ | + | **透明化した際の戦闘力は凄まじく、凛をして「透明化を何とかしなければ[[ランサー]]でも苦戦するでしょう。」と語っている。主人公も五回戦までの相手の中では間違いなく最強と発言している。 |
− | ** | + | **対戦相手のマスターが判明している、必ずアリーナに行かなければならない、最終的には真っ向から対峙する、などもろもろの要素が重なった『EXTRA』の戦争だからこそ、なんとか対処出来たと言える。もしこれが地上の聖杯戦争であれば、どこから襲ってくるか分からない必殺の一撃はもはや反則。マスターのほとんどが魔術師なのに魔術的な看破が叶わず、サーヴァントの気配察知さえ難しいのだからどう対処すればいいのやら。 |
− | |||
**初撃に察知出来る可能性あるのはドラマCDによると、第六感によって危険を察知出来る「直感」スキルを持つサーヴァントや死の気配に敏感な人間などが挙げられている。 | **初撃に察知出来る可能性あるのはドラマCDによると、第六感によって危険を察知出来る「直感」スキルを持つサーヴァントや死の気配に敏感な人間などが挙げられている。 | ||
**直接戦闘が不得手なアサシンクラスにおいて、三騎士相手に真っ向勝負でまだなお有利というその戦闘能力の高さは異常である。そのため歴代のアサシンでは「最強」だと評価するファンは多く、さらには全サーヴァントと競っても上位に入るのでは、と推測されることも。 | **直接戦闘が不得手なアサシンクラスにおいて、三騎士相手に真っ向勝負でまだなお有利というその戦闘能力の高さは異常である。そのため歴代のアサシンでは「最強」だと評価するファンは多く、さらには全サーヴァントと競っても上位に入るのでは、と推測されることも。 | ||
*彼の宝具である「无二打」は防御を無視して相手の現在のHPに対し9割のダメージを与えるという効果であり、相手に止めを刺すためにはその名に反し必ず二撃目が必要になる。そのため、「二の打ち必須」と揶揄されることもある。 | *彼の宝具である「无二打」は防御を無視して相手の現在のHPに対し9割のダメージを与えるという効果であり、相手に止めを刺すためにはその名に反し必ず二撃目が必要になる。そのため、「二の打ち必須」と揶揄されることもある。 | ||
**ただしこれは、上述の通り経脈を乱された影響で弱体化しているためであり、本来の「无二打」は10割のHPを持っていく紛れも無く一撃必殺の宝具である。 | **ただしこれは、上述の通り経脈を乱された影響で弱体化しているためであり、本来の「无二打」は10割のHPを持っていく紛れも無く一撃必殺の宝具である。 | ||
− | ** | + | **また、「魔術回路を乱してダメージを与える」という記述から、[[衛宮切嗣]]の起源弾にならって「起源拳」または「起源パンチ」とプレイヤー間で呼ばれることが時たま見られる。 |
− | *物語後半に、マスターが他参加者の令呪を移植して生き延びた結果、「狂戦士」のクラス特性が付加された『二属性持ち(マルチクラス)』の状態となった。<br> | + | *物語後半に、マスターが他参加者の令呪を移植して生き延びた結果、「狂戦士」のクラス特性が付加された『二属性持ち(マルチクラス)』の状態となった。<br>彼自身は生前の逸話から「狂戦士」との相性はそれほど悪くはないようなのだが、理性と技術を喪失しているためかかなり弱体化してしまっている。<br>行動が単純化したためか多くのコマンドが開示され、本来の宝具も喪失している。手段を選んでいられなかったとはいえ、非常にもったいないことをしたものである。 |
− | **なおアサシンのように「本来は一つだけのクラスを重ね持つ」ことは、聖杯戦争のシステム上あり得ないことであり、上記のような手段を取らなければ起こることはないものである。<br>ただし「それを可能にする能力」を持っているならば話は別であり、『Fate/Apocrypha』には二つのクラス特性を兼ね備える『二重召喚(ダブルサモン)』という特殊スキルを持ったサーヴァントである[[セミラミス]]が登場している。<br>どことなく名称が似ていることから、このイレギュラーを参考に創作された可能性も……? | + | **せめて「狂戦士」ではなく、他のクラスのものであったら大分マシだったのではないかと嘆かれることが多い。<br>そもそも腕ごと令呪を移植するという外法を行ったり、マスター及びサーヴァントが死に体だったことがこのような弱体化に繋がったとも考えられるが。 |
+ | **なおアサシンのように「本来は一つだけのクラスを重ね持つ」ことは、聖杯戦争のシステム上あり得ないことであり、上記のような手段を取らなければ起こることはないものである。<br>ただし「それを可能にする能力」を持っているならば話は別であり、『Fate/Apocrypha』には二つのクラス特性を兼ね備える『二重召喚(ダブルサモン)』という特殊スキルを持ったサーヴァントである[[アサシン (Apocrypha・赤)|セミラミス]]が登場している。<br>どことなく名称が似ていることから、このイレギュラーを参考に創作された可能性も……? | ||
+ | **[[キャスター (EXTRA・青)|キャス狐]]からはこの状態で再登場した時、'''再生怪人'''と揶揄されている。<br>この発言の元ネタは、国民的特撮ドラマ『仮面ライダー』。世界征服を企む悪の秘密結社「ショッカー」が仮面ライダーに敗れた怪人を蘇生させたことが由来で、初めて再生怪人が登場したのは第十三話。その後も二十七話、六十八話、九十七話にも再生怪人が登場する。<br>「改造人間は死なん!貴様にやられた個所を直せばな!」とは再生怪人第一号の蜘蛛男のセリフで実に力強い。ただこの再生怪人、やはり一度仮面ライダーに倒されたせいか、全員が初登場した話より不気味さや恐ろしさ、威厳が失われている。<br>毎回、複数で登場するのも敗北して自信を失ったかのようにも見える。実際、以前より確実に弱くなっている。仮面ライダーと戦うことすら出来ず、いつの間にかいなくなっている事もしばしば。<br>なぜ彼女がこんな特撮に詳しい者にしか理解も解説も出来ない話に精通しているのかは不明だが、こんな残念な怪人たちの仲間にされてしまった彼の心中や如何に………。<br>むしろ狂っていたのは、これ以上の屈辱を感じずに済んだという点だけ見れば良かったのかもしれない。 | ||
+ | **ただし、ムーンセルに完全消去される前の令呪の移植により完全な消去は免れたとはいえ、マスターであるユリウス共々外観に影響が出るほど欠損が出ている状態のままの戦いになっているため、狂化のデメリットである理性と技術の喪失抜きにしても万全な状態ではない(罠で傷つけられた頸脈や、五回戦での戦闘ダメージもそのままと思われる)。 | ||
*マスターのユリウスは威圧感のある印象に比べて身長が低いということがしばしばネタにされるが、ユリウスと並んで立つ場面の多いアサシンも、同程度の身長である。 | *マスターのユリウスは威圧感のある印象に比べて身長が低いということがしばしばネタにされるが、ユリウスと並んで立つ場面の多いアサシンも、同程度の身長である。 | ||
− | ** | + | **史実の李書文も痩身小柄とのことで、諸説あるが大方160cm台だったらしい。 |
− | * | + | *現在までに発表されている中では、徒手空拳のみで戦った唯一のサーヴァント。<br>[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]]もパンクラチオン(拳打と組み技を複合した高度な格闘術)の達人ではあるが、当然ながらメインウェポンは弓である。 |
− | + | *最も現代に近い時代を生きたサーヴァント(1934年没)。さらにサーヴァントの中でも唯一子孫が実在し、そして本人の写真が現存しているサーヴァントでもある。ただし本物の写真かは議論が絶えない。 | |
− | * | ||
**ただし実子がいなかった李書文は、甥を養子として迎えもらい育てていた。李書文の八極拳は現在、孫の李志成に引き継がれている。 | **ただし実子がいなかった李書文は、甥を養子として迎えもらい育てていた。李書文の八極拳は現在、孫の李志成に引き継がれている。 | ||
− | ** | + | **真偽定まらぬ写真については、李書文の子孫が記憶を頼りにパソコンで作成したものであるらしい。これは李書文は迷信深いところがあったようで、彼を撮った写真などが一切残されていなかったから。アサシンの嫌いなものに「写真」があるのは、こういった理由があるからかもしれない。もう一つの「タタリ」も同様の理由からであろう。 |
− | * | + | *なお、本人談によれば'''世に出てない人物で自分に勝るとも劣らない達人の友人達がいる'''とのこと。つまり彼らにとっての中国武術:A+++とは、そこまで突出した物ではない、当たり前の評価ということなのだろう。 |
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*晩年の李書文は子供好きで、子供たちに武術を教えていた。 | *晩年の李書文は子供好きで、子供たちに武術を教えていた。 | ||
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==話題まとめ== | ==話題まとめ== | ||
+ | ;天津中華武士会 | ||
+ | :一時期師の黄四海の代わりとして武術団体に属していた時代もあったとも言われており、他武術家と交流を図っていたされている。天津中華武士会とは武術家同士による団結や熱烈な愛国精神より設立されてた集団とされ、今でも'''古今を通じて最もレベルの高い武術団体'''とも評されている。また李書文の他にも副会長で設立者の一人の馬鳳図、教務主任で単刀李で有名な李存義、李書文と並び羅瞳四傑とされる馬英図など有名な中国武術家の達人も多く属してたと言われている。 | ||
+ | :団体としては1928年まで活動されていたともされ、後に南京中央国術館に引き継がれたと言われている。しかし書文本人は1925年には弟子の霍殿閣と共に武術教官に赴任していたと言われている為、その時期よりも前に辞めていることになる。 | ||
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;毒殺説について | ;毒殺説について | ||
− | : | + | :上記の故事でもあったように、「毒殺による死亡」という説があるものの、嫡孫である李志成氏の証言によれば「脳溢血による病死で死亡」というのが実話の模様。 |
− | : | + | :またその場面においても「親戚の中には李書文の最後を看取った人もいる」という証言もされており、李志成氏曰く「そうやって祖父を神秘化するのは良くないこと」との事。 |
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== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
*[[サーヴァント]] | *[[サーヴァント]] | ||
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