「李書文」を編集中
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| タイトル = アサシン | | タイトル = アサシン | ||
| 真名 = 李書文 | | 真名 = 李書文 | ||
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| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]] | | 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]] | ||
| 声優 = 安井邦彦 | | 声優 = 安井邦彦 | ||
+ | | 演者 = | ||
+ | | 依代 = | ||
| 身長 = 166cm | | 身長 = 166cm | ||
| 体重 = 60kg | | 体重 = 60kg | ||
+ | | 誕生日 = | ||
+ | | 血液型 = | ||
+ | | 出典 = | ||
+ | | 地域 = | ||
| 属性 = 中立・悪 | | 属性 = 中立・悪 | ||
+ | | 隠し属性 = | ||
| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
+ | | スリーサイズ = | ||
+ | | 異名 = | ||
+ | | 愛称 = | ||
| イメージカラー = 橙 | | イメージカラー = 橙 | ||
+ | | サーヴァント階位 = | ||
| 特技 = とくになし | | 特技 = とくになし | ||
| 好きな物 = 鍛錬、試合、家族 | | 好きな物 = 鍛錬、試合、家族 | ||
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| 天敵 = ヴラド三世 (EXTRA)<br>玉藻の前 (EXTELLA) | | 天敵 = ヴラド三世 (EXTRA)<br>玉藻の前 (EXTELLA) | ||
| デザイン = ワダアルコ | | デザイン = ワダアルコ | ||
+ | | 設定作成 = | ||
+ | | レア度 = | ||
}} | }} | ||
+ | |||
==概要== | ==概要== | ||
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「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。 | 「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。 | ||
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;能力 | ;能力 | ||
:気を使い、周囲の気を感知し、自己の気配を消す[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「圏境」により、姿を存在ごと消失している。これは魔術理論ではなく瞑想の極意・体術による透明化なので、魔術理論に生きるものには絶対に感知することができない。第五次聖杯戦争のアサシンの燕返し同様、人の域とは呼べない魔技である。 | :気を使い、周囲の気を感知し、自己の気配を消す[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「圏境」により、姿を存在ごと消失している。これは魔術理論ではなく瞑想の極意・体術による透明化なので、魔術理論に生きるものには絶対に感知することができない。第五次聖杯戦争のアサシンの燕返し同様、人の域とは呼べない魔技である。 | ||
− | : | + | :これによりアサシンはほぼ確実に先手を取れるアドバンテージを有し、常日頃暗殺者の脅威に晒されていた[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]、歴戦の兵である[[無銘|アーチャー]]、動物的な気配察知能力を持つ[[玉藻の前|キャスター]]でさえ彼の奇襲からは即死を免れるのが限界だった。 |
− | : | + | :また最高ランクの「中国武術」によって、素手で三騎士クラスのサーヴァントと互角に戦える程の卓越した戦闘能力を持ち、その強さは主人公のサーヴァントに宝具の使用を決断させるほど。 |
− | + | ==ランサー (帝都聖杯奇譚)== | |
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老年期の姿で[[ランサー]]として召喚された李書文。 | 老年期の姿で[[ランサー]]として召喚された李書文。 | ||
詳細は「[[李書文 (帝都聖杯奇譚)]]」を参照。 | 詳細は「[[李書文 (帝都聖杯奇譚)]]」を参照。 | ||
− | + | ==ランサー (Grand Order)== | |
青年期の姿で[[ランサー]]として召喚された李書文。 | 青年期の姿で[[ランサー]]として召喚された李書文。 | ||
詳細は「[[神槍 李書文]]」を参照。 | 詳細は「[[神槍 李書文]]」を参照。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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|[[主人公 (EXTRA)]] || B || C || A || E || E || なし || style="text-align:left"|気配遮断:該当なし||中国武術:A+++<br>圏境:A|| style="text-align:left"| | |[[主人公 (EXTRA)]] || B || C || A || E || E || なし || style="text-align:left"|気配遮断:該当なし||中国武術:A+++<br>圏境:A|| style="text-align:left"| | ||
|} | |} | ||
+ | |||
+ | ==スキル== | ||
+ | :[[Fate/EXTRA]]に登場するスキル。 | ||
+ | |||
+ | ;周天、気を収める | ||
+ | :次の手で与えるダメージが上昇する。 | ||
+ | |||
+ | ;周天、気を高める | ||
+ | :3ターンの間、ATTACKの攻撃力が上昇する。 | ||
+ | |||
+ | ;周天、気を満たす | ||
+ | :3ターンの間、耐久が上昇する。 | ||
+ | |||
+ | ;暗拳暗器 | ||
+ | :3ターンの間、BREAKにスタン効果が付与する。 | ||
== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
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:達人としての優れた勁力から放たれる単純な破壊力だけでなく、自身の気で周囲の空間を満たすことで形成したテリトリーで相手の「気を呑む」ことで相手の感覚の一部を眩惑させ、緊張状態となった相手の神経に直接衝撃を打ち込むことで迷走神経反射(ショック死)を引き起こし心臓を停止させる。ただし完全な不意打ちが成立しなければ「気を呑む」ことができず効果は致命傷程度に留まる。「気を呑む」という中華の武術の技法は、むしろ仙道に近い。 | :達人としての優れた勁力から放たれる単純な破壊力だけでなく、自身の気で周囲の空間を満たすことで形成したテリトリーで相手の「気を呑む」ことで相手の感覚の一部を眩惑させ、緊張状態となった相手の神経に直接衝撃を打ち込むことで迷走神経反射(ショック死)を引き起こし心臓を停止させる。ただし完全な不意打ちが成立しなければ「気を呑む」ことができず効果は致命傷程度に留まる。「気を呑む」という中華の武術の技法は、むしろ仙道に近い。 | ||
:西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。「毒手」とも言い表された。 | :西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。「毒手」とも言い表された。 | ||
− | : | + | :ゲーム的には、防御を無視して相手の現在のHPに対し9割のダメージを与える。これはモラトリアム中に頚脈を乱され、威力が低下しているからである。つまり乱されていなければ真に必殺の技となるが、そもそも乱さなければ圏境が防げず戦いにすらならない。 |
;猛虎硬爬山(もうここうはざん) | ;猛虎硬爬山(もうここうはざん) | ||
:種別:対門宝具 | :種別:対門宝具 | ||
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:アサシンの宝具。八極拳の秘門、奥義の一つであり、李氏八極のオリジナルではないが生前の彼が生涯を通じて頼りとした必殺の套路。无二打はあくまで対人において相手の心臓を停止させるための一撃だが、こちらは物理ダメージに特化した攻撃である。 | :アサシンの宝具。八極拳の秘門、奥義の一つであり、李氏八極のオリジナルではないが生前の彼が生涯を通じて頼りとした必殺の套路。无二打はあくまで対人において相手の心臓を停止させるための一撃だが、こちらは物理ダメージに特化した攻撃である。 | ||
:流れるような連続攻撃で、初撃の動作が虎が山を掻きむしるように見えるためについた技であり、その一撃一撃が“李書文という武人を出力先にした大地からのエネルギー”である。人間はおろか壁や扉、はては堅固な道場の門すら容易く粉砕する。 | :流れるような連続攻撃で、初撃の動作が虎が山を掻きむしるように見えるためについた技であり、その一撃一撃が“李書文という武人を出力先にした大地からのエネルギー”である。人間はおろか壁や扉、はては堅固な道場の門すら容易く粉砕する。 | ||
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== 真名:李書文 == | == 真名:李書文 == | ||
:李書文。魔拳士とも言われた伝説的な八極拳士。河北省滄州市塩山県出身。 | :李書文。魔拳士とも言われた伝説的な八極拳士。河北省滄州市塩山県出身。 | ||
− | |||
:「二の打ち要らず、一つあれば事足りる」と謳われる中国拳法史史上、最強の拳法家の一人にして、李氏八極門の祖。また、李書文は「神槍」とあだ名されるほど槍に長けた人物である。彼の使った六合大槍は八極門の基本的な武器であり、極論して良いならば、八極拳のほとんどはこの六合大槍の技法を学ぶための前段階に過ぎないとさえ言える。 | :「二の打ち要らず、一つあれば事足りる」と謳われる中国拳法史史上、最強の拳法家の一人にして、李氏八極門の祖。また、李書文は「神槍」とあだ名されるほど槍に長けた人物である。彼の使った六合大槍は八極門の基本的な武器であり、極論して良いならば、八極拳のほとんどはこの六合大槍の技法を学ぶための前段階に過ぎないとさえ言える。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | === | + | ===Fate=== |
;[[Fate/EXTRA]] | ;[[Fate/EXTRA]] | ||
:第五回戦の対戦相手。 | :第五回戦の対戦相手。 | ||
− | |||
− | |||
; [[Fate/EXTELLA]] | ; [[Fate/EXTELLA]] | ||
:ネロ陣営所属のサーヴァント。 | :ネロ陣営所属のサーヴァント。 | ||
− | + | ===Fate関連=== | |
− | |||
− | |||
− | === | ||
;[[カプセルさーばんと]] | ;[[カプセルさーばんと]] | ||
:さーばんとの一匹。 | :さーばんとの一匹。 | ||
:吹っ飛ばす力が強く、前線に穴をこじ開ける役に立つが、コストがやや高め。しかしその分破壊力は凄まじく、敵拠点前に召喚した際の連続攻撃は圧巻。近接戦闘最強のさーばんと。 | :吹っ飛ばす力が強く、前線に穴をこじ開ける役に立つが、コストがやや高め。しかしその分破壊力は凄まじく、敵拠点前に召喚した際の連続攻撃は圧巻。近接戦闘最強のさーばんと。 | ||
− | + | :コスト600 戦闘力B 突破力A+ 移動力D 体力A 忍耐力A リキャストC | |
===その他=== | ===その他=== | ||
;[[コハエース]] | ;[[コハエース]] | ||
154行目: | 145行目: | ||
:…残念ながらそもそも出番無しでした。 | :…残念ながらそもそも出番無しでした。 | ||
;[[ちびちゅき!]] | ;[[ちびちゅき!]] | ||
− | : | + | :偶然出会った都古を気に入り、弟子にする。その後、八極拳同好会を立ち上げ精力的に活動しているらしい。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
===Fate/EXTRA=== | ===Fate/EXTRA=== | ||
;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] | ;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] | ||
− | :マスター。堅物なため相性はそれほど良くはないが、仲はそれなりに良好。<ref | + | :マスター。堅物なため相性はそれほど良くはないが、仲はそれなりに良好。<ref>両者とも人命を奪う事を生業とするものの、ユリウスは殺しを呑み込む殺し屋、李書文は殺し合いの日々を良しとする武人なため、根本的なところで話がかみ合わない。</ref> |
;[[ネロ・クラウディウス|セイバー]] | ;[[ネロ・クラウディウス|セイバー]] | ||
− | : | + | :「暗殺は余の専売特許だ!」と暗殺経験がないのに若干理不尽な敵意を向けられることに。 |
;[[無銘|アーチャー]] | ;[[無銘|アーチャー]] | ||
:出身が中華であることから、彼の双剣の正体を干将莫耶と見抜く。 | :出身が中華であることから、彼の双剣の正体を干将莫耶と見抜く。 | ||
167行目: | 158行目: | ||
:彼女を中華で悪名高い妖狐と同一視したため怒りを買う。 | :彼女を中華で悪名高い妖狐と同一視したため怒りを買う。 | ||
:エイプリルフール企画では「ワンパン八極拳」呼ばわりし、「ありがたくねー」などと漏らしていた。 | :エイプリルフール企画では「ワンパン八極拳」呼ばわりし、「ありがたくねー」などと漏らしていた。 | ||
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===Fate/EXTELLA=== | ===Fate/EXTELLA=== | ||
;ネロ・クラウディウス | ;ネロ・クラウディウス | ||
178行目: | 168行目: | ||
:「ライブを套路の鍛錬と間違える」「使ってる武器を槍ではなくマイクロホンだとマジレス」など若干天然の対応をする。 | :「ライブを套路の鍛錬と間違える」「使ってる武器を槍ではなくマイクロホンだとマジレス」など若干天然の対応をする。 | ||
:結論も「次に何かするならネロの許可を得てからにしろ」と非常にまとも。 | :結論も「次に何かするならネロの許可を得てからにしろ」と非常にまとも。 | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
;[[琥珀]] | ;[[琥珀]] | ||
:作者がかなりの『拳児』フリークである『コハエース』において、ほぼ作者の代理として熱いリスペクトを投げかけてくる。 | :作者がかなりの『拳児』フリークである『コハエース』において、ほぼ作者の代理として熱いリスペクトを投げかけてくる。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[有間都古]] |
:『[[ちびちゅき!]]』で出会った、幼い拳士。幼いのに稽古に励む彼女の姿勢に感心し、弟子にとる。 | :『[[ちびちゅき!]]』で出会った、幼い拳士。幼いのに稽古に励む彼女の姿勢に感心し、弟子にとる。 | ||
;[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|李書文]] | ;[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|李書文]] | ||
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*アサシン、ランサー、バーサーカーと3つのクラスへの適性を持つ。当初の企画ではアサシンを老年期、バーサーカーを青年期の姿で出す予定だったが、諸々の事情でボツとなった。 | *アサシン、ランサー、バーサーカーと3つのクラスへの適性を持つ。当初の企画ではアサシンを老年期、バーサーカーを青年期の姿で出す予定だったが、諸々の事情でボツとなった。 | ||
**『EXTRA material』ではランサーとして召喚される場合は「晩年の、老熟した達人の姿で現れる事だろう」と言われ、実際『帝都聖杯奇譚』では老年期の姿でランサーとして現れた。が、後年の『Grand Order』ではクラスで青年期、老年期の縛りは特になく、青年ランサーも老年ランサーも青年アサシンも、全て李書文という英霊をサーヴァントとして召喚した場合現れうる可能性の一つであるとされている。いつか老年アサシンや青年バーサーカー、老年バーサーカーなんてのも登場したりするのであろうか。 | **『EXTRA material』ではランサーとして召喚される場合は「晩年の、老熟した達人の姿で現れる事だろう」と言われ、実際『帝都聖杯奇譚』では老年期の姿でランサーとして現れた。が、後年の『Grand Order』ではクラスで青年期、老年期の縛りは特になく、青年ランサーも老年ランサーも青年アサシンも、全て李書文という英霊をサーヴァントとして召喚した場合現れうる可能性の一つであるとされている。いつか老年アサシンや青年バーサーカー、老年バーサーカーなんてのも登場したりするのであろうか。 | ||
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*[[無銘|アーチャー]]はアサシンがスキル「圏境」によって透明化している状態で剣を交えた時、曰く「見えざる拳(インビジブル・エア)」と表現し、同じ読みの「風王結界」と比べてこちらが上と評した。<br>「武器が見えなくて厄介な剣」と「見えないから必殺の一撃」の二者で危険なのは後者であり、その評価も当然と言えるだろう。 | *[[無銘|アーチャー]]はアサシンがスキル「圏境」によって透明化している状態で剣を交えた時、曰く「見えざる拳(インビジブル・エア)」と表現し、同じ読みの「風王結界」と比べてこちらが上と評した。<br>「武器が見えなくて厄介な剣」と「見えないから必殺の一撃」の二者で危険なのは後者であり、その評価も当然と言えるだろう。 | ||
*「圏境」は透明化した上に気配すら皆無という反則的能力だが、ドラマCDによって明かされた内容によると、流石に攻撃体勢に移ると気を攻撃に回す分、幾分か効果が薄れるという。<br>初対面時にパートナーサーヴァントが不可視の攻撃に対応出来たのもコレが理由のようで全く対処出来ないという訳ではない模様。<br>とはいえ攻撃体勢に移らなければ、'''例え彼に触れたとしても認識出来ない'''という反則ぶりも判明した。 | *「圏境」は透明化した上に気配すら皆無という反則的能力だが、ドラマCDによって明かされた内容によると、流石に攻撃体勢に移ると気を攻撃に回す分、幾分か効果が薄れるという。<br>初対面時にパートナーサーヴァントが不可視の攻撃に対応出来たのもコレが理由のようで全く対処出来ないという訳ではない模様。<br>とはいえ攻撃体勢に移らなければ、'''例え彼に触れたとしても認識出来ない'''という反則ぶりも判明した。 | ||
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*マスターのユリウスは威圧感のある印象に比べて身長が低いということがしばしばネタにされるが、ユリウスと並んで立つ場面の多いアサシンも、同程度の身長である。 | *マスターのユリウスは威圧感のある印象に比べて身長が低いということがしばしばネタにされるが、ユリウスと並んで立つ場面の多いアサシンも、同程度の身長である。 | ||
**史実の李書文も痩身小柄とのことで、諸説あるが大方160cm台だったらしい。しかし、その体格にそぐわない怪力の持ち主だったとされる。 | **史実の李書文も痩身小柄とのことで、諸説あるが大方160cm台だったらしい。しかし、その体格にそぐわない怪力の持ち主だったとされる。 | ||
− | *** | + | ***もっとも、中国人種としては平均が170cm台前半が平均な所でもあり、小柄でありのも民種上の事情とも言える。 |
*徒手空拳のみで戦った最初のサーヴァント。<br>長らく武器を使わないサーヴァントは彼だけだったが、[[Fate/Grand Order]]にて登場した[[カリギュラ]]が徒手のみで闘う二人目となった。 | *徒手空拳のみで戦った最初のサーヴァント。<br>長らく武器を使わないサーヴァントは彼だけだったが、[[Fate/Grand Order]]にて登場した[[カリギュラ]]が徒手のみで闘う二人目となった。 | ||
*[[ニコラ・テスラ]]に次いで、現代に近い時代まで生きたサーヴァント(1934年没)。さらにサーヴァントの中でも唯一子孫が実在している。また本人の写真が現存している数少ないサーヴァントでもあるが、本物の写真かは議論が絶えない。 | *[[ニコラ・テスラ]]に次いで、現代に近い時代まで生きたサーヴァント(1934年没)。さらにサーヴァントの中でも唯一子孫が実在している。また本人の写真が現存している数少ないサーヴァントでもあるが、本物の写真かは議論が絶えない。 | ||
242行目: | 224行目: | ||
**真偽定まらぬ写真については、李書文の子孫が記憶を頼りにパソコンで作成したものであるらしい。これは李書文は迷信深いところがあったようで、彼を撮った写真などが一切残されていなかったから。 | **真偽定まらぬ写真については、李書文の子孫が記憶を頼りにパソコンで作成したものであるらしい。これは李書文は迷信深いところがあったようで、彼を撮った写真などが一切残されていなかったから。 | ||
***アサシンの嫌いなものに「写真」があるのは、こういった理由があるからかもしれない。もう一つの「タタリ」も同様の理由からであろう。 | ***アサシンの嫌いなものに「写真」があるのは、こういった理由があるからかもしれない。もう一つの「タタリ」も同様の理由からであろう。 | ||
− | * | + | *史実上の話で照らし合わせると、ご本人曰く'''世に出てない人物で自分に勝るとも劣らない達人の友人達がいる'''と残している。ただし、Fateシリーズでの彼は型月の独自解釈も含まれているが故もあり、この事実が反映されているのかは不明。とはいえ未だに展開されていない多くの強者達の存在がいる事や歴史を辿る程に神秘の系統が交わる中国武術史上もあって、彼らの境地も未知とも言えるだろう。 |
*『"神槍"』という二つ名を持っているが、同じ中国武術史では彼以外にも神槍の名を持つ人物は存在している。これらは実際には固有名詞としてではなく、技量を指しているからであり、要する日本における「剣豪」や「剣客」とも同意義だったのかと思われる。 | *『"神槍"』という二つ名を持っているが、同じ中国武術史では彼以外にも神槍の名を持つ人物は存在している。これらは実際には固有名詞としてではなく、技量を指しているからであり、要する日本における「剣豪」や「剣客」とも同意義だったのかと思われる。 | ||
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*晩年の李書文は子供好きで、子供たちに武術を教えていた。 | *晩年の李書文は子供好きで、子供たちに武術を教えていた。 | ||
*『コハエース』の作者である経験値氏も彼の熱狂的なファンであり、『カプセルさーばんと』の作画を担当した際は『Fate/stay night』『コハエース』のキャラのみ担当だったにも関わらず、頼み込んで特例として彼の作画も担当させてもらったほどである。 | *『コハエース』の作者である経験値氏も彼の熱狂的なファンであり、『カプセルさーばんと』の作画を担当した際は『Fate/stay night』『コハエース』のキャラのみ担当だったにも関わらず、頼み込んで特例として彼の作画も担当させてもらったほどである。 | ||
259行目: | 240行目: | ||
:これらは主に、日本と中国の見方の差にあり、前述にもあったように中国では「情をもって剣を取る」と言われ、人死に情を入れぬ合理性よりも義を重んじる正義漢の方が人気が高く映り、更に言えば、伝承上では多くの自己中心的・利己的な悪行も多々残っている為、中国では対照的に拡大解釈される事も創作の名に上がる事もなく、世論での評価の方は低い事が多い。 | :これらは主に、日本と中国の見方の差にあり、前述にもあったように中国では「情をもって剣を取る」と言われ、人死に情を入れぬ合理性よりも義を重んじる正義漢の方が人気が高く映り、更に言えば、伝承上では多くの自己中心的・利己的な悪行も多々残っている為、中国では対照的に拡大解釈される事も創作の名に上がる事もなく、世論での評価の方は低い事が多い。 | ||
:また、同時期において中国上では清末十大高手とされている黄飛鴻、霍元甲、薫海川、郭雲深等と言った武術家の方が有名であったこともあり、違う方針の武術家と相見れぬ立場もあったのかもしれない。 | :また、同時期において中国上では清末十大高手とされている黄飛鴻、霍元甲、薫海川、郭雲深等と言った武術家の方が有名であったこともあり、違う方針の武術家と相見れぬ立場もあったのかもしれない。 | ||
− | : | + | :ただし、中国の武術家達としては面子を重んじる文化であることも同時にあり、こと武術に限っては自己中心的な面に見られることも間違いとも言えなくもないらしく、'''中国の武術家像としては割と適しているとも言えなくもない模様'''。 |
− | + | :なお、この知名度の低い方が極めており、実は強いという関係性は日本でいうならば「[[佐々木小次郎|佐々木小次郎の名を冠する無名]]と[[宮本武蔵]]」の関係性にも類似している。 | |
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+ | == 脚注 == | ||
+ | <references/> | ||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
275行目: | 252行目: | ||
[[category:登場人物ら行]] | [[category:登場人物ら行]] | ||
+ | [[category:Fate/EXシリーズ]] | ||
+ | [[category:Fate/EXTRA]] | ||
[[Category:アサシン]] | [[Category:アサシン]] | ||
[[Category:バーサーカー]] | [[Category:バーサーカー]] | ||
[[Category:サーヴァント]] | [[Category:サーヴァント]] | ||
− | + | [[Category:李書文]] | |
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