「紫式部」を編集中
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| 地域 = 日本 | | 地域 = 日本 | ||
| 属性 = 中立・善 | | 属性 = 中立・善 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 人 |
| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
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− | | [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || D || B || A+ || C || 陣地作成:C+<br>道具作成:C || 歌仙の詩歌:A<br>呪術(詞):D+<br> | + | | [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || D || B || A+ || C || 陣地作成:C+<br>道具作成:C || 歌仙の詩歌:A<br>呪術(詞):D+<br>紫式部日記:B || style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
93行目: | 93行目: | ||
:怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、紫式部は対象の運命を悼む。 | :怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、紫式部は対象の運命を悼む。 | ||
:なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。 | :なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。 | ||
− | + | ||
;源氏物語・桐壷・別離(げんじものがたり・きりつぼ・べつり) | ;源氏物語・桐壷・別離(げんじものがたり・きりつぼ・べつり) | ||
:ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人 | :ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人 | ||
149行目: | 149行目: | ||
:彼女がスランプの際には「自然体でいれば物語は生まれるもの」と優しいアドバイスを行ったが、天才の言い分だと悲鳴を上げられた。 | :彼女がスランプの際には「自然体でいれば物語は生まれるもの」と優しいアドバイスを行ったが、天才の言い分だと悲鳴を上げられた。 | ||
:以降も時折読書会を開いているようである。 | :以降も時折読書会を開いているようである。 | ||
− | : | + | :それでも彼女のキャラクターは把握しているようで、『いみじかりしバレンタイン』で彼女が「ユウガオ」として登場した時には即座にチェンジ要求した。 |
;[[葛飾北斎]] | ;[[葛飾北斎]] | ||
:期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、映画撮影の小道具として肖像画を発注した。 | :期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、映画撮影の小道具として肖像画を発注した。 | ||
:こちらもだいぶハードスケジュールだったために二服あった疲労回復薬を善意で提供して(そして副作用の説明をしなかったorできなかった)ために彼女も昏倒してしまい、事件がややこしくなるきっかけとなってしまったのだが。 | :こちらもだいぶハードスケジュールだったために二服あった疲労回復薬を善意で提供して(そして副作用の説明をしなかったorできなかった)ために彼女も昏倒してしまい、事件がややこしくなるきっかけとなってしまったのだが。 | ||
;[[武則天]] | ;[[武則天]] | ||
− | : | + | :幕間で共演。彼女の頼みで書道の指導役を行う。 |
;[[イヴァン雷帝]]、[[イスカンダル]] | ;[[イヴァン雷帝]]、[[イスカンダル]] | ||
:前者の幕間で共演。どちらも『図書館』に関する逸話の持ち主。 | :前者の幕間で共演。どちらも『図書館』に関する逸話の持ち主。 | ||
:蔵書の充足化を手伝ってくれるが、図書館に'''「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」'''という強烈なセンスの名前をつけられて卒倒してしまう。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更に恥ずかしい名称になってしまった。</ref> | :蔵書の充足化を手伝ってくれるが、図書館に'''「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」'''という強烈なセンスの名前をつけられて卒倒してしまう。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更に恥ずかしい名称になってしまった。</ref> | ||
;[[蘭陵王]] | ;[[蘭陵王]] | ||
− | : | + | :幕間で共演。転倒しかけた所を助けてもらい、あまりのイケメン振りにときめきかけた。作家の性なのか「この感慨」は何かに使えるかもとネタ帳に書き綴った。 |
;[[ロクジョウ]] | ;[[ロクジョウ]] | ||
:期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で聖杯の力で無意識に生み出してしまった存在。 | :期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で聖杯の力で無意識に生み出してしまった存在。 | ||
169行目: | 169行目: | ||
:『地獄界曼荼羅』におけるサーヴァント。 | :『地獄界曼荼羅』におけるサーヴァント。 | ||
:「おじさま」と呼んで慕っており、「夢の果てを見る」という縁から彼からも導きを受けていた。 | :「おじさま」と呼んで慕っており、「夢の果てを見る」という縁から彼からも導きを受けていた。 | ||
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===ちびちゅき!=== | ===ちびちゅき!=== | ||
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;[[坂田金時]] | ;[[坂田金時]] | ||
:同じく面識があった人物。サングラスを不思議そうに見ている。 | :同じく面識があった人物。サングラスを不思議そうに見ている。 | ||
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;[[清少納言]] | ;[[清少納言]] | ||
:同時代のライバルで、『枕草子』の作家。生涯、未亡人を貫いた紫式部とは逆の人生を歩んだ。 | :同時代のライバルで、『枕草子』の作家。生涯、未亡人を貫いた紫式部とは逆の人生を歩んだ。 | ||
− | : | + | :史実でもFateでも『紫式部日記』でボロクソに書いていたようにあまり良い印象は抱いていないようで、『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で映画撮影での清少納言をイメージしたキャラクター「エリス」にもそれが表れている<ref group="注">演者が[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]であり、作中の役どころも「芸術的な才能はあるがナチュラルに周囲に毒を吐きまくり、主人公(役者は紫式部自身)に対しても辛辣で、そのたびに叔父のアントニオ(在原業平のイメージでイケオジ、紫式部の好みのタイプ)に窘められる女性」という、典型的な当て馬役である。</ref>。 |
:その一方で作家としての卓越性は認めており、非常に複雑な心情を抱えて独り相撲状態に陥っていた。 | :その一方で作家としての卓越性は認めており、非常に複雑な心情を抱えて独り相撲状態に陥っていた。 | ||
:なお、活躍した時代が少しずれているため、宮中で互いにそれとは知らずにすれ違ったことはあるが、直接の面識はない。 | :なお、活躍した時代が少しずれているため、宮中で互いにそれとは知らずにすれ違ったことはあるが、直接の面識はない。 | ||
− | |||
;在原業平 | ;在原業平 | ||
:少し前の時代の歌人であり、『伊勢物語』の主人公。 | :少し前の時代の歌人であり、『伊勢物語』の主人公。 | ||
210行目: | 205行目: | ||
:マイルームでの言動からすると、彼の裏帳簿について知っていると思われる。 | :マイルームでの言動からすると、彼の裏帳簿について知っていると思われる。 | ||
;源(藤原)倫子 | ;源(藤原)倫子 | ||
− | :道長の妻で中宮彰子の母。型月世界の紫式部は中宮彰子以前に彼女に仕えていたことがあり<ref group="注"> | + | :道長の妻で中宮彰子の母。型月世界の紫式部は中宮彰子以前に彼女に仕えていたことがあり<ref group="注">史実でもその説はあるが裏付ける史料がないので俗説とされている。</ref>、その時に清少納言を見かけた、という事になっている。 |
==名台詞== | ==名台詞== | ||
260行目: | 255行目: | ||
**一般的な「紫式部」の印象とはあまりにかけ離れた代物であるが、イベントでの本人の言動から考えると「サーヴァントデビューするにあたって気合いを入れてコーデを決めてきた」結果のようである。 | **一般的な「紫式部」の印象とはあまりにかけ離れた代物であるが、イベントでの本人の言動から考えると「サーヴァントデビューするにあたって気合いを入れてコーデを決めてきた」結果のようである。 | ||
**ちなみに第二段階では'''眼鏡装備'''となる。<del>何故「十二単+眼鏡」ではいけないのか、という心の叫びが[[氷室の天地 Fate/school life|どこかから]]聞こえるようだが多分気のせい。</del> | **ちなみに第二段階では'''眼鏡装備'''となる。<del>何故「十二単+眼鏡」ではいけないのか、という心の叫びが[[氷室の天地 Fate/school life|どこかから]]聞こえるようだが多分気のせい。</del> | ||
+ | *2024年開始予定の大河ドラマ『光る君へ』<ref>https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/tag/index.html?i=34216</ref>の主人公となっているが、同作では独自設定として「'''[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|まひろ]]'''」という幼名が設定されている。<del>くれぐれも彰子さんの足の裏を顔で踏む狼藉を働かぬよう願いたい…。</del> | ||
==話題まとめ== | ==話題まとめ== | ||
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:作中散々語られているように、紫式部は清少納言に対していいイメージを持っていない。この事の史実的なソースが『紫式部日記』にある「したり顔にいみじう侍りける人」などの評な訳だが、彼女は清少納言を'''実際には全く知らない'''というのが定説である。 | :作中散々語られているように、紫式部は清少納言に対していいイメージを持っていない。この事の史実的なソースが『紫式部日記』にある「したり顔にいみじう侍りける人」などの評な訳だが、彼女は清少納言を'''実際には全く知らない'''というのが定説である。 | ||
:その根拠として、当の『紫式部日記』が大体西暦1008年秋から1010年正月頃のことを記述しているのだが、清少納言は1000年頃には主である中宮定子の逝去とともに宮廷を去ったとされており、これが正確ならば'''二人にはそもそも一面識もない'''。また、『枕草子』の方には紫式部に関する記述が全くない事も、この説を補強している。 | :その根拠として、当の『紫式部日記』が大体西暦1008年秋から1010年正月頃のことを記述しているのだが、清少納言は1000年頃には主である中宮定子の逝去とともに宮廷を去ったとされており、これが正確ならば'''二人にはそもそも一面識もない'''。また、『枕草子』の方には紫式部に関する記述が全くない事も、この説を補強している。 | ||
− | : | + | :更に、清少納言の主人である中宮定子と、紫式部の主人である中宮彰子は(従姉妹同士ではあるが)政治的な対立関係にあり、期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で僅かに語られたように、清少納言の著した『枕草子』が中宮彰子(というより藤原道長)とそれに連なる人々にとっては'''目障り極まりない'''ものであったことは想像に難くない。 |
− | : | + | :以上の事情から、面識がなくとも紫式部が清少納言を嫌っているのは、「(実際に付き合った上での)個人的な感情」というより「政治的な立場の違い」である可能性が高いと思われる。恐らくは作中でもこれと同様か近い解釈がされているようで、[[ロクジョウ|紫式部のイメージしていた清少納言]]と[[清少納言|実際の彼女]]は'''見事なくらい正反対の性格'''だった。 |
− | + | :また、後に実装された『地獄界曼荼羅平安京 轟雷一閃』でも、1008年当時の二人には面識がなかった事が語られている。 | |
;泰山解説祭の応用 | ;泰山解説祭の応用 | ||
:紫式部が持つ『泰山解説祭』はその特異性から、口下手だったり本音や身の内を明かす事がない性格のサーヴァントが原因で起こる''『Fate界隈特有の意思疎通不足によるすれ違いやわだかまり』''を手っ取り早く解消出来る手段として汎用性が高く、FGOにおけるサーヴァントの会話やイベントシナリオ等でそういった場面が出てくると、もっと口に出してという意味で'''「誰か式部さん呼んでこい」'''、'''「香子さん泰山解説祭の出番ですよー」'''というプレイヤーの心情を象徴する単語としても使用されている。 | :紫式部が持つ『泰山解説祭』はその特異性から、口下手だったり本音や身の内を明かす事がない性格のサーヴァントが原因で起こる''『Fate界隈特有の意思疎通不足によるすれ違いやわだかまり』''を手っ取り早く解消出来る手段として汎用性が高く、FGOにおけるサーヴァントの会話やイベントシナリオ等でそういった場面が出てくると、もっと口に出してという意味で'''「誰か式部さん呼んでこい」'''、'''「香子さん泰山解説祭の出番ですよー」'''というプレイヤーの心情を象徴する単語としても使用されている。 |