「魔獣赫」を編集中
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==概要== | ==概要== | ||
− | + | まじゅうかく。『[[Fate/Grand Order Arcade]]』において、人理を崩壊させていた黒幕の眷属。<br/> | |
− | + | 「人の屍で組み上げられた、無数の瞳を持つ捩じれた柱」というデザインであった魔神柱とは異なり、ワームやドラゴンの頭部を持つ蛇のような形状をしている。実際、「柱」ではなく「首」と呼称されていた。 | |
− | + | 第六特異点で明かされた情報から推測すると、ストーリー上で登場していた「魔神柱」はすべて彼らの騙りであったものと思われる。 | |
− | 当初は[[魔神柱]] | + | 当初は[[魔神柱]]のふりをして行動していたが、第一特異点の時点から本来いなかったはずの[[ナベリウス]]が登場したり、第二特異点では[[レフ・ライノール]]と一切関係なく登場したりと差異が見られ、デザインも少しずつ異形になっていき、第四特異点の頃には似ても似つかない姿となっていた。<br/> |
そして第六特異点『[[騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム]]』にて、[[オジマンディアス]]が[[アモン|太陽柱アモン・ラー]]として顕現したことで魔神柱アモンとしての体裁を保てなくなり、アロケルを仮に名乗るものの、魔獣赫としての正体を明らかにした。 | そして第六特異点『[[騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム]]』にて、[[オジマンディアス]]が[[アモン|太陽柱アモン・ラー]]として顕現したことで魔神柱アモンとしての体裁を保てなくなり、アロケルを仮に名乗るものの、魔獣赫としての正体を明らかにした。 | ||
その正体は[[ゲーティア|統括局]]とは[[ビーストⅥ/S|異なる「獣」]]の端末であり、人理に対しては「聖杯を汚染」することで「人類の掃討」を目指すという全く異なるアプローチを取っている。 | その正体は[[ゲーティア|統括局]]とは[[ビーストⅥ/S|異なる「獣」]]の端末であり、人理に対しては「聖杯を汚染」することで「人類の掃討」を目指すという全く異なるアプローチを取っている。 | ||
− | 後に『[[Fate/Grand Order]]』の期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット | + | 後に『[[Fate/Grand Order]]』の期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』では収束特異点での戦いに敗れ、派手な終末を願った[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕]]に対して「自分のみで終わるのは嫌だ、世界を滅ぼした後誰かに看取ってほしい」という想いから離反。密かに活動して[[ビーストⅥ/S]]の座の乗っ取りを画策するも、魔獣皇帝として覚醒したドラコーと主人公の前に敗れ、再びドラコーの中に吸収されていった。 |
==リスト== | ==リスト== | ||
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:外見は魔神柱とほぼ同一で、蛍光ブルーの瞳が特徴的である。なおこれは「デモンスケイル」と呼称された。 | :外見は魔神柱とほぼ同一で、蛍光ブルーの瞳が特徴的である。なおこれは「デモンスケイル」と呼称された。 | ||
:『フランス百年戦争』を人理定礎の一つとして捉え、「強欲」な権力者達の欲望を煽る事で、百年戦争を誰一人残らない殲滅戦に変貌させるつもりだったとのこと。 | :『フランス百年戦争』を人理定礎の一つとして捉え、「強欲」な権力者達の欲望を煽る事で、百年戦争を誰一人残らない殲滅戦に変貌させるつもりだったとのこと。 | ||
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;スペルビア | ;スペルビア | ||
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:魔神柱としての面影などまったくなく、「収穫型」「耕作型」と名付けられたワームとドラゴンの頭部のような二本の首の姿をしている。 | :魔神柱としての面影などまったくなく、「収穫型」「耕作型」と名付けられたワームとドラゴンの頭部のような二本の首の姿をしている。 | ||
:[[女王メイヴ|ケルトの古き女王]]による、異なる人種・国家に対する「嫉妬」から生み出されたとされている。 | :[[女王メイヴ|ケルトの古き女王]]による、異なる人種・国家に対する「嫉妬」から生み出されたとされている。 | ||
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;イラ | ;イラ | ||
:第六特異点に現れた存在。魔神柱アモンを騙るつもりだったようだが、[[オジマンディアス]]の介入によりできず、魔神柱アロケルを騙ることになった。 | :第六特異点に現れた存在。魔神柱アモンを騙るつもりだったようだが、[[オジマンディアス]]の介入によりできず、魔神柱アロケルを騙ることになった。 | ||
:完全に魔神柱とは別の存在であり、「頭牙」と「顎指」の二体のペアとなっている。 | :完全に魔神柱とは別の存在であり、「頭牙」と「顎指」の二体のペアとなっている。 | ||
− | :[[ジャック・ド・モレー|歪曲した信仰に失望した騎士]] | + | :[[ジャック・ド・モレー|歪曲した信仰に失望した騎士]]の「憤怒」に協調する形で第六特異点を再現したようである。 |
;[[ルクスリア]] | ;[[ルクスリア]] | ||
:第七特異点に現れた[[妖妃ドラコー]]が率いる七体の存在のうちの一つ。 | :第七特異点に現れた[[妖妃ドラコー]]が率いる七体の存在のうちの一つ。 | ||
− | :『[[Fate/Grand Order]]』の期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット | + | :『[[Fate/Grand Order]]』の期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』では魔獣赫たちの代表のような存在として振舞っており、自我を獲得した後は鱗を持った人型の姿が描写された<ref group="注">明言されていないが他にも個別の立ち絵が2種類あり、他の魔獣赫も人型になっているものと思われる。</ref>。 |
== 関連人物 == | == 関連人物 == | ||
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:自分達を総べる主。 | :自分達を総べる主。 | ||
:期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』では自殺を望んだ彼女に対して反旗を翻し、ビーストⅥ/Sの座を乗っ取ろうとしたが敗北し、吸収された。 | :期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』では自殺を望んだ彼女に対して反旗を翻し、ビーストⅥ/Sの座を乗っ取ろうとしたが敗北し、吸収された。 | ||
− | : | + | :以降も彼女の中にいるようだが従順な主従関係というわけでもなく、バレンタインではドラコーが作成した(本人認識では失敗の)チョコを渡せず悶々としていたのを見かねて主人公をシミュレータ内に拉致して強制的に引き合わせる暴挙を働いた。 |
;[[主人公 (Grand Order)]] | ;[[主人公 (Grand Order)]] | ||
:人理消滅を妨害しに来たカルデアのマスター。 | :人理消滅を妨害しに来たカルデアのマスター。 | ||
− | :アーケード時空の彼/彼女は純粋な敵であったが、アプリ時空の彼/彼女は期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット | + | :アーケード時空の彼/彼女は純粋な敵であったが、アプリ時空の彼/彼女は期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』で収束特異点に引き込んだ相手であり、自分達を看取ってくれる存在として執着していた模様。 |
− | :バレンタインでも上記の経緯で拉致した主人公をルクスリアが一口だけならと齧ろうとしたり、ルクスリアがドラコーのチョコにこっそり抜け駆けして自分のチョコを混ぜ込んだりと強めの執着がある模様<ref group="注"> | + | :バレンタインでも上記の経緯で拉致した主人公をルクスリアが一口だけならと齧ろうとしたり、ルクスリアがドラコーのチョコにこっそり抜け駆けして自分のチョコを混ぜ込んだりと強めの執着がある模様<ref group="注">他の魔獣赫も抜け駆けしたルクスリアを魔獣赫裁判で有罪にしたりと執着はだいたい同じようである。</ref> |
;[[ロクスタ]] | ;[[ロクスタ]] | ||
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*彼らの本体については断片的にしか明かされていないが、上記の「<ruby><rb>強欲</rb><rt>アワリティア</rt></ruby>」「<ruby><rb>傲慢</rb><rt>スペルビア</rt></ruby>」「<ruby><rb>怠惰</rb><rt>アケディア</rt></ruby>」「<ruby><rb>暴食</rb><rt>グラ</rt></ruby>」「<ruby><rb>嫉妬</rb><rt>インヴィディア</rt></ruby>」「<ruby><rb>憤怒</rb><rt>イラ</rt></ruby>」「<ruby><rb>色欲</rb><rt>ルクスリア</rt></ruby>」などのラテン語での「七つの大罪」に対応した要素から考えると、「黙示録の獣」ではないかという説が有力視されていた。 | *彼らの本体については断片的にしか明かされていないが、上記の「<ruby><rb>強欲</rb><rt>アワリティア</rt></ruby>」「<ruby><rb>傲慢</rb><rt>スペルビア</rt></ruby>」「<ruby><rb>怠惰</rb><rt>アケディア</rt></ruby>」「<ruby><rb>暴食</rb><rt>グラ</rt></ruby>」「<ruby><rb>嫉妬</rb><rt>インヴィディア</rt></ruby>」「<ruby><rb>憤怒</rb><rt>イラ</rt></ruby>」「<ruby><rb>色欲</rb><rt>ルクスリア</rt></ruby>」などのラテン語での「七つの大罪」に対応した要素から考えると、「黙示録の獣」ではないかという説が有力視されていた。 | ||
**第七特異点でも「色欲」という言葉が使われており、ドラコーが率いる七体の魔獣赫の名称も「七つの大罪」のラテン語名であったため、ほぼ確定となった。 | **第七特異点でも「色欲」という言葉が使われており、ドラコーが率いる七体の魔獣赫の名称も「七つの大罪」のラテン語名であったため、ほぼ確定となった。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |