「Fate/Zero」を編集中
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
3行目: | 3行目: | ||
| 著者 = 虚淵玄 | | 著者 = 虚淵玄 | ||
| イラスト = 武内崇 | | イラスト = 武内崇 | ||
− | | | + | | 掲載誌 = |
− | |||
| 連載期間 = | | 連載期間 = | ||
− | | 単行本 = | + | | 単行本 = |
− | + | ;TYPE-MOON BOOKS | |
+ | :全4巻 | ||
+ | ;星海社 | ||
+ | :全6巻 | ||
}} | }} | ||
{{作品概要 | {{作品概要 | ||
23行目: | 25行目: | ||
| 原作 = 虚淵玄 / TYPE-MOON | | 原作 = 虚淵玄 / TYPE-MOON | ||
| 作画 = 真じろう | | 作画 = 真じろう | ||
+ | | 監修 = | ||
+ | | 脚本協力 = | ||
| 掲載誌 = ヤングエース | | 掲載誌 = ヤングエース | ||
| 連載期間 = 2011年2月号 - 2017年7月号 | | 連載期間 = 2011年2月号 - 2017年7月号 | ||
| 単行本 = 全14巻 | | 単行本 = 全14巻 | ||
− | | | + | | 発売 = 角川書店 |
|}} | |}} | ||
==概要== | ==概要== | ||
− | 『[[Fate/stay night]]』の前日譚であり、本編では10年前の出来事として断片的に語られていた「第四次聖杯戦争」を描いたスピンオフ作品。著者は虚淵玄。<br> | + | 『[[Fate/stay night]]』の前日譚であり、本編では10年前の出来事として断片的に語られていた「第四次聖杯戦争」を描いたスピンオフ作品。著者は虚淵玄。<br>TYPE-MOONから同人誌として刊行されたが、後に星海社から全6巻の文庫版が発売された。 |
==略歴== | ==略歴== | ||
36行目: | 40行目: | ||
:2011年から2017年までコミック『Fate/Zero』が連載。作画担当は真じろう。 | :2011年から2017年までコミック『Fate/Zero』が連載。作画担当は真じろう。 | ||
:2011年から2013年までコミック『Fate/Zero 黒』が連載。作画担当は雌鳥。 | :2011年から2013年までコミック『Fate/Zero 黒』が連載。作画担当は雌鳥。 | ||
− | :2011年10月から12月までTVアニメ『Fate/ | + | :2011年10月から12月までTVアニメ『Fate/Zero』が放映。 |
:2012年から2014年までコミック『Fate/ゼロカフェ 〜Fate/Zero cafeに集う英霊達〜』が連載。 | :2012年から2014年までコミック『Fate/ゼロカフェ 〜Fate/Zero cafeに集う英霊達〜』が連載。 | ||
:2012年4月から6月まで『Fate/Zero 2ndシーズン』が放映。終了から一度間を空ける形の変則2クールで放映され、BD‐BOXの形でのみメディア化・販売されている。 | :2012年4月から6月まで『Fate/Zero 2ndシーズン』が放映。終了から一度間を空ける形の変則2クールで放映され、BD‐BOXの形でのみメディア化・販売されている。 | ||
122行目: | 126行目: | ||
;[[グレン・マッケンジー]]&マーサ・マッケンジー | ;[[グレン・マッケンジー]]&マーサ・マッケンジー | ||
:陣を構える軍資金も無いウェイバーが冬木市での潜伏先として選んだ、一般人の善良な老夫婦。数十年前に仕事で訪れた冬木の土地を気に入って家族で移住したが、しかし息子であるクリスは故郷への愛着捨てがたく、妻子と共にカナダへ帰国。以来、夫婦で寂しく暮らしていたところを、ウェイバーの催眠暗示で彼を孫と思い込まされ受け入れる。 | :陣を構える軍資金も無いウェイバーが冬木市での潜伏先として選んだ、一般人の善良な老夫婦。数十年前に仕事で訪れた冬木の土地を気に入って家族で移住したが、しかし息子であるクリスは故郷への愛着捨てがたく、妻子と共にカナダへ帰国。以来、夫婦で寂しく暮らしていたところを、ウェイバーの催眠暗示で彼を孫と思い込まされ受け入れる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[衛宮士郎]] | ;[[衛宮士郎]] | ||
136行目: | 137行目: | ||
:『[[Fate/stay night]]』本編の10年前、切嗣たちが戦った聖杯戦争。 | :『[[Fate/stay night]]』本編の10年前、切嗣たちが戦った聖杯戦争。 | ||
:本編中の「残り時間」の演出では、冒頭からエンディングまでは264時間強とあり、約2週間で決着が付いた事になる。 | :本編中の「残り時間」の演出では、冒頭からエンディングまでは264時間強とあり、約2週間で決着が付いた事になる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==雑誌付録ドラマCD== | ==雑誌付録ドラマCD== | ||
192行目: | 158行目: | ||
:シナリオ:磨伸映一郎 | :シナリオ:磨伸映一郎 | ||
− | 『Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1』に収録されている4作はCDのブックレットや裏表紙に『あったかもしれない日常』『あったかもしれない物語』と記載されているようにこのCD内での出来事や設定は公式の設定とは言えない。<br>関係者がTwitterでも『限りなく本編に近く、ですが決して本編に組み込まれないオトギバナシとしてあの4編は楽しんでいただければと思います。』と明言されている<ref group = "出">[https://twitter.com/kujoukent/status/472392597260861440 | + | 『Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1』に収録されている4作はCDのブックレットや裏表紙に『あったかもしれない日常』『あったかもしれない物語』と記載されているようにこのCD内での出来事や設定は公式の設定とは言えない。<br>関係者がTwitterでも『限りなく本編に近く、ですが決して本編に組み込まれないオトギバナシとしてあの4編は楽しんでいただければと思います。』と明言されている<ref group = "出">[https://twitter.com/kujoukent/status/472392597260861440 九条ケントTwitter2014年5月30日8:02]</ref>。<br>藤村大河が教師を目指したきっかけに関しても『最後の最後のオチで大河が英語教師を目指した理由になっている……と聞かれた方は思われたかもしれませんが、「きっかけだったかもしれない」と説明しており、あれは一夜のユメでしかありません』とのこと<ref group = "出">[https://twitter.com/kujoukent/status/472391746618290177 九条ケントTwitter2014年5月30日7:59]</ref>。 |
==お願い!アインツベルン相談室== | ==お願い!アインツベルン相談室== | ||
230行目: | 196行目: | ||
:実はこの少女、虚淵氏のプロットの段階では[[弓塚さつき|サツキ]]という名前が付けられており、虚淵玄氏曰く原作者の奈須きのこから「''テメェの血は何色だ!?''」と鉄拳制裁を喰らって名前が変更されたらしい。「(被虐対象は)''サツキでなければ萌えませぬ''」とは虚淵玄氏の言。 | :実はこの少女、虚淵氏のプロットの段階では[[弓塚さつき|サツキ]]という名前が付けられており、虚淵玄氏曰く原作者の奈須きのこから「''テメェの血は何色だ!?''」と鉄拳制裁を喰らって名前が変更されたらしい。「(被虐対象は)''サツキでなければ萌えませぬ''」とは虚淵玄氏の言。 | ||
:ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。 | :ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。 | ||
− | ;原作『Fate/stay | + | ;原作『Fate/stay night』との相違点(特に違和感の大きい物) |
− | + | :''言峰とギルガメッシュの契約'' | |
− | + | ::『stay night』ではギルガメッシュが言峰を召喚者と呼んでいるシーンがある。ただし『stay night』で言峰は四次聖杯戦争で真っ先にサーヴァントを失い教会に保護された、と語っているため両者の言動に嘘や間違いは一切無いと仮定すれば少なくとも単純に召喚してずっと主従関係が続いていた、とは考え難い。 | |
− | + | :''セイバーのイリヤに対しての反応'' | |
− | + | ::全く無反応であり、アイリがセイバーの代理マスターとなったのはzeroでの後付けと考えられる。 | |
+ | :''言峰の発言'' | ||
+ | ::保護されに来た慎二に対して「我が教会始まって以来の使用者」とも語っているなど、本人の性格も相まってアバウトな説明が多い。 | ||
+ | :一応、アイリスフィールが冬木市で死んだことやセイバーがイリヤと面識がない点など、いくつかの矛盾は『Fate/hollow ataraxia』内でフォローが図られているが、全てをフォローし切れてはいない。 | ||
+ | :また、その他の細かい部分でもいろいろと差異があり、TYPE-MOONも公式ファンブックにおいて「私、なんか性格違うような……」とセイバーに語らせている。 | ||
+ | :これらの矛盾についての言及は長い間存在しなかったが、『[[Fate/strange Fake|strange Fake]]』(小説版)1巻解説にて奈須氏が''「stay nightと条件は同じだけど微妙に違う世界」''と発言。『stay night』とはパラレルである事が公式に認められた。 | ||
+ | *ちなみにzero同人版において奈須きのこは、1巻のあとがきにて'''''Zeroは正史であり、同時に『Fate/stay night』とは在り方を別にする伝奇アクションなのである'''''、4巻にて'''''この四巻をもって「Fate/Zero」は外伝はなく、紛れもなく本編に連なる物語となった'''''と発言してたりする。いつものような「あれは嘘だ」「すまん、忘れろ」なのか、微妙に違う世界であるが同時に正史扱いでもある、ということなのかは不明。 | ||
− | なお、ufotable制作の『Fate/stay night Unlimited Blade | + | :なお、ufotable制作の『Fate/stay night Unlimited Blade Works』前半期最終話の実況ツイートにおいて「鏡界汚染世界。橋は昔から境界であり、現世と幽世を隔てるきざはしである。加えて、ここは十年前に異界の邪神が呼びだされ、汚染された川。そのあたり利用して、キャスターはまるっと位相をズラして標的を招き入れたって寸法よ」という奈須氏の発言があり、stay nightの世界でも第四次で召喚されたサーヴァントの顔ぶれや起きた戦闘行為の内容はZeroと同様であることになったもよう。「《微妙に》違う世界」と言う発言から見ても、大まかな部分では同じなのだろう。 |
;某特撮番組との関連性 | ;某特撮番組との関連性 | ||
:執筆した虚淵氏は2002年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダー龍騎』のファンと公言しており、『Fate/Zero』にはこの作品のオマージュが複数見られる。虚淵氏本人も[[ジル・ド・レェ|キャスター]]と[[雨生龍之介]]は『仮面ライダー龍騎』のあるキャラクターがモチーフ、埠頭での戦闘も番組内のロケ地であることを公表している。それ以外でも[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]がバイクに騎乗するシーン、[[ディルムッド・オディナ|ランサー (第四次)]]と最後に戦った廃拠もモチーフだと言われている(後者は完全に一致している)。 | :執筆した虚淵氏は2002年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダー龍騎』のファンと公言しており、『Fate/Zero』にはこの作品のオマージュが複数見られる。虚淵氏本人も[[ジル・ド・レェ|キャスター]]と[[雨生龍之介]]は『仮面ライダー龍騎』のあるキャラクターがモチーフ、埠頭での戦闘も番組内のロケ地であることを公表している。それ以外でも[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]がバイクに騎乗するシーン、[[ディルムッド・オディナ|ランサー (第四次)]]と最後に戦った廃拠もモチーフだと言われている(後者は完全に一致している)。 | ||
:その後虚淵氏は新作仮面ライダーの脚本家に抜擢され、この作品内で'''『主人公が多種多様な武器を一度に空中に召喚し、一斉に射出する』'''、'''『精神的に逸脱した仮面ライダーが自分に放たれた2種類の遠距離攻撃に対し、片方の投擲武器を接触前に引っ掴みもう片方の攻撃を弾き返す』'''という『王の財宝』や[[ランスロット|バーサーカー (第四次)]]をオマージュしたと思われるシーンが放送された。 | :その後虚淵氏は新作仮面ライダーの脚本家に抜擢され、この作品内で'''『主人公が多種多様な武器を一度に空中に召喚し、一斉に射出する』'''、'''『精神的に逸脱した仮面ライダーが自分に放たれた2種類の遠距離攻撃に対し、片方の投擲武器を接触前に引っ掴みもう片方の攻撃を弾き返す』'''という『王の財宝』や[[ランスロット|バーサーカー (第四次)]]をオマージュしたと思われるシーンが放送された。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
276行目: | 234行目: | ||
[[Category:アニメ作品]] | [[Category:アニメ作品]] | ||
[[Category:漫画作品]] | [[Category:漫画作品]] | ||
− | |||
[[category:Fateシリーズ|せろ]] | [[category:Fateシリーズ|せろ]] | ||
[[category:Fate/Zero|*]] | [[category:Fate/Zero|*]] | ||
[[category:聖杯戦争]] | [[category:聖杯戦争]] |