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::『まほうつかいの箱』のひびきその人。その正体は[[コーバック・アルカトラス|とある吸血鬼]]が作り上げた聖典「トライテン」。
 
::『まほうつかいの箱』のひびきその人。その正体は[[コーバック・アルカトラス|とある吸血鬼]]が作り上げた聖典「トライテン」。
 
::温厚かつマイペースで、人懐っこい性格。トライテンの力を引き出す際は髪が白くなり、感情表現も希薄になるが根元は変わらない。
 
::温厚かつマイペースで、人懐っこい性格。トライテンの力を引き出す際は髪が白くなり、感情表現も希薄になるが根元は変わらない。
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::『スターリット・マーマレード』『まほうつかいの箱』の頃からは時系列が後なのか、自身の出自についてもある程度把握している模様。
 
:;桂木千鍵
 
:;桂木千鍵
 
::『まほうつかいの箱』の千鍵その人。『踊るドラゴン・キャッスル!』では「[[ユタ|扉を開く巫女]]」の末裔とされている。
 
::『まほうつかいの箱』の千鍵その人。『踊るドラゴン・キャッスル!』では「[[ユタ|扉を開く巫女]]」の末裔とされている。
 
::刺々しい言動が目立つツッコミ役だが、実際のところは面倒くさがり。一方でやるとなったら徹底的にやるという難儀な性格。
 
::刺々しい言動が目立つツッコミ役だが、実際のところは面倒くさがり。一方でやるとなったら徹底的にやるという難儀な性格。
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::『スターリット・マーマレード』『まほうつかいの箱』の頃からは時系列が後なのか、自身の特殊能力やひびきとの一番最初の馴れ初めについてもある程度把握している模様。
 
:;スマホさん(阿曇磯良)
 
:;スマホさん(阿曇磯良)
 
::『まほうつかいの箱』の[[ケータイさん]]その人…ではなく、中身は神霊・阿曇磯良。
 
::『まほうつかいの箱』の[[ケータイさん]]その人…ではなく、中身は神霊・阿曇磯良。
 
::その名の通りスマホの姿をしているが、『踊るドラゴン・キャッスル!』では潮満珠を取り戻した際に「ビデオ通話」として、伝承通りの姿をしている阿曇磯良としての姿を現していた。
 
::その名の通りスマホの姿をしているが、『踊るドラゴン・キャッスル!』では潮満珠を取り戻した際に「ビデオ通話」として、伝承通りの姿をしている阿曇磯良としての姿を現していた。
::お調子者かつ場を引っ掻き回すトラブルメーカーではあるものの、その実過去の出来事を気に病んでずっと引きずっていたという一面も持つ。
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::お調子者かつ場を引っ掻き『回すトラブルメーカーではあるものの、その実過去の出来事を気に病んでずっと引きずっていたという一面も持つ。
 
::なおずっと海の底にいたので、[[卑弥呼|邪馬]][[壱与|台国]]の事など陸のことはあまり知らない模様。
 
::なおずっと海の底にいたので、[[卑弥呼|邪馬]][[壱与|台国]]の事など陸のことはあまり知らない模様。
 
:;シリウス
 
:;シリウス
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: おおいぬ座を構成する、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星。冬の大三角を成す星の一つでもある。
 
: おおいぬ座を構成する、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星。冬の大三角を成す星の一つでもある。
 
: 名称はギリシャ語の「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス」に由来している。
 
: 名称はギリシャ語の「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス」に由来している。
: 古代エジプトでは「豊穣の女神ソプデト」として信仰され、中国では「天狼星」と呼ばれて侵略や貪残を司る不吉な星とされていた。
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: 古代エジプトでは「豊穣の女神ソプデト」として信仰され、中国では「天狼星」と呼ばれて侵略や貪残を司る不吉な星とされ、ギリシャではおおいぬ座も含めて「オリオンの猟犬」とも称されていた。
 
: その明るさから船乗りの道標としてよく利用されていたようで、世界の各地にシリウスを示す名が存在している。
 
: その明るさから船乗りの道標としてよく利用されていたようで、世界の各地にシリウスを示す名が存在している。
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: また、輝く一つの星に見えるが実際は大小二つの恒星からなる連星である。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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**この説は歴法家の真鍋大覚氏が唱えたもので、彼の著書では「布で顔を隠しているのは夜空で強く光っていたため」「鹿海の伊曽良舞では神が白布で顔を隠しており、まさにシリウスの象徴である」などとされている。
 
**この説は歴法家の真鍋大覚氏が唱えたもので、彼の著書では「布で顔を隠しているのは夜空で強く光っていたため」「鹿海の伊曽良舞では神が白布で顔を隠しており、まさにシリウスの象徴である」などとされている。
 
**『踊るドラゴン・キャッスル!』では「神功皇后の招集になかなか応じなかったのは、それが秋のことだったから(シリウスは秋だと夜明け前に現れる)」とされており、「海から浮上し、海に還っていく様は海の神であり星の神」ともされている。
 
**『踊るドラゴン・キャッスル!』では「神功皇后の招集になかなか応じなかったのは、それが秋のことだったから(シリウスは秋だと夜明け前に現れる)」とされており、「海から浮上し、海に還っていく様は海の神であり星の神」ともされている。
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**「顔が輝くのを隠すために覆いをしていた」という特徴に加え、『踊るドラゴン・キャッスル!』ではイワブネを引きずり出すため「海を割る」という奇跡を見せるなど[[モーセ]]を思わせる要素も存在している。
 
*プロフィールでは、ひびきが依代となった理由は「人間サイズの宇宙とも言えるトライテンが星の神霊を受け入れる依代として最適解であった」と考察されているが、メタ的な理由では『まほうつかいの箱』の楽曲である「シトラス・シリウス」からひびきと千鍵のサーヴァント要素としてシリウスに関連する「阿曇磯良」が選ばれたのだと思われる。
 
*プロフィールでは、ひびきが依代となった理由は「人間サイズの宇宙とも言えるトライテンが星の神霊を受け入れる依代として最適解であった」と考察されているが、メタ的な理由では『まほうつかいの箱』の楽曲である「シトラス・シリウス」からひびきと千鍵のサーヴァント要素としてシリウスに関連する「阿曇磯良」が選ばれたのだと思われる。
 
**なおシリウス時の宝具である「スターリット・マーマレード」は、ドラマCDのタイトルが由来と思われる。
 
**なおシリウス時の宝具である「スターリット・マーマレード」は、ドラマCDのタイトルが由来と思われる。
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**トライテンが「宇宙そのもの」であるためか、疑似サーヴァントであるが神霊を丸ごと受け入れつつ主導権が依り代の側にあるという非常に珍しい例となっている。
 
*ひびきと千鍵は依代になる際に阿曇磯良に合意を取られたようだが、『踊るドラゴン・キャッスル!』ではその事を覚えていなかった。
 
*ひびきと千鍵は依代になる際に阿曇磯良に合意を取られたようだが、『踊るドラゴン・キャッスル!』ではその事を覚えていなかった。
 
**なお阿曇磯良は彼女らが覚えていない可能性を考慮していたようで、二人を依代にするにはそれが手っ取り早かったとしつつも「霊基を二つに分けるなんてろくな事にならない」と話している<ref group="出">『踊るドラゴン・キャッスル!』第5節「扉をあけて」</ref>。
 
**なお阿曇磯良は彼女らが覚えていない可能性を考慮していたようで、二人を依代にするにはそれが手っ取り早かったとしつつも「霊基を二つに分けるなんてろくな事にならない」と話している<ref group="出">『踊るドラゴン・キャッスル!』第5節「扉をあけて」</ref>。
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