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== アイリスフィール・フォン・アインツベルン ==
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{{登場人物概要
*スペル:''Irisviel Von Einzbern''
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| 外国語表記 = ''Irisviel Von Einzbern''
*誕生日:2月1日
+
| 初登場作品 = [[Fate/Zero]]
*身長:158cm / 体重:52kg
+
| 声優 = 大原さやか
*スリーサイズ:B85/W56/H84
+
| 演者 =
*イメージカラー:銀
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| 身長 = 158cm
*特技:練成魔術
+
| 体重 = 52kg
*好きなもの:夫と娘 / 苦手なもの:節約、交通安全
+
| 誕生日 = 2月1日
*天敵:言峰綺礼
+
| 血液型 =
*CV:大原さやか
+
| スリーサイズ = B85/W56/H84
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| 性別 = 女性
 +
| イメージカラー = 銀
 +
| 特技 = 練成魔術
 +
| 好きな物 = 夫と娘
 +
| 苦手な物 = 節約、交通安全
 +
| 天敵 = [[言峰綺礼]]
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| 魔術回路・質 =
 +
| 魔術回路・量 =
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| 魔術回路・編成 =
 +
| デザイン = 武内崇
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}}
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アインツベルン家により錬成されたホムンクルス。[[衛宮切嗣]]の妻。
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==概要==
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[[アインツベルン]]により錬成されたホムンクルス。[[衛宮切嗣]]の妻。
    
;略歴
 
;略歴
 
:アインツベルンの手により第四次[[聖杯]]降霊儀式の聖杯の「器」として錬成されたホムンクルス。「冬の聖女」[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]の後継機にあたり、また[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|究極のホムンクルス]]の母胎となるべく設計されたプロトタイプでもある。
 
:アインツベルンの手により第四次[[聖杯]]降霊儀式の聖杯の「器」として錬成されたホムンクルス。「冬の聖女」[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]の後継機にあたり、また[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|究極のホムンクルス]]の母胎となるべく設計されたプロトタイプでもある。
:精霊に近い存在である上、誕生前から様々な調整を加えられており、[[魔術|魔術師]]としての能力は高い。
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:精霊に近い存在である上、誕生前から様々な調整を加えられており、[[魔術師]]としての能力は高い。
 
:切嗣がアインツベルンに入るのとほぼ同時期に練成された。切嗣を夫として迎え、一児を儲ける。
 
:切嗣がアインツベルンに入るのとほぼ同時期に練成された。切嗣を夫として迎え、一児を儲ける。
 
:[[聖杯戦争]]では切嗣の代理で[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]とともに[[冬木市]]に入り、表向きのマスターとして囮役となる。
 
:[[聖杯戦争]]では切嗣の代理で[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]とともに[[冬木市]]に入り、表向きのマスターとして囮役となる。
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:、聖杯戦争が進み英霊の魂を吸収するごとに生体としての機能を喪失していき、[[イスカンダル|ライダー]]に化けた[[ランスロット|バーサーカー]]に連れ去られる。
 
:『Grand Order』のコラボイベント『Fate/Accel Zero Order』ではアインツベルンの研究が一世代早く進んだことで、彼女が究極のホムンクルスとして作られており、セイバーの正式なマスターとなり単独で聖杯戦争に臨んだ。
 
:『Grand Order』のコラボイベント『Fate/Accel Zero Order』ではアインツベルンの研究が一世代早く進んだことで、彼女が究極のホムンクルスとして作られており、セイバーの正式なマスターとなり単独で聖杯戦争に臨んだ。
 
;人物
 
;人物
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:英霊を3~4体ほど吸収した後ならばアイリの生死に関わらず完成していくが、それ以前のカタチになっていない段階でアイリが死んでしまった場合、聖杯も機能しないままで終了してしまう。
 
:英霊を3~4体ほど吸収した後ならばアイリの生死に関わらず完成していくが、それ以前のカタチになっていない段階でアイリが死んでしまった場合、聖杯も機能しないままで終了してしまう。
    +
== バリエーション ==
 
=== アイリ師匠 ===
 
=== アイリ師匠 ===
:「おねがい!アインツベルン相談室」に登場。
+
:『[[Fate/Zero#お願い!アインツベルン相談室|お願い!アインツベルン相談室]]』に登場。
 
:第4次聖杯戦争で脱落した迷えるサーヴァントの悩みを聞いて導いている。何故か[[間桐雁夜|雁夜]]だけ「カリヤーん」と謎の呼び方をする。そして後期は雁夜のダメ人間さを聞き喜ぶ。ちなみに[[言峰綺礼|綺礼]]の事は前期は「綺礼神父」、後期は「外道神父」。そして時々黒い。正体は汚染された大聖杯の化身であり、うじうじ悩んでるサーヴァントの魂をさっさと聖杯にダイブさせるのが役割。
 
:第4次聖杯戦争で脱落した迷えるサーヴァントの悩みを聞いて導いている。何故か[[間桐雁夜|雁夜]]だけ「カリヤーん」と謎の呼び方をする。そして後期は雁夜のダメ人間さを聞き喜ぶ。ちなみに[[言峰綺礼|綺礼]]の事は前期は「綺礼神父」、後期は「外道神父」。そして時々黒い。正体は汚染された大聖杯の化身であり、うじうじ悩んでるサーヴァントの魂をさっさと聖杯にダイブさせるのが役割。
 
:相談室は懺悔室であり、彼女は聖杯側の弁護士だった。格好は明治時代の女学生のような振袖に袴とブーツ、大きなリボンで髪をポニーテールにしている。獲物は薙刀。
 
:相談室は懺悔室であり、彼女は聖杯側の弁護士だった。格好は明治時代の女学生のような振袖に袴とブーツ、大きなリボンで髪をポニーテールにしている。獲物は薙刀。
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:空間内に迷い込んでしまって記憶喪失になっているTちゃんを助けて、弟子ゼロ号(ゼっちゃん)として立派なサーヴァントのマスターに教育するため用語解説などもした。
 
:空間内に迷い込んでしまって記憶喪失になっているTちゃんを助けて、弟子ゼロ号(ゼっちゃん)として立派なサーヴァントのマスターに教育するため用語解説などもした。
   −
==キャスター (Grand Order)==
+
=== アイリスフィール〔天の衣〕 ===
*真名:アイリスフィール〔天の衣〕
+
『[[Fate/Grand Order]]』にて天のドレスを纏って仮初のサーヴァントとなったアイリスフィール。
*身長:158cm / 体重:52kg
  −
*出典:-
  −
*地域:-
  −
*属性:混沌・善
  −
*性別:女性
  −
*CV:大原さやか
     −
[[キャスター|魔術師]]のサーヴァント。
+
詳細は「[[アイリスフィール〔天の衣〕]]」を参照。
;略歴
  −
:『Fate/Accel Zero Order』本編終了後のカルデア一行の前に現れ、黒聖杯を破壊しきれていなかったために小聖杯の欠片が活動を始めたことを[[アンリマユ]]とともに告げる。
  −
;人物
  −
:魔術礼装「天のドレス」を纏ったアイリスフィール。
  −
:『Fate/Accel Zero Order』では聖杯を破壊して行き場のなくなったアイリをカルデアに迎え入れる旨の会話があったが、このアイリはそのアイリとは別人。
  −
:聖杯の端末。大聖杯に還った嬰児が分霊としてサーヴァント化した存在のため、本来英霊の座にはいない「仮初のサーヴァント」。
  −
:冬木の汚染された聖杯を顕す性質とは異なり、妻であり母である「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」の側面を色濃く有している。
  −
:おおらかさや包容力をもった大地母神的な性質を備えており、『この世全ての悪』と同じくアイリの姿をした黒い聖杯と対をなしている。
  −
;能力
  −
:アイリと同様、針金を用いた使い魔「シュトルヒリッター」を自在に操る他、聖杯の浄光で攻撃している。
  −
:スキル「献身の覚悟」により防御・回復系の魔術・スキル・アイテムの使用効果に対してプラス補正がかかる。
  −
 
  −
===黒聖杯===
  −
*性別:女性
  −
 
  −
『Fate/Accel Zero Order』にて登場。『この世全ての悪』によって汚染された黒い聖杯。クラスは「[[アヴェンジャー|復讐者]]」。
  −
 
  −
;略歴
  −
:第四次聖杯戦争終盤にて[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]と[[ディルムッド・オディナ|ランサー]]を除くサーヴァントが脱落、[[間桐臓硯]]がアイリに蓄えられた五体分のサーヴァントの魂を汚染された大聖杯に捧げたことで目覚めた。
  −
:手始めに臓硯を殺害し、カルデア一行を逃したセイバーをランサーを圧倒するが、先の戦いで重傷を負ったエルメロイ二世に変わって諸葛孔明の疑似サーヴァントとなったウェイバーがカルデア一行とともに参戦した。
  −
:最終的に敗れて破壊されてしまった。これにて事件は解決したと思われたが…。
  −
;人物
  −
:シナリオ中に間桐臓硯から「[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン]]」。と呼ばれており、臓硯との会話では[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]。の如く振る舞う。しかしながら、その存在は「アイリスフィール」とも「ユスティーツァ」とも違う、汚染された聖杯の成れの果てであり、性格も冷酷非情となっている。
  −
;能力
  −
:汚染されたといえど、第三魔法「天の杯」を自称し、複数のサーヴァントを圧倒するなど、それに恥じない力を持っている。
  −
 
  −
===四元素アイリ===
  −
:カルデア陣営によって破壊されたはずの黒い聖杯の欠片。というのも、黒い聖杯を壊しきれなかったために、小聖杯は欠片として散らばり、活動を開始。アンリマユは大人しくするように注意を呼びかけたが、火のアイリのせいで反乱を起こしてしまい、問答無用で襲撃した。その姿は、細かな違いを除けば天の衣と同一だが、性格がそれぞれ異なっている。
  −
:火のアイリは一際過激で活発、おしゃまだが、わりと素のアイリに近い。水のアイリは冷たくも、クールで理知的だが、無自覚な伝奇脳。土のアイリは地味で大人しいが、わりと根に持ち、陰からこっそり復讐する。風のアイリはフリーダムで軽やかな口調と性格となっている。もちろん、戦闘中のボイスもそれぞれ専用のものが用意されている。
  −
 
  −
== ステータス ==
  −
{| class="wikitable" style="text-align:center"
  −
|-
  −
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
  −
|-
  −
|[[キャスター]] ||[[主人公 (Grand Order)]] ||E||E||C||A+||B||B||陣地作成:B||女神の神核:C<br>献身の覚悟:A<br>自然の嬰児:A<br>魔術医療:A|| style="text-align:left"|
  −
|}
  −
 
  −
== [[宝具]] ==
  −
;白き聖杯よ、謳え (ソング・オブ・グレイル)
  −
:ランク:B<br>種別:魔術宝具
  −
:彼女が持つ愛と母性が聖杯と結び付き、真摯にして清らかなる祈りを一時的に叶える宝具。
  −
:願望器としての機能ではなく、アイリの存在が宝具として昇華されたモノ。
  −
:黒聖杯及び四元素アイリも同様の宝具を持つが効果が異なり、天の衣の白き聖杯はHP回復+ガッツ付与、黒聖杯及び四元素アイリの聖杯はダメージ+それぞれ異なるバッドステータスとなっている。
  −
:四元素アイリのものはそれぞれバラバラの宝具名に「ソング・オブ・グレイル」のルビが振られており、内訳は『<ruby><rb>[[清姫|てんしんアイリざんまい]]</rb><rt>ソング・オブ・グレイル</rt></ruby>』(火)、『<ruby><rb>青の聖杯よ、凍れ</rb><rt>ソング・オブ・グレイル</rt></ruby>』(水)、『<ruby><rb>錆の聖杯よ、嘆け</rb><rt>ソング・オブ・グレイル</rt></ruby>』(土)、『<ruby><rb>[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|あいり・ざ・りっぱー]]</rb><rt>ソング・オブ・グレイル</rt></ruby>』(風)となっている。火・風のものについては使用時に「模倣宝具」「まねっこ宝具」と呼称しているが、見た目は一緒なので何を模倣しているのかは謎。
  −
:元々は四元素アイリそれぞれと複数回戦う中で、模倣した名前から『○き聖杯』へと宝具名が変化し、ボイスもそれに合わせたものに適宜変化していく仕様になる予定だったが、制作の都合上ボツとなった。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/Zero]]
 
;[[Fate/Zero]]
 
:セイバーのマスター代理、聖杯降霊の器の守人。
 
:セイバーのマスター代理、聖杯降霊の器の守人。
 
:自身を聖杯戦争に関わる最後の器にするため、闘争の終焉を願って戦う。
 
:自身を聖杯戦争に関わる最後の器にするため、闘争の終焉を願って戦う。
 +
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 +
:Fate本編とは異なる並行世界の存在。夫(籍は入れていない)の切嗣と一緒に世界中を飛び回っており不在がちだが、唐突に帰ってきたりもする。離れている時間が長くとも愛娘のことは大切に見守っている……が、しかし敢えて空気は読まないエアブレイカー系ママ。
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
:キャスターのサーヴァントとして登場。
+
:コラボイベント『Fate/Accel Zero Order』にて本人が登場する他、[[アイリスフィール〔天の衣〕]]名義で同イベントの報酬として実装されている。
: 〔キャスター〕キャラクターデザイン:縞うどん / 設定作成:??? / レア度:SR(☆4)
  −
:なお、コラボイベント『Fate/Accel Zero Order』にて本人が登場する他、同イベントの報酬として実装されている。
   
:概念礼装のイラストでは初期から(厳密には本人と言えないのも含めて)複数回登場しており、特に「ハロウィン・プリンセス」はその強烈なイラストと礼装としての性能と入手に伴う苦労が合わさり、何かと話題を呼ぶ存在になっていた。
 
:概念礼装のイラストでは初期から(厳密には本人と言えないのも含めて)複数回登場しており、特に「ハロウィン・プリンセス」はその強烈なイラストと礼装としての性能と入手に伴う苦労が合わさり、何かと話題を呼ぶ存在になっていた。
 +
 +
===Fate関連作品===
 
;[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 
;[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 
:イリヤのため、明日の運動会のお弁当を作っていたはずのアイリスフィール。気づけばヘンな宝箱に入れられ、冬木市に放り出されていた。謎の携帯電話がかかってきたが、ぷちっと無視。さて、どうしよう?
 
:イリヤのため、明日の運動会のお弁当を作っていたはずのアイリスフィール。気づけばヘンな宝箱に入れられ、冬木市に放り出されていた。謎の携帯電話がかかってきたが、ぷちっと無視。さて、どうしよう?
 
:限定版同梱ドラマCDでは腐女子として目覚めていたりする。
 
:限定版同梱ドラマCDでは腐女子として目覚めていたりする。
 
:ルートによって境遇は違うらしく、自身のルートでは切嗣がマスターを狙撃したことを知っていたり、アンリマユと面識があるなど本編準拠だと思われる。イリヤルートでは聖杯戦争から逃走し、本家からは勘当されるものの親子三人平和に暮らしている世界のアイリが登場する。なお聖杯戦争から逃走することになった理由は、セイバーがあっさりやられてしまったかららしい。
 
:ルートによって境遇は違うらしく、自身のルートでは切嗣がマスターを狙撃したことを知っていたり、アンリマユと面識があるなど本編準拠だと思われる。イリヤルートでは聖杯戦争から逃走し、本家からは勘当されるものの親子三人平和に暮らしている世界のアイリが登場する。なお聖杯戦争から逃走することになった理由は、セイバーがあっさりやられてしまったかららしい。
;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
+
;[[Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
 
:「ゼロカフェ」常連の奥様でセイバー店長がお気に入り。夫や娘と幸せに暮らしている。
 
:「ゼロカフェ」常連の奥様でセイバー店長がお気に入り。夫や娘と幸せに暮らしている。
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
+
 
:Fate本編とは異なる並行世界の存在。夫(籍は入れていない)の切嗣と一緒に世界中を飛び回っており不在がちだが、唐突に帰ってきたりもする。離れている時間が長くとも愛娘のことは大切に見守っている……が、しかし敢えて空気は読まないエアブレイカー系ママ。
+
===その他===
 +
;[[ちびちゅき!]]
 +
:所属不明。『Fate/Zero』設定なのか、[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロ]]を見て隠し子だと誤解していた。
 +
 
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== Fate/Zero ===
 
=== Fate/Zero ===
136行目: 104行目:     
;[[藤村大河|弟子ゼロ号]]
 
;[[藤村大河|弟子ゼロ号]]
:「おねがい!アインツベルン相談室」にて、アイリを師匠と呼んで慕う弟子。
+
:『お願い!アインツベルン相談室』にて、アイリを師匠と呼んで慕う弟子。
    
=== タイガーころしあむ ===
 
=== タイガーころしあむ ===
185行目: 153行目:     
;「イリヤ、あなたはきっと運命の枷から解き放たれる。<br> 私がすべてを遂げるから。お父さんが、きっと叶えてくれるから……」
 
;「イリヤ、あなたはきっと運命の枷から解き放たれる。<br> 私がすべてを遂げるから。お父さんが、きっと叶えてくれるから……」
:本物のアイリスフィールではないが願望は本物だ。
+
:本物のアイリスフィールではないが願望は本物と変わらない。
 
:最後まで愛娘を想い、その未来を嘆願しながら逝った母の祈りは彼女に受け継がれている。
 
:最後まで愛娘を想い、その未来を嘆願しながら逝った母の祈りは彼女に受け継がれている。
   192行目: 160行目:  
:知人の女性に声をかけられまくる士郎を見て、切嗣の隠し子(疑惑)という複雑な問題を脇に置き、ハーレム状態の士郎を教育するために母親として鉄拳を振るう。
 
:知人の女性に声をかけられまくる士郎を見て、切嗣の隠し子(疑惑)という複雑な問題を脇に置き、ハーレム状態の士郎を教育するために母親として鉄拳を振るう。
 
:イリヤも姉として加わり、バーサーカーも加わった。
 
:イリヤも姉として加わり、バーサーカーも加わった。
 +
 +
;「ど! どんだけええええ?!!」<br>(……は! 待って、落ち着くのよ私! キリツグの息子達という事は、私の息子達だもの、ここは母として凛としてなきゃ!)
 +
:取り敢えず[[衛宮士郎|息子]]に導かれるまま衛宮家にやって来ると、そこでは[[エミヤ|2人の男が]][[アンリマユ|争っていた]]。士郎が止めに入るも逆にヒートアップしてしまい、それを微笑ましく見守るも[[カレン・オルテンシア|突如現れた謎の紙袋]]に「3人ともある意味切嗣の息子」と言われて驚愕した時のセリフ。
 +
:いやまあ何と言うか、'''3人とも半分くらい同一人物'''なのですがね……。
    
;「って、あら? あっちもセイバー?<br> あらあら、こっちもセイバー?……の、着ぐるみ?<br> ……この企画を考えた人は、何を考えてるのかしら?」
 
;「って、あら? あっちもセイバー?<br> あらあら、こっちもセイバー?……の、着ぐるみ?<br> ……この企画を考えた人は、何を考えてるのかしら?」
212行目: 184行目:     
;「そう、やっと気がついた……あの神父が切嗣に抱く思いって、きっと♥」
 
;「そう、やっと気がついた……あの神父が切嗣に抱く思いって、きっと♥」
:特典ドラマCD『猫の手も借るケモノたち』より。切嗣に固執する言峰の妄執を疑問に思い、様々な文献を調べ、池袋のサンシャイン通りで合致する答えを見つけた結果腐女子と化してしまった。切嗣が何とか誤解を解こうとしたがアイリの妄想は拡大し続け「'''切嗣は受け'''」という爆弾発言が飛び出す事態となった(尤も切嗣が「穴を埋める」「互いに求め合う」など腐女子が反応する言葉を口走ったことも原因なのだが)。
+
:特典ドラマCD『猫の手も借るケモノたち』より。切嗣に固執する言峰の妄執を疑問に思い、様々な文献を調べ、池袋のサンシャイン通りで合致する答えを見つけた結果腐女子と化してしまった。切嗣が何とか誤解を解こうとしたがアイリの妄想は拡大し続け「'''そっかぁ~切嗣は受けかぁ'''」という爆弾発言が飛び出す事態となった(尤も切嗣が「穴を埋める」「互いに求め合う」など腐女子が反応する言葉を口走ったことも原因なのだが)。
:なお、このアイリ衝撃の腐女子発言については、あまりにアイリ=腐女子設定が定着しためか、脚本家の九条ケント氏が『[https://twitter.com/kujoukent/status/707396785304522754 ごめんなさい、あれ書いたのは私なんです。(他のアンソロジー作家さんとの共著ですが)なので公式設定ではないです。]』と非公式である見解を述べている。
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:なお、あまりにこのドラマCD内だけのギャグネタを公式設定だと捉える人が多かったのか、このアイリ衝撃の腐女子発言については、脚本家の九条ケント氏が『[https://twitter.com/kujoukent/status/707396785304522754 ごめんなさい、あれ書いたのは私なんです。(他のアンソロジー作家さんとの共著ですが)なので公式設定ではないです。]』と非公式である見解を述べている。
    
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===
 
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===
 
;「あら、おちびちゃんじゃない」<br>「うふふ、かーわいい。イリヤも可愛いけど、男の子も欲しかったなあ……」<br>「そんなの勿体ないわ!ウェイバーちゃんはいつまでも可愛いままでいいのよ!セイバーもそう思うでしょ!?」
 
;「あら、おちびちゃんじゃない」<br>「うふふ、かーわいい。イリヤも可愛いけど、男の子も欲しかったなあ……」<br>「そんなの勿体ないわ!ウェイバーちゃんはいつまでも可愛いままでいいのよ!セイバーもそう思うでしょ!?」
:『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』の[[イスカンダル|ライダー]]&[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]チームのルートで中ボスとして登場した際の台詞。
+
:『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』の[[イスカンダル|ライダー]]&[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]チームのルートで中ボスとして登場した際の台詞。1cmしか違わない(アイリは158cm、ウェイバーは157cm)相手を「おちびちゃん」呼ばわりする辺り、かなりの強心臓である。
:天然系人妻の無邪気だが理不尽な言葉の暴力が魔術師見習い(19歳男子)を襲う。
+
:天然系人妻の無邪気だが理不尽な言葉の暴力が魔術師見習い(19歳男子)を襲う。余りの不憫ぶりに、セイバーも思わず同情してしまっている。
    
;「うふふふふ。こういう時どう言えばいいか。<br> この間道で出会ったツインテニーソの女の子に教えて貰ったわ」<br>「――殴ッ血KILL!」
 
;「うふふふふ。こういう時どう言えばいいか。<br> この間道で出会ったツインテニーソの女の子に教えて貰ったわ」<br>「――殴ッ血KILL!」
273行目: 245行目:  
:本編での聖杯の中の彼女と違いイリヤが無事だと把握してるためか、切嗣に裏切られたと悲しみはしても増悪は無い。
 
:本編での聖杯の中の彼女と違いイリヤが無事だと把握してるためか、切嗣に裏切られたと悲しみはしても増悪は無い。
 
:彼を救えなかった事を悔んでいた。けれどこの答えを得た事で悩みは解決した。
 
:彼を救えなかった事を悔んでいた。けれどこの答えを得た事で悩みは解決した。
  −
=== Fate/Grand Order ===
  −
;「好きなもの?私はたくさんのものが好きだけれど……一つ思うなら、そうね……あの子と、あの人を」
  −
:マイルームの会話にて。
  −
  −
;「おかしな話ね。私は聖杯の力で、聖杯の端末の一つとして、仮初めに現界しているのに<br> 聖杯よりも、大切に思うことがあるの。あの子と……あの人」
  −
:絆Lv4にて。彼女はなにより家族を大切に想い愛してる。
  −
  −
====火のアイリスフィール====
  −
;「熱湯よ!」<br>「熱よ」<br>「炎よ」
  −
:攻撃時の台詞。火のアイリだけあって熱に関係するものばかり。
  −
  −
;「私は火のアイリスフィール」<br>「おてんば過ぎたかしら?」
  −
:スキル使用時の台詞。自分の名前の主張と、彼女の性格を表す台詞。
  −
  −
;「あぁっ!」<br>「乱暴すぎるわっ!」
  −
:被ダメージ時の台詞。テンションが高い。
  −
  −
;「模倣宝具その1……てんしん アイリざんまい!」
  −
:宝具使用時の台詞。[[清姫#宝具|清姫]]宝具の模倣宝具。
  −
  −
;「今回は、あなた達の、勝ちね」
  −
:消滅時の台詞。「今回は」と言ってる当たり、再挑戦する気が丸見えである。
  −
  −
==== 風のアイリスフィール ====
  −
;「私はアイリスフィールの中では一番の小物……と言いながら風のアイリちゃんは消えるのであった。つづく」
  −
:風のアイリの撃破時台詞。宝具でジャックを真似た挙句、[[エドワード・ティーチ|黒髭]]の撃破時台詞のようなノリで消えていく。
      
=== その他の作品 ===
 
=== その他の作品 ===
313行目: 258行目:  
:魔法少女化しているイリヤ、英霊化しているクロエを二人共針金で作ったゲンコツでノックアウト。
 
:魔法少女化しているイリヤ、英霊化しているクロエを二人共針金で作ったゲンコツでノックアウト。
 
:ギャグ補正がかかっているとはいえ、『プリズマ☆イリヤ』のアイリはぶっ飛びすぎである。
 
:ギャグ補正がかかっているとはいえ、『プリズマ☆イリヤ』のアイリはぶっ飛びすぎである。
:『Grand Order』の戦闘ボイスの中にも「喧嘩は両成敗よね」と、この台詞がベースと思しきものがある。
      
;「大漁大漁……ウフフ♪ <br> 一方的に相手を蹂躙するのがこ~んなに気持ちのいいものだったなんて!」
 
;「大漁大漁……ウフフ♪ <br> 一方的に相手を蹂躙するのがこ~んなに気持ちのいいものだったなんて!」
330行目: 274行目:  
**性格にもかなりのアレンジが加えられているように見えるが、元々、ホムンクルスとして生まれ持ってる知識に比べて生きてきた年数が少なく、経験も偏ってるので、風雅と稚気の二面性のあるキャラだとされている。また本編とその他でキャラの性格が違ったりするのはどのキャラにもよくある事なので深く考える必要はないだろう。
 
**性格にもかなりのアレンジが加えられているように見えるが、元々、ホムンクルスとして生まれ持ってる知識に比べて生きてきた年数が少なく、経験も偏ってるので、風雅と稚気の二面性のあるキャラだとされている。また本編とその他でキャラの性格が違ったりするのはどのキャラにもよくある事なので深く考える必要はないだろう。
 
**『プリズマ☆イリヤ』での衛宮家のヒエラルキーはアイリ本人によれば、アイリ>キリツグ>イリヤ>セラ・リズ>士郎、らしい(ツヴァイより)。なお、アイリとキリツグの間には「神の壁」が存在している。
 
**『プリズマ☆イリヤ』での衛宮家のヒエラルキーはアイリ本人によれば、アイリ>キリツグ>イリヤ>セラ・リズ>士郎、らしい(ツヴァイより)。なお、アイリとキリツグの間には「神の壁」が存在している。
*意外にもスピード狂で、切嗣が持ってきた玩具で車が一番のお気に入り。切嗣は近代科学啓豪という目的で彼女に買い与えた。その割にはクラシカルな車なのはおそらくアイリの好み。
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*意外にもスピード狂で、切嗣が持ってきた玩具で車が一番のお気に入り。切嗣は近代科学啓豪という目的で彼女に買い与えた。その割にはクラシカルな車なのはおそらくアイリの好みが影響している。
 
**なお、練習したのはアインツベルンの城の庭であり、そこは狭くて不満だった。日本に来て広いところを走らせることが出来て喜んでいるが、道路交通法はほぼ理解していない。
 
**なお、練習したのはアインツベルンの城の庭であり、そこは狭くて不満だった。日本に来て広いところを走らせることが出来て喜んでいるが、道路交通法はほぼ理解していない。
 
*[[メディア|キャスター(第五次)]]は「人妻で姫君」というキャラクター性が被るためか、相性が悪いらしい。『タイころアッパー』では壮絶な舌戦を繰り広げた。
 
*[[メディア|キャスター(第五次)]]は「人妻で姫君」というキャラクター性が被るためか、相性が悪いらしい。『タイころアッパー』では壮絶な舌戦を繰り広げた。
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:本来聖杯は純粋無色の力で「過程を飛ばして結果だけを実現する」機能を持っていた。しかし「この世全ての悪」に汚染された結果、それは失われてしまう。聖杯に願いを掛ける人物が「願望を成就させる方法論(ビジョン)」を提示する必要が生じたうえに、どんな願いも殺戮という手段でしか叶えられない願望器になってしまった。
 
:本来聖杯は純粋無色の力で「過程を飛ばして結果だけを実現する」機能を持っていた。しかし「この世全ての悪」に汚染された結果、それは失われてしまう。聖杯に願いを掛ける人物が「願望を成就させる方法論(ビジョン)」を提示する必要が生じたうえに、どんな願いも殺戮という手段でしか叶えられない願望器になってしまった。
 
:そのため切嗣の内側に問いかけた結果「多数のために少数を犠牲にする」方法論と「妻と娘をこの世の何よりも愛している」という事実と「全てを呪い叶える(殺害する)」という汚染聖杯の偏向思想によって拡大解釈された結果、あのような下手にリアリティを持った悪夢が上映されることとなった。
 
:そのため切嗣の内側に問いかけた結果「多数のために少数を犠牲にする」方法論と「妻と娘をこの世の何よりも愛している」という事実と「全てを呪い叶える(殺害する)」という汚染聖杯の偏向思想によって拡大解釈された結果、あのような下手にリアリティを持った悪夢が上映されることとなった。
:ちなみに余談だが『おねがい!アインツベルン相談室』におけるアイリ師匠もこの汚染された聖杯がアイリの殻を被ったモノであるらしい。相談室でよく切嗣へのおノロケ発言をするアイリ師匠が実際に切嗣に出会った時の反応が本編と考えると、少し切ないものがある。
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:ちなみに余談だが『お願い!アインツベルン相談室』におけるアイリ師匠もこの汚染された聖杯がアイリの殻を被ったモノであるらしい。相談室でよく切嗣へのおノロケ発言をするアイリ師匠が実際に切嗣に出会った時の反応が本編と考えると、少し切ないものがある。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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== 脚注 ==
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===注釈===
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===出典===
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== リンク ==
 
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*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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*[[魔術師]]
    
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[[category:登場人物あ行]]
 
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[[Category:Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
 
[[category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
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