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:一方で、風の氏族としての能力を最大限に悪用した腹黒い陰謀家としての面も持っており、これによって鏡の氏族すべてやモルガン、ノクナレアを含め数多くの有力者が死に追いやられた。
 
:一方で、風の氏族としての能力を最大限に悪用した腹黒い陰謀家としての面も持っており、これによって鏡の氏族すべてやモルガン、ノクナレアを含め数多くの有力者が死に追いやられた。
 
:しかし、彼女の本質は陰謀家ですらなく'''「誰よりも一番に愛される」'''という妖精としての自身の目的のため'''「その時自分を差し置いて輝ける存在を陥れて潰し、後になったら罪も行為も忘れ去ってしまう」'''というパターンでのみ行動する、あまりにも自己愛に振り切れ過ぎた八方美人。それ故に''まるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」''とされる。
 
:しかし、彼女の本質は陰謀家ですらなく'''「誰よりも一番に愛される」'''という妖精としての自身の目的のため'''「その時自分を差し置いて輝ける存在を陥れて潰し、後になったら罪も行為も忘れ去ってしまう」'''というパターンでのみ行動する、あまりにも自己愛に振り切れ過ぎた八方美人。それ故に''まるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」''とされる。
:『そこにいるだけで完璧な存在』『誰よりも価値のある妖精』という風の氏族の特性を良くも悪くも最も顕著に現した存在であり、自分を高めることは全く知らないため、自分より目立つ者、自分を褒めようとしない者が現れれば誰であろうと''後先考えることなく足を引っ張って引き摺り落とす形で排斥''し、それが例えその場におけるただ一時の瞬間であっても「自分が輝き、周囲から褒め称えられている」という状況を最優先に保ち続けることが彼女の行動指針の全てであり、そのためなら刹那的に危険な行為も躊躇いなく行う。同時に善悪の認識だけでなく、損得勘定や責務などといった社会観念を露ほども持ち合わせておらず、自らの些細な言動がきっかけで予想以上の犠牲者が出たり事を荒立てたとしても、自分が原因だとは思わないまま放棄し「周りが何とかしてくれる」とひたすら他人に任せっぱなしにしてしまう。
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:『そこにいるだけで完璧な存在』『誰よりも価値のある妖精』という風の氏族の特性を良くも悪くも最も顕著に現した存在であり、自分を高めることは全く知らないため、自分より目立つ者、自分を褒めようとしない者が現れれば誰であろうと''後先考えることなく足を引っ張って引き摺り落とす形で排斥''し、それが例えその場におけるただ一時の瞬間であっても「自分が輝き、周囲から褒め称えられている」という状況を最優先に保ち続けることが彼女の行動指針の全てであり、そのためなら刹那的に危険な行為も躊躇いなく行う。同時に善悪の認識だけでなく、損得勘定や責務などといった社会観念を露ほども持ち合わせておらず、自らの些細な言動がきっかけで予想以上の犠牲者が出たり事を荒立てたとしても、自分が原因だとは思わないまま放棄し「周りが何とかしてくれる」とひたすら他人に任せっぱなしにしてしまう。といったような意見もあるが、実際のところ2,000年程モルガンの配下として領主をしていたことや、ノクナレアを暗殺するための下準備など、その行動には刹那的とは真反対のところが多々見受けられる。「周りが何とかしてくれる」と本人は言うが、放置していれば収まる大厄災等とは異なり、放置できない自身にとっての危険(モルガンやノクナレア)については適切に対処している。
:あらゆる言動を当人さえ「真実」だと本気で思い込むほどに自己否定を全くしない上、領民たる妖精は元から疑うことを知らない者達ばかりなのに加え、人間の方も崇拝から来る極端な選民思想に染っていることも『オーロラがそう言うのだから本当』という思い込みを後押ししているため、口からの出任せなのかどうかの判断はよほど知恵の回る者に限られる。さらに強大な能力・権力を持つため彼女の『本質』を知り得るものはまず一番長く身近に居続けられる者に限られるので、未然にオーロラの本性を看破できた者は片手程度しか存在しなかった。<br/>そのうち[[オベロン]]は彼女との会話で「最も汎人類史の妖精に近い存在」「もっとも無垢な簒奪者」「加害者であり傍観者でもあったからここまで生きてこられた」と告げている他、メリュジーヌからは「オーロラが『一番輝ける存在』でいられるのは、本人と同じく純粋無垢に善悪を楽しむ者達がいるブリテン異聞帯だけ」と断言されており、オーロラの性質と言動は、万が一汎人類史に移り住めたとしても「周りを貶めるしか能のない毒婦」としてあちらの人間から爪弾きにされることは目に見えており、翅はおろか姿形も瞬く間に落ちぶれ、されどモースとして死ぬこともできず、その醜い姿を毎朝ひたすら鏡の前で嘆きながら心を殺す惨めな日々を送る羽目になるだろうと予想されていた。
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また、聖槍の件で芽がないと判断するや諦める。大厄災で収集のつかない騒ぎを収めようとするコーラルに対して、そのまま丸投げせず即座に虫に変える。と後先や損得を考慮して、任せないという最適解も取っている。
:事実、女王暦になってからは翅の輝きが落ちていることを自覚しており、更にはメリュジーヌへの無意識下の羨望から来る嫉妬によって、自らが醜悪な生き物だと言う事実から目を背けきれなくなるギリギリまで来ていた。
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:あらゆる言動を当人さえ「真実」だと本気で思い込むほどに自己否定を全くしない上、領民たる妖精は元から疑うことを知らない者達ばかりなのに加え、人間の方も崇拝から来る極端な選民思想に染っていることも『オーロラがそう言うのだから本当』という思い込みを後押ししているため、口からの出任せなのかどうかの判断はよほど知恵の回る者に限られる。さらに強大な能力・権力を持つため彼女の『本質』を知り得るものはまず一番長く身近に居続けられる者に限られるので、未然にオーロラの本性を看破できた者は片手程度しか存在しなかった、というように見えるが、看破したと思っている『本質』が本当の意味で本質であったかは若干怪しい所もある。何故ならソールズベリーからの追放者が始末される事なく生きていたからである。自身にとって危険でないと判断していたと考えられる。<br/>そのうち[[オベロン]]は彼女との会話で「最も汎人類史の妖精に近い存在」「もっとも無垢な簒奪者」「加害者であり傍観者でもあったからここまで生きてこられた」と告げている他、メリュジーヌからは「オーロラが『一番輝ける存在』でいられるのは、本人と同じく純粋無垢に善悪を楽しむ者達がいるブリテン異聞帯だけ」と断言されており、オーロラの性質と言動は、万が一汎人類史に移り住めたとしても「周りを貶めるしか能のない毒婦」としてあちらの人間から爪弾きにされることは目に見えており、翅はおろか姿形も瞬く間に落ちぶれ、されどモースとして死ぬこともできず、その醜い姿を毎朝ひたすら鏡の前で嘆きながら心を殺す惨めな日々を送る羽目になるだろうという予想もあるが、あくまでもユーザーの予想である。在り方は何らか変わるだろうし、3,000年も生きるような事は無くなるだろうが、それが上記の通りであるということにはならない。(というか、上記はベリルと一緒にいた眼が綺麗な妖精と混同している感がある)
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:女王暦になってからは翅の輝きが落ちていることを自覚しており、更にはメリュジーヌへの無意識下の羨望から来る嫉妬によって、自らが醜悪な生き物だと言う事実から目を背けきれなくなるギリギリまで来ていた。
 
;能力
 
;能力
 
:3000年もの年月をモースにならずに生き永らえている故か妖精として高い能力を持つ。その実態は不明だが、描写されている限りコーラルをあっさりと毛虫に変えてしまうなどの事はできるようだ。
 
:3000年もの年月をモースにならずに生き永らえている故か妖精として高い能力を持つ。その実態は不明だが、描写されている限りコーラルをあっさりと毛虫に変えてしまうなどの事はできるようだ。