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| ;略歴 | | ;略歴 |
− | :[[西欧財閥]]の一角を担うイングランド王国の騎士。軍属でありながら「サー」の称号を女王陛下より賜った、女王陛下の懐刀。既に現役は退いているが、かつては狙撃手として活躍し、匍匐前進で1キロ以上を進んで、敵の司令官を狙撃するということも日常茶飯事だったという。<br>聖杯戦争においては、第二回戦にて、[[サーヴァント]]・アーチャーと共に[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の前に立ちはだかる。<br>彼自身は騎士として正々堂々とした戦いを望むも、アーチャーの方はその方針を無視し、手段を選ばずに彼を勝たせようとする。ついにはアーチャーが敵である主人公を毒矢で射抜くが、彼は[[宝具]]を破却することで主人公を解毒し助ける。更には二度しか使えない[[令呪]]の一画をもって、アーチャーが学園サイドで宝具を使うことを禁じ、学園での奇襲を永久に封じた。また、この行為が原因で、管理側からステータスの低下というペナルティも受けている。<br>だが、彼は行動自体は認めずとも、それが自分に対する忠誠心の表れであることは理解しており、アーチャーに対する信頼は揺るがなかった。絶対の自信をもって、主人公との決戦に挑む。 | + | :[[西欧財閥]]の一角を担うイングランド王国の騎士。軍属でありながら「サー」の称号を女王陛下より賜った、女王陛下の懐刀。既に現役は退いているが、かつては狙撃手として活躍し、匍匐前進で1キロ以上を進んで、敵の司令官を狙撃するということも日常茶飯事だったという。 |
| + | :聖杯戦争においては、第二回戦にて、[[サーヴァント]]・アーチャーと共に[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の前に立ちはだかる。 |
| + | :彼自身は騎士として正々堂々とした戦いを望むも、アーチャーの方はその方針を無視し、手段を選ばずに彼を勝たせようとする。ついにはアーチャーが敵である主人公を毒矢で射抜くが、彼は[[宝具]]を破却することで主人公を解毒し助ける。更には二度しか使えない[[令呪]]の一画をもって、アーチャーが学園サイドで宝具を使うことを禁じ、学園での奇襲を永久に封じた。また、この行為が原因で、管理側からステータスの低下というペナルティも受けている。 |
| + | :だが、彼は行動自体は認めずとも、それが自分に対する忠誠心の表れであることは理解しており、アーチャーに対する信頼は揺るがなかった。絶対の自信をもって、主人公との決戦に挑む。 |
| :『Fate/EXTRA Last Encore』ではかつて[[鈴鹿御前|宙を舞う剣を操るセイバー]]のマスターと戦い、既に敗北した身だが、チャクラ・ヴァルティン成立後にサーヴァント共々強制的に蘇生、第二階層のフロアマスターとなる。しかし、死者が生前のままに蘇る道理はなく、『勝利のみに妄執する狩人』と化している。 | | :『Fate/EXTRA Last Encore』ではかつて[[鈴鹿御前|宙を舞う剣を操るセイバー]]のマスターと戦い、既に敗北した身だが、チャクラ・ヴァルティン成立後にサーヴァント共々強制的に蘇生、第二階層のフロアマスターとなる。しかし、死者が生前のままに蘇る道理はなく、『勝利のみに妄執する狩人』と化している。 |
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| ;人物 | | ;人物 |
− | :緑の服を着た老人。髪と髭は混じりけ無しの白に染まり、顔にも体にも「老い」の印が深いが、それでいて「衰え」は感じられない。例えるならば深い年輪を重ねた大樹。長い年月に相応した風格、揺るがぬ芯の強さに支えられた厳格な騎士。<br>礼を重んじ、不義を良しとせず、堂々と正面から戦う姿勢を見せる。しかしこれは、今回の聖杯戦争に臨んでのことで、本来は軍人として、汚い手段も義務として受け入れることのできる冷徹な人物だったようだ。今回は軍務ではないプライベートな戦いとして、軍人ではなく個人として正々堂々とした戦いを望んでいる。<br>敬虔な神の信徒であり、幾度と無く教会に足を運び、祈りを捧げてもいた。<br>アーチャーとは汚れ仕事に徹した狙撃手という過去が共通しており、彼の非情に為らざるを得ない背景を理解しているため、諭しながらも気遣いをもって接している。 | + | :緑の服を着た老人。髪と髭は混じりけ無しの白に染まり、顔にも体にも「老い」の印が深いが、それでいて「衰え」は感じられない。例えるならば深い年輪を重ねた大樹。長い年月に相応した風格、揺るがぬ芯の強さに支えられた厳格な騎士。 |
| + | :礼を重んじ、不義を良しとせず、堂々と正面から戦う姿勢を見せる。しかしこれは、今回の聖杯戦争に臨んでのことで、本来は軍人として、汚い手段も義務として受け入れることのできる冷徹な人物だったようだ。今回は軍務ではないプライベートな戦いとして、軍人ではなく個人として正々堂々とした戦いを望んでいる。 |
| + | :敬虔な神の信徒であり、幾度と無く教会に足を運び、祈りを捧げてもいた。 |
| + | :アーチャーとは汚れ仕事に徹した狙撃手という過去が共通しており、彼の非情に為らざるを得ない背景を理解しているため、諭しながらも気遣いをもって接している。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
− | :軍人にして[[ウィザード|霊子ハッカー]]。軍人としては腕のいい狙撃手として名を馳せているが、元々魔術師の血筋を引く古い家柄の出身で、魔術回路が備えている。彼自身はその血を嫌っていたが、ハーウェイ家がムーンセルを独占する事を危惧した女王の命によって一年間の訓練・調整を受け、遅咲きのウィザードとして大成した。<br>そのため、管理側からは優勝候補として認識され、他の多くのマスターにも実力は認められている。<br>元狙撃主として[[ロビンフッド|緑衣のアーチャー]]とは息があった連携をし、的確な指示、有効なサポートを行った。扱うコードキャストはサーヴァントの攻撃力を上げるgain_str(16)と少量だが体力を回復させるadd_regen(8)。<br>サウンドドラマCDにおいては相手をスタン状態にさせるコードキャストも扱った。<br>『Fate/EXTRA Last Encore』では狙撃手としての腕前も披露されており、スタート時点に出た途端に遠方の王城から狙撃する……と見せかけておいて実際はスタート地点の近辺から王城の鐘に跳弾させた回折狙撃を行っており、偽の弾道に釣られて王城の鐘に向かえばそこに仕掛けられた罠で仕留められる、という非常に悪辣な絶技を見る事ができる。 | + | :軍人にして[[ウィザード|霊子ハッカー]]。軍人としては腕のいい狙撃手として名を馳せているが、元々魔術師の血筋を引く古い家柄の出身で、魔術回路が備えている。彼自身はその血を嫌っていたが、ハーウェイ家がムーンセルを独占する事を危惧した女王の命によって一年間の訓練・調整を受け、遅咲きのウィザードとして大成した。そのため、管理側からは優勝候補として認識され、他の多くのマスターにも実力は認められている。 |
| + | :元狙撃主として[[ロビンフッド|緑衣のアーチャー]]とは息があった連携をし、的確な指示、有効なサポートを行った。『EXTRA』ゲーム中のコードキャスト以外にも、サウンドドラマCDにおいては相手をスタン状態にさせるコードキャストも扱っている。 |
| + | :『Fate/EXTRA Last Encore』では狙撃手としての腕前も披露されており、スタート時点に出た途端に遠方の王城から狙撃する……と見せかけておいて実際はスタート地点の近辺から王城の鐘に跳弾させた回折狙撃を行っており、偽の弾道に釣られて王城の鐘に向かえばそこに仕掛けられた罠で仕留められる、という非常に悪辣な絶技を見る事ができる。 |
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| + | == 使用技 == |
| + | ===[[Fate/EXTRA]]=== |
| + | ; gain_str(16); |
| + | : コードキャスト。3ターンの間、対象の筋力を上昇させる。 |
| + | ; add_regen(8); |
| + | : コードキャスト。2ターンの間、ターン終了時にHPが回復する。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| *漫画版では現実世界で軍人として現役時代、[[トワイス・H・ピースマン]]と戦医として同じ戦場で会っていたとされるエピソードが描かれた。しかしトワイスが生きた時代は物語の舞台である2032年から数十年前であるが、ダンはすでに舞台と同じ結構な年齢の風貌として描かれている。 | | *漫画版では現実世界で軍人として現役時代、[[トワイス・H・ピースマン]]と戦医として同じ戦場で会っていたとされるエピソードが描かれた。しかしトワイスが生きた時代は物語の舞台である2032年から数十年前であるが、ダンはすでに舞台と同じ結構な年齢の風貌として描かれている。 |
| *発表当初、その姓から死徒二十七祖の一人である[[グランスルグ・ブラックモア]]との関連が噂されたが、公式ではまったく言及されていない。スペルはダンが「Blackmore」、グランスルグが「Blackmoa」と異なっている。なお、赤セイバーが彼を揶揄する際に「死した黒烏(からす)」と表現してはいる。 | | *発表当初、その姓から死徒二十七祖の一人である[[グランスルグ・ブラックモア]]との関連が噂されたが、公式ではまったく言及されていない。スペルはダンが「Blackmore」、グランスルグが「Blackmoa」と異なっている。なお、赤セイバーが彼を揶揄する際に「死した黒烏(からす)」と表現してはいる。 |
| + | **その後[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]にて、Fate世界では[[グランスルグ・ブラックモア]]は既に滅んでいること、そしてブリテンのとある村に存在するとある一族がグランスルグに縁があり敬意を表してブラックモアの名前を使うようになった事が紹介された。その一族は死徒のブラックモアと同じく鳥を使役していた魔術師で、とりわけ鴉を重用していたとのこと。明言は無いがもしかするとダンはこの村の出身なのかもしれない。 |
| *『CCC』で唯一どうなったのか分からない前作の対戦相手マスターでもある。レギュラーとして旧校舎で活躍したレオとユリウス、凛とラニ、慎二やガトー。赤いランサーに裏切られたランルーくん、アルターエゴ達に囚われたありす。しかし彼の詳細はサーヴァントであったアーチャーからもはっきりした情報がなく終わる。他のマスター達同様[[BB]]に吸収されてしまったのか。 | | *『CCC』で唯一どうなったのか分からない前作の対戦相手マスターでもある。レギュラーとして旧校舎で活躍したレオとユリウス、凛とラニ、慎二やガトー。赤いランサーに裏切られたランルーくん、アルターエゴ達に囚われたありす。しかし彼の詳細はサーヴァントであったアーチャーからもはっきりした情報がなく終わる。他のマスター達同様[[BB]]に吸収されてしまったのか。 |
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| + | ==脚注== |
| + | ===注釈=== |
| + | <references group = "注"/> |
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| + | ===出典=== |
| + | <references group = "出"/> |
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| == リンク == | | == リンク == |