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− | ==アサシン (EXTRA)== | + | {{サーヴァント概要 |
− | *真名:李書文
| + | | タイトル = アサシン |
− | *身長:166cm / 体重:60kg
| + | | 真名 = 李書文 |
− | *属性:中立・悪
| + | | 読み = り しょぶん |
− | *性別:男性
| + | | 外国語表記 = Li Shuwen |
− | *イメージカラー:橙
| + | | 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]] |
− | *特技:とくになし
| + | | 声優 = 安井邦彦 |
− | *好きなもの:鍛錬、試合、家族 / 嫌いなもの:写真、タタリ
| + | | 身長 = 166cm |
− | *天敵:ヴラド三世 (EXTRA) / 玉藻の前 (EXTELLA)
| + | | 体重 = 60kg |
− | *CV:安井邦彦
| + | | 属性 = 中立・悪 |
| + | | 性別 = 男性 |
| + | | イメージカラー = 橙 |
| + | | 特技 = とくになし |
| + | | 好きな物 = 鍛錬、試合、家族 |
| + | | 苦手な物 = 写真、タタリ |
| + | | 天敵 = ヴラド三世 (EXTRA)<br>玉藻の前 (EXTELLA) |
| + | | デザイン = ワダアルコ |
| + | }} |
| | | |
| + | ==概要== |
| 「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。 | | 「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。 |
| | | |
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| ;能力 | | ;能力 |
| :気を使い、周囲の気を感知し、自己の気配を消す[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「圏境」により、姿を存在ごと消失している。これは魔術理論ではなく瞑想の極意・体術による透明化なので、魔術理論に生きるものには絶対に感知することができない。第五次聖杯戦争のアサシンの燕返し同様、人の域とは呼べない魔技である。 | | :気を使い、周囲の気を感知し、自己の気配を消す[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「圏境」により、姿を存在ごと消失している。これは魔術理論ではなく瞑想の極意・体術による透明化なので、魔術理論に生きるものには絶対に感知することができない。第五次聖杯戦争のアサシンの燕返し同様、人の域とは呼べない魔技である。 |
− | :これによりアサシンはほぼ確実に先手を取れるアドバンテージを有し、常日頃暗殺者の脅威に晒されていた[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]、歴戦の兵である[[無銘|アーチャー]]、動物的な気配察知能力を持つ[[玉藻の前|キャスター]]でさえ彼の奇襲からは即死を免れるのが限界だった。 | + | :これにより彼はおよそどんな相手でもほぼ確実に先手を取れるアドバンテージを有しており、各々暗殺や奇襲といった分野に十分な対応力を持つはずの主人公の[[ネロ・クラウディウス|パートナー]][[無銘|サーヴァント]][[玉藻の前|たち]]でさえ、彼の奇襲からは即死を免れるのが限界だった。 |
− | :また最高ランクの「中国武術」によって、素手で三騎士クラスのサーヴァントと互角に戦える程の卓越した戦闘能力を持ち、その強さは主人公のサーヴァントに宝具の使用を決断させるほど。 | + | :また最高ランクの「中国武術」によって素手で三騎士クラスのサーヴァントと互角に戦える程の卓越した戦闘能力を持ち、最終戦まで宝具を温存しようと試みていたパートナーサーヴァントたちに「使わねば勝ち目がない」と使用を決断させた。 |
| | | |
− | ==ランサー (Grand Order)== | + | ==別クラス / バリエーション== |
− | *真名:李書文
| + | ===ランサー (帝都聖杯奇譚)=== |
− | *身長:166cm / 体重:60kg
| + | 老年期の姿で[[ランサー]]として召喚された李書文。 |
− | *出典:史実
| |
− | *地域:中国
| |
− | *属性:中立・悪 / カテゴリ:人
| |
− | *性別:男性
| |
− | *CV:安井邦彦
| |
| | | |
− | 「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。
| + | 詳細は「[[李書文 (帝都聖杯奇譚)]]」を参照。 |
| | | |
− | ;略歴
| + | ===ランサー (Grand Order)=== |
− | :『[[Fate/Grand Order]]』第一部五章では、西暦1783年のアメリカではぐれサーヴァントとして召喚された。
| + | 青年期の姿で[[ランサー]]として召喚された李書文。 |
− | :一度は戦力が不足しているエジソン達に会っていたが、エジソンが抱えている物に気づくと協力せずに立ち去り、そのまま強敵を求めてケルト兵やシャドウサーヴァントが跋扈するアメリカの荒野を一人で彷徨っていた。
| + | |
− | :そんな中、自分が探していた強敵であるスカサハに興味を持たれたことがきっかけで主人公らと一戦交え、その結果彼女と槍を交えるまでは誰の味方にもならないという盟約を交わしてその場を去る。その後、クー・フーリン・オルタとの戦いに負けて戦闘不能に陥ったスカサハの前に現れ、彼女の求めに応じて主人公らへの援軍として戦いに趣く。最終決戦では、「自分の意思で戦っている」という建前で劣勢に立たされている北部戦線に参戦。ベオウルフとのタイマンに臨み、彼に勝利を収めた後も終戦まで戦い抜いた。
| + | 詳細は「[[神槍 李書文]]」を参照。 |
− | :最終決戦終結後、人理修復の開始によって消滅し始める中でただ一人、「戦いの後にスカサハと槍を交える」約束を果たすためにスカサハの元へ戻って行き、互いに渾身の力を込めた一撃を放って決着を付ける場面で第五章を締めた。
| + | |
− | :第一部終章では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
| + | ===アサシン (Grand Order)=== |
− | ;人物
| + | 老年期の姿で[[アサシン]]として召喚された李書文。 |
− | :中華の武術家然とした服装の男。一人称は「儂」。
| + | |
− | :若さを取り戻したが故に、老境の頃の泰然自若とした性質が無く、荒々しい性質がむき出しになっている状態である。
| + | 詳細は「[[李書文〔アサシン〕]]」を参照。 |
− | :一言で言ってしまえば触れれば切れる刃。一度戦場に立つとバーサーカーさながら血の滾りを抑えられずに好んで凶拳を振るい、難敵強敵を求めて暴れまわる。
| |
− | :そういった血気盛んで猛り狂う姿は[[スカサハ]]からも「若い頃の[[クー・フーリン|奴]]にそっくり」と評されているが、理性はあるので戦場にいないときは至って落ち着いている。
| |
− | :どのような非道な作戦であっても「強敵と戦うため」であれば、目をつぶってくれる程度の鷹揚さは持つ。さすがに弱者を好んで襲う習性はないが、それが必要だと分かれば特に躊躇うことはない。理のない殺しはしないが、理のある殺しならば問題ない。
| |
− | :義侠然とした武骨さが前面に出ており、マスターに対しては淡白で素っ気ないものの、絆を深めていくと武術の手解きや人生について語ってくれる面倒見の良い義理堅さを見せてくれる。
| |
− | :ただし、ただの殺害に正義という名の理を乗せる事に関してはあまり好ましく思っていない模様。
| |
− | ;能力
| |
− | :ランサーとして召喚されているものの基本性能は特にアサシン時と変わりなく、槍術を含めた八極拳を極めている。
| |
− | :また、メインシナリオでは素手での八極拳で「素手で怪物を打倒した」逸話を持つサーヴァント[[ベオウルフ]]を撃破するに至った。
| |
| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
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| |- | | |- |
| |[[主人公 (EXTRA)]] || B || C || A || E || E || なし || style="text-align:left"|気配遮断:該当なし||中国武術:A+++<br>圏境:A|| style="text-align:left"| | | |[[主人公 (EXTRA)]] || B || C || A || E || E || なし || style="text-align:left"|気配遮断:該当なし||中国武術:A+++<br>圏境:A|| style="text-align:left"| |
− | |-
| |
− | | [[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || E || E || なし || 対魔力:D ||中国武術(六合大槍):A+++<br>圏境:B<br>絶招:B || style="text-align:left"|
| |
| |} | | |} |
− |
| |
− | ==スキル==
| |
− | :[[Fate/EXTRA]]に登場するスキル。
| |
− |
| |
− | ;周天、気を収める
| |
− | :次の手で与えるダメージが上昇する。
| |
− |
| |
− | ;周天、気を高める
| |
− | :3ターンの間、ATTACKの攻撃力が上昇する。
| |
− |
| |
− | ;周天、気を満たす
| |
− | :3ターンの間、耐久が上昇する。
| |
− |
| |
− | ;暗拳暗器
| |
− | :3ターンの間、BREAKにスタン効果が付与する。
| |
| | | |
| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
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76行目: |
| :達人としての優れた勁力から放たれる単純な破壊力だけでなく、自身の気で周囲の空間を満たすことで形成したテリトリーで相手の「気を呑む」ことで相手の感覚の一部を眩惑させ、緊張状態となった相手の神経に直接衝撃を打ち込むことで迷走神経反射(ショック死)を引き起こし心臓を停止させる。ただし完全な不意打ちが成立しなければ「気を呑む」ことができず効果は致命傷程度に留まる。「気を呑む」という中華の武術の技法は、むしろ仙道に近い。 | | :達人としての優れた勁力から放たれる単純な破壊力だけでなく、自身の気で周囲の空間を満たすことで形成したテリトリーで相手の「気を呑む」ことで相手の感覚の一部を眩惑させ、緊張状態となった相手の神経に直接衝撃を打ち込むことで迷走神経反射(ショック死)を引き起こし心臓を停止させる。ただし完全な不意打ちが成立しなければ「気を呑む」ことができず効果は致命傷程度に留まる。「気を呑む」という中華の武術の技法は、むしろ仙道に近い。 |
| :西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。「毒手」とも言い表された。 | | :西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。「毒手」とも言い表された。 |
− | :ゲーム的には、防御を無視して相手の現在のHPに対し9割のダメージを与える。これはモラトリアム中に頚脈を乱され、威力が低下しているからである。つまり乱されていなければ真に必殺の技となるが、そもそも乱さなければ圏境が防げず戦いにすらならない。 | + | :『EXTRA』ゲーム中ではGUARDを無視して相手の現在HPの9割のダメージを与える効果になっており、一撃で倒されることはない。これはモラトリアム中に頚脈を乱され、威力が低下しているからである。つまり乱されていなければ真に必殺の技となるが、そもそも乱さなければ圏境が防げず戦いにすらならない。 |
| ;猛虎硬爬山(もうここうはざん) | | ;猛虎硬爬山(もうここうはざん) |
| :種別:対門宝具 | | :種別:対門宝具 |
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| :アサシンの宝具。八極拳の秘門、奥義の一つであり、李氏八極のオリジナルではないが生前の彼が生涯を通じて頼りとした必殺の套路。无二打はあくまで対人において相手の心臓を停止させるための一撃だが、こちらは物理ダメージに特化した攻撃である。 | | :アサシンの宝具。八極拳の秘門、奥義の一つであり、李氏八極のオリジナルではないが生前の彼が生涯を通じて頼りとした必殺の套路。无二打はあくまで対人において相手の心臓を停止させるための一撃だが、こちらは物理ダメージに特化した攻撃である。 |
| :流れるような連続攻撃で、初撃の動作が虎が山を掻きむしるように見えるためについた技であり、その一撃一撃が“李書文という武人を出力先にした大地からのエネルギー”である。人間はおろか壁や扉、はては堅固な道場の門すら容易く粉砕する。 | | :流れるような連続攻撃で、初撃の動作が虎が山を掻きむしるように見えるためについた技であり、その一撃一撃が“李書文という武人を出力先にした大地からのエネルギー”である。人間はおろか壁や扉、はては堅固な道場の門すら容易く粉砕する。 |
− | ;神槍无二打(しんそうにのうちいらず) | + | :『EXTRA』ゲーム中ではバーサーカー時に攻撃SKILLとして使用する。効果はシンプルな筋力ダメージ。 |
− | :ランク:なし | + | |
− | :種別:対人宝具 | + | == 使用技 == |
− | :レンジ:2~5 | + | ===[[Fate/EXTRA]]=== |
− | :最大捕捉:一人 | + | ; 周天、気を収める |
− | :ランサー時の宝具。『燕返し』や『无二打』同様に宝具として昇華されるまでに極まった術技。 | + | : 次の手で与えるダメージが上昇する。 |
− | :効果はアサシン召喚時の『无二打』と同じだが、槍を持つ分レンジが幅広い。「壁に止まった蠅を壁を傷つけずに貫いた」徒の逸話から、精密動作性も素手とさして変わらないと推測される。 | + | : 宝具「无二打」の準備技でもあり、このスキルを妨害されると宝具は不発になる。 |
− | :『Fate/Grand Order』ゲーム中では、敵単体に超強力な防御無視攻撃を行う。防御力ダウンが発生し、さらに一定確率で即死させる。 | + | ; 周天、気を高める |
| + | : 3ターンの間、ATTACKの攻撃力が上昇する。 |
| + | ; 周天、気を満たす |
| + | : 3ターンの間、耐久が上昇する。 |
| + | ; 暗拳暗器 |
| + | : バーサーカー時に使用。3ターンの間、BREAKにスタン効果を付与する。 |
| + | |
| + | ===[[Fate/EXTELLA LINK]]=== |
| + | ; 周天、気を極めん |
| + | : 練った気を一気に放出し、衝撃波を発生させる。 |
| + | ; 気弾 |
| + | : 前方に気の弾を放つ。 |
| + | ; 爆息内功 |
| + | : 強烈な正拳突きと同時に、練った気を一気に解放する。 |
| + | ; 暗拳暗器 |
| + | : 拳に暗黒の気を纏い攻撃。ヒットした敵の神経にダメージを与えスタン状態にする。 |
| + | ; 扇雷 |
| + | : 地面に拳を叩き付け、放射状に拡散する稲妻を発生させる。 |
| + | ; 裡門頂肘 |
| + | : 一瞬で敵の懐に飛び込み、強力な肘打ちを放つ。 |
| | | |
| == 真名:李書文 == | | == 真名:李書文 == |
| :李書文。魔拳士とも言われた伝説的な八極拳士。河北省滄州市塩山県出身。 | | :李書文。魔拳士とも言われた伝説的な八極拳士。河北省滄州市塩山県出身。 |
| + | :姓は李、名は書文、字は同臣。 |
| | | |
| :「二の打ち要らず、一つあれば事足りる」と謳われる中国拳法史史上、最強の拳法家の一人にして、李氏八極門の祖。また、李書文は「神槍」とあだ名されるほど槍に長けた人物である。彼の使った六合大槍は八極門の基本的な武器であり、極論して良いならば、八極拳のほとんどはこの六合大槍の技法を学ぶための前段階に過ぎないとさえ言える。 | | :「二の打ち要らず、一つあれば事足りる」と謳われる中国拳法史史上、最強の拳法家の一人にして、李氏八極門の祖。また、李書文は「神槍」とあだ名されるほど槍に長けた人物である。彼の使った六合大槍は八極門の基本的な武器であり、極論して良いならば、八極拳のほとんどはこの六合大槍の技法を学ぶための前段階に過ぎないとさえ言える。 |
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| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| + | ===Fateシリーズ=== |
| ;[[Fate/EXTRA]] | | ;[[Fate/EXTRA]] |
| :第五回戦の対戦相手。 | | :第五回戦の対戦相手。 |
− | ;[[コハエース]] | + | ;[[Fate/EXTRA Last Encore]] |
− | :マンガ本編では槍を持って若い姿のままで登場。[[琥珀]]が猛プッシュしており、『CCC』の1周目は李老師で決まり!との事。 | + | :ゲーム本編と異なりバーサーカーのクラスで登場。 |
− | :…残念ながらそもそも出番無しでした。
| |
− | ;[[ちびちゅき!]]
| |
− | :偶然出会った都古を気に入り、弟子にする。その後、八極拳同好会を立ち上げ精力的に活動しているらしい。
| |
| ; [[Fate/EXTELLA]] | | ; [[Fate/EXTELLA]] |
| :ネロ陣営所属のサーヴァント。 | | :ネロ陣営所属のサーヴァント。 |
| + | ; [[Fate/EXTELLA LINK]] |
| + | :ネロ陣営所属のサーヴァントであったが、カール大帝の配下として登場する。 |
| + | |
| + | ===Fate関連作品=== |
| ;[[カプセルさーばんと]] | | ;[[カプセルさーばんと]] |
| :さーばんとの一匹。 | | :さーばんとの一匹。 |
| :吹っ飛ばす力が強く、前線に穴をこじ開ける役に立つが、コストがやや高め。しかしその分破壊力は凄まじく、敵拠点前に召喚した際の連続攻撃は圧巻。近接戦闘最強のさーばんと。 | | :吹っ飛ばす力が強く、前線に穴をこじ開ける役に立つが、コストがやや高め。しかしその分破壊力は凄まじく、敵拠点前に召喚した際の連続攻撃は圧巻。近接戦闘最強のさーばんと。 |
− | :コスト600 戦闘力B 突破力A+ 移動力D 体力A 忍耐力A リキャストC
| + | |
− | ;[[Fate/Grand Order]] | + | ===その他=== |
− | * 〔ランサー〕キャラクターデザイン:ワダアルコ / 設定作成:東出祐一郎・奈須きのこ / レア度:☆4
| + | ;[[コハエース]] |
− | : ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第五特異点クリア後ガチャに追加される。 | + | :マンガ本編では槍を持って若い姿のままで登場。[[琥珀]]が猛プッシュしており、『CCC』の1周目は李老師で決まり!との事。 |
− | : メインストーリーでは第5章で登場。どの陣営にも与せず、主人公視点で見た大筋にはあまり絡まない立ち位置。 | + | :…残念ながらそもそも出番無しでした。 |
| + | ;[[ちびちゅき!]] |
| + | :偶然出会った都古を気に入り、弟子にする。その後、八極拳同好会を立ち上げ精力的に活動しているらしい。 |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ===Fate/EXTRA=== | | ===Fate/EXTRA=== |
| ;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] | | ;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] |
− | :マスター。堅物なため相性はそれほど良くはないが、仲はそれなりに良好。<ref>両者とも人命を奪う事を生業とするものの、ユリウスは殺しを呑み込む殺し屋、李書文は殺し合いの日々を良しとする武人なため、根本的なところで話がかみ合わない。</ref> | + | :マスター。堅物なため相性はそれほど良くはないが、仲はそれなりに良好。<ref group = "注">両者とも人命を奪う事を生業とするものの、ユリウスは殺しを呑み込む殺し屋、李書文は殺し合いの日々を良しとする武人なため、根本的なところで話がかみ合わない。</ref> |
| ;[[ネロ・クラウディウス|セイバー]] | | ;[[ネロ・クラウディウス|セイバー]] |
− | :「暗殺は余の専売特許だ!」と暗殺経験がないのに若干理不尽な敵意を向けられることに。 | + | :「暗殺は余の専売特許だ!」と暗殺されそうになった経験しかないのに若干理不尽な敵意を向けられることに。 |
| ;[[無銘|アーチャー]] | | ;[[無銘|アーチャー]] |
| :出身が中華であることから、彼の双剣の正体を干将莫耶と見抜く。 | | :出身が中華であることから、彼の双剣の正体を干将莫耶と見抜く。 |
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| :彼女を中華で悪名高い妖狐と同一視したため怒りを買う。 | | :彼女を中華で悪名高い妖狐と同一視したため怒りを買う。 |
| :エイプリルフール企画では「ワンパン八極拳」呼ばわりし、「ありがたくねー」などと漏らしていた。 | | :エイプリルフール企画では「ワンパン八極拳」呼ばわりし、「ありがたくねー」などと漏らしていた。 |
| + | |
| ===Fate/EXTELLA=== | | ===Fate/EXTELLA=== |
| ;ネロ・クラウディウス | | ;ネロ・クラウディウス |
175行目: |
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| :結論も「次に何かするならネロの許可を得てからにしろ」と非常にまとも。 | | :結論も「次に何かするならネロの許可を得てからにしろ」と非常にまとも。 |
| | | |
− | ===Fate/Grand Order=== | + | ===Fate/EXTELLA LINK=== |
| + | ;[[カール大帝]] |
| + | :所属する陣営のトップ。 |
| + | :とはいえ所属理由は「[[スカサハ]]と戦う場を提供してもらえるから」というだけであり、天声同化の影響は受けていない。 |
| ;[[スカサハ]] | | ;[[スカサハ]] |
− | :第五章で遭遇。神仙の類と見なしており、戦いを望むが状況が許さないため先送りに。 | + | :同じ槍の使い手として執着する相手。 |
− | :第五の聖杯が回収された後、互いに肉体が限界を迎えながらも約束を果たす為にただ一合のみの打ち合いを果たしたところで第五章は締め括られる。
| |
− | ;[[ベオウルフ]]
| |
− | :第五章で敵対した相手。互いに徒手空拳を得意とするサーヴァントということで、剣と槍を投げ捨ててステゴロバトルが開幕した。
| |
− | ;[[玄奘三蔵]]
| |
− | :イベント『星の三蔵ちゃん』にて共演。御伽話に聞いていた三蔵法師と出会えてテンションが上がりまくっていた。
| |
− | :なお、彼女のアレな性格も「だいたい原典通り」と流している。<ref>実際、三蔵法師は妖魔に対しては非常に攻撃的で、問題児の孫悟空もたまに引くことがある。</ref>
| |
− | ;[[呂布奉先]]
| |
− | :イベント『星の三蔵ちゃん』にて共演。三国志時代の大英雄ということで戦うことを内心望んでいたが、味方側ということで自重していた。
| |
− | ;[[哪吒]]
| |
− | :イベント『星の三蔵ちゃん』にて遭遇。同じ中華の英雄ということで姿を見ただけで真名を見抜いており、戦いたいと強く望む。
| |
| | | |
| ===その他=== | | ===その他=== |
| ;[[琥珀]] | | ;[[琥珀]] |
| :作者がかなりの『拳児』フリークである『コハエース』において、ほぼ作者の代理として熱いリスペクトを投げかけてくる。 | | :作者がかなりの『拳児』フリークである『コハエース』において、ほぼ作者の代理として熱いリスペクトを投げかけてくる。 |
− | ;[[有間都古]] | + | ;[[有間都古]] |
| :『[[ちびちゅき!]]』で出会った、幼い拳士。幼いのに稽古に励む彼女の姿勢に感心し、弟子にとる。 | | :『[[ちびちゅき!]]』で出会った、幼い拳士。幼いのに稽古に励む彼女の姿勢に感心し、弟子にとる。 |
| ;[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|李書文]] | | ;[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|李書文]] |
| :老年期の自分自身であり、彼という英霊の持つもう一つの側面。通称「老書文」。 | | :老年期の自分自身であり、彼という英霊の持つもう一つの側面。通称「老書文」。 |
| :英霊となってからは「老いた自分と戦ってみたい」という願いが芽生えかかっているとか。 | | :英霊となってからは「老いた自分と戦ってみたい」という願いが芽生えかかっているとか。 |
− | ;黄飛鴻
| + | |
− | :中華拳法史上最高峰の達人であり、影すらもないとだれる絶技を繰り出す。
| |
− | :『FGOマテリアル』によると、彼にどこまで追いすがれるか、夢想するだけで仕手で殺さねば気が鎮めない。
| |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === Fate/EXTRA === | | === Fate/EXTRA === |
216行目: |
211行目: |
| ;「我が八極に二の打ち要らず――ふん、はッ!」「七孔噴血――巻き死ねぃ!」 | | ;「我が八極に二の打ち要らず――ふん、はッ!」「七孔噴血――巻き死ねぃ!」 |
| :宝具解放。「无二打」。剛打、毒手、二の打ち要らず。 | | :宝具解放。「无二打」。剛打、毒手、二の打ち要らず。 |
− |
| |
− | === Fate/Grand Order ===
| |
− | ;「我が槍は是、正に一撃必倒。神槍と謳われたこの槍に一切の矛盾なし!」
| |
− | :宝具発動。二撃目を必要としないほどの必殺の三連撃が、一つの業として矛盾なく叩き込まれる。
| |
− | :……のだが、実際は『EXTRA』での対戦時のように弱体化しているわけでもないのに滅多に相手を確殺できないという、その名に偽りありまくりの矛盾の塊な宝具と化してしまっている。
| |
− | :確定で相手を即死させるようではゲームの仕様上あまりに強すぎるため仕方ないと言えばそうなのだが……いつの日か、十全な状態でその名を体現する神技を見る機会は訪れるのだろうか。
| |
− |
| |
− | ;「若さを取り戻せば、武に全てを捧げることを望み、年老いてしまえば、死を超えて悟りを得ようと躍起になる。<br/> そのどちらも儂なのだ。お主もその内分かるだろうさ」
| |
− | :マイルーム台詞。青年の姿と老人の姿、どちらでも召喚される可能性がある彼の精神性を端的に表している。
| |
− |
| |
− | ;「……国民軍の拷問風景に似ているな。」
| |
− | :イベント『星の三蔵ちゃん』にて、[[ナイチンゲール|羅刹女]]の折檻(オキシドールのバケツに頭から突っ込む)を聞いてドン引きしながらの一言。
| |
− | :彼の生きた年代を考えると、リアルに見ていてもおかしくないため相当に怖い。
| |
− |
| |
| == メモ == | | == メモ == |
| *ファンからの愛称は「アサシン先生」。 | | *ファンからの愛称は「アサシン先生」。 |
240行目: |
221行目: |
| *アサシン、ランサー、バーサーカーと3つのクラスへの適性を持つ。当初の企画ではアサシンを老年期、バーサーカーを青年期の姿で出す予定だったが、諸々の事情でボツとなった。 | | *アサシン、ランサー、バーサーカーと3つのクラスへの適性を持つ。当初の企画ではアサシンを老年期、バーサーカーを青年期の姿で出す予定だったが、諸々の事情でボツとなった。 |
| **『EXTRA material』ではランサーとして召喚される場合は「晩年の、老熟した達人の姿で現れる事だろう」と言われ、実際『帝都聖杯奇譚』では老年期の姿でランサーとして現れた。が、後年の『Grand Order』ではクラスで青年期、老年期の縛りは特になく、青年ランサーも老年ランサーも青年アサシンも、全て李書文という英霊をサーヴァントとして召喚した場合現れうる可能性の一つであるとされている。いつか老年アサシンや青年バーサーカー、老年バーサーカーなんてのも登場したりするのであろうか。 | | **『EXTRA material』ではランサーとして召喚される場合は「晩年の、老熟した達人の姿で現れる事だろう」と言われ、実際『帝都聖杯奇譚』では老年期の姿でランサーとして現れた。が、後年の『Grand Order』ではクラスで青年期、老年期の縛りは特になく、青年ランサーも老年ランサーも青年アサシンも、全て李書文という英霊をサーヴァントとして召喚した場合現れうる可能性の一つであるとされている。いつか老年アサシンや青年バーサーカー、老年バーサーカーなんてのも登場したりするのであろうか。 |
| + | **『EXTRA Last Encore』では青年期の姿でバーサーカーとして登場している。 |
| *[[無銘|アーチャー]]はアサシンがスキル「圏境」によって透明化している状態で剣を交えた時、曰く「見えざる拳(インビジブル・エア)」と表現し、同じ読みの「風王結界」と比べてこちらが上と評した。<br>「武器が見えなくて厄介な剣」と「見えないから必殺の一撃」の二者で危険なのは後者であり、その評価も当然と言えるだろう。 | | *[[無銘|アーチャー]]はアサシンがスキル「圏境」によって透明化している状態で剣を交えた時、曰く「見えざる拳(インビジブル・エア)」と表現し、同じ読みの「風王結界」と比べてこちらが上と評した。<br>「武器が見えなくて厄介な剣」と「見えないから必殺の一撃」の二者で危険なのは後者であり、その評価も当然と言えるだろう。 |
| *「圏境」は透明化した上に気配すら皆無という反則的能力だが、ドラマCDによって明かされた内容によると、流石に攻撃体勢に移ると気を攻撃に回す分、幾分か効果が薄れるという。<br>初対面時にパートナーサーヴァントが不可視の攻撃に対応出来たのもコレが理由のようで全く対処出来ないという訳ではない模様。<br>とはいえ攻撃体勢に移らなければ、'''例え彼に触れたとしても認識出来ない'''という反則ぶりも判明した。 | | *「圏境」は透明化した上に気配すら皆無という反則的能力だが、ドラマCDによって明かされた内容によると、流石に攻撃体勢に移ると気を攻撃に回す分、幾分か効果が薄れるという。<br>初対面時にパートナーサーヴァントが不可視の攻撃に対応出来たのもコレが理由のようで全く対処出来ないという訳ではない模様。<br>とはいえ攻撃体勢に移らなければ、'''例え彼に触れたとしても認識出来ない'''という反則ぶりも判明した。 |
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| *マスターのユリウスは威圧感のある印象に比べて身長が低いということがしばしばネタにされるが、ユリウスと並んで立つ場面の多いアサシンも、同程度の身長である。 | | *マスターのユリウスは威圧感のある印象に比べて身長が低いということがしばしばネタにされるが、ユリウスと並んで立つ場面の多いアサシンも、同程度の身長である。 |
| **史実の李書文も痩身小柄とのことで、諸説あるが大方160cm台だったらしい。しかし、その体格にそぐわない怪力の持ち主だったとされる。 | | **史実の李書文も痩身小柄とのことで、諸説あるが大方160cm台だったらしい。しかし、その体格にそぐわない怪力の持ち主だったとされる。 |
− | ***もっとも、中国人種としては平均が170cm台前半が平均な所でもあり、小柄でありのも民種上の事情とも言える。 | + | ***もっとも、現在のアジア人種としては平均が170cm台前半が平均な所であり、<ref group = "注">漢民族に関すれば、現中華人民共和国の習近平主席は180cmの大柄であるが</ref>、中華民国時代の栄養事情などからも小柄であったとされる。<ref group = "注">日本の江戸時代と同じで庶民は慢性的に貧困であり、上流階級は肉や穀物を食せたが、庶民は質素な菜食が食生活だった。</ref> |
| *徒手空拳のみで戦った最初のサーヴァント。<br>長らく武器を使わないサーヴァントは彼だけだったが、[[Fate/Grand Order]]にて登場した[[カリギュラ]]が徒手のみで闘う二人目となった。 | | *徒手空拳のみで戦った最初のサーヴァント。<br>長らく武器を使わないサーヴァントは彼だけだったが、[[Fate/Grand Order]]にて登場した[[カリギュラ]]が徒手のみで闘う二人目となった。 |
| *[[ニコラ・テスラ]]に次いで、現代に近い時代まで生きたサーヴァント(1934年没)。さらにサーヴァントの中でも唯一子孫が実在している。また本人の写真が現存している数少ないサーヴァントでもあるが、本物の写真かは議論が絶えない。 | | *[[ニコラ・テスラ]]に次いで、現代に近い時代まで生きたサーヴァント(1934年没)。さらにサーヴァントの中でも唯一子孫が実在している。また本人の写真が現存している数少ないサーヴァントでもあるが、本物の写真かは議論が絶えない。 |
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| **真偽定まらぬ写真については、李書文の子孫が記憶を頼りにパソコンで作成したものであるらしい。これは李書文は迷信深いところがあったようで、彼を撮った写真などが一切残されていなかったから。 | | **真偽定まらぬ写真については、李書文の子孫が記憶を頼りにパソコンで作成したものであるらしい。これは李書文は迷信深いところがあったようで、彼を撮った写真などが一切残されていなかったから。 |
| ***アサシンの嫌いなものに「写真」があるのは、こういった理由があるからかもしれない。もう一つの「タタリ」も同様の理由からであろう。 | | ***アサシンの嫌いなものに「写真」があるのは、こういった理由があるからかもしれない。もう一つの「タタリ」も同様の理由からであろう。 |
− | *史実上の話で照らし合わせると、ご本人曰く'''世に出てない人物で自分に勝るとも劣らない達人の友人達がいる'''と残している。ただし、Fateシリーズでの彼は型月の独自解釈も含まれているが故もあり、この事実が反映されているのかは不明。とはいえ未だに展開されていない多くの強者達の存在がいる事や歴史を辿る程に神秘の系統が交わる中国武術史上もあって、彼らの境地も未知とも言えるだろう。 | + | *史実上の話で照らし合わせると、生前時のご本人曰く「世に出てない人物で自分に勝るとも劣らない達人の友人達がいる」と残している。この事実が反映されているのかは不明であるが、『Fate/EXTELLA』でも「似たような腕なら生前にも幾らかいた」と評しており、中国武術の底知れなさを感じさせている。 |
| *『"神槍"』という二つ名を持っているが、同じ中国武術史では彼以外にも神槍の名を持つ人物は存在している。これらは実際には固有名詞としてではなく、技量を指しているからであり、要する日本における「剣豪」や「剣客」とも同意義だったのかと思われる。 | | *『"神槍"』という二つ名を持っているが、同じ中国武術史では彼以外にも神槍の名を持つ人物は存在している。これらは実際には固有名詞としてではなく、技量を指しているからであり、要する日本における「剣豪」や「剣客」とも同意義だったのかと思われる。 |
| + | ** 中国武術家で二つ名は、師父から大成した証として二つ名を賜うことや、間柄などでよく呼ばれる渾名から取って、自発的に名乗る事が多い。要は武術家の雅号である。ご存知の通り、李書文も神槍と勇壮な二つ名を名乗っており、他にも下記で列挙されている、黄飛鴻は『獅子王』と非常にカッコイイ名前である。<s>キャメロットのアレとは関係ない</s>義和団事件にて単刀一本で連合軍に立ち向かい獅子奮迅の活躍を刻み、異種試合でロシア人ボクサーを打ち倒した李存義は『単刀李』。だが。八卦拳の達人である孫禄堂に術を教え、同じく義和団事件でドイツ兵を屠り壮絶な最後を遂げた程廷華は『眼鏡程』である。本人が眼鏡屋を営んでいたという理由であったが、そのネーミングセンスはどうなのか。 |
| *晩年の李書文は子供好きで、子供たちに武術を教えていた。 | | *晩年の李書文は子供好きで、子供たちに武術を教えていた。 |
| *『コハエース』の作者である経験値氏も彼の熱狂的なファンであり、『カプセルさーばんと』の作画を担当した際は『Fate/stay night』『コハエース』のキャラのみ担当だったにも関わらず、頼み込んで特例として彼の作画も担当させてもらったほどである。 | | *『コハエース』の作者である経験値氏も彼の熱狂的なファンであり、『カプセルさーばんと』の作画を担当した際は『Fate/stay night』『コハエース』のキャラのみ担当だったにも関わらず、頼み込んで特例として彼の作画も担当させてもらったほどである。 |
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| :これらは主に、日本と中国の見方の差にあり、前述にもあったように中国では「情をもって剣を取る」と言われ、人死に情を入れぬ合理性よりも義を重んじる正義漢の方が人気が高く映り、更に言えば、伝承上では多くの自己中心的・利己的な悪行も多々残っている為、中国では対照的に拡大解釈される事も創作の名に上がる事もなく、世論での評価の方は低い事が多い。 | | :これらは主に、日本と中国の見方の差にあり、前述にもあったように中国では「情をもって剣を取る」と言われ、人死に情を入れぬ合理性よりも義を重んじる正義漢の方が人気が高く映り、更に言えば、伝承上では多くの自己中心的・利己的な悪行も多々残っている為、中国では対照的に拡大解釈される事も創作の名に上がる事もなく、世論での評価の方は低い事が多い。 |
| :また、同時期において中国上では清末十大高手とされている黄飛鴻、霍元甲、薫海川、郭雲深等と言った武術家の方が有名であったこともあり、違う方針の武術家と相見れぬ立場もあったのかもしれない。 | | :また、同時期において中国上では清末十大高手とされている黄飛鴻、霍元甲、薫海川、郭雲深等と言った武術家の方が有名であったこともあり、違う方針の武術家と相見れぬ立場もあったのかもしれない。 |
− | :ただし、中国の武術家達としては面子を重んじる文化であることも同時にあり、こと武術に限っては自己中心的な面に見られることも間違いとも言えなくもないらしく、'''中国の武術家像としては割と適しているとも言えなくもない模様'''。 | + | :なお、この知名度の関係性は日本でいうならば「[[佐々木小次郎|佐々木小次郎の名を冠する無名]]と[[宮本武蔵]]」の関係性にも類似している。 |
− | :なお、この知名度の低い方が極めており、実は強いという関係性は日本でいうならば「[[佐々木小次郎|佐々木小次郎の名を冠する無名]]と[[宮本武蔵]]」の関係性にも類似している。
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| == リンク == | | == リンク == |
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