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:ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。
 
:ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。
 
;原作『Fate/stay night』との相違点などについて
 
;原作『Fate/stay night』との相違点などについて
アイリスフィールが冬木市で死んだことやセイバーがイリヤと面識がない点など、『Fate/hollow ataraxia』内で説明された点はあるが、全ての矛盾はフォローし切れてはいない。
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アイリスフィールが冬木市で死んだことやセイバーがイリヤと面識がない点など、『Fate/hollow ataraxia』内で説明された点はあるが、全ての矛盾はフォローし切れてはいない。<br>
TYPE-MOONも公式ファンブックにおいて「私、なんか性格違うような……」とセイバーに語らせている。
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TYPE-MOONも公式ファンブックにおいて「私、なんか性格違うような……」とセイバーに語らせている。<br>
それらの矛盾についての言及は長い間存在しなかったが、『[[Fate/strange Fake|strange Fake]]』(小説版)1巻解説にて奈須氏が''「stay nightと条件は同じだけど微妙に違う世界」''と発言。『stay night』とはパラレルである事が公式に認められた。
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それらの矛盾についての言及は長い間存在しなかったが、『[[Fate/strange Fake|strange Fake]]』(小説版)1巻解説にて奈須氏が''「stay nightと条件は同じだけど微妙に違う世界」''と発言。『stay night』とはパラレルである事が公式に認められた。<br>
*ちなみにzero同人版において奈須きのこは、1巻のあとがきにて'''''Zeroは正史であり、同時に『Fate/stay night』とは在り方を別にする伝奇アクションなのである'''''、4巻にて'''''この四巻をもって「Fate/Zero」は外伝はなく、紛れもなく本編に連なる物語となった'''''と発言してたりする。いつものような「あれは嘘だ」「すまん、忘れろ」なのか、微妙に違う世界であるが同時に正史扱いでもある、ということなのかは不明。
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ちなみに奈須きのこはzero同人版1巻のあとがきにて'''''Zeroは正史であり、同時に『Fate/stay night』とは在り方を別にする伝奇アクションなのである'''''、4巻にて'''''この四巻をもって「Fate/Zero」は外伝はなく、紛れもなく本編に連なる物語となった'''''と発言してたりする。いつものような「あれは嘘だ」「すまん、忘れろ」なのか、微妙に違う世界であるが同時に正史扱いでもある、ということなのかは不明。
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:なお、ufotable制作の『Fate/stay night Unlimited Blade Works』前半期最終話の実況ツイートにおいて「鏡界汚染世界。橋は昔から境界であり、現世と幽世を隔てるきざはしである。加えて、ここは十年前に異界の邪神が呼びだされ、汚染された川。そのあたりを利用して、キャスターはまるっと位相をズラして標的を招き入れたって寸法よ」という奈須氏の発言があり、stay nightの世界でも第四次で召喚されたサーヴァントの顔ぶれや起きた戦闘行為の内容はZeroと同様であることになった模様。「《微妙に》違う世界」と言う発言から見ても、大まかな部分では同じなのだろう。『[[Fate/strange Fake]]』でも第四次聖杯戦争の様子がダイジェストで紹介された際に「聖杯問答」の描写が為されていたが、細部は異なっていたものの大まかな流れは同じであった。
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なお、ufotable制作の『Fate/stay night Unlimited Blade Works』前半期最終話の実況ツイートにおいて「鏡界汚染世界。橋は昔から境界であり、現世と幽世を隔てるきざはしである。加えて、ここは十年前に異界の邪神が呼びだされ、汚染された川。そのあたりを利用して、キャスターはまるっと位相をズラして標的を招き入れたって寸法よ」という奈須氏の発言があり、stay nightの世界でも第四次で召喚されたサーヴァントの顔ぶれや起きた戦闘行為の内容はZeroと同様であることになった模様。「《微妙に》違う世界」と言う発言から見ても、大まかな部分では同じなのだろう。後に『[[Fate/strange Fake]]』でも第四次聖杯戦争の様子がダイジェストで紹介された際には、「聖杯問答」の描写が為されていたが、'''細部は異なって'''おり、かつ'''大まかな流れは同じ'''であった。
    
;某特撮番組との関連性
 
;某特撮番組との関連性
 
:執筆した虚淵氏は2002年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダー龍騎』のファンと公言しており、『Fate/Zero』にはこの作品のオマージュが複数見られる。虚淵氏本人も[[ジル・ド・レェ|キャスター]]と[[雨生龍之介]]は『仮面ライダー龍騎』のあるキャラクターがモチーフ、埠頭での戦闘も番組内のロケ地であることを公表している。それ以外でも[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]がバイクに騎乗するシーン、[[ディルムッド・オディナ|ランサー (第四次)]]と最後に戦った廃拠もモチーフだと言われている(後者は完全に一致している)。
 
:執筆した虚淵氏は2002年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダー龍騎』のファンと公言しており、『Fate/Zero』にはこの作品のオマージュが複数見られる。虚淵氏本人も[[ジル・ド・レェ|キャスター]]と[[雨生龍之介]]は『仮面ライダー龍騎』のあるキャラクターがモチーフ、埠頭での戦闘も番組内のロケ地であることを公表している。それ以外でも[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]がバイクに騎乗するシーン、[[ディルムッド・オディナ|ランサー (第四次)]]と最後に戦った廃拠もモチーフだと言われている(後者は完全に一致している)。
 
:その後虚淵氏は新作仮面ライダーの脚本家に抜擢され、この作品内で'''『主人公が多種多様な武器を一度に空中に召喚し、一斉に射出する』'''、'''『精神的に逸脱した仮面ライダーが自分に放たれた2種類の遠距離攻撃に対し、片方の投擲武器を接触前に引っ掴みもう片方の攻撃を弾き返す』'''という『王の財宝』や[[ランスロット|バーサーカー (第四次)]]をオマージュしたと思われるシーンが放送された。
 
:その後虚淵氏は新作仮面ライダーの脚本家に抜擢され、この作品内で'''『主人公が多種多様な武器を一度に空中に召喚し、一斉に射出する』'''、'''『精神的に逸脱した仮面ライダーが自分に放たれた2種類の遠距離攻撃に対し、片方の投擲武器を接触前に引っ掴みもう片方の攻撃を弾き返す』'''という『王の財宝』や[[ランスロット|バーサーカー (第四次)]]をオマージュしたと思われるシーンが放送された。
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==開催時期==
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;開催月
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:Fate/Zero のドラマCDでウェイバーが11月であると発言している。他にも原作小説Act.5にも同様の記述がある。
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;1993年説
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:Fate/stay night が2004年2月という説があるが(Grand Order 序章で2004年にレイシフトしていることなどが根拠)、その数ヶ月前を描いた[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]でも、第四次聖杯戦争が10年前だと記述されていることから計算すると、第四次聖杯戦争は(11月開催だとすれば)1993年開催になる。
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;1994年説
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:『Fate/Grand Order』イベント「Accel Zero Order」によると第四次聖杯戦争が起きたのは1994年。
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;1995年説
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:アニメではアイリスフィールが使用するパスポートが1995年8月発行になっており、ライダーが1995年発売の世界地図を持っているシーンもある。
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;1996年説
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:奈須きのこの『TYPE-MOON FESオフィシャルパンフレット』では、言峰綺礼は28歳で父を失った、とある。言峰綺礼の生年月日はFate/stay nightによると1967年、原作小説一巻によると12月28日なので、第四次聖杯戦争は(11月開催だとすれば)1996年になる。
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;その他
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:『お願い!アインツベルン相談室』によると切嗣が聖杯戦争に参加したのは1980年代。
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:Fate/stay nightで第五次聖杯戦争中の2月2日が土曜日になっているが、西暦2000年頃でこれに当てはまるのは1991年、2002年、2008年。第四次聖杯戦争はこれらいずれかの10年前となる。
    
==書誌情報==
 
==書誌情報==