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本来、[[異星の神]]に選ばれたのは[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]のみで、後の6人は見捨てられた。キリシュタリア単体で成立し、白紙化地球でキリシュタリアは無敵となり、他との競合は必要がなかった。<br>
 
本来、[[異星の神]]に選ばれたのは[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]のみで、後の6人は見捨てられた。キリシュタリア単体で成立し、白紙化地球でキリシュタリアは無敵となり、他との競合は必要がなかった。<br>
だがキリシュタリアが「他の6名が自分に勝る可能性はゼロではなく、僅かな可能性があるなら切り捨てない」「人理を再編するなら自分だけでは意味がない。彼らにも選択の機会を」という考えで、残りの6人も必要と推薦し、虚数に沈み対価を払えない状態の6人の代わりに「世界を敵に回すほど苦しみ」とされる蘇生の代償を肩代わりした事で6名も蘇生された。<br>
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だがキリシュタリアが「他の6名が自分に勝る可能性はゼロではなく、僅かな可能性があるなら切り捨てない」「人理を再編するなら自分だけでは意味がない。彼らにも選択の機会を」という考えで、残りの6人も必要と推薦し、虚数に沈み対価を払えない状態の6人の代わりに「世界を敵に回すほど苦しみ」とされる蘇生の代償を肩代わりした事で6名も蘇生された<ref group = "注">なお、デイビットだけは自力で蘇生していたことが後に発覚しているため、実際に異星の神に蘇生されたのは5人。</ref>。<br>
 
最終的に生き残る異聞帯は一つである為、クリプター同士は仲間ではなく、空想樹を育て切った後は互いの“領土”の食い合いになる。
 
最終的に生き残る異聞帯は一つである為、クリプター同士は仲間ではなく、空想樹を育て切った後は互いの“領土”の食い合いになる。
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最も優れた『異聞の指導者』が世界を更新するという側面から、概念自体は聖杯戦争のそれに共通するものがある。<br>
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最も優れた『異聞の指導者』が世界を更新するという側面から、概念自体は[[聖杯戦争]]のそれに共通するものがある。<br>
 
だがその競争に「汎人類史」は"観戦"する権利すら与えられず、[[主人公 (Grand Order)]]の活躍した世界は、2017年を以てカルデアの凍結と同時に終焉を迎えた。<br>
 
だがその競争に「汎人類史」は"観戦"する権利すら与えられず、[[主人公 (Grand Order)]]の活躍した世界は、2017年を以てカルデアの凍結と同時に終焉を迎えた。<br>
 
“異星の神”による侵略が終わった今、カルデアの抹殺は余分な仕事、クリプターにとっては雑務でしかないが、障害であることも否定できない。
 
“異星の神”による侵略が終わった今、カルデアの抹殺は余分な仕事、クリプターにとっては雑務でしかないが、障害であることも否定できない。
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