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| | 地域 = 欧州 | | | 地域 = 欧州 |
| | 属性 = 秩序・善 | | | 属性 = 秩序・善 |
− | | 隠し属性 = 人 | + | | 副属性 = 人 |
| | 性別 = 女性 | | | 性別 = 女性 |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
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| | イメージカラー = | | | イメージカラー = |
| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
− | | 特技 = | + | | 特技 = 強制洗浄 |
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = 清潔、衛生維持、健康 |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = 不潔と、衛生環境の崩壊、傷病 |
− | | 天敵 = | + | | 天敵 = 不清潔な場所、重症および重病人 |
| | デザイン = 高橋慶太郎 | | | デザイン = 高橋慶太郎 |
| | 設定作成 = 桜井光 | | | 設定作成 = 桜井光 |
| | レア度 = ☆5 | | | レア度 = ☆5 |
| }} | | }} |
| + | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
| | | |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
| :『[[Fate/Grand Order]]』では実装に先駆けてイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」にて真名を明かされない状態で先行登場。名前を含めた記憶を失くしており、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|エドモン・ダンテス]]によって「メルセデス」と名付けられる。 | | :『[[Fate/Grand Order]]』では実装に先駆けてイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」にて真名を明かされない状態で先行登場。名前を含めた記憶を失くしており、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|エドモン・ダンテス]]によって「メルセデス」と名付けられる。 |
− | :だが彼女の正体はシャトー・ディフにおける本来の第七の「裁きの間」の支配者で、最終的に主人公の前に死霊と共に立ちはだかることとなる。 | + | :その正体はシャトー・ディフにおける本来の第七の「裁きの間」の支配者であり、最終的に主人公の前に死霊と共に立ちはだかることとなる。 |
− | :第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年の北アメリカで砲弾を食らって負傷した主人公の手足を切断しようとするが、マシュに止められてしまう。 | + | :第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年の北アメリカにはぐれサーヴァントとして現界。 |
− | :負傷者を治療しつつケルト兵を相手に暴れており、患者を置き去りにする事を拒否していたが、時代の修正という根本治療を行う為、主人公達との協力を決める。 | + | :一応はアメリカ側に所属し、最前線に近いエリアで野戦病院を敷いて負傷兵を治療しつつケルト兵を相手に暴れていた。 |
| + | :レイシフト直後に戦いに巻き込まれて負傷し担ぎ込まれた主人公の手足を切断しようとするが、マシュに止められるという形でカルデアと接触。 |
| + | :当初は病院を離れるつもりはなかったが、提示された「時代の修正による"根本治療"」を承諾し共にアメリカ全土をめぐる戦いに赴く。 |
| :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 | | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :奉仕と献身を信条とし、たったひとりの軍隊ともいうべき不屈性を持った信念の女。『Grand Order』での現界に際しては、その精神性とクラススキルの狂化:EXが相まって、(恐らく)生前と異なり「人の話を全然聞かない」状態になっている。落ち着いた表情と丁寧な口調で話すものの、それらの言葉はすべて「自分に向けて」の言葉であるため意思疎通は困難。要は普通に会話しているように見えて実は独り言と言ってもいいケースが非常に多い<ref group = "出">『Fate/Grand Order』幕間の物語「クロエのおやつ」。</ref>。一応、最終的に患者の治療に繋がるのであれば話を聞いてくれたり、協力してくれはする。 | + | :奉仕と献身を信条とし、たったひとりの軍隊ともいうべき不屈性を持った信念の女。 |
− | :患者の「治療」を優先して行動するため何があっても怪我人の治療をする<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』112頁">『Fate/EXTELLA matelial』112頁。</ref>が、戦場でも単身突撃するほか、患者を背負ったまま戦闘を行う、切断による治療法を迫る、言う事を聞かなければ拳銃による威嚇射撃も辞さない、邪魔するものは大統領ですらブッ飛ばす<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』112頁">『Fate/EXTELLA matelial』112頁。</ref>等、「ブレーキの壊れたダンプカー」<ref group = "出">『Fate/EXTELLA matelial』112頁、『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』第3巻「火雲洞 聖嬰大王紅孩児」。</ref>と形容されるほどに過激な行動が目立つ。 | + | :『Grand Order』での現界に際しては(おそらくは)生前と異なり「人の話を全然聞かない」状態になっているが、これはバーサーカークラスに当てはめられた結果としてその精神性と生前の逸話から拡大解釈して付与された「狂化:EX」が原因。狂化のかかっていない彼女本来の人格は淑やかで心優しい女性であり、特殊な状況下であれば時折そうした面を垣間見せる……こともある。 |
− | :加えて、どのサーヴァントであろうとも絶対に挫けることなく、告げるべき言葉を告げる鉄の意志と不屈の理性を有しており、口にする言葉に一切の嘘偽りはなく、他の人物が抱えた「病んでいる」部分を治療するために容赦なく暴く。しかし、妄想や美的感覚に関しては治療の専門外とのこと。彼女が嫌いなのものは「治せない病気」と「治ろうとしない患者」。これは、患者が治ろうとする気力がなければ治療を始めることが出来ない為。 | + | :落ち着いた表情と丁寧な口調で話すものの、それらの言葉はすべて「自分に向けて」の言葉であるため意思疎通は困難。要は普通に会話してくれているようにように見えて実は独り言と言ってもいいケースが非常に多い<ref group = "出">『Fate/Grand Order』幕間の物語「クロエのおやつ」。</ref>。一応、こちらの言葉が耳に入っていない訳ではないし理解してくれない訳でもないので、最終的に患者の治療に繋がるのであれば話を聞いてくれたり、協力してくれはする。 |
− | :自分が傷つきながらも、患者がいる限り、傷を癒す暇はなく、そして癒されることはない。命を救うためならば、たとえ命を失うことになってもかなわない、あまりに純粋な信念と凄まじいまでの姿勢は「狂気と恐怖」とさえ評されており、世界から患者がいなくなるまではいかなる傷も受け止めていく在り方は、「破綻しながらも美しい」と評されている。 | + | :患者の「治療」を優先して行動するため何があっても負傷者の治療を優先する<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』112頁">『Fate/EXTELLA matelial』112頁。</ref>が、そのためにとる行動は「殺してでも治療する」という言葉に代表されるように「邪魔するものは大統領ですらブッ飛ばす」<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』112頁">『Fate/EXTELLA matelial』112頁。</ref>、「ブレーキの壊れたダンプカー」<ref group = "出">『Fate/EXTELLA matelial』112頁、『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』第3巻「火雲洞 聖嬰大王紅孩児」。</ref>等と形容されるほどに過激な行動ばかりである。 |
− | :記憶を失った「メルセデス」としての登場時は、バーサーカーとしての姿とは似ても似つかない淑やかで心優しい女性だった。 | + | :この「治療」は外傷のみならず精神面のものも含んでおり、たとえ相手が何であろうと一片の恐れも無く「病んでいる」部分を言葉によって容赦なく暴き立てる。しかし、妄想や美的感覚に関しては治療の専門外とのこと。 |
| + | :「治せない病気」と「治ろうとしない患者」を非常に嫌っているが、これは「患者側に治ろうとする気力がなければ"治療"を始めることが出来ない」為。 |
| + | :鉄の意志と不屈の理性でもって<ruby><rb>人々を治療し</rb><rt>戦い</rt></ruby>続け、いつの日か傷病が世界から根絶される日を目指す。そのために自分が傷つき続けることを厭わず、命を落とす覚悟すら決めている。 |
| + | :そのあまりに純粋な信念と凄まじいまでの姿勢は「狂気と恐怖」、「破綻しながらも美しい」とも評される。 |
| + | :実は「英霊」としては十分な資格を有するものの「サーヴァント」としては召喚に最適なクラスが存在せず、生前の逸話や精神性を拡大解釈することで辛うじてバーサーカークラスでのみ召喚が可能な人物。 |
| + | :このため、サーヴァントとして長期間活動を続ければ続ける程に内に秘めている正常な人格との齟齬が激しくなり活動に支障を来し最終的には消滅の危険すらあるという爆弾を抱えている。 |
| ;能力 | | ;能力 |
− | :素手とペッパーボックスピストルという拳銃を使用した白兵戦によって戦闘を行う。モーション変更後は'''安全ピンを抜いた結束手榴弾で殴りつけて爆発させたり'''ベッドを投げつけたりと狂戦士っぷりに磨きがかかっている。 | + | :素手とペッパーボックスピストルという拳銃を使用した白兵戦によって戦闘を行う。モーション変更後は'''安全ピンを抜いた結束手榴弾で直接殴りつけて爆発させたり'''病院用のベッドを投げつけたり担いで叩きつけたりと狂戦士っぷりに磨きがかかっている。 |
| :職業柄「病んでいる」部分に対する直感力が非常に高く、肉体面のみならず精神面の問題をも的確に見抜く。 | | :職業柄「病んでいる」部分に対する直感力が非常に高く、肉体面のみならず精神面の問題をも的確に見抜く。 |
| :漫画版では服の上からの打撃で相手の古傷を見抜き無理矢理開かせたり、相手の手首を掴み様に握りつぶしてしまったりと、人体理解を活かした狂戦士っぷりをこれでもかと見せてくれる。 | | :漫画版では服の上からの打撃で相手の古傷を見抜き無理矢理開かせたり、相手の手首を掴み様に握りつぶしてしまったりと、人体理解を活かした狂戦士っぷりをこれでもかと見せてくれる。 |
| + | :彼女の治療スキルについても、漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』での記述によると、一般的なものでも魔術的なものでも治療のための道具を彼女が使用した場合、効果が目に見えて格段に上昇するとのこと。 |
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| == バリエーション == | | == バリエーション == |
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| : ナイチンゲールによく似た巨大な「白衣の女神」の上半身が幻として出現し、大上段に構えた剣を振り下ろす。 | | : ナイチンゲールによく似た巨大な「白衣の女神」の上半身が幻として出現し、大上段に構えた剣を振り下ろす。 |
| : 効果範囲のあらゆる毒性と攻撃性は無効化される。つまり、一時的に武装や宝具の効果が失われる。毒(サーヴァントであればあらゆるステータス異常も)は消え失せ、剣は手から落ち、銃は弾を吐き出さず、爆弾は化学反応せず、魔術は組みあがらず、宝具は真名解放されない。強制的に作り出される絶対安全圏。回復効果も兼ねており、任意の対象の体力や魔力が大幅に回復する。 | | : 効果範囲のあらゆる毒性と攻撃性は無効化される。つまり、一時的に武装や宝具の効果が失われる。毒(サーヴァントであればあらゆるステータス異常も)は消え失せ、剣は手から落ち、銃は弾を吐き出さず、爆弾は化学反応せず、魔術は組みあがらず、宝具は真名解放されない。強制的に作り出される絶対安全圏。回復効果も兼ねており、任意の対象の体力や魔力が大幅に回復する。 |
− | : 「あらゆる攻撃性の無効化」という設定に反して宝具威力減衰以外にデバフ効果を持たなかったが、2017/10/04に追加された幕間の物語のクリアにより「敵全体へ1ターンの大幅な攻撃力ダウンを付与」する効果が追加された。 | + | : 「あらゆる攻撃性の無効化」という設定に反して宝具威力減衰以外にデバフ効果を持たなかったが、2017/10/04に実装された幕間の物語のクリアにより攻撃力ダウン付与が追加される。 |
− | : 『Fate/Grand Order』では「敵全体の宝具威力ダウン<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&味方全体の弱体状態を解除&味方全体のHPを回復」+強化後は「敵全体の攻撃力を大ダウン<ref group = "注" name="1ターン" />」という効果のArts宝具。宝具などチャージ攻撃を使用する直前の敵に見事決めれば、普段は即死に至るダメージですら容易に耐えられる程度の威力にまで軽減することができる。 | + | : 『Fate/Grand Order』では「敵全体の宝具威力をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+味方全体の弱体状態を解除&HPを回復[Lv]」という効果のArts宝具。 |
| + | :幕間の物語クリアでC+ランクに上昇し、「敵全体の攻撃力を大ダウン(1ターン)」という効果が追加される。 |
| + | :敵がチャージ攻撃を発動する直前に使用できれば、かなりの威力を軽減することができる。……が、基本は回避や無敵状態でやり過ごした方が楽。しかし敵が強化解除持ちで、回避や無敵が意味を為さない場合には一つの選択肢として上がってくる宝具である。 |
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| == 真名:ナイチンゲール == | | == 真名:ナイチンゲール == |
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| : 第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』解禁に伴い実装。 | | : 第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』解禁に伴い実装。 |
| : 2019年のバレンタインイベントの実装に伴いモーションが一新された。 | | : 2019年のバレンタインイベントの実装に伴いモーションが一新された。 |
| + | : 2021年2月に、『Fate/Grand Order Arcade』にて、概念礼装「風雲仙姫」をモデルにした中華風の総身霊衣「何ですこれは演劇の衣装ですか?」が実装された。 |
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| ===Fate関連=== | | ===Fate関連=== |
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| ;[[トーマス・エジソン]] | | ;[[トーマス・エジソン]] |
| :第五特異点でかなり早い段階から精神的に異常があると勘づいており、後に鉄拳制裁した後治療し、諭す。 | | :第五特異点でかなり早い段階から精神的に異常があると勘づいており、後に鉄拳制裁した後治療し、諭す。 |
− | :……「そんなだからテスラに勝てない」と最大級のトラウマを指摘して、危うく精神的に殺しかかってしまっていたが。ちなみに、二人にはワーカホリックという共通点がある。 | + | :……「そんなだからテスラに勝てない」と最大級のトラウマを指摘して、危うく精神的に殺しかかってしまっていたが。ちなみに、2人にはワーカホリックという共通点がある。 |
| ;[[女王メイヴ]] | | ;[[女王メイヴ]] |
| :第五特異点で敵対する相手だが、「その邪悪さは生まれつきの物で、健康優良児そのもの」とバッサリ言い捨て、露骨に無視する。もっとも、彼女が愛人達に贈っている蜂蜜酒の中身を知ったら、速攻で排除にかかるだろうが。 | | :第五特異点で敵対する相手だが、「その邪悪さは生まれつきの物で、健康優良児そのもの」とバッサリ言い捨て、露骨に無視する。もっとも、彼女が愛人達に贈っている蜂蜜酒の中身を知ったら、速攻で排除にかかるだろうが。 |
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| :第五特異点で軍医としての彼を酷使し、言うことを聞かないと拳銃で脅してても正しい治療をさせようとする。 | | :第五特異点で軍医としての彼を酷使し、言うことを聞かないと拳銃で脅してても正しい治療をさせようとする。 |
| :本編では端役だが、歴史上ではトマス・ジェファーソンとジョン・アダムズを引き合わせ、独立宣言にも署名している偉人である。 | | :本編では端役だが、歴史上ではトマス・ジェファーソンとジョン・アダムズを引き合わせ、独立宣言にも署名している偉人である。 |
| + | ;[[フェルグス・マック・ロイ]] |
| + | :第五特異点で敵対した相手の一人。 |
| + | :ゲーム本編ではあまり縁がなかったが、漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では直接マッチアップ。喜びのままに破壊を繰り広げる有様にブチ切れ、彼がドン引きするレベルの怒りを向けた。 |
| + | :ゲーム本編でも彼の幕間の物語で自身のシミュレーションが登場している。 |
| + | ;[[クー・フーリン〔オルタ〕]] |
| + | :第五特異点で敵対した相手の首領。 |
| + | :ホワイトハウスでの決戦でも相対してはいたもののゲーム本編では特に積極的に言及はしていなかったが、漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では自分の楽しみを歪めてでもメイヴの心意気にこたえようとする姿を「病気」と断じ、「治療」のために決戦に挑むことになる。 |
| + | :最終的には片目と両手を貫かれた状態でも諦めることなく全力の頭突きを叩き込み、彼がそんな彼女を「美しい」と自覚したことで魔神クリード・コインヘンの殻が砕け、自分の負けを認めることとなった。 |
| ;[[モードレッド]] | | ;[[モードレッド]] |
| :イベント『星の三蔵ちゃん、天竺へ』での娘役。彼女から(控え目に言っても)「ブレーキの壊れたダンプカー」<ref group ="注">この二つ名はアメリカのプロレスラー「スタン・ハンセン」に付けられたあだ名である。</ref>と評されている。 | | :イベント『星の三蔵ちゃん、天竺へ』での娘役。彼女から(控え目に言っても)「ブレーキの壊れたダンプカー」<ref group ="注">この二つ名はアメリカのプロレスラー「スタン・ハンセン」に付けられたあだ名である。</ref>と評されている。 |
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| :期間限定イベント『ネロ祭再び』で医療班として共演。 | | :期間限定イベント『ネロ祭再び』で医療班として共演。 |
| :治療魔術について何をどう勘違いしたのか「外科手術の経験がある医者」と判断した。 | | :治療魔術について何をどう勘違いしたのか「外科手術の経験がある医者」と判断した。 |
− | ;[[カリギュラ]]、[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]、[[ジル・ド・レェ]] | + | ;[[カリギュラ]]、[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]、[[ジル・ド・レェ]]、[[アントニオ・サリエリ]]、[[森長可]]、[[妖精騎士トリスタン|バーヴァン・シー]]、[[クリームヒルト]] |
− | :精神を負傷した看護対象者。 | + | :精神を負傷した看護対象者。そのうち女性2名は後天的になってしまった部分もある為、出来ればそっとしておいて欲しい所だが…… |
| + | ;[[“山の翁”]] |
| + | :『Fate/Grand Order Arcade』の収束特異点で共演。 |
| + | :天使と称されたことに加え、「可憐」とさらに褒め称えられて赤面していた。 |
| + | :彼女としても不思議と親近感を抱いていたようだが、彼からは「それは常に死の淵で戦っていたからであり、その手は本来命を愛でるものである」と穏やかに拒絶された。 |
| + | ;[[スカサハ=スカディ〔ルーラー〕]] |
| + | :イベント『アークティック・サマーワールド!』で共演。 |
| + | :「魔力消耗で絶対安静状態の彼女が密かに抜け出し、心身に多大な負担をかける同人誌制作に参加する」という普段なら絶対看過しないであろう行為を働いたが、非常に珍しいことに「彼女は止められない」と判断して気が済むまでやらせる事にした。 |
| + | : 同人誌の作成後は再び監禁状態に入り、注射がトラウマになるくらいには「治療」したようである。 |
| + | |
| + | ;[[清姫]] |
| + | :『藤丸立香はわからない』で、アスクレピオス共々彼女の噓発見能力と炎の殺菌消毒を治療に利用しようとしていた。 |
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| === ちびちゅき! === | | === ちびちゅき! === |
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185行目: |
| ;ヴィクトリア女王 | | ;ヴィクトリア女王 |
| :後援者。ナイチンゲールの活動を知り、高く評価する。ナイチンゲールからの報告を直接自分へ届けるようハーバートに命じるなど、政治的に後押しした。 | | :後援者。ナイチンゲールの活動を知り、高く評価する。ナイチンゲールからの報告を直接自分へ届けるようハーバートに命じるなど、政治的に後押しした。 |
| + | ;エリザベス・ブラックウェル |
| + | :イギリスで初めて「女医」になった偉人であり、共同で女子医学校を設立した相方。 |
| + | :「自分よりはるかに困難な道を歩んだ人物」と認識しており、彼女の記憶にもしっかりと焼き付いていた。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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215行目: |
| ; 「患者ナンバー99、重症。右腕の負傷は激しく、切断が望ましい。」<br />「ここも……駄目でしょうね。左大腿破損。生きているのが奇跡的です。やはり切断しかないでしょう。」<br />「左脇腹が抉れていますが、これは負傷した臓器を摘出して、縫合すれば問題ないはず。」<br />「大丈夫です。それでも生きられます。少なくとも、他の負傷者よりは遥かにマシです」<br />「あと二百年もすれば、高性能の義手も出てきます。……気長すぎますか。」<br />「さて、では切断のお時間です」 | | ; 「患者ナンバー99、重症。右腕の負傷は激しく、切断が望ましい。」<br />「ここも……駄目でしょうね。左大腿破損。生きているのが奇跡的です。やはり切断しかないでしょう。」<br />「左脇腹が抉れていますが、これは負傷した臓器を摘出して、縫合すれば問題ないはず。」<br />「大丈夫です。それでも生きられます。少なくとも、他の負傷者よりは遥かにマシです」<br />「あと二百年もすれば、高性能の義手も出てきます。……気長すぎますか。」<br />「さて、では切断のお時間です」 |
| : 第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』での初登場時のセリフ。初っ端から痛烈な発言の連発であり、既に監獄塔イベントで淑やかな彼女の姿を見ていたプレイヤーも、いきなり四肢切断されそうになった[[主人公 (Grand Order)|主人公]]も仰天することとなった。医療とは、時に問答無用である。 | | : 第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』での初登場時のセリフ。初っ端から痛烈な発言の連発であり、既に監獄塔イベントで淑やかな彼女の姿を見ていたプレイヤーも、いきなり四肢切断されそうになった[[主人公 (Grand Order)|主人公]]も仰天することとなった。医療とは、時に問答無用である。 |
| + | |
| + | ;「は? いやです」 |
| + | :『Fate/Grand Order -turas réalta-』での第五特異点にて、「現在の状況を教えてほしい」と望んだ主人公に対する返答。 |
| + | :医療行為でそれどころではないのはわかるが、見事なまでにバッサリである。 |
| | | |
| ;「この銃とその治療、どっちが最新ですか? 二度言わせないで下さい」 | | ;「この銃とその治療、どっちが最新ですか? 二度言わせないで下さい」 |
207行目: |
245行目: |
| :そんな彼を「病人」と断じたナイチンゲールは拳と銃弾と言葉で彼を説き伏せ、最後にとどめの一撃を言い放った。 | | :そんな彼を「病人」と断じたナイチンゲールは拳と銃弾と言葉で彼を説き伏せ、最後にとどめの一撃を言い放った。 |
| :自身の最大のトラウマに直撃したエジソンは卒倒して泡を吹いていたそうな……。 | | :自身の最大のトラウマに直撃したエジソンは卒倒して泡を吹いていたそうな……。 |
| + | :漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではこの一連の「治療および説得」の最中ずっと無表情のまま彼を殴り続けており、周囲は完全にドン引き状態であった。おまけにこちらではニコラ・テスラが少し早く召喚されていてレジスタンスに合流しているため'''本人に聞かれて嘲笑されている。''' |
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| ; 「貴方に重圧を掛けている訳ではありません。そこは勘違いされないようお願いします。」<br />「世界の崩壊を止める責務をただ一人に負わせるなど、本来は正気の沙汰ではないのです。」<br />「それはまさしく、絶望的な所業に他ならず。狂っていなければ耐えられない。」<br />「かつての私のように。……貴方はそうではない。」<br />「努力する必要はあります。しかし重荷を背負う必要はありません。」<br />「盤石の体制を整えても、兵士は死に、病人は発生する。」<br />「だから、気楽に決めてもいいのです」<br />「気楽に、そして誠実に――であれば、私たちはきっと大丈夫。」 | | ; 「貴方に重圧を掛けている訳ではありません。そこは勘違いされないようお願いします。」<br />「世界の崩壊を止める責務をただ一人に負わせるなど、本来は正気の沙汰ではないのです。」<br />「それはまさしく、絶望的な所業に他ならず。狂っていなければ耐えられない。」<br />「かつての私のように。……貴方はそうではない。」<br />「努力する必要はあります。しかし重荷を背負う必要はありません。」<br />「盤石の体制を整えても、兵士は死に、病人は発生する。」<br />「だから、気楽に決めてもいいのです」<br />「気楽に、そして誠実に――であれば、私たちはきっと大丈夫。」 |
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| :彼女が「クリミアの天使」と呼ばれる由縁となった、クリミア半島などを舞台として行われた戦争。 | | :彼女が「クリミアの天使」と呼ばれる由縁となった、クリミア半島などを舞台として行われた戦争。 |
| :ロシア・オスマン帝国間で起きた争いにフランス・イギリスが介入したことで大規模かつ泥沼化した。<ref group = "注">クリミア半島のセヴァストポリ要塞が主戦場となった事が戦争の名称の由来だが、細かい戦闘も含めると西は北海沿岸からドナウ川流域、南はバルカン半島一帯、更には極東のカムチャッカ半島周辺までもが戦場となった。</ref> | | :ロシア・オスマン帝国間で起きた争いにフランス・イギリスが介入したことで大規模かつ泥沼化した。<ref group = "注">クリミア半島のセヴァストポリ要塞が主戦場となった事が戦争の名称の由来だが、細かい戦闘も含めると西は北海沿岸からドナウ川流域、南はバルカン半島一帯、更には極東のカムチャッカ半島周辺までもが戦場となった。</ref> |
− | :特派員などにより、クリミア戦争の前線における負傷者の扱いが如何に悲惨な状況となっているかがイギリス本国にも伝わり、ナイチンゲール自身も自ら看護婦として従軍する決意を固めることとなった。ちなみにロシアとオスマン帝国の直接対立の発端には、ナポレオン三世(有名なナポレオン一世の甥にあたる人物)が聖地管理権を獲得した動きが多分に影響している。ある意味ではクリミア戦争の発端となったこのナポレオン三世、クリミア戦争の後にソルフェリーノの戦いにもフランス軍を率いて戦い、混戦の結果両陣営に多くの負傷者を出した。この戦争にはナイチンゲール自身は関与してはいないが、後に赤十字社を創設するアンリ・デュナンがこの戦いの現場に遭遇しており、戦場の惨状に強い衝撃を受けたことがきっかけに赤十字運動へと繋がっていく。ただし、ナイチンゲールは赤十字の理念には否定的で、これは赤十字活動が無償のボランティアを主体としていたことによる。彼女は看護の仕事を「専門職」と規定しており、「犠牲なき献身こそ真の奉仕」、「確固とした経済的援助の存在が重要」と説いていた。 | + | :特派員などにより、クリミア戦争の前線における負傷者の扱いが如何に悲惨な状況となっているかがイギリス本国にも伝わり、ナイチンゲール自身も自ら看護婦として従軍する決意を固めることとなった。ちなみにロシアとオスマン帝国の直接対立の発端には、ナポレオン三世(有名なナポレオン一世の甥にあたる人物)が聖地管理権を獲得した動きが多分に影響している。ある意味ではクリミア戦争の発端となったこのナポレオン三世、クリミア戦争の後にソルフェリーノの戦いにもフランス軍を率いて戦い、混戦の結果両陣営に多くの負傷者を出した。この戦争にはナイチンゲール自身は関与してはいないが、後に赤十字社を創設するアンリ・デュナンがこの戦いの現場に遭遇しており、戦場の惨状に強い衝撃を受けたことがきっかけに赤十字運動へと繋がっていく。ただし、ナイチンゲールは赤十字の理念には否定的で、これは当時の赤十字活動が無償のボランティアを主体としていたことによる。彼女は看護の仕事を「専門職」と規定しており、「犠牲なき献身こそ真の奉仕」、「確固とした経済的援助の存在が重要」と説いていた。 |
| :なお、クリミア戦争の結果、脆弱だったウィーン体制<ref group = "注">1815年のウィーン会議で成立した体制で、ナポレオン戦争で混乱したヨーロッパを絶対王制の下で安定させる為に誕生した。</ref>は完全に崩壊し、第二次世界大戦が終結する1945年までヨーロッパでは戦乱が続く事になる。 | | :なお、クリミア戦争の結果、脆弱だったウィーン体制<ref group = "注">1815年のウィーン会議で成立した体制で、ナポレオン戦争で混乱したヨーロッパを絶対王制の下で安定させる為に誕生した。</ref>は完全に崩壊し、第二次世界大戦が終結する1945年までヨーロッパでは戦乱が続く事になる。 |
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| [[Category:サーヴァント]] | | [[Category:サーヴァント]] |
| [[Category:Fate/Grand Order]] | | [[Category:Fate/Grand Order]] |
| + | [[Category:Fate/Grand Order Arcade]] |
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