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| : その後は自身も[[土御門泰広]]によって操られてしまい、本拠である赤坂を火の海にしてしまう。伊織とセイバーが駆け付けた頃には鄭の令呪も効かず、術が彼らには対処不可能なほどになっていたため、不本意ながら戦うこととなる。 | | : その後は自身も[[土御門泰広]]によって操られてしまい、本拠である赤坂を火の海にしてしまう。伊織とセイバーが駆け付けた頃には鄭の令呪も効かず、術が彼らには対処不可能なほどになっていたため、不本意ながら戦うこととなる。 |
| : 最期は鄭に感謝を伝え、自らの矢を喉に突き刺し自害した。 | | : 最期は鄭に感謝を伝え、自らの矢を喉に突き刺し自害した。 |
| + | : 『断章・慶安神前試合』では試合に勝ち抜いた後に鄭の願いによって受肉し、共に明を復興する戦いへと臨むこととなる。 |
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| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 小柄な体躯の眉目秀麗な美少年。 | + | : 小柄な体躯の一見女性のようにも見える眉目秀麗な美少年。 |
| : 礼儀正しく、マスターである鄭にも忠実に従う忠義の士。 | | : 礼儀正しく、マスターである鄭にも忠実に従う忠義の士。 |
| + | : その信念は固く、土御門によって操られた状態でも長らく自意識を保っていたほどである。 |
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| ; 能力 | | ; 能力 |
− | : 弓術による攻撃のほか、炎を操る攻撃を駆使する。 | + | : 弓術による攻撃のほかに剣を用いたり、炎を操る攻撃を駆使する。 |
| : 自身の本分が軍師でもあるため、計略を用いた戦闘が得意。 | | : 自身の本分が軍師でもあるため、計略を用いた戦闘が得意。 |
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| : 真名開放では楼船を多数召喚。数多の火矢の雨により爆発を起こし、相手を炎の海へ沈める。 | | : 真名開放では楼船を多数召喚。数多の火矢の雨により爆発を起こし、相手を炎の海へ沈める。 |
| : 高ランクの騎乗スキル故か、ライダーでないにも関わらず自身の乗船としても使用することができる模様。 | | : 高ランクの騎乗スキル故か、ライダーでないにも関わらず自身の乗船としても使用することができる模様。 |
| + | : 『Samurai Remnant』では、こちらが宝具ゲージを消費して発動する宝具となっている。 |
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| ; 赤壁戦禍・揺籃獄(せきへきせんか・ようらんごく) | | ; 赤壁戦禍・揺籃獄(せきへきせんか・ようらんごく) |
| : ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1〜50<br>最大捕捉:1000人 | | : ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1〜50<br>最大捕捉:1000人 |
− | : 固有結界と似て非なる大魔術により、周囲を赤壁の船上へと変える宝具。 | + | : [[固有結界]]と似て非なる大魔術により、周囲を赤壁の船上へと変える宝具。 |
| : 炎や爆発を自在に操り、相手に痛手を与え続ける。 | | : 炎や爆発を自在に操り、相手に痛手を与え続ける。 |
| : 発動に条件が定められており、標的を一定時間、何らかの形で同じ領域に留めねばならない。 | | : 発動に条件が定められており、標的を一定時間、何らかの形で同じ領域に留めねばならない。 |
| + | : 『Samurai Remnant』作中では土御門によって操られた[[サムソン|逸れのバーサーカー]]に放ち、また自身が操られた際もこの宝具を使用した。 |
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| == 真名:周瑜== | | == 真名:周瑜== |
| : 字は公瑾。後漢王朝末期から三国時代の人物。 | | : 字は公瑾。後漢王朝末期から三国時代の人物。 |
| : 知略と武勇に優れ、「美周郎」とあだ名された。 | | : 知略と武勇に優れ、「美周郎」とあだ名された。 |
− | : 少年時代に孫策と出会い、支えるも早くに先立たれてしまう。その後は弟の孫権に仕えて、かの有名な『赤壁の戦い』において大勝利を収めるなど活躍するも、36歳で急死する。 | + | : 少年時代に孫策と出会い、支えるも早くに先立たれてしまう。その後は弟の孫権に仕えて、呉の武将となる。有名な『赤壁の戦い』において司令官として大勝利を収めるなど活躍するも、36歳で急死する。 |
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| === 関連 === | | === 関連 === |
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| ; [[Fate/Samurai Remnant]] | | ; [[Fate/Samurai Remnant]] |
| : 初登場作品。一部の場面では操作可能。 | | : 初登場作品。一部の場面では操作可能。 |
| + | : 後にアップデートにより回想戦でも操作キャラとして使用可能になった。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| ; [[鄭成功]] | | ; [[鄭成功]] |
| : マスターにして主君。中華圏の人物同士故か、マスター呼び以外では字で呼ぶ。あくまで臣下としてマスターを導くことを優先している。 | | : マスターにして主君。中華圏の人物同士故か、マスター呼び以外では字で呼ぶ。あくまで臣下としてマスターを導くことを優先している。 |
| + | : 『断章・慶安神前試合』では受肉したことにより、無二の友となった彼と共に明を復興するための戦いへと赴くこととなった。 |
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| ; [[若旦那]] | | ; [[若旦那]] |
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| : 生前の主君にして親友。 | | : 生前の主君にして親友。 |
| : 孫堅亡きあとに付き従い、共に江東を平らげるが、若くして先立たれてしまう。 | | : 孫堅亡きあとに付き従い、共に江東を平らげるが、若くして先立たれてしまう。 |
− | | + | : サーヴァントとなった後も、彼と共に戦いきれなかったことを悔やんでいる。 |
− | ; 孫権
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− | : もう一人の主君。孫策の弟。 | |
− | : 帰順ムード一色だったところに徹底抗戦を唱え、赤壁の戦いで勝利するなど支えたが、皮肉にも今度は自分が早逝してしまう。
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− | ; 小喬
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− | : 妻。姉の大喬とともに絶世の美女と称された。
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− | : ちなみに姉は親友・孫策の妻となる。
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| ; 曹操 | | ; 曹操 |
| : 主君と覇を争った人物。 | | : 主君と覇を争った人物。 |
− | : 『演義』では小喬・大喬を奪おうとしていると聞いたことが原因で赤壁の戦いへとつながったとされる。 | + | : 『三国志演義』では小喬・大喬を奪おうとしていると聞いたことが原因で赤壁の戦いへとつながったとされる。 |
| : 個人としてはその才覚を認めている様ではあるが、上記の経緯から「'''人妻好き'''」と耳を疑う評を抱いている。<ref group="注">史実上でも曹操は三人の人妻を側室にしており、また別の人妻を得ようとして息子の曹丕に先を越された話や、若い頃に花嫁泥棒をした話があるので、曹操の人妻好きは歴史マニアの間ではしばしばネタにされる。</ref> | | : 個人としてはその才覚を認めている様ではあるが、上記の経緯から「'''人妻好き'''」と耳を疑う評を抱いている。<ref group="注">史実上でも曹操は三人の人妻を側室にしており、また別の人妻を得ようとして息子の曹丕に先を越された話や、若い頃に花嫁泥棒をした話があるので、曹操の人妻好きは歴史マニアの間ではしばしばネタにされる。</ref> |
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− | ; [[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|諸葛亮]] | + | ; [[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|諸葛孔明]] |
| : 同時代を生きた軍師。 | | : 同時代を生きた軍師。 |
− | : 『演義』では周瑜にまさる天才の位置づけから引き立て役にされてしまい、最期はそのバケモノっぷりを嘆きながら死んだとされている。 | + | : 『三国志演義』では彼が周瑜にまさる天才の位置づけだったために自身は引き立て役にされてしまい、最期はそのバケモノっぷりを嘆きながら死んだとされている。 |
− | : そのためか不明だが、『演義』については冗談とはいえ書き直しを望んでいる模様。 | + | : そのためかは不明だが、三国志については冗談とはいえ書き直しを望んでいる模様。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | <!-- ; セリフ --> | + | ;「───おまえにならば私が死の際に抱いた願いを託せるかもしれん。」 |
− | <!-- : 説明 -->
| + | : 鄭成功に語った台詞。 |
| + | : 無念の内に死んだ生涯をマスターに願いを託す。 |
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| + | ;「<ruby><rb>女姓</rb><rt>にょしょう</rt></ruby>。特に他人の妻は、好きか?」 |
| + | : 若旦那に対面した際に生前の知己である曹操と疑って尋ねた台詞。 |
| + | : 自分の妻を狙われたことがトラウマとなっているのか、余りにストレートに聞いてしまい、伊織や鄭成功を引かせてしまった。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
| *Fateシリーズにおける七人目(?)の三国志出典サーヴァント。[[呂布奉先|ド直球すぎる既出のキャラ]]に比べてヒントは少ないながらも、渾名されているフレーズにより候補の一人として挙げられていた。 | | *Fateシリーズにおける七人目(?)の三国志出典サーヴァント。[[呂布奉先|ド直球すぎる既出のキャラ]]に比べてヒントは少ないながらも、渾名されているフレーズにより候補の一人として挙げられていた。 |
− | **アーチャーとされているが、軍師としても優れているため、キャスター適性を持つ可能性がある。また、宝具やスキルは船に関連するものが多く、ライダー適性も持ち併せている可能性もある。 | + | **アーチャーとされているが、軍師としても優れているため、キャスター適性を持つ可能性がある。また、宝具やスキルは船に関連するものが多く騎乗スキルもあるため、ライダー適性も持ち併せている可能性もある。 |
| + | **初の孫呉出身サーヴァント。彼の登場により、ついに魏・呉・蜀の各三国出身のサーヴァントが揃うこととなった。 |
| *制作過程でコーエーらしさを出すために意図的に参戦が決まったキャラ。 | | *制作過程でコーエーらしさを出すために意図的に参戦が決まったキャラ。 |
| **イラストに関しては担当の森井しづき氏へ相談したところ、イメージとは違う少年姿のデザインが提出されるが、「Fateらしい」ということで採用された。 | | **イラストに関しては担当の森井しづき氏へ相談したところ、イメージとは違う少年姿のデザインが提出されるが、「Fateらしい」ということで採用された。 |
− | **ちなみにSR発売から約一か月後に、自身と同じく森井しづき氏がデザインし小野賢章氏が若年時のCVを担当した[[プトレマイオス]]が[[Fate/Grand_Order]]に実装されている。 | + | **ちなみに『Samurai Remnant』発売から約一か月後に、自身と同じく森井しづき氏がデザインし小野賢章氏が若年時のCVを担当した[[プトレマイオス]]が[[Fate/Grand Order]]に実装されている。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
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| :そちらの周瑜だが、宝具の由来となる赤壁の大火のイメージが強すぎて'''事あるごとに火計を実行する'''ことからプレイヤーから「放火魔」と渾名されてしまっている。 | | :そちらの周瑜だが、宝具の由来となる赤壁の大火のイメージが強すぎて'''事あるごとに火計を実行する'''ことからプレイヤーから「放火魔」と渾名されてしまっている。 |
| :表題はそんなイメージ先行からファンによってつけられてしまうことになったものである。 | | :表題はそんなイメージ先行からファンによってつけられてしまうことになったものである。 |
− | :操られていたとはいえ、こちらの周瑜も『Samurai_Remnant』で実際に赤坂を火の海にしていた。 | + | :操られていたとはいえ、『Samurai Remnant』の周瑜も赤坂を火の海にしていた。 |
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| + | ;美周郎 |
| + | :「美周郎」とは小柄で一見女性のような周瑜のあだ名であり、三国志の登場人物随一のイケメンでもある。 |
| + | :サーヴァントデザインも女性にも見えるが、れっきとした'''男性'''。[[ヤマトタケル|セイバー]]のような性別不明や男の娘と言うわけでもない。 |
| + | :発売前のユーザー間のサーヴァント予想では女性化も予想されたが、逆に裏を書かれた形である。 |
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| + | ;孔明の被害者 |
| + | :史実では赤壁の戦いで曹操を破った司令官であるが、三国志演義では諸葛孔明に遅れを取り、その手柄をほとんど奪われている。そして最期も、孔明に嫉妬して、憤死するという散々な末路である。 |
| + | :そのため、三国志のファンからは [[司馬懿〔ライネス〕|司馬懿]]と共に、孔明の当て馬化された被害者と称されることも。 |
| + | :『Samurai Remnant』内では冗談と語っているが、自身の望みは三国志演義の書き直しであると鄭成功に話したらしいやりとりもある。 |
| + | :ちなみに正史三国志では諸葛孔明とはほとんど関わりがなく、ライバル視していたなどの話も一切ない。 |
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