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5,998 バイト追加 、 2024年4月20日 (土)
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{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
 
| タイトル = ランサー
 
| タイトル = ランサー
| 真名 = パーシヴァル・ド・ゲール
+
| 真名 = パーシヴァル
 
| 読み =  
 
| 読み =  
| 外国語表記 =  
+
| 外国語表記 = Percival
| 本名 =  
+
| 本名 = パーシヴァル・ド・ゲール
 
| 異名 = 白光の騎士、守護の騎士
 
| 異名 = 白光の騎士、守護の騎士
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
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| 地域 = イングランド
 
| 地域 = イングランド
 
| 属性 = 秩序・善
 
| 属性 = 秩序・善
| 隠し属性 = 地
+
| 副属性 = 地
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 一人称 = 私
 
| 一人称 = 私
| 二人称 = 貴方またはあなた
+
| 二人称 = 貴公/貴方(あなた)/貴女/○○(名前呼び捨て)
| 三人称 = ○○殿
+
| 三人称 = ○○殿/彼/彼女/○○(名前呼び捨て)
 
| 声優 = 松風雅也
 
| 声優 = 松風雅也
 
| 演者 =  
 
| 演者 =  
 
| デザイン = 白峰
 
| デザイン = 白峰
| 設定作成 =  
+
| 設定作成 = 桜井光
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| レア度 = ☆4
 
| レア度 = ☆4
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:常に疑わず、怒らず、穏やかに振舞い、なおかつ良くも悪くも真っ直ぐかつ純粋で曲がったことが大嫌いであり、それが「正しくない事」だと認識したならば誰であろうと直球で「間違っている」と指摘し、それが同じ道を歩む仲間であるならば尚のこと見過ごすことが出来ない、裏を返せば「清き愚か者」とも言える言動が垣間見える。戦闘時には普段よりも厳しい面を見せるが、これは彼なりの騎士の矜持が表面化したものであり戦闘時しか出てくることは無い。それを反映するかのように第六特異点でかつての同胞と袂を分かつ時は一人一人と丁寧に言葉と抱擁を交わした後ひとり涙を流し、その後は躊躇いもなく槍を取り戦った。
 
:常に疑わず、怒らず、穏やかに振舞い、なおかつ良くも悪くも真っ直ぐかつ純粋で曲がったことが大嫌いであり、それが「正しくない事」だと認識したならば誰であろうと直球で「間違っている」と指摘し、それが同じ道を歩む仲間であるならば尚のこと見過ごすことが出来ない、裏を返せば「清き愚か者」とも言える言動が垣間見える。戦闘時には普段よりも厳しい面を見せるが、これは彼なりの騎士の矜持が表面化したものであり戦闘時しか出てくることは無い。それを反映するかのように第六特異点でかつての同胞と袂を分かつ時は一人一人と丁寧に言葉と抱擁を交わした後ひとり涙を流し、その後は躊躇いもなく槍を取り戦った。
 
:一方で他人を思いすぎるあまり気遣いが極端かつ過剰になってしまい、とくに料理では相手の飢えや体格を気にして'''根野菜や肉をメインに大量に盛り付けてしまう'''傾向があり、あの[[ガウェイン]]と並んで[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]に食事方面で「すごく……雑でした」と言わしめた双璧。
 
:一方で他人を思いすぎるあまり気遣いが極端かつ過剰になってしまい、とくに料理では相手の飢えや体格を気にして'''根野菜や肉をメインに大量に盛り付けてしまう'''傾向があり、あの[[ガウェイン]]と並んで[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]に食事方面で「すごく……雑でした」と言わしめた双璧。
 +
: 通常の聖杯戦争においては、現界した先が初めて訪れる街だった場合まず一番に美術鑑賞を行う…というのをモットーかつ趣味にしているらしく、『極光のアスラウグ』ではオスロ市庁舎の絵画を眺めている場面がある。
    
;能力
 
;能力
 
:重装備による防御と、馬上槍仕様になった聖槍ロンギヌスと愛馬を召喚した突進攻撃を主とする。
 
:重装備による防御と、馬上槍仕様になった聖槍ロンギヌスと愛馬を召喚した突進攻撃を主とする。
 +
:しかし通常武器としてのロンギヌスは封印状態であり、封印が解除されるのは真名開放時のみとなる。
 
:聖杯探索に成功した証として『聖杯の加護』と『救済の光』を[[スキル (サーヴァント)|スキル]]として所有している。
 
:聖杯探索に成功した証として『聖杯の加護』と『救済の光』を[[スキル (サーヴァント)|スキル]]として所有している。
 +
:円卓の一員でもある紛れもない最上位の英霊の一角であり。下記のように亜種聖杯戦争での複数優勝の経験もあり、牽制とはいえアスラウグによる飽和攻撃を自身の防御のみで凌ぎ切ってしまうほどである。
    
==バリエーション==
 
==バリエーション==
 
=== パーシヴァル〔ブリテン異聞帯〕 ===
 
=== パーシヴァル〔ブリテン異聞帯〕 ===
 
: ロンディニウムにて[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に対抗すべく円卓軍を統括している人間の騎士。最初はモースから商人を護る護衛団という肩書きの小規模な反乱軍だったが、[[オベロン]]と[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロン伯爵]]の支援により妖精騎士率いる親衛隊と同等にまで成し上げている。
 
: ロンディニウムにて[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に対抗すべく円卓軍を統括している人間の騎士。最初はモースから商人を護る護衛団という肩書きの小規模な反乱軍だったが、[[オベロン]]と[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロン伯爵]]の支援により妖精騎士率いる親衛隊と同等にまで成し上げている。
:元々は[[オーロラ]]の「人工的に『予言の子』を作り出せばいい」という発案によって、ソールズベリーにある「養育院」に集められた人間の子供たちの一人。過酷な鍛錬と修行により周りの者たちが次々に脱落していく中、10歳の誕生日を迎えた日に救世主トネリコが遺した「選定の槍」に選ばれる。ところが最初に槍を手にした途端身体が急激に10年も成長を遂げてしまい<ref group = "注">精神面はそのままらしく、一人称が「僕」になったり、言葉使いに年相応の無邪気さが垣間見える様が時おり見られる。マシュも「(見た目は大人なのに)自分達と同年代に感じる」と首を傾げていた。</ref>『予言の子』には不適合と見なされ捨てられてしまった。
+
:元々は[[オーロラ]]の「人工的に『予言の子』を作り出せばいい」という発案によって、ソールズベリーにある「養育院」に集められた人間の子供たちの一人。過酷な鍛錬と修行により周りの者たちが次々に脱落していく中、10歳の誕生日を迎えた日に多くの候補者の中から選ばれ、救世主トネリコが遺した「選定の槍」を与えられる。その時に槍を使用したことで身体が10年分成長を遂げてしまい<ref group = "注">精神面はそのままらしく、一人称が「僕」になったり、言葉使いに年相応の無邪気さが垣間見える様が時おり見られる。マシュも「(見た目は大人なのに)自分達と同年代に感じる」と首を傾げていた。</ref>『予言の子』には不適合と見なされ捨てられてしまった。
 
:表面上は「『予言の子』を支援し、女王モルガンを打倒する」旗の下に戦っているが、個人的な本懐は女王に『縛られている』姉・[[妖精騎士ランスロット]]ことメリュジーヌを救うこと。かつて「鏡の氏族」滅亡の日に雨の中で泣き崩れる彼女を見た事から「強くなって彼女を守れるようになりたい」と決意を固めており、5年前の御前試合で一騎打ちをした際にその姿を直に垣間見た事で、姉を苦しめているのは女王モルガンのせいだと認識して敵視しているため。知略の師であり義父・ウッドワスの事も同等の理由で憎しみこそないが敵対している。
 
:表面上は「『予言の子』を支援し、女王モルガンを打倒する」旗の下に戦っているが、個人的な本懐は女王に『縛られている』姉・[[妖精騎士ランスロット]]ことメリュジーヌを救うこと。かつて「鏡の氏族」滅亡の日に雨の中で泣き崩れる彼女を見た事から「強くなって彼女を守れるようになりたい」と決意を固めており、5年前の御前試合で一騎打ちをした際にその姿を直に垣間見た事で、姉を苦しめているのは女王モルガンのせいだと認識して敵視しているため。知略の師であり義父・ウッドワスの事も同等の理由で憎しみこそないが敵対している。
 
:後編ではウッドワスを倒すものの遠征中にロンディニウムが陥落し、一人奮戦していた弟子のガレスと鍛冶場の子供たちを含めた住民達が軒並み虐殺され巡礼の鐘が鳴らされると、遺された彼女の兜の斬撃を見て意を決したパーシヴァルは涙を堪えつつ、主人公達と共闘を取り付けた「王の氏族」と共にキャメロットへ決戦の奇襲をかけ、さらに一行が密約を結んでいた[[妖精騎士ガウェイン]]の軍も加わり、モルガンの『分身』に苦戦しつつもなんとか勝利まで耐えしのぐ。
 
:後編ではウッドワスを倒すものの遠征中にロンディニウムが陥落し、一人奮戦していた弟子のガレスと鍛冶場の子供たちを含めた住民達が軒並み虐殺され巡礼の鐘が鳴らされると、遺された彼女の兜の斬撃を見て意を決したパーシヴァルは涙を堪えつつ、主人公達と共闘を取り付けた「王の氏族」と共にキャメロットへ決戦の奇襲をかけ、さらに一行が密約を結んでいた[[妖精騎士ガウェイン]]の軍も加わり、モルガンの『分身』に苦戦しつつもなんとか勝利まで耐えしのぐ。
 
:モルガンが倒された終編では残った円卓軍と共にキャメロットの後始末を請け負っていたが、着名が解かれたバーゲストに促され主人公とアルトリア達と共に戴冠式に出席。そこで「王の氏族」のノクナレアが目の前で裏切りを受けて毒殺され、さらにメリュジーヌが「予言の子」への不意打ちを狙って現れるが騎士の矜持を喝破して退散させ、一行のソールズベリー脱出を成功させる。
 
:モルガンが倒された終編では残った円卓軍と共にキャメロットの後始末を請け負っていたが、着名が解かれたバーゲストに促され主人公とアルトリア達と共に戴冠式に出席。そこで「王の氏族」のノクナレアが目の前で裏切りを受けて毒殺され、さらにメリュジーヌが「予言の子」への不意打ちを狙って現れるが騎士の矜持を喝破して退散させ、一行のソールズベリー脱出を成功させる。
:実は5年前の戦いで選定の槍を使ったことにより身体が呪いに蝕まれており、ウッドワスとの戦いで再び使用したことにより寿命を使いきりかけて<ref group = "注">この時の宝具発動で髪の色が黒くなっており、恐らくだが老化による白髪化と同作用の現象が起きたと思われる。</ref>立っているのもやっとの状態だった。そのため今度は大量のモースに囲まれてしまった主人公達だけでも逃がすべく殿役をかって出るが、そこへ事態を聞きつけて飛んで来た[[レッドラ・ビット]]の必死の疾走とダ・ヴィンチのゴリ押しにより海岸に待機していたストーム・ボーダーの医務室に担ぎ込まれ治療を受けている最中、「炎の厄災」に変貌したメリュジーヌの姿をモニター越しに捉えると自ら時間稼ぎとなるためにデッキに立ち、最後の力を振り絞って「厄災」を食い止める一撃を打ち込む。その身は正気を取り戻した彼女の目の前で灰塵と消えた。
+
:しかしながら選定の槍を6年前の10歳の誕生日で一度、そしてウッドワスとの戦いで再び使用した<ref group = "注">この時の宝具発動で経年劣化により髪の色の大部分が黒くなる</ref>ことにより寿命を使いきりかけていた<ref group = "注">この異聞帯の「人間」の寿命は短く平均で30歳程度。</ref>ため立っているのもやっとの状態だった。そのため今度は大量のモースに囲まれてしまった主人公達だけでも逃がすべく瀕死の状態ながらも殿役をかって出るが、そこへ事態を聞きつけて飛んで来た[[レッドラ・ビット]]の必死の疾走とダ・ヴィンチのゴリ押しにより海岸に待機していたストーム・ボーダーの医務室に担ぎ込まれ治療を受けている最中、「炎の厄災」に変貌したメリュジーヌの姿をモニター越しに捉えると自ら時間稼ぎとなるためにデッキに立ち、最後の力を振り絞って「厄災」を食い止める一撃を打ち込む。その身は正気を取り戻した彼女の目の前で灰塵と消えた。
    
==ステータス==
 
==ステータス==
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!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
|-
 
|-
|rowspan="2"|[[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || B || D || C || B || 対魔力:B++<br />騎乗:C+ || 救済の光:B<br />聖杯の加護:A<br />守護騎士(聖槍):B+ || style="text-align:left" |
+
|rowspan="3"|[[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || B || D || C || B || rowspan="2"|対魔力:B++<br />騎乗:C+ || rowspan="2"|救済の光:B<br />聖杯の加護:A<br />守護騎士(聖槍):B+ || style="text-align:left" |
 
|-
 
|-
| || ? || ? || ?|| ? || ? || ? || ? ||無窮の教え:A<br />パーシヴァル:B+<br />罪なき者に:B|| style="text-align:left"|
+
| [[ガガム・イストーレ]] || B || B || B || D || C || B || style="text-align:left" |
 +
|-
 +
| なし || ? || ? || ?|| ? || ? || ? || ? ||無窮の教え:A<br />パーシヴァル:B+<br />罪なき者に:B|| style="text-align:left"| ブリテン異聞帯
 
|}
 
|}
    
==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
; 光さす運命の槍(ロンギヌス・カウントゼロ)
 
; 光さす運命の槍(ロンギヌス・カウントゼロ)
:ランク:C+~A+<br>種別:対城宝具<br>レンジ:1~70<br>最大捕捉:600人<br />由来:救世主イエスの胸を突いたとされる聖槍。
+
:ランク:C+~A+<br>種別:対城宝具<br>レンジ:1~70<br>最大捕捉:600人<br />由来:救世主イエスの胸を突いたとされる、もう一つの聖槍。
 
:真名解放したロンギヌスは、かつて聖槍を手にしたベイリン卿がペラム王と戦った際に見せた超絶の威力を発揮し、王城をも崩壊させる文字通りの対城宝具として働く恐るべき破壊の宝具だが、同時に聖ロンギヌスの盲目を治した逸話に準じる如く癒しの力も併せ持つとされる。
 
:真名解放したロンギヌスは、かつて聖槍を手にしたベイリン卿がペラム王と戦った際に見せた超絶の威力を発揮し、王城をも崩壊させる文字通りの対城宝具として働く恐るべき破壊の宝具だが、同時に聖ロンギヌスの盲目を治した逸話に準じる如く癒しの力も併せ持つとされる。
 
:また、聖槍には共に聖杯探索に携わった聖杯の騎士ギャラハッドと、一時的に持ち主となっていたベイリンによる二重拘束が掛けられてあり、これは騎士王が持つ聖槍ロンゴミニアド、ないし異世界の騎士王が持つ聖剣エクスカリバーに於ける「十三拘束」のダウンサイズ版である、と見なす事もできる。
 
:また、聖槍には共に聖杯探索に携わった聖杯の騎士ギャラハッドと、一時的に持ち主となっていたベイリンによる二重拘束が掛けられてあり、これは騎士王が持つ聖槍ロンゴミニアド、ないし異世界の騎士王が持つ聖剣エクスカリバーに於ける「十三拘束」のダウンサイズ版である、と見なす事もできる。
:『Fate/Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与<1ターン>&宝具威力をアップ<1ターン>&敵全体に強力な攻撃&HPの残比率の最も少ない味方単体のHPを回復」という効果のArts宝具。
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:『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)&宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃[Lv]+HPの残比率の最も少ない味方単体のHPを回復」という効果のArts宝具。
    
; 眩き選定の槍(ロスト・ロンギヌス)
 
; 眩き選定の槍(ロスト・ロンギヌス)
:ランク:不明<br>種別:不明<br>レンジ:不明<br>最大捕捉:不明<br />由来:妖精國ブリテンに伝わる「救世主トネリコ」の聖槍。
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:ランク:不明<br>種別:不明<br>レンジ:不明<br>最大捕捉:不明<br />由来:妖精國ブリテンに伝わる「[[救世主トネリコ]]」の聖槍。
:ブリテン異聞帯のパーシヴァルが使用出来る宝具。演出映像などはサーヴァントの方と変わらない。
+
:ブリテン異聞帯のパーシヴァルが使用出来る宝具。演出はサーヴァントの方と変わらない。
 
:かつては単純に使用者の「魔力」を吸い上げて力を発揮する槍だったが、トネリコがこれを所有していたころ、トネリコが妖精への嫌悪に染まり切った事で槍の性質が反転、魔力ではなく「寿命」を吸い上げて力に変える槍となってしまった。パーシヴァルが所有するようになってからもその性質は戻っておらず、パーシヴァルが初めてこの槍を手に取った瞬間に急激に成長したのは寿命が10年分強制的に進められてしまったからである。
 
:かつては単純に使用者の「魔力」を吸い上げて力を発揮する槍だったが、トネリコがこれを所有していたころ、トネリコが妖精への嫌悪に染まり切った事で槍の性質が反転、魔力ではなく「寿命」を吸い上げて力に変える槍となってしまった。パーシヴァルが所有するようになってからもその性質は戻っておらず、パーシヴァルが初めてこの槍を手に取った瞬間に急激に成長したのは寿命が10年分強制的に進められてしまったからである。
 
:ブリテン異聞帯の人間は長くとも30歳程度の寿命しか持たないため、パーシヴァルは亜鈴百種・排熱大公を撃退する時の2度目の使用で余命幾許も無い身となり、炎の厄災に対して3度目の使用をした事で完全に寿命を使い切って消滅した。
 
:ブリテン異聞帯の人間は長くとも30歳程度の寿命しか持たないため、パーシヴァルは亜鈴百種・排熱大公を撃退する時の2度目の使用で余命幾許も無い身となり、炎の厄災に対して3度目の使用をした事で完全に寿命を使い切って消滅した。
 +
:『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)&宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な〔妖精・竜〕特攻攻撃[Lv]」という効果のArts宝具。
    
==真名:パーシヴァル==
 
==真名:パーシヴァル==
95行目: 101行目:  
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
: 竹箒日記で公開された第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』の前日譚である『六章/Zero』で登場。第六章開始前に円卓の一員として獅子王に召喚されるが、獅子王に反乱する道を選び倒されたためストーリー本編には登場しない。それ以外では[[ガウェイン]]およびバレンタインイベントでのガレスのセリフからも言及されていた。
 
: 竹箒日記で公開された第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』の前日譚である『六章/Zero』で登場。第六章開始前に円卓の一員として獅子王に召喚されるが、獅子王に反乱する道を選び倒されたためストーリー本編には登場しない。それ以外では[[ガウェイン]]およびバレンタインイベントでのガレスのセリフからも言及されていた。
:その後は異聞帯後半CMで容姿が明らかになり、第六特異点の劇場版アニメ後編でも彼らしき人物が断片的に写っている<ref group = "注">ティザービジュアルの左下片隅に描かれた右手や、中盤の回想場面でガウェインの奥に見える髪と横顔など</ref>。
+
:その後は第2部後半CMで容姿が明らかになり、第六特異点の劇場版アニメ後編でも彼らしき人物が断片的に写っている<ref group = "注">ティザービジュアルの左下片隅に描かれた右手や、中盤の回想場面でランスロットの奥に見える髪と服装など</ref>。
:第2部6章「[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]」で実装するも、本イベントには別人として登場。
+
:第2部6章『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で実装されるも、本ストーリーには異聞帯における人間として登場。
:2021年クリスマスイベント「[[メイキング・クリスマス・パーティー!]]」で当人が参戦する。
+
:2021年クリスマスイベント「[[メイキング・クリスマス・パーティー!]]」でサーヴァントである当人が参戦する。
 +
;[[Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ]]
 +
:ランサーのサーヴァントとして登場。
 +
:亜種聖杯戦争で複数回優勝経験がある強豪サーヴァントの一人として広く認知されている。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
103行目: 112行目:  
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
:マスター。
 
:マスター。
:未来ある若人として<del>主に山盛りを前提とした食育的な方向で</del>気にかけてくれる。
+
:世話を焼きたがっており、未来ある若人として<del>主に山盛りを前提とした食育的な方向で</del>気にかけてくれる。
:異聞帯後半CMでは男性主人公を護るように抱きかかえている形で共演している。
+
:第2部後半CMでは男性主人公を護るように抱きかかえている形で共演している。
 
;[[エミヤ]]、[[ブーディカ]]、[[タマモキャット]]
 
;[[エミヤ]]、[[ブーディカ]]、[[タマモキャット]]
 
:2021年クリスマスイベントで共演したカルデアキッチンメンバー。主人公と共に[[マルタ〔サンタ〕]]のお手伝いがてらクリスマスパーティーの料理準備に協力する。
 
:2021年クリスマスイベントで共演したカルデアキッチンメンバー。主人公と共に[[マルタ〔サンタ〕]]のお手伝いがてらクリスマスパーティーの料理準備に協力する。
117行目: 126行目:  
;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]
 
;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]
 
:トリスタン共々「浮気はよくない」とやんわりかつストレートに罵倒している。
 
:トリスタン共々「浮気はよくない」とやんわりかつストレートに罵倒している。
 +
;[[ゲオルギウス]]
 +
:彼と同じくドイツで信仰を得ているため、静かに話が弾むらしい。
 +
;[[オデュッセウス]]
 +
:彼の事も浮気性と見ているようで、『Grand Order material ⅩⅢ』ではトリスタンやカエサル共々「浮気は。よくない。」と言及している。
 +
;[[マシュ・キリエライト]]
 +
:ギャラハッドに縁深いため、彼女も新しき円卓の騎士としている。
 +
:しかし体形がいささか細いのが気になるようで、皿の盛りを倍にするよう食堂の担当者に伝えようとしている。
 +
 +
=== Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ ===
 +
;[[ガガム・イストーレ]]
 +
:マスター。
 +
;[[シンフィヨトリ|ライダー]]
 +
:同じマスターを持つサーヴァントの相棒。
 +
:互いに酒を酌み交わすなど関係も良好で、戦術的にもライダーの機動力とこちらの攻撃力を組み合わせられるため相性が良い。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
130行目: 153行目:  
;[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]
 
;[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]
 
:同じ円卓の同胞。自分が知る彼と違う事を何となく察しているのか、印象が柔らかくなったと称している。
 
:同じ円卓の同胞。自分が知る彼と違う事を何となく察しているのか、印象が柔らかくなったと称している。
 +
:『Grand Order material ⅩⅢ』では忠義の騎士と評しており、生前にはあった棘が見えなくなったと語っている。
 
:ちなみに彼もランサー適正を有している。
 
:ちなみに彼もランサー適正を有している。
 
;[[ガレス]]
 
;[[ガレス]]
136行目: 160行目:  
:ブリテン異聞帯では偶然とはいえ彼女の危機を救った事から、汎人類史の関係を辿るかのように弟子として槍術を教えることになる。
 
:ブリテン異聞帯では偶然とはいえ彼女の危機を救った事から、汎人類史の関係を辿るかのように弟子として槍術を教えることになる。
 
;[[アグラヴェイン]]
 
;[[アグラヴェイン]]
:同じ円卓の同胞。現時点で言及はないが、聖杯探索仲間のギャラハッドが好印象を抱いていた事から、パーシヴァルも似たような感情を持っていた可能性は大いにありうる。
+
:同じ円卓の同胞。
 +
:ギャラハッド同様に彼に好印象を持つ数少ない円卓の騎士であり、彼と同席しても間が持つという点でも数少ない人物だったとか。
 
;[[ギャラハッド]]
 
;[[ギャラハッド]]
 
:同じ円卓の同胞。共に聖杯探索に向かい、聖杯を手にした「聖なる盾の騎士」。
 
:同じ円卓の同胞。共に聖杯探索に向かい、聖杯を手にした「聖なる盾の騎士」。
:彼が聖杯の願いによって天に召された後、パーシヴァルは僧となって一生を終えたという。
+
:憧れの騎士の息子かつガレスに続いて未来ある有能な騎士として気にかけていた彼を、当人の願いとはいえ天に召される形で失った事は痛恨の極みだったらしく、パーシヴァルはその後僧となって一生を終えたという。
 +
;[[モードレッド]]
 +
:同じ円卓の同胞。
 +
:活動時期にずれがあったのと、円卓ではずっと兜を被って言葉を発さなかったのとで顔も素顔も知らず、交流もほとんどなかった。
 +
:自身の幕間の物語「騎士よ迷うことなかれ、と聖槍は言った」ではその事もあって一度本気で戦ってみたかったと勝負を吹っかけられた。
 +
:パーシヴァル本人としては生前彼女に対して行った振る舞い(弟であるかのように背中を力強く叩いた事)が無礼ではないかと思っていたり、彼女が叛逆を成したことも相まってどう接したら良いかと困惑している。
 +
:一方で彼女が叛逆をした理由については「何かしらの事情があったのだろう」としている。
 
;[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]
 
;[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]
 
:アーサー王に仕える宮廷魔術師。
 
:アーサー王に仕える宮廷魔術師。
145行目: 176行目:  
:バレンタインイベントでは、主人公に贈る花を魔術で作ってもらった。
 
:バレンタインイベントでは、主人公に贈る花を魔術で作ってもらった。
 
;[[クンドリー]]
 
;[[クンドリー]]
:『パルジファル』に登場する不死の呪いをかけられた魔女。最初は魔術師の命令でパーシヴァルを誘惑するが次第に本気で愛するようになり、聖槍を得た彼の祝福によって呪いから解き放たれ死の眠りにつくことが出来た。
+
:『パルジファル』に登場する不死の呪いをかけられた魔女。最初は魔術師の命令でパーシヴァル(パルジファル)を誘惑するが、次第に本気で愛するようになり、聖槍を得た彼の祝福によって呪いから解き放たれ死の眠りにつくことが出来た。当人は後に特別な感情を向けられていた事は理解していたものの、それが恋愛を含むものだと最後まで気付けなかったと語っている。
:ちなみに異聞帯のパーシヴァルが騎乗している妖精馬の名前も「クントリー」なのだが、汎人類史の彼の馬も同名かは不明。
+
:ちなみに異聞帯のパーシヴァルが騎乗している妖精馬は、「クントリー」と云う明らかに彼女を捩った名前なのだが、汎人類史の彼の馬も同名かは不明。
 
;[[クリングゾール]]
 
;[[クリングゾール]]
 
:『パルジファル』に登場する悪しき魔術師。
 
:『パルジファル』に登場する悪しき魔術師。
:城に呼ばれなかった腹いせに王を堕落させ「聖槍ロンギヌス」を奪い、パーシヴァル(パルシヴァル)にもクンドリーをけしかけたが彼には通用せず、聖槍を奪取され倒された。
+
:城に呼ばれなかった腹いせに王を堕落させ「聖槍ロンギヌス」を奪い、パーシヴァル(パルジファル)にもクンドリーをけしかけたが彼には通用せず、聖槍を奪取され倒された。
 
:[[幕間の物語]]では聖槍を自らの魔術で投影した「魔槍ロンギヌス」を生み出してみせており、相当な力を持っていた事が窺える。
 
:[[幕間の物語]]では聖槍を自らの魔術で投影した「魔槍ロンギヌス」を生み出してみせており、相当な力を持っていた事が窺える。
 
;ベイリン
 
;ベイリン
:パーシヴァルの前に「聖槍ロンギヌス」を使用した騎士。追われている最中に偶然見つけるも聖槍と知らないまま反撃に使ってしまったため、保管していた城は半壊しその王と自身までも重傷、さらに隣国を含めた3つの地域にまで衝撃が波及し土地を荒らす呪いが降りかかってしまった。
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:パーシヴァルの前に「聖槍ロンギヌス」を使用した騎士。追われている最中に偶然見つけるも、聖槍と知らないまま反撃に使ってしまったため、保管していた城は半壊しその王と自身までも重傷、さらに隣国を含めた3つの地域にまで衝撃が波及し土地を荒らす呪いが降りかかってしまった。
 
:Fateではクリングゾールに魔術で操られて城を壊滅させ聖槍を盗んだ事になっている。
 
:Fateではクリングゾールに魔術で操られて城を壊滅させ聖槍を盗んだ事になっている。
 
;ペリノア王
 
;ペリノア王
 
:原典によってはパーシヴァルの父親とされている別国の王。Fateでは円卓の外部顧問監督官も勤め、第六特異点にもいた様だが親子関係は不明。
 
:原典によってはパーシヴァルの父親とされている別国の王。Fateでは円卓の外部顧問監督官も勤め、第六特異点にもいた様だが親子関係は不明。
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;ロット王
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:ガウェインやガレス、ガヘリスやアグラヴェインの父である王。
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:かつて自身の父であるぺリノア王が彼と激しく争ったことを、彼の子である兄弟たちに申し訳なく思っているようで、そのため兄弟たちの晩御飯は皿の盛りを倍にしてやらねばと思っている様子。
    
=== 異聞帯 ===
 
=== 異聞帯 ===
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:「予言の子」の仲間。向こうは妖精馬と一心同体で戦場を駆けるパーシヴァルの姿をかねてから羨ましいと思っていたらしく、出会い頭は大層荒ぶっていた。
 
:「予言の子」の仲間。向こうは妖精馬と一心同体で戦場を駆けるパーシヴァルの姿をかねてから羨ましいと思っていたらしく、出会い頭は大層荒ぶっていた。
 
;[[オベロン]]
 
;[[オベロン]]
:支援者の一人かつパーシヴァルを中心に反乱軍をまとめ上げた円卓軍の実質的創成者。「予言の子」の仲間としても協力関係になる。
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:支援者の一人。かつパーシヴァルを中心に反乱軍をまとめ上げた円卓軍の実質的創成者。「予言の子」の仲間としても協力関係になる。
 
;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロン伯爵]]
 
;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロン伯爵]]
 
:支援者の一人。初めて顔を合わせた時はミーハーに対応されて困惑していた。
 
:支援者の一人。初めて顔を合わせた時はミーハーに対応されて困惑していた。
 
;[[妖精騎士ランスロット]]/メリュジーヌ
 
;[[妖精騎士ランスロット]]/メリュジーヌ
 
:武術の師かつ義姉。幼少期によく面倒を見てもらっていたので実質的には親代わりに近く、実の所パーシヴァルは彼女を「妖精騎士」から、強いては女王モルガンの呪縛から解き放つために円卓軍を率いていた。
 
:武術の師かつ義姉。幼少期によく面倒を見てもらっていたので実質的には親代わりに近く、実の所パーシヴァルは彼女を「妖精騎士」から、強いては女王モルガンの呪縛から解き放つために円卓軍を率いていた。
:だが、ロンディニウム炎上の件で兜の斬撃後からガレスを討ったのがメリュジーヌだと看破し、仇討ちとまではいかないが彼女とも敵として戦うことを決意し決戦に挑む。
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:だが、ロンディニウム炎上の件で兜の斬撃痕からガレスを討ったのがメリュジーヌだと看破し、仇討ちとまではいかないが彼女とも敵として戦うことを決意し決戦に挑む。
 
:それでも最期は「炎の厄災」と化した彼女に、自らの全身全霊と引き換えに『救い』の一撃を与えた。
 
:それでも最期は「炎の厄災」と化した彼女に、自らの全身全霊と引き換えに『救い』の一撃を与えた。
 
:カルデアにいるパーシヴァルは汎人類史側なので当然接点はないが、残された妖精國ブリテンの記録は確認しており、以降は2021年クリスマスや2022年バレンタインなどのイベントにおいて自分からも歩み寄ってみようと決めている。
 
:カルデアにいるパーシヴァルは汎人類史側なので当然接点はないが、残された妖精國ブリテンの記録は確認しており、以降は2021年クリスマスや2022年バレンタインなどのイベントにおいて自分からも歩み寄ってみようと決めている。
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:その後はマスターに仲介を頼んだようで、ささやかだが自然と声を掛けることができたという。
 
;[[ウッドワス]]
 
;[[ウッドワス]]
 
:素質を見出した知略の師かつ義父。
 
:素質を見出した知略の師かつ義父。
:救ってくれた恩義ゆえ恨みはないが、妖精國と民のため「予言の子」に就くと決めた以上敵対している。
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:育ててくれた恩義ゆえ恨みはないが、妖精國と民のため「予言の子」に就くと決めた以上敵対している。
 
;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
 
;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
 
:妖精國ブリテンの女王。5年前の御前試合で直に顔を合わせて話をした際、彼女が大切なのは妖精國だけで妖精も人間もどうでもいいと考える思考に憤慨した事と、姉を「妖精騎士」のくびきから解き放つために倒すと決めている
 
:妖精國ブリテンの女王。5年前の御前試合で直に顔を合わせて話をした際、彼女が大切なのは妖精國だけで妖精も人間もどうでもいいと考える思考に憤慨した事と、姉を「妖精騎士」のくびきから解き放つために倒すと決めている
 
;[[オーロラ]]
 
;[[オーロラ]]
:「予言の子」育成計画のためパーシヴァルを引き取った妖精。だが、肝心の養育はウッドワスとメリュジーヌに任せっきりだった上に「選定の槍」で今の姿に成長してしまうと即刻追い出してしまった。
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:「予言の子」育成計画のためパーシヴァルを引き取った妖精。だが、肝心の養育はウッドワスとメリュジーヌに任せっきりだった上に、「選定の槍」で今の姿に成長してしまうと即刻追い出してしまった。
:そのため彼とオーロラの間に関わりはほぼ皆無に等しく<ref group = "注">自分を含めた人間の子供たちを「養育院」に集めたのがオーロラだと聞いていたり、メリュジーヌの元へ頻繁に厄介事を持ち込む妖精がやって来る事には気づいていたようだが、顔をまともに見た事がなかったのもあって両者の関係に結びつけるまで至らなかった様子。</ref>彼女が姉を縛り付けている張本人だと気がつかなかった。
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:そのため彼とオーロラの間に関わりはほぼ皆無に等しく<ref group = "注">自分を含めた人間の子供たちを「養育院」に集めたのがオーロラだと聞いていたり、メリュジーヌの元へ頻繁に厄介事を持ち込む妖精がやって来る事には気づいていたようだが、顔をまともに見た事がなかったのもあって両者の関係を結びつけるまで至らなかった様子。</ref>、彼女が姉を呪縛している張本人だと気がつかなかった。
    
===その他===
 
===その他===
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===Grand Order===
 
===Grand Order===
 
====戦闘====
 
====戦闘====
;「聖槍、二重拘束解除。カウントダウン『<ruby><rb>光さす運命の槍</rb><rt>ロンギヌス・カウントゼロ</rt></ruby>』尊き奇跡をここに!」
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;「聖槍、二重拘束解除。<ruby><rb>秒読開始</rb><rt>カウントダウン</rt></ruby>───『<ruby><rb>光さす運命の槍</rb><rt>ロンギヌス・カウントゼロ</rt></ruby>』!尊き奇跡を此処に。」
;「もう一つの聖槍よ、来たれ。カウントダウン『<ruby><rb>光さす運命の槍</rb><rt>ロンギヌス・カウントゼロ</rt></ruby>』!うぉぉぉぉぉ!」
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;「もう一つの聖槍よ、来たれ。<ruby><rb>秒読開始</rb><rt>カウントダウン</rt></ruby>───『<ruby><rb>光さす運命の槍</rb><rt>ロンギヌス・カウントゼロ</rt></ruby>』!うぉぉぉぉぉ!」
 
:宝具発動。聖槍ロンギヌスの起こす『奇跡』は戦闘でも発揮される。
 
:宝具発動。聖槍ロンギヌスの起こす『奇跡』は戦闘でも発揮される。
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;「ガレス、貴公はまだ細い。もっと食べなさい。ほら、たんと。ガレス、何故逃げるのです。ガレス!」
 
;「ガレス、貴公はまだ細い。もっと食べなさい。ほら、たんと。ガレス、何故逃げるのです。ガレス!」
 
:マイルーム会話「[[ガレス]]」。
 
:マイルーム会話「[[ガレス]]」。
:流石の彼女も山盛りはする方は良くてもされる側は嫌な模様。そもそも身体が心配とはいえ、女の子に大食いを進めるものでは断じて無い。
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:流石の彼女も山盛りはする方は良くてもされる側は嫌な模様。そもそも身体が心配とはいえ、女の子に大食いを勧めるものでは(基本的には)断じて無い。
 
;「ガウェイン卿!っ!ふぅ、見事!互いの拳を宙で軽くぶつかり合わせただけでこの衝撃!流石はガウェイン卿だ」
 
;「ガウェイン卿!っ!ふぅ、見事!互いの拳を宙で軽くぶつかり合わせただけでこの衝撃!流石はガウェイン卿だ」
 
:マイルーム会話「[[ガウェイン]]」。
 
:マイルーム会話「[[ガウェイン]]」。
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;「食わせ物!成る程、北欧流の洒落ーーというわけですか。なかなかのセンスですね。敬服しました。ユア・マジェスティ」
 
;「食わせ物!成る程、北欧流の洒落ーーというわけですか。なかなかのセンスですね。敬服しました。ユア・マジェスティ」
 
:5つめの食材探索にて、[[スカサハ=スカディ]]の労いの言葉に対する台詞。
 
:5つめの食材探索にて、[[スカサハ=スカディ]]の労いの言葉に対する台詞。
:スカディ本人は洒落のつもりなど全然なかったのだが、この一言のせいでなんとなくそういう空気になってしまい、居た堪れずに泣き出してしまった。
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:スカディ本人は洒落のつもりなど全然なかったのだが、この一言のせいでなんとなくそういう空気になってしまい、居た堪れずに泣き出してしまった。''天然コワい…''
    
====その他====
 
====その他====
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*生前は動物にもよく懐かれていたそうで、朝の陽射しの中よくキャメロットの庭園に立って小鳥たちを肩や腕に乗せている姿がよく見かけられていたという。
 
*生前は動物にもよく懐かれていたそうで、朝の陽射しの中よくキャメロットの庭園に立って小鳥たちを肩や腕に乗せている姿がよく見かけられていたという。
 
**スキル「守護騎士」使用時にも何処からか白い鳥が飛んでくる。『パルジファル』の劇中ではパーシヴァルが聖槍で王の傷を癒すと、天から鳩たちが舞い降りて城と聖杯の後継者となった彼を祝福する場面があるため、恐らくこの「ハト」だと思われる。
 
**スキル「守護騎士」使用時にも何処からか白い鳥が飛んでくる。『パルジファル』の劇中ではパーシヴァルが聖槍で王の傷を癒すと、天から鳩たちが舞い降りて城と聖杯の後継者となった彼を祝福する場面があるため、恐らくこの「ハト」だと思われる。
*パーシヴァルの家族構成は原典によるとペリノア王が父親の場合、同じ円卓の騎士に属するアグロヴァル、ラモラック、トーの三人の他、ダーナーという兄がいる。反対に高貴な貴族とだけの記述の場合、ディンドランという姉がいる。第六特異点でのガウェインの台詞の中に彼等三人の名前が無いことと、メリュジーヌを気にかけている辺りから推測すると兄弟関係は後者を採用しているのだろう。
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*パーシヴァルの家族構成は原典によると、ペリノア王が父親の場合、同じ円卓の騎士に属するアグロヴァル、ラモラック、トーの三人の他、ダーナーという兄、エレインという姉がいる。反対に高貴な貴族とだけの記述の場合、ディンドランという姉がいる。第六特異点でのガウェインの台詞の中に彼等三人の名前が無いことと、メリュジーヌを気にかけている辺りから推測すると、兄弟関係は後者を採用していると思われるが「TYPE-MOON エース VOL.13」のミニコラムにおける円卓の騎士の関係図の中では、彼がペリノア王の息子であるような表記がされており、型月世界内の公式設定にも準拠しているのかは不明。
**最もペリノア王が父親説を踏襲した場合、5人の息子達全員が'''母親違いの兄弟'''関係にあたるため、聖槍の騎士だけにこれはマズイと考えたに違いない。
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**ペリノア王が父親説を踏襲した場合、兄弟達全員が'''母親違いの兄弟'''関係にあたるため、聖槍に選ばれるには少し難癖が生じてしまう。もっともペリノア王自体は好色であるという設定は存在するものの、それと同時に名前の通りノーサンバーランドやリスティスの王でもあるため、本妻の他に妾や愛人を作ること自体は時代的に普通のことではあるのだが…
*ワーグナーは上記する「パルシヴァル」の他にも、パーシヴァルの息子で『白鳥の騎士』と呼ばれるローエングリンを主人公にした楽劇も手懸けている。クリスマスイベントで「ドイツに馴染みがある」と言っているのは、ワーグナーがドイツ出身のため。
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*ワーグナーは上記する『パルジファル』の他にも、パーシヴァルの息子で「白鳥の騎士」と呼ばれるローエングリンを主人公にした楽劇も手懸けている。クリスマスイベントで「ドイツに馴染みがある」と言っているのは、ワーグナーがドイツ出身のため。
*「聖槍ロンギヌス」の二重拘束をかけている一人、ベイリンの名前はアーサー王伝説にのみ登場し、歌劇『パルシヴァル』の方ではクリングゾールという魔術師が聖杯城入りを拒否された復讐のためにクンドリーを差し向けて王を堕落させ、重傷を負わせた後聖槍を奪ったことになっている。
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*「聖槍ロンギヌス」の二重拘束をかけている一人、ベイリンの名前はアーサー王伝説にのみ登場し、『パルジファル』の方ではクリングゾールという魔術師が聖杯城入りを拒否された復讐のためにクンドリーを差し向けて王を堕落させ、重傷を負わせた後聖槍を奪ったことになっている。
**どちらも聖槍を保管していたのは「漁夫王」とも呼ばれる王で、聖杯も所有していたとされている。パーシヴァルも歌劇では聖杯も引き継いだと記述されているが、これは主題となったケルト神話要素が強いため。逆にアーサー王伝説のようにキリスト教要素が強い作品だと聖槍はパーシヴァルに、聖杯はギャラハッドの手に渡る。
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**どちらも聖槍を保管していたのは「漁夫王」とも呼ばれる王で、聖杯も所有していたとされている。劇中でパーシヴァルは聖杯も引き継いだと記述されているが、これは主題となったケルト神話要素が強いため。逆にアーサー王伝説のようにキリスト教要素が強い作品だと聖槍はパーシヴァルに、聖杯はギャラハッドの手に渡る。
 
*キャラクターデザインの白峰氏は、月刊コミックゼロサム版の本編コミカライズも担当している。第六特異点もこの方が担当になるので、早くも期待の声が上がっている。
 
*キャラクターデザインの白峰氏は、月刊コミックゼロサム版の本編コミカライズも担当している。第六特異点もこの方が担当になるので、早くも期待の声が上がっている。
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:槍による突撃式の攻撃や、重鎧による防御からの連射式戦法が同じ声の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するガエリオ・ボードウィンそっくりだと話題になっている。おまけに同作で彼の友人設定のキャラクターの声はマーリン、アーサーと同じ櫻井孝宏氏である。
 
:槍による突撃式の攻撃や、重鎧による防御からの連射式戦法が同じ声の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するガエリオ・ボードウィンそっくりだと話題になっている。おまけに同作で彼の友人設定のキャラクターの声はマーリン、アーサーと同じ櫻井孝宏氏である。
 
:特にガエリオがその友人の真意を悟る場面で、死にゆく彼に投げかけた台詞がパーシヴァル本人も''(主に第六特異点で)''実際に言いそうだといわれている。
 
:特にガエリオがその友人の真意を悟る場面で、死にゆく彼に投げかけた台詞がパーシヴァル本人も''(主に第六特異点で)''実際に言いそうだといわれている。
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;召喚されずの勝利
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:第一章の[[レミナ・エルトフロム・ユグドミレニア]]曰く、パーシヴァルの「亜種聖杯戦争に於ける優勝回数は実に四回」である。しかし、同じレミナは、同じ1巻の第三章で「サー・パーシヴァルの亜種聖杯戦争における召喚 例は三度。その三度とも、彼は最後の一騎として残り、完全勝利している」と説明する。
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:それは召喚にもされていない一つの亜種聖杯戦争を勝ったということになってしまうが、どうやってそんなことができたのかは未だ不明。
    
==脚注==
 
==脚注==
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*[[円卓の騎士]]
 
*[[円卓の騎士]]
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{{DEFAULTSORT:はーしうぁる}}
+
{{DEFAULTSORT:はあしうある}}
    
[[Category:登場人物は行]]
 
[[Category:登場人物は行]]
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[[Category:ランサー]]
 
[[Category:ランサー]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
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[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
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[[Category:Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ]]
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