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| 依代 =  
 
| 依代 =  
 
| 読み =  
 
| 読み =  
| 外国語表記 =  
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| 外国語表記 = Leonardo da Vinci
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 坂本真綾
 
| 声優 = 坂本真綾
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| 地域 = 欧州
 
| 地域 = 欧州
 
| 属性 = 混沌・善
 
| 属性 = 混沌・善
| 隠し属性 = 星
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| 副属性 = 星
 
| 性別 = 女性(体)
 
| 性別 = 女性(体)
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| 好きな物 = (モナリザ姿の)自分自身
 
| 好きな物 = (モナリザ姿の)自分自身
 
| 苦手な物 = 天敵に同じ
 
| 苦手な物 = 天敵に同じ
| 天敵 = [[ゲーティア|世界を焼却しようする輩]]
+
| 天敵 = [[ゲーティア|世界を焼却しようとする輩]]
 
| デザイン = 下越
 
| デザイン = 下越
 
| 設定作成 = 桜井光
 
| 設定作成 = 桜井光
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レオナルド・ダ・ヴィンチが作成したスペアボディ、二代目レオナルド・ダ・ヴィンチ。<br>
 
レオナルド・ダ・ヴィンチが作成したスペアボディ、二代目レオナルド・ダ・ヴィンチ。<br>
 
詳細は「[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]]」参照。
 
詳細は「[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]]」参照。
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===母===
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奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔 イド』にて、[[巌窟王 モンテ・クリスト|「決意の巌窟王」]]が自らの魂からダ・ヴィンチをモデルとして生み出した存在。<br>
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疑似東京では主人公の母として設定され、主人公や妹の面倒を見ていたが、やがて「決意の巌窟王」によって殺害された。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
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| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || C || A+ || B || EX || 陣地作成:A<br />道具作成:A || 天賦の叡智:EX<br />黄金律(体):B<br />モナ・リザ:A+<br />星の開拓者:EX || 強化クエストで「黄金律(体)」→「モナ・リザ」に変化。
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| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || C || A+ || B || EX || 陣地作成:A<br />道具作成:A || 天賦の叡智:EX<br />黄金律(体):B<br />モナ・リザ:A+<br />星の開拓者:EX<br>聡明叡智:EX || 強化クエストで「黄金律(体)」→「モナ・リザ」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「天賦の叡智」→「聡明叡智」に変化
 
|}
 
|}
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: ダ・ヴィンチちゃんは普段は眼鏡をかけていないが、この宝具の使用時には対閃光防御として眼鏡をかける(サングラスでもなんでもなくただの眼鏡にしか見えないものだが)。
 
: ダ・ヴィンチちゃんは普段は眼鏡をかけていないが、この宝具の使用時には対閃光防御として眼鏡をかける(サングラスでもなんでもなくただの眼鏡にしか見えないものだが)。
 
:宝具使用時の台詞の「東方の三博士」は聖書に登場する人物たちである占星術の学者たちの通称。「北欧の大神」ミーミルの泉を飲んで知識を得たオーディン。「知恵の果実」はエデンの園に生えていた「善悪の知識の木」になっていた果実。いずれも叡智に関するもの。
 
:宝具使用時の台詞の「東方の三博士」は聖書に登場する人物たちである占星術の学者たちの通称。「北欧の大神」ミーミルの泉を飲んで知識を得たオーディン。「知恵の果実」はエデンの園に生えていた「善悪の知識の木」になっていた果実。いずれも叡智に関するもの。
:『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体に強力な防御力無視攻撃&敵全体のクリティカル発生率をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref>」という効果のArts宝具。
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:『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&クリティカル発生率をダウン(3ターン)」という効果のArts宝具。
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:幕間の物語2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率が上昇する。
    
== 真名:レオナルド・ダ・ヴィンチ ==
 
== 真名:レオナルド・ダ・ヴィンチ ==
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:第一部終了後に自身の最期を予感して、自分の能力と記憶を移植して作り上げた後継機。
 
:第一部終了後に自身の最期を予感して、自分の能力と記憶を移植して作り上げた後継機。
 
:自身が座に還った後に彼女が再起動したため顔合わせはできず、最初に共演したのは『ちびちゅき!』であった。
 
:自身が座に還った後に彼女が再起動したため顔合わせはできず、最初に共演したのは『ちびちゅき!』であった。
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;[[グレゴリー・ラスプーチン]]
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:異星の使徒の一騎。
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:彼からはカルデアスに関する真相に気づくことができる人物として狙われており、カルデア脱出前に彼の手刀を受けて消滅した。
    
===生前===
 
===生前===
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*作中でダ・ヴィンチちゃんは、「自分の作品に暗号が仕組まれたコトにされた」と度々愚痴っている。<br/>この愚痴が初めて出たのが第五章なので、その舞台から推測できる元ネタは2003年にアメリカで出版されたダン・ブラウン著作の長編推理小説『ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)』のことだろう。
 
*作中でダ・ヴィンチちゃんは、「自分の作品に暗号が仕組まれたコトにされた」と度々愚痴っている。<br/>この愚痴が初めて出たのが第五章なので、その舞台から推測できる元ネタは2003年にアメリカで出版されたダン・ブラウン著作の長編推理小説『ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)』のことだろう。
 
**レオナルド・ダ・ヴィンチが作品に残した謎や暗号を題材としたこの作品は、44言語に翻訳され7000万部を超える世界的大ベストセラーとなり、同時にダ・ヴィンチのミステリー性をさらに高める要因となった。その一方で、フィクションであるにも関わらず、ノンフィクションの『レンヌ=ル=シャトーの謎』からの要素借用を指してか「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と述べたため、カトリック教会を始め各方面に大きな波紋を呼んだ作品としても知られる。この小説によって、『最後の晩餐』の解釈の一つであったとある説が有名になり過ぎたのもイザコザを生んだ原因の一つだろう。
 
**レオナルド・ダ・ヴィンチが作品に残した謎や暗号を題材としたこの作品は、44言語に翻訳され7000万部を超える世界的大ベストセラーとなり、同時にダ・ヴィンチのミステリー性をさらに高める要因となった。その一方で、フィクションであるにも関わらず、ノンフィクションの『レンヌ=ル=シャトーの謎』からの要素借用を指してか「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と述べたため、カトリック教会を始め各方面に大きな波紋を呼んだ作品としても知られる。この小説によって、『最後の晩餐』の解釈の一つであったとある説が有名になり過ぎたのもイザコザを生んだ原因の一つだろう。
*賛否両論ある著書だが、『Fate』のダ・ヴィンチちゃん的には、自分の作品にそういったミステリーを好き勝手に創作して盛り込まれたことに不服である模様。<del>歴史上の人物で好き勝手創作しているのは型月も同じなので強く言えた義理はないが。</del>
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*賛否両論ある著書だが、『Fate』のダ・ヴィンチちゃん的には、自分の作品にそういったミステリーを好き勝手に創作して盛り込まれたことに不服である模様。<del>歴史上の人物で好き勝手創作しているのは型月も同じなので、人の事を言える立場ではないが。</del>
 
**上記の通り、『ダ・ヴィンチ・コード』は現実(特にキリスト教関係を中心)には反論意見が絶えない作品である。<br/>しかし型月的には特に『Fate』シリーズの設定を考えると、一概に切って捨てられるような創作でもなかったりする。<br />作品のネタバレになるので詳しくは記載できないのだが、同作品の根底にある「聖杯」の設定は偶然にも『Fate/stat night』の大聖杯と奇妙な共通点があったりする。両作品には特に関わりはまったくないのだが、Fateシリーズファンが読むとまた別の見方ができるであろう作品といえる。<br/>なにせ、『ダ・ヴィンチ・コード』自体が「聖杯」を巡る人々の争いを描いている=『Fate』的にいえばある種の'''「聖杯戦争」'''の1つを描いたエピソードだと言えるのだから…
 
**上記の通り、『ダ・ヴィンチ・コード』は現実(特にキリスト教関係を中心)には反論意見が絶えない作品である。<br/>しかし型月的には特に『Fate』シリーズの設定を考えると、一概に切って捨てられるような創作でもなかったりする。<br />作品のネタバレになるので詳しくは記載できないのだが、同作品の根底にある「聖杯」の設定は偶然にも『Fate/stat night』の大聖杯と奇妙な共通点があったりする。両作品には特に関わりはまったくないのだが、Fateシリーズファンが読むとまた別の見方ができるであろう作品といえる。<br/>なにせ、『ダ・ヴィンチ・コード』自体が「聖杯」を巡る人々の争いを描いている=『Fate』的にいえばある種の'''「聖杯戦争」'''の1つを描いたエピソードだと言えるのだから…
 
*さらに2016年から2017年にかけて全国5箇所で開催された「FGO冬祭り」のサブタイトルは「ダ・ヴィンチちゃん・コード」となっており、メインビジュアルも型月ではおなじみのパロティネタになっていたりする。
 
*さらに2016年から2017年にかけて全国5箇所で開催された「FGO冬祭り」のサブタイトルは「ダ・ヴィンチちゃん・コード」となっており、メインビジュアルも型月ではおなじみのパロティネタになっていたりする。
    
;呼び名について
 
;呼び名について
*皆から「ダ・ヴィンチちゃん」と呼ばれる彼女だが、実の所、この呼称は'''盛大に間違っている'''。<br/>史実のレオナルド・ダ・ヴィンチのフルネームは「レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ」であり、「ダ・ヴィンチ」の部分は本来姓ではなく、彼女の出身地であるヴィンチ村を指す言葉。「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を日本語に訳すなら、'''「ヴィンチ村のレオナルド」'''という意味になる。『グイン・サーガ』の登場人物、ヴァラキアのイシュトバーンを「ヴァラキアさん」と呼ぶようなもの、といえば、かなり奇異な呼称であるのは明白だろう。
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*皆から「ダ・ヴィンチちゃん」と呼ばれる彼女だが、実の所、この呼称は'''盛大に間違っている'''。<br/>史実のレオナルド・ダ・ヴィンチのフルネームは「レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ」であり、「ダ・ヴィンチ」の部分は本来姓ではなく、彼女の出身地であるヴィンチ村を指す言葉。「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を日本語に訳すなら、'''「ヴィンチ村のレオナルド」'''という意味になる。つまり、彼女を「ダ・ヴィンチ」と呼ぶのは、[[坂田金時|足柄山の金太郎]]を「足柄山さん」と言うような物である……と言えば、かなり奇異な呼称である事は分かるだろう。
*実際、美術の世界では「ダ・ヴィンチ」ではなく「レオナルド」と呼称されることの方が多い。
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*もっともこの勘違いはFateに限った話ではなく、それこそ前述の推理小説『ダ・ヴィンチ・コード』などもその典型である。また、本人や知人が彼の事を「ダ・ヴィンチ」と呼んでいた、と言う記録も少数ながら存在するため、絶対にダ・ヴィンチではダメと言う訳ではなく、一種の愛称的な物と考えれば一応間違いではない。
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*美術の世界では、ちゃんと「ダ・ヴィンチ」ではなく「レオナルド」と呼称されることの方が多い。
    
;聖杯の書き手
 
;聖杯の書き手
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