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| 前 = [[Fate/stay night|Fate/stay night [Realta Nua]]](PS Vita)
 
| 前 = [[Fate/stay night|Fate/stay night [Realta Nua]]](PS Vita)
 
| 次 = [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]](3DS)
 
| 次 = [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]](3DS)
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{{作品概要
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| タイトル = Fate/EXTRA CCC(漫画版)
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| 原作 = TYPE-MOON・マーベラス
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| 作画 = ろび~な
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| 監修 =
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| 脚本協力 =
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| 掲載誌 = コンプティーク
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| レーベル =
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| 連載期間 =
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| 単行本 = 全8巻
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| 発売元 = KADOKAWA
 
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}}
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:最強クラスのサーヴァントに恥じぬ圧倒的な性能を誇る。難易度はチート。
 
:最強クラスのサーヴァントに恥じぬ圧倒的な性能を誇る。難易度はチート。
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;[[間桐桜 (EXTRA)‎‎ |間桐桜]]
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;[[間桐桜 (EXTRA) |間桐桜]]
 
:前作にも登場した保健委員のNPC。今作のキーパーソン。
 
:前作にも登場した保健委員のNPC。今作のキーパーソン。
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:かつての監督役。今作では購買の店員であり、『最強の店員』を目指している。
 
:かつての監督役。今作では購買の店員であり、『最強の店員』を目指している。
 
:空間の乱れの中では、ランサーのマスターとして登場。
 
:空間の乱れの中では、ランサーのマスターとして登場。
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;清掃委員長
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:主人公らと共に月の裏側に飛ばされた上級AI。表側では間桐桜よりも強い権限を持っていたらしい。
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:聖杯戦争のマスターこそがトラブルの元凶と断じ、主人公ら生徒会と彼らに協力する間桐桜に不信感を抱いている。
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;ギャル子
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:主人公らと共に月の裏側に飛ばされたNPC。
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:聖杯戦争本選の途中で消去される予定だったが、飛ばされたことで消えずに済んだので安心している。
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;ゴー・トゥ
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:主人公らと共に月の裏側に飛ばされたNPC。正式名称NPC5-10。
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:表側ではモノマネ部の部長という役柄の一般NPCだった。
    
===ゲスト===
 
===ゲスト===
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;サクラ迷宮
 
;サクラ迷宮
 
:前作の「SE.RA.PH」に代わる新しい舞台。
 
:前作の「SE.RA.PH」に代わる新しい舞台。
:表の聖杯戦争のアリーナを模して造られたもので、定型を保つことが困難な虚数空間の中でも実数を保ち続けられる領域で、サクラ迷宮という名称は巨大な桜の樹に寄り添うように下へ下へと続いている事に由来する。桜の樹とヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ場所や廃墟のような場所、マスターをとらえて魔術回路を剥ぎ取る拷問部屋のような場所などさまざまなフロアがある。
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:表の聖杯戦争のアリーナを模して造られたもので、定型を保つことが困難な虚数空間の中でも実数を保ち続けられる領域である。サクラ迷宮という名称は巨大な桜の樹に寄り添うように下へ下へと続いている事に由来する。桜の樹とヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ場所や廃墟のような場所、マスターをとらえて魔術回路を剥ぎ取る拷問部屋のような場所などさまざまなフロアがある。
    
;旧校舎
 
;旧校舎
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;ヴィーナス・スタチュー
 
;ヴィーナス・スタチュー
:『Fate/EXTRA CCC』で各階層の最後に立ちふさがる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。<br>本来なら物理干渉では破壊できない"世界の果て"。その内部は[[BB]]ですら立ち入れない禁猟乙女領域。サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないと[[BB]]は想定していた。<br>しかし心の専門家である[[殺生院キアラ|キアラ]]の秘術によって『内部に飛び降りる』などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった。<br>ちなみに壁に埋め込まれた肥大化アバターは[[BB]]からのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要。<br>スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、[[BB]]の支配から解放(接続を解除)されれば元の大きさの戻れる仕組み。<br>[[サーヴァント]]たちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもので、あれこそ深層にある"魂のカタチ"と思ってもらえばよい。<br>ゲーム内では"レリーフ"と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。開発初期での名称はショコラヴェールだった。
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:各階層の最後に立ちふさがる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。<br>本来なら物理干渉では破壊できない"世界の果て"。その内部は[[BB]]ですら立ち入れない禁猟乙女領域。サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないと[[BB]]は想定していた。<br>しかし心の専門家である[[殺生院キアラ|キアラ]]の秘術によって「内部に飛び降りる」などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった。<br>壁に埋め込まれた肥大化アバターは[[BB]]からのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要。<br>スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、[[BB]]の支配から解放されれば元の大きさに戻れる仕組み。<br>[[サーヴァント]]たちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもので、あれこそ深層にある"魂のカタチ"である。<br>ゲーム内では"レリーフ"と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。開発初期での名称はショコラヴェールだった。
    
;404光年
 
;404光年
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;イタリア風悪魔さん
 
;イタリア風悪魔さん
 
:2030年に地上で開発・発売されたRPGで、通称「でぃあぼろさん」。
 
:2030年に地上で開発・発売されたRPGで、通称「でぃあぼろさん」。
:ハック&スラッシュの金字塔とも言えるシリーズの最新作で、発表から発売まで十年もの時間を費やしている。
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:ハックとスラッシュの金字塔とも言えるシリーズの最新作で、発表から発売まで十年もの時間を費やしている。
:高難易度でありながら普遍的なゲーム内容、単純操作でありながら奥の深いコレクション性、キャラを育て始めたら何故か止められない程の魔力に満ちた、まさに悪魔のようなゲーム。<br>地上の全て観測するムーンセルにも当然コピー・収集されており、舞台裏でカルナはジナコにこれを探すクエストを命じられていた。
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:高難易度でありながら普遍的なゲーム内容、単純操作でありながら奥の深いコレクション性、キャラを育て始めたら何故か止められない程の魔力に満ちた、まさに悪魔のようなゲーム。<br>地上の全てを観測するムーンセルにも当然コピー・収集されており、舞台裏でカルナはジナコにこれを探すクエストを命じられていた。
    
==スタッフ==
 
==スタッフ==
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::;「Blossom.」
 
::;「Blossom.」
 
::: 作詞:ヤスカワショウゴ / 作曲・編曲:石濱翔 / 歌:丹下桜
 
::: 作詞:ヤスカワショウゴ / 作曲・編曲:石濱翔 / 歌:丹下桜
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==関連企画==
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;英雄王とお話しできるかな?
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:公式サイトにてプレイできたゲーム。
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:一日一回、ギルガメッシュと会話を'''試みる'''ことができる。
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:…というのも、あくまで「お話''できるかな?''」なのでギルガメッシュの機嫌を損ねると理不尽にも死ぬ(何度でも生き返ることはできるが)。また選択肢も多く、クリアすると最初からやり直しなので全てのボイスを聞くのは一苦労。
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:死亡後には「断末魔の叫び」としてTwitterに感想を投稿できるボタンが出てくるが、そこを押すと既に<del>変な</del>メッセージが入力されている(一応強制ではないので書き替えることも可能)。
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:例えば「これはヒドイ」や「またむちゃくちゃ言ってくれちゃって…」といったものや「I'll be back!!!」とか「我が生涯に…一片の悔い無しッ!!」などネタに振り切ったものも。終いには「晴れて英雄王の臣下になりました!」とまで言い出す。
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:そして最終日である20日目までに6回以上殺されていると、壁紙を入手できるパスワードとパスワードを入力できるURLを英雄王自らが教えてくれる。<del>誰が言ったか「お話死できるかな?」</del>
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:壁紙はCCCのロゴの横にギルガメッシュの立ち絵があるというシンプルなもの。
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:現在ではプレイ不可。
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;セイバーとおいしゃさんごっこ
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:公式サイトにてプレイできたゲーム。
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:熱を出してしまったセイバーを看病するという内容で、「体温計で熱を測る」「おかゆを食べさせる」「汗を拭く」の3段階構成。
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:「体温計」パートでは制限時間内に画面下部のバーを満タンにして熱を測らなければならないのだが、同時に画面右側に表示されるセイバーのご機嫌を示すバーにも気を配らなければいけない。
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:熱を測ることができるのは顔と脇、胸と太ももと尻の五か所。しかし後者3つは徒にセイバーの機嫌を損ねるだけなので注意。
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:「おかゆ」パートではタイミングよくクリックを繰り返して、画面下部のバーが満タンになるまでセイバーにおかゆを食べさせる。
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:しかし画面右側のおかゆのプルプル加減を示すバーが高すぎると、セイバーの顔におかゆを溢してしまう。なお、おかゆを溢した差分は完備されている。
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:「汗」パートではセイバーの体をクリックして、画面下部のバーが満タンになるまで汗を拭く。この時画面右側の汗を拭くちからを示すバーが高すぎると、セイバーの機嫌を損ねてしまう。
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:また進行度によってセイバーが衣服をはだけさせていき、胸元が開いて次にズボンが下ろされる。クリア後は全裸となって胸と陰部の上に服がかかっているだけという凄まじい格好に。
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:現在ではプレイ不可。イラスト自体はほとんど全てが『EXTRA material WADARCO Illustrations』に収録されている。
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:また[https://twitter.com/saber_CCC セイバーの公式Twitterアカウント]では熱を出した当時の様子をセイバーが呟いたりもしており、ゲーム公開前は期間限定で熱を出したセイバーに励ましのリプライを送ったユーザーから抽選で、丹下桜氏の直筆サイン色紙をプレゼントするという企画が行われていた。
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:小ネタとして、タイトル画面で放置し続けているとセイバーが急かしてくる。
    
==メモ==
 
==メモ==
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*没キャラクターとして[[カズラドロップ]]、[[ヴァイオレット]]、[[キングプロテア]]なるキャラ達が制作初期段階では登場する予定だったことが公表されている。詳細はリンク先で。
 
*没キャラクターとして[[カズラドロップ]]、[[ヴァイオレット]]、[[キングプロテア]]なるキャラ達が制作初期段階では登場する予定だったことが公表されている。詳細はリンク先で。
 
*公式では『CCC』は「例外処理」の意味と説明されているが、'''プログラミング分野において「例外処理」の意味で『CCC』という言葉が使われる事は皆無'''と言ってよく、それどころか'''そもそも『CCC』というプログラミング用語は存在しない'''(『Code C with Classes』の略だという説明がネット上にちらほら見受けられるが、それはプログラミング言語の名前であり、「例外処理」という意味は全くない)。結局のところ、公式がなぜそのような説明をしたのか、何を情報源にしたのかは不明。
 
*公式では『CCC』は「例外処理」の意味と説明されているが、'''プログラミング分野において「例外処理」の意味で『CCC』という言葉が使われる事は皆無'''と言ってよく、それどころか'''そもそも『CCC』というプログラミング用語は存在しない'''(『Code C with Classes』の略だという説明がネット上にちらほら見受けられるが、それはプログラミング言語の名前であり、「例外処理」という意味は全くない)。結局のところ、公式がなぜそのような説明をしたのか、何を情報源にしたのかは不明。
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*本作はTYPE-MOONのゲームにしては珍しい程ネットスラングが多用されているりこれはせっかく電脳世界が舞台のゲームだし、CCCのテーマは『<ruby><rb>違法改造</rb><rt>チート</rt></ruby>』でもあるし、という事で俗物的なノリを目指したため。スラングを多用すればモノローグは愉しいものになるが、同時に物語の普遍性は翳ってしまうの諸刃の刃なので、扱いには気をつけよう、とマテリアルでコメントしている。
    
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
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コミック<br>
 
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