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{{サーヴァント概要
 
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| タイトル = セイバー
 
| タイトル = セイバー
| 真名 = バーゲスト
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| 真名 = 妖精騎士ガウェイン<br>バーゲスト
 
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| 外国語表記 = Tam Lin Gawain<br>Barghest
 
| 外国語表記 = Tam Lin Gawain<br>Barghest
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; 略歴
 
; 略歴
:『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』に登場した妖精。[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に与えられた「ガウェイン」の名を着名しており、妖精國ブリテンの住民には本名を認識することが出来なくなっている。
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:『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』に登場した[[妖精]]。[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に与えられた「ガウェイン」の名を着名しており、妖精國ブリテンの住民には本名を認識することが出来なくなっている。
 
:前編ではモルガンの忠実な騎士として敵対組織の排除に当たり、西の人間牧場では『[[アルトリア・キャスター|予言の子]]』とカルデア一行の殿であるトリスタンを斃す。シェフィールドではブラックバレルを構えたボガードとその軍勢を打ち破った後はウェールズの森を住人ごと焼き払ったが、その危地に駆けつけたオベロンと共闘したアルトリアとカルデア一行によって撃退され、さらに彼女から真名「バーゲスト」を看破された事で撤退をも余儀なくされた為、モルガンから領地での謹慎を言い渡される。
 
:前編ではモルガンの忠実な騎士として敵対組織の排除に当たり、西の人間牧場では『[[アルトリア・キャスター|予言の子]]』とカルデア一行の殿であるトリスタンを斃す。シェフィールドではブラックバレルを構えたボガードとその軍勢を打ち破った後はウェールズの森を住人ごと焼き払ったが、その危地に駆けつけたオベロンと共闘したアルトリアとカルデア一行によって撃退され、さらに彼女から真名「バーゲスト」を看破された事で撤退をも余儀なくされた為、モルガンから領地での謹慎を言い渡される。
:後編ではノリッジの厄災への態度などから、女王はブリテンという國にしか関心が無く、そこに住む妖精を救う気は無いことを悟り、ノリッジの厄災を祓いウェールズで自分を退けたアルトリアとカルデア一行に期待を寄せ、グロスターでの再会と領地マンチェスターでの会談を経てストーム・ボーダーによる民の移住を条件にモルガンからの離反を決意。終盤のキャメロットでの決戦からは円卓・北の妖精の同盟軍に合流し勝利に貢献する。
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:後編ではノリッジの厄災への態度などから、女王はブリテンという國にしか関心が無く、そこに住む妖精を救う気は無いことを悟り、ノリッジの厄災を祓いウェールズで自分を退け、更に敵でありながら自分を庇い身を案じてくれたアルトリアとカルデア一行に期待を寄せ、グロスターでの再会と領地マンチェスターでの会談を経てストーム・ボーダーによる民の移住を条件にモルガンからの離反を決意。終盤のキャメロットでの決戦からは円卓・北の妖精の同盟軍に合流し勝利に貢献する。
 
:終編では旧モルガン側として事後処理に当たっていたが、戴冠式での流血騒動直後に北と南の妖精間で暴動が起き、同時に領内外で大量発生したモースによりキャメロットは壊滅。それでもなお人間の兵士達を少しでも多く逃がそうと一人奮戦するが間に合わず、自身もモースの呪いに蝕まれ限界が近づいてゆくも、カルデアとの『約束』を果たすべく最後の理性を振り絞って帰還したマンチェスターで彼女を待っていたのは、<ruby><rb>悪妖精</rb><rt>アンシリー・コート</rt></ruby>にもとる暴徒と化した領民達による『後始末』と称した人間への無差別な殺戮風景で、さらにその行動が恋人のアドニスを捕食してしまった過去の自分の模倣だったという事実を知り絶望する。だが、彼女のそんな心情もつゆ知らず今度は汎人類史の人間達をどうやって<ruby><rb>弄ぼう</rb><rt>こわそう</rt></ruby>か無邪気に話し合う姿を見て'''「こんな邪悪な<ruby><rb>生物</rb><rt>いきもの</rt></ruby>を絶対外の世界に出してはならない」'''という責任感から、妖精をひたすら全滅すべく力を振るう。だが、同時に残っていた僅かな人間達をも魔力と共に縦横無尽に喰らい尽くしていくこととなり、最終的に黒犬を引き連れた巨大な「獣の厄災」と成り果て、ブリテン中を炎と呪いで包んでいった。
 
:終編では旧モルガン側として事後処理に当たっていたが、戴冠式での流血騒動直後に北と南の妖精間で暴動が起き、同時に領内外で大量発生したモースによりキャメロットは壊滅。それでもなお人間の兵士達を少しでも多く逃がそうと一人奮戦するが間に合わず、自身もモースの呪いに蝕まれ限界が近づいてゆくも、カルデアとの『約束』を果たすべく最後の理性を振り絞って帰還したマンチェスターで彼女を待っていたのは、<ruby><rb>悪妖精</rb><rt>アンシリー・コート</rt></ruby>にもとる暴徒と化した領民達による『後始末』と称した人間への無差別な殺戮風景で、さらにその行動が恋人のアドニスを捕食してしまった過去の自分の模倣だったという事実を知り絶望する。だが、彼女のそんな心情もつゆ知らず今度は汎人類史の人間達をどうやって<ruby><rb>弄ぼう</rb><rt>こわそう</rt></ruby>か無邪気に話し合う姿を見て'''「こんな邪悪な<ruby><rb>生物</rb><rt>いきもの</rt></ruby>を絶対外の世界に出してはならない」'''という責任感から、妖精をひたすら全滅すべく力を振るう。だが、同時に残っていた僅かな人間達をも魔力と共に縦横無尽に喰らい尽くしていくこととなり、最終的に黒犬を引き連れた巨大な「獣の厄災」と成り果て、ブリテン中を炎と呪いで包んでいった。
 
:最後は後を追う主人公達とノリッジにて対峙し、『魔力喰い』の特性から一度は有利に立つも、マシュの「同じ妖精國を愛し慕われた騎士として彼女を'''救いたい'''」という願いを汲み取った主人公の思いと(恐らく一時的に戻っていた[[ギャラハッド]]の力が)合わさり令呪と盾を通して応える形で[[ガウェイン]]と[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]が喚び出され、3人の連携により討ち取られた。
 
:最後は後を追う主人公達とノリッジにて対峙し、『魔力喰い』の特性から一度は有利に立つも、マシュの「同じ妖精國を愛し慕われた騎士として彼女を'''救いたい'''」という願いを汲み取った主人公の思いと(恐らく一時的に戻っていた[[ギャラハッド]]の力が)合わさり令呪と盾を通して応える形で[[ガウェイン]]と[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]が喚び出され、3人の連携により討ち取られた。
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:『Grand Order』では「自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃[Lv]+自身の最大HPをアップ(5ターン)&スキルチャージを1進める」という効果のBuster宝具。
 
:『Grand Order』では「自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃[Lv]+自身の最大HPをアップ(5ターン)&スキルチャージを1進める」という効果のBuster宝具。
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== 真名:バーゲスト ==
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== 真名:妖精騎士ガウェイン、バーゲスト ==
 
:汎人類史ではイングランド北部に現れる、燃える角と瞳を持ち鎖の付いた犬の[[妖精 #種別|ブラックドッグ]]と呼ばれる妖精。白い猫の姿で現れることも。『死を知らせる妖精』とも称され、高貴な身分や権力者が亡くなった際は多くの配下たる犬たちを連れて街を練り歩くともいわれる。その一方で『死を与える妖精』とも言われており、迷い人を喰い殺すとされる。
 
:汎人類史ではイングランド北部に現れる、燃える角と瞳を持ち鎖の付いた犬の[[妖精 #種別|ブラックドッグ]]と呼ばれる妖精。白い猫の姿で現れることも。『死を知らせる妖精』とも称され、高貴な身分や権力者が亡くなった際は多くの配下たる犬たちを連れて街を練り歩くともいわれる。その一方で『死を与える妖精』とも言われており、迷い人を喰い殺すとされる。
 
:妖精國においては、過去にモース戦争で呪いを受けた「牙の氏族」から、人間に限りなく近い姿をもって誕生した黒犬『獣の厄災』。幼少期は人間の姿であったことで蔑まれ迫害を受けていたが、当時親代わりだった[[ボガード]]の「それに負けない心と力の強さを持て」という激励に励まされ、人一倍相応の努力を重ね続けて妖精騎士となった。
 
:妖精國においては、過去にモース戦争で呪いを受けた「牙の氏族」から、人間に限りなく近い姿をもって誕生した黒犬『獣の厄災』。幼少期は人間の姿であったことで蔑まれ迫害を受けていたが、当時親代わりだった[[ボガード]]の「それに負けない心と力の強さを持て」という激励に励まされ、人一倍相応の努力を重ね続けて妖精騎士となった。
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=== Fateシリーズ ===
 
=== Fateシリーズ ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ 星の生まれる刻』配信後に実装。
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: Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』配信に伴い実装。
: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』クリア後ガチャに追加される。
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: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、上記ストーリーをクリア後ガチャに追加される。
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
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:彼が連れていた八犬士やそれらが合わさった「ヤツフサ」に対しては心をときめかせていた。
 
:彼が連れていた八犬士やそれらが合わさった「ヤツフサ」に対しては心をときめかせていた。
   −
=== 妖精國 ===
+
=== 生前 ===
 
;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
 
;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
 
:太陽の騎士の着名を与えた主君。しかし自身の守護の対象が「妖精たち」であったのに対し、妖精そのものに失望しきっていたモルガンは「妖精國そのもの」と食い違っていた事から徐々に断絶し、最終的に離反に至る。
 
:太陽の騎士の着名を与えた主君。しかし自身の守護の対象が「妖精たち」であったのに対し、妖精そのものに失望しきっていたモルガンは「妖精國そのもの」と食い違っていた事から徐々に断絶し、最終的に離反に至る。
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:実のところ彼女らの幼少期には共通点が多く、そのため二人とも「理由はよく分からないが一緒にいるとなんとなく居心地がよい」という気持ちを抱く。もちろん二人ともその訳を知る由は無いのだが。
 
:実のところ彼女らの幼少期には共通点が多く、そのため二人とも「理由はよく分からないが一緒にいるとなんとなく居心地がよい」という気持ちを抱く。もちろん二人ともその訳を知る由は無いのだが。
   −
;[[妖精騎士ランスロット]]
+
;[[妖精騎士ランスロット]]/メリュジーヌ
 
:自身よりも強いと妖精たちに噂されていることと、それだけの実力がありながら彼女が本気で妖精國を護ろうとしていないことを感じ取っているため、嫌っている。
 
:自身よりも強いと妖精たちに噂されていることと、それだけの実力がありながら彼女が本気で妖精國を護ろうとしていないことを感じ取っているため、嫌っている。
 
:またあらゆる生命に愛の片鱗を抱くバーゲストは、本能で『妖精でも人間でもない、ここにいてはいけない汚物』と感じ取っているため、彼女にのみ愛(食欲)を感じない。
 
:またあらゆる生命に愛の片鱗を抱くバーゲストは、本能で『妖精でも人間でもない、ここにいてはいけない汚物』と感じ取っているため、彼女にのみ愛(食欲)を感じない。
 
:加えて強者としてのスタンスが大きく違う性格など、彼女のあり方とは相性が悪い。
 
:加えて強者としてのスタンスが大きく違う性格など、彼女のあり方とは相性が悪い。
   −
;[[妖精騎士トリスタン]]
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;[[妖精騎士トリスタン]]/バーヴァン・シー
 
:悪趣味な観点から気に入っているという口ぶりではあるものの、バーゲストの高い戦力価値と内実に抱えていた本能との葛藤を理解していた妖精騎士。
 
:悪趣味な観点から気に入っているという口ぶりではあるものの、バーゲストの高い戦力価値と内実に抱えていた本能との葛藤を理解していた妖精騎士。
 
:また彼女はバーゲスト自身の血生臭さに気づいていたため、同類として仲良くやりましょう?と一方的にシンパシーを感じている。
 
:また彼女はバーゲスト自身の血生臭さに気づいていたため、同類として仲良くやりましょう?と一方的にシンパシーを感じている。
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
*イラストレーターについては2部6章配信直前の生放送では明かされず、その後ゲーム内に実装されてから明らかになったが、人によっては'''普段バーゲストのような体格の女騎士を好むめろん22氏が反応していない'''ということからめろん22氏が担当イラストレーターだと見抜く人もいたとか。<del>どんな判断方法だ。</del>
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*イラストレーターについては2部6章配信直前の生放送では明かされず、その後ゲーム内に実装されてから明らかになったが、人によっては'''普段バーゲストのような体格の女騎士を好むめろん22氏が反応していない'''ということから担当イラストレーターがめろん22氏だと見抜く人もいたとか。<del>どんな判断方法だ。</del>
**またバーゲストを指して「めろん22氏が好きそう」と反応するマスターも多くおり、当のめろん22氏もTwitter上にてそのように発言している<ref group ="出">[https://twitter.com/melonnyinyi/status/1403326977537314819 Twitter めろん22氏 2021年6月11日 21:23]</ref>。
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**またバーゲストを指して「めろん22が好きそう」と反応するマスターも多くおり、当のめろん22氏もTwitter上にてそのように発言している<ref group ="出">[https://twitter.com/melonnyinyi/status/1403326977537314819 Twitter めろん22氏 2021年6月11日 21:23]</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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