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;突き穿つ死翔の槍
 
;突き穿つ死翔の槍
 
;転輪する勝利の剣
 
;転輪する勝利の剣
上記5つは[[Fate/EXTELLA LINK]]で使用。なお原初の炎に関してオリジナルの名称は原初の火なのだが複製ゆえの名称変更なのか表記ミスなのかは不明。またデュランダルに関しては[[エミヤ|アーチャー]]が使用している描写がある。
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上記5つは[[Fate/EXTELLA LINK]]で使用。なお原初の炎に関しては、オリジナルの名称は原初の火である。これが複製ゆえの名称変更なのか、表記ミスなのかは不明。またデュランダルに関しては[[エミヤ|アーチャー]]が使用している描写がある。
    
== 使用技 ==
 
== 使用技 ==
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== 真名:無銘 ==
 
== 真名:無銘 ==
 
:無銘。名前のない英雄。架空の英霊。フェイカー。
 
:無銘。名前のない英雄。架空の英霊。フェイカー。
 
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:かつて正義の体現者として人生を費やし、しかしそうした生き方によって人々から疑心暗鬼を買い、社会の手で裁かれた錬鉄の魔術師の末路。<br>生前、奇跡の代償として「死後の自分」をムーンセルに売り渡し、以後ムーンセルに使役されている「正義の味方」の概念。大衆が望む「正義の味方」が、人のカタチで起動した存在。<br>この英霊の元になった人物、そういった過去を歩んだ人物は確かに存在するが、彼が英雄として祀られた時点でその名前は人々の記憶、歴史から忘れ去られている。
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:かつて正義の体現者として人生を費やし、しかしそうした生き方によって人々から疑心暗鬼を買い、社会の手で裁かれた錬鉄の魔術師の末路。
 
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:生前、奇跡の代償として「死後の自分」をムーンセルに売り渡し、以後ムーンセルに使役されている「正義の味方」の概念。大衆が望む「正義の味方」が、人のカタチで起動した存在。
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:この英霊の元になった人物、そういった過去を歩んだ人物は確かに存在するが、彼が英雄として祀られた時点でその名前は人々の記憶、歴史から忘れ去られている。
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:彼は正義の味方の概念が人のカタチで起動した存在で、人々に認められなかった名も無き正義の味方の代表者。故に、真名が「エミヤ」ではなく、「無銘」である。
 
:彼は正義の味方の概念が人のカタチで起動した存在で、人々に認められなかった名も無き正義の味方の代表者。故に、真名が「エミヤ」ではなく、「無銘」である。
 
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:災害で多くの人が死んだ中、自分は生き残った。たまたま運が良かっただけだというのに、そういった強迫概念(サバイバーズギルト)に囚われてしまう。<br>『正義の味方』を志したのは、死んでいった人のために、そういった悲劇を二度と起こさないようにと、そう誓ったからだ。
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:災害で多くの人が死んだ中、自分は生き残った。たまたま運が良かっただけだというのに、そういった強迫概念(サバイバーズギルト)に囚われてしまう。
 
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:『正義の味方』を志したのは、死んでいった人のために、そういった悲劇を二度と起こさないようにと、そう誓ったからだ。
:子供が思い描く夢、絵空事と言われてもおかしくない『生き方』を体現するために、私欲を殺し、理想に徹していた。<br>世界を脅かす悪がいるのならば、犠牲者を出す前に、力無き者達の代わりに、これを撃つ。だが、同時に多数を救う為に少数を切り捨てることを選んでしまった。<br>貧困に喘ぎ、窃盗を働いた集団を、危険なウイルスが蔓延した旅客機の中で死にゆく中、それでも生きようとする者たちを、彼は切り捨ててしまった。
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:子供が思い描く夢、絵空事と言われてもおかしくない『生き方』を体現するために、私欲を殺し、理想に徹していた。
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:世界を脅かす悪がいるのならば、犠牲者を出す前に、力無き者達の代わりに、これを撃つ。だが、同時に多数を救う為に少数を切り捨てることを選んでしまった。
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:貧困に喘ぎ、窃盗を働いた集団を、危険なウイルスが蔓延した旅客機の中で死にゆく中、それでも生きようとする者たちを、彼は切り捨ててしまった。
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:そういった正義を体現する人間は、人々の目には恐ろしく映ってしまった。なにせ、情も一切の交渉の余地もなく、「悪」を裁いたのだから。ならば何故、何の見返りもなく、他人に尽くす事ができるだろうかと。
 
:そういった正義を体現する人間は、人々の目には恐ろしく映ってしまった。なにせ、情も一切の交渉の余地もなく、「悪」を裁いたのだから。ならば何故、何の見返りもなく、他人に尽くす事ができるだろうかと。
 
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:ソレに恐怖した友人に捕らえられ、社会の手によって裁かれてその一生を終え、死後、その人間性を剥奪されてしまった。<br>皮肉にも、彼が切り捨ててきたものと同じような結末を迎えてしまった。
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:ソレに恐怖した友人に捕らえられ、社会の手によって裁かれてその一生を終え、死後、その人間性を剥奪されてしまった。
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:皮肉にも、彼が切り捨ててきたものと同じような結末を迎えてしまった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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*奈須氏曰く「『Fate』では自分自身を抹殺したいという願望を抱いていましたが、エクストラではその葛藤は解消されている為、丸くなった印象を受けるかもしれません」。
 
*奈須氏曰く「『Fate』では自分自身を抹殺したいという願望を抱いていましたが、エクストラではその葛藤は解消されている為、丸くなった印象を受けるかもしれません」。
 
*エミヤとの関係に対する奈須氏のコメントは「'''「Fate」の彼と同一人物'''」「'''ほぼ同一存在(''同一人物ではない'')'''」「'''同一人物ではあるものの、その基本設定が違う'''」と変化している。最新のコメントは一番最後のもので、要は同じ人間ではあるが『stay night』と『EXTRA』が辿った歴史の違いが影響を与えているということらしい。
 
*エミヤとの関係に対する奈須氏のコメントは「'''「Fate」の彼と同一人物'''」「'''ほぼ同一存在(''同一人物ではない'')'''」「'''同一人物ではあるものの、その基本設定が違う'''」と変化している。最新のコメントは一番最後のもので、要は同じ人間ではあるが『stay night』と『EXTRA』が辿った歴史の違いが影響を与えているということらしい。
*ムーンセルが記録している人類史は抑止の輪とは別であり、無銘は英霊の座から呼び出されたために今回は抑止力の奴隷になっていない。その為性格も若干異なっている。<ref group="出" name=帰ってきた!ブロッサム先生 狐虎編">帰ってきた!ブロッサム先生 狐虎編。</ref>
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*ムーンセルが記録している人類史は抑止の輪とは別であり、無銘は英霊の座から呼び出されたために今回は抑止力の奴隷になっていない。その為性格も若干異なっている。<ref group="出">帰ってきた!ブロッサム先生 狐虎編。</ref>
 
*ゲーム中、彼の一人称は基本的に「私」だが、よく「オレ」という別の一人称も用いる。<br>彼自身はこれについて何も言っていないが、主人公が抱いた印象によると、英霊としての立場の発言では「私」、個人としての発言は「オレ」を使っているらしい。
 
*ゲーム中、彼の一人称は基本的に「私」だが、よく「オレ」という別の一人称も用いる。<br>彼自身はこれについて何も言っていないが、主人公が抱いた印象によると、英霊としての立場の発言では「私」、個人としての発言は「オレ」を使っているらしい。
 
*東京タワーらしきものを背景にした生前の姿が描かれたCGでは、顔は[[衛宮士郎]]の面影を持つものの、髪の色は白くなっている。また、武器としてスナイパーライフルらしきものを所持している。
 
*東京タワーらしきものを背景にした生前の姿が描かれたCGでは、顔は[[衛宮士郎]]の面影を持つものの、髪の色は白くなっている。また、武器としてスナイパーライフルらしきものを所持している。
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*「熾天覆う七つの円環」は投擲に対して無敵とされる宝具だが、『stay night』においては標的を狙い続ける概念を持つB+の投擲宝具相手に破壊され、使用者のエミヤも片腕を半壊させるダメージを受けた。しかし無銘のそれは投擲ではない「刺し穿つ死棘の槍」を防ぎ、A+対軍宝具の「輪転する勝利の剣」をも防ぎ、果てはモノ殺しのスペシャリスト、[[両儀式]]の「空の境界」をも花弁一つ散らすことなく防ぐ。更に『CCC』では[[カルナ]]のA++対神宝具や魔人となった[[殺生院キアラ]]が放つ「知的生命体では耐えられない対界宝具」すらも完全に防ぎきる。<br>ゲーム的な仕様が多分に影響しているだろうが、無敵といってもいいほどの防御性能を誇る脅威の宝具と化している。
 
*「熾天覆う七つの円環」は投擲に対して無敵とされる宝具だが、『stay night』においては標的を狙い続ける概念を持つB+の投擲宝具相手に破壊され、使用者のエミヤも片腕を半壊させるダメージを受けた。しかし無銘のそれは投擲ではない「刺し穿つ死棘の槍」を防ぎ、A+対軍宝具の「輪転する勝利の剣」をも防ぎ、果てはモノ殺しのスペシャリスト、[[両儀式]]の「空の境界」をも花弁一つ散らすことなく防ぐ。更に『CCC』では[[カルナ]]のA++対神宝具や魔人となった[[殺生院キアラ]]が放つ「知的生命体では耐えられない対界宝具」すらも完全に防ぎきる。<br>ゲーム的な仕様が多分に影響しているだろうが、無敵といってもいいほどの防御性能を誇る脅威の宝具と化している。
 
**ただし、カルナはマスターの力量不足によりガウェインとの間でも火力に劣っていると作中で語られており、キアラとの戦いでは神話礼装を装備して本人の霊的位階が大幅に上昇した状態。また不完全な形の投影ではあるが約束された勝利の剣(エクスカリバー)の威力を減衰させたり、対決企画にて純粋な攻撃宝具ではないがA+宝具の騎英の手綱(ベルレフォーン)を凌ぎ切れるかどうかという防御性能であるため、「刺し穿つ死棘の槍」や攻撃が拡散する「輪転する勝利の剣」を防げることまではそうおかしくはない。ギャグシナリオではあるが、「刺し穿つ死棘の槍」に関してはFGO内で跳ね返す描写がある。
 
**ただし、カルナはマスターの力量不足によりガウェインとの間でも火力に劣っていると作中で語られており、キアラとの戦いでは神話礼装を装備して本人の霊的位階が大幅に上昇した状態。また不完全な形の投影ではあるが約束された勝利の剣(エクスカリバー)の威力を減衰させたり、対決企画にて純粋な攻撃宝具ではないがA+宝具の騎英の手綱(ベルレフォーン)を凌ぎ切れるかどうかという防御性能であるため、「刺し穿つ死棘の槍」や攻撃が拡散する「輪転する勝利の剣」を防げることまではそうおかしくはない。ギャグシナリオではあるが、「刺し穿つ死棘の槍」に関してはFGO内で跳ね返す描写がある。
*「永久に遥か黄金の剣」だが、こちらは3Dスタッフによって那須氏の監修が入る前に「エクスカリバー投影」のモーションが作成されていたとのこと。奈須氏も始めはびっくりしたらしいが、せっかくの新モーションなので没にすることもなしと判断。こちらでは錬鉄可能条件がアップしているため劣化品ならばギリギリアリという設定を追加することで採用されたようだ。
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*「永久に遥か黄金の剣」だが、こちらは3Dスタッフによって奈須氏の監修が入る前に「エクスカリバー投影」のモーションが作成されていたとのこと。奈須氏も始めはびっくりしたらしいが、せっかくの新モーションなので没にすることもなしと判断。こちらでは錬鉄可能条件がアップしているため劣化品ならばギリギリアリという設定を追加することで採用されたようだ。
 
**一応『Fate/stay night』でも真に迫った贋作ならば投影可能といわれていたので、練鉄の可能条件が上がった無銘ならではの奥義といえるだろう。
 
**一応『Fate/stay night』でも真に迫った贋作ならば投影可能といわれていたので、練鉄の可能条件が上がった無銘ならではの奥義といえるだろう。
 
**ちなみに、実は『stay night』凛とともに出てくるエミヤも使用する。凛がコードキャストではなく魔術としてガンドを撃ってるにも関わらず対魔力の影響を受けていないことなども含め、「熾天覆う七つの円環」の防御力同様のゲーム上の都合と思われる。
 
**ちなみに、実は『stay night』凛とともに出てくるエミヤも使用する。凛がコードキャストではなく魔術としてガンドを撃ってるにも関わらず対魔力の影響を受けていないことなども含め、「熾天覆う七つの円環」の防御力同様のゲーム上の都合と思われる。
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