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; 略歴
 
; 略歴
 
: 最初のダンジョンで[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]と共に[[主人公 (EXTRA)|主人公]]達の前に立ち塞がる。
 
: 最初のダンジョンで[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]と共に[[主人公 (EXTRA)|主人公]]達の前に立ち塞がる。
: その後もマスターを変えて度々登場するが主人公の前に敗北を重ね、封印されるものの、最終的にサーヴァントの神話礼装を取得しようとする主人公と一時的に契約する。月の裏側に迷い込んだマスターやNPCを拷問室に監禁し、その才能やメモリを消滅一歩手前まで絞り出して自らの養分とする残虐なサーヴァントだが、見た目相応の少女のような反応を示すこともある。
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: その後もマスターやクラスを変えて度々登場するが主人公の前に敗北を重ね、封印されるものの、最終的にサーヴァントの神話礼装を取得しようとする主人公と一時的に契約する。月の裏側に迷い込んだマスターやNPCを拷問室に監禁し、その才能やメモリを消滅一歩手前まで絞り出して自らの養分とする残虐なサーヴァントだが、見た目相応の少女のような反応を示すこともある。
 
: 最終章で改心して神話礼装を求める主人公達に協力。主人公のサーヴァントの原型を打ち破り、[[殺生院キアラ|黒幕]]を倒すよう言い残し消えていった………。かと思いきや、キューブに残留しており主人公か凛の元に残ることになった。
 
: 最終章で改心して神話礼装を求める主人公達に協力。主人公のサーヴァントの原型を打ち破り、[[殺生院キアラ|黒幕]]を倒すよう言い残し消えていった………。かと思いきや、キューブに残留しており主人公か凛の元に残ることになった。
 
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: 連載予告漫画に先んじて登場。月海原の制服を着こみ男主人公に傲岸不遜な態度で接する。なんと角と尻尾は無くなっている(これは連載第一話の扉絵でも同様)。
 
: 連載予告漫画に先んじて登場。月海原の制服を着こみ男主人公に傲岸不遜な態度で接する。なんと角と尻尾は無くなっている(これは連載第一話の扉絵でも同様)。
 
: ……が、話は恋愛ラブコメ学園ものから本編同様月の裏での迷宮探索に移る。本作では凛やラニは彼女と契約せず済み、彼女以上にキャス狐のライバルとして特化した[[セイバー (Fox Tail)|狐耳のセイバー]]がいる為、正直出番が無事あるか怪しい。
 
: ……が、話は恋愛ラブコメ学園ものから本編同様月の裏での迷宮探索に移る。本作では凛やラニは彼女と契約せず済み、彼女以上にキャス狐のライバルとして特化した[[セイバー (Fox Tail)|狐耳のセイバー]]がいる為、正直出番が無事あるか怪しい。
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; [[Fate/Grand Order]]
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: ランサーのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストはワダアルコ。
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: メインストーリーでは第1章・第2章で立て続けに登場する。どちらでも友好的な立場で、第1章では初対面で主人公らと戦闘になるがそれ以降はNPCとして使用可能。
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: この作品での彼女は「[[Fate/EXTRA CCC|どこかで改心、あるいは成長した]]」らしく、反英霊であることには変わりないものの少しだけ物分りが良くなっている。
 
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
: 2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では、辰の宮「竜姫牢」を守るゴールドヒロイン「CCC48 赤ランサー」として登場。
 
: 2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では、辰の宮「竜姫牢」を守るゴールドヒロイン「CCC48 赤ランサー」として登場。
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: 歌で広範囲を覆う。攻撃力は無いが吹き飛ばし能力が高い。
 
: 歌で広範囲を覆う。攻撃力は無いが吹き飛ばし能力が高い。
 
: コスト:500 / 戦闘力:- / 突破力:A / 移動力:D / 体力:C / 忍耐力:C / リキャスト:B
 
: コスト:500 / 戦闘力:- / 突破力:A / 移動力:D / 体力:C / 忍耐力:C / リキャスト:B
; [[Fate/Grand Order]]
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: ランサーのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストはワダアルコ。
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: メインストーリーでは第1章・第2章で立て続けに登場する。どちらでも友好的な立場で、第1章では初対面で主人公らと戦闘になるがそれ以降はNPCとして使用可能。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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: 極東のド田舎リス。互いの相性がかなり悪いためか、アマデウスが不快になるレベルの悪口の応酬が繰り広げられる。また、彼女から純潔であることを指摘されそうになった。
 
: 極東のド田舎リス。互いの相性がかなり悪いためか、アマデウスが不快になるレベルの悪口の応酬が繰り広げられる。また、彼女から純潔であることを指摘されそうになった。
 
; [[カーミラ]]
 
; [[カーミラ]]
: 未来の自分。お互いに決して相容れない不倶戴天の敵。ただ、エリザベートは彼女の目がないところでは
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: 未来の自分。お互いに決して相容れない不倶戴天の敵。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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***保有スキル数も膨大だが、それらの多くが戦闘面でも有用な能力である点も見逃せない。最高峰の「対魔力」、槍兵でありながら行うことができる「陣地作成」、「無辜の怪物」による竜種化で強化された肉体と「戦闘続行」の相性の良さ、低ランクの「狂化」で保たれている精神面をカバーする「精神異常」など、全体的に保有スキルは優秀といえるだろう。
 
***保有スキル数も膨大だが、それらの多くが戦闘面でも有用な能力である点も見逃せない。最高峰の「対魔力」、槍兵でありながら行うことができる「陣地作成」、「無辜の怪物」による竜種化で強化された肉体と「戦闘続行」の相性の良さ、低ランクの「狂化」で保たれている精神面をカバーする「精神異常」など、全体的に保有スキルは優秀といえるだろう。
 
*ドSであることから、紹介動画ではブタが大量に鳴き声を挙げていた。おまえら自重しろ。
 
*ドSであることから、紹介動画ではブタが大量に鳴き声を挙げていた。おまえら自重しろ。
*せっかくの美声を台無しにする音痴っぷりは「頭痛持ち」のスキルによるもの。慢性的な頭痛により、音程を正しく把握できていないのが原因である。また用語集によるとランサーは「自分が気持よくなるために歌う」ともの凄く音痴になり、「自分優先の感情を抑え、他人のために歌う」と本当の歌姫になるという。
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*せっかくの美声を台無しにする音痴っぷりは「頭痛持ち」のスキルによるもの。慢性的な頭痛により、音程を正しく把握できていないのが原因である。また彼女は「自分が気持よくなるために歌う」ともの凄く音痴になり、「自分優先の感情を抑え、他人のために歌う」と本当の歌姫になるという。
*彼女が登場している時のBGMは前半と後半で微妙に変化し、後半の方は女性の歌声が入っているが、これはランサーの担当声優である大久保瑠美氏が歌っているもの。凄まじい音痴っぷりやアレな歌詞ではないので、ランサーが普通に歌ったらこうなる、と思ってもらえばいいのかもしれない。
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*彼女が登場している時のBGMは前半と後半で微妙に変化し、後半の方は女性の歌声が入っているが、これは彼女の担当声優である大久保瑠美氏が歌っているもの。凄まじい音痴っぷりやアレな歌詞ではないので、彼女が普通に歌ったらこうなる、と思えばいいのかもしれない。
 
*ランサーからバーサーカー、そしてまたランサーに戻るという、クラスを連続で変更した珍しいサーヴァント。そこまで高い狂化をかけられなかったことも幸いしたのかもしれない。
 
*ランサーからバーサーカー、そしてまたランサーに戻るという、クラスを連続で変更した珍しいサーヴァント。そこまで高い狂化をかけられなかったことも幸いしたのかもしれない。
 
*バーサーカー時でも平然と理性を保っており、まるで狂っていない。理由は「元々、既に狂っているから」<br>しかし、代償としてか狂化のランクはE-と極めて低く、パラメーターの上昇のメリットもなくなっている。筋力と耐久がより『痛みを知らない』状態になっただけだという。
 
*バーサーカー時でも平然と理性を保っており、まるで狂っていない。理由は「元々、既に狂っているから」<br>しかし、代償としてか狂化のランクはE-と極めて低く、パラメーターの上昇のメリットもなくなっている。筋力と耐久がより『痛みを知らない』状態になっただけだという。
**「狂化を受けていながらも正気を保っている」というのは、[[Fate/strange fake]]のバーサーカーに似たところがある。あちらも「元々が狂気の象徴である」ために理性を喪失していない。
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**「元々狂っているため狂化を受けていながらも正気を保つことができる」というのは、[[Fate/strange fake]]のバーサーカーに似たところがある。あちらは「元々が狂気の象徴である」ために理性を喪失していない。
 
**バーサーカーにチェンジした後は戦闘時のダメージボイスが「ああああああ!!!」という悲鳴に変わる。かなり痛々しい…
 
**バーサーカーにチェンジした後は戦闘時のダメージボイスが「ああああああ!!!」という悲鳴に変わる。かなり痛々しい…
 
*ランサーのクラスにしては珍しく「槍の宝具」を所有していないサーヴァント。<br>最強宝具は「己を際立たせるための舞台とする居城を召喚する」というなんとも規格外の代物。槍を地面に突き刺すことによって血の海が瞬時に広がり、血飛沫を起こしながら地面から城がせり上がってくる様は中々凄まじい(槍自体が城なので、言いようによっては槍の宝具と言えなくもないが……)。
 
*ランサーのクラスにしては珍しく「槍の宝具」を所有していないサーヴァント。<br>最強宝具は「己を際立たせるための舞台とする居城を召喚する」というなんとも規格外の代物。槍を地面に突き刺すことによって血の海が瞬時に広がり、血飛沫を起こしながら地面から城がせり上がってくる様は中々凄まじい(槍自体が城なので、言いようによっては槍の宝具と言えなくもないが……)。
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*生前の行い、逸話から反英雄に属する英霊であると断言されている。
 
*生前の行い、逸話から反英雄に属する英霊であると断言されている。
 
*無辜の怪物では「竜」の側面が強調された形となっているが、その伝説ゆえ「吸血鬼」の側面も持ち、作中でも生贄の生き血を摂取することで魔力を補給している。
 
*無辜の怪物では「竜」の側面が強調された形となっているが、その伝説ゆえ「吸血鬼」の側面も持ち、作中でも生贄の生き血を摂取することで魔力を補給している。
**後にGrand Orderでは、彼女をモデルにした美しき吸血鬼[[カーミラ]]も登場している。こちらはエリザベートの後の姿という設定を引っさげている。
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**後にGrand Orderでは、彼女をモデルにした美しき吸血鬼[[カーミラ]]がアサシンとして登場している。こちらはエリザベートの後の姿という設定を引っさげている。
*CCCでは[[クラス (ランサー)|ランサー]]と[[クラス (バーサーカー)|バーサーカー]]のクラスに該当するサーヴァントとされているが、黒魔術・錬金術に傾倒したという伝承があるため[[クラス (キャスター)|キャスター]]のクラス適正もあるかもしれない。<br />実際、二次創作のオリ鯖として登場した際にはキャスターであることが多かった。<br>作中の情報を見ても、ランサー時の保有スキルに本来魔術師のクラス別能力である「陣地作成」が含まれていることや、能力値自体がランサーよりもキャスターに近いことから、クラス適性自体は十分見込めるものと推測できる。
   
*その凄惨な拷問や猟奇殺人の趣味から、中世ヨーロッパで悪名を馳せたシリアルキラーである[[キャスター (第四次)|ジル・ド・レェ]]と比較される事が多い。<br>ただジルの場合は、信じていた[[ルーラー|聖処女]]の無残な最期によって狂った彼が選んだ、神の不在を証明するための手段。彼女の場合は、自らの美を保ち、また頭痛から逃避するための手段という違いがある。<br>また拷問や殺人に対する感性の違い(そもそも彼女の場合は人を人と思えない)や、神に対する姿勢の違い(ジルは信仰を見失っているが、エリザは信仰を保っている)などから、仮に二人が出会うことがあったとしても、上手くいくかどうかは微妙なところ。
 
*その凄惨な拷問や猟奇殺人の趣味から、中世ヨーロッパで悪名を馳せたシリアルキラーである[[キャスター (第四次)|ジル・ド・レェ]]と比較される事が多い。<br>ただジルの場合は、信じていた[[ルーラー|聖処女]]の無残な最期によって狂った彼が選んだ、神の不在を証明するための手段。彼女の場合は、自らの美を保ち、また頭痛から逃避するための手段という違いがある。<br>また拷問や殺人に対する感性の違い(そもそも彼女の場合は人を人と思えない)や、神に対する姿勢の違い(ジルは信仰を見失っているが、エリザは信仰を保っている)などから、仮に二人が出会うことがあったとしても、上手くいくかどうかは微妙なところ。
*彼女が呼ばれなかった場合のランルー君のサーヴァントである[[ランサー (EXTRA・黒)|吸血鬼ドラキュラ]]は、彼女と同じく「無辜の怪物」によって生前のあり方を歪められた者であり、また吸血鬼伝説のモデルになったという共通点がある。ちなみに、ワラキアはチェイテ城があったトランシルヴァニアに隣接している。
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*彼女が呼ばれなかった場合のランルー君のサーヴァントである[[ランサー (EXTRA・黒)|ヴラド三世]]は、彼女と同じく「無辜の怪物」によって生前のあり方を歪められた者であり、また吸血鬼伝説のモデルになったという共通点がある。ちなみに、ワラキアはチェイテ城があったトランシルヴァニアに隣接している。
 
*パートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[アーチャー (EXTRA・緑)]]の「顔の無い王」と同じ効果持つスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰し、エクストラターンを発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース) 」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており、十分すぎるほどに強かった衛士時に輪をかけて強い。これが愛の力なのだろうか……。
 
*パートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[アーチャー (EXTRA・緑)]]の「顔の無い王」と同じ効果持つスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰し、エクストラターンを発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース) 」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており、十分すぎるほどに強かった衛士時に輪をかけて強い。これが愛の力なのだろうか……。
 
**メタ的な意見を言えば、後戻りのできないダンジョンでプレイヤーが詰まないように配慮されたと考えられる。
 
**メタ的な意見を言えば、後戻りのできないダンジョンでプレイヤーが詰まないように配慮されたと考えられる。
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