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: ランク:A<br />種別:対人(自身)宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
 
: ランク:A<br />種別:対人(自身)宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
 
: 常時発動型の宝具。伝説が昇華されて宝具化したタイプ。バーサーカーのクラスで召喚された場合とセイバーのクラスで召喚された場合で宝具の使用法が異なる。
 
: 常時発動型の宝具。伝説が昇華されて宝具化したタイプ。バーサーカーのクラスで召喚された場合とセイバーのクラスで召喚された場合で宝具の使用法が異なる。
:バーサーカーのクラスで召喚された場合は敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積して貯められた魔力はステータス強化と治癒能力の増幅に使用され、傷つけられれば、傷つけられるほど強くなる。この効果によって首を裂かれようが、全身を切り刻まれようが、即座に再生するので決して戦闘を止めず、痛みも全く意に介していない。
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: バーサーカーのクラスで召喚された場合は敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積して貯められた魔力はステータス強化と治癒能力の増幅などに転用され、傷つけられれば、傷つけられるほど強くなる。魔力への変換効率は彼の体力が減少するほどに上昇する。
: 魔力への変換効率は彼の体力が減少するほどに上昇する。聖杯大戦の際は現世との繋がり、因果線が複雑だったためか変換効率が暴走して、大変なことになった。
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: 『Fate/Apocrypha』で召喚された際は聖杯大戦という形態によって現世との繋がり、因果線が複雑だったためか変換効率が暴走している。
: もし瀕死まで傷めつけられたならば、眼前のすべてを破壊して余りあるほどの膨大な魔力を溜め込み、一撃で聖杯大戦に決着をつける可能性すら存在する。チャージが溜まってくると、巨大化し始め、傷ついた部分が腫瘍のように盛り上がるようになる。そして、最大まで高まると完全に異形化する。この状態となると三画も令呪を使用しても効果がなくなり、完全に制御不可能となる。
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: この場合、首を裂かれようが、全身を切り刻まれようが、即座に再生するので決して戦闘を止めず、痛みも全く意に介していない。もし瀕死まで傷めつけられたならば、眼前のすべてを破壊して余りあるほどの膨大な魔力を溜め込み、一撃で聖杯大戦に決着をつける可能性すら存在する。チャージが溜まってくると、巨大化し始め、傷ついた部分が腫瘍のように盛り上がるようになる。そして、最大まで高まると完全に異形化する。この状態となると三画も令呪を使用しても効果がなくなり、完全に制御不可能となる。
 
: 腕は8本に増え、内三本はまるで蛸足のように骨が無く、振るえば鞭のようにしなり岩盤を一撃で粉砕する。脚は自重が二本では最早支えきれないほどの重さとなっているので、昆虫のような副脚が大量に生え、重みを分散している。頭は首にめり込み、肩口からティラノサウルスの持つような上顎と下顎が突き出し、眼球も肩と首と腹部に存在し5つに増えている。
 
: 腕は8本に増え、内三本はまるで蛸足のように骨が無く、振るえば鞭のようにしなり岩盤を一撃で粉砕する。脚は自重が二本では最早支えきれないほどの重さとなっているので、昆虫のような副脚が大量に生え、重みを分散している。頭は首にめり込み、肩口からティラノサウルスの持つような上顎と下顎が突き出し、眼球も肩と首と腹部に存在し5つに増えている。
 
: また凄まじい量の魔力を帯びているため、ただの物理攻撃によって砕けた大地の破片ですらサーヴァントへの殺傷力を帯びるレベルで魔力に侵され、回避が非常に困難となっている。チャージ量最大で力を解放した場合、地形を変えるほどの威力を持った光の奔流によって戦場を薙ぎ払い、一撃で周囲一帯が更地と化した。
 
: また凄まじい量の魔力を帯びているため、ただの物理攻撃によって砕けた大地の破片ですらサーヴァントへの殺傷力を帯びるレベルで魔力に侵され、回避が非常に困難となっている。チャージ量最大で力を解放した場合、地形を変えるほどの威力を持った光の奔流によって戦場を薙ぎ払い、一撃で周囲一帯が更地と化した。
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; [[Fate/Apocrypha]]
 
; [[Fate/Apocrypha]]
 
: 「赤」のサーヴァントとして登場。
 
: 「赤」のサーヴァントとして登場。
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; [[Fate/Grand Order]]
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: バーサーカーのサーヴァントとして参戦。レア度はC(☆1)。イラストレーターは近衛乙嗣。
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: ストーリーにおいてはネロの軍の客将として登場。
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: 制御は不可能とまで言われた彼だが、マスターを持たないはぐれサーヴァントとしての現界、敵が「圧制者」が山のように居る連合ローマ帝国、彼の習性(?)を理解している相方の存在等の諸々の事象がかみ合った結果、客将として機能している模様。
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: また、「風呂の湯に浸けておけばおとなしくなる」という驚愕の一面が語られた。
 
; [[カプセルさーばんと]]
 
; [[カプセルさーばんと]]
 
: さーばんとの一匹。
 
: さーばんとの一匹。
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: インペリアルローマプロダクション所属のプロデューサー。
 
: インペリアルローマプロダクション所属のプロデューサー。
 
: 史実よろしく皇帝(しゃちょう)に叛逆するために彼女以上のアイドルを探して町を徘徊する。
 
: 史実よろしく皇帝(しゃちょう)に叛逆するために彼女以上のアイドルを探して町を徘徊する。
; [[Fate/Grand Order]]
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: バーサーカーのサーヴァントとして参戦。レア度はC(☆1)。イラストレーターは近衛乙嗣。
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: ストーリーにおいてはネロの軍の客将として登場。
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: 制御は不可能とまで言われた彼だが、マスターを持たないはぐれサーヴァントとしての現界、敵が「圧制者」が山のように居る連合ローマ帝国、彼の習性(?)を理解している相方の存在等の諸々の事象がかみ合った結果、客将として機能している模様。
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: また、「風呂の湯に浸けておけばおとなしくなる」という驚愕の一面が語られた。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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*キャラクターデザイン原案は寺田克也氏。設定制作を担当したのは虚淵玄氏。
 
*キャラクターデザイン原案は寺田克也氏。設定制作を担当したのは虚淵玄氏。
 
*虚淵氏曰く「ほがらか抱擁系マゾヒスト」。
 
*虚淵氏曰く「ほがらか抱擁系マゾヒスト」。
*企画段階では全身が青白かったが、第一巻の表紙では健康的な色の肉体をしており、配色が変更されている。……かと思いきや、第二巻の人物イラストで再び青白くなり、文章中でも「青白い屍人のような肌」と表記されている。おかげで彼のイラストは微笑んでいることもあり、最早'''ホラー'''である。
   
*高潔な彼は圧制者からの略奪品を反乱軍に平等に分配し、金銀の個人的な所有を禁じていた。また市民への無用な暴行や略奪といった逸脱行為を禁じ、彼の軍は、反乱軍でありながら非常に規律正しかったという。
 
*高潔な彼は圧制者からの略奪品を反乱軍に平等に分配し、金銀の個人的な所有を禁じていた。また市民への無用な暴行や略奪といった逸脱行為を禁じ、彼の軍は、反乱軍でありながら非常に規律正しかったという。
 
**財産を平等に分配した行為は、18世紀頃に拡大した啓蒙運動や社会主義運動の中で神格化され、とりわけカール・マルクスはスパルタクスを「古代社会主義運動の真の代表者」と評して絶賛している。
 
**財産を平等に分配した行為は、18世紀頃に拡大した啓蒙運動や社会主義運動の中で神格化され、とりわけカール・マルクスはスパルタクスを「古代社会主義運動の真の代表者」と評して絶賛している。
*規格外の狂化ランクで暴れ回り、本人も自重や配慮など一切しないためマスターには途轍もない負荷が掛かっている筈なのだが、彼のマスターは[[シロウ・コトミネ|シロウ]]によって傀儡となっている。そのため彼のマスターがどのような状況なのか知る事が出来ないでいる。<br>傀儡となったマスター達は呑気な会話をしているが、彼のマスターだけはミイラ状態で話しているのかもしれない……。
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*誰かの下に隷属する事を拒絶するため、バーサーカーのクラスだけにしか召喚に応じない。そしてバーサーカーとして召喚された彼の思考は常に「叛逆」のみに割かれており、なおかつ狂化によってマスターとの意思疎通も不可能となっている。そのためマスター殺しも辞さないサーヴァントとなっており、『Fate/Apocrypha』の世界では'''「召喚したら敗北確定」'''と称されている。
*絶対に誰かの下に隷属する事を拒絶するため、「狂戦士」のクラスだけにしか召喚に応じない。そして宝具の性質上、マスターが彼の事を理解しようと頑張っても結局暴走し、制御不能になる。彼を召喚したマスターは「超上級者向け」とか「ナイトメア」とかそんなチャチなレベルじゃない、とんでもない無理ゲーを強いられることになる。<br>これによって全サーヴァント中最強の「使い勝手の悪さ」を誇り、[[ギルガメッシュ]]のような我が強過ぎる者や精神汚染持ちのサーヴァントですら彼の足元にも及ばない。また作中で'''どの聖杯戦争に召喚されても、絶対に勝者になる事が出来ないサーヴァント'''と呼ばれている。
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**しかし実際には、彼は積極的にマスターに反乱する訳ではない。狂化により意思疎通は不可能になっているものの、マスターが圧制者かどうかの判断はできるため、まっとうな魔術師ではない、たまたま巻き込まれてしまったマスターであれば敗北するまで共に戦うことも十分可能。[[衛宮士郎|何処ぞの赤毛の少年]]などとは常に格上との、そして自己との戦いを行う点で相性が良いらしい。
**作中では『もし真っ当な「剣士」クラスで呼ばれでもしたら』と彼に剣士クラスの適正を示唆する一文がある。しかし、その場合は即座に自らを隷属させるマスターに反逆する可能性が同時に示唆されており、下手すれば即座に殺される危険性を匂わせている。
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**もちろん、叛逆されないからといって聖杯戦争を勝ち抜けるかどうかはまた別の話なのだが。
**実際には、スパルタクスは積極的にマスターに反乱する訳ではなく、マスターが圧制者かどうかを判断できるため、たまたま巻き込まれてしまったマスターであれば、敗北するまで共に戦うことも可能らしく、常に格上と自己との戦いてある[[衛宮士郎|何処ぞの赤毛の少年]]とは相性が良いらしい。
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*可能性は低いがセイバーとして召喚される場合もある。しかし、その場合はマスターに叛逆する可能性がバーサーカー時よりも更に高く、下手すれば即座に殺される危険性が匂わされている。いっそこのこと、何も知らない子供がマスターに選ばれたほうがまだ勝ちの目が見えてくるかもしれないという。
**「大帝国にほんの十数名で叛乱を引き起こし戦力を瓦解させること無く奮戦した指揮官」かつ「闘技場と戦場で闘い抜いた熟練の剣士」かつ「ぎりぎり神話にならないくらい古い史実の英霊」である為、経歴だけ見ると戦力や燃費等もそう悪くないように見える辺り、余計に質が悪いとも言える。
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*「大帝国にほんの十数名で叛乱を引き起こし戦力を瓦解させること無く奮戦した指揮官」かつ「闘技場と戦場で闘い抜いた熟練の剣士」かつ「ぎりぎり神代にならないくらい古い史実の英霊」である為、経歴だけ見ると戦力や燃費等もそう悪くないように見える辺り、余計に質が悪いとも言える。
 
**とはいえ、奴隷解放の先駆者である彼をサーヴァント(奴隷)として喚ぶと言うのが……
 
**とはいえ、奴隷解放の先駆者である彼をサーヴァント(奴隷)として喚ぶと言うのが……
 
**オンラインゲーム版でのキャラ設定を行った虚淵玄も、<br />「虐げられないと燃えない→窮地に陥らないと反撃しない→ゆえに勝ち目のある戦略を受け付けない→マスターの言う事を聞かない→故にバーサーカー、といった大変困ったサーヴァントとして彼を選んだプレイヤーを悪戦苦闘させる腹積もりだった」と発言している。だがその一方で、専守防衛&不殺を旨とする善玉主人公ライクな方針のマスターならば意外と相性が良いかもしれないとも分析している。
 
**オンラインゲーム版でのキャラ設定を行った虚淵玄も、<br />「虐げられないと燃えない→窮地に陥らないと反撃しない→ゆえに勝ち目のある戦略を受け付けない→マスターの言う事を聞かない→故にバーサーカー、といった大変困ったサーヴァントとして彼を選んだプレイヤーを悪戦苦闘させる腹積もりだった」と発言している。だがその一方で、専守防衛&不殺を旨とする善玉主人公ライクな方針のマスターならば意外と相性が良いかもしれないとも分析している。
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