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:黒と赤の決戦では先陣を切り、猛進するが再び弓兵の攻撃を受け、誘いに乗って向かった先で[[アーチャー (Apocrypha・黒) |黒のアーチャー]]として正体を現したかつての恩師と再会する事となる。大きな衝撃を受けるも彼の叱咤で戦意を取り戻し、歓喜と共に一進一退の死闘を繰り広げるが、[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|バーサーカー]]の暴走によって戦闘は中断する。その後、吸血鬼と化した[[ランサー (Apocrypha・黒) |黒のランサー]]討伐のため[[ルーラー]]の命によって黒の陣営と共闘、その末に自分たちのマスターがシロウに傀儡とされていたことを知る事となる。
 
:黒と赤の決戦では先陣を切り、猛進するが再び弓兵の攻撃を受け、誘いに乗って向かった先で[[アーチャー (Apocrypha・黒) |黒のアーチャー]]として正体を現したかつての恩師と再会する事となる。大きな衝撃を受けるも彼の叱咤で戦意を取り戻し、歓喜と共に一進一退の死闘を繰り広げるが、[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|バーサーカー]]の暴走によって戦闘は中断する。その後、吸血鬼と化した[[ランサー (Apocrypha・黒) |黒のランサー]]討伐のため[[ルーラー]]の命によって黒の陣営と共闘、その末に自分たちのマスターがシロウに傀儡とされていたことを知る事となる。
 
:憤慨し槍を突きつけたが、シロウの目的を聞かされ、また黒のアーチャーとの決着と自らの願いを叶える為、マスターとは認めぬまでも一旦は矛を収める。その後、暇潰しも兼ねてシロウが申し込んだ手合せで、自分に終始圧倒されながらも最後まで屈しなかった彼の意志と愚直さを見て、僅かながらも感銘を受け、「生前の未練」についての問答を通してシロウを正式にマスターとして認めた。
 
:憤慨し槍を突きつけたが、シロウの目的を聞かされ、また黒のアーチャーとの決着と自らの願いを叶える為、マスターとは認めぬまでも一旦は矛を収める。その後、暇潰しも兼ねてシロウが申し込んだ手合せで、自分に終始圧倒されながらも最後まで屈しなかった彼の意志と愚直さを見て、僅かながらも感銘を受け、「生前の未練」についての問答を通してシロウを正式にマスターとして認めた。
:最後の決戦では[[アーチャー (Apocrypha・黒) |黒のアーチャー]]とついに決着の時を迎える。宝具『宙駆ける星の穂先』によって互いの武器を捨てた素手による決闘を挑み、壮絶な死闘の末に勝利を収める。しかし、彼が消滅間際に放った宝具によって弱点である踵を射抜かれ、不死と敏捷性の7割を喪失する。それでもなお黒の陣営を相手取るには十分な力を有していたが、魔獣に変貌した[[アーチャー (Apocrypha・赤)|赤のアーチャー]]の姿を目にしたことで、彼女の異変を察しつつも自分の都合を優先して止められなかった己の愚かさを悔い、黒の陣営との戦闘を放棄。師と交わした約束に従って自身の『盾』を[[ライダー (Apocrypha・黒)|黒のライダー]]に与え彼らを助けた後、暴走するアーチャーを止めるべく戦いに赴く。満身創痍の状態でありながらカリュドンの魔獣に成り果てた赤のアーチャーと渡り合い、捨て身で魔獣化を解除し、致命の一撃を与えた。今わの際、正気を取り戻した彼女を抱きながら、共に消滅していった。
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:最後の決戦では[[アーチャー (Apocrypha・黒) |黒のアーチャー]]とついに決着の時を迎える。宝具『宙駆ける星の穂先』によって互いの武器を捨てた素手による決闘を挑み、壮絶な死闘の末に勝利を収める。しかし、彼が消滅間際に放った宝具によって弱点である踵を射抜かれ、不死と敏捷性の7割を喪失する。それでもなお黒の陣営を相手取るには十分な力を有していたが、魔獣に変貌した[[アーチャー (Apocrypha・赤)|赤のアーチャー]]の姿を目にしたことで、彼女の異変を察しつつも自分の都合を優先して止められなかった己の愚かさを悔い、黒の陣営との戦闘を放棄。師と交わした約束に従って自身の『盾』を[[アストルフォ|黒のライダー]]に与え彼らを助けた後、暴走するアーチャーを止めるべく戦いに赴く。満身創痍の状態でありながらカリュドンの魔獣に成り果てた赤のアーチャーと渡り合い、捨て身で魔獣化を解除し、致命の一撃を与えた。今わの際、正気を取り戻した彼女を抱きながら、共に消滅していった。
    
;人物
 
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:真名解放することで盾に刻み込まれた極小の世界が展開され、一つの“世界そのもの”で攻撃を防ぐ結界宝具。
 
:真名解放することで盾に刻み込まれた極小の世界が展開され、一つの“世界そのもの”で攻撃を防ぐ結界宝具。
 
:この盾に挑むということは、即ち世界を相手取るということであり、発動させれば対人・対軍・対城・対国・対神宝具にすら至るまで、ほぼ全ての攻撃を防ぎ切る。ただし、その性質上、対界宝具だけは苦手とする。
 
:この盾に挑むということは、即ち世界を相手取るということであり、発動させれば対人・対軍・対城・対国・対神宝具にすら至るまで、ほぼ全ての攻撃を防ぎ切る。ただし、その性質上、対界宝具だけは苦手とする。
:双方の同意と契約の上でアキレウスから[[ライダー (Apocrypha・黒)|黒のライダー]]へと託され、彼の手によって[[ランサー (Apocrypha・赤)|赤のランサー]]が放った『日輪よ、死に随え』を防ぐために使用された。神すら滅ぼす赤のランサーの槍も、“世界”そのものは殺すことができず、槍を完全に阻んで防ぎ切り、アストルフォとジークを守り抜いた。その後の決着の際には既に砕け、消えていた。
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:双方の同意と契約の上でアキレウスから[[アストルフォ|黒のライダー]]へと託され、彼の手によって[[ランサー (Apocrypha・赤)|赤のランサー]]が放った『日輪よ、死に随え』を防ぐために使用された。神すら滅ぼす赤のランサーの槍も、“世界”そのものは殺すことができず、槍を完全に阻んで防ぎ切り、アストルフォとジークを守り抜いた。その後の決着の際には既に砕け、消えていた。
 
:またアキレウス自身が使用した場合のみ、この盾を「攻撃」に転用できる。宝具を展開した後、突撃することによってその極小世界で相手を押し潰すというものである(ヘパイストスも想定外の使用法であるとか)。
 
:またアキレウス自身が使用した場合のみ、この盾を「攻撃」に転用できる。宝具を展開した後、突撃することによってその極小世界で相手を押し潰すというものである(ヘパイストスも想定外の使用法であるとか)。
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**なお、神性(あるいは神性をスキルで取得できる)または神造兵装、対神宝具を持つサーヴァント、つまりアキレウスに傷を負わせることができるサーヴァントは、現在約110人ほど存在するサーヴァントのうち約30人前後(明確に断定し辛いのも含まれる為)とされる。
 
**なお、神性(あるいは神性をスキルで取得できる)または神造兵装、対神宝具を持つサーヴァント、つまりアキレウスに傷を負わせることができるサーヴァントは、現在約110人ほど存在するサーヴァントのうち約30人前後(明確に断定し辛いのも含まれる為)とされる。
 
*伝承の中には、[[キャスター|メディア]]の4人目の夫だったという説も存在する。
 
*伝承の中には、[[キャスター|メディア]]の4人目の夫だったという説も存在する。
*[[ライダー (第四次)|イスカンダル]]は彼が主人公である『イリアス』の大ファンである。<br>史実では元々、イスカンダルの母方にあたるエペイロスのモロッソイ王家はアキレウスの子ネオプトレモスとトロイの王女の末裔を自称しており、幼い頃から英雄譚に憧れて育った彼は師アリストテレスから贈られた『イリアス』を片時も手放さず、東方出征の折には往路で立ち寄ったトロイ遺跡でアキレウスの墓に詣でたり、親友ヘファイスティオンをパトロクロス、自らをアキレウスとしてロールプレイに興じたりしたという。<br>虚淵氏曰く、「'''人類史最初のオタクセレブ'''」。
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*[[イスカンダル]]は彼が主人公である『イリアス』の大ファンである。<br>史実では元々、イスカンダルの母方にあたるエペイロスのモロッソイ王家はアキレウスの子ネオプトレモスとトロイの王女の末裔を自称しており、幼い頃から英雄譚に憧れて育った彼は師アリストテレスから贈られた『イリアス』を片時も手放さず、東方出征の折には往路で立ち寄ったトロイ遺跡でアキレウスの墓に詣でたり、親友ヘファイスティオンをパトロクロス、自らをアキレウスとしてロールプレイに興じたりしたという。<br>虚淵氏曰く、「'''人類史最初のオタクセレブ'''」。
 
*東出氏によると、伝承から宝具に使える逸話を真面目に拾うと膨大な数になってしまうので、不死性と俊足をスキルに回して宝具を3つに絞る予定だったらしい。奈須氏に宝具候補のリストを見せて相談したところ、「彼くらいの英雄ならばいっそ5つ位持たせてしまおう」と意見を貰い、今の形になったとの事。それでも宝具候補にあった'''黄金聖衣みたいな鎧'''は出せなかったらしい。
 
*東出氏によると、伝承から宝具に使える逸話を真面目に拾うと膨大な数になってしまうので、不死性と俊足をスキルに回して宝具を3つに絞る予定だったらしい。奈須氏に宝具候補のリストを見せて相談したところ、「彼くらいの英雄ならばいっそ5つ位持たせてしまおう」と意見を貰い、今の形になったとの事。それでも宝具候補にあった'''黄金聖衣みたいな鎧'''は出せなかったらしい。
 
**ギリシャにて召喚された場合、この黄金聖衣みたいな鎧が宝具として追加されるとのこと。オミットされた槍の不治の呪いを含めれば、合計7つ分という異常に豊富な宝具を所有することになる。その様は奈須・東出両氏から「'''宝具山盛りの超強力サーヴァント'''」「'''ウルトラハイスペックサーヴァント'''」と評される程だが、当然ながら魔力消費も尋常でないほど激しく、本来の聖杯戦争なら即魔力切れで、彼を真っ当に扱えるならば間違いなく超一流のマスターであるという。[[Fate/Apocrypha|聖杯大戦]]という舞台であったからこそ、彼の実力が発揮できたと言える。
 
**ギリシャにて召喚された場合、この黄金聖衣みたいな鎧が宝具として追加されるとのこと。オミットされた槍の不治の呪いを含めれば、合計7つ分という異常に豊富な宝具を所有することになる。その様は奈須・東出両氏から「'''宝具山盛りの超強力サーヴァント'''」「'''ウルトラハイスペックサーヴァント'''」と評される程だが、当然ながら魔力消費も尋常でないほど激しく、本来の聖杯戦争なら即魔力切れで、彼を真っ当に扱えるならば間違いなく超一流のマスターであるという。[[Fate/Apocrypha|聖杯大戦]]という舞台であったからこそ、彼の実力が発揮できたと言える。
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