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− | == アサシン (Apocrypha・赤) == | + | == アサシン == |
| *真名:セミラミス | | *真名:セミラミス |
| *身長:169cm / 体重:51kg | | *身長:169cm / 体重:51kg |
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| :アッシリアの女帝。世界最古の毒殺者であり、夫であったニノス王を毒殺し、男を物にするために戦争を起こすなど、数十年に渡って暴政を敷いた。 | | :アッシリアの女帝。世界最古の毒殺者であり、夫であったニノス王を毒殺し、男を物にするために戦争を起こすなど、数十年に渡って暴政を敷いた。 |
| :聖杯大戦においてシロウによって召喚され、彼と共に[[獅子劫界離|獅子劫]]を除いた赤のマスター達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを使って暗躍している。 | | :聖杯大戦においてシロウによって召喚され、彼と共に[[獅子劫界離|獅子劫]]を除いた赤のマスター達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを使って暗躍している。 |
− | :ミレニア城塞攻略戦においては空中庭園からルーラーの妨害に当り、集中爆撃によってシロウの正体が露見しないよう努める。その後、[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|赤のバーサーカー]]の宝具によって半壊したミレニア城塞から、大聖杯を首尾よく奪取した。 | + | :ミレニア城塞攻略戦においては空中庭園からルーラーの妨害に当り、集中爆撃によってシロウの正体が露見しないよう努める。その後、[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の宝具によって半壊したミレニア城塞から、大聖杯を首尾よく奪取した。 |
| :空中庭園での最終決戦では、王の間で[[モードレッド|赤のセイバー]]を迎え撃つ。領域内のアドバンテージを活かし、様々な魔術と毒により終始有利に戦いを進めるが、[[獅子劫界離|獅子劫]]が用意していたヒュドラ毒の血清と令呪による機転によって赤のセイバーの逆転を許す。しかし致命傷を負いながらも転移でとっさに離脱、最後の瞬間までシロウの援護を続けた。シロウの消滅を見届けると、自分も静かに笑いながら消えていった。 | | :空中庭園での最終決戦では、王の間で[[モードレッド|赤のセイバー]]を迎え撃つ。領域内のアドバンテージを活かし、様々な魔術と毒により終始有利に戦いを進めるが、[[獅子劫界離|獅子劫]]が用意していたヒュドラ毒の血清と令呪による機転によって赤のセイバーの逆転を許す。しかし致命傷を負いながらも転移でとっさに離脱、最後の瞬間までシロウの援護を続けた。シロウの消滅を見届けると、自分も静かに笑いながら消えていった。 |
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| :ランク:B+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~20<br>最大捕捉:10人 | | :ランク:B+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~20<br>最大捕捉:10人 |
| :王の間にいる限り、あらゆる毒への耐性を持ち、あらゆる毒を大気中に作り出すことができる。 | | :王の間にいる限り、あらゆる毒への耐性を持ち、あらゆる毒を大気中に作り出すことができる。 |
− | :対[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]]に備えてギリシャ神話に悪名高いヒュドラ毒すら生成してみせた。その毒は極めて侵食率が高く、魔術師であれば使い魔を通して中の様子を覗き見ただけで目が溶けてしまうほど。宝具の兜である程度は毒を遮断できる[[モードレッド|赤のセイバー]]でさえも、徐々に神経が麻痺し、視界を喪失し、最終的には激痛に苛まれて行動不能に陥った。 | + | :対[[ケイローン|黒のアーチャー]]に備えてギリシャ神話に悪名高いヒュドラ毒すら生成してみせた。その毒は極めて侵食率が高く、魔術師であれば使い魔を通して中の様子を覗き見ただけで目が溶けてしまうほど。宝具の兜である程度は毒を遮断できる[[モードレッド|赤のセイバー]]でさえも、徐々に神経が麻痺し、視界を喪失し、最終的には激痛に苛まれて行動不能に陥った。 |
| :キャスターとの二重召喚ではなく単なるアサシンとして召喚された場合はこちらの宝具を主軸として聖杯戦争を戦うことになる。 | | :キャスターとの二重召喚ではなく単なるアサシンとして召喚された場合はこちらの宝具を主軸として聖杯戦争を戦うことになる。 |
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| :一応、同志。彼もシロウに協力しているが、「物語」を求めて、自陣の不利になるような行動を平気でするため、その存在に頭を痛めている。 | | :一応、同志。彼もシロウに協力しているが、「物語」を求めて、自陣の不利になるような行動を平気でするため、その存在に頭を痛めている。 |
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− | ;[[アーチャー (Apocrypha・赤)|アーチャー]] | + | ;[[アタランテ|アーチャー]] |
| :マスターを傀儡として指令を与えている。だがアサシンの退廃的な雰囲気は「純潔の狩人」であるアーチャーとは相容れないもので、彼女たちに不信感と苛立ちを募らせている。 | | :マスターを傀儡として指令を与えている。だがアサシンの退廃的な雰囲気は「純潔の狩人」であるアーチャーとは相容れないもので、彼女たちに不信感と苛立ちを募らせている。 |
| :ただ自分と同じ「捨て子」という境遇から思う所があるのか、アーチャーの願いを「気を悪くするなよ」と前置きした上で、「実現不可能なのではないか」と冷静な指摘をしている。 | | :ただ自分と同じ「捨て子」という境遇から思う所があるのか、アーチャーの願いを「気を悪くするなよ」と前置きした上で、「実現不可能なのではないか」と冷静な指摘をしている。 |
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| === ちびちゅき! === | | === ちびちゅき! === |
− | ;[[アーチャー (EXTRA・緑)]] | + | ;[[ロビンフッド]] |
| :園芸部の同僚。最初の遭遇時は大方の予想通り、毒談義で盛り上がる。ただ、生け花の席でやらかしたため周囲からはドン引きされた。 | | :園芸部の同僚。最初の遭遇時は大方の予想通り、毒談義で盛り上がる。ただ、生け花の席でやらかしたため周囲からはドン引きされた。 |
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| **メタ的な理由としてはやはり、[[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]]との兼ね合いによるものだろう。「キャスターらしからぬキャスター」の穴を埋める為、「キャスター以外のクラスでキャスターの役割を果たすサーヴァント」の存在が求められ、結果としてこのような設定になったのだと思われる。 | | **メタ的な理由としてはやはり、[[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]]との兼ね合いによるものだろう。「キャスターらしからぬキャスター」の穴を埋める為、「キャスター以外のクラスでキャスターの役割を果たすサーヴァント」の存在が求められ、結果としてこのような設定になったのだと思われる。 |
| **特に、巨大な上に材料が現世由来の宝具は先述したように隠密性ゼロ。しかもミレニア城塞はトゥリファス中心地にあり、目撃者は少なく見積もっても数万人。後に[[ユグドミレニア]]の認識操作を始めとした隠蔽工作でミレニア城塞での大規模な戦闘は「隕石の落下」ということで落ち着き、一応移動中は姿を隠している事が分かった。<br>だが[[ジル・ド・レェ|大海魔]]の件で分かるように、例え隠蔽工作が上手くいくとしても本来は衆目に神秘を晒すような事は絶対に行ってはならない振る舞いである。また彼女のマスターは本来「神秘の秘匿」を担うはずの監督役なのだが、その職務を放棄して大聖杯を得る為に手段を選んでいない事がよく分かる。 | | **特に、巨大な上に材料が現世由来の宝具は先述したように隠密性ゼロ。しかもミレニア城塞はトゥリファス中心地にあり、目撃者は少なく見積もっても数万人。後に[[ユグドミレニア]]の認識操作を始めとした隠蔽工作でミレニア城塞での大規模な戦闘は「隕石の落下」ということで落ち着き、一応移動中は姿を隠している事が分かった。<br>だが[[ジル・ド・レェ|大海魔]]の件で分かるように、例え隠蔽工作が上手くいくとしても本来は衆目に神秘を晒すような事は絶対に行ってはならない振る舞いである。また彼女のマスターは本来「神秘の秘匿」を担うはずの監督役なのだが、その職務を放棄して大聖杯を得る為に手段を選んでいない事がよく分かる。 |
− | ***彼女の宝具に限らず、英霊はその時代のイメージに大きく左右され、生前は持っていなかった能力を後付で所有する事は少なくない。聖杯大戦においても[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]の鮮血の伝承は「後の口伝」を具現化するものだし、[[アサシン (Apocrypha・黒)|黒のアサシン]]に至ってはその能力のほとんどが死後の伝承によって形成されている。他作品でも、複数の英霊のイメージが統合されている[[アーチャー (EXTRA・緑)]]などがこれにあたる。 | + | ***彼女の宝具に限らず、英霊はその時代のイメージに大きく左右され、生前は持っていなかった能力を後付で所有する事は少なくない。聖杯大戦においても[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]の鮮血の伝承は「後の口伝」を具現化するものだし、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]に至ってはその能力のほとんどが死後の伝承によって形成されている。他作品でも、複数の英霊のイメージが統合されている[[ロビンフッド]]などがこれにあたる。 |
| *王ではあるが、「カリスマ」が足りないのか、赤の陣営で彼女を頼りにしているのはマスターであるシロウだけである。 | | *王ではあるが、「カリスマ」が足りないのか、赤の陣営で彼女を頼りにしているのはマスターであるシロウだけである。 |
− | **もっとも、モデルになったサンムラマートという女性は玉座には座らず、アッシリア王となった息子の摂政を務めていたので、王に比べて「カリスマ」が低いのは当然かもしれない。また、そもそも[[ルーラー]]襲撃の指示など、やっている事がすでに「カリスマ」でどうにかなるレベルの不審さではない。 | + | **もっとも、モデルになったサンムラマートという女性は玉座には座らず、アッシリア王となった息子の摂政を務めていたので、王に比べて「カリスマ」が低いのは当然かもしれない。また、そもそも[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]襲撃の指示など、やっている事がすでに「カリスマ」でどうにかなるレベルの不審さではない。 |
| **付き合いが長くなってきた後は、他のサーヴァントとの距離感も少しずつ縮んでいった。だが今度はシロウに恋心を抱いている事を赤のサーヴァントの'''ほぼ全員に見破られており'''、それを指摘される度に慌てふためいている。 | | **付き合いが長くなってきた後は、他のサーヴァントとの距離感も少しずつ縮んでいった。だが今度はシロウに恋心を抱いている事を赤のサーヴァントの'''ほぼ全員に見破られており'''、それを指摘される度に慌てふためいている。 |
| *「メソポタミア系出身」「王側の半神半人」「宝具が~オブ・バビロン」「人類最古の~」「神父(しかも名字はコトミネ)がマスター」と、何かと某英雄王とは共通点が多い。まあ「イシュタルと同一視されることもある」と言う通り英雄王本人とは致命的に相性が悪そうだが… | | *「メソポタミア系出身」「王側の半神半人」「宝具が~オブ・バビロン」「人類最古の~」「神父(しかも名字はコトミネ)がマスター」と、何かと某英雄王とは共通点が多い。まあ「イシュタルと同一視されることもある」と言う通り英雄王本人とは致命的に相性が悪そうだが… |
130行目: |
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| :実際に敢行したのは、ネブカドネザル二世であると史実には記録されている。 | | :実際に敢行したのは、ネブカドネザル二世であると史実には記録されている。 |
| :実在していたという記録はあるのだがどこに建設されたのかもわからず、バビロンの遺跡から見つかった資料にも庭園の存在をほのめかすものはなかった為、本当に実在していたかは不明である。 | | :実在していたという記録はあるのだがどこに建設されたのかもわからず、バビロンの遺跡から見つかった資料にも庭園の存在をほのめかすものはなかった為、本当に実在していたかは不明である。 |
− | :なお、[[ルーラー]]によれば、ネブカドネザル二世はセミラミスの使うような紛い物ではない、「本物の空中庭園」を宝具として所有するらしい。 | + | :なお、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]によれば、ネブカドネザル二世はセミラミスの使うような紛い物ではない、「本物の空中庭園」を宝具として所有するらしい。 |
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| ;王を毒殺した動機 | | ;王を毒殺した動機 |