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=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
;パトロクロス
 
;パトロクロス
:かつての戦友。<br>出陣をボイコットした自分の代わりに戦場に出た彼が、トロイア軍の総大将ヘクトールに討たれたことを深く嘆く。彼の敵討ちを決意し、倒したヘクトールの死骸を戦車で引きずり回し辱めただけでは飽き足らず、逃げ崩れるトロイア軍を殺戮した。この愚かで不寛容な振る舞いは神々の不興を買うこととなり、その後のアキレウスの運命は破滅に突き進んでいくこととなる。
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:かつての親友。<br>彼がヘクトールに討たれたことを深く嘆いたアキレウスは彼の敵討ちを決意した。
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;[[ヘクトール]]
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:戦士にして将軍、そして軍師であり政治家であり王族であったトロイアの皇子。<br>アカイア軍は彼一人の存在によって数年以上もトロイアを攻めきれなかったと言ってもよく、アキレウスが一騎打ちにて討ち取るまでアカイア軍を苦しめ続けた。<br>倒したヘクトールの死骸を戦車で引きずり回し辱めた愚かで不寛容な振る舞いでアポロンの不興を買ったアキレウスは、再三の制止にも関わらず逃げ崩れるトロイア軍を誅戮した。
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;ペンテレイシア
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:ヘクトールを討ってしばらくの後、トロイアを救うべく差し向けられたアマゾネスの女王。<br>アキレウスは顔を隠した彼女の素顔に好奇心を持ち、一騎打ちで勝利した後、兜を剥ぎその神々しいほど美しい顔を見た。<br>それと引き換えにペンテレイシアから受けた「アキレウスの槍はいつかアキレウスが愛しく思った誰かを穿つ」という呪いは聖杯大戦の第二の生にて成就することになる。
    
;パリス
 
;パリス
:トロイアの王子であり、女神エリスの策略によりヘラ、アフロディテ、アテナの三女神のいずれが最も美しいかという所謂「パリスの審判」の裁定を下したことで結果として故郷のトロイアを滅亡に導いた。<br>アキレウスが愚挙により神々の怒りを買った際、太陽神アポロンから賜わされた弓矢で唯一の弱点である踵を射抜き、次いで心臓を射て不死身の英雄を倒したが、後に自分も[[ヘラクレス]]の弓を受け継いだ英雄ピロクテーテスに射られて命を落とす。
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:トロイア軍の弓の名手。<br>アキレウスの愚挙により怒り狂ったアポロンの加護を受け、アキレウスにとって唯一の弱点である踵を射抜き、次いで心臓を射て不死身の英雄を倒した。
 
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;[[ヘクトール]]
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:トロイアの王子で総大将、パリスの兄である。高潔な武人であり、トロイアを戦乱に巻き込んだパリスを叱責するが、見捨てる事はしなかった。<br>トロイア城門の眼前で行われたアキレウスとの一騎討ちは、ギリシャ一の勇者を決める戦いとして神々からも注目された。<br>作中の回想によると、飄々とした印象を与える中年男性。自分のことを『オジサン』と呼ぶ。<br>防戦に特化した相手であり、アキレウスからすると苦手な相手。
      
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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