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;[[クラス (バーサーカー)|バーサーカー (クラス)]]
 
;[[クラス (バーサーカー)|バーサーカー (クラス)]]
:聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスの一つ。「狂戦士」を意味する。<br>真名を隠す必要のあるサーヴァントは、慣例的に生前の名前ではなく聖杯戦争におけるクラス名で互いを呼び合う。
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:聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスの一つ。「狂戦士」を意味する。
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:真名を隠す必要のあるサーヴァントは、慣例的に生前の名前ではなく聖杯戦争におけるクラス名で互いを呼び合う。
 
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス
 
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス
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;[[混血|反転]]
 
;[[混血|反転]]
:混血の者がその血ゆえに人外のものとしての欲に飲まれた状態。<br>転じて、[[間桐桜]]に対する黒桜のような、欲望が現出したもう一方の人格を指すことも。こちらの意味の場合は、対象となる人物によっては他に「黒化」とも言われる。
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:混血の者がその血ゆえに人外のものとしての欲に飲まれた状態。
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:転じて、[[間桐桜]]に対する黒桜のような、欲望が現出したもう一方の人格を指すことも。こちらの意味の場合は、対象となる人物によっては他に「黒化」とも言われる。
 
:【関連項目】混血、紅赤朱
 
:【関連項目】混血、紅赤朱
    
;ヒュドラ
 
;ヒュドラ
:Fateシリーズで度々名前が出てくる幻想種。ギリシャ神話に登場する多頭の蛇の怪物。<br>伝承通り猛毒を持ち、その殺傷力はサーヴァントにとっても脅威となるほど。幻想種としては強力な部類らしく、[[ヘラクレス]]の十二の難行の中でもヒュドラ殺しは別格の功績として扱われている。<br>近年のファンタジー界隈では竜の一種とされることもあるが、TYPE-MOON世界での扱いは不明。<br>[[ギルガメッシュ]]の王の財宝内には食用(毒あり)がある。
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:Fateシリーズで度々名前が出てくる幻想種。ギリシャ神話に登場する多頭の蛇の怪物。
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:伝承通り猛毒を持ち、その殺傷力はサーヴァントにとっても脅威となるほど。幻想種としては強力な部類らしく、[[ヘラクレス]]の十二の難行の中でもヒュドラ殺しは別格の功績として扱われている。
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:近年のファンタジー界隈では竜の一種とされることもあるが、TYPE-MOON世界での扱いは不明。[[ギルガメッシュ]]の王の財宝内には食用(毒あり)がある。
 
:【関連項目】ギリシャ神話
 
:【関連項目】ギリシャ神話
    
;ファヴニール
 
;ファヴニール
 
:邪竜。伝承では元々は人間だった存在。[[ジークフリート]]<!--とシグルド-->によって退治された。
 
:邪竜。伝承では元々は人間だった存在。[[ジークフリート]]<!--とシグルド-->によって退治された。
:聖杯大戦において起動した大聖杯を世界の裏側に持ち去るために[[ジーク]]もファヴニールと化した。
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:『Fate/Apocrypha』では聖杯大戦の終盤において起動した大聖杯を世界の裏側に持ち去るために[[ジーク]]もファヴニールと化した。
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:『Fate/Grand Order』では百年戦争時代のフランスにて竜の魔女ジャンヌ・オルタによって竜の群れやサーヴァント共々召喚された。
 
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:ちなみに「悪竜現象」なる言葉があるようだが、関連性は不明。
 
:ちなみに「悪竜現象」なる言葉があるようだが、関連性は不明。
 
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:【関連項目】ジークフリート、ジーク
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:【関連項目】ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕、ジークフリート、ジーク
    
;フィオナ騎士団
 
;フィオナ騎士団
:フィアナ騎士団とも。アルスター神話の時代であるクー・フーリンの赤枝の騎士団から約300年後ほど後の時代に活躍した、エリン(アイルランド)の守護を行う騎士団。一説には後のアーサー王の円卓の騎士、シャルルマーニュの十二勇士の原型であるとも。<br>この時期のアイルランドにはキリスト教はまだ入っていないので後のアーサー王伝説、シャルルマーニュ伝説のようにキリスト教観念は存在せず、後の時代の「騎士」とは在り方が異なる。だが騎士としての在り方が全く異なるかというとそうでもなく、フィアナ騎士団の団員は様々な制約や決まり事を課しており、「牛(この時代における富の象徴)を強奪してはならない」など、宗教感こそ無いもののフィオナ騎士団たちの在り方は後の時代に共通する部分がある。<br>騎士団というが実際は傭兵集団といったところで、エリンの上王(この時代4つの国が存在したアイルランドを統べる王様)とは雇い雇われの関係であった。それでも信頼と忠義で結び合うことで互いに発展し、また騎士団員も男性には寛大、女性には優しく民からの人気もあり、最盛期には首領であるフィンは上王と並び立つ権勢を誇ったとされる。<br>有名なのは入団試験の厳しさで、12冊の詩書に精通していること。すぐれた詩が作れること。地中に身体半分埋められたままで、ハシバミの楯と棒をもち、9人の騎士が投げる槍を防ぐこと。髪の毛を紐で結び、後ろから迫ってくる騎士に追いつかれないで、しかも、髪の紐もほどけず、森の枝を1本も折らずに逃げること。自分の額の高さの枝を跳び越えること。膝の高さに身をかがめて、坂を全力で駆けおり、駆けながら足のとげを抜くこと。 をすべてクリアして始めてフィオナ騎士団の一員となれる。
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:フィアナ騎士団とも。アルスター神話の時代であるクー・フーリンの赤枝の騎士団から約300年後ほど後の時代に活躍した、エリン(アイルランド)の守護を行う騎士団。一説には後のアーサー王の円卓の騎士、シャルルマーニュの十二勇士の原型であるとも。
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:この時期のアイルランドにはキリスト教はまだ入っていないので後のアーサー王伝説、シャルルマーニュ伝説のようにキリスト教観念は存在せず、後の時代の「騎士」とは在り方が異なる。だが騎士としての在り方が全く異なるかというとそうでもなく、フィアナ騎士団の団員は様々な制約や決まり事を課しており、「牛(この時代における富の象徴)を強奪してはならない」など、宗教感こそ無いもののフィオナ騎士団たちの在り方は後の時代に共通する部分がある。
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:騎士団というが実際は傭兵集団といったところで、エリンの上王(この時代4つの国が存在したアイルランドを統べる王様)とは雇い雇われの関係であった。それでも信頼と忠義で結び合うことで互いに発展し、また騎士団員も男性には寛大、女性には優しく民からの人気もあり、最盛期には首領であるフィンは上王と並び立つ権勢を誇ったとされる。
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:有名なのは入団試験の厳しさで、12冊の詩書に精通していること。すぐれた詩が作れること。地中に身体半分埋められたままで、ハシバミの楯と棒をもち、9人の騎士が投げる槍を防ぐこと。髪の毛を紐で結び、後ろから迫ってくる騎士に追いつかれないで、しかも、髪の紐もほどけず、森の枝を1本も折らずに逃げること。自分の額の高さの枝を跳び越えること。膝の高さに身をかがめて、坂を全力で駆けおり、駆けながら足のとげを抜くこと。 をすべてクリアして始めてフィオナ騎士団の一員となれる。
    
;[[封印指定]]
 
;[[封印指定]]
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;[[宝具]]
 
;[[宝具]]
:英雄(英霊)を象徴する、奇跡を成す兵器。物質化した奇跡とも称される。武器が代表的だが、防具や無形の秘術も含む。<br>聖杯戦争においては、サーヴァントがもつ最終武装であり、切り札。同時に、宝具を使うことはサーヴァントの正体の露見を意味する。
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:英雄(英霊)を象徴する、奇跡を成す兵器。物質化した奇跡とも称される。武器が代表的だが、防具や無形の秘術も含む。
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:聖杯戦争においては、サーヴァントがもつ最終武装であり、切り札。同時に、宝具を使うことはサーヴァントの正体の露見を意味する。
 
:【関連項目】英霊、サーヴァント
 
:【関連項目】英霊、サーヴァント
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;北欧神話
 
;北欧神話
 
:ギリシャ神話、インド神話に並ぶ世界三大神話の一つ。ゲルマン神話と同一視されることもある。
 
:ギリシャ神話、インド神話に並ぶ世界三大神話の一つ。ゲルマン神話と同一視されることもある。
:戦いを尊ぶ精神と強固な運命論的価値観が特徴であり、『ニーベルンゲンの指輪』など多くのフィクションの元ネタにもなっている。
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:戦いを尊ぶ精神と強固な運命論的価値観が特徴であり、『ニーベルングの指輪』など多くのフィクションの元ネタにもなっている。
 
:Fateシリーズでもそれらの作品から数名サーヴァントが登場する他、雷神トールや魔術神オーディン、その持ち物であるグングニルやルーンについて触れられている。
 
:Fateシリーズでもそれらの作品から数名サーヴァントが登場する他、雷神トールや魔術神オーディン、その持ち物であるグングニルやルーンについて触れられている。
 
:【関連項目】サーヴァント、ルーン
 
:【関連項目】サーヴァント、ルーン
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