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*彼の信ずる宗教における救世主は死後三日の早朝に復活を遂げた。そしてジャンヌ・オルタは火刑の三日後に彼の前に現れた。<br>それでも彼女を魔女と断じれば救世主の奇跡も否定することになり、かといって聖人と認めれば自身の下した判決は聖人への冒涜だったということになる。'''…最初から彼は詰んでいたと言える'''。
 
*彼の信ずる宗教における救世主は死後三日の早朝に復活を遂げた。そしてジャンヌ・オルタは火刑の三日後に彼の前に現れた。<br>それでも彼女を魔女と断じれば救世主の奇跡も否定することになり、かといって聖人と認めれば自身の下した判決は聖人への冒涜だったということになる。'''…最初から彼は詰んでいたと言える'''。
 
*神に祈ることも忘れ情けなく命乞いするような聖職者の心構えがあまりない人物というのが印象的だが、彼がTYPE-MOON世界においてどのような人物であったかは良く分からない。
 
*神に祈ることも忘れ情けなく命乞いするような聖職者の心構えがあまりない人物というのが印象的だが、彼がTYPE-MOON世界においてどのような人物であったかは良く分からない。
**逸話としてはジャンヌに「男装すれば異端とする」と誓わせ、その晩に粗野な男達を番兵として牢の前に待機させ、性的暴行を促しジャンヌが「女のままではまた襲われる」と再び男装をしたことで異端として裁いた等というものがある。
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**逸話としてはジャンヌに「男装すれば異端とする」と誓わせ、その晩に粗野な男達を番兵として牢の前に待機させ、性的暴行を促しジャンヌが「女のままではまた襲われる」と再び男装をしたことで異端として裁いた等というものがある。このようななりふり構わない手段を取ったのは、ジャンヌの裁判でベッドフォード公(イギリス王の宰相で、事実上の最高権力者)の夫人がジャンヌは処女だと強硬に主張した為に魔女として断罪出来なかったからだと言われている。
 
**彼女の処刑後、'''「どうしてもっと喜ばないのですか、万事思い通りに行きましたよ」'''という旨の言葉をたじろいでいた同僚の聖職者達に憮然と語ったという逸話もある。
 
**彼女の処刑後、'''「どうしてもっと喜ばないのですか、万事思い通りに行きましたよ」'''という旨の言葉をたじろいでいた同僚の聖職者達に憮然と語ったという逸話もある。
 
**『Apocrypha』においては、ジャンヌは彼のことを憎んでいないと語られており、自分なりに生きて、無残と呼べる死を遂げたという点においてはある意味同類と評している。
 
**『Apocrypha』においては、ジャンヌは彼のことを憎んでいないと語られており、自分なりに生きて、無残と呼べる死を遂げたという点においてはある意味同類と評している。
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