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;能力
 
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:正確には、魔術師ではなく呪術師。[[魔術]]が「そこにあるものを組み替えるプログラム」であるのに対し、彼女の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『呪術』は「自身の肉体を素材にして組み替えるプログラム」であり、彼女自身の体を使って行われる物理現象である。<br>EXランクという規格外の評価を受けている彼女の呪術は非常に強力で、炎・氷・風と高位の術を複数操り、また、物理現象であるため対魔力を突破することが可能となっている。作中ではBランクの[[セイバー (EXTRA・白)]]やAランクの[[ランサー (CCC・赤)]]が相手であっても減衰される事は無い。<br />「魔術師」クラスのスキル「陣地作成」に関しては性格的に向いていないこともあり、Cランクと低く、工房を作ることすら難しい。しかし、マイルームにキッチンを造ったりといったちょっとした改装くらいなら簡単にできる。<br>彼女の使う呪術は「ダキニ天法」と言い、戦闘用のもの以外に地位や財産を得る法(男性用)、権力者の寵愛を得る法(女性用)といった、権力を得る秘術や死期を悟る法がある。ただ過去さんざん懲りたのか、それらはあまり使いたがらない。<br />その他にも「変化(借体成形)」のスキルを有しており、スキルレベルもランクAと高いが、過去のトラウマからかこちらもあまり使いたがらない。<br />身体強化の術等は普段から使用しているとの事だが、基本的な身体能力は人間と大差ないらしい。 <br />CCCでは男を必殺する禁断の超奥義、「呪法・玉天崩」を身に付ける。<br />スキルだけを見るとそこそこ優秀なサーヴァントに見えるが、宝具抜きのAランクサーヴァントの個体能力を100とするなら、彼女は9と1割未満しかなく、紛れも無く戦闘能力は低いサーヴァントである。
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:正確には、魔術師ではなく呪術師。[[魔術]]が「そこにあるものを組み替えるプログラム」であるのに対し、彼女の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『呪術』は「自身の肉体を素材にして組み替えるプログラム」であり、彼女自身の体を使って行われる物理現象である。<br>EXランクという規格外の評価を受けている彼女の呪術は非常に強力で、炎・氷・風と高位の術を複数操り、また、物理現象であるため対魔力を突破することが可能となっている。作中ではBランクの[[セイバー (EXTRA・白)]]やAランクの[[ランサー (CCC・赤)]]が相手であっても減衰される事は無い。<br />「魔術師」クラスのスキル「陣地作成」に関しては性格的に向いていないこともあり、Cランクと低く、工房を作ることすら難しい。しかし、マイルームにキッチンを造ったりといったちょっとした改装くらいなら簡単にできる。<br>彼女の使う呪術は「ダキニ天法」と言い、戦闘用のもの以外に地位や財産を得る法(男性用)、権力者の寵愛を得る法(女性用)といった、権力を得る秘術や死期を悟る法がある。ただ過去さんざん懲りたのか、それらはあまり使いたがらない。<br />その他にも「変化(借体成形)」のスキルを有しており、スキルレベルもランクAと高いが、過去のトラウマからかこちらもあまり使いたがらない。<br />身体強化の術等は普段から使用しているとの事だが、基本的な身体能力は人間と大差ないらしい。 <br />CCCでは男を必殺する禁断の超奥義、「呪法・玉天崩」を身に付ける。<br />スキルだけを見るとそこそこ優秀なサーヴァントに見えるが、宝具抜きのAランクサーヴァントの個体能力を100とするなら、彼女は9と1割未満しかなく、紛れも無く戦闘能力は低いサーヴァントである。しかし本来の個体能力はもっとある。詳しくは後述の関連にて。
:なお、尻尾を一本取り戻す度に彼女の力は9倍になっていくので、九尾の状態だと9の9乗、つまり'''387420489'''という馬鹿げた強さになる。そりゃカルナも格上と認めるわけだ。
      
=== [[宝具]] ===
 
=== [[宝具]] ===
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=== 関連 ===
 
=== 関連 ===
 
;日本三大化生・白面金毛九尾の狐
 
;日本三大化生・白面金毛九尾の狐
:キャスターは本人も認める「ピーキーで扱いづらい」サーヴァントであるが、彼女は本来、英霊ではない。それをムーンセルが英霊として再現しているため霊格が低下している。本来九つある尻尾も、現在は一つとなっている(着物の帯には残り八つの尻尾が意匠化し描かれている)。<br />本来は悪霊・妖怪・荒御魂の類であり、そちらの姿で再現された場合、百の英霊すら軽く退ける大化生となる。本人によるとEXTRAで闘ってきたサーヴァントなんて指先一つで瞬殺、本来の力なら一瞬で終わると語っている。日本三大妖怪の一角は伊達ではない。さらにEXTRAにおいては朝廷の討伐軍を一度目は皆殺しに、それを反省した二度目は無抵抗で和解を死ぬまで求め続けたと語られている。<br />また「今回はムーンセルからの制約で一つしかありませんが、本来なら多数の尾から百万の軍勢を生み出せるのです!」と語っている。<br />彼女は尾一本だと上記のようにAランクサーヴァントが個体値100なのに対して9しかないが、尾が増える度に9の累乗倍に能力値が増える。つまり、本来の彼女は3臆8742万以上というトンデモないものである。<br />CCCの個別EDにて長い時間修行して本来の九尾に戻った際には、まず時間を遡り、ムーンセルの設けた404光年を軽く走破し、ルビと字が合ってないスピンキックの一撃で八次元まで遮断する最後の障壁も蹴破ってしまった。<br />その前のCCCのイベントで遥かな昔に在って今も在り続けている大本、やさぐれた天照大神が姿を見せるが、キャスターが九尾状態になるとこの姿になるという訳では無い。太陽を疑神化したものであり、外見こそは人型で現在のキャスターと大差は無いが尊大な口調や巨人のような体躯など、まるで異なる存在で性格も冷淡な一面が強く出ている。本来なら全裸だったり、霊廟に入った時点で人間は燃え尽きたり、夢のない人間には巨大な太陽にしか見えなかったりする。<br />余談だが、ゲーム中では特に残る二大妖については触れられていないが、一般には「酒呑童子(鬼)」、「崇徳上皇(祟り神・天狗)」と言われる。<br />崇徳上皇のみ討伐されずじまいになったが、現在、三大化生は各所で祀られている。なお、三大化生とは伝承における凶悪さの上位三体の意味であって、それ以上に強大とされる妖怪もいるにはいる(神霊に該当するが、酒呑童子の親とされる八岐大蛇や、国造りの神であるダイダラボッチ等)。しかし、こと知名度に関してならこの三体に勝る妖怪はいないだろう。
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:キャスターは本人も認める「ピーキーで扱いづらい」サーヴァントであるが、彼女は本来、英霊ではない。それをムーンセルが英霊として再現しているため霊格が低下している。本来九つある尻尾も、現在は一つとなっている(着物の帯には残り八つの尻尾が意匠化し描かれている)。<br />本来は悪霊・妖怪・荒御魂の類であり、そちらの姿で再現された場合、百の英霊すら軽く退ける大化生となる。本人によるとEXTRAで闘ってきたサーヴァントなんて指先一つで瞬殺、本来の力なら一瞬で終わると語っている。日本三大妖怪の一角は伊達ではない。さらにEXTRAにおいては朝廷の討伐軍を一度目は皆殺しに、それを反省した二度目は無抵抗で和解を死ぬまで求め続けたと語られている。<br />また「今回はムーンセルからの制約で一つしかありませんが、本来なら多数の尾から百万の軍勢を生み出せるのです!」と語っている。<br />彼女は尾一本だと上記のようにAランクサーヴァントが個体値100なのに対して9しかないが、尾が増える度に9の累乗倍に能力値が増える。つまり、本来の彼女は'''3億8742万以上'''というトンデモないものである。そりゃカルナも格上と認めるわけだ。<br />CCCの個別EDにて長い時間修行して本来の九尾に戻った際には、まず時間を遡り、ムーンセルの設けた404光年を軽く走破し、ルビと字が合ってないスピンキックの一撃で八次元まで遮断する最後の障壁も蹴破ってしまった。<br />その前のCCCのイベントで遥かな昔に在って今も在り続けている大本、やさぐれた天照大神が姿を見せるが、キャスターが九尾状態になるとこの姿になるという訳では無い。太陽を疑神化したものであり、外見こそは人型で現在のキャスターと大差は無いが尊大な口調や巨人のような体躯など、まるで異なる存在で性格も冷淡な一面が強く出ている。本来なら全裸だったり、霊廟に入った時点で人間は燃え尽きたり、夢のない人間には巨大な太陽にしか見えなかったりする。<br />余談だが、ゲーム中では特に残る二大妖については触れられていないが、一般には「酒呑童子(鬼)」、「崇徳上皇(祟り神・天狗)」と言われる。<br />崇徳上皇のみ討伐されずじまいになったが、現在、三大化生は各所で祀られている。なお、三大化生とは伝承における凶悪さの上位三体の意味であって、それ以上に強大とされる妖怪もいるにはいる(神霊に該当するが、酒呑童子の親とされる八岐大蛇や、国造りの神であるダイダラボッチ等)。しかし、こと知名度に関してならこの三体に勝る妖怪はいないだろう。
 
:さらに余談だが、「[[Fate/Apocrypha]]」の[[坂田金時]]の話では、酒呑童子は美少女の姿に化けていたそうな。配下の茨木童子や玉藻の前といい、少女姿の変化は定番らしい。<br />
 
:さらに余談だが、「[[Fate/Apocrypha]]」の[[坂田金時]]の話では、酒呑童子は美少女の姿に化けていたそうな。配下の茨木童子や玉藻の前といい、少女姿の変化は定番らしい。<br />
 
;殺生石
 
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