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565 バイト追加 、 2013年8月19日 (月) 23:56
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*マスター階梯:第七位・権天使
 
*マスター階梯:第七位・権天使
*魔術系統:黒魔術(ウィッチクラフト)全般</br>(薬草作りは苦手、鴉に妙になつかれる)
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*魔術系統:黒魔術(ウィッチクラフト)全般<br>(薬草作りは苦手、鴉に妙になつかれる)
 
*魔術回路・質:C/魔術回路・量:C/魔術回路・編成:正常
 
*魔術回路・質:C/魔術回路・量:C/魔術回路・編成:正常
 
*CV:花澤香菜
 
*CV:花澤香菜
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[[Fate/Prototype]]の主人公。もともとは、『[[魔法使いの夜]]』よりも前に執筆された『原作版Fate』とでもいうべきものの主人公として誕生した。<br />第七階位の新米魔術師が、第一階位の[[サーヴァント]]・セイバーと共に、[[聖杯戦争]]に挑む。最弱のマスターが、最強のサーヴァントを引き当てる、というのがオープニングのキーワード。
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[[Fate/Prototype]]の主人公。もともとは、『[[魔法使いの夜]]』よりも前に執筆された『原作版Fate』とでもいうべきものの主人公として誕生した。<br>第七階位の新米魔術師が、第一階位の[[サーヴァント]]・セイバーと共に、[[聖杯戦争]]に挑む。最弱のマスターが、最強のサーヴァントを引き当てる、というのがオープニングのキーワード。
    
;略歴
 
;略歴
:8年前の聖杯戦争で父と姉を亡くし、現在は洋館で一人暮らしをしている高校生。自己評価は「根暗で、臆病で、視野が狭くて、見栄っ張り。そして何より、どうしようもないぐらい平凡」。<br />魔術の名門・沙条家に生まれるが、幼い頃に家族を亡くしていることもあり、魔術師然とした価値観を受け入れきれずにいる。また、すべてにおいて完璧な魔術師だった姉・[[沙条愛歌|愛歌]]とは対照的に、魔術師として非才な自分にコンプレックスを抱いている。
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:8年前の聖杯戦争で父と姉を亡くし、現在は洋館で一人暮らしをしている高校生。自己評価は「根暗で、臆病で、視野が狭くて、見栄っ張り。そして何より、どうしようもないぐらい平凡」。<br>魔術の名門・沙条家に生まれるが、幼い頃に家族を亡くしていることもあり、魔術師然とした価値観を受け入れきれずにいる。また、すべてにおいて完璧な魔術師だった姉・[[沙条愛歌|愛歌]]とは対照的に、魔術師として非才な自分にコンプレックスを抱いている。
    
;人物
 
;人物
:聖杯にかける願いはなく、むしろ関わり合いになりたくないとまで考えている。だが、ランサーの襲撃を受け、期せずしてセイバーを召喚。否応なしに聖杯戦争に巻き込まれていく。<br />勝ち気だがコンプレックスの塊で厭世的な綾香と、そんな彼女の背伸びを微笑ましく思いながらも皮肉な態度で接するセイバー、という図式。
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:聖杯にかける願いはなく、むしろ関わり合いになりたくないとまで考えている。だが、ランサーの襲撃を受け、期せずしてセイバーを召喚。否応なしに聖杯戦争に巻き込まれていく。<br>勝ち気だがコンプレックスの塊で厭世的な綾香と、そんな彼女の背伸びを微笑ましく思いながらも皮肉な態度で接するセイバー、という図式。
    
;能力
 
;能力
:綾香に限らず、旧Fate世界における[[魔術]]は暗く陰湿な黒魔術の側面が強いものであり、彼女も当然その系統の魔術を使っていた。むしろ女性であり魔女であるということで、よりその傾向の強い魔術を使っていたようである。呪術師・ウィッチクラフト使い。<br />しかしそれは、実際には彼女とは相性の良くない魔術であり、失敗を重ねる結果に陥っていた。それをセイバーに指摘され(いわく「そういう婉曲な嫌がらせは君向きではない」)、嫌々ながら彼女にとって「頭の悪い魔術」であるところの元素変換(フォーマルクラフト)に乗り換えることとなる。<br />その成果は推して知るべし。マスターとサーヴァントは同質のもの。正なるサーヴァントを引き当てるマスターが、正道を歩めぬ道理無し。
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:綾香に限らず、旧Fate世界における[[魔術]]は暗く陰湿な黒魔術の側面が強いものであり、彼女も当然その系統の魔術を使っていた。むしろ女性であり魔女であるということで、よりその傾向の強い魔術を使っていたようである。呪術師・ウィッチクラフト使い。<br>しかしそれは、実際には彼女とは相性の良くない魔術であり、失敗を重ねる結果に陥っていた。それをセイバーに指摘され(いわく「そういう婉曲な嫌がらせは君向きではない」)、嫌々ながら彼女にとって「頭の悪い魔術」であるところの元素変換(フォーマルクラフト)に乗り換えることとなる。<br>その成果は推して知るべし。マスターとサーヴァントは同質のもの。正なるサーヴァントを引き当てるマスターが、正道を歩めぬ道理無し。
    
==氷室の天地 ==
 
==氷室の天地 ==
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;人物
 
;人物
:眼鏡っ娘。基本的にはあまり他人と深くは関わることをせず、飄々と生きている……のだが、氷室の「許嫁探し」の頼みをはっきりと断れなかったり、本質的なところではお人好しな面を覗かせる。<br />好物なのかどうかは不明だが、学外で氷室に会う時によくお好み焼き屋にいるところを襲撃される。また、文化祭では弓道部のお好み焼き屋の全メニューを制覇している。お好み焼き以外にも、体育祭のホットドッグ早食い競争で優勝している。いわゆる、「痩せの大食い」タイプ。<br />しばしば自分の体格をはるかに上回るサイズのリュックが一杯になるほどの量の山野草を採集している。本人は趣味と称しているが、採取している野草の内容が食用というよりは薬用である事、そして自室においてそれらを使用している形跡がある事から、別に目的があると思われるが……?
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:眼鏡っ娘。基本的にはあまり他人と深くは関わることをせず、飄々と生きている……のだが、氷室の「許嫁探し」の頼みをはっきりと断れなかったり、本質的なところではお人好しな面を覗かせる。<br>好物なのかどうかは不明だが、学外で氷室に会う時によくお好み焼き屋にいるところを襲撃される。また、文化祭では弓道部のお好み焼き屋の全メニューを制覇している。お好み焼き以外にも、体育祭のホットドッグ早食い競争で優勝している。いわゆる「痩せの大食い」タイプ。<br>しばしば自分の体格をはるかに上回るサイズのリュックが一杯になるほどの量の山野草を採集している。本人は趣味と称しているが、採取している野草の内容が食用というよりは薬用である事、そして自室においてそれらを使用している形跡がある事から、別に目的があると思われるが……?
    
;能力
 
;能力
:『[[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]』では、[[魔術|魔術師]]であることをうかがわせる描写が散見される。<br />[[冬木市]]のセカンドオーナーである遠坂凛に「裏の顔」を示唆されたり、杖のようなものを旅行鞄と一緒に持って[[魔術協会|イギリス]]へ行っていたり。コミックス4巻収録の#52では、自室がモロに「魔女の工房」然としている様子が描写されている。<br />ロンドンに一人で旅行に行っただけあって英語力は抜群で、London☆STARとの通訳を無難にこなしていた。<br />コミックス6巻収録の#62で遂に魔術を披露し、魔術師と確定した。
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:『[[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]』では、[[魔術|魔術師]]であることをうかがわせる描写が散見される。<br>[[冬木市]]のセカンドオーナーである遠坂凛に「裏の顔」を示唆されたり、杖のようなものを旅行鞄と一緒に持って[[魔術協会|イギリス]]へ行っていたり。コミックス4巻収録の#52では、自室がモロに「魔女の工房」然としている様子が描写されている。<br>ロンドンに一人で旅行に行っただけあって英語力は抜群で、London☆STARとの通訳を無難にこなしていた。<br>コミックス6巻収録の#62で遂に魔術を披露し、魔術師と確定した。<br>彼女がどのような魔術師なのか、なぜ野山で植物を集めているのか――その答えはメロンブックス限定のコミックス6巻購入特典『氷室の天地 MINIMUM material』にて語られている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== 船上のメリークリスマス殺人事件 ===
 
=== 船上のメリークリスマス殺人事件 ===
 
;「確かに覚醒はした気がするけども、そんな面白おかしい固有結界とか習得した覚えがないよ!?」
 
;「確かに覚醒はした気がするけども、そんな面白おかしい固有結界とか習得した覚えがないよ!?」
:コンプティーク付属ドラマCD「船上のメリークリスマス殺人事件」より。</br>その世界観では、ウィッチクラフトに見切りを付けて無限の剣製やらガンド撃ちやら王の軍勢やらを習得し、アリストテレス、プラトン、ソクラテスを連続召喚した上で「説得攻勢」を行って聖杯戦争を終結させたらしい。
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:コンプティーク付属ドラマCD「船上のメリークリスマス殺人事件」より。<br>その世界観では、ウィッチクラフトに見切りを付けて無限の剣製やらガンド撃ちやら王の軍勢やらを習得し、アリストテレス、プラトン、ソクラテスを連続召喚した上で「説得攻勢」を行って聖杯戦争を終結させたらしい。<br>ちなみにこの「固有結界内で連続説得攻勢」とはシナリオ担当の磨伸映一郎氏が『Fate/Zero コミックアラカルト 乱雲編』に寄稿したネタの再利用である。あと聖杯戦争を終わらせるシステムそのものはエウメネス(岩明均風)が一晩でやってくれました。
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;「本当に骨の髄まで馬鹿なの死ぬの!? 前から若干天然系キャラだなーとは思ってたけど、天然すら通り越した何かなの!?」
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;「本当に骨の髄まで馬鹿なの死ぬの!? 前から若干天然系キャラだなーとは思ってたけど、天然すら通り越した何かなの!?」
:他の登場人物全員が犯人としか思えない発言をし、その事にセイバーが全く理解していないという、ボケしかいない空間でツッコミ役を担わされた綾香のセイバーへの怒りのツッコミ。毒舌ではあるが、状況が状況だけに仕方ない。
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:他の登場人物全員が犯人としか思えない発言をし、その事にセイバーが全く頓着していないという、ボケしかいない空間でツッコミ役を担わされた綾香のセイバーへの怒りのツッコミ。毒舌ではあるが、状況が状況だけに仕方ない。
    
;「ストリートで鳴らしたこの実戦的なパンチ!」
 
;「ストリートで鳴らしたこの実戦的なパンチ!」
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**なお『氷室の天地』作者の磨伸映一郎は、「眼鏡を外すと美少女」という設定について、奈須きのこに対し泣いて修正を求めたと発言している。
 
**なお『氷室の天地』作者の磨伸映一郎は、「眼鏡を外すと美少女」という設定について、奈須きのこに対し泣いて修正を求めたと発言している。
 
*フォーマルクラフトと比べて相性が悪いとされるウィッチクラフトだが、奈須きのこによれば、(陰湿で怨みパワーが半端ないため)極めれば姉程ではないにしろかなりの腕前になるとのこと。ただしその副作用で地味スキルがグングン上昇し、その果てにいるのが[[氷室の天地 Fate/school life|「エイイチロー版アーヤカ」]]であるらしい……。
 
*フォーマルクラフトと比べて相性が悪いとされるウィッチクラフトだが、奈須きのこによれば、(陰湿で怨みパワーが半端ないため)極めれば姉程ではないにしろかなりの腕前になるとのこと。ただしその副作用で地味スキルがグングン上昇し、その果てにいるのが[[氷室の天地 Fate/school life|「エイイチロー版アーヤカ」]]であるらしい……。
**イギリスで「[[ウェイバー・ベルベット|プロフェッサー・カリスマ]]」と呼ばれる人物に師事を受けた結果、植物をメインにするよう助言され、生贄の動物殺しの罪悪感から解放されると同時に森ガール化。さらには遠坂家が手放した極上の龍脈直上に家が建っているのも幸いし、ウィッチクラフトの腕が鍛え上げられた。
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**イギリスで「[[ウェイバー・ベルベット|プロフェッサー・カリスマ]]」と呼ばれる人物に師事した結果、植物をメインにするよう助言され、生贄の動物殺しの罪悪感から解放されると同時に森ガール化。さらには遠坂家が手放した極上の龍脈直上に家が建っているのも幸いし、ウィッチクラフトの腕が鍛え上げられた。
 
*現行作の世界観で描かれている氷室の天地に旧Fate主人公の綾香が登場しているのは、以降のFateシリーズに旧Fateの世界観がリンクする……という訳ではなく、単に「ドリフターズのメンバーをモデルにした西遊記の人形劇『飛べ!孫悟空』に、西遊記とは全く関係ないキャラ『カトー』が何の違和感もなく登場するようなもの(単行本2巻カバー下漫画より)」であるらしい。
 
*現行作の世界観で描かれている氷室の天地に旧Fate主人公の綾香が登場しているのは、以降のFateシリーズに旧Fateの世界観がリンクする……という訳ではなく、単に「ドリフターズのメンバーをモデルにした西遊記の人形劇『飛べ!孫悟空』に、西遊記とは全く関係ないキャラ『カトー』が何の違和感もなく登場するようなもの(単行本2巻カバー下漫画より)」であるらしい。
 
**更に言えば、眼鏡っ娘大好きな作者の磨伸映一郎が「鐘以外にも眼鏡っ娘を出したい」と考えた事が最大の理由であろうが。
 
**更に言えば、眼鏡っ娘大好きな作者の磨伸映一郎が「鐘以外にも眼鏡っ娘を出したい」と考えた事が最大の理由であろうが。
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