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| * 地域:欧州 | | * 地域:欧州 |
| * 属性:混沌・悪 | | * 属性:混沌・悪 |
− | *性別:男性 | + | * 性別:男性 |
| * CV:鶴岡聡 / イラスト:BLACK | | * CV:鶴岡聡 / イラスト:BLACK |
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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 真名はカリギュラ。ローマ帝国第三代皇帝にしてネロの伯父。 | | : 真名はカリギュラ。ローマ帝国第三代皇帝にしてネロの伯父。 |
− | : 『Grand Order』二章にてレフに召喚され、連合ローマ帝国の「皇帝」の一人として行動する。 | + | : 『Grand Order』二章にて[[レフ・ライノール]]に召喚され、連合ローマ帝国の「皇帝」の一人として行動する。 |
| : 狂気に陥りながらもネロに執着しており、最初の襲撃時にはレフからの命令を撥ね退けてネロへの攻撃を踏みとどまった。 | | : 狂気に陥りながらもネロに執着しており、最初の襲撃時にはレフからの命令を撥ね退けてネロへの攻撃を踏みとどまった。 |
| : | | : |
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| : ランク:C<br />種別:対軍宝具 | | : ランク:C<br />種別:対軍宝具 |
| : 広範囲型精神汚染攻撃。月の光を通じて自らの狂気を拡散する。 | | : 広範囲型精神汚染攻撃。月の光を通じて自らの狂気を拡散する。 |
− | : 彼の狂気の発露は月の女神ディアーナ(ギリシャ神話におけるアルテミス)の寵愛と加護――という伝説が昇華された宝具。たとえば一軍を相手に使用すれば、おぞましくも惨憺たる状況が起きる。 | + | : 彼の狂気の発露は月の女神ディアーナ(ギリシャ神話におけるアルテミス)の寵愛と加護であるという伝説が昇華された宝具。一軍を相手に使用すれば、おぞましくも惨憺たる状況が起きる。 |
| : 性質上、アルテミスの縁者には通用しないという弱点がある。 | | : 性質上、アルテミスの縁者には通用しないという弱点がある。 |
| : ゲーム的には、敵全体に高確率でスキル封印付与+高確率で宝具封印付与(オーバーチャージで効果UP)。 | | : ゲーム的には、敵全体に高確率でスキル封印付与+高確率で宝具封印付与(オーバーチャージで効果UP)。 |
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| == 真名:カリギュラ == | | == 真名:カリギュラ == |
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| カリギュラ。暴虐の伝説を有する古代ローマ帝国三代皇帝。一世紀の人物。第五代皇帝・[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]の伯父。<br> | | カリギュラ。暴虐の伝説を有する古代ローマ帝国三代皇帝。一世紀の人物。第五代皇帝・[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]の伯父。<br> |
| ネロと並び、後世に悪名高いローマ皇帝として知られる人物。 | | ネロと並び、後世に悪名高いローマ皇帝として知られる人物。 |
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− | 当初は名君として人々に愛されたが、突如として月に愛された彼は狂気へと落ち果てたのである。<br>
| + | 当初は名君として人々に愛されたが、突如として彼は狂気へと落ち果て暴君へと変貌する。数年間、恐怖で帝国を支配した後暗殺される。 |
− | かくして暴君へと変貌した彼は、数年も帝国を恐怖で支配し、そして暗殺されてしまった。
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− | ===関連===
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− | ;豹変の原因
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− | :型月では月によって狂気に堕ちたいう設定となったが、史実では病によって何らかの影響を及ぼしたという説を残している。
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ; [[ネロ・クラウディウス]] | | ; [[ネロ・クラウディウス]] |
| : 姪。狂気に堕ちても彼女のことが好きらしく、キャラクエでは部屋一面にネロのポスターを貼っている。 | | : 姪。狂気に堕ちても彼女のことが好きらしく、キャラクエでは部屋一面にネロのポスターを貼っている。 |
− | : ただし、(幸運判定しだいであるが)カリギュラの暴走を停止できる人物でもある。 | + | : (幸運判定しだいであるが)カリギュラの暴走を停止できる人物でもある。 |
| ; [[アグリッピナ]] | | ; [[アグリッピナ]] |
| : 妹。ネロの母親でもあり、彼女のこともネロと同じく愛していることが彼との会話の中から伺える。 | | : 妹。ネロの母親でもあり、彼女のこともネロと同じく愛していることが彼との会話の中から伺える。 |
− | : また、一説には彼と彼女には近親相姦の関係性があったと言われている。
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| ; [[ガイウス・ユリウス・カエサル]] | | ; [[ガイウス・ユリウス・カエサル]] |
− | : 祖先ユリアの兄。ちなみにカリギュラ自身の「本名」も「'''ガイウス・ユリウス・カエサル'''・アウグストゥス・ゲルマニクス」である。 | + | : 祖先ユリアの兄。 |
| : メインシナリオにおいては同じ連合ローマ帝国の「皇帝」同士であるが、互いの関係について言及することはなかったものの、イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』においては一緒に団子を食べながらコントの様な遣り取りを行う。 | | : メインシナリオにおいては同じ連合ローマ帝国の「皇帝」同士であるが、互いの関係について言及することはなかったものの、イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』においては一緒に団子を食べながらコントの様な遣り取りを行う。 |
| ;[[アルテラ]] | | ;[[アルテラ]] |
− | : メインシナリオにおいては全く関わりはないが、『月の女神はお団子の夢を見るか?』においては彼女に殺害される。 | + | : 『月の女神はお団子の夢を見るか?』においては彼女に殺害される。 |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ; 「――我が、愛しき、妹の子、よ。」 | | ; 「――我が、愛しき、妹の子、よ。」 |
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| :『監獄塔に復讐鬼は哭く』にて。監獄塔 シャトー・ディフに魂を囚われた主人公の前での独白。 | | :『監獄塔に復讐鬼は哭く』にて。監獄塔 シャトー・ディフに魂を囚われた主人公の前での独白。 |
| :曰く、彼の狂気は月の女神の恩寵であるため、時に失われる事もあるとのことで、このイベントでは正気を保った彼との会話シーンが描かれた。 | | :曰く、彼の狂気は月の女神の恩寵であるため、時に失われる事もあるとのことで、このイベントでは正気を保った彼との会話シーンが描かれた。 |
− | :A+クラスの狂化スキルの影響下でも失われることない、ネロへの本心からの愛情を思わせる名台詞ではあるが、その直後「主人公に言葉を告げるはずが唇がひとりでに姪への愛を紡ぐ」ことを詫びるという狂化関係なく筋金入りな伯父バカっぷりを見せつけた。 | + | :A+ランクの狂化スキルの影響下でも失われることない、ネロへの本心からの愛情を思わせる名台詞ではあるが、その直後「主人公に言葉を告げるはずが唇がひとりでに姪への愛を紡ぐ」ことを詫びるという狂化関係なく筋金入りな伯父バカっぷりを見せつけた。 |
| :ちなみに選択肢次第では、主人公は魂を囚われながらも心の声で(ネロ、いいよね)と某国民的長寿交番漫画の有名シーンのようなコメントを返し、カリギュラも「瞳を見ればわかる」と主人公の想いを察するという非常に高次元なコミュニケーションを繰り広げた。 | | :ちなみに選択肢次第では、主人公は魂を囚われながらも心の声で(ネロ、いいよね)と某国民的長寿交番漫画の有名シーンのようなコメントを返し、カリギュラも「瞳を見ればわかる」と主人公の想いを察するという非常に高次元なコミュニケーションを繰り広げた。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
− | *正式でこそなかったがCM第一弾から1シーンだけ見せるというなんとも早すぎる登場している。 | + | *彼の正体が正式に公開されたのはゲーム運営開始後からでだが、CM第一弾の時点から彼が「妹の子ネロ」というセリフを喋っているスクリーンショットが公開されており、その真名は早い段階から予想されていた。 |
− | *先述の通り、遠縁に当たるカエサルと同名であるが、それのみならず「“カッシウス”の名を持つ男」が率いる「大人数の暗殺団に襲撃され」落命したという共通点も持つ。
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| *真名であるカリギュラは渾名であり、「小さな軍靴」を意味する。一般的には「カリグラ」と表記されることも多い。 | | *真名であるカリギュラは渾名であり、「小さな軍靴」を意味する。一般的には「カリグラ」と表記されることも多い。 |
− | *A+ランクの『狂化』を持つバーサーカーは彼だけ。規格外のEXランクを除いた場合ではトップクラスの『狂化』を誇る。しかしその割には、狂気に苛まれつつも言語機能は喪失しておらず、ネロやローマについて意志を伴った言葉を口にする機会も多い。 | + | **「本名」は「'''ガイウス・ユリウス・カエサル'''・アウグストゥス・ゲルマニクス」であり、遠縁に当たる[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]と同名。 |
− | *キャラクエにおいてそのネロのポスターを貼りまくったりする愛情面をDr.ロマンから「親バカならぬ伯父バカ」と評されている。[[主人公 (EXTRA)|彼ないし彼女]]に対する今後の目線も厳しくなることだろう。 | + | *A+ランクの『狂化』を持つバーサーカーは彼だけ。規格外のEXランクを除いた場合ではトップの『狂化』を誇る。しかしその割には、狂気に苛まれつつも言語機能は喪失しておらず、ネロやローマについて意志を伴った言葉を口にする機会も多い。 |
− | **カリギュラにとって姪となるネロは、妹である小アグリッピナとその夫グナエウスの間に生まれた子である。しかしカリギュラとアグリッピナには肉体関係があったことから、'''「ネロの実の父親はカリギュラだったのではないか?」'''というとんでもな説も存在している。さすがに眉唾な話ではあるが、アグリッピナが日頃からカリギュラの周囲に顔を出していたことも事実であったために、このような風説が流れるのかもしれない。
| + | *キャラクエにおいてそのネロのポスターを貼りまくったりする愛情面をDr.ロマンから「親バカならぬ伯父バカ」と評されている。 |
− | *カリギュラの宝具『我が心を喰らえ、月の光』はアルテミスの縁者には効果がないことがプロフィールより読み取れるが、アルテミスの加護を受けて育った[[アタランテ]]、さらには[[オリオン|ご本人]]にさえもゲーム中では普通に効果を発揮する。 | + | **カリギュラにとって姪となるネロは、妹である[[アグリッピナ]]とその夫グナエウスの間に生まれた子である。しかし一説にはカリギュラとアグリッピナには肉体関係があったとされることから、'''「ネロの実の父親はカリギュラだったのではないか?」'''というとんでもな説も存在している。 |
| + | *カリギュラの宝具『我が心を喰らえ、月の光』はアルテミスの縁者には効果がないことがプロフィールより読み取れるが、アルテミスの加護を受けて育った[[アタランテ]]、さらには[[オリオン|アルテミス]]本人にさえもゲーム中では普通に効果を発揮する。 |
| **他に「アルテミスの縁者」に該当しそうな人物としては、アルテミスの神格自体を組み込んだ[[メルトリリス]]が挙げられる。何の因果か、メルトリリスもカリギュラと同じ加虐体質:Aを有している。 | | **他に「アルテミスの縁者」に該当しそうな人物としては、アルテミスの神格自体を組み込んだ[[メルトリリス]]が挙げられる。何の因果か、メルトリリスもカリギュラと同じ加虐体質:Aを有している。 |
− | *『ネロ祭』では「[[ガイウス・ユリウス・カエサル|偉大なるローマ]]」「[[ロムルス|偉大すぎるローマ]]」と並んで「'''まあ偉大なローマ'''」というなんとも微妙な名義で登場した。実際、彼らとカリギュラでは比べるのもおこがましいくらいではあるが…… | + | *『Grand Order』のイベント、「ネロ祭 決勝 超級 栄光なりしローマ」のボスとして登場した際の名義は「まあ偉大なローマ」。「監獄塔に復讐鬼は哭く 第五の扉・月光無情」のボスとして登場した際の名義は「暴食の具現」。 |
− | *生前の所業を考えると反英雄に近い存在であるが、人類史では英霊として刻まれた。マテリアルによると、月を司る神霊の悪戯とも狂気の陰に存在した理性、かつて名君と呼ばれた頃の精神が、人類焼却を前にして奮い立ったとされているが、狂気に囚われながらも僅かに残った愛が存在したことから。 | + | **ちなみに同じく「ネロ祭 決勝 超級 栄光なりしローマ」のボスとして登場した際の[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]と[[ロムルス]]の名義は「偉大なるローマ」と「偉大すぎるローマ」。実際、彼らとカリギュラでは比べるのもおこがましいくらいではあるが……。 |
| + | *生前の所業を考えると反英雄に近い存在であるが、人類史には英霊として刻まれた。マテリアルによると、「月を司る神霊の悪戯」だとも「狂気の陰に存在した理性、かつて名君と呼ばれた頃の精神が、人類史の終焉を前にして奮い立った」からだともしているが、彼本人は自身の中に狂気に囚われながらも僅かに残った愛が存在したためだと信じている。 |
| ==リンク== | | ==リンク== |
| * [[登場人物]] | | * [[登場人物]] |