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;人物
;人物
:石油王の息子。西欧とアラブ系の混血で、年齢は二十代中盤。外見はさわやかな印象を与える金髪の中東風美青年。
:石油王の息子。西欧とアラブ系の混血で、年齢は二十代中盤。外見はさわやかな印象を与える金髪の中東風美青年。
:一見すると気さくで人当たりがいいが、その性根は小心で冷酷。召喚したサーヴァントに不満があるからと当たり散らしたり、「魔術師のサーヴァント」に魔術の腕で劣等感を覚える等、人格に問題も多い。
:一見すると気さくで人当たりがいいが、その性根は小心で冷酷。生きた子供を平気で実験材料にするような一般的な魔術師特有の倫理観の無さに加え、召喚したサーヴァントに不満を抱いて当たり散らしたりするような身勝手さ、「魔術師のサーヴァント」に魔術の腕で勝負できると本気で思い込む自惚れの強さ等、問題だらけな性格をしている。
:魔術の技量は二流。しかし魔術師としての精神性は完成している。
:魔術の技量は二流。しかし魔術師としての精神性は完成している。
:ガリアスタの魔術は、百年ほど前に先祖が金で魔術を買い、特権階級の嗜みとして息子たちに残したもの。アトラムはその魔術の有用性を認め、石油資源に代わるものとして人体を用いて燃料とする工房を研究していた。平然と生贄を用いるが、人命を軽視しているわけではなく、金で買えるものを自分と同じ“人間”と捉えていないだけである。
:ガリアスタの魔術は、百年ほど前に先祖が金で魔術を買い、特権階級の嗜みとして息子たちに残したもの。アトラムはその魔術の有用性を認め、石油資源に代わるものとして人体を用いて燃料とする工房を研究していた。平然と生贄を用いるが、人命を軽視しているわけではなく、金で買えるものを自分と同じ“人間”と捉えていないだけである。
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
:10年前に時計塔から参戦した魔術師として知っており、「自分はエルメロイとは違う」と豪語し、馬鹿にする。
:10年前に時計塔から参戦した魔術師として知っており、「自分はエルメロイとは違う」と豪語し、馬鹿にする。
:……が、実際には彼と同じ轍を踏んでより酷い状況に陥り、最終的に戦争開始前に自滅して死亡するという結果に終わった。
:……が、実際にはそんな彼と全く同じ失敗を繰り返して自滅し、戦争が始まる前から脱落するという、彼よりも愚かで酷い結果に終わってしまう。
;[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイⅡ世]]
;[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイⅡ世]]
===月の聖杯戦争===
===月の聖杯戦争===
;[[玉藻の前|キャスター]]
;[[玉藻の前|キャスター]]
:サーヴァント。尊重すると言いながらも実際は見下しており、敗北した際は自己保身の為に彼女を犠牲にして逃走しようとしたが、皮肉な形で失敗に終わった。
:サーヴァント。尊重すると言いながらも実際は見下しており、敗北した際は自己保身の為に彼女を犠牲にして逃走しようとするも、それは皮肉な結果に終わった。
:なお彼女の方も彼の事は裏切りこそはしないものの、その性格は心底嫌っていたらしく、魔術師としての腕も「三流」と大いに見下していた。
:なお彼女の方も彼の事は裏切りこそはしないものの、その性格は心底嫌っていたらしく、魔術師としての腕も「三流」と大いに見下していた。
*『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、彼は本来第五次聖杯戦争に臨むため[[ジークフリート|竜血を受けた菩提樹の葉]]を触媒に用いるつもりだったと語られている。しかし、肝心の触媒は別の魔術に使用されて焼失してしまっていたのでその計画が実行される事は無かった。尤も、召喚に成功した所で両者の理念や性格は到底相容れるものではないため、[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]と同じようにすぐに関係が決裂してしまっていた事だろう。
*『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、彼は本来第五次聖杯戦争に臨むため[[ジークフリート|竜血を受けた菩提樹の葉]]を触媒に用いるつもりだったと語られている。しかし、肝心の触媒は別の魔術に使用されて焼失してしまっていたのでその計画が実行される事は無かった。尤も、召喚に成功した所で両者の理念や性格は到底相容れるものではないため、[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]と同じようにすぐに関係が決裂してしまっていた事だろう。
*[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|遊び半分で参加した前回のエルメロイ]]を引き合いに出して真剣に勝ちに行くと称してはいたものの、両者の参加動機はどちらも「家柄に箔を付ける」という意味で完全に一致しており、最終的にはサーヴァントとの関係がこじれた事が切っ掛けで自滅同然の末路を辿った所も同じである。
*[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|遊び半分で参加した前回のエルメロイ]]を引き合いに出して真剣に勝ちに行くと称してはいたものの、両者の参加動機はどちらも「家柄に箔を付ける」という意味で完全に一致しており、最終的にはサーヴァントとの関係がこじれた事が切っ掛けで自滅同然の末路を辿った所も同じである。
**ただ、生粋の騎士である[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]と典型的な魔術師の[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ケイネス]]は価値観が異なることに加えて、四次ランサーが婚約者であるソラウを黒子で魅了してしまったことがランサー陣営の関係の悪化に繋がったのに対し、アトラムは上記のように宝具が自分の望んだものでなかった事に加え、魔術師としての格の違いを見せつけられてプライドが傷つけられたことが切っ掛けであると、関係が決裂した原因は大きく違う。どっちにしろ、その末路は碌なものでないことに変わりない。
**ただ、生粋の騎士である[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]と典型的な魔術師の[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ケイネス]]は価値観が異なることに加えて、四次ランサーが婚約者であるソラウを黒子で魅了してしまったことがランサー陣営の関係の悪化に繋がったのに対し、アトラムは上記のように宝具が自分の望んだものでなかった事に加え、魔術師としての格の違いを見せつけられてプライドが傷つけられたことが切っ掛けであると、関係が決裂した原因そのものはは大きく違う。それでも、両方とも悲惨極まりない結末に終わった事には何ら変わりないのだが。
*『EXTELLA』において設定のみではあるが登場していた彼だが、彼のパートナーは何故か[[玉藻の前|お狐様]]であったという……。相性も性格もあまり噛み合わなそうな両者だが、名仲人と称されるムーンセルはいかにしてこの二名をくっつけるに至ったのだろうか?
*『EXTELLA』において設定のみではあるが登場していた彼だが、彼のパートナーは何故か[[玉藻の前|お狐様]]であったという……。相性も性格もあまり噛み合わなそうな両者だが、名仲人と称されるムーンセルはいかにしてこの二名をくっつけるに至ったのだろうか?
** 尤も、後にそのお狐様は[[主人公 (EXTRA)|消滅寸前の自分を救ってくれたパートナー]]と巡り合い、逆にその時に彼女を身代わりにして逃げ出そうとしたアトラムは悲惨な最期を遂げることとなる。<br>まるで[[葛木宗一郎]]と出会えた[[メディア|若奥様]]、そんな彼女を殺そうとしたら自分だけが死ぬ羽目となった第五次聖杯戦争の彼自身、という状況とそっくりである。
** 尤も、後にそのお狐様は[[主人公 (EXTRA)|理想のパートナー]]に出逢って消滅の危機から救われた事で[[主人公 (EXTRA)|その相手]]と結ばれる事になり、逆にその時に彼女を身代わりにして逃げ出そうとしたアトラムは因果応報とも言える悲惨な最期を遂げることとなる。<br>まるで[[葛木宗一郎]]と出会えた[[メディア|若奥様]]、そんな彼女を殺そうとしたら自分だけが死ぬ羽目となった第五次聖杯戦争の彼自身、という状況の再現である。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==