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カルデアの医療部門のトップを務める青年。周囲からは「'''Dr.ロマン'''」と呼ばれている。<br />何故かそう呼ばれる、としながらも本人も案外気に入っているようで「ロマニって呼びにくいから」「ロマンという言葉がいいから」と自称することもある。
 
カルデアの医療部門のトップを務める青年。周囲からは「'''Dr.ロマン'''」と呼ばれている。<br />何故かそう呼ばれる、としながらも本人も案外気に入っているようで「ロマニって呼びにくいから」「ロマンという言葉がいいから」と自称することもある。
 
; 略歴
 
; 略歴
: 『Grand Order』の世界で起きた聖杯戦争の参加者であるマリスビリーの助手として行動し、その翌年に特例としてカルデアの医療部門のトップとして招聘されたが、聖杯戦争以前の経歴は一切不明となっている。(第6特異点でホームズやキングハサンが彼を信用せず、カルデアに通信を聞かれる事を警戒していた最大の理由はこれ)
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: 『Grand Order』の世界で起きた聖杯戦争の参加者であるマリスビリーの助手として行動し、その翌年に特例としてカルデアの医療部門のトップとして招聘されたが、聖杯戦争以前の経歴は一切不明となっており、ソレが第六特異点でホームズやキングハサンが彼を信用せず、カルデアに通信を聞かれる事を警戒していた最大の理由。
 
: レイシフト実験を前にしてオルガマリーに現場から追い出されたので主人公の部屋(となる予定の空き部屋)でサボっていたところ、自室に案内された主人公と出くわす。
 
: レイシフト実験を前にしてオルガマリーに現場から追い出されたので主人公の部屋(となる予定の空き部屋)でサボっていたところ、自室に案内された主人公と出くわす。
 
: そのまま主人公と話し込んでいる最中に彼をオルガマリーやカルデア諸共爆殺しようと企んでいるレフから管制室へと来るよう促す通信が入るが、本来の待機場所と主人公の私室がかなり離れており、現場から管制室に来るまでの時間を逆算して彼が管制室に来るタイミングを見計らって爆破しようと考えていたレフは彼が来る前に爆破を敢行してしまったため、結果的にレフの破壊工作に巻き込まれる事なく無事に生存できた。
 
: そのまま主人公と話し込んでいる最中に彼をオルガマリーやカルデア諸共爆殺しようと企んでいるレフから管制室へと来るよう促す通信が入るが、本来の待機場所と主人公の私室がかなり離れており、現場から管制室に来るまでの時間を逆算して彼が管制室に来るタイミングを見計らって爆破しようと考えていたレフは彼が来る前に爆破を敢行してしまったため、結果的にレフの破壊工作に巻き込まれる事なく無事に生存できた。
 
: この結果、管制室にいた自分より上の階級の生存者が全滅してしまったため急遽カルデアの指揮を取ることとなり、特異点Fへレイシフトしてしまった主人公たちのオペレートも務める。ファーストオーダー終了後もその状況は一切好転せず、以降の作戦においても継続してオペレーターを務める傍ら、カルデア施設のメンテナンスや職員のケアなども引き受けているためほぼ不眠不休で作戦にあたっている。
 
: この結果、管制室にいた自分より上の階級の生存者が全滅してしまったため急遽カルデアの指揮を取ることとなり、特異点Fへレイシフトしてしまった主人公たちのオペレートも務める。ファーストオーダー終了後もその状況は一切好転せず、以降の作戦においても継続してオペレーターを務める傍ら、カルデア施設のメンテナンスや職員のケアなども引き受けているためほぼ不眠不休で作戦にあたっている。
 
: 主人公の口から現在は30歳独身であることが判明しているが、マシュには既婚者であると思われていた。
 
: 主人公の口から現在は30歳独身であることが判明しているが、マシュには既婚者であると思われていた。
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: 終局特異点で明かされたその正体は、カルデアの英霊召喚「第一号」であり、冬木の聖杯戦争でマリスビリーに召喚されたキャスターのサーヴァントが[[聖杯]]の力で人間となった者。そしてそのサーヴァントこそ、魔術王[[ソロモン]]である。
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: ソロモンを騙った[[ゲーティア|人理焼却の元凶]]を倒すために本来の姿に戻り、宝具『訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの』を使用して、世界や英霊の座からソロモン王は消滅、ロマニ・アーキマンが主人公に言葉を残して消えていったのであった。
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; 人物
 
; 人物
: 基本的には好人物なのだが、おちゃらけた言動が多く、どうにも軽薄な印象を与える。かなり緊迫した状況で茶化したり人任せな事を言ってマシュに怒られる事も少なくなく、初対面の相手にすら低く見られることもしばしば……というかお約束ネタと化している。ある人物の言葉を借りるなら、「弱気で、悲観主義で、根性なしで、そのクセ根っからの善人みたいなチキン」「何もかも諦めた人」なお、コミュ力には自信がないようである。
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: 基本的には好人物なのだが、打たれ弱くヘナチョコな優男。おちゃらけた言動が多く、どうにも軽薄な印象を与える。かなり緊迫した状況で茶化したり人任せな事を言ってマシュに怒られる事も少なくなく、初対面の人間にすら低く見られることもしばしばで、段々お約束ネタと化している。
: その一方で客観的に物事を見ているせいか、アレな言動や行動をする英霊に対するツッコミ役になることもしばしば。
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: 結果的に人理焼却の原因を作っており、サーヴァントであれば誰もが第一印象でロマンを『理由は分からないがコイツが悪い』と感じてしまう為、無意識に文句を言ってしまうことが多い。
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: ダメ出しをしなかったのはサーヴァントでない者、ひねくれ者、悪を悪と感じないバーサーカーといった面子である。
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: 根本はリアリストで悲観主義。ムードメーカーとして希望的観測を口にするものの、根本ではそれが絵空事と思っている為、どこか白々しい。
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: 人間好きではあるが『悲しい事は見たくない』というチキンなので、誰とも表面的な付き合いに留めてしまう。その代わりに誰とも仲良くなれる。
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: ある人物の言葉を借りるなら、「弱気で、悲観主義で、根性なしで、そのクセ根っからの善人みたいなチキン」。なおかつコミュ力に自信がないが、客観的に物事を見ているせいか、アレな言動や行動をする英霊に対するツッコミ役になることもしばしば。
 
: ただし、かなり真面目で深刻な話をする時はいつもと打って変わって真摯な態度になり、時に真面目で大人な対応をしたり、かなりマズい状況になると慌てて早計な判断や見識をしたり、己の無力さを真剣に嘆いたり後悔したりするなど、普段の気さくでお調子者な一面とはまた違った一面を見せる。
 
: ただし、かなり真面目で深刻な話をする時はいつもと打って変わって真摯な態度になり、時に真面目で大人な対応をしたり、かなりマズい状況になると慌てて早計な判断や見識をしたり、己の無力さを真剣に嘆いたり後悔したりするなど、普段の気さくでお調子者な一面とはまた違った一面を見せる。
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: 実は非常に責任感が強く、また相手を気遣うあまり強く求めることが出来ない。それは彼の優しすぎる言動にも現れており、「戦えない自分は安全なところから見てるしかない」といった自身への歯がゆさからも自分を卑下するような発言が時折ある。そのせいか自分に過剰な責任を追わせようとする向きがあり、またそれを他者に悟られないように気遣っている。
 
: 前述の評価からもわかる通り、良くも悪くも人間らしい人物。時計塔に行った事はなく、過去の時代において通信手段が魔術のように見える事から魔術師と呼ばれる事はあるが、ダ・ヴィンチ曰く魔術師ではなくただの人間。デミ・サーヴァント実験によって作られたマシュの存在をカルデア赴任から5年にして知った際には「今まで気がつけなかったこと」を嘆いたりしている。それだけに魔術師の考え方に基づいた非人道的な実験に対して強い嫌悪感を示したり、その結果生まれてきたマシュの在り方に理解を示そうとしていたりと善良な一般人視点で物事を見る事が出来、それ故にダ・ヴィンチ達からも何だかんだで信用されている所もある。
 
: 前述の評価からもわかる通り、良くも悪くも人間らしい人物。時計塔に行った事はなく、過去の時代において通信手段が魔術のように見える事から魔術師と呼ばれる事はあるが、ダ・ヴィンチ曰く魔術師ではなくただの人間。デミ・サーヴァント実験によって作られたマシュの存在をカルデア赴任から5年にして知った際には「今まで気がつけなかったこと」を嘆いたりしている。それだけに魔術師の考え方に基づいた非人道的な実験に対して強い嫌悪感を示したり、その結果生まれてきたマシュの在り方に理解を示そうとしていたりと善良な一般人視点で物事を見る事が出来、それ故にダ・ヴィンチ達からも何だかんだで信用されている所もある。
 
: 「マギ☆マリ」関連や、[[マリー・アントワネット|一部]][[ステンノ|キャラ]]に関する言動から察するに、結構なレベルのアイドルオタクでもある。
 
: 「マギ☆マリ」関連や、[[マリー・アントワネット|一部]][[ステンノ|キャラ]]に関する言動から察するに、結構なレベルのアイドルオタクでもある。
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**後に「あれが勝利の美酒の味わいってヤツさ」とまるで戦勝を経験したことがあるかのような言葉も発している。今後明かされるであろうカルデア以前の経歴も平凡なそれではないことが伺える。
 
**後に「あれが勝利の美酒の味わいってヤツさ」とまるで戦勝を経験したことがあるかのような言葉も発している。今後明かされるであろうカルデア以前の経歴も平凡なそれではないことが伺える。
 
*餡子は「こし餡」派。茶菓子、それも和菓子にこだわりがある様子で主人公達のピンチの最中に応援しつつもしっかり手には茶と菓子を持って観戦していたりすることをうっかり暴露する等なかなかにしたたかな御仁。稀にマシュの用意したとっておきの菓子を勝手に食べてしまう等困ったレベルの甘党であるようだ。
 
*餡子は「こし餡」派。茶菓子、それも和菓子にこだわりがある様子で主人公達のピンチの最中に応援しつつもしっかり手には茶と菓子を持って観戦していたりすることをうっかり暴露する等なかなかにしたたかな御仁。稀にマシュの用意したとっておきの菓子を勝手に食べてしまう等困ったレベルの甘党であるようだ。
*基本的には打たれ弱くヘナチョコな優男なのだが、実は非常に責任感が強く、また相手を気遣うあまり強く求めることが出来ない。それは彼の優しすぎる言動にも現れており、「戦えない自分は安全なところから見てるしかない」といった自身への歯がゆさからも自分を卑下するような発言が時折ある。そのせいか自分に過剰な責任を追わせようとする向きがあり、またそれを他者に悟られないように気遣っている。
   
*六章にてダ・ヴィンチちゃん曰く、「一度だけ願いをかなえる手段」を隠し持っていることが示唆された。同時に使用することで「消える」という代償があるそうだが……。
 
*六章にてダ・ヴィンチちゃん曰く、「一度だけ願いをかなえる手段」を隠し持っていることが示唆された。同時に使用することで「消える」という代償があるそうだが……。
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** 終章において第一宝具『訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの』である事が判明したが、使用すればソロモン王は世界はおろか英霊の座から「消える」というモノである。
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**前所長・マリスビリーの助手として参加した聖杯戦争以前の経歴が不明ということも相まって、ますます謎が深まったといえる。
 
**前所長・マリスビリーの助手として参加した聖杯戦争以前の経歴が不明ということも相まって、ますます謎が深まったといえる。
  
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