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== ビースト (Beast) ==
 
== ビースト (Beast) ==
七つの人類悪。人間の獣性から生み出された七つの災害。災害の獣どもの総称。
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'''七つの人類悪'''。人間の獣性から生み出された七つの災害。災害の獣どもの総称。
    
そもそも人類悪とは、文字通り人類の汚点であり、人類史を脅かし、人類を滅ぼす七つの災害を指している。<br>
 
そもそも人類悪とは、文字通り人類の汚点であり、人類史を脅かし、人類を滅ぼす七つの災害を指している。<br>
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全人類が内包しているであろうこの大いなる悪に誰も克つ事はできず、知恵を人類が捨てられないのと同じく、悪もまた捨てられない。
 
全人類が内包しているであろうこの大いなる悪に誰も克つ事はできず、知恵を人類が捨てられないのと同じく、悪もまた捨てられない。
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敵意によって人類を滅ぼそうとした[[ゴルゴーン]]のような復讐者や[[茨木童子]]のような人外とは完全に逆。彼女たちが人類「を」滅ぼそうとする悪なら、ビーストは人類「が」滅ぼす悪である。<br>
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その在り様は敵意によって人類を滅ぼそうとした[[ゴルゴーン]]のような復讐者や[[茨木童子]]のような人外とは完全に逆。彼女たちが人類「を」滅ぼそうとする悪なら、ビーストは人類「が」滅ぼす悪である。<br>
 
人理を脅かすものは、人理を守ろうとする願いそのもの。より善い未来を望む精神が、今の安寧に牙を剥くのである。
 
人理を脅かすものは、人理を守ろうとする願いそのもの。より善い未来を望む精神が、今の安寧に牙を剥くのである。
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当然これも霊基として存在し、顕現するが、通常のサーヴァントでは到底太刀打ち出来ないレベルの強さを持つだけでなく、一度ビーストが顕現すれば連鎖的に現れ、終局のⅦは『Grand Order』の世界のどこかに出現している。<br>
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当然これも霊基として存在し、顕現するが、通常のサーヴァントでは到底太刀打ち出来ないレベルの強さを持つ。<br>また、ビースト毎に何かしらの特殊能力を備えているだけでなく、一度ビーストが世界に顕現すれば其処に他のビースト達が連鎖的に顕現する宿命となる。[[ギルガメッシュ]]によると終局のⅦは『Grand Order』の世界のどこかに出現しているという。<br>
 
これを倒すために、安全装置たる[[グランドクラス|七つの冠位クラス]]のサーヴァントが召喚される。
 
これを倒すために、安全装置たる[[グランドクラス|七つの冠位クラス]]のサーヴァントが召喚される。
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==メモ==
 
==メモ==
 
*「単独顕現」はビーストのみがもつ特性とされている。「EXTRA世界なのでギリギリあり」という理由で単独で現界した『EXTELLA』の[[ギルガメッシュ]]や、自力で「単独顕現」を獲得したとされる[[マーリン]]などの例外もあるものの、[[両儀式|「両儀式」]]の持つ「単独顕現」については「このスキルを持つものは、即ち――」という意味深な記述がなされている。
 
*「単独顕現」はビーストのみがもつ特性とされている。「EXTRA世界なのでギリギリあり」という理由で単独で現界した『EXTELLA』の[[ギルガメッシュ]]や、自力で「単独顕現」を獲得したとされる[[マーリン]]などの例外もあるものの、[[両儀式|「両儀式」]]の持つ「単独顕現」については「このスキルを持つものは、即ち――」という意味深な記述がなされている。
*保有スキルとしてビーストⅠが「ネガ・サモン」を、ビーストⅡが「ネガ・ジェネシス」を、ビーストⅥが「ネガ・メサイア」を持つ。
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*保有スキルとして「ネガ・○○」というスキルを持つ。○○に入る呼称はそのビーストの在り様や経緯などで異なる。
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**判明しているものではビーストⅠが「ネガ・サモン」を、ビーストⅡが「ネガ・ジェネシス」を、ビーストⅥが「ネガ・メサイア」を持つ。
 
*『Grand Order』のメインプロットと同時期に制作が進行されたTVアニメ版『UBW』にて[[ギルガメッシュ]]が語るところによれば、[[聖杯の泥|汚染された冬木の聖杯]]も「人間を呪い殺すことのみに特化した人類悪の一つ」であるらしい。
 
*『Grand Order』のメインプロットと同時期に制作が進行されたTVアニメ版『UBW』にて[[ギルガメッシュ]]が語るところによれば、[[聖杯の泥|汚染された冬木の聖杯]]も「人間を呪い殺すことのみに特化した人類悪の一つ」であるらしい。
 
*人類悪というフレーズについては「英霊伝承~ヘンリー・ジキル / ハイド~」においても触れられており、その締め括りにH氏が「すべてを灼き尽くす程のそれが、かたちを成す時も来るだろう」と述べている。
 
*人類悪というフレーズについては「英霊伝承~ヘンリー・ジキル / ハイド~」においても触れられており、その締め括りにH氏が「すべてを灼き尽くす程のそれが、かたちを成す時も来るだろう」と述べている。
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